JPH07144155A - 冷水装置付遠心分離機 - Google Patents
冷水装置付遠心分離機Info
- Publication number
- JPH07144155A JPH07144155A JP5297003A JP29700393A JPH07144155A JP H07144155 A JPH07144155 A JP H07144155A JP 5297003 A JP5297003 A JP 5297003A JP 29700393 A JP29700393 A JP 29700393A JP H07144155 A JPH07144155 A JP H07144155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bowl
- temp
- air
- rotor
- centrifugal separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B15/00—Other accessories for centrifuges
- B04B15/02—Other accessories for centrifuges for cooling, heating, or heat insulating
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、冷水装置付遠心分離機に関するも
ので、特にロータの温度制御の精度向上を図った冷水装
置付遠心分離機を提供しようとするものである。 【構成】 ボウル内の空気温度を制御するためのボウル
空気温度調節器２５を設け、ポンプモータ２２を制御す
るようにしたものである。
ので、特にロータの温度制御の精度向上を図った冷水装
置付遠心分離機を提供しようとするものである。 【構成】 ボウル内の空気温度を制御するためのボウル
空気温度調節器２５を設け、ポンプモータ２２を制御す
るようにしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷水装置付遠心分離機に
関するものであり、特にその温度制御に関するものであ
る。
関するものであり、特にその温度制御に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動分析装置に組み込まれている
遠心分離機は、分析資料の温度を室温からの温度上昇を
５℃以下程度に制御するだけでよかった。この従来の冷
水装置付遠心分離機の例を本発明の一実施例である図１
を流用して述べる。同図において１は分析資料を入れ遠
心分離するためのロータ、２はロータを回転させるロー
タ用モータ、３はロータ１を取り囲んでいるボウル、４
は冷却液をながしてボウル３を冷却するための熱交換
器、５は冷却液接続口、６はこれらより構成される遠心
分離機、７は圧縮機、８は凝縮器、９は絞り、１０は蒸
発器、１１は圧縮機７、凝縮器８、絞り９、蒸発器１０
等より構成される冷凍サイクル、１２は冷却液、１３は
タンク、１４は出口配管、１５はポンプ、１６は冷却液
接続口、１７は接続配管、１８は戻り配管、１９は冷凍
サイクルを制御するために冷却液の温度を検出するタン
ク水温度調節器、２０は冷凍サイクル１１、冷却液１
２、タンク１３、出口配管１４、ポンプ１５、冷却液接
続口１６、戻り配管１８、タンク水温度調節器１９より
構成される冷水装置である。（従来の遠心分離機には、
ボウル空気温度調節器２５は付いていない)図３におい
て２１は圧縮機７を駆動する圧縮機モータ、２２はポン
プ１５を駆動するポンプモータ、１９ａはタンク水温度
調節器１９のリレー、２３は主操作スイッチ、２４は電
源である。従来はこのような遠心分離機６を運転する場
合には、冷水装置２０を接続配管１６で接続し、主操作
スイッチ２３を閉じると圧縮機モータ２１とポンプモー
タ２２が回転し、冷却液１２が遠心機６に送られ、ロー
タ１の中の分析資料の温度は極端に高くなることがない
よう保持されていた。
遠心分離機は、分析資料の温度を室温からの温度上昇を
５℃以下程度に制御するだけでよかった。この従来の冷
水装置付遠心分離機の例を本発明の一実施例である図１
を流用して述べる。同図において１は分析資料を入れ遠
心分離するためのロータ、２はロータを回転させるロー
タ用モータ、３はロータ１を取り囲んでいるボウル、４
は冷却液をながしてボウル３を冷却するための熱交換
器、５は冷却液接続口、６はこれらより構成される遠心
分離機、７は圧縮機、８は凝縮器、９は絞り、１０は蒸
発器、１１は圧縮機７、凝縮器８、絞り９、蒸発器１０
等より構成される冷凍サイクル、１２は冷却液、１３は
タンク、１４は出口配管、１５はポンプ、１６は冷却液
接続口、１７は接続配管、１８は戻り配管、１９は冷凍
サイクルを制御するために冷却液の温度を検出するタン
ク水温度調節器、２０は冷凍サイクル１１、冷却液１
２、タンク１３、出口配管１４、ポンプ１５、冷却液接
続口１６、戻り配管１８、タンク水温度調節器１９より
構成される冷水装置である。（従来の遠心分離機には、
ボウル空気温度調節器２５は付いていない)図３におい
て２１は圧縮機７を駆動する圧縮機モータ、２２はポン
プ１５を駆動するポンプモータ、１９ａはタンク水温度
調節器１９のリレー、２３は主操作スイッチ、２４は電
源である。従来はこのような遠心分離機６を運転する場
合には、冷水装置２０を接続配管１６で接続し、主操作
スイッチ２３を閉じると圧縮機モータ２１とポンプモー
タ２２が回転し、冷却液１２が遠心機６に送られ、ロー
タ１の中の分析資料の温度は極端に高くなることがない
よう保持されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
分析装置においては、例えば、血液の凝固検査(血栓の
早期診断)に使用される場合が発生し、ロータ１の精密
な温度制御が要求されるようになった。この要求に対し
て、従来の装置では、圧縮機の運転・停止の制御であ
り、冷凍サイクルの圧力バランスの点で短い周期の断続
ができず十分な温度制御ができないという欠点があっ
た。また、ボウル３を冷却するためのタンク水温を検出
して制御しているため、遠心分離機の周囲の室温の影響
を受け、ロータ１の十分な温度制御ができないという欠
点があった。
分析装置においては、例えば、血液の凝固検査(血栓の
早期診断)に使用される場合が発生し、ロータ１の精密
な温度制御が要求されるようになった。この要求に対し
て、従来の装置では、圧縮機の運転・停止の制御であ
り、冷凍サイクルの圧力バランスの点で短い周期の断続
ができず十分な温度制御ができないという欠点があっ
た。また、ボウル３を冷却するためのタンク水温を検出
して制御しているため、遠心分離機の周囲の室温の影響
を受け、ロータ１の十分な温度制御ができないという欠
点があった。
【０００４】本発明は、これらの欠点をなくし、精度の
よい温度制御ができる冷水装置付遠心分離機を提供しよ
うとするものである。
よい温度制御ができる冷水装置付遠心分離機を提供しよ
うとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、遠心分離
機のボウルの中の空気温度を検出するボウル空気温度調
節器を設け、ポンプの運転を制御することにより達成さ
れる。
機のボウルの中の空気温度を検出するボウル空気温度調
節器を設け、ポンプの運転を制御することにより達成さ
れる。
【０００６】
【作用】このような構成とすることにより、次のような
作用がある。遠心分離機の負荷に応じて変化するボウル
の空気温度をボウル空気温度調節器により検出し、ポン
プを短周期で断続させることにより高精度の温度制御を
することができる。
作用がある。遠心分離機の負荷に応じて変化するボウル
の空気温度をボウル空気温度調節器により検出し、ポン
プを短周期で断続させることにより高精度の温度制御を
することができる。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図１、図２を用いて説明す
る。図１は、本発明の実施例の構成図である。同図にお
いて、１〜２０は前述の従来例と同様の機能を有する部
品である。２５はボウルの中の空気温度を検出し、ポン
プの運転を制御するためのボウル空気温度調節器。図２
において２５ａはボウル空気温度調節器２５のリレーで
ある。このような遠心分離機６を運転する場合には、冷
水装置２０を接続配管１６で接続し、主操作スイッチ２
３を閉じると圧縮機モータ２１とポンプモータ２２が回
転し、冷された冷却液１２が遠心分離機６に送られ、ボ
ウル３の中の空気を冷却する。ボウル内の空気がボウル
空気温度調節器２５の設定温度になると、リレー２５ａ
の接点が開き、ポンプモータ２２が停止し、冷却液１２
の供給が停止される。すると再びロータ１の回転による
空気の摩擦熱によりボウル内の空気温度が上昇し、ボウ
ル空気温度調節器２５の設定温度になると、リレー２５
ａの接点が閉じ、ポンプモータ２２が再び運転を開始
し、冷却液１２の供給がされ、ボウル内の空気が冷却さ
れ、ロータ１は適切な温度に保持される。ポンプ２２の
断続運転によりこの繰返しサイクルを行うことが出来る
ため、必要に応じて数１０秒の短い周期で繰り返すこと
ができ、精度のよい制御ができる。また遠心分離機６と
冷水装置２０とが別体に構成されているため、それぞれ
におけるメンテナンス等が容易である。
る。図１は、本発明の実施例の構成図である。同図にお
いて、１〜２０は前述の従来例と同様の機能を有する部
品である。２５はボウルの中の空気温度を検出し、ポン
プの運転を制御するためのボウル空気温度調節器。図２
において２５ａはボウル空気温度調節器２５のリレーで
ある。このような遠心分離機６を運転する場合には、冷
水装置２０を接続配管１６で接続し、主操作スイッチ２
３を閉じると圧縮機モータ２１とポンプモータ２２が回
転し、冷された冷却液１２が遠心分離機６に送られ、ボ
ウル３の中の空気を冷却する。ボウル内の空気がボウル
空気温度調節器２５の設定温度になると、リレー２５ａ
の接点が開き、ポンプモータ２２が停止し、冷却液１２
の供給が停止される。すると再びロータ１の回転による
空気の摩擦熱によりボウル内の空気温度が上昇し、ボウ
ル空気温度調節器２５の設定温度になると、リレー２５
ａの接点が閉じ、ポンプモータ２２が再び運転を開始
し、冷却液１２の供給がされ、ボウル内の空気が冷却さ
れ、ロータ１は適切な温度に保持される。ポンプ２２の
断続運転によりこの繰返しサイクルを行うことが出来る
ため、必要に応じて数１０秒の短い周期で繰り返すこと
ができ、精度のよい制御ができる。また遠心分離機６と
冷水装置２０とが別体に構成されているため、それぞれ
におけるメンテナンス等が容易である。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、ロータの中の分析資料
の温度を極めて精度よく制御することができる冷水装置
付遠心分離機を提供することができる。
の温度を極めて精度よく制御することができる冷水装置
付遠心分離機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明になる冷水装置付遠心分離機の構成図で
ある。
ある。
【図２】本発明になる冷水装置付遠心分離機の電気回路
図である。
図である。
【図３】従来の冷水装置付遠心分離機の電気回路図であ
る。
る。
１はロータ、３はボウル、６は遠心機、７は圧縮機、１
１は冷凍サイクル、１２は冷却液、１３はタンク、１５
はポンプ、１９はタンク水温度調節器、２０は冷水装
置、２１は圧縮機モータ、２２はポンプモータ、２５は
ボウル空気温度調節器である。
１は冷凍サイクル、１２は冷却液、１３はタンク、１５
はポンプ、１９はタンク水温度調節器、２０は冷水装
置、２１は圧縮機モータ、２２はポンプモータ、２５は
ボウル空気温度調節器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂上 浩 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 吉岡 政典 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 モータにより回転するロータと、該ロー
タを収納するボウルと、該ボウルを冷却するために設け
られた熱交換器と、該熱交換器内に冷却液を流すための
ポンプと、該ポンプを駆動するポンプモータとを備えた
冷水装置付遠心分離機において、前記ロータと前記ボウ
ルとの間にボウル空気温度調節器を配設し、該空気温度
調節器によりポンプモータを制御するようにしたことを
特徴とする冷水装置付遠心分離機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297003A JPH07144155A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 冷水装置付遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297003A JPH07144155A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 冷水装置付遠心分離機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07144155A true JPH07144155A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17840994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5297003A Pending JPH07144155A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 冷水装置付遠心分離機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07144155A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002064307A1 (fr) * | 2001-02-13 | 2002-08-22 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Machine outil a fonction de suppression des deformations thermiques |
| CN104324815A (zh) * | 2012-12-25 | 2015-02-04 | 苏州贝腾特电子科技有限公司 | 结构紧凑及弹片复位型离心过滤机 |
| CN104324816A (zh) * | 2012-12-25 | 2015-02-04 | 苏州贝腾特电子科技有限公司 | 结构紧凑的弹片复位型离心过滤机 |
| DE102014110467A1 (de) * | 2014-07-24 | 2016-01-28 | Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg | Zentrifuge |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP5297003A patent/JPH07144155A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002064307A1 (fr) * | 2001-02-13 | 2002-08-22 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Machine outil a fonction de suppression des deformations thermiques |
| US6923603B2 (en) | 2001-02-13 | 2005-08-02 | Makino Milling Machine Co., Ltd | Machine tool with a feature for preventing a thermal deformation |
| CN104324815A (zh) * | 2012-12-25 | 2015-02-04 | 苏州贝腾特电子科技有限公司 | 结构紧凑及弹片复位型离心过滤机 |
| CN104324816A (zh) * | 2012-12-25 | 2015-02-04 | 苏州贝腾特电子科技有限公司 | 结构紧凑的弹片复位型离心过滤机 |
| DE102014110467A1 (de) * | 2014-07-24 | 2016-01-28 | Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg | Zentrifuge |
| US20170209874A1 (en) * | 2014-07-24 | 2017-07-27 | Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg | Centrifuge |
| EP3171982B1 (de) * | 2014-07-24 | 2019-03-20 | Andreas Hettich GmbH & Co. KG | Zentrifuge |
| US10981182B2 (en) | 2014-07-24 | 2021-04-20 | Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg | Centrifuge with cooling system in centrifuge housing |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010918 |