JPH07150082A - 非ブリード性水性リキッドペーパーのためのアミノシラン - Google Patents

非ブリード性水性リキッドペーパーのためのアミノシラン

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JPH07150082A
JPH07150082A JP6266107A JP26610794A JPH07150082A JP H07150082 A JPH07150082 A JP H07150082A JP 6266107 A JP6266107 A JP 6266107A JP 26610794 A JP26610794 A JP 26610794A JP H07150082 A JPH07150082 A JP H07150082A
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polymer
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aminosilane
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JP6266107A
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Kay C Sanborn
ケイ・コネリー・サンボルン
Linda S Smith
リンダ・スーザン・スミス
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Rohm and Haas Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶液型液体の代わりに用いることができ、耐
水性、不透明度及び硬化のような他の特性に悪影響を及
ぼさない水性修正液の提供。 【構成】 本発明は、水性修正液に関するものであり、
本発明の修正液を用いると、ホワイトアウトによる書き
損じの修正又は文書の抹消中に起こる水性インキ染料の
ブリーディングが防止される。前記の事柄は、修正液が
陰イオン性又は非イオン性活性バインダーとアミノシラ
ンとを含む本発明に従って達成される。本発明のアミノ
シラン改質修正液は、溶液型液体の代わりに用いること
ができ、耐水性、不透明度及び硬化のような他の特性に
悪影響を及ぼさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、水性修正液に関するものであ
り、本発明の修正液を用いると、ホワイトアウト(whit
eout)としても知られている修正液による書き損じの修
正又は文書の抹消中に起こる水性インキ染料のブリード
が防止される。前記の事柄は、修正液が活性ポリマーバ
インダーとアミノシランとを含む本発明によって達成さ
れる。本発明のアミノシランで改質された修正液は、溶
液型液体(solvent-based fluids)の代わりに用いるこ
とができ、耐水性、不透明度(opacity )及び硬化のよ
うな他の特性に悪影響を及ぼさない。
【0002】
【発明の背景】書き損じをホワイトアウトするために用
いられる修正液は公知である。修正液は、一般的に、例
えば容器のねじ込キャップに取り付けられているブラシ
によって適用される。クレーのような顔料及び充填剤を
有することに加えて、修正液は、紙上に顔料を定着させ
るためのポリマーバインダー及び分散剤、並びに、修正
液の粘度を維持するための分散媒又は溶媒をも含む。溶
媒は、一般的に、炭化水素又は炭化水素の塩素化物のよ
うな揮発性有機溶媒である。修正液には、少なくとも2
つの欠点がある;即ち、修正液は環境的に不都合であ
り、又、適用された修正液を通って又は適用された修正
液中に、水性インキ染料がブリードする。ブリーディン
グ(bleeding)とは、修正された表面に浸透して来るイ
ンキ染料が原因となって、白色の修正層が青っぽい又は
赤っぽい色の又は他のタイプの汚点色(blemish color
)を呈する、ことを意味している。水性修正液(aqueo
us based correcting fluids )は、環境に対する影響
は最小であるが、溶液型修正液の代替として広く受け入
れられては来なかった。フェルトマーカー及びフェルト
ペン中に存在している水溶性インキ染料は、水性修正液
中に溶解し、修正液が適用された箇所の表面へと浸透
し、ブリードする。求められているものは、揮発性有機
溶媒を用いなくとも、書き損じを被覆するのに有効であ
り、尚且つ適用された修正液の耐水性、不透明度及び硬
化(curing)のような他の特性が維持されるノン・ブリ
ーディング修正液である。
【0003】新規なものであり且つ予期外の効果をもた
らすものは、アミノシラン改質組成物であり、それを用
いると、溶液型及び水性型インキ染料が修正層の中に又
は修正層を通り抜けてブリードするのが防止される。本
発明の非ブリード性システムには幾つもの利点がある:
即ち、第一に、フェルトマーカー及びフェルトペン中に
存在している水溶性インキ染料が修正液の中にブリード
して来るのを防止する;第二に、適用された修正液の耐
水性、不透明度及び硬化のような他の特性を維持する;
第三に、溶液型修正液と性能において等価な水性修正シ
ステムを提供する;及び第四に、溶液型システムと比べ
て、一般的に、溶媒を含まず、低レベルのVOCs (揮
発性有機化合物)を含む水性修正液を提供する。
【0004】
【従来技術】書き損じをホワイトアウトするのに用いら
れる修正液のブリーディングを防止するための他のシス
テムは公知であるが、何人も、アミノシラン改質ポリマ
ーを有効なブロッキング剤として用いていないし、又用
いることを示唆もしていない。例えば、ドイツ国特許第
W0 92/07039号は、 懸濁媒として水、又は水
と水混和性の揮発性有機溶媒との混合物を含み、修正さ
れるべき領域において染料を固定させるための陽イオン
性活性皮膜形成性バインダーを含む、ブリーディングを
防止することができる修正液を開示している。米国特許
第5,051,283号では、一塩基又は二塩基カルボ
ン酸のアルカリ金属塩を約1 − 25重量%、1つ又は
それ以上の塩形成アミン基を有し且つ分子量約50 −
300,000を有する水溶性有機化合物を約1 − 約
50重量%、及び水を約25 − 約98重量%含む、水
性塗料を浸出性化合物が汚染するのを防止する木材表面
のための表面処理組成物が開示されている。国際出願番
号PCT/US/第00643号は、少なくとも1つの
酸官能性ビニルポリマーと少なくとも1つのアミノ官能
性シロキサンポリマーとを含むポリマー組成物を開示し
ている。前記配合ポリマー組成物は、様々な支持体に対
して、改良された表面特性を示す準架橋(quasi-crossl
inked )されたアルカリ可溶性ポリマーネットワークを
特徴とする表面被覆を提供することができる。又、該P
CTでは、配合ポリマー組成物を製造する方法も開示し
ている。日本国特許公開第03−064305号は、カ
ルボキシル基含有水溶性樹脂、高分子水性分散液、及び
分子中にアミノ基を含む水溶性シランカップリング剤か
ら成る組成物を開示しており、該カルボキシル基含有水
溶性樹脂は酸価30 −800を有し、又、該高分子水
性分散液の固体重量100部当たりに、水性樹脂0.2
− 2.0重量部と、アミノ基含有シランカップリング
剤0.1 − 3重量部とが配合されている。
【0005】本発明の第一の態様では、1つ又はそれ以
上のアミン基を有し且つ分子量約100 − 約10,0
00を有するアミノシラン約0.1 − 約99.9重量
%で改質された、酸レベル約0.1 − 約99.9%を
有する酸官能性ビニルポリマーを含む、修正液中に水性
インキ染料がブリードするのを防止することができる組
成物を提供する。
【0006】本発明の別の態様では、書き損じを含む紙
支持体上に、酸レベル約0.1 −約99.9%を有す
る酸官能性ポリマーと、ポリマーの重量を基準としてア
ミノ官能性シラン約0.1 − 約99.9重量%との配
合物を適用する工程を含む、修正液中に水性インキ染料
がブリードするのを防止する方法を提供する。
【0007】本発明は、水性修正液に関するものであ
り、本発明の修正液を用いると、ホワイトアウトタイプ
の又はホワイト修正タイプの液体を用いての書き損じの
修正又は文書の抹消中に起こる水性インキ染料のブリー
ドが防止される。前記の事柄は、本発明にかかるよう
に、修正液が有効量の陰イオン性の又は非イオン性の活
性ポリマーバインダーとアミノシランとを含むことによ
って達成される。本発明のアミノシランで改質された修
正液は、溶液型液体の代わりに用いることができ、耐水
性、不透明度及び硬化のような他の特性に悪影響を及ぼ
さない。
【0008】新規なものであり且つ予期外の効果をもた
らすものは、紙支持体上の書き損じを被覆するために用
いられる修正液の中に水性インキ染料がブリードするの
を防止するための修正液であって、1つ又はそれ以上の
アミン基を有し且つ分子量約100 − 約10,000
を有するアミノシラン約0.1 − 約99.9重量%で
改質された、酸レベル約0.1 − 約99.9%を有す
る酸官能性ビニルポリマーを含むことを特徴とする前記
修正液、およびそれを用いる方法である。
【0009】本発明の別の態様では、紙支持体上の書き
損じの上に適用される修正液中に水性インキ染料がブリ
ードするのを防止する方法であって、酸レベル約0.1
−約99.9%を有する酸官能性ポリマーと、1つ又
はそれ以上のアミン基を有し且つ分子量約100 − 約
10,000を有するアミノシラン約0.1 − 約9
9.9重量%との配合物を紙支持体に対して適用する工
程を含む前期の方法を提供する。
【0010】酸官能性ポリマー 本発明に従って、アミノシランで改質される水性エマル
ジョンポリマーは、当業において公知である任意の方法
によって調製することができる。エマルジョンポリマー
の調製において有用なモノマーは、完全に又はその大部
分が、エチレン性不飽和基以外の他の反応性基を含んで
いないモノマーから成っている。酸官能性ポリマーの重
合において有用なモノマーは、たとえば、アルキル(メ
タ)アクリレート、スチレン、及び例えばヒドロキシエ
チルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシプロピルメタクリレート、エチレングリコー
ル・モノアリルエーテル、グリシジルアクリレート、グ
リシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテルの
ようなカルボン酸のビニルエステルから成る群より選択
することができる。
【0011】本発明の重合方法では、又、エチレン性不
飽和基に加えて、ヒドロキシル基、例えばN−メチロー
ルアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、
n−ブトキシメチルアクリルアミド、n−ブトキシメチ
ルメタクリルアミドなどに含まれるアルコキシメチルア
ミド基、又はエポキシ基などから成る群より選択される
他の反応性基を含むモノマーを、例えば0.1 − 10
重量%のような比較的少ない量で用いることもできる。
【0012】酸官能価(acid-functionality)は、通常
は(全ての場合ではないが)、例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、フマル酸、マレイン酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、ヒドロキシエチル−(メタ)−アクリル酸の燐酸
エステル、アクリルアミドプロパンスルホン酸、及びビ
ニルスルホン酸のような酸官能性モノマーを用いること
によって限定される。本発明の実施においては、好まし
くは、酸基を含むモノマー単位としてアクリル酸及び/
又はメタクリル酸及びイタコン酸及び/又はホスホエチ
ルメタクリレートが用いられる。
【0013】例えばトリアリルシアヌレート、ジビニル
マレエート、ジビニルアジペート、ビニルクロトネート
及びエチレングリコールジアクリレートエステル、アリ
ルメタクリレートなどのようなアルキレン性多不飽和モ
ノマーも、約1から約10重量%の量で、本発明のエマ
ルジョンポリマーを調製する際に有用に使用できる。
【0014】本発明のオレフィン性不飽和モノマーを重
合させるために様々な開始剤システムを用いることがで
きる。開始剤の適当なタイプは、たとえば過硫酸塩、過
酸化水素、例えばヒドロペルオキシドのような有機過酸
化物、及びアゾ化合物から成る群より選択でき、それぞ
れ単一の開始剤システムとして、又は還元体と組み合わ
せて用いることができる。モノマーの性質、ポリマーの
所望の特性、及びポリマー粒子の所望のサイズに応じ
て、様々な種類の乳化剤を別々に又は組合せて用いるこ
とができる。一般的に、陰イオン性乳化剤及び非イオン
性乳化剤の双方を用いることができる。任意に、保護コ
ロイドを用いることもできる。多くの場合、陰イオン性
乳化剤と非イオン性乳化剤との混合物が最も良い結果を
与える。重合させるときに用いられる化合物の適当な例
としては、アルキルベンゼンスルホネート及びアルキル
(C10−C18)スルフェート、モノ−ジアルキルホスフ
ェート、(C10−C18)脂肪酸塩、(C8 −C18)アル
コールのポリグリコールエーテル又はアルキルフェノー
ル、及びエチレンオキシドとプロピレンオキシドとのブ
ロックコポリマーがある。乳化剤は単独または組合せ
て、重合行程において用いることができる。用いられる
量は、モノマーのタイプ及び乳化剤のタイプによって左
右される。用いられる量は、固形分の総重量を基準とし
て、一般的には約0.1 − 約10重量%、更に詳しく
は約0.5 − 約5重量%である。
【0015】重合は、モノマーと総量の一部の水及び乳
化剤のプレエマルジョンをまず最初に製造し、次に開始
剤により重合を開始させることによっても影響されるこ
とがある。プレエマルジョン及び開始剤の計量時間は、
2 − 約5時間である。一方、最初にエマルジョン中で
モノマーの一部を重合させ、次に別々に又は混合して、
更なるモノマーを逐次的に加えることができる。更に、
モノマーを又はある種のタイプのモノマーの組合せを最
初に重合させ、次に他のモノマーを又はモノマーの組合
せを加え、層構造を有するポリマー粒子を形成すること
ができる。このタイプの構造は、時には、コア・シェル
(core-shell)ポリマー又はシース(sheath)ポリマー
と呼ばれている。酸基の濃度は、各層で異なっているこ
とができ、例えば前記粒子の外側では酸基の濃度が高
く、粒子の中心では低濃度であることもできる。必要な
酸の量は、ポリマーの総重量を基準として、2.0重量
%未満、例えば0.5 − 1.0重量%であることがで
きる。コアシェルポリマーを製造する方法に関する更な
る説明は、本明細書中で参照され、その一部とされる米
国特許第4,916,171号に記載されている。
【0016】重合は異なるサイズのポリマー粒子を重合
させることによっても影響されることがあり、その場
合、粒度分布における幾つもの明瞭な極大は多峰分散液
(polymodal dispersion)をもたらし、又、粒度分布曲
線における2つの明瞭な極大は双峰分散液(bimodal di
spersion)を示す。双峰分散液の調製は、本明細書中で
参照され、その一部とされる米国特許第4,384,0
56号において更に詳細に説明されている。多峰分散液
を製造する方法に関する更なる説明は、本明細書中で参
照され、その一部とされる米国特許第4,539,36
1号に記載されている。重合中の反応温度は、−15か
ら100℃であり、好ましくは、重合は、理想的には2
0 − 90℃で行う。
【0017】重合中に、他の化合物;即ち、例えばメル
カプトンのような分子量調節剤又は連鎖移動剤、及び例
えば重炭酸ナトリウムのような緩衝剤が、存在していて
もよい。更に、可塑剤、架橋剤、流動促進剤(flow-pro
moting agent)、増粘剤、無機及び有機顔料を含む着色
剤又は顔料のような物質が重合中に存在していてもよ
く、又は前記物質を重合後に加えてもよい。又、本明細
書中で参照され、その一部とされる米国特許第2,98
0,652号、第4,599,417号及び第4,77
7,265号において開示されていて、且つ前記特許に
従って調製される接着促進モノマーが、酸官能性ポリマ
ーの重合の際に存在していてもよい。エマルジョンポリ
マーを、例えばラウリル硫酸ナトリウムなどのような界
面活性剤を用いて重合させるときには、アミノシランを
組み込み、改質された酸官能性ポリマーに対して安定性
を提供するために、追加の界面活性剤を加えることが必
要であることがある。用いられる界面活性剤のレベル
は、必要ならば、エマルジョンポリマーの重量を基準と
して、約0.1 − 約10重量%である。
【0018】アミノシラン 本発明の水性システムでは、アミノシランの過剰な反応
性を活用する。反応性アミノシランを酸官能性ビニルポ
リマーと併用すると、水性インキ染料を効果的に固定し
且つホワイトアウト・タイプの修正液中に水性インキ染
料が移動するのを防止する修正液がつくられると考えら
れる。しかしながら、これは、本発明において起こると
我々が信じている事柄に関する単なる理論であって、発
明の範囲を限定するものではない。本発明の範囲は、特
許請求の範囲において規定されるものである。本発明の
アミノシラン改質修正液は、酸官能性ポリマーに対して
アミノシランの有効量を加えることによって調製され
る。前記ポリマーに加えられるアミノシランの量は、酸
官能性ポリマーの酸含量の関数である。酸官能性ポリマ
ーの酸レベルが、アルカリ可溶性タイプ樹脂と呼ばれる
のに十分である場合、酸含量は、前記ポリマーの重量を
基準として、約10 − 約100重量%である。好まし
くは、酸官能性可溶性樹脂における酸レベルは、約15
− 約50重量%であり、更に好ましくは約15 − 約
25重量%である。酸官能性又はアルカリ可溶性ポリマ
ーを改質するためのアミノシランのレベルは、約10
− 約100%である。酸官能性ポリマー可溶性樹脂を
改質するためのアミノシランの好ましいレベルは、ポリ
マーの重量を基準として、約15 −約50%であり、
更に好ましくは約15 − 約25%である。
【0019】酸官能性ポリマーがコアシェルタイプ樹脂
である場合、前記コアシェルの酸含量は、全ポリマーの
重量を基準として、約0.5 − 約50重量%であり、
酸官能性コアシェル樹脂における好ましい酸レベルは、
約0.5 − 約30%であり、更に好ましくは約0.5
− 約30%である。酸官能性コアシェルポリマーを改
質するためのアミノシランのレベルは、約0.5 − 約
50%である。酸官能性コアシェルポリマーを改質する
ためのアミノシランの好ましいレベルは、ポリマーの重
量を基準として、約0.5 − 約30%であり、更に好
ましくは約0.5− 約25%である。酸官能性エマル
ジョンポリマーが、例えば双峰、単峰、又は多峰タイプ
のモルホロジーである場合、エマルジョンの酸含量は、
ポリマーの重量を基準として、約0.5 − 約20重量
%である。好ましくは、酸官能性双峰タイプポリマーに
おける酸レベルは、約0.5 − 約10%であり、更に
好ましくは約0.5 −約5%である。酸官能性エマル
ジョンポリマーを改質するためのアミノシランのレベル
は、約0.5 − 約20%である。酸官能性双峰ポリマ
ーを改質するためのアミノシランの好ましいレベルは、
ポリマーの重量を基準として、約0.5− 約10%で
あり、更に好ましくは約0.5 − 約5%である。
【0020】酸官能性ビニルポリマーに対して不十分な
アミノシランを用いる場合、例えば乾燥した修正液の耐
水性のような特性が損なわれることがあり、尚且つブリ
ーディングの防止が最適化されないか又は悪影響を受け
る可能性がある。これに対して、ブリーディングを防止
するために酸官能性ビニルポリマーに対して高レベルす
ぎるアミノシランを用いた場合、過剰のアミノシラン
は、例えば修正液の不透明度及び硬化のようなビニル被
膜特性に対して悪影響を与えるかもしれない。この発明
の実施においては、様々な分子量のアミノシランを用い
て、酸官能性ビニルポリマーを改質することができる。
しかしながら、アミノシランは、ゲル透過クロマトグラ
フィーによって測定した場合に、好ましくは約100
− 約10,000の数平均分子量を有していることが
好ましく、更に好ましくは数平均分子量約150 − 約
5000を有する。例えば溶解性、機械適用性などのよ
うな実用上の考慮は、一般的に、アミノシランの分子量
に関する唯一の制限である。便宜的には、分子量は、最
大で約1000を超えないことが最も好ましい。
【0021】一般的に、アミノシランは、シリコーンを
含む有機材料である。無着色修正液における水性及び溶
液型インキ染料のブリーディングを防止するための酸官
能性ポリマーの有効な改質剤であると認められたアミノ
シランは、トリメトキシシリルプロピルジエチレントリ
アミン、N−メチルアミノプロピルトリメトキシシラ
ン、アミノエチルアミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、アミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン
(ダウ・コーニング Z−6020)、 アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシ
シラン、アミノアルキルシリコーンポリマー、アミノエ
チルアミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、
N−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン、メチル
アミノプロピルトリメトキシシランなどから成る群より
選択することができる。前記アミノシランは、ミシガン
州ミッドランドにあるダウ・コーニング、コネチカット
州ダンバリーにあるユニオン・カーバイド Specialty C
hemicals Division、 ニュージャージー州ピスカタウェ
イ(Piscataway)にあるハルス・オブ・アメリカ(Huls
of America)から市販されている。
【0022】更に、酸官能性ポリマーのための改質剤と
して用いたときに、修正液のブリーディングを防止する
ことができる他のシランとしては、第四級アミノシラ
ン、エポキシシランなどが挙げられる。更に他のシラン
としては、メルカプトシラン、ビニルシラン、メタクリ
ロキシシランなどが挙げられる。本発明の実施において
は、アミノシラン改質修正液は、酸含有ビニルポリマー
に対して特定量のアミノシランを加えることによって、
調製する。アミノシランを添加する方法は、当業におい
て知られている任意のものでよく、例えば攪拌、震盪、
機械的混合などがある。添加されるシランの量は、上述
の理由により、ポリマーの酸含量に関して特定の割合で
あるべきである。本発明の実施では、アミノ官能性シラ
ンは、好ましくは、エマルジョンビニルポリマーの重合
後に加える。しかしながら、望むならば、重合中に、ア
ミノ官能性シランを加えることもできる。又、アミノシ
ランを、酸官能性ポリマーに比例しない量で用いる場
合、ブリーディング防止性と修正液の物理的性質に対し
て悪影響が起こることがある。以下、非限定的な実施例
を掲げて、本発明に従って調製されるアミノシラン改質
修正液を更に説明する。以下の実施例は、本発明を説明
することを意図したものであり、本発明の範囲を限定し
ようとするものではない。
【0023】試験法 小さな別々の粒子であるインキ染料は、修正液が適用さ
れる点において修正液の表面へと拡散移行する。この拡
散移行及びその後の浸透及び修正液表面の変色を、「ブ
リーディング」と呼ぶ。我々はアミノシラン改質ポリマ
ーに基づく水性修正液が、典型的な水性サインペンのイ
ンキ染料をブロックキング又は固定するのに有効で、且
つ修正液中へのインキ染料のブリーディングを防止する
のにも有効であること見いだした。本発明の実用性を証
明するために、以下の方法を用いた:即ち、 1.ペンマーキング(以下に実験の対象となったペンを
示した)を、白色標準ボンド紙上に適用した。 パイロット レーザー ポイント(青/黒)−陰イオン性 (Pilot Razor Point) ペンテル ローリング ライター(緑)−陰イオン性 (Pentel Rolling Writer) ユニボール(青)−陰イオン性 (Uniball) ペーパーメイト メタルローラー(青)−陰イオン性 (Paper Mate Metal Roller) エクスプレス(黒)−陽イオン性 (Express) 2.ブラシアプリケーターを用いて、透明な無着色配合
物と着色対照配合物の双方を、インキが付着している紙
の上に適用した。 3.乾燥した皮膜を、ブリーディング、汚れ(smearin
g)、及び表面の色の変化に関して検査した。 4.着色配合物を、第一着色塗膜上に適用した。 5.乾燥した皮膜を、汚れ/ブリーディング及び隠ぺい
(coverage)/不透明度に関して再検査した。
【0024】結果の評価 インキブリードは、汚れの量で1 − 10の等級によっ
て評価した。その場合、10は汚れ及びブリーディング
が極めてひどく、1はインキ染料が固定されブロックさ
れてブリーディング又は汚れが無い、ことを示してい
る。修正表面の隠ぺいも又、1 − 10の等級に分けて
評価している。1は1パス後の完全な隠ぺいを示してお
り;4は2パス後の完全な隠ぺいを示しており;10は
2パス後にも隠ぺいされていないことを示している。1
− 5の等級は合格であると考えられる。
【0025】透明配合物のサンプルを以下のようにして
調製した:即ち、 1.所定量のポリマーをプラスチック容器に注ぎ、その
容器を実験室用ミキサー上に配置する。 2.所定量の Triton X−405(非イオン性界面活性
剤)をポリマーに加え、完全に混合する。 3.所定量のZ−6020(アミノシラン化合物)をそ
の混合物に加え、完全に混合する。 4.試験前に、サンプルを一晩平衡させる。
【0026】実施例1 − 無着色透明塗膜の染料汚染ブ
ロッキング又は染料の固定 無着色エマルジョンサンプルを様々な量のZ−6020
(アミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン)で
改質し、インキブリードに関して試験した。エマルジョ
ン組成物は、52.3 BA/46.8 MMA/1.3
AA/0 −5%接着促進剤である。前記接着促進剤
は、モノマーの幾つかの組合せの代わりに用いており、
前記エマルジョン組成物のモルホロジーは、双峰の粒度
分布である。 配合に関しては表1(a)を、試験結果
に関しては表1(b)を参照。
【0027】 表1(a) ポリマー Triton X−405 Z−6020 A 100g − − B 100g 1.23g 1.23g C 100g 1.23g 2.46g 配合物を調製するために、Z−6020を加える前に、
Triton X−405をポリマーに攪拌しながら加えた。
【0028】 表1(b) インキブリード評価 サンプル Pilot Pilot Pentel Express Uniball Paper Mate フ゛ラック フ゛ルー ク゛リーン フ゛ラック フ゛ルー フ゛ルー A 対照 9 9 9 9 9 9 B 2% Z-6020 2 2 4 2 2 2 C 4% Z-6020 1 1* 2 1 1* 1* * 青色から紫色への色の変化が認められた。 Z−6020を加えると、インキブリードが改良され
た。
【0029】実施例2 − 無着色透明塗膜の染料汚染ブ
ロッキング 無着色エマルジョンを様々な量のZ−6020で改質
し、インキブリードに関して試験した。エマルジョン組
成物は、51.9 BA/46.8 MMA/1.3 A
A ラテックス と 51 BA/46.9 MMA/1.
3 AA/0 − 5%接着促進剤との50/50配合物
である。前記接着促進剤は、モノマーの幾つかの組合せ
の代わりに用いており、前記エマルジョンのモルホロジ
ーは、多峰(multi lobe)粒度ポリマーである。配合に
関しては表2(a)を、試験結果に関しては表2(b)
を参照。
【0030】 表2(a) ポリマー Triton X−405 Z−6020 D 100g − − E 100g 1.10g 0.55g F 100g 1.10g 1.10g G 100g 1.10g 1.60g 実施例1で説明したのと同じ配合手順を、実施例2でも
用いた。
【0031】 表2(b) インキブリード評価 サンプル Pilot Pilot Pentel Express Uniball Paper Mate フ゛ラック フ゛ルー ク゛リーン フ゛ラック フ゛ルー フ゛ルー D 対照 7 7 7 2 6 6 E 1% Z-6020 5 5 7 2 6 4 F 2% Z-6020 6 6 7 2 5 5* G 3% Z-6020 2 4 6 1 4 3* Z−6020を加えると、インキブリードが改良され
た。
【0032】実施例3 − 無着色透明塗膜の染料汚染ブ
ロッキング 無着色エマルジョンサンプルを、様々な量のZ−602
0で改質し、インキブリードに関して試験した。エマル
ジョン組成物は、34.5 EHA/55 MMA/2.
5 ST/8 MAA/0.57 nDDM である。配合
に関しては表3(a)を、試験結果に関しては表3
(b)を参照。
【0033】 表3(a) ポリマー Triton X−405 Z−6020 H 100g − − I 100g 0.8g 1.6g J 100g 1.0g 3.3g 実施例1で説明したのと同じ配合手順を、実施例3でも
用いた。
【0034】 表3(b) インキブリード評価 サンプル Pilot Pilot Pentel Express Uniball Paper Mate フ゛ラック フ゛ルー ク゛リーン フ゛ラック フ゛ルー フ゛ルー H 対照 0% 8 8 8 8 8 8 I 4.3% Z-6020 5 5 6 2 4 6 J 8.9% Z-6020 5 5 6 2 4 6 Z−6020を加えると、インキブリードが改良され
た。
【0035】実施例4 − 無着色透明塗膜の染料汚染ブ
ロッキング 無着色アルカリ可溶性エマルジョンサンプルを、様々な
量のZ−6020(アミノエチルアミノプロピルトリメ
トキシシラン)で改質し、インキブリードに関して試験
した。エマルジョン組成物は(80 EA/20 MMA
/1.95%nDDM、分子量 − 40,000−5
0,000)である。配合に関しては表4(a)を、試
験結果に関しては表4(b)を参照。
【0036】 表4(a) ポリマー Triton X−405 Z−6020 K 100g − − L 100g 1.1g 5.0g M 100g 1.1g 8.3g 実施例1で説明したのと同じ配合手順を、実施例4でも
用いた。
【0037】 表4(b) インキブリード評価 サンプル Pilot Pilot Pentel Express Uniball Paper Mate フ゛ラック フ゛ルー ク゛リーン フ゛ラック フ゛ルー フ゛ルー K 対照 0% 8 8 8 8 8 8 L 20% Z-6020 2 2 4 1 2 1 M 33.2% Z-6020 2 2 3 1 2* 1* * 青色から紫色への色の変化が認められた。 Z−6020を加えると、インキブリードが改良され
た。
【0038】実施例5 − 無着色透明塗膜の染料汚染ブ
ロッキング 無着色アルカリ可溶性エマルジョンサンプルを、様々な
量のZ−6020(アミノエチルアミノプロピルトリメ
トキシシラン)で改質し、インキブリードに関して試験
した。エマルジョン組成物は(53 EA/26 MMA
/3 CST/18 MAA/0.7 MMP、分子量 −
50,000−60,000)である。配合に関して
は表5(a)を、試験結果に関しては表5(b)を参
照。
【0039】 表5(a) ポリマー Triton X−405 Z−6020 N 100g − − O 100g 1.2g 3.3g P 100g 1.2g 6.6g 実施例1で説明したのと同じ配合手順を、実施例5でも
用いた。
【0040】 表5(b) インキブリード評価 サンプル Pilot Pilot Pentel Express Uniball Paper Mate フ゛ラック フ゛ルー ク゛リーン フ゛ラック フ゛ルー フ゛ルー N 対照 0% 8 8 8 8 8 8 O 18.3% Z-6020 4 4 5 2 2 4 P 36.6% Z-6020 4 4* 4 3 3* 5* Q 陽イオン性 1 1 1 1 1 1 対照バインダー * 青色から紫色への色の変化が認められた。 陽イオン性対照ポリマーは、陽イオン性溶液ポリマーで
ある。Z−6020を加えると、インキブリードが改良
された。
【0041】実施例6 − 着色配合物による染料汚染ブ
ロッキング 幾つもの市販の比較修正液配合物をインキブリード及び
被覆面積に関して評価した。試験結果については表6を
参照。
【0042】 表6(b) インキブリード評価 サンプル Pilot Pilot Pentel Express Uniball Paper Mate フ゛ラック フ゛ルー ク゛リーン フ゛ラック フ゛ルー フ゛ルー R LIQUID 3/4 3/4 3/4 6 2/4 2/4 PAPER S JUST FOR 9 9 9 9 9 9 COPIES T TIPP-EX 2/4 2/4 2/4 3/4 2/4 2/4
【0043】LIQUID PAPER はジレット・カンパニーの
登録商標(溶液型)である。JUST FOR COPIES はジレッ
ト・カンパニーの登録商標(水性陰イオン性)である。
TIPP-EX は Tipp-Ex GmbH & Co の登録商標(水性陽イ
オン性)である。LIQUID PAPERは、TIPP-EX と同様に、
水溶性染料に基づく試験対象の6つのペンを極めて良く
被覆した。JUST FOR COPIES は、複数のパスの後でさえ
も、ペンマーキングを被覆しなかった。
【0044】略語の説明 BA − ブチルアクリレート EA − エチルアクリレート MMA − メチルメタクリレート MMP − メルカプトメチルプロピオネート AA − アクリル酸 EHA − エチルヘキシルアクリレート ST − スチレン nDDM − nドデシルメルカプトン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンダ・スーザン・スミス アメリカ合衆国ペンシルバニア州19075、 オーレランド、ウィッシュマン・アベニュ ー 3512

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミノ官能性シランで改質された酸官能
    性ポリマーの配合物を、書き損じを含む紙支持体上に適
    用することを含む、修正液中に水性インキ染料がブリー
    ドするのを防止するための方法。
  2. 【請求項2】 ポリマーの重量を基準として、酸官能性
    ポリマーが酸レベル約0.1 − 約99.9%を有し、
    アミノ官能性シランが、酸レベル約0.1− 約99.
    9重量%を有する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 アミノ官能性シランを、アミノエチルア
    ミノプロピルメチルジメトキシシラン、アミノエチルア
    ミノプロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルメチ
    ルジメトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシシラ
    ン、アミノアルキルシリコーンポリマー溶液、アミノエ
    チルアミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、
    N−(ベータアミノエチル)−ガンマメチルアミノプロ
    ピルトリメトキシシラン、トリメトキシシリプロピルジ
    エチレントリアミン、N−メチルアミノプロピルトリメ
    トキシシランから成る群より選択する請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 アミノ官能性シランが、ゲル透過クロマ
    トグラフィーによって測定した場合に、平均分子量約1
    00 − 約10,000を有する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 アミノ官能性シランが、アミノエチルア
    ミノプロピルトリメトキシシランである請求項4記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 アミノ官能性レベルが、酸官能性ポリマ
    ーの総重量を基準として、アミノ官能性シランの約0.
    5 − 約20重量%である請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 酸官能性ポリマーの酸レベルが、酸官能
    性ポリマーの総重量を基準として、約0.5 − 約20
    重量%である請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 1つ又はそれ以上のアミン基を有し且つ
    分子量約100 −約10,000を有するアミノシラ
    ン約0.1 − 約99.9重量%で改質された、酸レベ
    ル約0.1 − 約99.9%を有する酸官能性ビニルポ
    リマーを含む、修正液中に水性インキ染料がブリードす
    るのを防止するための組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の方法によって処理された
    書き損じを含む紙支持体。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の組成物によって処理さ
    れた書き損じを含む紙支持体。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の方法、又は改良された
    耐水性、不透明度及び硬化を有する請求項8記載の組成
    物によって処理された書き損じを含む紙支持体。
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