JPH07151499A - 火器割当装置 - Google Patents

火器割当装置

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JPH07151499A
JPH07151499A JP5298539A JP29853993A JPH07151499A JP H07151499 A JPH07151499 A JP H07151499A JP 5298539 A JP5298539 A JP 5298539A JP 29853993 A JP29853993 A JP 29853993A JP H07151499 A JPH07151499 A JP H07151499A
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launching
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Fumiko Muraoka
史子 村岡
Toshio Furukawa
敏雄 古川
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地域防御を目的としたシステムにおいて、対
象とする多数の目標に対して、最適な飛翔体発射装置を
割り当てる。 【構成】 目標情報捕捉手段によって取得した目標情報
に基づいて、各目標に対する飛翔体発射装置の割当を最
適化するための各種変数(発射待機時間、会合時刻、到
達時間、会合距離あるいは命中確率)を算出する装置
と、この変数を入力として、各目標に関して、この変数
が最適となる飛翔体発射装置を割り当てるための割当装
置と、この割当結果を受けて、各目標に対して割り当て
られた飛翔体の発射時刻を決定する発射時刻決定装置か
ら成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として地域防御を
目的としたシステムにおいて、複数の目標に対して複数
の飛翔体発射装置を割り当てる火器割当装置に関わるも
のである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の火器割当装置の構成図
を示したものである。1は目標の位置情報および速度情
報を取得するレーダ、2は目標の脅威度を算出する脅威
度算出装置、3は目標に最適な飛翔体発射装置を割り当
てる割当装置、4は目標に割り当てられた飛翔体発射装
置から飛翔体を発射する時刻を決定する発射時刻決定装
置、5は目標に対する飛翔体発射装置の割当と目標に対
する飛翔体の発射時刻を決定する火器割当装置、6−1
〜6−nは各々配置位置を同じくする飛翔体発射装置で
ある。従来の火器割当装置5は、脅威度算出装置2と割
当装置3と発射時刻決定装置4から構成されている。
【0003】従来の火器割当装置5においては、レーダ
1により取得した目標の位置情報および速度情報をもと
に、脅威度算出装置2によって、目標の脅威度を算出す
る。また、割当装置3によって、目標の脅威度順に飛翔
体発射装置6−1〜6−nの番号順に目標に各飛翔体発
射装置6−1〜6−nを割り当てる。さらに、発射時刻
決定装置4によって、目標の発射時刻を目標を探知した
順序に従って決定する。ここで、脅威度とは、システム
の掩護地域の境界から目標を探知した地点までの距離に
よって表わされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上が従来の火器割当
装置の動作である。上記のように、従来の火器割当装置
においては、目標の脅威度順に各目標に飛翔体発射装置
を割り当てているため、発射待機時間、予想会合時刻、
到達時間、会合距離もしくは命中確率に関する考慮がな
されていない。とりわけ、地域防御を目的とするシステ
ムでは、各飛翔体発射装置を互いに離隔して配置するた
め、各飛翔体発射装置によって、発射待機時間、予想会
合時刻、到達時間、会合距離もしくは命中確率が異なる
ので、従来の火器割当装置を用いて、目標に飛翔体発射
装置の割当を行うと、発射待機時間、予想会合時刻、到
達時間、会合距離もしくは命中確率に関して最適化を行
うことができない。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、地域防御を目的としたシステムに
おいて、複数の目標に対して複数の飛翔体発射装置を、
発射待機時間、予想会合時刻、到達時間、会合距離もし
くは命中確率に関して最適に割り当てることができる火
器割当装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に関わる火器割
当装置は、目標情報捕捉手段によって取得した複数の目
標の位置情報および速度情報をもとに発射待機時間を算
出する発射待機時間算出装置を設け、割当装置におい
て、各目標に、配置位置の異なる複数の飛翔体発射装置
のうち、この発射待機時間算出装置によって算出した発
射待機時間が最小となる飛翔体発射装置を割り当て、そ
の結果から各飛翔体発射装置における飛翔体の割当数と
残数を求め、ここで、もし、飛翔体の残数が負となる飛
翔体発射装置があればこの割当の変更を行い、さらに、
この割り当て結果をもとに、発射時刻決定装置におい
て、発射時刻の決定を行うものである。
【0007】また、目標情報捕捉手段によって取得した
複数の目標の位置情報および速度情報をもとに会合時刻
を算出する会合時刻算出装置を設け、割当装置におい
て、各目標に、配置位置の異なる複数の飛翔体発射装置
のうち、この会合時刻算出装置によって算出した会合時
刻が最小となる飛翔体発射装置を割り当て、その結果か
ら各飛翔体発射装置における飛翔体の割当数と残数を求
め、ここで、もし、飛翔体の残数が負となる飛翔体発射
装置があればこの割当の変更を行い、さらに、この割り
当て結果をもとに、発射時刻決定装置において、発射時
刻の決定を行うものである。
【0008】また、目標情報捕捉手段によって取得した
複数の目標の位置情報および速度情報をもとに到達時間
を算出する到達時間算出装置を設け、割当装置におい
て、各目標に、配置位置の異なる複数の飛翔体発射装置
のうち、この到達時間算出装置によって算出した到達時
間が最大となる飛翔体発射装置を割り当て、その結果か
ら各飛翔体発射装置における飛翔体の割当数と残数を求
め、ここで、もし、飛翔体の残数が負となる飛翔体発射
装置があればこの割当の変更を行い、さらに、この割り
当て結果をもとに、発射時刻決定装置において、発射時
刻の決定を行うものである。
【0009】また、目標情報捕捉手段によって取得した
複数の目標の位置情報および速度情報をもとに会合距離
を算出する会合距離算出装置を設け、割当装置におい
て、各目標に、配置位置の異なる複数の飛翔体発射装置
のうち、この会合距離算出装置によって算出した会合距
離が最大となる飛翔体発射装置を割り当て、その結果か
ら各飛翔体発射装置における飛翔体の割当数と残数を求
め、ここで、もし、飛翔体の残数が負となる飛翔体発射
装置があればこの割当の変更を行い、さらに、この割り
当て結果をもとに、発射時刻決定装置において、発射時
刻の決定を行うものである。
【0010】また、目標情報捕捉手段によって取得した
複数の目標の位置情報および速度情報をもとに命中確率
を算出する命中確率算出装置を設け、割当装置におい
て、各目標に、配置位置の異なる複数の飛翔体発射装置
のうち、この命中確率算出装置によって算出した命中確
率が最大となる飛翔体発射装置を割り当て、その結果か
ら各飛翔体発射装置における飛翔体の割当数と残数を求
め、ここで、もし、飛翔体の残数が負となる飛翔体発射
装置があればこの割当の変更を行い、さらに、この割り
当て結果をもとに、発射時刻決定装置において、発射時
刻の決定を行うものである。
【0011】
【作用】この発明における火器割当装置は、発射待機時
間算出装置によって算出された発射待機時間を割当装置
への入力として、この割当装置において、各目標に飛翔
体発射装置を割り当てることにより、飛翔体の発射時刻
を最小とすることができる。
【0012】また、会合時刻算出装置によって算出され
た会合時刻を割当装置への入力として、この割当装置に
おいて、各目標に飛翔体発射装置を割り当てることによ
り、目標と飛翔体発射装置から発射する飛翔体との会合
時刻を最小とすることができる。
【0013】また、到達時間算出装置によって算出され
た到達時間を割当装置への入力として、この割当装置に
おいて、各目標に飛翔体発射装置を割り当てることによ
り、各目標の到達時間を最大とすることができる。
【0014】また、会合距離算出装置によって算出され
た会合距離を割当装置への入力として、この割当装置に
おいて、各目標に飛翔体発射装置を割り当てることによ
り、目標と飛翔体発射装置から発射される飛翔体との会
合距離を最大とすることができる。
【0015】また、命中確率算出装置によって算出され
た命中確率を割当装置への入力として、この割当装置に
おいて、各目標に飛翔体発射装置を割り当てることによ
り、飛翔体発射装置の目標に対する命中確率を最大とす
ることができる。
【0016】
【実施例】
実施例1 この発明の実施例として、目標情報捕捉手段にレーダを
用い、発射待機時間を割当装置3の入力とする場合につ
いて、図を用いて詳細に説明する。
【0017】図1は、発射待機時間を割当装置3の入力
とする火器割当装置の構成図を示したものである。1は
複数の目標の位置情報および速度情報を取得するレー
ダ、7は各目標に対する飛翔体の発射待機時間を算出す
る発射待機時間算出装置、3は各目標に最適な飛翔体発
射装置を割り当てる割当装置、4は各目標に割り当てら
れた飛翔体発射装置から飛翔体を発射する時刻を決定す
る発射時刻決定装置、5は発射待機時間算出装置7と割
当装置3と発射時刻決定装置4から構成される火器割当
装置、6−1〜6−nは各々配置位置の異なる飛翔体発
射装置である。
【0018】また、図2は、この発明の実施例の処理手
順を示すフローチャートである。以下に、図2における
処理手順について述べる。まず、発射待機時間算出装置
7において、レーダ1によって取得した各目標の位置情
報および速度情報をもとに、各目標TGTjに対する各
飛翔体発射装置LCRiの発射待機時間TFR(i,j)
を算出する(処理8)。次に、処理8の結果を受けて、
割当装置3において、各目標TGTjに対する各飛翔体
発射装置LCRiの割当処理(処理9〜13)を行う。
ここで、まず、各目標TGTjについて、発射待機時間
FR(i,j)が最小となる飛翔体発射装置LCRiを
選択し、各目標TGTjに割り当てる(処理9)。次
に、この割当結果に基づいて、各飛翔体発射装置LCR
iにおける飛翔体の割当数L(i)および残数R(i)
を求める(処理10)。さらに、処理10で求めた飛翔
体の残数R(i)が最小となる飛翔体発射装置LCRi
0 を求める(処理11)。この結果、最小の残数R(i
0 )が負となる場合は、飛翔体発射装置LCRi0 の割
当を減らす処理12〜13を行う。割当を減らすために
は、まず、飛翔体発射装置LCRi0 に割り当てられた
目標TGTjについて、もし、他の飛翔体発射装置LC
Riに割り当てた場合、最小となる発射待機時間MIN
(j)と飛翔体発射装置LCRImin (j)を求める。
次に、飛翔体発射装置LCRImin (j)のうちMIN
(j)が最小となる飛翔体発射装置LCRichg と目標
TGTjchg を求める(処理12)。さらに、目標TG
Tjchgの飛翔体発射装置LCRi0 への割当を飛翔体
発射装置LCRichg へと変更し、飛翔体発射装置LC
Ri0 の割当数L(i0 )を一つ減らすとともに、残数
R(i0 )を一つ増やす。同時に、飛翔体発射装置LC
Richg の割当数L(ichg )を一つ増やすとともに、
残数R(ichg )を一つ減らす(処理13)。ここで、
もし、未だ、最小の残数R(i0 )が負であれば、最小
の残数R(i0 )が零となるまで割当を減らす処理12
〜13を繰り返す。最小の残数R(i0 )が零となった
ら、割当確定フラグDTM(i0 )を1として、飛翔体
発射装置LCRi0 の割当を確定し、処理11にもど
り、再び、残数R(i)が最小の飛翔体発射装置LCR
0 を求める。ここで、さらに再び、最小の残数R(i
0 )が負であれば、上記の処理(処理12〜13および
処理11)を繰り返す。割当を減らす処理の結果、すべ
ての飛翔体発射装置の残数Rが負でなくなったら、各目
標に対する各飛翔体発射装置の割当を確定する。割当装
置3によって割当が確定したら、発射時刻決定装置4に
おいて、各目標に対して割り当てられた飛翔体の発射時
刻を決定する(処理14)。
【0019】実施例2 以下、この発明の実施例として、目標情報捕捉手段にレ
ーダを用い、会合時刻を割当装置3の入力とする場合に
ついて図を用いて詳細に説明する。
【0020】図3は、会合時刻を割当装置3の入力とす
る火器割当装置の構成図を示したものである。1は複数
の目標の位置情報および速度情報を取得するレーダ、1
5は飛翔体発射装置から発射される飛翔体と目標の会合
時刻を算出する会合時刻算出装置、3は各目標に最適な
飛翔体発射装置を割り当てる割当装置、4は各目標に割
り当てられた飛翔体発射装置から飛翔体を発射する時刻
を決定する発射時刻決定装置、5は会合時刻算出装置1
5と割当装置3と発射時刻決定装置4から構成される火
器割当装置、6−1〜6−nは各々配置位置の異なる飛
翔体発射装置である。
【0021】また、図4は、この発明の実施例の処理手
順を示すフローチャートである。以下に、図4における
処理手順について述べる。まず、会合時刻算出装置15
において、レーダ1によって取得した各目標の位置情報
および速度情報をもとに、各目標TGTjに対する各飛
翔体発射装置LCRiの会合時刻TP (i,j)を算出
する(処理16)。次に、処理16の結果を受けて、割
当装置3において、各目標TGTjに対する各飛翔体発
射装置LCRiの割当処理(処理17および処理10〜
13)を行う。ここで、まず、各目標TGTjに関し
て、会合時刻TP(i,j)が最小となる飛翔体発射装
置LCRiを選択し、各目標TGTjに割り当てる(処
理17)。次に、この割当結果に基づいて、各飛翔体発
射装置LCRiにおける飛翔体の割当数L(i)および
残数R(i)を求める(処理10)。さらに、処理10
で求めた飛翔体の残数R(i)が最小となる飛翔体発射
装置LCRi0 を求める(処理11)。この結果、最小
の残数R(i0 )が負となる場合は、飛翔体発射装置L
CRi0 の割当を減らす処理12〜13を行う。割当を
減らす処理12〜13については、実施例1と同様に行
う。ここで、もし、未だ、最小の残数R(i0 )が負で
あれば、最小の残数R(i0 )が零となるまで割当を減
らす処理12〜13を繰り返す。最小の残数R(i0
が零となったら、割当確定フラグDTM(i0 )を1と
して、飛翔体発射装置LCRi0 の割当を確定し、処理
11にもどり、再び、残数R(i)が最小の飛翔体発射
装置LCRi0 を求める。ここで、さらに再び、最小の
残数R(i0 )が負であれば、上記の処理(処理12〜
13および処理11)を繰り返す。割当を減らす処理の
結果、すべての飛翔体発射装置の残数Rが負でなくなっ
たら、各目標に対する各飛翔体発射装置の割当を確定す
る。割当装置3によって割当が確定したら、発射時刻決
定装置4において、各目標に対して割り当てられた飛翔
体の発射時刻を決定する(処理14)。
【0022】実施例3 以下、この発明の実施例として、目標情報捕捉手段にレ
ーダを用い、到達時間を割当装置3の入力とする場合に
ついて図を用いて詳細に説明する。
【0023】図5は、到達時間を割当装置3の入力とす
る火器割当装置の構成図を示したものである。1は複数
の目標の位置情報および速度情報を取得するレーダ、1
8は各目標の到達時間を算出する到達時間算出装置、3
は目標に最適な飛翔体発射装置を割り当てる割当装置、
4は各目標に割り当てられた飛翔体発射装置から発射さ
れる飛翔体の発射時刻を決定する発射時刻決定装置、5
は到達時間算出装置18と割当装置3と発射時刻決定装
置4から構成される火器割当装置、6−1〜6−nは各
々配置位置の異なる飛翔体発射装置である。
【0024】また、図6は、この発明の実施例の処理手
順を示すフローチャートである。以下に、図6における
処理手順について述べる。まず、到達時間算出装置18
において、レーダ1によって取得した各目標の位置情報
および速度情報をもとに、各目標TGTjに対する各飛
翔体発射装置LCRiの到達時間TPV(i,j)を算出
する(処理19)。次に、処理19の結果を受けて、割
当装置3において、各目標TGTjに対する各飛翔体発
射装置LCRiの割当処理(処理20,処理10〜1
1,処理21および処理13)を行う。ここで、まず、
各目標TGTjに関して到達時間TPV(i,j)が最大
となる飛翔体発射装置LCRiを選択し、各目標TGT
jに割り当てる(処理20)。次に、この割当結果に基
づいて、各飛翔体発射装置LCRiにおける飛翔体の割
当数L(i)および残数R(i)を求める(処理1
0)。さらに、処理10で求めた飛翔体の残数R(i)
が最小となる飛翔体発射装置LCRi0 を求める(処理
11)。この結果、最小の残数R(i0 )が負となる場
合は、飛翔体発射装置LCRi0 の割当を減らす処理2
1および処理13を行う。割当を減らすためには、ま
ず、飛翔体発射装置LCRi0 に割り当てられた目標T
GTjについて、もし、他の飛翔体発射装置LCRiに
割り当てた場合、最大となる到達時間MAX(j)と飛
翔体発射装置LCRImax (j)を求める。次に、飛翔
体発射装置LCRImax (j)のうちMAX(j)が最
大となる飛翔体発射装置LCRichg と目標TGTj
chg を求める(処理21)。さらに、目標TGTjchg
の飛翔体発射装置LCRi0 への割当を飛翔体発射装置
LCRichg へと変更し、飛翔体発射装置LCRi0
割当数L(i0 )を一つ減らすとともに、残数R
(i0 )を一つ増やす。同時に、飛翔体発射装置LCR
chg の割当数L(ichg )を一つ増やすとともに、残
数R(ichg )を一つ減らす(処理13)。ここで、も
し、未だ、最小の残数R(i0 )が負であれば、最小の
残数R(i0 )が零となるまで割当を減らす処理21お
よび処理13を繰り返す。最小の残数R(i0 )が零と
なったら、割当確定フラグDTM(i0 )を1として、
飛翔体発射装置LCRi0 の割当を確定し、処理11に
もどり、再び、残数R(i)が最小の飛翔体発射装置L
CRi0 を求める。ここで、さらに再び、最小の残数R
(i0 )が負であれば、上記の処理(処理21,処理1
3および処理11)を繰り返す。割当を減らす処理の結
果、すべての飛翔体発射装置の残数Rが負でなくなった
ら、各目標に対する各飛翔体発射装置の割当を確定す
る。割当装置3によって割当が確定したら、発射時刻決
定装置4において、各目標に対して割り当てられた飛翔
体の発射時刻を決定する(処理14)。
【0025】実施例4 以下、この発明の実施例として、目標情報捕捉手段にレ
ーダを用い、会合距離を割当装置3の入力とする場合に
ついて、図を用いて詳細に説明する。
【0026】図7は、会合距離を割当装置3の入力とす
る火器割当装置の構成図を示したものである。1は複数
の目標の位置情報および速度情報を取得するレーダ、2
2は飛翔体発射装置から発射される飛翔体と目標の会合
距離を算出する会合距離算出装置、3は各目標に最適な
飛翔体発射装置を割り当てる割当装置、4は各目標に割
り当てられた飛翔体発射装置から飛翔体を発射する時刻
を決定する発射時刻決定装置、5は会合距離算出装置2
2と割当装置3と発射時刻決定装置4から構成される火
器割当装置、6−1〜6−nは各々配置位置の異なる飛
翔体発射装置である。
【0027】また、図8は、この発明の実施例の処理手
順を示すフローチャートである。以下に、図8における
処理手順について述べる。まず、会合距離算出装置22
において、レーダ1によって取得した各目標の位置情報
および速度情報をもとに、各目標TGTjに対する各飛
翔体発射装置LCRiの会合距離RPV(i,j)を求め
る(処理23)。次に、処理23の結果を受けて、割当
装置3において、各目標TGTjに対する各飛翔体発射
装置LCRiの割当処理(処理24,処理10〜11,
処理21および処理13)を行う。ここで、まず、各目
標TGTjに関して、会合距離RPV(i,j)が最大と
なる飛翔体発射装置LCRiを選択し、各目標TGTj
に割り当てる(処理24)。次に、この割当結果に基づ
いて、各飛翔体発射装置LCRiにおける飛翔体の割当
数L(i)および残数R(i)を求める(処理10)。
さらに処理10で求めた飛翔体の残数R(i)が最小の
飛翔体発射装置LCRi0 を求める(処理11)。この
結果、最小となる残数R(i0 )が負となる場合は、飛
翔体発射装置LCRi0 の割当を減らす処理21および
処理13を行う。割当を減らす処理21および処理13
については、実施例3と同様に行う。ここで、もし、未
だ、最小の残数R(i0 )が負であれば、最小の残数R
(i0 )が零となるまで割当を減らす処理21および処
理13を繰り返す。最小の残数R(i0 )が零となった
ら、割当確定フラグDTM(i0 )を1として、飛翔体
発射装置LCRi0 の割当を確定し、処理11にもど
り、再び、残数R(i)が最小の飛翔体発射装置LCR
0 を求める。ここで、さらに再び、最小の残数R(i
0 )が負であれば、上記の処理(処理21,処理13お
よび処理11)を繰り返す。割当を減らす処理の結果、
すべての飛翔体発射装置の残数Rが負でなくなったら、
各目標に対する各飛翔体発射装置の割当を確定する。割
当装置3によって割当が確定したら、発射時刻決定装置
4において、各目標に対して割り当てられた飛翔体の発
射時刻を決定する(処理14)。
【0028】実施例5 以下、この発明の実施例として、目標情報捕捉手段にレ
ーダを用い、命中確率を割当装置3の入力とする場合に
ついて、図を用いて詳細に説明する。
【0029】図9は、命中確率を割当装置3の入力とす
る火器割当装置の構成図を示したものである。1は複数
の目標の位置情報および速度情報を取得するレーダ、2
5は飛翔体発射装置から発射される飛翔体と目標の予想
会合点における、飛翔体発射装置の目標に対する命中確
率を算出する命中確率算出装置、3は各目標に最適な飛
翔体発射装置を割り当てる割当装置、4は各目標に割り
当てられた飛翔体発射装置から飛翔体を発射する時刻を
決定する発射時刻決定装置、5は命中確率算出装置25
と割当装置3と発射時刻決定装置4から構成される火器
割当装置、6−1〜6−nは各々配置位置の異なる飛翔
体発射装置である。
【0030】また、図10は、この発明の実施例の処理
手順を示すフローチャートである。以下に、図10にお
ける処理手順について述べる。まず、命中確率算出装置
25において、レーダ1によって取得した各目標の位置
情報および速度情報をもとに、各目標TGTjに対する
各飛翔体発射装置LCRiの命中確率P(i,j)を求
める(処理26)。次に、処理26の結果を受けて、割
当装置3において、各目標TGTjに対する各飛翔体発
射装置LCRiの割当処理(処理27,処理10〜1
1,処理21および処理13)を行う。ここで、まず、
各目標TGTjに関して、命中確率P(i,j)が最大
となる飛翔体発射装置LCRiを選択し、各目標TGT
jに割り当てる(処理27)。次に、この割当結果に基
づいて、各飛翔体発射装置LCRiにおける飛翔体の割
当数L(i)および残数R(i)を求める(処理1
0)。さらに処理10で求めた飛翔体の残数R(i)が
最小の飛翔体発射装置LCRi0 を求める(処理1
1)。この結果、最小となる残数R(i0 )が負となる
場合は、飛翔体発射装置LCRi0 の割当を減らす処理
21および処理13を行う。割当を減らす処理21およ
び処理13については、実施例3と同様に行う。ここ
で、もし、未だ、最小の残数R(i0 )が負であれば、
最小の残数R(i0 )が零となるまで割当を減らす処理
21および処理13を繰り返す。最小の残数R(i0
が零となったら、割当確定フラグDTM(i0 )を1と
して、飛翔体発射装置LCRi0 の割当を確定し、処理
11にもどり、再び、残数R(i)が最小の飛翔体発射
装置LCRi0 を求める。ここで、さらに再び、最小の
残数R(i0 )が負であれば、上記の処理(処理21,
処理13および処理11)を繰り返す。割当を減らす処
理の結果、すべての飛翔体発射装置の残数Rが負でなく
なったら、各目標に対する各飛翔体発射装置の割当を確
定する。割当装置3によって割当が確定したら、発射時
刻決定装置4において、各目標に対して割り当てられた
飛翔体の発射時刻を決定する(処理14)。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されるた
め、以下に示す効果を奏する。
【0032】発射待機時間算出装置7によって算出した
発射待機時間を割当装置3への入力とし、この割当装置
3において、発射待機時間が最小となるように、各目標
へ飛翔体発射装置6−1〜6−nを割り当てるため、最
も早く飛翔体の発射を終了する。
【0033】また、会合時刻算出装置15によって算出
した会合時刻を割当装置3への入力とし、この割当装置
3において、会合時刻が最小となるように、各目標へ飛
翔体発射装置6−1〜6−nを割り当てるため、最も早
く飛翔体の目標との会合を終了する。
【0034】また、到達時間算出装置18によって算出
した到達時間を割当装置3への入力とし、この割当装置
3において、到達時間が最大となるように、各目標へ飛
翔体発射装置6−1〜6−nを割り当てるため、飛翔体
を発射する機会が最も多くなる。
【0035】また、会合距離算出装置22によって算出
した会合距離を割当装置3への入力とし、この割当装置
3において、会合距離が最大となるように、各目標へ飛
翔体発射装置6−1〜6−nを割り当てるため、飛翔体
は目標と最も遠方で会合する。
【0036】また、命中確率算出装置25によって算出
した命中確率を割当装置3への入力とし、この割当装置
3において、命中確率が最大となるように、各目標へ飛
翔体発射装置6−1〜6−nを割り当てるため、飛翔体
が目標に命中する確率が最も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す火器割当装置の構成
図である。
【図2】この発明の実施例1の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】この発明の実施例2を示す火器割当装置の構成
図である。
【図4】この発明の実施例2の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】この発明の実施例3を示す火器割当装置の構成
図である。
【図6】この発明の実施例3の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】この発明の実施例4を示す火器割当装置の構成
図である。
【図8】この発明の実施例4の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】この発明の実施例5を示す火器割当装置の構成
図である。
【図10】この発明の実施例5の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】従来の火器割当装置の構成図である。
【符号の説明】
1 レーダ 2 脅威度算出装置 3 割当装置 4 発射時刻決定装置 5 火器割当装置 6−1 飛翔体発射装置 6−2 飛翔体発射装置 6−n 飛翔体発射装置 7 発射待機時間算出装置 8 各目標に対する飛翔体発射装置の発射待機時間を算
出する処理 9 各目標につき発射待機時間が最小となる飛翔体発射
装置を選択する処理 10 各飛翔体発射装置につき割当数および残数を求め
る処理 11 残数が最小の飛翔体発射装置を求める処理 12 割当変更先の飛翔体発射装置と目標を求める(最
小値を選択)処理 13 割当を変更する処理 14 発射時刻を決定する処理 15 会合時刻算出装置 16 各目標に対する飛翔体発射装置の会合時刻を算出
する処理 17 各目標につき会合時刻が最小となる飛翔体発射装
置を選択する処理 18 到達時間算出装置 19 各目標に対する飛翔体発射装置の到達時間を算出
する処理 20 各目標につき到達時間が最大となる飛翔体発射装
置を選択する処理 21 割当変更先の飛翔体発射装置と目標を求める(最
大値を選択)処理 22 会合距離算出装置 23 各目標に対する飛翔体発射装置の会合距離を算出
する処理 24 各目標につき会合距離が最大となる飛翔体発射装
置を選択する処理 25 命中確率算出装置 26 各目標に対する飛翔体発射装置の命中確率を算出
する処理 27 各目標につき命中確率が最大となる飛翔体発射装
置を選択する処理

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標情報捕捉手段によって取得した複数
    の目標の位置情報および速度情報をもとに、複数の飛翔
    体発射装置から発射する各飛翔体と各目標との会合が可
    能となる発射時刻までの待機時間である発射待機時間を
    算出する発射待機時間算出装置と、この発射待機時間算
    出装置により算出する発射待機時間が最適となるように
    各目標に対する飛翔体発射装置の割当を求める割当装置
    と、この割当装置により求めた割当結果に基づき、各目
    標に対して割り当てられた飛翔体発射装置から発射する
    飛翔体の発射時刻を決定する発射時刻決定装置とで構成
    したことを特徴とする火器割当装置。
  2. 【請求項2】 目標情報捕捉手段によって取得した複数
    の目標の位置情報および速度情報をもとに、複数の飛翔
    体発射装置から発射する各飛翔体が各目標との会合する
    時刻である会合時刻を算出する会合時刻算出装置と、こ
    の会合時刻算出装置により算出する会合時刻が最適とな
    るように各目標に対する飛翔体発射装置の割当を求める
    割当装置と、この割当装置により求めた割当結果に基づ
    き、各目標に対して割り当てられた飛翔体発射装置から
    発射する飛翔体の発射時刻を決定する発射時刻決定装置
    とで構成したことを特徴とする火器割当装置。
  3. 【請求項3】 目標情報捕捉手段によって取得した複数
    の目標の位置情報および速度情報をもとに、複数の飛翔
    体発射装置から発射する各飛翔体と各目標との予想会合
    点から掩護地域の境界にこの目標が到達するまでの所要
    時間である到達時間を算出する到達時間算出装置と、こ
    の到達時間算出装置により算出する到達時間が最適とな
    るように各目標に対する飛翔体発射装置の割当を求める
    割当装置と、この割当装置により求めた割当結果に基づ
    き、各目標に対して割り当てられた飛翔体発射装置から
    発射する飛翔体の発射時刻を決定する発射時刻決定装置
    とで構成したことを特徴とする火器割当装置。
  4. 【請求項4】 目標情報捕捉手段によって取得した複数
    の目標の位置情報および速度情報をもとに、複数の飛翔
    体発射装置から発射する各飛翔体と各目標との予想会合
    点から掩護地域の境界までの距離である会合距離を算出
    する会合距離算出装置と、この会合距離算出装置により
    算出する会合距離が最適となるように各目標に対する飛
    翔体発射装置の割当を求める割当装置と、この割当装置
    により求めた割当結果に基づき、各目標に対して割り当
    てられた飛翔体発射装置から発射する飛翔体の発射時刻
    を決定する発射時刻決定装置とで構成したことを特徴と
    する火器割当装置。
  5. 【請求項5】 目標情報捕捉手段によって取得した複数
    の目標の位置情報および速度情報をもとに、複数の飛翔
    体発射装置から発射する各飛翔体と各目標との予想会合
    点において、各飛翔体が各目標に命中する確率である命
    中確率を算出する命中確率算出装置と、この命中確率算
    出装置により算出する命中確率が最適となるように各目
    標に対する飛翔体発射装置の割当を求める割当装置と、
    この割当装置により求めた割当結果に基づき、各目標に
    対して割り当てられた飛翔体発射装置から発射する飛翔
    体の発射時刻を決定する発射時刻決定装置とで構成した
    ことを特徴とする火器割当装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101252484B1 (ko) * 2012-09-18 2013-04-09 국방과학연구소 무기 자원 임무 할당 시스템
JP5697734B1 (ja) * 2013-11-29 2015-04-08 三菱電機株式会社 移動体搭載電子機器制御装置
KR20160119575A (ko) * 2015-04-06 2016-10-14 국방과학연구소 Fbde 기반의 교전계획 생성방법 및 생성시스템

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