JPH07145764A - 回転分配型燃料注入装置 - Google Patents
回転分配型燃料注入装置Info
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- JPH07145764A JPH07145764A JP6171351A JP17135194A JPH07145764A JP H07145764 A JPH07145764 A JP H07145764A JP 6171351 A JP6171351 A JP 6171351A JP 17135194 A JP17135194 A JP 17135194A JP H07145764 A JPH07145764 A JP H07145764A
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- Japan
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- plunger
- plungers
- rotary distribution
- fuel
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M41/00—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
- F02M41/08—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
- F02M41/14—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons
- F02M41/1405—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons pistons being disposed radially with respect to rotation axis
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置に重大な損傷を与えない、改良された形
状の回転分配型燃料注入装置を提供することにある。 【構成】 回転分配型燃料注入装置は互いに交差するそ
れぞれの直径孔内に収容される２対のプランジヤ（１
２，１３）を有する。プランジヤの一方はその内方端で
延長部（１３Ａ）を設けることにより好都合には残りの
プランジヤより長い。延長部はプランジヤへの損傷の危
険を最小にするように残りのプランジヤの運動通路内に
横たわる。
状の回転分配型燃料注入装置を提供することにある。 【構成】 回転分配型燃料注入装置は互いに交差するそ
れぞれの直径孔内に収容される２対のプランジヤ（１
２，１３）を有する。プランジヤの一方はその内方端で
延長部（１３Ａ）を設けることにより好都合には残りの
プランジヤより長い。延長部はプランジヤへの損傷の危
険を最小にするように残りのプランジヤの運動通路内に
横たわる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジング内で回転の
ために取り付けられる回転分配部材、軸線が共通の半径
方向平面内に横たわりかつ内方端で共通の注入空間を形
成すべく交差し、前記回転分配部材にそれぞれ形成され
る半径方向穿孔内に取り付けられる少なくとも３つの注
入プランジヤ、前記回転分配部材を取り囲みかつその内
周面に形成された複数のカムローブを有しそれにより前
記回転分配部材の回転の間中内方運動が前記注入空間か
ら出口へ燃料を移動するために前記注入プランジヤに付
与される環状カムリング、および燃料を前記注入空間へ
供給するための手段からなり、このプランジヤの運動に
よって内燃機関へ燃料を供給するように構成された回転
分配型燃料注入装置に関する。
ために取り付けられる回転分配部材、軸線が共通の半径
方向平面内に横たわりかつ内方端で共通の注入空間を形
成すべく交差し、前記回転分配部材にそれぞれ形成され
る半径方向穿孔内に取り付けられる少なくとも３つの注
入プランジヤ、前記回転分配部材を取り囲みかつその内
周面に形成された複数のカムローブを有しそれにより前
記回転分配部材の回転の間中内方運動が前記注入空間か
ら出口へ燃料を移動するために前記注入プランジヤに付
与される環状カムリング、および燃料を前記注入空間へ
供給するための手段からなり、このプランジヤの運動に
よって内燃機関へ燃料を供給するように構成された回転
分配型燃料注入装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】４つのプランジヤを有する上記装置の１
実施例において、直径的に２つの交差するように配置さ
れた穿孔（半径方向にみて実質的に４個の孔）に対し
て、この各穿孔内を移動可能にプランジヤが配置されて
いる構成が普通である。２つの孔は互いに直角に配置さ
れるかまたは燃料がそれに供給され得るエンジンの型に
よっては直角以外の他の或る角度で配置され得る。その
うえ、孔の１つ内のプランジヤがそれらの孔内方運動の
限界においてより長いプランジヤの内方端がほとんど接
触しかつ短いプランジヤの内方端が長いプランジヤの側
部にほとんど接触するような寸法になされていることが
このプランジヤ配置構成の一般的な構成である。これ
は、この種の注入プランジヤにおいて、上述のようにプ
ランジヤの内方端が他のプランジヤに接触するような構
成とすることは、穿孔内でのプランジヤの内向運動の終
わりにおいて注入空間を小さくでき、したがってこの注
入空間内に残存する燃料の容量は装置の作動の一貫性の
観点から好都合である最小に保持される。
実施例において、直径的に２つの交差するように配置さ
れた穿孔（半径方向にみて実質的に４個の孔）に対し
て、この各穿孔内を移動可能にプランジヤが配置されて
いる構成が普通である。２つの孔は互いに直角に配置さ
れるかまたは燃料がそれに供給され得るエンジンの型に
よっては直角以外の他の或る角度で配置され得る。その
うえ、孔の１つ内のプランジヤがそれらの孔内方運動の
限界においてより長いプランジヤの内方端がほとんど接
触しかつ短いプランジヤの内方端が長いプランジヤの側
部にほとんど接触するような寸法になされていることが
このプランジヤ配置構成の一般的な構成である。これ
は、この種の注入プランジヤにおいて、上述のようにプ
ランジヤの内方端が他のプランジヤに接触するような構
成とすることは、穿孔内でのプランジヤの内向運動の終
わりにおいて注入空間を小さくでき、したがってこの注
入空間内に残存する燃料の容量は装置の作動の一貫性の
観点から好都合である最小に保持される。
【０００３】
【発明が解決すべき課題】そして、例えば装置が休止し
ているとき最上方のプランジヤは重力の作用により下方
に動く傾向があるが、残りのプランジヤはそれらの走行
可能な範囲の最外方にありかつ下方に動く短いプランジ
ヤが１つであるとき、そのプランジヤの運動は１つプラ
ンジヤの側面とのその係合により一時的に停止させられ
る。それゆえエンジンを始動しようとするときプランジ
ヤ同志の不測の干渉が生じることによる問題はなかつ
た。しかしながら、プランジヤのストロークが装置によ
り供給され得る燃料の量を増加するために増大される場
合に、プランジヤの短いプランジヤに関して上記で略述
された位置において２つの長いプランジヤの内方端間で
動くことができる状態がみられる。このよう状態が発生
する結果、エンジンがクランクに連結されてその始動を
達成するとき、長いプランジヤの内方端が短いプランジ
ヤと係合して押圧されて装置に重大な損傷を生じる。
ているとき最上方のプランジヤは重力の作用により下方
に動く傾向があるが、残りのプランジヤはそれらの走行
可能な範囲の最外方にありかつ下方に動く短いプランジ
ヤが１つであるとき、そのプランジヤの運動は１つプラ
ンジヤの側面とのその係合により一時的に停止させられ
る。それゆえエンジンを始動しようとするときプランジ
ヤ同志の不測の干渉が生じることによる問題はなかつ
た。しかしながら、プランジヤのストロークが装置によ
り供給され得る燃料の量を増加するために増大される場
合に、プランジヤの短いプランジヤに関して上記で略述
された位置において２つの長いプランジヤの内方端間で
動くことができる状態がみられる。このよう状態が発生
する結果、エンジンがクランクに連結されてその始動を
達成するとき、長いプランジヤの内方端が短いプランジ
ヤと係合して押圧されて装置に重大な損傷を生じる。
【０００４】単一の孔および１対のプランジヤが設けら
れる分配型ポンプにおいてプランジヤの中間にばねを配
置することが知られている。しかしながら、ばねは高い
応力状況において信頼し得ないことが知られかつ２つの
交差する孔内に複数のばねを収容することは難しい。
れる分配型ポンプにおいてプランジヤの中間にばねを配
置することが知られている。しかしながら、ばねは高い
応力状況において信頼し得ないことが知られかつ２つの
交差する孔内に複数のばねを収容することは難しい。
【０００５】本発明の目的は上記問題を解消することの
できるように改良されたプランジヤを具備する回転分配
型燃料注入装置を提供することにある。
できるように改良されたプランジヤを具備する回転分配
型燃料注入装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ハ
ウジング内で回転のために取り付けられる回転分配部
材、軸線が共通の半径方向平面内に横たわりかつ内方端
で共通の注入空間を形成すべく交差し、前記回転分配部
材にそれぞれ形成される半径方向穿孔内に取り付けられ
る少なくとも３つの注入プランジヤ、前記回転分配部材
を取り囲みかつその内周面に形成された複数のカムロー
ブを有しそれにより前記回転分配部材の回転の間中内方
運動が前記注入空間から出口へ燃料を移動するために前
記注入プランジヤに付与される環状カムリング、および
燃料を前記注入空間へ供給するための手段からなる、内
燃機関へ燃料を供給するための回転分配型燃料注入装置
において、前記プランジヤの１つは前記回転分配部材の
径方向における最外方位置において前記１つのプランジ
ヤの内方端が残りのプランジヤの運動の通路内に横たわ
るように前記残りのプランジヤより長く構成されたこと
を特徴とする回転分配型燃料注入装置により達成するこ
とができる。
ウジング内で回転のために取り付けられる回転分配部
材、軸線が共通の半径方向平面内に横たわりかつ内方端
で共通の注入空間を形成すべく交差し、前記回転分配部
材にそれぞれ形成される半径方向穿孔内に取り付けられ
る少なくとも３つの注入プランジヤ、前記回転分配部材
を取り囲みかつその内周面に形成された複数のカムロー
ブを有しそれにより前記回転分配部材の回転の間中内方
運動が前記注入空間から出口へ燃料を移動するために前
記注入プランジヤに付与される環状カムリング、および
燃料を前記注入空間へ供給するための手段からなる、内
燃機関へ燃料を供給するための回転分配型燃料注入装置
において、前記プランジヤの１つは前記回転分配部材の
径方向における最外方位置において前記１つのプランジ
ヤの内方端が残りのプランジヤの運動の通路内に横たわ
るように前記残りのプランジヤより長く構成されたこと
を特徴とする回転分配型燃料注入装置により達成するこ
とができる。
【０００７】
【作用】本発明によれば、明記された種類の装置におい
てプランジヤの１つがその最外方位置において前記１つ
のプランジヤの内方端が残りのプランジヤの運動の通路
内に横たわるように前記残りのプランジヤより長いこと
から、この長い１つのプランジヤの内方端は常に他のプ
ランジヤの内方方向の一定以上の動きを規制する位置に
ある。
てプランジヤの１つがその最外方位置において前記１つ
のプランジヤの内方端が残りのプランジヤの運動の通路
内に横たわるように前記残りのプランジヤより長いこと
から、この長い１つのプランジヤの内方端は常に他のプ
ランジヤの内方方向の一定以上の動きを規制する位置に
ある。
【０００８】
【実施例】本発明による燃料注入装置の１実施例につい
て添付図面を参照して以下に説明する。図面の図１およ
び図４を参照すると、装置は４シリンダエンジンへ燃料
を供給するためのものでそしてハウジング１７内に回転
のために取り付けられかつ使用中、関連のエンジンと同
期して駆動される駆動軸１８によつて駆動される回転分
配型部材１０からなる。
て添付図面を参照して以下に説明する。図面の図１およ
び図４を参照すると、装置は４シリンダエンジンへ燃料
を供給するためのものでそしてハウジング１７内に回転
のために取り付けられかつ使用中、関連のエンジンと同
期して駆動される駆動軸１８によつて駆動される回転分
配型部材１０からなる。
【０００９】分配部材に形成されるのはその軸線が孔が
交差するように共通平面内に横たわる１対の直径的に配
置された孔１１である。特別な実施例において２つの孔
の軸線が直角に配置される。
交差するように共通平面内に横たわる１対の直径的に配
置された孔１１である。特別な実施例において２つの孔
の軸線が直角に配置される。
【００１０】孔１１の１方に取り付けられるのは１対の
注入プランジヤ１２でかつ他方の孔に取り付けられるの
は１対のプランジヤ１３である。それらの外方端におい
て注入プランジヤは複数のカムフオロワ１４により係合
され、各カムフオロワはローラ１４ａを支持するシユー
１４ｂからなり、そしてローラ１４ａは装置のハウジン
グ１７に支持される環状カムリング１５の内周面と係合
することができる。カムリング１５の内周面は４つのカ
ムローブ１６を備え、これらのカムローブ１６は回転分
配部材１０が回転するとき、プランジヤの内方端に画成
された注入空間１６Ａから燃料を放出するように注入プ
ランジヤの内向運動を行う。公知の方法において注入空
間１６Ａは回転分配部材１０に形成される供給通路１９
と連通し、かつ供給通路１９は順次その１つのみが図示
されかつ燃料が注入プランジヤの連続内向運動の間中出
口ポート２０に供給されるようにハウジング内に配置さ
れる４つの出口ポート２０と係合し得る。燃料はその回
転部分が回転分配部材１０に結合されるかまたは上記駆
動軸１８に結合され得る羽根型のポンプ２３のごとき燃
料源からハウジングの入口ポート２１および回転分配部
材１０の入口通路２２によつて注入プランジヤ１２，１
３の外向運動（燃料の液圧による孔の外向き方向の運
動）を行うために注入空間１６Ａに供給される。出口ポ
ート２０を通って装置により供給される燃料の量は吐き
出し弁２４を通って注入空間から燃料を吐き出すことに
より制御されるかまたは注入空間に入れられる燃料の量
を制御するために手段が設けられ得る。
注入プランジヤ１２でかつ他方の孔に取り付けられるの
は１対のプランジヤ１３である。それらの外方端におい
て注入プランジヤは複数のカムフオロワ１４により係合
され、各カムフオロワはローラ１４ａを支持するシユー
１４ｂからなり、そしてローラ１４ａは装置のハウジン
グ１７に支持される環状カムリング１５の内周面と係合
することができる。カムリング１５の内周面は４つのカ
ムローブ１６を備え、これらのカムローブ１６は回転分
配部材１０が回転するとき、プランジヤの内方端に画成
された注入空間１６Ａから燃料を放出するように注入プ
ランジヤの内向運動を行う。公知の方法において注入空
間１６Ａは回転分配部材１０に形成される供給通路１９
と連通し、かつ供給通路１９は順次その１つのみが図示
されかつ燃料が注入プランジヤの連続内向運動の間中出
口ポート２０に供給されるようにハウジング内に配置さ
れる４つの出口ポート２０と係合し得る。燃料はその回
転部分が回転分配部材１０に結合されるかまたは上記駆
動軸１８に結合され得る羽根型のポンプ２３のごとき燃
料源からハウジングの入口ポート２１および回転分配部
材１０の入口通路２２によつて注入プランジヤ１２，１
３の外向運動（燃料の液圧による孔の外向き方向の運
動）を行うために注入空間１６Ａに供給される。出口ポ
ート２０を通って装置により供給される燃料の量は吐き
出し弁２４を通って注入空間から燃料を吐き出すことに
より制御されるかまたは注入空間に入れられる燃料の量
を制御するために手段が設けられ得る。
【００１１】図１においてプランジヤ１２，１３はそれ
らの走行の最外方限界で示され、ローラ１４ａはカムリ
ング１５の基円（カムローブ以外の内径の大きい部分）
に横たわり、一方、図２かつまた図４において示される
ように、プランジヤはローラ１４ａがカムローブ１６の
頂部にあるとき採る位置であるそれらの走行の最内方限
界で示される。
らの走行の最外方限界で示され、ローラ１４ａはカムリ
ング１５の基円（カムローブ以外の内径の大きい部分）
に横たわり、一方、図２かつまた図４において示される
ように、プランジヤはローラ１４ａがカムローブ１６の
頂部にあるとき採る位置であるそれらの走行の最内方限
界で示される。
【００１２】本発明において留意されることは、プラン
ジヤの１方１３がその内方端に延長部１３Ａを有しかつ
該延長部が同様にプランジヤの走行範囲の最外方限界に
おいて、プランジヤ１２の運動通路内に横たわるという
ことである。この延長部１３Ａはプランジヤの主部分
（孔の内面に接触する部分）と比較して小径に構成され
ている。図示のごとく、他方のプランジヤ１３（図１お
よび図２において下側のプランジヤ）はプランジヤ１２
の長さより僅かに大きい長さを有し、そしてその内方端
部分は前記延長部１３Ａと同様に小径に構成されている
が、この下側のプランジヤ１３はその全長がプランジヤ
１２と同一の長さを有するように構成することができ
る。したがって、この場合ならば、前記他方のプランジ
ヤ１３は装置が運転される場合（組み込む場合）に一方
のプランジヤ１３と同一の孔に置き換えられることを保
証するように識別マスクを有する。プランジヤが図２に
見られるようにそれらの走行の最内方限界にあるとき、
前述の延長部１３Ａの内方端は他方のプランジヤ１３の
内方端にほとんど接触すると言える程極めて接近しかつ
プランジヤ１２の内方端は延長部１３Ａとプランジヤ１
３の側面にほとんど接触すると言える程極めて接近す
る。したがって、プランジヤの内向運動の終わりにおい
てそれゆえ注入空間１６Ａは小さくなり燃料の量は最小
になる。
ジヤの１方１３がその内方端に延長部１３Ａを有しかつ
該延長部が同様にプランジヤの走行範囲の最外方限界に
おいて、プランジヤ１２の運動通路内に横たわるという
ことである。この延長部１３Ａはプランジヤの主部分
（孔の内面に接触する部分）と比較して小径に構成され
ている。図示のごとく、他方のプランジヤ１３（図１お
よび図２において下側のプランジヤ）はプランジヤ１２
の長さより僅かに大きい長さを有し、そしてその内方端
部分は前記延長部１３Ａと同様に小径に構成されている
が、この下側のプランジヤ１３はその全長がプランジヤ
１２と同一の長さを有するように構成することができ
る。したがって、この場合ならば、前記他方のプランジ
ヤ１３は装置が運転される場合（組み込む場合）に一方
のプランジヤ１３と同一の孔に置き換えられることを保
証するように識別マスクを有する。プランジヤが図２に
見られるようにそれらの走行の最内方限界にあるとき、
前述の延長部１３Ａの内方端は他方のプランジヤ１３の
内方端にほとんど接触すると言える程極めて接近しかつ
プランジヤ１２の内方端は延長部１３Ａとプランジヤ１
３の側面にほとんど接触すると言える程極めて接近す
る。したがって、プランジヤの内向運動の終わりにおい
てそれゆえ注入空間１６Ａは小さくなり燃料の量は最小
になる。
【００１３】装置が休止中であるとき最上方のプランジ
ヤは重力の作用により下方に落ち込む傾向があり、そし
て最上方であるプランジヤが前記プランジヤ１２の１つ
であるとき延長部１３Ａはプランジヤ１２がプランジヤ
１３の運動通路に動く可能性がないようにプランジヤの
下向運動を制限する。それゆえプランジヤ１３が装置の
公知の形状におけると等しい長さからなる場合であるよ
うにプランジヤ１３の内向運動が阻止される可能性はな
い。
ヤは重力の作用により下方に落ち込む傾向があり、そし
て最上方であるプランジヤが前記プランジヤ１２の１つ
であるとき延長部１３Ａはプランジヤ１２がプランジヤ
１３の運動通路に動く可能性がないようにプランジヤの
下向運動を制限する。それゆえプランジヤ１３が装置の
公知の形状におけると等しい長さからなる場合であるよ
うにプランジヤ１３の内向運動が阻止される可能性はな
い。
【００１４】本実施例において２つの孔１１は図１およ
び図２に示されるように９０°で配置されている。しか
し、本発明においては上記実施例に限るものではなく、
例えば図３に示すような構成とすることもできる。この
構成においては、或る形状のエンジンへ燃料を供給する
ために一つの孔１１は他の孔１１に対して他の或る角度
（９０°以外の角度）で配置されている。この場合、延
長部１３Ａを有するプランジヤ１３ならびにもう一つの
プランジヤ１３は上記実施例の場合とその基本的構成は
略同じであるが、図中左右側に位置する両プランジヤ１
２はその内方端部１２ａが例えば円錐形状に構成されて
おり、この内方端部１２ａが延長部１３Ａに極めて接近
して、プランジヤの内向運動の終わりにおいて注入空間
を小さくし燃料の量を少なくするようになっている。
び図２に示されるように９０°で配置されている。しか
し、本発明においては上記実施例に限るものではなく、
例えば図３に示すような構成とすることもできる。この
構成においては、或る形状のエンジンへ燃料を供給する
ために一つの孔１１は他の孔１１に対して他の或る角度
（９０°以外の角度）で配置されている。この場合、延
長部１３Ａを有するプランジヤ１３ならびにもう一つの
プランジヤ１３は上記実施例の場合とその基本的構成は
略同じであるが、図中左右側に位置する両プランジヤ１
２はその内方端部１２ａが例えば円錐形状に構成されて
おり、この内方端部１２ａが延長部１３Ａに極めて接近
して、プランジヤの内向運動の終わりにおいて注入空間
を小さくし燃料の量を少なくするようになっている。
【００１５】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、ハウジング内
で回転のために取り付けられる回転分配部材、軸線が共
通の半径方向平面内に横たわりかつ内方端で共通の注入
空間を形成すべく交差する、前記分配部材にそれぞれ形
成される半径方向穿孔内に取り付けられる少なくとも３
つの注入プランジヤ、前記分配部材を取り囲みかつその
内周面に形成された複数のカムローブを有しそれにより
前記分配部材の回転の間中内方運動が前記注入空間から
出口へ燃料を移動するために前記注入プランジヤに付与
される環状カムリング、および燃料を前記注入空間へ供
給するための手段からなる、内燃機関へ燃料を供給する
ための回転分配型燃料注入装置において、前記プランジ
ヤの１つがその最外方位置において前記１つのプランジ
ヤの内方端が残りのプランジヤの運動の通路内に横たわ
るように前記残りのプランジヤより長い構成としたの
で、この長い１つのプランジヤの内方端は常に他のプラ
ンジヤの孔内方方向の一定以上の動きを規制することが
でき、装置に重大な損傷を生じない改良された形状の回
転分配型燃料注入装置を提供することができる。
で回転のために取り付けられる回転分配部材、軸線が共
通の半径方向平面内に横たわりかつ内方端で共通の注入
空間を形成すべく交差する、前記分配部材にそれぞれ形
成される半径方向穿孔内に取り付けられる少なくとも３
つの注入プランジヤ、前記分配部材を取り囲みかつその
内周面に形成された複数のカムローブを有しそれにより
前記分配部材の回転の間中内方運動が前記注入空間から
出口へ燃料を移動するために前記注入プランジヤに付与
される環状カムリング、および燃料を前記注入空間へ供
給するための手段からなる、内燃機関へ燃料を供給する
ための回転分配型燃料注入装置において、前記プランジ
ヤの１つがその最外方位置において前記１つのプランジ
ヤの内方端が残りのプランジヤの運動の通路内に横たわ
るように前記残りのプランジヤより長い構成としたの
で、この長い１つのプランジヤの内方端は常に他のプラ
ンジヤの孔内方方向の一定以上の動きを規制することが
でき、装置に重大な損傷を生じない改良された形状の回
転分配型燃料注入装置を提供することができる。
【図１】図４に示す装置におけるＩ−Ｉ線に沿った部分
の断面矢視図である。
の断面矢視図である。
【図２】異なる設定において図１に示した装置の一部分
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す要部断面図であり、
図１の場合と同様な位置における断面図である。
図１の場合と同様な位置における断面図である。
【図４】本発明の装置の側面断面図である。
１０ 分配部材 １１ 孔 １２ プランジヤ １３ プランジヤ １４ カムフオロワ １６ カムローブ １６Ａ 注入空間 １７ ハウジング １８ 駆動軸 １９ 供給通路 ２０ 出口ポート ２１ 入口ポート ２３ ポンプ ２４ 吐き出し弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・アルバン・ジョージ・コリング ボーン イギリス国 ケント、ギリンガム、バーナ ム・ウオーク 82 (72)発明者 クリストファー・ストリングフェロウ イギリス国 ケント、スチングボーン、メ ルリン・クローズ 40 (72)発明者 ロナルド・フィリップス イギリス国 ミドルセックス、ヘイズ、キ ルパトリック・ウェイ 12
Claims (3)
- 【請求項１】 ハウジング（１７）内で回転のために取
り付けられる回転分配部材（１０）、軸線が共通の半径
方向平面内に横たわりかつ内方端で共通の注入空間（１
６Ａ）を形成すべく交差し、前記回転分配部材にそれぞ
れ形成される半径方向穿孔（１１）内に取り付けられる
少なくとも３つの注入プランジヤ（１２，１３）、前記
回転分配部材（１０）を取り囲みかつその内周面に形成
された複数のカムローブ（１６）を有しそれにより前記
回転分配部材の回転の間中内方運動が前記注入空間から
出口（２０）へ燃料を移動するために前記注入プランジ
ヤに付与される環状カムリング（１５）、および燃料を
前記注入空間へ供給するための手段（２３）からなる、
内燃機関へ燃料を供給するための回転分配型燃料注入装
置において、 前記プランジヤの１つ（１３）は前記回転分配部材の径
方向における最外方位置において前記１つのプランジヤ
の内方端が残りのプランジヤの運動の通路内に横たわる
ように前記残りのプランジヤより長く構成されたことを
特徴とする回転分配型燃料注入装置。 - 【請求項２】 前記１つのプランジヤは前記半径方向穿
孔における内方側に位置する内方端にて他のプランジヤ
の運動通路に突出可能になされた延長部（１３Ａ）を有
することを特徴とする請求項１に記載の回転分配型燃料
注入装置。 - 【請求項３】 前記他のプランジヤは前記１つのプラン
ジヤより長さが短く構成されたことを特徴とする請求項
２に記載の回転分配型燃料注入装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB939315342A GB9315342D0 (en) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | Fuel pumping apparatus |
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