JPH0714707A - 送電用避雷装置 - Google Patents
送電用避雷装置Info
- Publication number
- JPH0714707A JPH0714707A JP15092293A JP15092293A JPH0714707A JP H0714707 A JPH0714707 A JP H0714707A JP 15092293 A JP15092293 A JP 15092293A JP 15092293 A JP15092293 A JP 15092293A JP H0714707 A JPH0714707 A JP H0714707A
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- Japan
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- lightning arrester
- resistor
- power transmission
- arrester
- lightning
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電サージが生じた際に直列ギャップでの閃絡
が生じ易く、送配電設備の保護を確実に行うことができ
るとともに、避雷器での絶縁破壊を防止することができ
る送電用避雷装置を得る。 【構成】 絶縁材からなる筒状容器１内に非直線抵抗素
子１２を積層するとともに、非直線抵抗素子１２と並列
に抵抗体１９を接続し、抵抗体１９の抵抗値は通常時は
素子１２より小さいのでギャップ金具１８の分担電圧が
大きくなり、ギャップ金具１８の閃絡が確実に行われ
る。電サージ発生時には抵抗体１９の抵抗値は素子１２
より大きくなり、続流遮断に支障は生じない。
が生じ易く、送配電設備の保護を確実に行うことができ
るとともに、避雷器での絶縁破壊を防止することができ
る送電用避雷装置を得る。 【構成】 絶縁材からなる筒状容器１内に非直線抵抗素
子１２を積層するとともに、非直線抵抗素子１２と並列
に抵抗体１９を接続し、抵抗体１９の抵抗値は通常時は
素子１２より小さいのでギャップ金具１８の分担電圧が
大きくなり、ギャップ金具１８の閃絡が確実に行われ
る。電サージ発生時には抵抗体１９の抵抗値は素子１２
より大きくなり、続流遮断に支障は生じない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、雷サージによる異常
電圧によって発生する送電線のトリップ事故を防止する
送電用避雷装置に関するものである。
電圧によって発生する送電線のトリップ事故を防止する
送電用避雷装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、雷サージによる異常電圧から送配
電設備を保護するために送電用避雷装置が用いられてお
り、これはアース電位の鉄塔に碍子を介して支持された
送電線などの高圧電線と鉄塔との間に避雷器と直列ギャ
ップを直列に接続し、雷サージが加わった場合に直列ギ
ャップを閃絡させ、雷サージをアース電位に逃がすもの
であった。又、避雷器の内部には電圧電流特性が非直線
性の酸化亜鉛からなる抵抗素子を積層しており、避雷器
の等価回路は図５に示すようであった。図において、Ｃ
は抵抗素子の静電容量、Ｒは非直線抵抗素子の非直線抵
抗である。
電設備を保護するために送電用避雷装置が用いられてお
り、これはアース電位の鉄塔に碍子を介して支持された
送電線などの高圧電線と鉄塔との間に避雷器と直列ギャ
ップを直列に接続し、雷サージが加わった場合に直列ギ
ャップを閃絡させ、雷サージをアース電位に逃がすもの
であった。又、避雷器の内部には電圧電流特性が非直線
性の酸化亜鉛からなる抵抗素子を積層しており、避雷器
の等価回路は図５に示すようであった。図において、Ｃ
は抵抗素子の静電容量、Ｒは非直線抵抗素子の非直線抵
抗である。
【０００３】ここで、碍子上下に設けられたアークホー
ンとの絶縁協調を改善することが試みられ、特開平４−
１５４０６８号公報に示された避雷器においては、導電
性材料からなるアース電位の耐圧容器内に絶縁材を介し
て非直線抵抗素子を積層し、非直線抵抗素子の静電容量
と並列に非直線抵抗素子と耐圧容器との間で静電容量を
形成し、避雷器全体の静電容量を大きくし、直列ギャッ
プの分担電圧を大きくして直列ギャップでの閃絡を確実
にしていた。この場合の避雷器の等価回路を図６に示
し、ＣAは非直線抵抗素子と耐圧容器の間の静電容量で
ある。
ンとの絶縁協調を改善することが試みられ、特開平４−
１５４０６８号公報に示された避雷器においては、導電
性材料からなるアース電位の耐圧容器内に絶縁材を介し
て非直線抵抗素子を積層し、非直線抵抗素子の静電容量
と並列に非直線抵抗素子と耐圧容器との間で静電容量を
形成し、避雷器全体の静電容量を大きくし、直列ギャッ
プの分担電圧を大きくして直列ギャップでの閃絡を確実
にしていた。この場合の避雷器の等価回路を図６に示
し、ＣAは非直線抵抗素子と耐圧容器の間の静電容量で
ある。
【０００４】しかしながら、特開平４−１５４０６８号
公報の避雷器においては、雷サージが加わった際に非直
線抵抗素子の下部（高圧側）に設けた下部電極金具が高
圧になり、周囲の耐圧容器がアース電位であるためにこ
の両者の間の絶縁材に全電圧が加わり、この間で絶縁破
壊が生じる恐れがあった。
公報の避雷器においては、雷サージが加わった際に非直
線抵抗素子の下部（高圧側）に設けた下部電極金具が高
圧になり、周囲の耐圧容器がアース電位であるためにこ
の両者の間の絶縁材に全電圧が加わり、この間で絶縁破
壊が生じる恐れがあった。
【０００５】そこで、特願平４−３０４２１７号におい
て新たな避雷器が提案された。これは、抵抗素子を収納
した筒状容器を絶縁材により形成し、この筒状容器の上
部側（低圧側）にアース電位の筒状の導電層を埋設した
ものである。この場合も抵抗素子と導電層との間に静電
容量が形成されて避雷器の等価回路は図６に示すものと
なり、直列ギャップの分担電圧が大きくなってその閃絡
が確実になり、雷サージから確実に送配電設備を保護す
ることができた。又、アース電位の導電層と高圧側との
間に絶縁距離を確保することができ、絶縁破壊を防止す
ることができた。
て新たな避雷器が提案された。これは、抵抗素子を収納
した筒状容器を絶縁材により形成し、この筒状容器の上
部側（低圧側）にアース電位の筒状の導電層を埋設した
ものである。この場合も抵抗素子と導電層との間に静電
容量が形成されて避雷器の等価回路は図６に示すものと
なり、直列ギャップの分担電圧が大きくなってその閃絡
が確実になり、雷サージから確実に送配電設備を保護す
ることができた。又、アース電位の導電層と高圧側との
間に絶縁距離を確保することができ、絶縁破壊を防止す
ることができた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特願平４−３０４２１７号においては、絶縁距離を得
るために導電層の軸方向長さをあまり長くすることがで
きず、従って導電層と抵抗素子との間に形成される静電
容量も充分なものが得られなかった。このため、直列ギ
ャップの分担電圧があまり大きくならず、閃絡の確実性
が損われた。
た特願平４−３０４２１７号においては、絶縁距離を得
るために導電層の軸方向長さをあまり長くすることがで
きず、従って導電層と抵抗素子との間に形成される静電
容量も充分なものが得られなかった。このため、直列ギ
ャップの分担電圧があまり大きくならず、閃絡の確実性
が損われた。
【０００７】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、雷サージが生じた際に直列ギ
ャップでの閃絡が生じ易く、送配電設備を確実に保護す
ることができるとともに、避雷器での絶縁破壊が生じ難
い送電用避雷装置を得ることを目的とする。
めに成されたものであり、雷サージが生じた際に直列ギ
ャップでの閃絡が生じ易く、送配電設備を確実に保護す
ることができるとともに、避雷器での絶縁破壊が生じ難
い送電用避雷装置を得ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係る送電用避
雷装置は、絶縁材からなる筒状容器内に非直線抵抗素子
を積層するとともに、非直線抵抗素子と並列に通常時は
該素子の抵抗値よりも小さく、避雷動作時は該素子の抵
抗値よりも大きい抵抗値を有する抵抗を接続して避雷器
を構成したものである。
雷装置は、絶縁材からなる筒状容器内に非直線抵抗素子
を積層するとともに、非直線抵抗素子と並列に通常時は
該素子の抵抗値よりも小さく、避雷動作時は該素子の抵
抗値よりも大きい抵抗値を有する抵抗を接続して避雷器
を構成したものである。
【０００９】
【作用】この発明においては、避雷器の筒状容器内に非
直線抵抗素子が積層されるとともに、該素子と並列に抵
抗が接続され、通常時は該抵抗の抵抗値は該素子よりも
小さいので、直列ギャップの分担電圧が大きくなって直
列ギャップの閃絡が生じ易くなり、避雷動作時には上記
抵抗の抵抗値が上記素子よりも大きいので、続流遮断に
悪影響を与えない。又、導電層などが設けられてなく、
避雷器での絶縁破壊は生じ難い。
直線抵抗素子が積層されるとともに、該素子と並列に抵
抗が接続され、通常時は該抵抗の抵抗値は該素子よりも
小さいので、直列ギャップの分担電圧が大きくなって直
列ギャップの閃絡が生じ易くなり、避雷動作時には上記
抵抗の抵抗値が上記素子よりも大きいので、続流遮断に
悪影響を与えない。又、導電層などが設けられてなく、
避雷器での絶縁破壊は生じ難い。
【００１０】
【実施例】実施例１ 以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。図１
は実施例１による送電用避雷装置の避雷器の断面図を示
し、１は絶縁材料からなる筒状容器、２，３は筒状容器
１の両端外周に取付けられた金属製フランジ、４は筒状
容器１の外周の金属製フランジ２，３間に取付けられた
ポリマー製のひだである。５〜８は筒状容器１の上下両
端にそれぞれ取付けられた２枚ずつの押え板であり、そ
れぞれ筒状容器１の両端を塞ぐ放圧板９，１０を支持し
ている。抑え板７上には下部電極１１が載置され、下部
電極１１上には酸化亜鉛からなる非直線抵抗素子（特性
要素）１２が積層され、非直線抵抗素子１２上には上部
電極１３が載置され、押え板５と上部電極１３との間に
はばね１４が設けられている。
は実施例１による送電用避雷装置の避雷器の断面図を示
し、１は絶縁材料からなる筒状容器、２，３は筒状容器
１の両端外周に取付けられた金属製フランジ、４は筒状
容器１の外周の金属製フランジ２，３間に取付けられた
ポリマー製のひだである。５〜８は筒状容器１の上下両
端にそれぞれ取付けられた２枚ずつの押え板であり、そ
れぞれ筒状容器１の両端を塞ぐ放圧板９，１０を支持し
ている。抑え板７上には下部電極１１が載置され、下部
電極１１上には酸化亜鉛からなる非直線抵抗素子（特性
要素）１２が積層され、非直線抵抗素子１２上には上部
電極１３が載置され、押え板５と上部電極１３との間に
はばね１４が設けられている。
【００１１】又、金属製フランジ２，３には、事故によ
り筒状容器１の内部圧力が上昇した場合に放圧板９，１
０を破壊して放出される爆風の流れを妨げないようにし
て放出ギャップ１５，１６が取付けられ、放出ギャップ
１５は鉄塔アーム１７に取付けられ、放出ギャップ１６
には直列ギャップであるギャップ金具１８が取付けられ
ている。１９は非直線抵抗素子１２と並列に接続した抵
抗体である。抵抗体１９は電圧電流特性が直線的である
必要はないが、その抵抗値は定常時には非直線抵抗素子
１２の抵抗値よりも十分小さく（例えば１００ＭΩ以
下）、避雷動作時には逆に十分大きく（例えば１ＫΩ以
上）、雷インパルス放電後の続流しゃ断に支障のない値
となっており、また耐電圧は避雷動作時における避雷器
の端子電圧に十分耐えるものとなっている。
り筒状容器１の内部圧力が上昇した場合に放圧板９，１
０を破壊して放出される爆風の流れを妨げないようにし
て放出ギャップ１５，１６が取付けられ、放出ギャップ
１５は鉄塔アーム１７に取付けられ、放出ギャップ１６
には直列ギャップであるギャップ金具１８が取付けられ
ている。１９は非直線抵抗素子１２と並列に接続した抵
抗体である。抵抗体１９は電圧電流特性が直線的である
必要はないが、その抵抗値は定常時には非直線抵抗素子
１２の抵抗値よりも十分小さく（例えば１００ＭΩ以
下）、避雷動作時には逆に十分大きく（例えば１ＫΩ以
上）、雷インパルス放電後の続流しゃ断に支障のない値
となっており、また耐電圧は避雷動作時における避雷器
の端子電圧に十分耐えるものとなっている。
【００１２】次に、上記構成の避雷装置の動作を説明す
る。図２は上記構成の避雷器の等価回路を示し、ＲAは
非直線抵抗素子１２と並列に接続された抵抗体１９の抵
抗である。このように抵抗体１９を設けた場合、ギャッ
プ金具１８が放電しない状態ではＲAが非常に小さいの
で避雷器ではＲAが電圧を分担し、分担電圧はほぼＯＶ
となる。このため、避雷装置に印加された電圧はほとん
どギャップ金具１８に加わることになり、雷サージ印加
時にギャップ金具１８の閃絡が確実になり、アークホー
ンとの良好な絶縁協調が得られる。
る。図２は上記構成の避雷器の等価回路を示し、ＲAは
非直線抵抗素子１２と並列に接続された抵抗体１９の抵
抗である。このように抵抗体１９を設けた場合、ギャッ
プ金具１８が放電しない状態ではＲAが非常に小さいの
で避雷器ではＲAが電圧を分担し、分担電圧はほぼＯＶ
となる。このため、避雷装置に印加された電圧はほとん
どギャップ金具１８に加わることになり、雷サージ印加
時にギャップ金具１８の閃絡が確実になり、アークホー
ンとの良好な絶縁協調が得られる。
【００１３】雷インパルスによってギャップ金具１８が
放電すると、非直線抵抗素子１２の抵抗値は速やかに低
下して異常電圧を低減し、引き続き流れる続流は非直線
抵抗素子１２とギャップ金具１８とによって遮断する。
このとき、続流は非直線抵抗素子１２だけでなく、抵抗
体１９にも流れるので、抵抗体１９の抵抗値は続流遮断
に支障がないように非直線抵抗素子１２の抵抗値よりも
十分に大きいことが必要である。例えば、６６ＫＶ系統
の送電線の場合、系統の最高電圧において続流を問題な
く遮断するために抵抗体１９を流れる電流を１Ａ以下に
制限したい場合には、６９ＫＶ／１Ａ＝６９ＫΩから６
９ＫΩ以上の抵抗値が抵抗体１９には必要となる。又、
従来のように並列の静電容量ＣAを形成する必要がない
ので、導電層などを形成する必要がなく、高圧側との絶
縁に支障が生じることは全くない。
放電すると、非直線抵抗素子１２の抵抗値は速やかに低
下して異常電圧を低減し、引き続き流れる続流は非直線
抵抗素子１２とギャップ金具１８とによって遮断する。
このとき、続流は非直線抵抗素子１２だけでなく、抵抗
体１９にも流れるので、抵抗体１９の抵抗値は続流遮断
に支障がないように非直線抵抗素子１２の抵抗値よりも
十分に大きいことが必要である。例えば、６６ＫＶ系統
の送電線の場合、系統の最高電圧において続流を問題な
く遮断するために抵抗体１９を流れる電流を１Ａ以下に
制限したい場合には、６９ＫＶ／１Ａ＝６９ＫΩから６
９ＫΩ以上の抵抗値が抵抗体１９には必要となる。又、
従来のように並列の静電容量ＣAを形成する必要がない
ので、導電層などを形成する必要がなく、高圧側との絶
縁に支障が生じることは全くない。
【００１４】実施例２ 図３は実施例２による送電用避雷装置の避雷器の断面図
を示し、２０は非直線抵抗素子１２の積層体の外周に被
覆した導電性ゴムであり、抵抗体１９は設けられていな
い。他の構成は実施例１と同様である。実施例２におい
ては、導電性ゴム２０により非直線抵抗素子１２と並列
に抵抗ＲAが形成され、等価回路はやはり図２に示すよ
うになる。導電性ゴム２０の抵抗値は抵抗体１９と同様
の条件を満足するものとなっており、実施例２において
も実施例１と同様の効果を有する。
を示し、２０は非直線抵抗素子１２の積層体の外周に被
覆した導電性ゴムであり、抵抗体１９は設けられていな
い。他の構成は実施例１と同様である。実施例２におい
ては、導電性ゴム２０により非直線抵抗素子１２と並列
に抵抗ＲAが形成され、等価回路はやはり図２に示すよ
うになる。導電性ゴム２０の抵抗値は抵抗体１９と同様
の条件を満足するものとなっており、実施例２において
も実施例１と同様の効果を有する。
【００１５】実施例３ 図４は実施例３による送電用避雷装置の避雷器の断面図
を示し、２１は筒状容器１の外周の金属製フランジ２，
３の間に設けられた導電性ゴムからなるひだであり、抵
抗体１９は設けられていない。他の構成は実施例１と同
様である。ひだ２１は金属製フランジ２，３を介して非
直線抵抗素子１２の積層体と並列に接続され、等価回路
は図２に示すようになる。ひだ２１の抵抗値は抵抗体１
９と同様の条件を備えており、実施例３においても実施
例１と同様の効果を有する。
を示し、２１は筒状容器１の外周の金属製フランジ２，
３の間に設けられた導電性ゴムからなるひだであり、抵
抗体１９は設けられていない。他の構成は実施例１と同
様である。ひだ２１は金属製フランジ２，３を介して非
直線抵抗素子１２の積層体と並列に接続され、等価回路
は図２に示すようになる。ひだ２１の抵抗値は抵抗体１
９と同様の条件を備えており、実施例３においても実施
例１と同様の効果を有する。
【００１６】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、避雷器
の筒状容器内に非直線抵抗素子を積層するとともに、該
素子と並列に抵抗を接続しており、通常時は該抵抗の抵
抗値は該素子より小さいので直列ギャップの分担電圧が
大きくなり、雷サージが生じた際に直列ギャップの閃絡
が生じ易くなり、送配電設備の保護を確実にし、絶縁協
調も容易となる。又、避雷動作時には上記抵抗の抵抗値
は上記素子より大きいので、続流遮断に支障は生じな
い。さらに、高圧側とアース電位側との絶縁破壊が生じ
易い箇所がないので、絶縁破壊が生じ難い。
の筒状容器内に非直線抵抗素子を積層するとともに、該
素子と並列に抵抗を接続しており、通常時は該抵抗の抵
抗値は該素子より小さいので直列ギャップの分担電圧が
大きくなり、雷サージが生じた際に直列ギャップの閃絡
が生じ易くなり、送配電設備の保護を確実にし、絶縁協
調も容易となる。又、避雷動作時には上記抵抗の抵抗値
は上記素子より大きいので、続流遮断に支障は生じな
い。さらに、高圧側とアース電位側との絶縁破壊が生じ
易い箇所がないので、絶縁破壊が生じ難い。
【図１】実施例１による送電用避雷装置の避雷器の断面
図である。
図である。
【図２】実施例１による送電用避雷装置の避雷器の等価
回路図である。
回路図である。
【図３】実施例２による送電用避雷装置の避雷器の断面
図である。
図である。
【図４】実施例３による送電用避雷装置の避雷器の断面
図である。
図である。
【図５】従来の送電用避雷装置の避雷器の等価回路図で
ある。
ある。
【図６】従来の他の送電用避雷装置の避雷器の等価回路
図である。
図である。
１…筒状容器 １２…非直線抵抗素子 １７…鉄塔アーム １８…ギャップ金具 １９…抵抗体 ２０…導電性ゴム ２１…ひだ
Claims (1)
- 【請求項１】 高圧電位とアース電位の間に避雷器と直
列ギャップを直列に接続した送電用避雷装置において、
絶縁材からなる筒状容器内に非直線抵抗素子を積層する
とともに、非直線抵抗素子と並列に通常時は該素子の抵
抗値より小さく避雷動作時は該素子の抵抗値より大きい
抵抗値を有する抵抗を接続して避雷器を構成したことを
特徴とする送電用避雷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15092293A JPH0714707A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 送電用避雷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15092293A JPH0714707A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 送電用避雷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0714707A true JPH0714707A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15507343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15092293A Pending JPH0714707A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 送電用避雷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714707A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6034217A (en) * | 1996-09-17 | 2000-03-07 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | Peptidoglycan recognition proteins and their production |
| US20210096847A1 (en) * | 2018-03-07 | 2021-04-01 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Processing apparatus and processing method |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP15092293A patent/JPH0714707A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6034217A (en) * | 1996-09-17 | 2000-03-07 | Wako Pure Chemical Industries, Ltd. | Peptidoglycan recognition proteins and their production |
| US20210096847A1 (en) * | 2018-03-07 | 2021-04-01 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Processing apparatus and processing method |
| US11886855B2 (en) * | 2018-03-07 | 2024-01-30 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Processing apparatus and processing method |
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