JPH07146661A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH07146661A
JPH07146661A JP29586393A JP29586393A JPH07146661A JP H07146661 A JPH07146661 A JP H07146661A JP 29586393 A JP29586393 A JP 29586393A JP 29586393 A JP29586393 A JP 29586393A JP H07146661 A JPH07146661 A JP H07146661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
light emitting
viewing angle
pitch
surface side
Prior art date
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Pending
Application number
JP29586393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamada
孝 山田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07146661A publication Critical patent/JPH07146661A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不等ピッチ画素におけるルーバに起因する輝
度むらをなくす。 【構成】 発光画素8間が小ピッチP1と大ピッチP2
交互に繰り返す不等ピッチに構成され、この各段の発光
画素8の上方位置にルーバ3,3′をそれぞれ設け、大
ピッチP2間に配置されたルーバ3′は板厚を厚く構成
し、且つ、その下面側先端より上面側先端を突出させ、
このルーバ3′の直ぐ上方の発光画素8の下方視認角
を、小ピッチP1間に配置されたルーバ3の直ぐ上方の
発光画素8の下方視認角と同じにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の発光画素を有す
るセルを上下左右方向に多数並設して全体の表示画面を
構成する主に大型の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の観賞者を目的とした大型の表示装
置が提案されており、この種の表示装置の概略構成図が
図6(a),(b)に示されている。図6(a),
(b)において、長方体形状のセル1が上下左右方向に
隙間なく多数並設されて、これらセル1で全体の表示画
面2が構成されている。この表示画面2には前方に突出
するルーバ3が一定間隔に設けられ、この各ルーバ3に
よって発光画素8(図7に示す。)を太陽光などの外光
から遮蔽している。
【0003】図7(a),(b)には等ピッチ画素配列
のセル1が示されている。図7(a),(b)におい
て、セル1のケース4はガラス体で、長方形状の枠体4
aとこの前後面に配された前面ガラス体4b及び後面ガ
ラス体4cとから構成されている。この後面ガラス体4
cのさらに後面側にはプリント基板5が配置され、この
プリント基板5には後方に突出する接続ピン6が設けら
れている。この接続ピン6を介して外部との電気的接続
が行われる。又、枠体4aと後面ガラス体4cとの外周
はカバー7で被われている。
【0004】前記前面ガラス体4bの内面側には多数の
発光画素8が設けられ、この多数の発光画素8は上下及
び左右方向に一定のピッチ間隔Pで配列されている。各
発光画素8はR領域,G領域及びB領域に分割されてい
る。
【0005】ルーバ枠体Aは、上記画素ピッチ間隔Pで
互いに平行に配列された4枚のルーバ3を有し、この4
枚のルーバ3は縦方向の補助枠部9で支持されている。
このように構成されたルーバ枠体Aが前記前面ガラス体
4bの前面に取り付けられ、各ルーバ3が各段の発光画
素8の上方位置にそれぞれ配置されている。そして、各
ルーバ3と各段の発光画素8との相対的配置関係が一定
であるため、各段の発光画素8の上方視認角と下方視認
角とは一定である。図7(b)中、100%視認角、5
0%視認角、0%視認角は視認することのできる画素面
積比の角度を表している。
【0006】一方、等ピッチ画素を維持しつつ高輝度化
のため開口率を上げてゆくと、図8に示す如く、枠体4
aの厚みdによる限界がある(正確にはカバー7の厚み
を含む)。具体的には隣接する発光画素8間隔Dを2d
以下とすることができず、その結果高い開口率を望むこ
とはできなかった。尚、開口率は図9において100×
(B+R+G)/P×Pの式より算出される。
【0007】そこで、開口率を上げるために不等ピッチ
画素のセル1が提案され、その構成が図10(a),
(b)及び図11に示されている。図10(a),
(b)及び図11において、一点鎖線で囲むエリアに発
光画素8をそれぞれ区分けし、このエリアの中心Oに向
けて4つの発光画素8の領域を広げるよう各発光画素8
の面積が広げられている。従って、発光画素8間隔が小
ピッチP1と大ピッチP2を交互に繰り返すピッチ間隔に
構成されている。即ち、図11に示す如く、隣接するセ
ル1との発光画素8間のピッチを大ピッチP2とするこ
とによって2つのピッチ間隔を交互に繰り返す規則性を
持たせつつ開口率を大幅に向上させている。そして、等
ピッチ画素のルーバ3は等間隔に配置されていたが、こ
の不等ピッチ画素に使用するルーバ3の間隔は、小ピッ
チP1と大ピッチP2とを交互に繰り返す不等間隔のもの
が使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如くルーバ3を不等間隔とすると、図10(b)に示す
如く、上方視認角は各段の発光画素で同じとなるが、下
方視認角が各段の発光画素で異なることになる。する
と、図12に示す如く、ビルの壁面など人が見上げる場
所に表示装置を設置した場合、輝度支障なく観賞できる
ボーダーラインを50%視認角とすれば、表示画面から
1〜S2の距離においては輝度むらが顕著に現れ、映像
の品位が落ちるという欠点があった。
【0009】そこで、本発明は不等ピッチ画素のセルを
用いたものであって、各段の下方視認角の相違による輝
度むらを防止した表示装置を提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の表示装置は、表示画面の上下及び左右方向に
連続的に発光画素を設け、この発光画素間の画素ピッチ
を不等間隔に構成し、前記各発光画素の上方位置には前
方に突出するルーバをそれぞれ設けた表示装置におい
て、前記各ルーバの下面側先端に対する上面側先端の実
質突出量を可変して当該ルーバの直ぐ上方の前記発光画
素への下方視認角を調整したものである。
【0011】
【作用】ルーバの下面側先端は上方視認角を決定し、
又、ルーバの上面側先端は下方視認角を決定するため、
各段のルーバの下面側先端の寸法を均一にすると共に画
素ピッチ量に対応して各段のルーバの上面側先端の突出
量を可変することによって各段の上方視認角が同じにな
ると共に各段の下方視認角も同じにすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図2には本発明を適用した表示装置のセルの平面
図、図1にはその断面図がそれぞれ示されている。図1
及び図2において、セル1自体の構成は従来例で説明し
た図10(a),(b)のものと同様であり、画素ピッ
チが小ピッチP1と大ピッチP2を交互に繰り返す不等画
素ピッチで構成されている。従って、セル1の構成は図
面に従来例と同一符号を付してその説明を省略し、従来
例と異なるルーバ枠体Aの構成のみを説明する。
【0013】ルーバ枠体Aの斜視図が図3(a)に、そ
の一部拡大断面図が図3(b)にそれぞれ示されてい
る。図3(a),(b)において、このルーバ枠体Aは
アルミダイキャスト製で、互いに平行な4枚のルーバ
3,3′が縦方向に配列され、この4枚のルーバ3,
3′は複数の補助枠部9で支持されている。この各補助
枠部9は、セル1への取り付け時に発光画素8以外のス
ペースに位置するよう配置されている。又、4枚のルー
バ3,3′は上方から上記した画素ピッチと同じ小ピッ
チP1,大ピッチP2,小ピッチP1の間隔で配列されて
いる。
【0014】さらに、この4枚のルーバ3,3′には2
種類の形態があり、発光画素8の小ピッチP1間に配置
された、上方から2段目と4段目のルーバ3は板厚が薄
く先端までの長さ寸法がL1である。発光画素8の大ピ
ッチP2間に配置された、上方から1段目と3段目のル
ーバ3′は板厚が厚く、下面側先端までの長さ寸法がL
1であるが、上面側先端が下面側先端よりも突出し、上
面側先端までの長さ寸法がL2となっている。即ち、上
面側先端が下面側先端より(L2−L1=δ)だけ突出
し、この突出量δはこのルーバ3′の直ぐ上方の発光画
素8への下方視認角が他のルーバ3の直ぐ上方の発光画
素8への下方視認角と同じ(50%視認角に対して)に
なるよう設定されている。尚、この実施例では50%視
認角で同じになるよう設定したが、表示装置の使用状
況,使用目的等に応じてその視認角は適宜に可変され
る。又、上面側先端と下面側先端との間には凹溝10が
形成されている。
【0015】このように構成されたルーバ枠体Aは、図
1及び図2に示す如く、セル1の前面ガラス体4bの前
面に取り付けられ、各ルーバ3,3′は各段の発光画素
8の上方位置で、直ぐ上方の発光画素8を遮蔽しない位
置に配置される。
【0016】上記構成において、図1に示す如く、各ル
ーバ3,3′の下面先端は上方視認角を決定し、各ルー
バ3,3′の下面側先端までの長さ寸法が全て同じL1
であるため、上方視認角は各段の発光画素8について均
一となる。この実施例では0%視認角が29.0度、5
0%視認各が15.7度、100%視認各度が0.6度
となっている。
【0017】また、各ルーバ3,3′の上面側先端は下
方視認角を決定し、2段目及び4段目のルーバ3に対し
て1段目及び3段目のルーバ3′の上面側先端がδだけ
突出しているため、下方視認角は不等ピッチ画素である
にもかかわらず各段の発光画素8について均一となる。
この実施例では0%視認角が37.3度、50%視認角
が25.9度、100%視認角が13.3度となってい
る。
【0018】従って、太陽光などの外光は一律の入射角
度によって遮蔽されると共に下方視認角が均一のため、
ほとんど輝度むらが生じず映像の品位が維持される。図
4に示す如く、表示装置を地上から18メートルの高さ
に設置した場合には、輝度支障なく観賞できるボーダー
ラインを50%視認角とすれば48.5メートル以上離
れた地点(目線の高さ1.5メートル)から輝度むらの
ない適正な映像を観賞できることになる。
【0019】また、板厚の厚いルーバ3′の先端端面に
凹溝10が形成されているため、外光による照り返しが
生じず映像の品位を落とすことがない。
【0020】図5(a),(b)には1段目及び3段目
に使用されるルーバ3′の変形例がそれぞれ示されてい
る。図5(a)のルーバ3′は、板厚を薄く構成し、且
つ、先端側を上方に折曲することで下面側先端に対して
上面側先端を実質突出量δだけ突出させている。このル
ーバ3′は板金で作成され、ルーバ3′を板金で作成し
た場合には強度的に有利となる。
【0021】図5(b)のルーバ3′は、板厚を厚く構
成し、且つ、先端側をテーパー状に形成することで下面
側先端に対して上面側先端を実質突出量δだけ突出させ
ている。このルーバ3′は合成樹脂で作成され、ルーバ
3′を合成樹脂材で作成した場合には低コストで、且
つ、軽量化になる。
【0022】尚、図3のルーバ枠体Aはアルミダイキャ
スト製であるが、板金や合成樹脂材で作成しても良く、
又、図5(a)のルーバ3′はアルミダイキャストや合
成樹脂材で作成しても良く、さらに、図5(b)のルー
バ3′はアルミダイキャストや板金で作成しても良い。
【0023】尚、上記実施例では不等画素ピッチがP1
とP2の2種類であったが、3種類以上であってもそれ
に応じてルーバ3′の種類を追加することによって同様
に各段の下方視認角を均一にすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、不等
画素ピッチで構成したセルにあって、各段の発光画素の
上方に配置する各ルーバを、その下面側先端に対する上
面側先端の実質突出量を可変して当該ルーバの直ぐ上方
の発光画素への下方視認角を調整したので、各段の下方
視認角を均一とすることができ輝度むらのない映像が映
出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルの断面図(実施例)。
【図2】セルの正面図(実施例)。
【図3】(a)はルーバ枠体の斜視図、(b))はルー
バの一部拡大断面図(実施例)。
【図4】表示装置の設置例を示す図(実施例)。
【図5】(a),(b)はそれぞれルーバの断面図(変
形例)。
【図6】(a)は表示装置の正面図、(b)はその側面
図(従来例)。
【図7】(a)は等ピッチ画素のセルの正面図、
(b))はその断面図(従来例)。
【図8】セルの一部拡大正面図(従来例)。
【図9】開口率算出のための説明図(従来例)。
【図10】(a)は不等ピッチ画素のセルの正面図、
(b)はその断面図(従来例)。
【図11】セルの一部拡大正面図(従来例)。
【図12】表示装置の設置例を示す図(従来例)。
【符号の説明】
2…表示画面 3,3′…ルーバ 8…発光画素 10…凹溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面の上下及び左右方向に連続的に
    発光画素を設け、この発光画素間の画素ピッチを不等間
    隔に構成し、前記各発光画素の上方位置には前方に突出
    するルーバをそれぞれ設けた表示装置において、 前記各ルーバの下面側先端に対する上面側先端の実質突
    出量を可変して当該ルーバの直ぐ上方の前記発光画素へ
    の下方視認角を調整したことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 直ぐ上方の発光画素への下方視認角を小
    さくするルーバは、板厚を厚く構成し、この下面側先端
    に対して上面側先端を突出させ、且つ、上面側先端と下
    面側先端との間に凹溝を形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の表示装置。
JP29586393A 1993-11-26 1993-11-26 表示装置 Pending JPH07146661A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29586393A JPH07146661A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP29586393A JPH07146661A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 表示装置

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JPH07146661A true JPH07146661A (ja) 1995-06-06

Family

ID=17826166

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JP29586393A Pending JPH07146661A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 表示装置

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JP (1) JPH07146661A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102704A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 三菱電機株式会社 映像表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102704A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 三菱電機株式会社 映像表示装置

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