JPH07141709A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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JPH07141709A
JPH07141709A JP29167393A JP29167393A JPH07141709A JP H07141709 A JPH07141709 A JP H07141709A JP 29167393 A JP29167393 A JP 29167393A JP 29167393 A JP29167393 A JP 29167393A JP H07141709 A JPH07141709 A JP H07141709A
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順司 広兼
Hiroyuki Katayama
博之 片山
Akira Takahashi
明 高橋
Kenji Ota
賢司 太田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ビットの小形化あるいは半導体レーザの
短波長化に起因して再生信号レベルが低下することのな
い光磁気記録媒体を提供する。 【構成】 高いキュリー温度と低い保磁力を有する読み
出し磁性層と、この読み出し磁性層に比べて相対的に低
いキュリー温度と高い保磁化を有し、垂直磁化状態であ
る記録磁性層と、これら読み出し磁性層と記録磁性層の
間に設けられ、室温では面内磁化状態であり、温度が上
昇すると垂直磁化状態となる中間磁性層とからなる光磁
気記録媒体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録装置に適用
される光磁気ディスク、光磁気テープ、光磁気カード等
の光磁気記録媒体及び光磁気記録素子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクは、書き換えが可能な光
ディスクとして研究開発が進められ、その一部は既に、
コンピューター用の外部メモリとして実用化がなされて
いる。光磁気ディスクは、記録媒体として垂直磁化膜を
用い、光を用いて記録再生を行うため、面内磁化膜を用
いたフロッピーディスクあるいはハードディスクに比べ
て、記録容量が大きいことが特徴である。
【0003】しかしながら近年では、より大容量なメモ
リが要求され、ハードディスクをはじめ、光磁気ディス
クにおいても、記録密度をより向上させるための研究が
精力的になされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光磁気
ディスクにおいては、その記録密度が、記録再生に使用
される光ビームの記録媒体上での大きさに依存し、光ビ
ーム径によって、再生可能な記録ビットの大きさが制約
を受けるという問題点を有している。すなわち、光ビー
ム径に比べて記録ビット径及び記録ビットの間隔が小さ
くなってくると、集光された光ビームの中に、隣接する
ビットを含めた複数のビットが入ってくるため、雑音が
増加し、一つ一つのビットを分離して再生することがで
きなくなってしまうという問題である。
【0005】この点に鑑み、特開平5−81717号に
おいて、情報を光磁気記録する記録層と、室温で面内磁
気異方性が優位な面内磁化を示す一方、温度上昇に伴い
垂直磁気異方性が優位な垂直磁化に移行する読み出し層
とを備えた光磁気記録媒体が提案され、従来より小さな
記録ビットの再生が行え、記録密度は著しく向上するこ
とが可能となった。
【0006】しかし、この方法によると、記録ビットが
小さくなったことにより、再生信号レベルの低下を招く
といった問題が発生する。さらに、近年の半導体レーザ
の短波長化にともない、再生信号レベルが低下してしま
うといった問題も存在する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決される。即ち本発明は、高いキュリー温
度と低い保磁力を有し、垂直磁化状態である読み出し磁
性層と、この読み出し磁性層に比べて相対的に低いキュ
リー温度と高い保磁化を有し、垂直磁化状態である記録
磁性層と、これら読み出し磁性層と記録磁性層の間に設
けられ、室温では面内磁化状態であり、温度が上昇する
と垂直磁化状態となる中間磁性層とからなる光磁気記録
媒体を提供し、磁界を印加しつつ再生することを特徴と
した光磁気記録再生装置を提供するものである。
【0008】また、本発明は、高いキュリー温度を有
し、本質的に面内磁化状態である読み出し磁性層と、こ
の読み出し磁性層に比べて相対的に低いキュリー温度を
有し、垂直磁化状態である記録磁性層と、これら読み出
し磁性層と記録磁性層の間に設けられ、室温では面内磁
化状態であり、温度が上昇すると垂直磁化状態となる中
間磁性層とからなる光磁気記録媒体を提供するものであ
る。
【0009】
【作用】本発明の第1の構成によれば、中間磁性層が垂
直磁化状態になった部分のみの記録磁性層の情報を読み
出し磁性層に転写し、それ以外の部分の読み出し磁性層
の磁化方向を外部から印加された磁界の方向に向けるこ
とにより、従来より小さな記録ビットの再生が可能とな
り、記録密度は著しく向上するとともに、読み出し磁性
層として、希土類金属の副格子磁化よりも遷移金属の副
格子磁化が相対的に大きいGdFeCoからなる垂直磁
化膜を使用することにより、再生信号を大きくすること
が可能となる。
【0010】また、読み出し磁性層として、NdGdF
eCo又は、Pt/Co人工格子膜の垂直磁化膜を使用
することにより、短波長(400nm〜600nm)の
半導体レーザを使用して再生を行った場合において、再
生信号を大きくすることが可能となる。
【0011】ここで、本発明の第1の構成に関連する先
の出願である特願平5−14168号の内容と本発明の
第1の構成との比較を行う。特願平5−14168号
は、基体上に、室温からキュリー温度まで垂直磁化を示
す読み出し層と、室温でほぼ面内磁化を示し、室温以上
で面内磁化から垂直磁化に移行する転写層と、室温から
キュリー温度まで垂直磁化を示す記録層とが順次積層さ
れていることを特徴とする光磁気記録媒体を使用して、
転写層が垂直磁化状態になった部分のみの記録磁性層の
情報を読み出し層に転写し、それ以外の部分の読み出し
層の磁化方向を外部から印加された磁界の方向に向ける
ことにより、従来より小さな記録ビットの再生を可能と
し、記録密度を著しく向上させるものである。
【0012】本発明の第1の構成の読み出し磁性層、中
間磁性層、記録層が、それぞれ特願平5−14168号
の読み出し層、転写層、記録層に対応している。本発明
の第1の構成においては、特願平5−14168号の再
生特性をさらに改善することを目的としている。すなわ
ち、特願平5−14168号においては、読み出し層と
して、DyFeCo,GdTbFe,NdDyFeC
o,GdDyFeCo,GdTbFeCoを挙げている
が、本発明の第1の構成は、読み出し磁性層として、希
土類金属の副格子磁化よりも遷移金属の副格子磁化が相
対的に大きいGdFeCoからなる垂直磁化膜を使用
し、再生信号を大きくすることを可能とし、また、Nd
GdFeCo又は、Pt/Co人工格子膜の垂直磁化膜
を使用することにより、短波長(400nm〜600n
m)の半導体レーザを使用して再生を行った場合におい
て、再生信号を大きくすることを可能とするものであ
る。
【0013】本発明の第1の構成においては、読み出し
磁性層である希土類遷移金属合金の希土類として、Tb
又はDyを採用しないことにより、読み出し磁性層の保
磁力を低減化し、再生時に印加する外部磁界を小さくす
ることができるとともに、より大きなカー回転角すなわ
ち再生出力を得ることができる。
【0014】次に、本発明の第2の構成によれば、中間
磁性層が垂直磁化状態になった部分のみの記録磁性層の
情報を交換結合力により読み出し磁性層に転写し、それ
以外の部分の読み出し磁性層を面内磁化状態とすること
により、従来より小さな記録ビットの再生が可能とな
り、記録密度は著しく向上するとともに、読み出し磁性
層として、希土類金属の副格子磁化よりも遷移金属の副
格子磁化が相対的に大きいGdFeCoからなる本質的
に面内磁化状態の磁性膜を使用することにより、再生信
号を大きくすることが可能となる。
【0015】また、読み出し磁性層として、NdGdF
eCo又は、Pt/Co人工格子膜の本質的に面内磁化
状態の磁性膜を使用することにより、短波長(400n
m〜600nm)の半導体レーザを使用して再生を行っ
た場合において、再生信号を大きくすることが可能とな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1は、本発明の第1の構成の光磁気記録媒体を示
すものであり、高いキュリー温度と低い保磁力を有し、
垂直磁化状態である読み出し磁性層1と、この読み出し
磁性層に比べて相対的に低いキュリー温度と高い保磁化
を有し、垂直磁化状態である記録磁性層3と、これら読
み出し磁性層と記録磁性層の間に設けられ、室温では面
内磁化状態であり、温度が上昇すると垂直磁化状態とな
る中間磁性層2とで構成されている。
【0017】第1の構成においては、集光された光ビー
ム4の光強度分布がガウシアン分布であるため、光磁気
記録媒体の温度分布も同様にガウシアン分布となる。中
間磁性層2は室温で面内磁化状態であり、温度上昇によ
り垂直磁化状態となるため、光ビーム4の中心部分の温
度が十分に上昇した部分のみ垂直磁化状態となる。この
中間磁性層2の垂直磁化状態となった部分のみの記録磁
性層3の磁化情報が、強い交換結合力により読み出し磁
性層1へと転写される。一方、中間磁性層2の光ビーム
4の中心部分以外の温度が十分に上昇していない部分
は、面内磁化状態となる。この中間磁性層2の面内磁化
状態である部分の記録磁性層3の磁化情報は、交換結合
力が弱いため、読み出し磁性層1へと転写されず、読み
出し磁性層1の磁化方向は、外部から印加された磁界H
readの方向を向くことになる。
【0018】光ビームの強度を調整することにより、中
間磁性層2の温度分布、すなわち垂直磁化状態となる部
分の範囲を調整することが可能であり、光ビーム4のビ
ーム径よりも小さい径、ピッチで記録磁性層3に記録さ
れた磁化情報を読み出し磁性層1から再生することが可
能となる。
【0019】次に、図2は本発明の第2の構成の光磁気
記録媒体を示すものであり、高いキュリー温度を有し、
本質的に面内磁化状態である読み出し磁性層1と、この
読み出し磁性層に比べて相対的に低いキュリー温度を有
し、垂直磁化状態である記録磁性層3と、これら読み出
し磁性層と記録磁性層の間に設けられ、室温では面内磁
化状態であり、温度が上昇すると垂直磁化状態となる中
間磁性層2とで構成されている。
【0020】第2の構成においては、第1の構成同様
に、集光された光ビーム4の光強度分布がガウシアン分
布であるため、光磁気記録媒体の温度分布も同様にガウ
シアン分布となる。中間磁性層2は室温で面内磁化状態
であり、温度上昇により垂直磁化状態となるため、光ビ
ーム4の中心部分の温度が十分に上昇した部分のみ垂直
磁化状態となる。この中間磁性層2の垂直磁化状態とな
った部分のみの記録磁性層3の磁化情報が、強い交換結
合力により読み出し磁性層1へと転写され、読み出し磁
性層1は、面内磁化状態から垂直磁化状態となる。一
方、中間磁性層2の光ビーム4の中心部分以外の温度が
十分に上昇していない部分は、面内磁化状態となる。こ
の中間磁性層2の面内磁化状態である部分の記録磁性層
3の磁化情報は、交換結合力が弱いため、読み出し磁性
層1へと転写されず、読み出し磁性層1の磁化方向は、
面内磁化状態のままである。再生時、読み出し磁性層1
の磁化方向をカー効果を用いて再生するため、読み出し
磁性層1が垂直磁化状態となった部分のみの磁化情報が
再生されることとなる。
【0021】光ビームの強度を調整することにより、中
間磁性層2の温度分布、すなわち垂直磁化状態となる部
分の範囲を調整することが可能であり、光ビーム4のビ
ーム径よりも小さい径、ピッチで記録磁性層3に記録さ
れた磁化情報を読み出し磁性層1から再生することが可
能となる。
【0022】次に、先の出願である特開平5−8171
7号と本発明とを比較するため、図6に特開平5−81
717号において提案された光磁気記録媒体の構成を示
す。この光磁気記録媒体は、垂直磁化状態である記録磁
性層3と、室温において面内磁化状態であり、温度上昇
により垂直磁化状態となる読み出し磁性層5とで構成さ
れている。この構成の光磁気記録媒体においては、次の
ような方法で再生が行われる。集光された光ビーム4の
光強度分布がガウシアン分布であるため、光磁気記録媒
体の温度分布も同様にガウシアン分布となる。読み出し
磁性層5は室温で面内磁化状態であり、温度上昇により
垂直磁化状態となるため、光ビーム4の中心部分の温度
が十分に上昇した部分のみ垂直磁化状態となる。この垂
直磁化状態となった部分の読み出し磁性層5の磁化方向
は、記録磁性層3との交換結合により、記録磁性層3の
磁化方向と同一となる。再生時、読み出し磁性層1の磁
化方向をカー効果を用いて再生するため、読み出し磁性
層1が垂直磁化状態となった部分のみの磁化情報が再生
されることとなる。
【0023】従って、特開平5−81717号において
も、本発明同様に、光ビームの強度を調整することによ
り、中間磁性層2の温度分布、すなわち垂直磁化状態と
なる部分の範囲を調整することが可能であり、光ビーム
4のビーム径よりも小さい径、ピッチで記録磁性層3に
記録された磁化情報を読み出し磁性層1から再生するこ
とが可能となる。
【0024】しかし、特開平5−81717号において
は、読み出し層5が室温において面内磁化状態であり、
温度上昇にともない垂直磁化状態となる必要があるた
め、その材料が特定されてしまう。例えば、読み出し層
5として、GdFeCoを用いた場合、室温において面
内磁化状態であり、温度上昇にともない垂直磁化状態と
するためには、GdFeCoの組成を希土類金属(R
E)であるGdと遷移金属(TM)であるFeCoの副
格子磁気モーメントが釣り合う補償組成に対して、Gd
を多く含む組成、すなわちRErichな状態の膜とし
ておく必要がある。
【0025】一方、本発明においては、読み出し領域を
限定する動作を中間磁性層2で行っているため、読み出
し層1は、室温において面内磁化状態であり、温度上昇
にともない垂直磁化状態とする必要がなくなる。そのた
め、読み出し層1の材料として、その選択の自由度が増
し、再生信号レベルの上昇が可能となる。
【0026】以上のことより、本発明における中間磁性
層2として、特開平5−81717号の読み出し層5と
同一材料を使用することが可能であることがわかる。
【0027】例えば、Gd0.26Fe0.61Co0.13の組成
のGdFeCo(RErich)を使用することが可能
である。
【0028】次に、読み出し磁性層1の材料として、同
じGdFeCoを使用することもできる。ただし、この
読み出し磁性層1は室温において面内磁化状態であり、
温度上昇にともない垂直磁化状態とする必要はない。
【0029】図3は、GdX(Fe0.82Co0.181-X
キュリー温度TCと補償温度TCOMPの組成依存性を示し
たものであり、補償温度を境にして、Gdの含有量が多
い部分がRErichとなり、FeCoの含有量が多い
部分がTMrichとなる。この図から、TMrich
側のGdFeCoの方がキュリー温度が高いことがわか
る。さらに、図4は、希土類遷移金属合金薄膜のキュリ
ー温度とカー回転角の関係を示すものである。この図か
ら、希土類遷移金属合金薄膜においては、キュリー温度
が高いほどカー回転角が大きいことが分かる。図3、図
4とから、GdFeCoにおいては、TMrich側の
材料の方が、カー回転角、すなわち再生出力が大きいこ
とが分かる。
【0030】特開平5−81717号においては、読み
出し層5として、RErich側のGdFeCoしか使
用できなかったが、本発明においては、読み出し磁性層
1として、TMrich側のGdFeCoを使用するこ
とが可能であり、特開平5−81717号に比較して、
カー回転角すなわち再生出力を大きくすることが可能と
なる。
【0031】ここでTMrich側のGdFeCoの特
性について、さらに詳しく説明する。
【0032】一例として、図3のGdX(Fe0.82Co
0.181-Xにおいては、0.15<X<0.20の範囲
においては垂直磁化状態となり、本発明の第1の構成の
光磁気記録媒体に適用することが可能である。一方、X
<0.15において面内磁化状態となるため、本発明の
第2の構成の光磁気記録媒体に適用することが可能であ
る。ただしX<0.05になると、GdFeCoの面内
磁気異方性が強くなり過ぎて、中間磁性層2からの交換
結合力で読み出し磁性層1の磁化方向を膜面に垂直にす
ることができなくなるため、X≧0.05である必要が
ある。
【0033】次に、本発明の読み出し磁性層1のその他
の材料として、NdFeCo,NdGdFeCo,Pt
/Co人工格子膜について説明する。
【0034】図5は、それらの材料のカー回転角(θ
K )の波長依存性を示すものである。特開平5−817
17号において、読み出し層5として使用可能なGd
0.26Fe0.61Co0.13の特性を比較のため同図に併せて
記載してある。この図より、特開平5−81717号に
おいて使用可能なGdFeCoは、光の波長が短くなる
とカー回転角が小さくなることが分かる。一方、GdF
eCoにNdを添加し、NdGdFeCoとすることに
より、短波長においてカー回転角が上昇することが分か
る。この傾向は、Ndの添加量に依存し、純粋なNdF
eCoにおいては、さらに顕著となる。また、Pt/C
o人工格子膜についても同様な傾向が存在する。
【0035】NdGdFeCoにおいては、Ndの含有
量に応じて、その磁化状態が変わり、図5に示すNd
0.05Gd0.20Fe0.63Co0.12は垂直磁化状態であり、
Nd0.20Fe0.61Co0.42は面内磁化状態となる。すな
わち、前者を本発明の第1の構成に適用し、後者を本発
明の第2の構成に適用することにより、短波長において
も大きなカー回転角を有し、大きな再生出力の得られる
光磁気記録媒体を提供することが可能となる。
【0036】Pt/Co人工格子膜については、図5に
示すPt0.8nm/Co0.45nmの膜は垂直磁化状態となっ
ており、膜厚構成を変えてPt0.5nm/Co0.65nmとす
ることにより、同様なカー回転角の波長依存性を持つ面
内磁化状態のPt/Co膜を形成することが可能であ
り、前者に本発明の第1の構成を適用し、後者に本発明
の第2の構成を適用することにより、短波長においても
大きなカー回転角を有し、大きな再生出力の得られる光
磁気記録媒体を提供することが可能となる。
【0037】図6は、本発明に係る光磁気記録媒体8を
使用した光磁気ディスクの構成を示している。基板6、
透明誘電体層7、光磁気記録媒体8、保護層9、バック
コート層10からなっており、レーザ光4が光磁気記録
媒体8に集光され、記録再生が行われる。
【0038】基板6は、直径86mm、内径15mm、
厚さ1.2mmの円盤状のガラス基板で、図示していな
いが、片側の表面には、光ビーム案内用の凹凸状のガイ
ドトラックが1.6μmピッチ、グルーブ(凹部)の幅
が0.8μm、ランド(凸部)の幅が0.8μmで形成
されている。
【0039】この基板1のガイドトラックがある面側
に、透明誘電体層7として、AlNが厚さ60nmで形
成されている。
【0040】この透明誘電体層7上に、読み出し磁性層
1、中間磁性層2、記録磁性層3からなる光磁気記録媒
体8が形成されている。
【0041】本発明の第1の構成及び第2の構成に対応
して6種類の光磁気記録媒体8を持つ光磁気ディスクを
作成した。また、同時に比較例として、図7に示す従来
の光磁気ディスクについても同様にして作成した。
【0042】(実施例1)読み出し磁性層1として、希
土類遷移金属合金薄膜であるTMrich組成のGdF
eCoを厚さ50nmで形成した。このGdFeCo膜
は、垂直磁化状態であり、その組成は、Gd0.18(Fe
0.82Co0.180.82で、そのキュリー温度は約340℃
であった。
【0043】次に、中間磁性層2として、希土類遷移金
属合金薄膜であるRErich組成のGdFeCoを厚
さ50nmで形成した。GdFeCoの組成は、Gd
0.26(Fe0.78Co0.220.74で、そのキュリー温度は
約300℃であり、約100℃の温度で、面内磁化状態
から垂直磁化状態に移行した。
【0044】次に、記録磁性層3として、希土類遷移金
属合金薄膜であるTMrich組成のDyFeCoを厚
さ50nmで形成した。DyFeCoの組成は、Dy
0.23(Fe0.78Co0.220.77で、そのキュリー温度は
約200℃であった。
【0045】(実施例2)読み出し磁性層1として、希
土類遷移金属合金薄膜であるTMrich組成のGdF
eCoを厚さ50nmで形成した。このGdFeCo膜
は、本質的に面内磁化状態であり、その組成は、Gd
0.13(Fe0.82Co0.180.87で、そのキュリー温度は
約360℃であった。
【0046】次に、中間磁性層2として、希土類遷移金
属合金薄膜であるRErich組成のGdFeCoを厚
さ50nmで形成した。GdFeCoの組成は、Gd
0.26(Fe0.78Co0.220.74で、そのキュリー温度は
約300℃であり、約100℃の温度で、面内磁化状態
から垂直磁化状態に移行した。
【0047】次に、記録磁性層3として、希土類遷移金
属合金薄膜であるTMrich組成のDyFeCoを厚
さ50nmで形成した。DyFeCoの組成は、Dy
0.23(Fe0.78Co0.220.77で、そのキュリー温度は
約200℃であった。
【0048】(実施例3)読み出し磁性層1として、希
土類遷移金属合金薄膜であるNdGdFeCoを厚さ5
0nmで形成した。このNdGdFeCo膜は、垂直磁
化状態であり、その組成は、Nd0.05Gd0.20Fe0.63
Co0.12であった。
【0049】次に、中間磁性層2として、希土類遷移金
属合金薄膜であるRErich組成のGdFeCoを厚
さ50nmで形成した。GdFeCoの組成は、Gd
0.26(Fe0.78Co0.220.74で、そのキュリー温度は
約300℃であり、約100℃の温度で、面内磁化状態
から垂直磁化状態に移行した。
【0050】次に、記録磁性層3として、希土類遷移金
属合金薄膜であるTMrich組成のDyFeCoを厚
さ50nmで形成した。DyFeCoの組成は、Dy
0.23(Fe0.78Co0.220.77で、そのキュリー温度は
約200℃であった。
【0051】(実施例4)読み出し磁性層1として、希
土類遷移金属合金薄膜であるNdFeCoを厚さ50n
mで形成した。このNdFeCo膜は、本質的に面内磁
化状態であり、その組成は、Nd0.20Fe0.61Co0.42
であった。
【0052】次に、中間磁性層2として、希土類遷移金
属合金薄膜であるRErich組成のGdFeCoを厚
さ50nmで形成した。GdFeCoの組成は、Gd
0.26(Fe0.78Co0.220.74で、そのキュリー温度は
約300℃であり、約100℃の温度で、面内磁化状態
から垂直磁化状態に移行した。
【0053】次に、記録磁性層3として、希土類遷移金
属合金薄膜であるTMrich組成のDyFeCoを厚
さ50nmで形成した。DyFeCoの組成は、Dy
0.23(Fe0.78Co0.220.77で、そのキュリー温度は
約200℃であった。
【0054】(実施例5)読み出し磁性層1として、P
t/Co人工格子膜を厚さ25nmで形成した。このP
t/Co人工格子膜は、垂直磁化状態であり、それぞれ
の膜厚比をPt0.8nm/Co0.45nmとした。
【0055】次に、中間磁性層2として、希土類遷移金
属合金薄膜であるRErich組成のGdFeCoを厚
さ50nmで形成した。GdFeCoの組成は、Gd
0.26(Fe0.78Co0.220.74で、そのキュリー温度は
約300℃であり、約100℃の温度で、面内磁化状態
から垂直磁化状態に移行した。
【0056】次に、記録磁性層3として、希土類遷移金
属合金薄膜であるTMrich組成のDyFeCoを厚
さ50nmで形成した。DyFeCoの組成は、Dy
0.23(Fe0.78Co0.220.77で、そのキュリー温度は
約200℃であった。
【0057】(実施例6)読み出し磁性層1として、P
t/Co人工格子膜を厚さ25nmで形成した。このP
t/Co人工格子膜は、本質的に面内磁化状態であり、
それぞれの膜厚比をPt0.5nm/Co0.65nmとした。
【0058】次に、中間磁性層2として、希土類遷移金
属合金薄膜であるRErich組成のGdFeCoを厚
さ50nmで形成した。GdFeCoの組成は、Gd
0.26(Fe0.78Co0.220.74で、そのキュリー温度は
約300℃であり、約100℃の温度で、面内磁化状態
から垂直磁化状態に移行した。
【0059】次に、記録磁性層3として、希土類遷移金
属合金薄膜であるTMrich組成のDyFeCoを厚
さ50nmで形成した。DyFeCoの組成は、Dy
0.23(Fe0.78Co0.220.77で、そのキュリー温度は
約200℃であった。
【0060】(比較例)読み出し層5として、希土類遷
移金属合金薄膜であるRErich組成のGdFeCo
を厚さ50nmで形成した。GdFeCoの組成は、G
0.26(Fe0.78Co0.220.74で、そのキュリー温度
は約300℃であり、約100℃の温度で、面内磁化状
態から垂直磁化状態に移行した。
【0061】次に、記録磁性層3として、希土類遷移金
属合金薄膜であるTMrich組成のDyFeCoを厚
さ50nmで形成した。DyFeCoの組成は、Dy
0.23(Fe0.78Co0.220.77で、そのキュリー温度は
約200℃であった。
【0062】以上6種類の実施例及び比較例における光
磁気記録媒体8上には、保護層9として、AlNが厚さ
20nmで形成されている。
【0063】保護層9上には、オーバーコート層10と
して、ポリウレタンアクリレート系の紫外線硬化型樹脂
が、厚さ5μmで形成されている。
【0064】基板6表面のガイドトラックは、反応性イ
オンエッチング法により、ガラス表面に直接形成した。
【0065】透明誘電体層7、光磁気記録媒体8及び保
護層9は、いずれもスパッタ法により、同じスパッタ装
置内で、真空を破らずに形成した。
【0066】透明誘電体層7及び保護層9のAlNは、
AlターゲットをN2 ガス雰囲気中でスパッタする反応
性スパッタ法により形成した。
【0067】光磁気記録媒体8における希土類遷移金属
合金薄膜については、FeCo合金ターゲット上にG
d、NdあるいはDyのチップを並べた、いわゆる複合
ターゲット、若しくはGdFeCo、GdNdFeC
o、NdFeCo及びDyFeCoの3元合金ターゲッ
トを用いて、Arガスでスパッタすることにより形成し
た。また、Pt/Co人工格子膜については、PtとC
oのターゲットを同時にスパッタし、シャッターを操作
することにより形成した。
【0068】オーバーコート層10は、スピンコーター
により樹脂を塗布した後、紫外線照射装置で紫外線を当
て、硬化させることで形成した。
【0069】以上のようにして形成した光磁気ディスク
を用いて、以下のような記録再生実験を行った。
【0070】まず、実施例1及び実施例2の光磁気ディ
スクと比較例の光磁気ディスクについて、波長780n
mの半導体レーザを用いて、レーザビーム照射位置にお
いて、光磁気記録媒体の線速度が10m/s となるよ
うに回転させ、25kA/mの記録磁界を印加した状態
で、10MHzの周波数でレーザパワーをパルス変調し
て記録行い、記録磁性層3に、1μm周期で、0.5μ
mの長さの反転磁区を形成した。次に、レーザパワーを
2mWとして、情報の再生を行った。再生時、実施例1
においては、外部より15kA/mの磁界を印加しなが
ら再生を行っており、実施例2においては、磁界を印加
することなく再生を行った。
【0071】実施例、比較例ともに、10MHzの再生
信号を得ることができた。この実験において、光磁気記
録媒体8上に絞り込まれたレーザビームのビーム径が約
1.4μmであることから、ビーム径よりも小さい径、
ピッチで記録された磁化情報を再生できることが確認さ
れた。
【0072】さらに、それぞれの再生信号出力レベルを
比較した所、比較例の再生信号の出力レベルを基準とし
て、実施例1の光磁気ディスクが1.5dB出力レベル
が上昇し、実施例2の光磁気ディスクが2.2dB出力
レベルが上昇していることが確認された。
【0073】次に、実施例1〜実施例6の光磁気ディス
クと比較例の光磁気ディスクについて、波長488nm
のArレーザを用いて、レーザビーム照射位置におい
て、光磁気記録媒体の線速度が10m/sとなるように
回転させ、25kA/mの記録磁界を印加した状態で、
16.67MHzの周波数でレーザパワーをパルス変調
して記録行い、記録磁性層3に、0.6μm周期で、
0.3μmの長さの反転磁区を形成した。次に、レーザ
パワーを2mWとして、情報の再生を行った。再生時、
実施例1、実施例3、実施例5においては、外部より1
5kA/mの磁界を印加しながら再生を行っており、実
施例2、実施例4、実施例6においては、磁界を印加す
ることなく再生を行った。
【0074】実施例、比較例ともに、16.67MHz
の再生信号を得ることができた。この実験において、光
磁気記録媒体8上に絞り込まれたレーザビームのビーム
径が約0.8μmであることから、ビーム径よりも小さ
い径、ピッチで記録された磁化情報を再生できることが
確認された。
【0075】さらに、それぞれの再生信号出力レベルを
比較した所、比較例の再生信号の出力レベルを基準とし
て、実施例1の光磁気ディスクが1.2dB出力レベル
が上昇し、実施例2の光磁気ディスクが2.0dB出力
レベルが上昇し、実施例3の光磁気ディスクが2.8d
B出力レベルが上昇し、実施例4の光磁気ディスクが
2.3dB出力レベルが上昇し、実施例5の光磁気ディ
スクが3.0dB出力レベルが上昇し、実施例6の光磁
気ディスクが3.0dB出力レベルが上昇していること
が確認された。
【0076】
【発明の効果】本発明の第1及び第2の構成によれば、
読み出し磁性層として、TMrich組成のGdFeC
oを使用することにより、従来より小さな記録ビットの
再生が可能となり、記録密度が著しく向上するととも
に、再生信号を大きくすることが可能となる。
【0077】また、読み出し磁性層として、NdGdF
eCo又は、Pt/Co人工格子膜を使用することによ
り、短波長(400nm〜600nm)のレーザを使用
して再生を行った場合においても、記録密度が著しく向
上するとともに、再生信号を大きくすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光磁気記録媒体の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明に係る他の光磁気記録媒体の構成を示す
図である。
【図3】本発明に係る光磁気記録媒体の磁気特性を示す
図である。
【図4】本発明に係る光磁気記録媒体の磁気特性を示す
図である。
【図5】本発明に係る光磁気記録媒体の磁気特性を示す
図である。
【図6】本発明に係る光磁気ディスクの構成を示す図で
ある。
【図7】特開平5−81717号に記載の光磁気記録媒
体の構成を示す図である。
【符号の説明】
1:読み出し磁性層 2:中間磁性層 3:記録磁性層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 賢司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高いキュリー温度と低い保磁力を有し、垂
    直磁化状態である読み出し磁性層と、この読み出し磁性
    層に比べて相対的に低いキュリー温度と高い保磁化を有
    し、垂直磁化状態である記録磁性層と、これら読み出し
    磁性層と記録磁性層の間に設けられ、室温では面内磁化
    状態であり、温度が上昇すると垂直磁化状態となる中間
    磁性層とからなる光磁気記録媒体において、読み出し磁
    性層が希土類金属の副格子磁化よりも遷移金属の副格子
    磁化が相対的に大きいGdFeCoからなる垂直磁化膜
    であることを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】高いキュリー温度と低い保磁力を有し、垂
    直磁化状態である読み出し磁性層と、この読み出し磁性
    層に比べて相対的に低いキュリー温度と高い保磁化を有
    し、垂直磁化状態である記録磁性層と、これら読み出し
    磁性層と記録磁性層の間に設けられ、室温では面内磁化
    状態であり、温度が上昇すると垂直磁化状態となる中間
    磁性層とからなる光磁気記録媒体において、読み出し磁
    性層が、NdGdFeCo又は、Pt/Co人工格子膜
    の垂直磁化膜であることを特徴とする光磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】前記請求項1若しくは請求項2記載の光磁
    気記録媒体を使用する光磁気記録再生装置であって、磁
    界を印加しつつ再生することを特徴とする光磁気記録再
    生装置。
  4. 【請求項4】高いキュリー温度を有し、本質的に面内磁
    化状態である読み出し磁性層と、この読み出し磁性層に
    比べて相対的に低いキュリー温度を有し、垂直磁化状態
    である記録磁性層と、これら読み出し磁性層と記録磁性
    層の間に設けられ、室温では面内磁化状態であり、温度
    が上昇すると垂直磁化状態となる中間磁性層とからなる
    光磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】前記読み出し磁性層が希土類金属の副格子
    磁化よりも遷移金属の副格子磁化が相対的に大きいGd
    FeCoからなる面内磁化膜であることを特徴とする請
    求項4記載の光磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】前記読み出し磁性層が、NdFeCo又
    は、NdGdFeCo又は、Pt/Co人工格子膜の面
    内磁化膜であることを特徴とする請求項4記載の光磁気
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6018511A (en) * 1996-08-27 2000-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magneto-optical recording medium and readout method of the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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