JPH07146305A - 特に血液の流速を測定する方法と装置 - Google Patents

特に血液の流速を測定する方法と装置

Info

Publication number
JPH07146305A
JPH07146305A JP6173752A JP17375294A JPH07146305A JP H07146305 A JPH07146305 A JP H07146305A JP 6173752 A JP6173752 A JP 6173752A JP 17375294 A JP17375294 A JP 17375294A JP H07146305 A JPH07146305 A JP H07146305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
line
scanning
laser
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6173752A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3576212B2 (ja
Inventor
Gerhard Zinser
ゲルハルト・ツインザー
Georg Michelson
ゲオルク・ミシエルソン
Bernhard Schmauss
ベルンハルト・シユマウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heidelberg Engineering Optische Messysteme GmbH
Original Assignee
Heidelberg Engineering Optische Messysteme GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heidelberg Engineering Optische Messysteme GmbH filed Critical Heidelberg Engineering Optische Messysteme GmbH
Publication of JPH07146305A publication Critical patent/JPH07146305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3576212B2 publication Critical patent/JP3576212B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/1025Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for confocal scanning
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/026Measuring blood flow
    • A61B5/0261Measuring blood flow using optical means, e.g. infrared light
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/72Signal processing specially adapted for physiological signals or for diagnostic purposes
    • A61B5/7235Details of waveform analysis
    • A61B5/7253Details of waveform analysis characterised by using transforms
    • A61B5/7257Details of waveform analysis characterised by using transforms using Fourier transforms

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流れる媒体の流速を空間的及び時間的に分割
して確実に測定できる方法及びこれを実施する装置を提
唱する。 【構成】 流体、特に血液の流速を測定する方法におい
て、光学的ドップラー効果に従って流体内で反射するレ
ーザ光線の周波数シフトを決定する。したがって、流れ
る媒体の流速を位置的時間的に分割して確実に測定でき
るようにするために、この方法を上記のように構成し、
この方法を実施するための装置を提供しなければならな
い。各走査点で反射光に応じてN個、(Nは2またはそ
れ以上の整数)の測定値を得、こうして測定した各走査
点における反射光強度の時間的変化からドップラー・シ
フトを計算し、それから網目フィールドの各点における
流速を決定することを提唱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1のプレアンブ
ルに記載の特徴による方法に関し、さらにその方法を実
施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体の流速、特に血液の流速を、しかも
流体中で反射されるレーザ光線の周波数シフトを光学的
ドップラー効果によって決定することによって測定する
この種の方法及びシステムは、PCT出願国際特許第93
/03667号から知られている。従って逐一の血液流速測定
が、反射レーザ光線の周波数シフトを測定することによ
って達成される。この測定方法は侵入的なものではない
が、ただ一カ所での流速の測定しかできない。さらに患
者や調査者の側で高い費用を必要とし、殊に視準光線を
比較的長時間所定の一点に正確に当てなければならな
い。この方法においては、特に眼科学において目の脈絡
膜の脈管系における血流を測定することは、これまで不
可能であった。さらに米国特許第4142796 号から、光学
的ドップラー効果に基づく方法ならびに眼科学における
診断のための対応する装置が知られている。
【0003】血流速度の測定は多くの医学的診断と治療
の分野で必要である。特に眼科学においては、網膜にお
ける血流を位置的に分割して連続測定する大きな臨床上
の必要性がある。周知のように、網膜の3層の細胞には
2つの独立した血管系を通じて酸素が供給される。最下
層の光受容体には脈絡膜によって供給され、双極細胞/
アマクリン細胞並びに最上層の神経細胞には網膜内血管
床によって供給される。血液を供給する細動脈、網膜毛
細管、及び毛細管を迂回して血流を直接静脈に導く動静
脈分岐血管における流速を測定することが必要である。
【0004】最初に述べたレーザ・ドップラー速度測定
の他に、なお2つの網膜血行測定方法が臨床的に使用さ
れている。頻繁に実施されるものとしては蛍光脈管撮影
法があり、これは蛍光色素を静脈内に注射した後に網膜
の動脈と毛細管を定量的に評価することに基づく。ディ
ジタル化された蛍光像の定量的評価によって、支脈網膜
時間(Arm−Retina−Zeit)や動静脈通過
時間に関する記述が可能になる。蛍光色素の静脈内注射
といえども侵入的な方法であって、これは過敏性ショッ
クの残留リスクを伴い、これまで特に眼科病院で実施さ
れている。蛍光脈管撮影法は2次元の位置分割法である
が、それでも時間的に分割はせず、重大な残留リスクを
伴う侵入的なものである。最後に、非侵入型超音波ドッ
プラー・ソノグラフィ(複式ソノグラフィ、脈動ドップ
ラー・ソノグラフィ)を用いて限られた箇所で直径1mm
までの眼窩動脈、細動脈、及び細静脈における血流速度
を時間的に分割して測定することができる。一方、小血
管と網膜の毛細管はこの方法では検出できない。
【0005】米国特許第5170276 号から、対象物を光線
束によって2つの実質的に直交する方向に走査する装置
が知られている。この装置はそれぞれミラーを有する第
1スキャナと第2スキャナとを含み、これらの回転軸は
互いに直交する平面中を通っている。この装置はコンパ
クトな構造形態を有し、前記ミラー間の光路中には追加
の光学系は含まない。第1スキャナのミラーはその回転
軸から所定の距離に設けられている。光学的に問題のな
い走査過程は特に、第2スキャナのミラーの中心点が第
1スキャナの回転軸とミラーとの間の前記距離の中心に
配置され、その際に光線束が第1スキャナのミラーから
第2スキャナのミラーへ直接進むことによって保証され
る。
【0006】さらに、出版物 J.Phys.E:Sci.Instrum.第
17巻(1984)131-136 ページからは、ドップラー効果と
レーザ光線による走査を利用して例えば風洞内の風速を
測定することのできる風速計が知られている。また出版
物 Rev.Sci.Instrum.52(11)(1981)1676-1681ページから
は、やはり特に風速を測定することができるレーザ・ド
ップラー・システムが知られている。この種の装置やシ
ステムでは特に、固定して設置されたミラーが存在し、
全体的に比較的大きな容積が必要であり、医学的診断・
治療への利用は容易にはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、流
れる媒体の流速を空間的及び時間的に分割して確実に測
定できる方法及びこれを実施する装置を提唱するという
課題に基づいている。この方法及びこれを実施するため
の装置は、高い測定精度を示さなければならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載の特徴によって解決される。
【0009】
【実施例】本発明による方法は、光学的ドップラー効果
による流速測定とレーザ走査技術との組合せからなり、
その際に走査過程の設定値並びに高感度検出によって必
要な測定範囲がカバーされ、必要な測定精度が達成され
る。既知の方法とは違って、流体の流速測定は同時に、
3次元で位置的に分割され、かつ時間的にも分割され、
非侵入的で迅速に行われる。調査すべき対象物、例えば
網膜は、レーザ光線によって2次元ラスタ走査され、そ
の際にどの点でも繰返し走査によって反射光が迅速に複
数回測定される。それぞれの走査点で反射される光の測
定強度の時間的変化からドップラーシフトが計算され、
それから特に血液の各点における流速が決定される。網
膜血流の2次元で位置的に分割した図が得られる。前記
測定の繰返しによって、さらに網膜血流の時間的に分割
した像が得られる。レーザ走査システムを特に共焦点配
置で実現することによって、さらに深さに関する位置分
割が行われ、これによって対象物の各層を選択的に測定
することができる。レーザ波長の適切な設定によって、
網膜検査の場合に網膜内と脈絡膜を別々に測定すること
ができる。
【0010】本発明による走査レーザ・ドップラー速度
測定法は、医学分野の範囲外にも範囲内でも使用するこ
とができる。基本的にこの方法の適用範囲は、流れる媒
体の流速の空間的に分割された測定を必要とするあらゆ
る分野に及ぶ。この方法の使用可能性は、現在侵入的な
蛍光脈管撮影法が使用されている、眼科学のあらゆる分
野に及び、それらの方法に取って代わることができる。
この方法は非侵入的であり、調査対象となる目の瞳孔を
開く必要はない。さらにこの方法は、網膜血流の時間的
かつ3次元で位置に分割された測定を可能にする。本方
法のさらに一般的な適用分野は、網膜血管系の調節能力
の測定並びに緑内障発症の際の網膜血液供給状態の測定
である。眼科学以外での医学的適用分野は、特に皮膚、
並びに手術中の心臓、肝臓、腸、脳などの他の内臓にお
ける血流の位置的に分割された測定である。
【0011】本方法を実施するための本発明による装置
は、レーザ走査システム、走査過程及びデータ取得のた
めの電子制御回路、並びに取得したデータを分析するた
めのコンピュータである。レーザ走査システムは、レー
ザ光源、互いに垂直な2方向へレーザ光線を周期的に偏
向させるための光線偏向ユニット、及び走査されたレー
ザ光線を調査対象上に結像させるための光学的結像装置
を含む。さらに焦点面を動かすための合焦エレメント、
反射光線を入射レーザ光線から分離するためのデカップ
リングエレメント、並びに反射光線の強度を測定するた
めの検出装置が設けられている。眼科学では、網膜検査
の際に目の光屈折媒体自体が、走査レーザ光線を調査対
象上に結像させる光学的結像装置の構成要素である。前
述の光線偏向ユニット並びに合焦エレメントは特に、前
述のドイツ特許第4103298C2 号に記載のように対象物走
査用の装置として形成することができる。
【0012】その他の特殊な態様と利点は、従属請求項
及び下記の実施例の説明に記載されている。
【0013】次に本発明を図面を参照してさらに説明す
る。
【0014】図1に第1スキャナ1と第2スキャナ2を
概略的に示す。第1スキャナ1に第1ミラー3が機械的
に結合され、図の平面に垂直な軸5の周りに旋回可能に
配置されている。第2スキャナ2には第2ミラー4が配
置され、このミラーは図の平面に平行な軸6の周りに旋
回可能である。軸5と軸6は互いに垂直な平面を通り、
互いに垂直である。第1ミラー3がスキャナ1に対して
間隔7をとって配置され、かつスキャナ2の回転軸6
が、スキャナ1の回転軸とミラー3の中間点を通ってい
ることが重要である。本発明によれば、第2ミラー4の
中心は、第1ミラー3の中心と第1スキャナ1の回転軸
5との間の距離の半分の位置にある。第1ミラー3の回
転軸5はミラー面とほぼ平行に走っているが、第1ミラ
ー3の中心と回転軸5との間には距離7がある。第2ミ
ラー4の回転軸6もミラー面とほぼ平行に走っている。
さらに回転軸6はほぼ第2ミラーの中心を通っている
が、必要に応じてある距離をとることができる。一般
に、第2ミラーの中心は回転軸5から距離7の半分に配
置されている。
【0015】両ミラー3、4の間にはレンズまたは結像
手段はなく、従って装置内部では光線9はミラーから直
接他のミラーに達する。光線8は、それが光線デカップ
リング装置22から、またはそこへ達していることを概
略的に示している。光源24からの光線、特にレーザ光
線は先ずこの装置に到達し、そこから図1による装置に
達し、そしてさらに対象物に到達する。対象物によって
反射した光線は再び本発明による装置を介してそれから
デカップリング装置22に達し、デカップリング装置2
2は光線をさらに評価するために評価装置すなわち検出
器26に、好ましくは電子なだれフォトダイオードに供
給する。対象物に送られたまたは対象物から反射した光
線10は、光線8、9が通る平面にほぼ垂直である。
【0016】上記のことから、垂直軸系の原点は第2ミ
ラー4の中心にあり、その際X−Y平面は図平面と一致
することは明らかである。光線8はY方向と平行に走
り、光線9はX方向に沿って両ミラー3、4の間を走
る。第2スキャナの回転軸6はY方向に位置し、回転軸
5はX−Y平面に垂直に位置する。
【0017】図2は視線方向IIから見た図1の装置を
示すが、ここで軸5は図平面中に、軸6は図平面に垂直
に走っている。ミラー3はアーム11を介してスキャナ
1と連結され、したがって回転軸5とは距離7を置く。
図平面は、第2ミラー4の中心を原点とする座標系のX
−Y平面に相当する。第2ミラー4によって反射された
または対象物からミラー4に戻された光線10はZ方向
に走る。第2ミラー4または第2スキャナ2の回転軸ま
たは回転点は、回転軸5とミラー3の回転点の中間にあ
る。これは、光線10がミラー4から光学的結像装置ま
たは合焦エレメント16を介して光学軸12に沿って対
象物20に送られ、さらに反射されることを示してい
る。デカップリング装置から第1スキャナのミラー3に
達し、それによって反射される光線8は、図平面の手前
方向に垂直に走る。
【0018】ミラー4によって反射される光線は、合焦
エレメント16を介して光学軸12に沿って対象物20
に達し、その際に、入射レーザ光線は、両ミラー3、4
の周期的及び同期的動きに基づいて光学軸と垂直な2次
元平面内で偏向される。前記の装置は本発明による方法
を実施するために特に目的にかなった方法で使用でき、
特にコンパクトな構成で対象物の故障のない結像を保証
するが、本発明の範囲内で他のレーザ走査システムも使
用することができる。
【0019】図3は、本発明によるレーザ走査システム
30を有する装置の基本的構造図であり、コンピュータ
32と電子制御回路34によって作動する。以下では、
これらの関係をはっきりさせるために、図1、2の装置
の構成要素も参照する。第2ミラー4は高周波fで振動
し、調査対象物の線に沿ってレーザ光線を動かす。走査
中にこの線によって反射された光は検出器26によって
一定の時間間隔で測定され、走査された線に沿って一連
のM個の測定値が得られ、これからこの走査された線に
沿ったM個の個々の点における反射光の強度が再生され
る。前記のM個の測定値はディジタル化され、コンピュ
ータ32に記憶される。対象物のこの第1の線に沿った
走査は連続してN回繰り返され、したがって線に沿った
M個の点の各々がN回だけ同じ時間間隔1/fで測定さ
れる。こうしてM×N測定値のマトリックスが得られ
る。この位置時間マトリックスは、そのN本の行の各々
で位置的に分割され、M本の列の各々で時間的に分割さ
れて、対象物の走査された第1の線に沿った個々の点に
おける反射光強度を含む。
【0020】対象物の第1の線について位置時間マトリ
ックスを記録した後、走査レーザ光線は光線偏向エレメ
ントの第1ミラー3によって、走査される線の方向と垂
直に、対象物の隣接する第2の線に移動される。この第
2の線について上述の測定過程が繰り返される。次い
で、同様にして対象物の他の平行線が走査され、こうし
てL本の線に相当するそれぞれM×N個の測定値を有す
るL個のマトリックスが得られる。続いて、本発明によ
れば、対象物の2次元フィールドがM×L個の点で走査
され、これらの各点について一連のN個の測定値が等し
い時間間隔で得られる。本発明に本質的な空間的かつ時
間的走査過程のこのシーケンスによって、可能になり、
必要とされる流速範囲をカバーし、スペクトル分析の効
果的な数値的方法を導くことが可能になる。走査速度が
速いと、特に高感度検出器によって反射光を検出する場
合に非常に高い能率が得られる。図1と図2に関して説
明した走査システムの光学的構造は、特に光学構成要素
の数が少ないことによって高い光収量を保証し、さらに
特に電子なだれフォトダイオードによって実現される高
感度検出を保証する。
【0021】網膜血流測定の1つの一般的態様では、例
えば下記の数値が設定される。
【0022】網膜に沿って1本の線を走査するため、第
2ミラー4は周波数f=8000Hzで振動する。係数M,
N,Lについては、それぞれ256 の数値が与えられる。
上述のように、こうして対象物のそれぞれM=256 個の
点にL=256 行のフィールドが走査される。合焦エレメ
ントの光学的結像装置を使用して、走査線の長さをほぼ
3mmに選ぶ場合、網膜における1本の線に沿った2つの
測定点の間、並びに2つの隣接線の間の位置的間隔はほ
ぼ0.01mmになる。この値によって測定の空間的分割が与
えられる。反射光の強度は、L=256 行の各点において
1/f=0.000125秒の固定した間隔で測定される。1つ
の行の位置時間マトリックスのデータ採取時間はこの場
合1/f×L=0.032 秒となり、総採取時間は最初に述
べた値に従えば8秒となる。全体として前述の一般的測
定態様では、256 ×256 ×256 個の測定値が採取されデ
ィジタル化される。
【0023】このように採取されディジタル化されたデ
ータを評価するためには、調査対象物の各点において、
測定される光の一部分が、対象物の可動構成要素、特に
流れる血液の成分によって反射され、他の一部分が固定
した対象部分によって反射されることから出発する。ド
ップラー効果に基づいて、動く部分から反射される光の
周波数は動かない部分から反射される光の周波数に対し
てシフトする。これは、レーザ光のコヒーレンシに従っ
て、検出器におけるこれら2つの成分の重なりと干渉に
より、対象物の一点で測定された反射光強度の時間的な
変動が生じる。
【0024】それぞれ一点での反射強度の時間的経過
は、前述の説明に従えば、その点に該当する位置時間マ
トリックスの列に含まれる。時間的変動の評価から、そ
の変動を生じさせるその点における流速の計算が導かれ
る。これに対して本発明によれば、測定値マトリックス
の各列に、離散フーリェ変換などの周波数分析を施し
て、反射光強度の時間的変動の周波数分布を得る。所定
の速度から所定の周波数を有する測定光の強度変動が導
かれるので、周波数分布から対象物の各点における動く
部分の速度が決定できる。測定値の離散フーリェ変換は
本発明の範囲で、ソフトウェアによってもコンピュータ
の特殊ハードウェアによっても実施することができる。
【0025】対象物の走査2次元フィールドの各点にお
ける典型的な流速の計算によって、M×L個の速度のマ
トリックスが得られる。このマトリックスは特に流速を
位置的に分割して再生する画像として表示することがで
きる。上述の一般的な態様とそこで与えられる数値に関
して、流速測定に関する下記の制限が生ずる。
【0026】離散フーリェ変換の場合の限界周波数は、
前述の例ではf/2すなわち4000Hzとなる。速度vで
光の伝播方向に沿って、すなわち光学軸に平行に動く対
象物は、反射光の周波数シフトを引き起こし、これによ
って周波数F=2v/λを有する測定光の強度の変調を
引き起こす。この場合、λは光の波長に相当する。した
がって前記の値の場合、最高流速は2mm/秒となる。
【0027】本発明による方法または装置あるいはその
両方の特殊な態様を次に説明する。レーザ走査システム
は特に共焦点光学系として構成することができ、その際
に反射光検出装置は周知の方法でほぼ点状に構成する。
このために例えば検出器の前に、走査システムの焦点面
に対して光学的に共役する位置に、1つの小さな遮光装
置を配置する。これによって、実質上、所与のそれぞれ
の焦点平面の狭い周辺から反射される光のみが検出され
る。これに反して、他の位置では反射光または散乱光は
共焦点構造に基づいて効果的に抑制される。これによっ
て、光学軸に垂直な方向のみならず平行な方向にも系の
高い光学的解像度が達成される。これによって、対象物
の個々の層、例えば網膜の血管系における流速を選択的
に測定することが可能となり、さらに網膜血管床と脈絡
膜血管系における流速を互いに分離して、3次元的に表
示することが可能となる。
【0028】さらに特殊な1つの態様では、光学系は偏
光に敏感であるように設計されている。このために、直
線偏光されたレーザ光源、特にレーザ・ダイオードが使
用され、または非偏光レーザ光線が偏光器によって直線
偏光される。図1のデカップリング装置22は、入射光
線に対して90°回転した方向に直線偏光された反射光だ
けが検出器26に到達するように、さらに偏光に敏感に
設計されている。このような配置では、対象物から偏光
方向を維持しながら直接反射される光は効果的に抑制さ
れ、実質上散乱光のみが検出される。別法として、調査
対象物20とデカップリング装置22との間の光路に配
置された1/4波長板を使用し、反射光の偏光方向をレ
ーザ光源の偏光方向と比べて90°回転させる。次いで偏
光に敏感なデカップリング装置22と協働して、偏光方
向を維持しながら対象物から反射される光をほぼ検出す
る。一方では散乱光を、または他方では直接反射光を選
択することによって、流速の分布に関するさらなる情報
が得られる。
【0029】本発明の他の一実施例ではレーザ光の波長
の変化を利用し、しかも特に装置中に2つの異なるレー
ザを組み込むことによって、血管系の様々な領域の決定
が可能となる。その際に、異なる波長の光が網膜組織へ
の異なった侵入深さを表す。網膜血管系を脈絡膜血管床
から分離する網膜色素上皮は可視光を通さないが、赤外
線は透過する。可視レーザ光を使用すると、本発明の範
囲で、光は網膜色素上皮の上層組織によって反射される
だけであり、血流が網膜血管系中で選択的に測定され
る。これに対して、赤外線領域に近い光を使用すると、
光は脈絡膜と共に血管床にも到達し、測定された流速は
網膜における血流と脈絡膜における血流の重なりとな
る。本発明によれば赤外線光で得られた血流像から可視
光で得られた血流像を差し引くことにより、脈絡膜の血
流のみが得られる。さらに上記の共焦点構造によって深
部の位置決めが可能になる。
【0030】最後に、本発明による時間的経過における
流速測定は、血管系における流速の時間変化の決定も可
能にすることに留意されたい。
【0031】心拍データ決定の同期化と複数の心拍に関
する網膜血流の時間分割表現によって、特に目的にかな
ったやり方で網膜血管系内部の脈拍波動速度が測定され
る。こうして、脈拍波伝播または血管抵抗あるいはその
両方の許容不等質性を表現することができる。
【0032】対象物上の1本の線に沿ってレーザ光線を
動かす光線偏向ユニットの第2の迅速移動ミラー(図1
のミラー4)には、基本的には多角ミラーまたは振動回
転ミラーを使用することができる。後者の場合には、対
象物の線を走査するためにこのミラーが動く度毎に、そ
の出発位置に戻るためのむだ時間が生ずる。本発明によ
れば、ミラーの戻り時間はデータの取得にも利用され
る。これによって、対象物の走査された線の各々につい
て、第1の位置時間マトリックスに対して時間的にシフ
トした、M×N個の測定値から成る第2の位置時間マト
リックスが得られる。これら2つの位置時間マトリック
スを別々にフーリェ変換にかけ、続いてフーリェ変換の
シフト法則を考慮して全スペクトルに合成する。この特
殊な態様によって、信号雑音比の改善が達成される。
【0033】フーリェ変換によって位置時間マトリック
スからもたらされる周波数スペクトルを評価するため
に、本発明の範囲で様々な代替態様が存在する。流れが
強い場合に見られる特徴的な限界周波数を決定すること
によって、最高の発生流速を測定することが可能であ
る。全スペクトルの算術平均に相当するスペクトル出力
密度値を示す、周波数スペクトルの重点の測定または周
波数の測定によって、平均流速の測定が可能になる。さ
らに個々の周波数のスペクトル出力密度を比較して、様
々な流速の相対頻度を決定することができる。
【0034】周波数スペクトルを評価する一つの特殊な
技法は帯域法である。この方法では、一定の平均流速に
相当する一定の周波数範囲でスペクトル出力密度の平均
値を算出し、それから特定の速度範囲の血流像を得る。
このような帯域の様々な平均周波数によって、毛細管流
などの緩やかな、また網動脈流などの急速な流れが目的
通りに調査される。この場合、帯域の通過範囲のスペク
トル幅が、決定されたそれぞれの周波数範囲の尺度、し
たがって速度範囲の尺度となる。
【0035】本発明のさらに別の態様によれば、レーザ
・ドップラー流量計測のために上述の装置または方法あ
るいはその両方を使用することができる。この態様で
は、調査範囲の各点において、測定された流速に、周波
数スペクトル分析から得られる固定構成要素と移動構成
要素とによって反射される光の強度の比を掛ける。これ
によって特に目的にかなった形で流れ全体の位置的に分
割した像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための装置の基本図である。
【図2】視線方向IIから見た図1の装置の基本図であ
る。
【図3】本発明による装置の基本的構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 第1スキャナ 2 第2スキャナ 3 第1ミラー 4 第2ミラー 5,6 軸 7 間隔 8,9,10 光線 11 アーム 12 光学軸 13,14 レンズ 16 合焦エレメント 20 対象物 22 装置 24 光源 26 検出器 30 レーザ走査システム 32 コンピュータ 34 電子制御回路 M 線に沿った測定値 N 線当り測定点数 L 走査された線の数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01F 1/66 103 (72)発明者 ゲオルク・ミシエルソン ドイツ連邦共和国、デー−91083・バイエ ルスドルフ−ハーゲナウ、エーゲルラント シユトラーセ・34・エフ (72)発明者 ベルンハルト・シユマウス ドイツ連邦共和国、デー−91054・エルラ ンゲン、リツツエルシユトラーセ・7

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体内で反射するレーザ光線の周波数シ
    フトを、光学的ドップラー効果に従って決定することに
    よって、流体、特に血液の流速を測定する方法におい
    て、レーザ光線によって2次元網目形状の走査を行い、
    各走査点で反射光に応じてN個(Nは2またはそれ以上
    の整数)の測定値を得、こうして測定した各走査点にお
    ける反射光強度の時間的変化からドップラーシフトを計
    算し、それから網目フィールドの各点における流速を決
    定することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの平面で対象物の様々な
    深さで走査が実施可能であり、その際に特にレーザ走査
    システムが共焦点配置で使用でき、走査及び測定が少な
    くとも2つの異なる焦点面において実施可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 レーザ光線の波長を選択することによっ
    て対象物の様々な範囲における測定が実施可能であり、
    その際に好ましくは2つの異なるレーザ源を使用するこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 特に1本の線に沿った走査中に反射され
    る光の強度を一定の時間間隔で測定し、その際に走査さ
    れる線に沿ってM個の測定値を決定して記憶し、これら
    の測定値は走査される線に沿ったM個の個々の点におい
    て反射光強度を再生し、その際に走査を前記の線に沿っ
    て特に同じ時間間隔でN回実施し、続いて対象物に沿っ
    た少なくとももう1つの好ましくは平行な線についてこ
    の走査を繰り返すことを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 反射光強度の位置的に分解されたN行及
    び時間的に分割されたM列を含む、走査される線ごとに
    決定されたM×N個の測定値マトリックスを、スペクト
    ル分析、特に離散フーリェ変換にかけ、これによって反
    射光強度の時間的変動の周波数分布を決定し、またこの
    種の周波数分布から対象物の各点における流体の移動部
    分の速度分布を決定することを特徴とする請求項1から
    4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 対象物の走査された2次元フィールドの
    各点における典型的な流速を計算することによってM×
    L速度マトリックスを決定し、このマトリックスが特に
    像として見えるようにした後に位置的に分割して流速を
    再生することを特徴とする請求項1から5のいずれか一
    項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 測定値の決定を心拍と同期化することを
    特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 互いに垂直な2方向でレーザ光線を周期
    的に偏向させるための光線偏向ユニット(1、2)を有
    するレーザ走査システムを備え、走査の実施及び測定値
    の決定のための電子制御回路(34)を備え、得られた
    測定値を分析するためのコンピュータ(32)を備える
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載
    の方法を実施するための装置。
  9. 【請求項9】 走査されたレーザ光線を調査対象物(2
    0)上に結像するための光学的結像装置または焦点面を
    調節するための合焦エレメント、あるいはその両方を備
    え、その際に光線を偏向させるために、入射レーザ光線
    を偏向させる2つの周期的に同期して動くミラー(3、
    4)が2次元で光学軸(12)に直角に設けられること
    を特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 第2ミラー(4)が高周波(f)で振
    動し、レーザ光線を調査対象物(20)の1つの線に沿
    って動かし、その際に走査を対象物のそれぞれの線に沿
    ってN回(Nは2またはそれ以上の整数)続け、M個の
    点の各々について各線に沿ってN回の測定を同じ時間間
    隔1/fで続けることを特徴とする請求項8または9に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 第2ミラー(4)の中心点が第1ミラ
    ー(3)とその回転軸(5)の間の間隔(7)の中央に
    配置され、第1ミラー(3)からの光線が第2ミラー
    (4)に直接向いかつ逆方向に向い、または第1ミラー
    (3)がアーム(11)を介してそれに属する回転軸に
    結合され、あるいはその両方であり、その際にアーム
    (11)の長さが前記の間隔(7)とほぼ同じ長さであ
    ることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 M×N個の測定値がディジタル化され
    てコンピュータ(32)に記憶され、その際にM×N測
    定値のマトリックスが記憶されて、そのN本の行は位置
    的に分割され、そのM本の列は時間的に分割され、反射
    光の強度が個々の点に対応することを特徴とする請求項
    8から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 対象物の線について位置時間マトリッ
    クスを記憶した後に、第1ミラー(3)によってレーザ
    光線が次に走査される線の方向とほぼ垂直に少なくとも
    対象物(20)の少なくとも1本の隣接線上にシフトさ
    れ、この線に応じて位置時間マトリックスが記憶され、
    その際に走査された線の数Lに応じて、それぞれM×N
    個の測定値を有するL個のマトリックスが計算機によっ
    て記憶され、または評価され、あるいはその両方が行わ
    れることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 スペクトル分析が、適切な信号プロセ
    ッサまたはハードウェアの形のフーリェ変換器によって
    実施されることを特徴とする請求項12または13に記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 高感度の検出器(26)、特に電子な
    だれフォトダイオードまたはこれと同等の高感度検出器
    を備えることを特徴とする請求項8から14のいずれか
    一項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 光学系が偏光に敏感であるように設計
    されており、その際に特に直線偏光レーザ源が使用さ
    れ、もしくは未偏光のレーザ光が偏光器によって直線偏
    光され、デカップリング装置(22)が同様に、偏光に
    敏感であるように設計され、入射光線に対して90°回転
    した方向に直線偏光される反射光だけが検出器(26)
    に到達し、または好ましくは調査される対象物(20)
    とデカップリング装置との間に追加して配置された1/
    4波長板によって反射光の偏光方向がレーザ光源の偏光
    方向とに対して90°回転され、あるいはその両方である
    ことを特徴とする請求項8から15のいずれか一項に記
    載の装置。
  17. 【請求項17】 周波数(f)で動く第2ミラー(4)
    の場合に、対象物の線に沿った走査の後の戻り時間がデ
    ータの取得に利用され、その際に走査される各線につい
    て第1の位置時間マトリックスに対して時間的にシフト
    された第2の位置時間マトリックスが決定され、前記の
    両位置時間マトリックスが別々にフーリェ変換され、続
    いてフーリェ変換のシフト法則を考慮して全スペクトル
    に合成され、これによって特に信号雑音比の改善が達成
    されることを特徴とする請求項8から16のいずれか一
    項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 調査範囲の各点において、測定された
    流速に、周波数スペクトル解析から得られる、固定構成
    要素及び移動構成要素によって反射される光の強度の比
    を掛け、これによって特に目的にかなった形で流れ全体
    の位置的に分割した像がもたらされる、レーザ・ドップ
    ラー流量計測法の使用を特徴とする請求項8から17の
    いずれか一項に記載の装置。
JP17375294A 1993-07-02 1994-07-01 特に血液の流速を測定する方法と装置 Expired - Lifetime JP3576212B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4322043A DE4322043C2 (de) 1993-07-02 1993-07-02 Verfahren und Gerät zur Messung der Fließgeschwindigkeit, insbesondere des Blutes
DE4322043.6 1993-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07146305A true JPH07146305A (ja) 1995-06-06
JP3576212B2 JP3576212B2 (ja) 2004-10-13

Family

ID=6491788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17375294A Expired - Lifetime JP3576212B2 (ja) 1993-07-02 1994-07-01 特に血液の流速を測定する方法と装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0631757B1 (ja)
JP (1) JP3576212B2 (ja)
AT (1) ATE183627T1 (ja)
DE (2) DE4322043C2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319290A (ja) * 2004-04-19 2005-11-17 Wheels Bridge Ab 微小循環を観測する非侵襲的方法
US6999685B1 (en) 1997-01-31 2006-02-14 Seiko Epson Corporation Polarized light communication device, transmitter, laser, polarized light communication device for physiological use, reflected light detector and pulse wave detecting device
JP2007530197A (ja) * 2004-04-02 2007-11-01 マウナ ケア テクノロジーズ 血液流の速度を測定する方法および装置
JP2009189651A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Fuji Xerox Co Ltd 血流速度測定装置及び血流速度の測定方法
WO2019181981A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社ニコン 画像処理方法、プログラム、眼科装置、及び脈絡膜血管画像生成方法
WO2019203314A1 (ja) * 2018-04-18 2019-10-24 株式会社ニコン 画像処理方法、プログラム、及び画像処理装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4414679B4 (de) * 1994-04-27 2010-05-20 Heidelberg Engineering Gmbh Verfahren zur Bestimmung des Oxigenisierungsgrades eines Objektes
US5900928A (en) * 1996-07-30 1999-05-04 Institut De Recherche En Ophtalmologie Confocal bidirectional laser doppler velocimetry
US8121665B2 (en) 2002-03-28 2012-02-21 Heidelberg Engineering Optische Messsysteme Gmbh Method and device for the examination of cavities
DE102005034332A1 (de) * 2005-07-22 2007-01-25 Carl Zeiss Meditec Ag Einrichtung und Verfahren zur Beobachtung, Dokumentation und/oder Diagnose des Augenhintergrundes
CN101292869A (zh) * 2007-04-24 2008-10-29 人宇生物科技股份有限公司 血液流速检测方法及其装置
DE102010035498B4 (de) 2010-08-25 2012-08-02 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Verfahren zum Detektieren von Leckagen, System und medizintechnische Behandlungsvorrichtung

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4142796A (en) * 1977-04-20 1979-03-06 Eye Research Institute Of Retina Foundation, Inc. Blood flow measurement
AU608807B2 (en) * 1987-03-03 1991-04-18 Hitoshi Fujii Apparatus for monitoring bloodstream
JPH0763453B2 (ja) * 1987-08-04 1995-07-12 仁 藤居 血流分布表示装置
EP0376470B1 (en) * 1988-12-28 1994-09-14 Kowa Company Ltd. Ophthalmic measuring apparatus
US5106184A (en) * 1990-08-13 1992-04-21 Eye Research Institute Of Retina Foundation Retinal laser doppler apparatus having eye tracking system
JP3021628B2 (ja) * 1990-11-27 2000-03-15 興和株式会社 血流測定装置
DE4103298A1 (de) * 1991-02-04 1992-08-13 Heidelberg Engineering Optisch Vorrichtung zur abbildung eines objektes
SE468925B (sv) * 1991-08-22 1993-04-19 Gert Nilsson En metod och en anordning foer att reducera den avstaandsberoende foerstaerkningsfaktorn vid maetning av stroemningsroerelser med en bildgivande laser-doppler teknik, i synnerhet vid maetning av blodperfusion genom en vaevnad

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6999685B1 (en) 1997-01-31 2006-02-14 Seiko Epson Corporation Polarized light communication device, transmitter, laser, polarized light communication device for physiological use, reflected light detector and pulse wave detecting device
JP4758418B2 (ja) * 2004-04-02 2011-08-31 マウナ ケア テクノロジーズ 血液流の速度を測定する方法および装置
JP2007530197A (ja) * 2004-04-02 2007-11-01 マウナ ケア テクノロジーズ 血液流の速度を測定する方法および装置
JP2005319290A (ja) * 2004-04-19 2005-11-17 Wheels Bridge Ab 微小循環を観測する非侵襲的方法
US8208997B2 (en) 2004-04-19 2012-06-26 Wheelsbridge Ab Non-invasive method to monitor microcirculation
JP2009189651A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Fuji Xerox Co Ltd 血流速度測定装置及び血流速度の測定方法
JP4506849B2 (ja) * 2008-02-15 2010-07-21 富士ゼロックス株式会社 血流速度測定装置及び血流速度の測定方法
WO2019181981A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社ニコン 画像処理方法、プログラム、眼科装置、及び脈絡膜血管画像生成方法
JPWO2019181981A1 (ja) * 2018-03-20 2021-03-18 株式会社ニコン 画像処理方法、プログラム、眼科装置、及び脈絡膜血管画像生成方法
US11941788B2 (en) 2018-03-20 2024-03-26 Nikon Corporation Image processing method, program, opthalmic device, and choroidal blood vessel image generation method
WO2019203314A1 (ja) * 2018-04-18 2019-10-24 株式会社ニコン 画像処理方法、プログラム、及び画像処理装置
JPWO2019203314A1 (ja) * 2018-04-18 2021-04-30 株式会社ニコン 画像処理方法、プログラム、及び画像処理装置
US11954872B2 (en) 2018-04-18 2024-04-09 Nikon Corporation Image processing method, program, and image processing device

Also Published As

Publication number Publication date
EP0631757B1 (de) 1999-08-25
DE4322043A1 (de) 1995-01-19
DE59408650D1 (de) 1999-09-30
DE4322043C2 (de) 1995-07-20
JP3576212B2 (ja) 2004-10-13
EP0631757A1 (de) 1995-01-04
ATE183627T1 (de) 1999-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5620000A (en) Method and apparatus for measuring flow rate, particularly of blood
EP0707823B1 (en) Short coherence length doppler velocimetry system
US7926945B2 (en) Device and method for monitoring, documenting and/or diagnosing the fundus
US7404640B2 (en) Monitoring blood flow in the retina using a line-scanning laser ophthalmoscope
Aizu et al. Bio-speckle phenomena and their application to the evaluation of blood flow
US4166695A (en) Method and apparatus for measuring retinal blood flow
JP3194000B2 (ja) 網膜レーザードップラー装置
EP1007901B1 (en) Doppler flow imaging using optical coherence tomography
JP2813899B2 (ja) 眼科測定装置
US20030218756A1 (en) High resolution optical coherence tomography with an improved depth range using an axicon lens
JPH08508903A (ja) 網膜眼病診断システム
CA2664210A1 (en) In vivo structural and flow imaging
Aizu et al. Coherent optical techniques for diagnostics of retinal blood flow
JP3576212B2 (ja) 特に血液の流速を測定する方法と装置
GB2255824A (en) Optical apparatus for testing the oculomotor and pupillary systems of the eye
US6192269B1 (en) Ophthalmological measurement apparatus
US3639041A (en) System and method for scanning the depth of the optic fundus
JP3076016B2 (ja) 光計測装置
CA3132140C (en) Intrinsic contrast optical cross-correlated wavelet angiography
CN109363627A (zh) 一种血液流速的测量装置及方法
CN101156769A (zh) 激光散斑法眼底血液流量测量仪
CN109691973B (zh) 一种用于测量眼球脉动的光学相干层析成像***
CN210130811U (zh) 基于光学相干断层扫描的多参数、多功能眼睛测量仪
CN112022085B (zh) 一种视网膜内的血管流量的计算方法
CN213309629U (zh) 一种眼球成像装置以及眼球血液流速测量装置

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040129

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term