JPH07146054A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH07146054A
JPH07146054A JP5296718A JP29671893A JPH07146054A JP H07146054 A JPH07146054 A JP H07146054A JP 5296718 A JP5296718 A JP 5296718A JP 29671893 A JP29671893 A JP 29671893A JP H07146054 A JPH07146054 A JP H07146054A
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JP
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compressor
condenser
oil
main body
heat
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JP5296718A
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Akira Yamamoto
山本  彰
Isahiro Yoshioka
功博 吉岡
Shinichi Kawamura
真一 川村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B6/00Compression machines, plants or systems, with several condenser circuits
    • F25B6/04Compression machines, plants or systems, with several condenser circuits arranged in series
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍サイクルのコンプレッサの冷却を効果的
に図る。 【構成】 機械室15内に配設されたコンプレッサ16
の冷媒吐出口に、除霜水蒸発皿17内の除霜水中に浸る
蒸発パイプ35、及び冷媒を凝縮するオイルコンデンサ
36を直列に接続して設ける。オイルコンデンサ36の
流出側のパイプを、コンプレッサ16内に戻してコンプ
レッサオイル収容部分を通した後、再びコンプレッサ1
6から出して、メインコンデンサの流入側に接続する。
オイルコンデンサ36を、除霜水蒸発皿17の上部に位
置して背面カバー20の排熱口21の近傍に配置し、フ
ァン装置19からの冷却風の一部をそのオイルコンデン
サ36部分を通風させる。本体11の底部に、ファン装
置19の吸込み風が通るダクトを設け、このダクト内に
メインコンデンサを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンプレッサオイルの
放熱効果を高めるようにした冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば家庭用冷蔵庫に設けられる冷凍サ
イクルは、基本的には、図8に示すように、コンプレッ
サ1、コンデンサ2、ドライヤ3、キャピラリチューブ
4、エバポレータ5を、順に閉ループに接続して構成さ
れている。これにて、冷凍サイクル中に封入されている
冷媒が、コンプレッサ1にて高温高圧状態に圧縮され、
コンデンサ2にて液化され、ドライヤ3にて水分が取除
かれた後、キャピラリチューブ4を通ってエバポレータ
5に至り、このエバポレータ5にて周囲の空気から熱を
奪って気化するという循環を行うことにより、冷蔵庫内
の空気を冷却するようになっている。
【0003】ところで、従来より、この種の冷凍サイク
ルにおいては、冷媒にCFC−12等のいわゆる特定フ
ロンが使用されていた。ところが、近年、この種のフロ
ンガスが大気中に放出されると、成層圏のオゾン層に悪
影響を及ぼすことが指摘されてきており、特定フロンの
使用を取り止めることが要請されている。そこで、この
種の冷凍サイクルの冷媒としても、従来のCFC−12
等に代えて、HCFC−22等のいわゆる代替フロンを
使用することが進められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷凍サ
イクルの冷媒にHCFC−22等のいわゆる代替フロン
を採用した場合、従来のものに比べて冷媒の特性上凝縮
圧力が大きくなるためコンプレッサ1(コンプレッサオ
イル)の吐出ガス温度が140℃となり、30〜40℃
上昇してしまうことが判明した。このようにコンプレッ
サ1の温度が上昇してしまうと、冷凍サイクルの冷却性
能が低下すると共に、コンプレッサ1の寿命が短くなっ
てしまう等コンプレッサ1の信頼性低下を招くことにな
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、冷凍サイクルのコンプレッサの冷却を
効果的に図ることができる冷蔵庫を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、本体
に、コンプレッサ,メインコンデンサ,エバポレータ等
を順に閉ループに接続した冷凍サイクルを組込んでなる
と共に、前記本体の底部背面側に設けられた機械室内
に、前記コンプレッサ及びこのコンプレッサに冷却風を
供給するファン装置を配設してなるものであって、前記
冷凍サイクルに、前記コンプレッサから吐出された冷媒
を冷却したのちコンプレッサに戻してコンプレッサオイ
ルの冷却を図るためのオイルコンデンサを設けると共
に、前記オイルコンデンサを、前記機械室の背面カバー
の上部に形成された排熱口近傍に配設し、前記ファン装
置からの冷却風が該オイルコンデンサ部分を通風される
ように構成したところに特徴を有する。
【0007】また、この場合、前記本体の底部に、前面
に吸込口を有し内部に前記メインコンデンサが収容され
る薄形のダクトを設けると共に、前記ファン装置を、こ
のダクトを介して機械室内に外気を吸込むように構成す
れば、より効果的である。さらには、前記ダクトに、前
面の吸込口に加え、側面部あるいは底面部に位置して外
気を吸込むための補助吸込口を形成するようにしても良
い。
【0008】
【作用】上記手段によれば、コンプレッサから吐出され
た冷媒は、オイルコンデンサにより冷却された後、コン
プレッサに戻され、コンプレッサオイルとの熱交換後、
メインコンデンサ側に送られるようになる。従って、オ
イルコンデンサを通った冷媒により、コンプレッサオイ
ルひいてはコンプレッサの冷却が図られる。このとき、
オイルコンデンサは、機械室の背面カバーの上部の排熱
口近傍に配置されるので、オイルコンデンサをコンパク
トに配設することができ、また、排熱口からオイルコン
デンサの放熱が行われると共に、ファン装置による冷却
風の通過による強制対流によって、より効果的に放熱が
行われるようになる。
【0009】また、この場合、本体の底部に、メインコ
ンデンサを収容し前面から外気が吸込まれる薄形のダク
トを設けるようにすれば、その吸込み風によりメインコ
ンデンサの放熱が図られると共に、機械室内の排熱の背
面カバーの排熱口から積極的に行うようにしたので左右
の空間は小さくてすみ、いわゆるビルトイン設置が可能
となり、また、ファンモータやコンプレッサ,メインコ
ンデンサ,オイルコンデンサ等を本体下部に集中的に配
置しているので、これらの部品の廃却時等の本体からの
分離が容易となる。さらには、ダクトに補助吸込口を形
成するようにすれば、外気の吸込みを十分に行うことが
でき、前面の吸込口部分に埃等が溜まるようなことがあ
っても、補助吸込口から必要な外気を吸込むことができ
るようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1乃至
図7を参照して説明する。まず、詳しく図示はしない
が、本実施例に係る冷蔵庫の本体11は、断熱壁により
全体として矩形箱状(図2参照)に形成され、図4に一
部示すように、その内部に扉12により開閉される複数
の貯蔵室13を備えている。この冷蔵庫本体11には、
後述するような冷凍サイクル14が組込まれている。
【0011】そして、この冷蔵庫本体11の背面側下部
には、図1,図4〜図6に示すように、機械室15が形
成されている。この機械室15内には、冷凍サイクル1
4の一部を構成するロータリー形のコンプレッサ16が
配設されていると共に、そのコンプレッサ16の上部に
位置して、除霜水を受けて蒸発させるための除霜水蒸発
皿17が配設されている。また、図1,図6に示すよう
に、前記機械室14内の左寄り部位に位置して、ベルマ
ウス18aを有する仕切壁18が設けられ、この仕切壁
18部分に、前記コンプレッサ16に冷却風を供給する
ためのファン装置19が設けられている。
【0012】さらに、図1及び図4に示すように、前記
機械室15の背面開口部には、全体として矩形状をなす
背面カバー20が取外し可能に設けられるようになって
いる。図1に示すように、この背面カバー20は、機械
室15の背面周縁部に宛がわれるフランジ部から、斜面
部を介してその中央部が背面側に膨出する形状に形成さ
れている。そして、この背面カバー20の背面上部に
は、複数のスリットよりなる排熱口21が形成され、背
面カバー20の右側部(背面から見て左側)には、やは
り複数のスリットよりなる側部排気口22が形成されて
いる。更に、背面カバー20の左側部には補助吸込口2
2aが形成されている。
【0013】また、前記背面カバー20の上部寄り部位
の左右には、図4にも示すように、手掛凹部20aが形
成され、この手掛凹部20aの上部部位に、背面側へ突
出する凸部20bが形成されている。尚、この場合、前
記機械室15の上部に位置する本体11の壁部には、斜
面部11aが形成されており、前記背面カバー20の上
部(排熱口21部分)との間に、後述するオイルコンデ
ンサが配置される空間が確保されているのである。ま
た、前記除霜水蒸発皿17と背面カバー20との間に
は、上昇風が通る通気空間が確保されている。
【0014】一方、図4及び図5に示すように、前記冷
蔵庫本体11の底部には、前記機械室15の前方側に位
置して、薄形のほぼ矩形箱状をなすダクト23が、設置
床部F(図4参照)からやや浮上がった状態で設けられ
ている。図7にも示すように、このダクト23は、前面
のほぼ右半部に吸込口23aを有すると共に、背面側の
左端部が前記機械室15(仕切壁18の左側)に連通し
ている。そして、このダクト23内には、前記冷凍サイ
クル14の一部を構成するメインコンデンサ24が配設
されている。このメインコンデンサ24は、蛇行状に複
数回折返された冷媒パイプ24aの上下両面部に、前後
方向に延びる多数本の放熱ワイヤ24bを添設して構成
され、この場合、図4に示すように、前側部分が上方に
折返されてこの部分のみが上下二重に配置されている。
【0015】そして、本実施例では、前記ダクト23に
は、前面の吸込口23aに加えて、左右の側面部並びに
底面部にも、夫々補助吸込口23b,23c並びに23
dが形成されている。さらに、前記吸込口23a及び各
補助吸込口23b〜23dは、夫々複数個のスリットか
ら構成されるのであるが、本実施例では、前記前面の吸
込口23a及び底面部の補助吸込口23dは、そのスリ
ット幅が50mmと幅広に構成され、また、側面部の補助
吸込口23b,23cもスリット幅が18.5mmと比較
的幅広に構成されている。尚、図4に示すように、ダク
ト20の前面部には、前記扉12とほぼ面一状態となる
ように、通気孔を有する化粧板25が設けられるように
なっている。
【0016】これにて、前記ファン装置19が駆動され
ると、図5に白抜きの矢印で示すように、冷蔵庫本体1
1の前面側の空気が、ダクト23の吸込口23a及び各
補助吸込口23b〜23d,22aから吸込まれ、ダク
ト23内を通って機械室15内に供給されるようになっ
ている。このとき、ダクト23内を通る吸込み風によ
り、メインコンデンサ24の放熱が図られるようになっ
ている。そして、図6にも白抜きの矢印で示すように、
ファン装置19からの冷却風は、コンプレッサ16(除
霜水蒸発皿17の下部)に向けて吹付けられると共に、
その一部は、直接上方に送風され、後述するオイルコン
デンサ部分を通過するように構成されている。また、コ
ンプレッサ16の冷却等に供された風は、背面カバー2
0背面の排熱口21及び側部排気口22から排出される
ようになっている。
【0017】さて、前記冷凍サイクル14について述べ
る。ここで、図3は冷凍サイクル14の構成を示し、ま
た、図2はその冷凍サイクル14が冷蔵庫本体11に対
してどのように組込まれるかを概略的に示すものであ
る。
【0018】即ち、前記コンプレッサ16の吐出側は、
後述のように前記メインコンデンサ24の流入側に接続
され、以下、図3に示すように、メインコンデンサ24
の流出側には、順に防露用のクリーンパイプ26、冷媒
から水分等を除去するためのドライヤ27、差圧弁2
8、キャピラリチューブ29、本体11背面部の冷却器
室(図示せず)内に設けられたエバポレータ30、アキ
ュムレータ31、サクションパイプ32、逆止弁33、
前記コンプレッサ16の流入側の順に閉ループに接続さ
れている。また、前記差圧弁28と逆止弁33の下流部
との間にはバイパス路34が設けられている。この冷凍
サイクル14中には、冷媒として、HCFC−22等の
いわゆる代替フロンが封入されている。このHCFC−
22は、オゾン破壊係数が特定フロン(CFC−12)
の20分の1であり、もし大気中に放出されても、オゾ
ン層への影響の極く少ないものとされている。
【0019】そして、本実施例においては、コンプレッ
サ16の冷媒吐出口に、蒸発パイプ35及びオイルコン
デンサ36が直列に接続され、オイルコンデンサ36の
流出側のパイプは、コンプレッサ16内に戻されてコン
プレッサオイル収容部分を通った後、再びコンプレッサ
16から出て、前記メインコンデンサ24の流入側に接
続されている。
【0020】このうち前記蒸発パイプ35は、コンプレ
ッサ16から上方に延びて、前記除霜水蒸発皿17の底
部を這うように設けられ、除霜水蒸発皿17内に受けら
れた除霜水中に浸るようになっている。そして、前記オ
イルコンデンサ36は、やはり蛇行状に複数回折返され
た冷媒パイプ36aの両面部に、前後方向に延びる多数
本の放熱ワイヤ36bを添設して構成され、図1,図4
及び図6にも示すように、前記除霜水蒸発皿17の上部
の斜面部11aと背面カバー20の上部との間の隙間に
コンパクトに配設されている。前記背面カバー20の背
面上面部には排熱口21が形成されてこの排熱口21の
近傍には前記オイルコンデンサ36が設置されている。
【0021】このように構成された冷蔵庫本体11は、
例えば家庭のキッチンの床部F上に設置されるのである
が、このとき、図4に示すように、前記背面カバー20
の凸部20bが背面側の壁部Wに接することにより、前
記凸部20bがスペーサとして機能し、以て、本体11
の背面部と壁部Wとの間に所要の排気空間(排熱口21
からの排熱が行われる空間)が確保された状態で据付け
ることができるのである。また、本実施例においては、
左右の隙間(放熱スペース)が極く小さく済んで据付の
省スペース化を図るいわゆるビルトイン設置が可能とさ
れている。
【0022】次に、上記構成の作用について述べる。冷
凍サイクル14が運転されると、図3に矢印で示すよう
に、コンプレッサ16によって高温高圧状態に圧縮され
た冷媒が、後述するようにオイルコンデンサ36等を介
した後、メインコンデンサ24に送られる。そして、そ
の冷媒は、メインコンデンサ24にて液化され、エバポ
レータ30に至り、ここで周囲の空気の熱を奪って気化
し、コンプレッサ16に戻るという循環を繰返す。この
際のエバポレータ30により生成された冷気が各貯蔵室
13に供給されるのである。
【0023】このとき、前記ファン装置19が駆動され
ることにより、上述のように外気が吸込まれてコンプレ
ッサ16に向けて送風され、メインコンデンサ24の放
熱が図られると共に、コンプレッサ16の冷却が図られ
る。この場合、外気を吸込むためのダクト23は、前面
の吸込口23aの他に、左右の側面部及び底面部に補助
吸込口23b〜23dを有するので、外気の吸込みを十
分に行うことができ、前面の吸込口23a部分に埃等が
溜まるようなことがあっても、補助吸込口23b〜23
d及び22aから必要な外気を吸込むことができるよう
になる。しかも、吸込口23a及び補助吸込口23b〜
23dの開口を大きくしたので、埃などによる目詰りが
極力防止されるようになっている。
【0024】ここで、冷凍サイクル14の冷媒にHCF
C−22等のいわゆる代替フロンを採用した場合には、
コンプレッサ16(コンプレッサオイル)の温度が過度
に上昇してしまう事情がある。ところが、本実施例で
は、コンプレッサ16とメインコンデンサ24との間
に、オイルコンデンサ36を設けるようにしたので、コ
ンプレッサオイルの効果的な冷却が図られるようになっ
ているのである。即ち、コンプレッサ16から吐出され
た高温高圧状態の冷媒は、まず、蒸発パイプ35を通
る。これにて、冷媒の熱により除霜水蒸発皿17におけ
る除霜水の蒸発が促進されるようになり、また、この際
の熱交換により蒸発パイプ35からの一定の放熱が行わ
れる。
【0025】次に、蒸発パイプ35を通った冷媒は、オ
イルコンデンサ36に至り、ここで冷却されるようにな
る。このとき、オイルコンデンサ36は、排熱口21近
傍に配置されていると共に、前記ファン装置19からの
冷却風の一部が直接そのオイルコンデンサ36部分に供
給されるようになるので、ファン装置19から直接上部
に供給される冷却風、及び、コンプレッサ16部分を通
り、機械室15内の側壁に当った後上昇する冷却風の通
過による強制対流によって効果的に放熱が行われるので
ある。本実施例では、主として背面カバー20の上部の
排熱口21から積極的な排熱を行うようにしている。
【0026】図4乃至図6には、ファン装置19による
冷却風の流れ(放熱のための風路)を白抜きの矢印で示
している。また、ファン装置19の停止時においても、
オイルコンデンサ36を含む機械室15内の熱は、自然
対流により排熱口21から効果的に放熱される。
【0027】そして、このようにしてオイルコンデンサ
36により冷却された冷媒が、コンプレッサ16に戻さ
れ、コンプレッサオイル部分を通ることにより熱交換が
行われる。この際の熱交換により、コンプレッサオイル
ひいてはコンプレッサ16の温度上昇が抑えられるので
ある。しかる後、冷媒は、メインコンデンサ24に送ら
れて上述したような循環を行う。
【0028】このように本実施例によれば、コンプレッ
サ16から吐出された冷媒を冷却したのちコンプレッサ
16に戻してコンプレッサオイルの冷却を図るオイルコ
ンデンサ36を設けたので、冷媒にHCFC−22等の
代替フロンを採用してコンプレッサ16の温度が上昇し
やすい事情があっても、コンプレッサ16の冷却を効果
的に図ることができる。この結果、従来のものと異な
り、冷凍サイクル14の冷却性能の向上を図ることがで
きると共に、コンプレッサ16の長寿命化を図ることが
できるものである。
【0029】そして、オイルコンデンサ36は機械室1
5内の背面カバー20の排熱口21近傍に配置されてい
ると共に、ファン装置19によりオイルコンデンサ36
を含む機械室15内の熱を前記排熱口21から積極的に
排出させるようにしたので、オイルコンデンサ36の放
熱効果に優れ、ひいてはコンプレッサ16の冷却効果を
より一層高め得るものである。特に本実施例では、オイ
ルコンデンサ36を蒸発パイプ35に直列に接続したの
で、コンプレッサ16からオイルコンデンサ36に向け
て吐出された冷媒の熱を除霜水の蒸発に効果的に利用す
ることができる等の効果を併せて得ることができる。
【0030】また、本実施例では、本体11の底部にダ
クト23を設け、ここにメインコンデンサ24を収容す
るようにしたので、ファン装置19の吸込み風によりメ
インコンデンサ24の放熱が効果的に図られるようにな
る。しかも、機械室15内の排熱は上記した上部の排熱
口21からの排熱を積極的に行うこととで、本体11の
左右における隙間(放熱スペース)を極く小さくしたい
わゆるビルトイン設置が可能となった。因みに、本実施
例では、本体11の据付時の左右の隙間は夫々5mmで済
み、上部の隙間も50mmで済むようになった。また、メ
インコンデンサ24の本体11からの分離が容易とな
り、修理や交換などの作業を容易に行うことができる利
点も得られるものである。
【0031】さらに、本実施例では、ダクト23の左右
の側面部及び底面部に補助吸込口23b〜23dを形成
するようにしたので、冷却風となる外気の吸込みを十分
に行うことができ、前面の吸込口23a部分に埃等が溜
まるようなことがあっても、補助吸込口23b〜23d
及び背面カバー20の補助吸込口22aから必要な外気
を吸込むことができるようになる。しかも、本実施例で
は、吸込口23a及び補助吸込口23b〜23dの開口
を大きくしたので、埃などによる目詰りを極力防止する
ことができるものである。
【0032】尚、上記実施例では、ダクト23に、前面
の吸込口23aに加えて、左右の側面部及び底面部に位
置して3か所に補助吸込口23b〜23dを設けるよう
にしたが、いずれか1か所にのみ補助吸込口を設ける構
成としても良い。その他、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得るものである。
【0033】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の冷蔵庫によれば、冷凍サイクルに、コンプレッサから
吐出された冷媒を冷却したのちコンプレッサに戻してコ
ンプレッサオイルの冷却を図るためのオイルコンデンサ
を設けると共に、前記オイルコンデンサを、機械室の背
面カバーの背面上部に形成された排熱口近傍に配設し、
ファン装置からの直接及び間接の冷却風が該オイルコン
デンサ部分を通風されるように構成したので、冷凍サイ
クルのコンプレッサの冷却を効果的に図ることができる
という優れた実用的効果を奏するものである。
【0034】また、この場合、本体の底部に、メインコ
ンデンサを収容し前面から外気が吸込まれる薄形のダク
トを設けるようにすれば、その吸込み風によりメインコ
ンデンサの放熱が図られると共に、機械室内の排熱は、
背面カバーの排熱口から積極的に行うようにしたので左
右の空間は最小でよくビルトイン設置が可能となり、ま
た、ファンモータやコンプレッサ,メインコンデンサ,
オイルコンデンサ等を本体下部に集中的に配置している
ので、これらの部品の廃却時等の本体からの分離が容易
となる。さらには、ダクト及び背面カバーに補助吸込口
を形成するようにすれば、外気の吸込みを十分に行うこ
とができ、前面の吸込口部分に埃等が溜まるようなこと
があっても、補助吸込口から必要な外気を吸込むことが
できるようになる等の効果を併せて得ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、機械室部分の
背面側からの斜視図
【図2】冷凍サイクルの本体への組付け構成を示す背面
側からの斜視図
【図3】冷凍サイクルの構成図
【図4】本体の下部の縦断側面図
【図5】本体の下部の横断平面図
【図6】背面カバーを取除いた機械室部分の背面図
【図7】ダクトの斜視図
【図8】従来例を示す冷凍サイクルの概略的な構成図
【符号の説明】
図面中、11は冷蔵庫本体、14は冷凍サイクル、15
は機械室、16はコンプレッサ、17は除霜水蒸発皿、
19はファン装置、20は背面カバー、21は排熱口、
22は側部排気口、23はダクト、23aは吸込口、2
3b〜23dは補助吸込口、24はメインコンデンサ、
30はエバポレータ、35は蒸発パイプ、36はオイル
コンデンサを示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に、コンプレッサ,メインコンデン
    サ,エバポレータ等を順に閉ループに接続した冷凍サイ
    クルを組込んでなると共に、前記本体の底部背面側に設
    けられた機械室内に、前記コンプレッサ及びこのコンプ
    レッサに冷却風を供給するファン装置を配設してなる冷
    蔵庫において、 前記冷凍サイクルに、前記コンプレッサから吐出された
    冷媒を冷却したのちコンプレッサに戻してコンプレッサ
    オイルの冷却を図るためのオイルコンデンサを設けると
    共に、前記オイルコンデンサを、前記機械室の背面カバ
    ーの上部に形成された排熱口近傍に配設し、前記ファン
    装置からの冷却風が該オイルコンデンサ部分を通風され
    るように構成したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 本体の底部には、前面に吸込口を有し内
    部にメインコンデンサが収容される薄形のダクトが設け
    られ、ファン装置は、このダクトを介して機械室内に外
    気を吸込むように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 ダクトには、前面の吸込口に加え、側面
    部あるいは底面部に位置して外気を吸込むための補助吸
    込口が形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    冷蔵庫。
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