JPH0714525U - 押釦スイッチ用カバー部材 - Google Patents

押釦スイッチ用カバー部材

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JPH0714525U
JPH0714525U JP4476293U JP4476293U JPH0714525U JP H0714525 U JPH0714525 U JP H0714525U JP 4476293 U JP4476293 U JP 4476293U JP 4476293 U JP4476293 U JP 4476293U JP H0714525 U JPH0714525 U JP H0714525U
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JP
Japan
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push button
cover member
button switch
key top
silicone resin
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JP4476293U
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和房 横山
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は車載用各種押釦スイッチ、夜間通用
口用の暗証番号入力装置、携帯式、据付け式の電話のプ
ッシュ釦など、暗所での操作が必要とされる各種押釦ス
イッチ用に有用とされる押釦スイッチ用カバー部材の提
供を目的とするものである。 【構成】 本考案の押釦スイッチ用カバー部材は、シ
ョアD硬度40°以上の高硬度シリコーン樹脂からなるキ
ートップ部2、通常のシリコーンゴムからなる薄肉可動
部3、ベース部4、導電性可動接点部5を一体化してな
る押釦スイッチ用カバー部材1において、そのキートッ
プ部天面もしくはキートップ部全体に 340〜400nm 領域
の紫外線(UV−A光線)のみで発色する蛍光希土類化
合物にカップリング剤を5〜50%配合した配合物で文
字、記号標示部6を設けてなることを特徴とするもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は押釦スイッチ用カバー部材、特には車載用各種押釦スイッチ、暗証番 号入力装置、携帯式、据付け式電話のプッシュ釦など、暗所で操作が必要とされ る押釦スイッチ用カバー部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
押釦スイッチ用カバー部材については各種の材料からなるものが知られている が、近年、押釦スイッチ用カバー部材には高透明性、精密成形性、すぐれたスプ リング特性などの特徴をもつシリコーンゴムの一体成形品が主流とされているが 、これの他の例としては図5に示したようにキートップ部32をアクリルやポリエ ステルなどの高硬度樹脂やメチルシリコーンレジン、フェニルシリコーンレジン 、ジメチルジフェニルシリコーンレジンなどの高硬度シリコーン樹脂で製作し、 これに通常のシリコーンゴムからなる薄肉可動部33、ベース部34、導電性可動接 点35を一体化させ、さらにこのキートップ部天面に高硬度シリコーン樹脂インキ で文字記号標示部36を設けた押釦スイッチ用カバー部材31も開発されており、こ のものは硬質指触感があるし、キートップ部に指が粘着する感触がないというこ とから、操作性のすぐれたものとして好んで使用されている。
【0003】 一方、文字照光式押釦スイッチ用カバー部材の例としては図6に示したように 、各種の透明部材からなるキートップ42、薄肉可動部43、ベース部44、導電性可 動接点45からなり、この表面に遮蔽膜46を設けると共に、キートップ部42の天面 部に抜き文字で文字、記号などの標示部47を設け、ベース部44の下方に可視光発 光源48を設けてなる押釦スイッチ用カバー部材41や、遮蔽膜をキートップなどの 表面に設けなくてもよいタイプとして図7に示したように文字表示部52を蓄光式 のインキで形成させた押釦スイッチ用カバー部材51、この文字、記号標示部62を 蛍光インキや明彩色インキで形成し、この上方に可視光発光源63を設けた押釦ス イッチ用カバー部材61も公知とされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このキートップ部などに遮蔽膜が設けられた文字照光式押釦スイッチ 用カバー部材41には暗所でも文字が照光されるので鮮明に文字が判別できるが、 この遮蔽膜が通常、黒、濃藍色、灰色などであるために明るい場所で文字が判別 しにくいという不利があるし、このものは製品寸法が正確でなかったり、正確な 位置にアセンブリされていないと光が洩れて文字を認識することが難しくなり、 発光源があるために入力装置自体を薄型化することができないという不利がある 。 また、図7に示した蓄光式インキによる標示部52を用いた押釦スイッチ用カバ ー部材51は蓄光インキの発光継続時間が長くても4時間程度であるために使用中 にわずかづつ文字判別がしにくくなり、一定時間毎に可視光の照射が必要になる という不利があり、図8に示した蛍光インキ、明彩色インキによる標止部62を用 いた押釦スイッチ用カバー部材61にはなるべく目立たない位置に光源63を配置し 、上方から照射する必要があるために、これに気を使う必要があるという不利が ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような不利、欠点を解決した押釦スイッチ用カバー部材に関する ものであり、これは 340〜400nm 領域の紫外線(UV−A光線)のみで発光する 蛍光希土類化合物を配合した配合物で標示部を設けてなることを特徴とするもの であり、これは特にはショアD硬度40°以上の高硬度シリコーン樹脂からなるキ ートップ部を有する押釦スイッチ用カバー部材のキートップ部天面もしくはキー トップ部全体に 340〜400nm 領域の紫外線(UV−A光線)のみで発色する蛍光 希土類化合物にカップリング剤を5〜50%配合した配合物で文字、記号の標示部 を設けてなることを特徴とするものである。
【0006】 すなわち、本考案者は暗所でも文字、記号などの標示部を容易に、かつ明確に 認識することができる押釦スイッチ用カバー部材を開発すべく種々検討した結果 、これについてはこのキートップ部を高硬度シリコーン樹脂を用いて製造し、こ のキートップ部に 340〜400nm 領域の紫外線(UV−A光線)で発色する蛍光希 土類化合物にカップリング剤を配合した配合物で文字、記号などの文字標示部を 形成させて、これに薄肉可動部、ベース部を組み合わせて押釦スイッチ用カバー 部材を製造すると、このものはこれにUV−A光線を照射するとこの文字標示部 が発色するので、これを明確に識別することができるようになるということを見 出し、この蛍光希土類化合物、カップリング類の種類、配合量などについての研 究を進めて本考案を完成させた。 以下にこれをさらに詳述する。
【0007】
【作用】
本考案は押釦スイッチ用カバー部材に関するものであり、これは 340〜400nm 領域の紫外線(UV−A光線)のみで発光する蛍光希土類化合物を配合した配合 物で標示部を設けてなることを特徴とするもので、特にはキートップ部を高硬度 シリコーン樹脂からなるものとし、このキートップ部に 340〜400nm 領域の紫外 線(UV−A光線)で発光する蛍光希土類化合物にカップリング剤を配合した配 合物で文字、記号などの標示部を形成させてなることを特徴とするものであるが 、このようなキートップ部をもつ押釦スイッチ用カバー部材にはこれにUV−A 光線を照射すると文字、記号など標示部が蛍光に発色するので、この標示部を明 確に認識することができるという有利性が与えられる。
【0008】 本考案の押釦スイッチ用カバーの部材としては従来公知の部材からなる、例え ばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂や、ブチルゴム、NBR、エチレンプロ ピレンゴムなどのプラスチック、ゴム、エラストマーなどがらなるものが適宜選 択使用されるが、本考案では、この部材の成形前または成形後に、少なくとも標 示部を 340〜400nm 領域の紫外線(UV−A光線)のみで発色する蛍光希土類化 合物を添加することが必要とされる。標示部としては文字、記号、絵柄などの符 号および/または少なくともキートップ部全体(押釦スイッチ用カバー部材全体 に蛍光希土類化合物を配合してもよいが若干コスト高になるので好ましくない) を発色させてもよい。 なお、このキートップ部を高硬度シリコーン樹脂で成形されたものとすると、 粘着性がなくなるため押圧操作がスムーズとなるので好ましい。この高硬度シリ コーン樹脂からなるキートップ部は従来公知のシリコーンゴムで成形された薄肉 可動部、ベース部と一体成形されて押釦スイッチ用カバー部材とされる。
【0009】 この高硬度シリコーン樹脂としては化学構造的には主鎖がSi骨格を有するシ リコーンオイル、シリコーンワニス、シリコーンレジンとされるが、最適なもの は架橋密度が高く、三次元架橋構造を取りやすく、ブロック共重合体を得やすい シリコーンレジンとすることがよく、これにはメチルシリコーンレジン、フェニ ルシリコーンレジン、ジメチルジフェニルシリコーンレジン、シリコーンポリエ ステルレジン、シリコーンアクリルレジン、シリコーンエポキシレジンまたはこ れらの変成樹脂などが例示され、これによればシリコーンゴムでは得られない硬 度の高いショアD硬度40℃以上のキートップ部を形成することができる。
【0010】 また、この押釦スイッチ用カバー部材をシリコーンゴムからなるものとする場 合には構成する薄肉可動部、ベース部は通常公知のジメチルビニルシロキサンな どからなるものとすればよく、これは各社から市販されているSE1184U、SE 1185U、SE1187U、SE1188U、SH 841U、SH 851U[以上東レ・ダウコ ーニング・シリコーン(株)製商品名]、MM3401、MM3505、MM3605、MM 3705、MM4300、MM4406、MM4500、MM4616、MM4710、MM4810、MM14 00、MM1500、MM1310、MM1401、MM1501[以上ローヌ・プーラン・シリコ ーン(株)製商品名]、TSE260-3U、TSE260-5U、TSE260-7U、T SE221-3U、TSE221-4U、TSE221-5U[以上東芝シリコーン(株)製 商品名]、KE-966TU、KE-981TU、KE-951U、KE-941U、X−30−16 51[以上信越化学工業(株)製商品名]などで作られたものとすればよい。
【0011】 本考案の押釦スイッチ用カバー部材は成形されたキートップ部に蛍光発光する 配合物で文字、記号などの符号や標示部が好ましくは印刷または塗装されるので あるが、この蛍光発光性物質としては蛍光希土類化合物が例示される。この蛍光 希土類化合物としては、緑色に発色する InOOCl:Tb3+、 In2Si2O7:Tb3+、 BaO・6Al2 O3:Eu2+、 Mn2+、 BaAl12O19:Mn、 La2O3・11Al2O3:Eu2+、 Mn2+、 青色に発色する B a5SiO4Cl6:Eu2+、 BaMgAl14O23:Eu2+、 InTaO4:Eu2+、 InNbO4:Eu2+、 CaWO4:Pb、 赤 色に発色する YBO3:Eu3+、 GdBO3:Eu3+、 YVO4:Eu などが例示されるが、これは公 知のポリエステル樹脂ベースのルミライトカラー・インキにカップリング剤を添 加したルミライトカラー配合物を使用すればよい。
【0012】 このルミライトカラー配合物は特に高硬度シリコーン樹脂からなるキートップ 部に強い接着性をもち、暗所でこれにUV−A光線を照射すると文字、記号など の標示部だけが発光するので、文字判別が極めて容易になるばかりか、この発光 がキートップ部を照射するため、この押釦スイッチ用カバー部材が外観的にもす ぐれたものになるという有利性が与えられる。
【0013】 また、ここに使用されるカップリング剤としてはカップリング剤・AP−5[ 信越化学工業(株)製商品名]が例示されるが、このカップリング剤の配合量は この配合物が高硬度シリコーン樹脂からなるキーボード部に接着するように5% 以上、UV−A光線照射に伴なう標示部の発光が弱くならないようにするために は50%以下の範囲とすることが必要とされる。 なお、このルミライト配合物の硬化条件は、このルミライトカラー配合物が二 液反応タイプのものであれば室温でもよいが、これが加熱硬化型のものである場 合には例えば 130℃で3〜10分加熱すればよい。
【0014】 本考案の押釦スイッチ用カバー部材は図1〜図3に示されたものとされる。図 1は本考案の一例の押釦スイッチ用カバー部材の縦断面図を示したものである が、このものは好ましくは高硬度シリコーン樹脂で作られたキートップ部2と好 ましくは通常のシリコーンゴムで製造された薄肉可動部3、ベース部4、導電性 可動接点部5を一体成形したものであるが、これにはキートップ部の天面部にル ミライトカラー配合物で文字、記号などの標示部6を設けたもの、あるいは図示 されていないが、高硬度シリコーン樹脂からなるキートップ部の上にまず蓄光性 インキを印刷し、この上にルミライトカラー配合物で文字、記号などの標示部6 を設けたものであるが、これはその上方のUV−A光源7からUV−A光線を照 射すると、この文字、記号などの標示部6が発光する。
【0015】 また、この押釦スイッチ用カバー部材11は図1と同じ縦断面図である図2に示 したように、好ましくは高硬度シリコーン樹脂で製造されたキートップ2の天面 に、好ましくはまず高硬度シリコーン樹脂またはこれと類似の成分に着色剤、架 橋剤、希釈剤などを配合した高硬度シリコーン樹脂インキで文字、記号標示部12 を印刷しておき、この上にルミライトカラー配合物で文字、記号などの標示部6 を重ねて印刷してもよく、これによればルミライトカラー配合物が通常は可視光 下では無色あるいは白色であるものが、高硬度シリコーン樹脂インキの色で視覚 的にすぐれた効果をもつものになるという有利性が与えられる。
【0016】 しかし、この押釦スイッチ用カバー部材21は図1と同じ縦断面図である図3に 示したように、従来公知の照光式押釦スイッチ用カバー部材と同様にこの押釦ス イッチ用カバー部材の表面部に遮光性塗膜22を設け、この高硬度シリコーン樹脂 からなるキートップ2の天面部にルミライトカラー配合物で文字、記号などの標 示部6を抜き文字として設けられたものとしてもよい。 なお、このルミライトカラー配合物による設けられる文字、記号などの標示部 6は通常白色の高硬度シリコーン樹脂からなるキートップ2の上に白色ルミライ トカラー配合物で文字、記号などの標示部6が設けられるので、このものは図4 の(a)に示したように可視光下では文字認識することができないが、これに暗 所でUV−A光線を照射すると図4(b)に示したように文字記号の認識が可能 となるので、これは夜間のみの通用口の暗証番号入力装置用押釦スイッチとして 活用することができ、昼間は建物の美観に調和するように目だたないものとする ことができるし、このものはまた複数の押釦部をもつ押釦スイッチにおいて、特 に重要と思われる押釦部のみにルミライトカラー配合物で文字、記号などの標示 部を設けておけば、これを他の押釦部と差別することができるという有利性も与 えれれる。
【0017】
【実施例】
つぎに本考案の実施例をあげる。 実施例 高硬度シリコーン樹脂のひとつであるジメチルジフェニルシリコーンレジン・ X321195[信越化学工業(株)製商品名] 100重量部に架橋剤・CX−1195[信 越化学工業(株)製商品名]10重量部、硬化触媒・X−93−555 [信越化学工業 (株)製商品名] 0.4重量部を配合したものをベース材料とし、これに着色剤・ STVX683 のライトブルー色[大日精化工業(株)製商品名]を1重量部添加 してなる配合物をエアディスペンサー・AD3000[岩下エンジニアリング(株) 製商品名]を使用して 150℃に加熱された金型のキートップ部形成用掘り込み部 に滴下充填した。
【0018】 ついでこの滴下した液状体が半硬化し、流動性が失われた30秒後にシリコーン ゴムコンパウンド・KE−9510U[信越化学工業(株)製商品名] 100重量部に 架橋剤・パーヘキサ25B[日本油脂(株)製商品名]1重量部を配合してなる配 合物を薄肉可動部とベース部を形成する金型の掘り込み部に充填し、成形圧力 1 00kg/cm2、成形時間10分の成形条件で加熱圧縮成形したところ、わずかにライト ブルー色の硬質キートップ部を有する押釦スイッチ用カバー部材の成形体が得ら れた。
【0019】 つぎに、ポリエステル樹脂ベースのルミライトカラー・インキ[シンロイヒ( 株)社製商品名]の赤色にカップリング剤・AP−5[信越化学工業(株)製商 品名]を10%添加してなるルミライトカラー配合物をこの得られた押釦スイッチ 用カバー部材の成形体キートップ部天面にスクリーン印刷し、 130℃の乾燥温度 で10分間乾燥処理したところ、高硬度シリコーン樹脂からなるキートップ部の天 面にルミライトカラー配合物で文字、記号などの標示部が印刷された押釦スイッ チ用カバー部材が得られたので、これを据付けタイプの電話機に組み込み、キー トップ部から40cm離れた位置に水銀灯型ブラックランプ[シンロイヒ社製] 250 wを据付け、暗所でこれからUV−A光線を照射したところ、押釦スイッチ用カ バー部材の標示部が発光し、判読性にすぐれたものになる。また、高いクリヤー 性の高硬度シリコーン樹脂からなるキートップ部の側面から微発光を伴なうこと によって外観的にも優れたものとなったが、これはまたキートップ部が高硬度シ リコーン樹脂で作れているので押圧操作においても指への粘着性がなく、操作性 の優れたものであった。
【0020】
【考案の効果】
本考案は押釦スイッチ用カバー部材に関するものであり、これは前記したよう 340 〜400nm 領域の紫外線(UV−A光線)のみで発光する蛍光希土類化合物を 配合した配合物で標示部を設けてなることを特徴とするものであり、これは特に はショアD硬度40°以上の高硬度シリコーン樹脂からなるキートップ部を有する 押釦スイッチ用カバー部材のキートップ部天面もしくはキートップ部全体に 340 〜400nm 領域の紫外線(UV−A光線)のみで発色する蛍光希土類化合物にカッ プリング剤を5〜50%配合した配合物で文字、記号などの標示部を設けてなるこ とを特徴とするものであるが、このものは文字、記号などの標示部がUV−A光 線下で発光するので暗所での視認性もよく、これはまた従来の照光式押釦スイッ チ用カバー部材のように装置内に可視光発光源を設ける必要がないので入力装置 の薄型化が可能になるという有利性が与えられ、これはまたキートップ部が高硬 度シリコーン樹脂で作られている場合には硬質指触感が優れていて押圧操作が良 好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の押釦スイッチ用カバー部材の一例の縦
断面図を示したものである。
【図2】本考案の押釦スイッチ用カバー部材の他の例の
縦断面図を示したものである。
【図3】本考案による照光式押釦スイッチ用カバー部材
の縦断面図を示したものである。
【図4】(a)は本考案の押釦スイッチ用カバー部材の
文字、記号標示部の可視光下での上面図、(b)はこの
もののUV−A光線下の上面図を示したものである。
【図5】従来公知の押釦スイッチ用カバー部材の一例の
縦断面図を示したものである。
【図6】従来公知の照光式押釦スイッチ用カバー部材の
一例の縦断面図を示したものである。
【図7】従来公知の蓄光式インキで文字、記号標示部を
形成した押釦スイッチ用カバー部材の縦断面図を示した
ものである。
【図8】従来公知の蛍光インキで文字、記号標示部を形
成した押釦スイッチ用カバー部材の縦断面図を示したも
のである。
【符号の説明】112131415161…押釦スイッチ用カバー部
材、 2,32,42…キートップ部、 3,33,43…薄肉可動部、 4,34,44…ベース部、 5,35,45…導電性可動接点部、 6…ルミライトカラー配合物で設けた文字、記号標示
部、 7…UV−A光源、 12,36…高硬度シリコーン樹脂インキで設けた文字、記
号表示部、 22,46…遮光性塗膜、 47…抜き文字、記号標示部、 52…蓄光式インキで設けられた文字、記号標示部、 62…蛍光インキで設けられた文字、記号標止部、 63…可視光発光源。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】340 〜400nm 領域の紫外線(UV−A光
    線)のみで発光する蛍光希土類化合物を配合した配合物
    で標示部を設けてなることを特徴とする押釦スイッチ用
    カバー部材。
  2. 【請求項2】ショアD硬度40°以上の高硬度シリコーン
    樹脂からなるキートップ部を有する押釦スイッチ用カバ
    ー部材のキートップ部天面もしくはキートップ部全体に
    340〜400nm 領域の紫外線(UV−A光線)のみで発色
    する蛍光希土類化合物にカップリング剤を5〜50%配合
    した配合物で文字、記号等の標示部を設けてなることを
    特徴とする押釦スイッチ用カバー部材。
JP4476293U 1993-08-17 1993-08-17 押釦スイッチ用カバー部材 Pending JPH0714525U (ja)

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