JPH0714446A - 自動配線装置 - Google Patents

自動配線装置

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JPH0714446A
JPH0714446A JP5153872A JP15387293A JPH0714446A JP H0714446 A JPH0714446 A JP H0714446A JP 5153872 A JP5153872 A JP 5153872A JP 15387293 A JP15387293 A JP 15387293A JP H0714446 A JPH0714446 A JP H0714446A
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JP
Japan
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electric wire
wire
work
cutting
wiring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5153872A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Goi
正治 五井
Kazunori Kogahara
和則 古河原
Kazuhiko Kinutani
和彦 絹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電線供給装置の作業を完全自動化する。 【構成】電線1のチューブ2による継ぎ目を検出する検
出装置3と、継ぎ目を含む切断された電線1を排出する
排出装置4とを備える。人が関与しなくても自動的に継
ぎ目部分を含む切断された電線1を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線を所定の長さに切
断して、その電線を自動的に配線対象としてのワークに
おいて配線する自動配線装置に関し、特に電線の継ぎ目
部分における電線供給装置の処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、産業ロボット技術の発展に伴
い、電線を自動的に配線することも自動化されている。
この種の自動配線装置の一例を図4に示す。図4の自動
配線装置では、作業台10上に設置された2台の多関節
型の作業ロボット11と、この作業ロボット11に対し
て配線を行う電線1を供給する電線供給装置12と、作
業ロボット11の制御を行う制御装置13とで構成して
ある。
【0003】電線供給装置12は、電線1が巻装された
ドラム14から電線1を引き取ると共に、所定の長さに
切断する切断部15と、この切断部15から供給される
電線1を作業ロボット11に受け渡す供給台16とから
なり、供給台16は、作業ロボット11が電線1をつか
みやすい位置及び状態で所定長さに切断された電線1を
保持する一対の挟持チャック17を備えている。
【0004】上記自動配線装置で配線に用いる電線1は
単芯のものであり、配線対象としてのワークAに端子部
18を設け(図5(d))、速結式で配線を行うように
してある。ここで、速結方式とは、端子部18の挿入孔
18a(図7)に電線1の芯線部を挿入するだけで、電
線の接続が行われる方法である。この自動配線装置の配
線動作について説明する。なお、その作業の概略的な流
れを図5に示す。まず、電線供給装置12の切断部15
の内部に設けられたローラなどにより電線1をドラム1
4から引き取る。この引き取られた電線1は、切断部1
5を介して供給台16上の一方の挟持チャック17に送
られる。このとき、上記挟持チャック17は切断部15
から供給される電線1の先端をつかみ(なお、圧入など
により保持する場合もある)、切断部15の電線送り速
度に応じて供給台16の長手方向に沿って移動する。そ
して、上記挟持チャック17が所定位置まで移動したと
き、切断部15は電線1を所定の長さに切断する。この
とき、切断部15は芯線を露出させる端末処理を行う。
その切断された電線1の終端部は、他方の挟持チャック
17によりつまれる。この状態で、作業ロボット11の
下方に配線を行う電線1が用意される。その状態を図6
に示す。
【0005】上記電線1は作業ロボット11の末端のア
ーム11aの下部に取り付けられたチャック11bで電
線1の両端部をつかみ、電線1をワークAのところまで
搬送する。この状態を図7に示す。そして、端子部18
の挿入孔18aに電線1の芯線部を挿入することによ
り、配線作業が完了する。なお、上記自動配線装置の場
合には、電線供給装置12に2つの供給台16を並設
し、作業ロボット11が配線作業を行っているときに、
次に配線を行う電線1が所定状態で準備されるようにし
てある。なお、作業ロボット11の回りは安全柵19で
仕切ってある。
【0006】ところで、上述の自動配線装置において
は、電線1が巻かれたドラム1を交換する毎に、新たな
ドラム1の始端を電線供給装置12の電線供給経路に通
すことは大変である。そこで、電線1が巻かれたドラム
14の交換の際には、交換されるドラム14に巻かれた
電線1の終端と、新たなドラム14の電線1の始端とを
継いでいた。
【0007】上記電線1を継ぐ方法としては、図8に示
すように、夫々の電線1の始端と終端との芯線を露出さ
せ、芯線部1a間をチューブ2で継ぐようにしていた。
ここで、チューブ2の長さをLとし、夫々の電線1の芯
線部1aの長さをl1 ,l2とした場合、L>l1 +l
2 とし、チューブ2内で芯線部1a同時が接触しないよ
うにする。これにより、誤って継ぎ目を含む部分で配線
が行われても、導通検査により不良として検出されるよ
うにしてある。
【0008】なお、芯線部1aを露出させて電線1を継
いでいるのは、電線1を容易に継ぐことができるように
するためである。従って、必ずしも芯線部1aは露出さ
せる必要はない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に継ぎ目を含む部分で配線が行われることは好ましいこ
とではない。そこで、従来では継ぎ目を人が監視し、そ
の部分を取り除くようにしていた。しかしながら、この
場合には継ぎ目を含む部分が取出しやすい位置まで来る
のを確認し、少なくとも電線供給装置12を停止して、
上記継ぎ目部分を含む切断された電線1を取り除く必要
がある。このため、従来では電線供給装置12の作業を
完全自動化(無人化)することができないという問題が
あった。
【0010】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、電線供給装置の作業を
完全自動化することができる自動配線装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、電線の継ぎ目を検出する検出装置と、
継ぎ目を含む切断された電線を排出する排出装置とを備
えている。
【0012】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
人が関与しなくても自動的に継ぎ目部分を含む切断され
た電線を排出できるようにし、電線供給装置の作業を完
全自動化を図る。
【0013】
【実施例】図1乃至図3に基づいて本発明の一実施例を
示す。本実施例の自動配線装置では、概略的には、図1
に示すように、電線1の継ぎ目を検出する検出装置3を
電線1を切断する前の電線供給経路中に設けると共に、
切断された継ぎ目を含む電線1を排出する排出装置4を
切断部15から電線1が送り出される側に設け、検出装
置3で電線1の継ぎ目が検出され、その継ぎ目部分が切
断部15から送り出されたときに、その継ぎ目部分を含
む電線1を排出装置4が排出するようにしたものであ
る。
【0014】図2に自動配線装置のさらに詳細な構造を
示し、図2の構造にかかわる構成を図3に示す。なお、
図2及び図3においては、電線供給装置12の切断部1
5以降の構造及び構成は省略してある。本実施例の自動
配線装置では、切断部15の電線1の引き取り状態に対
応させてドラム14から電線1を切断部15に供給する
構成にしてある。このため、ドラム14には、ドラム1
4を回転駆動するドラム駆動装置21の駆動ローラ22
と、一定の引張力で電線1を切断部15に供給するテン
ションプーリー25と、ドラム14から切断部15への
電線1の供給状態を監視する回転検出センサ26とを設
けてある。
【0015】通常の配線作業時には、下方に位置するテ
ンションプーリ25の位置から、回転検出センサ26が
切断部15の電線1の引き取り状態に応じてドラム14
が回転されているかどうかを検知し、切断部15の電線
1の引き取り状態に合うようにドラム駆動装置21を制
御し、連続的にドラム14から電線1を切断部15に供
給する。
【0016】切断部15は、電線1を内部に引き込む送
りローラ27と、電線1の形を真っ直ぐに整える伸線器
28と、電線1を切断する切断カッタ29と、電線1の
両端の芯線を露出させる端末処理を行う端末処理装置3
0とで構成してある。この切断部15では、電線1の形
を真っ直ぐに整えながら、送りローラ27で電線1を端
末処理装置30に送り、切断カッタ29で所定長さで切
断する。そして、切断後の電線1の端末処理装置30で
端末処理する。その後は従来技術の項で説明したと同様
にして作業ロボット11により自動的に配線作業が行わ
れる。
【0017】上記ドラム14には、電線1の巻き量を検
出する巻き量検出センサ20を設け、電線1の巻き量が
少なくなったこと、自動配線装置のオペレータに対して
知らせるようにしてある。ここで、電線1の巻き量が少
なくなったことは警報装置23で警報を発することによ
り、オペレータに知らせるようにしてある。巻き量検出
センサ20による巻き量の検出は次のようにして行って
いる。本実施例において配線に用いられる電線1の被覆
の色は白であるので、電線1を巻き付けるドラム14の
巻き胴部の色を黒とする。この場合、ドラム1に十分に
電線1が巻かれているときには、胴部は電線1で覆わ
れ、全面白色となっており、ドラム14への電線1の巻
き量が少なくなると、胴部の黒色が現れる。そこで、巻
き量検出センサ20として視覚センサを用いることによ
り、巻き量が少なくなって胴部で黒色が検出されること
から、巻き量が少なくなったことを検出するようにして
ある。このとき、警報装置23から警報が発さられる。
【0018】本実施例の自動配線装置では、警報が発せ
られたときにオペレータが操作する手動スイッチ24を
設け、上記警報が発せられたときにオペレータが手動ス
イッチ24を操作すると、警報が停止されるようにして
ある。なお、このときには上記手動スイッチ24の操作
により、同時にドラム駆動装置21の回転も停止される
ようにしてある。この際にオペレータは、残り少ない電
線1をすべてドラム14から外し、新たなドラム14を
用意し、上述した方法で電線1を継ぐ。そして、新たな
ドラム14に残りの電線1を巻き付ける。なお、上記作
業は配線作業を停止することなく行う。このように電線
供給前の作業に関してはオペレータの関与が必要であ
る。
【0019】上記切断部15に電線1が導入される部分
には、電線1の継ぎ目を検出する検出装置3を設けてあ
る。上述のように電線1の被覆の色は白であるから、継
ぎ目としてのチューブ2の色を黒とする。このようにす
れば、検出装置3として視覚センサを用い、電線1の継
ぎ目を検出することができる。上記切断部15の電線1
を供給する側には、切断された継ぎ目を含む電線1を排
出する排出装置4を設けてある。本実施例の場合には、
この排出装置4として作業ロボットを用い、作業ロボッ
トが排出ローラ5まで上記継ぎ目を含む電線1を搬送し
て、排出ローラ5で電線1を廃却箱31に廃棄するよう
にしてある。なお、作業ロボットが廃棄箱31に直接に
電線1を廃棄するようにしてもよい。
【0020】継ぎ目部分が切断部15に供給された場合
の動作を説明する。継ぎ目部分の電線1が切断部15に
供給されたことは検出装置3で検出され、このとき検出
装置3から排出装置4に対して作業命令が与えられると
共に、端末処理装置30に対して排出作業を行うための
割込命令が与えられる。なお、割込命令により端末処理
装置30における端末処理が停止される。
【0021】通常の配線作業中においては、端末処理装
置30から送りローラ27及び切断カッタ29に対して
動作命令が与えられるが、上記排出作業時には排出装置
4から送りローラ27及び切断カッタ29に対して動作
命令が与えられる。つまり、この排出作業中には端末処
理作業を行うことなく切断部15から送り出された電線
1を排出装置4が排出する。
【0022】排出装置4である作業ロボットはチャック
で電線1をつかみ、切断した電線1を排出ローラ5まで
搬送して、排出ローラ5を構成する1対のローラ間に電
線1の先端を挿入する。そして、この排出ローラ5に対
して回転命令を与え、電線1を放すことで廃棄箱31内
に電線1を廃棄させる。電線1が廃棄されると、排出ロ
ーラ1の回転を停止させる。
【0023】ここで、上記電線1を排出する作業は、検
出装置3の位置を考慮して余裕を持って設定してあり、
排出動作が規定回数に達するまで繰り返し行われる。そ
して、上記排出動作が規定回数に達した時点で、排出装
置4が端末処理装置30に対して作業完了信号を送る。
これにより、自動配線装置は通常動作に戻る。なお、上
記検出装置3の設置箇所や数は上述の場合に限定される
ものではなく、排出方法も上述の方法以外の方法を採用
してもよい。また、排出装置4として作業ロボット11
を用いることも考えられる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように、電線の継ぎ目を
検出する検出装置と、継ぎ目を含む切断された電線を排
出する排出装置とを備えているので、人が関与しなくて
も自動的に継ぎ目部分を含む切断された電線を排出で
き、電線供給装置の作業を完全自動化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の一実施例の排出作業
方法の概略説明図である。
【図2】同上の排出作業の関連部分の具体構造を示す説
明図である。
【図3】排出作業の関連部分の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】自動配線装置の全体構造を示す説明図である。
【図5】配線作業方法の説明図である。
【図6】供給台における電線の保持状態を示す説明図で
ある。
【図7】電線の配線方法の説明図である。
【図8】(a),(b)は電線の連結方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 電線 2 チューブ 3 検出装置 4 排出装置 11 作業ロボット 12 電線供給装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を所定の長さに切断して、その電線
    を自動的に配線対象としてのワークにおいて配線する自
    動配線装置において、電線の継ぎ目を検出する検出装置
    と、継ぎ目を含む切断された電線を排出する排出装置と
    を備えて成ることを特徴とする自動配線装置。
JP5153872A 1993-06-24 1993-06-24 自動配線装置 Withdrawn JPH0714446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153872A JPH0714446A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動配線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153872A JPH0714446A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動配線装置

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Publication Number Publication Date
JPH0714446A true JPH0714446A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15571957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5153872A Withdrawn JPH0714446A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動配線装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0714446A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6936124B2 (en) * 1999-08-10 2005-08-30 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wire joint detecting apparatus
FR2962250A1 (fr) * 2010-07-05 2012-01-06 Laselec Procede de marquage d'un cable, machine de marquage de cables et allonge pour cable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6936124B2 (en) * 1999-08-10 2005-08-30 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wire joint detecting apparatus
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905