JPH07151615A - 光ファイバーセンサ - Google Patents

光ファイバーセンサ

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Publication number
JPH07151615A
JPH07151615A JP32597493A JP32597493A JPH07151615A JP H07151615 A JPH07151615 A JP H07151615A JP 32597493 A JP32597493 A JP 32597493A JP 32597493 A JP32597493 A JP 32597493A JP H07151615 A JPH07151615 A JP H07151615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
optical fiber
core
light
external force
Prior art date
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Pending
Application number
JP32597493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takeuchi
宏之 竹内
Naoki Ota
直樹 太田
Masatoshi Suzuki
雅才 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissei Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Electric Co Ltd filed Critical Nissei Electric Co Ltd
Priority to JP32597493A priority Critical patent/JPH07151615A/ja
Publication of JPH07151615A publication Critical patent/JPH07151615A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水による性能低下、絶縁不良の心配がなく、
しかもあらゆる方向からの外力を検出できる光ファイバ
ーセンサを提供する。 【構成】 コア2がシリコーンゴム、クラッド3が該シ
リコーンゴムよりも屈折率の低いエラストマーからな
り、コア2の一端に反射部材4を設けた検出用光ファイ
バー1の他端に、光源7に接続する入光用光ファイバー
5と受光体8に接続する受光用光ファイバー6とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧スイッチなどとし
て利用することのできる光ファイバーセンサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種機械装置、自動車などにおい
ては、マイクロスイッチ、テープ状スイッチなどの機械
的可動接点構造のスイッチが広く用いられている。
【0003】また、一対の電極間に導電ゴムを介装せし
めた加圧導電スイッチも提案されている(特開昭61−
143913号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の圧力スイ
ッチでは、屋外、水中で使用する場合、あるいは水がか
かった場合に、電極、接点が酸化して性能が低下するう
え、絶縁不良が生じるという問題があった。
【0005】また、水の影響を防ぐために、防水加工を
施すと、スイッチの構造が複雑になり大型化してしま
う。
【0006】更に、従来の圧力スイッチでは,一定方向
の圧力によってしか作動せず、あらゆる方向からの外力
を検出して、スイッチを作動させることはできなかっ
た。
【0007】本発明の目的は、このような従来の圧力ス
イッチの問題点を解消し、水による性能低下、絶縁不良
の心配がなく、しかもあらゆる方向からの外力を検出す
ることができる光ファイバーセンサを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために鋭意検討を重ねた結果、弾性を有する光
ファイバーに変形を与えると光透過量が変化することに
着目し、これを加圧センサとして使用することを考え、
本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明は、コアがシリコーンゴム、
クラッドが該シリコーンゴムよりも屈折率の低いエラス
トマーからなり、該コアの一端に反射部材を設けた検出
用光ファイバーの他端に、光源に接続する入光用光ファ
イバーと受光体に接続する受光用光ファイバーとを設け
たことを特徴とする光ファイバーセンサである。
【0010】
【作用】本発明は、弾性を有する光ファイバーが変形し
た場合、光ファイバー内の光透過量が変化する現象を利
用したものである。
【0011】本発明で用いる検出用光ファイバーは、コ
アがシリコーンゴム、クラッドが該シリコーンゴムより
も屈折率の低いエラストマーからなっているため、極め
て弾性に富み、外部からの力により容易に変形する。
【0012】この変形により光ファイバー内を通過する
光の透過量、即ち、光束の出力が低下する。従って、光
ファイバーの一端に設けた光源から検出用ファイバー内
の反射板を経由して光源と同じ側に位置する別の受光体
に光を送っていると、検出用光ファイバーの変形により
受光体の受光量が変化し、光ファイバーに外力が加わっ
たことを検知する。この受光体の受光量変化により、ス
イッチを作動させればよい。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の光ファイバーセンサの一例を示
す概略構成図、図2は、本発明で用いる検出用光ファイ
バーの一例を示す横断面図である。
【0014】図1において、1は検出用光ファイバー、
2はコア、3はクラッド、4は反射部材、5は入光用光
ファイバー、6は受光用光ファイバー、7はLED、L
Dなどの光源、8はフォトダイオード、フォトトランジ
スタなどの受光体、9は検出回路、10はコネクタであ
る。
【0015】検出用光ファイバー1は、図1あるいは図
2に示すように、コア2とクラッド3とで構成されてい
る。コア2は、シリコーンゴムからなり、クラッド3
は、コア2のシリコーンゴムよりも屈折率の低いエラス
トマーからなっている。コア2に使用するシリコーンゴ
ムとしては、ジメチルシロキサンポリマー、フェニル基
又はナフチル基含有シロキサンポリマー、メチルビニル
シロキサンポリマー等を挙げることができる。
【0016】クラッド3には、コア2に使用したシリコ
ーンゴムよりも屈折率の低いフッ素エラストマー等のエ
ラストマーが用いられる。
【0017】クラッド3に使用するフッ素エラストマー
としては、例えば、フッ素樹脂熱可塑性エラストマーな
どを挙げることができるが、特に、フッ素樹脂部分(ハ
ードセグメント、例えば、エチレン−テトラフルオロエ
チレン共重合体)とフッ素ゴム部分(ソフトセグメン
ト、例えば、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピ
レン−テトラフルオロエチレン共重合体)とからなるフ
ッ素エラストマーが好ましく用いられる。反射部材4に
は、アルミ板、ステンレス棒等が用いられる。
【0018】本発明で用いる検出用光ファイバー1を製
造するには、まず、クラッド成分となるエラストマー
で、直径1〜50mm、厚さ0.2〜2.5mm程度の
チューブを成形しておき、次いで上記チューブの内径よ
り若干大きい径の反射部材としてのアルミ板あるいはス
テンレス棒(厚さ0.2mm〜2.5mm程度)を挿入
する。
【0019】次に、液状のシリコーンゴム前駆体をその
中へ注入し、加熱、紫外線、放射線などの任意の手段で
シリコーンゴム前駆体を重合硬化させてコア成分とすれ
ばよい。また、コア成分とクラッド成分とを同時押出し
により、押し出し成形することも可能である。
【0020】本発明においては、検出用光ファイバー1
のコア2とクラッド3とは完全に密着せずに、界面が剥
離している方が、変形した際に光透過量の変化が大きく
なるので好ましい。
【0021】次に、本発明のセンサの動作説明を行な
う。まず、最初に、検出用光ファイバー1に外力が加わ
っていない図1の場合について説明する。
【0022】図1の光源(LED)7より出た光は、入
光用光ファイバー5によって、検出用光ファイバー1の
コア2へ導かれ、このコア内部で屈折しながら反射部材
4で反射される。更に、反射された光はコア内部で屈折
しながら、受光用光ファイバー6へ入射したのち、受光
体(フォトダイオード)8へ導かれる。
【0023】次に、検出用光ファイバー1に外力が加わ
った図3の場合について説明する。この場合には、外力
によって検出部のコア2、クラッド3が変形しており、
コア内部で光の漏れが生じている。この結果、受光体
(フォトダイオード)8で検出される光の量が図1の場
合と比較して減少する。
【0024】検出回路9は、検出用光ファイバー1に外
力が加わっていない図1の場合と、外力が加わって検出
用光ファイバー1が変形した図3の場合の光量の差を比
較することによって、外力の検出を行なっている。
【0025】更に、図3では、検出用光ファイバー1に
一方向から外力が加わった場合を表したが、図4のよう
に、両側から外力が加わった場合も同様に検出が可能で
ある。
【0026】なお、本発明においては、例えば入光用光
ファイバー5、受光用光ファイバー6の直径を各々0.
5mm、コア2の直径を1mm、クラッド部厚さを0.
5mm、反射部材を直径1mm、厚さ0.5mmの円筒
状の物とすることができる。
【0027】更に、ここでは、検出用光ファイバー1の
コア2と、入光用光ファイバー5、受光用光ファイバー
6とは、コネクタ10により接合させたが、円筒状のキ
ャップ等の手段によって接合させることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の光ファイバーセンサによれば、
信号媒体が電気ではなく光であるため、屋外、水中ある
いは水がかかるような場所での外力検出を、水の影響な
しに行うことができる。しかも、光ファイバーは、いず
れの方向から加わる外力によっても変形するため、あら
ゆる方向からの外力を検出することができる。
【0029】更に、弾性、可撓性に優れているため、複
雑な設置場所でも容易に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバーセンサの一例を示す概略
構成図である。
【図2】本発明で用いる検出用光ファイバーの一例を示
す横断面図である。
【図3】本発明で用いる検出用光ファイバーに外力が加
わった場合の状態図である。
【図4】検出用光ファイバーに両側から外力が加わった
場合の状態図である。
【符号の説明】
1 検出用光ファイバー 2 コア 3 クラッド 4 反射部材 5 入光用光ファイバー 6 受光用光ファイバー 7 光源 8 受光体 9 検出回路 10 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 6/12 6/42 7139−2K H01H 13/20 9177−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアがシリコーンゴム、クラッドが該シ
    リコーンゴムよりも屈折率の低いエラストマーからな
    り、該コアの一端に反射部材を設けた検出用光ファイバ
    ーの他端に、光源に接続する入光用光ファイバーと受光
    体に接続する受光用光ファイバーとを設けたことを特徴
    とする光ファイバーセンサ。
JP32597493A 1993-11-29 1993-11-29 光ファイバーセンサ Pending JPH07151615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32597493A JPH07151615A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 光ファイバーセンサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP32597493A JPH07151615A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 光ファイバーセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07151615A true JPH07151615A (ja) 1995-06-16

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ID=18182676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32597493A Pending JPH07151615A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 光ファイバーセンサ

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JP (1) JPH07151615A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1331345A3 (de) * 2002-01-23 2005-12-07 Jürgen Menz Sicherheitsschalteinrichtung
US7098445B2 (en) 2003-06-17 2006-08-29 Asmo Co., Ltd. Load detecting device
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WO2011135941A1 (ja) * 2010-04-30 2011-11-03 オリンパス株式会社 光ポテンショメータ及びマニピュレータ

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