JPH0714834Y2 - 着色鋼板の色彩計測装置 - Google Patents
着色鋼板の色彩計測装置Info
- Publication number
- JPH0714834Y2 JPH0714834Y2 JP1988089423U JP8942388U JPH0714834Y2 JP H0714834 Y2 JPH0714834 Y2 JP H0714834Y2 JP 1988089423 U JP1988089423 U JP 1988089423U JP 8942388 U JP8942388 U JP 8942388U JP H0714834 Y2 JPH0714834 Y2 JP H0714834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- colored steel
- colorimeter
- color
- colored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は着色鋼板のような着色体の色彩を測定する装置
に関するものである。
に関するものである。
〈従来の技術〉 鋼板のような金属板を、例えば交番電流電解法、浸漬法
などにより化学的またはその他の方法により着色するこ
とが広く行われるようになってきている。この時、金属
板が目標とする色彩に着色されているかどうかを知るこ
とは均質な製品を供給する上で非常に重要である。
などにより化学的またはその他の方法により着色するこ
とが広く行われるようになってきている。この時、金属
板が目標とする色彩に着色されているかどうかを知るこ
とは均質な製品を供給する上で非常に重要である。
現在は着色板の測色は手により色差計を操作し、色差計
を着色板に当てて測定しているのが実状である。その一
例を第5図について以下に簡単に説明する。
を着色板に当てて測定しているのが実状である。その一
例を第5図について以下に簡単に説明する。
第5図に示すように、一定のピッチで円形の孔1があけ
られた打抜き板2を着色板3上にのせ、これらの孔1の
上に色差計(図示せず)を順次に手作業であてて測色し
ている。
られた打抜き板2を着色板3上にのせ、これらの孔1の
上に色差計(図示せず)を順次に手作業であてて測色し
ている。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述したような測色には次のような問題がある。
手による操作のため垂直押し当てが困難で個人差があ
る。
る。
着色板に色差計の測色口をあてるため着色板に疵を入
れることが多い。
れることが多い。
1枚の板で測色点が多い時、測色時間に長時間を要
し、また測定ピッチ等の設定が繁雑である。
し、また測定ピッチ等の設定が繁雑である。
したがって、本考案の目的は、着色板の板幅および板長
の変化、測定ピッチ等にも自由に対応ができ、測色に際
しても着色板に疵を入れることなく精度よく測色するこ
とを可能とする着色鋼板の色彩計測装置を提供しようと
することにある。
の変化、測定ピッチ等にも自由に対応ができ、測色に際
しても着色板に疵を入れることなく精度よく測色するこ
とを可能とする着色鋼板の色彩計測装置を提供しようと
することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような目的を達成するために、本考案は、着色鋼
板載置台と、複数の測色計を有する測色計移動台とを具
え、この移動台は前記着色鋼板を載置台上に載置するた
めの第1位置と、着色鋼板の測色時に前記測色計と着色
鋼板との間に所定の間隔をもって移動する第2位置と、
測定時に前記測色計と前記着色鋼板とを接触する第3位
置とをとることができ、着色鋼板の長手方向に移動する
よう構成され、さらに、前記測色計は着色鋼板の板幅に
応じて間隔を調整できるよう構成されていることを特徴
とする着色鋼板の色彩計測装置を提供する。
板載置台と、複数の測色計を有する測色計移動台とを具
え、この移動台は前記着色鋼板を載置台上に載置するた
めの第1位置と、着色鋼板の測色時に前記測色計と着色
鋼板との間に所定の間隔をもって移動する第2位置と、
測定時に前記測色計と前記着色鋼板とを接触する第3位
置とをとることができ、着色鋼板の長手方向に移動する
よう構成され、さらに、前記測色計は着色鋼板の板幅に
応じて間隔を調整できるよう構成されていることを特徴
とする着色鋼板の色彩計測装置を提供する。
着色板載置台上には、色彩の基準を示す校正板を設けて
おくのがよい。
おくのがよい。
さらに、測色精度上着色板に測色計を接触させなければ
ならないが、着色板に疵をつけないように、測色計の先
端またはそれに代る接触部は弾性体で構成しておくのが
よい。
ならないが、着色板に疵をつけないように、測色計の先
端またはそれに代る接触部は弾性体で構成しておくのが
よい。
着色鋼板の測色操作は、自動的に行うようにしておくの
がよい。
がよい。
以下に、本考案の着色鋼板の色彩計測装置について更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図の線図的側面図に示されるように、本考案の色彩
計測装置10は着色板11をのせるための載置台12およびフ
レーム13上を車輪14にて走行する移動台15を具える。載
置台12上には色彩の基準となる校正板16を設けておくの
がよい。
計測装置10は着色板11をのせるための載置台12およびフ
レーム13上を車輪14にて走行する移動台15を具える。載
置台12上には色彩の基準となる校正板16を設けておくの
がよい。
移動台15は、第2図にも示すように、複数の測色計17を
有する。測色計17の先端部には、測色時に着色板11に当
接したとき、測色計17が着色板11に疵をつけないよう、
ゴムリングのような弾性体18をつけておくのがよい。
有する。測色計17の先端部には、測色時に着色板11に当
接したとき、測色計17が着色板11に疵をつけないよう、
ゴムリングのような弾性体18をつけておくのがよい。
測色計17は測色すべき地点に応じて複数個設けられるの
が普通であり、着色板11の板幅に応じて適当な間隔(ピ
ッチ)となるように構成される。いま最小の板幅(例え
ば600mm)の場合を第3図に、最大の板幅(例えば1300m
m)の場合を第4図に示す。これらの例からわかるよう
に、測色計はピッチ調整手段19(図示の例では蛇腹状)
に取り付けられ、この手段19の伸縮に応じてピッチが第
3図のP1から第4図のP0まで変えることができるよう構
成されている。第3図および第4図においてaは板縁ま
での距離である。
が普通であり、着色板11の板幅に応じて適当な間隔(ピ
ッチ)となるように構成される。いま最小の板幅(例え
ば600mm)の場合を第3図に、最大の板幅(例えば1300m
m)の場合を第4図に示す。これらの例からわかるよう
に、測色計はピッチ調整手段19(図示の例では蛇腹状)
に取り付けられ、この手段19の伸縮に応じてピッチが第
3図のP1から第4図のP0まで変えることができるよう構
成されている。第3図および第4図においてaは板縁ま
での距離である。
これらのピッチ調節手段19および測色計17は油圧または
空圧シリンダーのような昇降手段20により、第1図に示
す第1位置A、第2位置Bおよび第3位置Cに昇降させ
ることができる。
空圧シリンダーのような昇降手段20により、第1図に示
す第1位置A、第2位置Bおよび第3位置Cに昇降させ
ることができる。
第1位置Aとは、第2図に示すように、着色後リフター
21により運搬されてきた着色板11を載置台12にのせると
き、測色計17などが障害とならないような位置まで上昇
させた位置をいう。
21により運搬されてきた着色板11を載置台12にのせると
き、測色計17などが障害とならないような位置まで上昇
させた位置をいう。
第2位置Bとは、第1図に示すように、一旦測色した
後、次の測色地点まで測色計17を有する移動台15を測色
計17を着色板11から僅かに離間させて移動させる位置を
いう。
後、次の測色地点まで測色計17を有する移動台15を測色
計17を着色板11から僅かに離間させて移動させる位置を
いう。
第3位置Cとは、第1図に示すように、測定精度が上が
るように、測色計17を着色板11に当接させる位置をい
う。
るように、測色計17を着色板11に当接させる位置をい
う。
着色板の測色は、着色板11の板幅方向には、第3図およ
び第4図に示すように複数の地点において行われ、板長
方向には第1図に矢印22で示すように所定のピッチで行
われる。板幅方向および板長方向の測色地点は任意に選
択すればよい。このように着色板11の全長にわたって行
う測色は、手動で行ってもよいが、自動的に行うような
制御装置を設けておくのがよい。
び第4図に示すように複数の地点において行われ、板長
方向には第1図に矢印22で示すように所定のピッチで行
われる。板幅方向および板長方向の測色地点は任意に選
択すればよい。このように着色板11の全長にわたって行
う測色は、手動で行ってもよいが、自動的に行うような
制御装置を設けておくのがよい。
〈考案の作用〉 次に本考案の色彩計測装置の作動につき簡単に説明す
る。
る。
着色処理が行われた鋼板11は、第2図に示されるように
フリター21で運搬され、載置台12上の所定の位置に載せ
られる。このとき、測色計17付移動台15は第1図に示す
第1位置Aにある。
フリター21で運搬され、載置台12上の所定の位置に載せ
られる。このとき、測色計17付移動台15は第1図に示す
第1位置Aにある。
供給された着色板11の板幅に応じて、第3図または第4
図に示すようにピッチ調節手段19の作用により測色計17
が所定のピッチで配されたのち、まず、第1図のM1の位
置において第1図の第3位置Cに示すように測色計17が
昇降手段20により下降されて着色板11に当接され、測色
計17により着色板11の色彩が測定される。
図に示すようにピッチ調節手段19の作用により測色計17
が所定のピッチで配されたのち、まず、第1図のM1の位
置において第1図の第3位置Cに示すように測色計17が
昇降手段20により下降されて着色板11に当接され、測色
計17により着色板11の色彩が測定される。
このとき、予め目標とする色彩(例えば金色)の標本が
校正板16として配置され、この色彩が測色計17により測
色されているから、着色板11のM1における色彩と直ちに
比較され、色差を知ることができる。
校正板16として配置され、この色彩が測色計17により測
色されているから、着色板11のM1における色彩と直ちに
比較され、色差を知ることができる。
M1の位置における色彩測定が終了したら、第1図の第2
位置Bに示す状態になるまで測色計17は昇降手段20によ
り引き上げられ、次の測色地点であるM2の位置まで移動
させられる。この地点において再び測色計17は第3位置
Cの状態とされ、測色がなされる。
位置Bに示す状態になるまで測色計17は昇降手段20によ
り引き上げられ、次の測色地点であるM2の位置まで移動
させられる。この地点において再び測色計17は第3位置
Cの状態とされ、測色がなされる。
このような操作が、次の測色地点M3、…Mnについて順次
になされ、着色板11全体について測色される。測色結果
は上述したようにして標本の色彩と比較され、着色が満
足いく範囲になされているかが確認される。
になされ、着色板11全体について測色される。測色結果
は上述したようにして標本の色彩と比較され、着色が満
足いく範囲になされているかが確認される。
このような操作は、自動的になされるのがよい。また、
測色計17の先端にはゴムリングのような弾性体が設けら
れていれば、着色板に疵をつけることもない。
測色計17の先端にはゴムリングのような弾性体が設けら
れていれば、着色板に疵をつけることもない。
〈考案の効果〉 本考案の色彩測定装置によれば、従来なされていた人手
による測定の繁雑さが解決され、板幅方向測定点を分割
し、板長方向には移動台走行により指定ピッチで測定す
る自動化により人手による個人差(色差データ)が解決
される。
による測定の繁雑さが解決され、板幅方向測定点を分割
し、板長方向には移動台走行により指定ピッチで測定す
る自動化により人手による個人差(色差データ)が解決
される。
また、着色板に疵をつけることもなくなり、歩止りが向
上する。
上する。
第1図は、本考案の色彩測定装置を着色板の板長方向に
見た線図的側面図である。 第2図は、本考案の色彩測定装置を着色板の板幅方向に
見た線図的部分断面図である。 第3図および第4図は、着色板の板幅方向での測色計の
配置を説明する線図的平面図である。 第5図は、従来の測色法を説明するための線図である。 符号の説明 1……孔、2……打抜き板、3……着色板、10……本考
案の色彩計測装置、11……着色板、12……載置台、13…
…フレーム、14……車輪、15……移動台、16……校正
板、17……測色計、18……弾性体、19……ピッチ調節手
段、20……昇降手段、21……リフター、22……測定ピッ
チ
見た線図的側面図である。 第2図は、本考案の色彩測定装置を着色板の板幅方向に
見た線図的部分断面図である。 第3図および第4図は、着色板の板幅方向での測色計の
配置を説明する線図的平面図である。 第5図は、従来の測色法を説明するための線図である。 符号の説明 1……孔、2……打抜き板、3……着色板、10……本考
案の色彩計測装置、11……着色板、12……載置台、13…
…フレーム、14……車輪、15……移動台、16……校正
板、17……測色計、18……弾性体、19……ピッチ調節手
段、20……昇降手段、21……リフター、22……測定ピッ
チ
Claims (2)
- 【請求項1】着色鋼板載置台と、 複数の測色計を有する測色計移動台とを具え、 この移動台は前記着色鋼板を載置台上に載置するための
第1位置と、着色鋼板の測色時に前記測色計と着色鋼板
との間に所定の間隔をもって移動する第2位置と、測定
時に前記測色計と前記着色鋼板とを接触する第3位置と
をとることができ、着色鋼板の長手方向に移動するよう
構成され、さらに、前記測色計は着色鋼板の板幅に応じ
て間隔を調整できるよう構成されていることを特徴とす
る着色鋼板の色彩計測装置。 - 【請求項2】前記測色計移動台が第1位置に位置してい
るときに着色鋼板が載置台上に載置されたら、測色計が
着色鋼板の板幅に応じて所定の間隔で配置され、移動台
は前記第3位置まで降下して測色し、次いで、前記第2
位置まで上昇して次の測色地点まで移動して再び測色を
行うサイクルを着色鋼板の全長にわたって行うための制
御装置を有する請求項1に記載の着色鋼板の色彩計測装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988089423U JPH0714834Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 着色鋼板の色彩計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988089423U JPH0714834Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 着色鋼板の色彩計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212631U JPH0212631U (ja) | 1990-01-26 |
JPH0714834Y2 true JPH0714834Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31313973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988089423U Expired - Lifetime JPH0714834Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 着色鋼板の色彩計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714834Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429400Y2 (ja) * | 1973-07-17 | 1979-09-19 | ||
JP5908331B2 (ja) * | 2012-04-24 | 2016-04-26 | シャープ株式会社 | カラーキャリブレーションシステム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56159741U (ja) * | 1980-04-28 | 1981-11-28 | ||
JPS60135731A (ja) * | 1983-12-24 | 1985-07-19 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | インキ濃度測定方法 |
JPS61175533A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-07 | Seidensha:Kk | 車両等の洗浄測定方法 |
JPH067069B2 (ja) * | 1985-03-30 | 1994-01-26 | 工業技術院長 | 光沢を伴う色の判定装置 |
-
1988
- 1988-07-05 JP JP1988089423U patent/JPH0714834Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0212631U (ja) | 1990-01-26 |
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