JPH07141381A - 電子辞書表示装置 - Google Patents

電子辞書表示装置

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JPH07141381A
JPH07141381A JP5290451A JP29045193A JPH07141381A JP H07141381 A JPH07141381 A JP H07141381A JP 5290451 A JP5290451 A JP 5290451A JP 29045193 A JP29045193 A JP 29045193A JP H07141381 A JPH07141381 A JP H07141381A
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JP
Japan
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word
thesaurus
dictionary
similarity
sentence
Prior art date
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Pending
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JP5290451A
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Inventor
Kazuhiro Tsubaki
和弘 椿
Taro Morishita
太朗 森下
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然言語で入力した検索キーワードに対して
シソーラスを利用することにより、検索キーワードに意
味的に近い内容から順に表示できるようにする。 【構成】 入力手段1は、マーキングされた見出し語を
含む問い合わせ文を入力するためのキーボード等であ
る。記憶手段2は、シソーラスを記憶するフロッピーデ
ィスク/ROM等である。一時記憶手段3は、入力され
た情報をRAM,ハードディスク,フロッピーディスク
などへ一時的に記憶する。入力文字列解析手段4は、問
い合わせ文を形態素解析・構文解析して、シソーラス照
合用の単語を切り出す。データ交換手段5は、辞書検索
装置へ見出し語を送り、辞書検索装置から見出し語に対
応する辞書情報をもらう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子辞書表示装置に関
し、より詳細には、電子辞書の検索内容の表示におい
て、予め用意されているシソーラスを利用して、マーキ
ングされた見出し語を含む問い合わせ文と類似した語義
順に、辞書情報を並べ替えて表示する電子辞書表示装置
に関する。例えば、電子辞書,データベースシステム,
情報想起システムなどに適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子辞書表示装置について記載し
た公知文献としては、例えば、特開昭55−13186
9号公報がある。この公報のものは、単語と該単語に関
連する情報との組を複数組記憶する記憶手段と、文字入
力キーの操作により前記単語を入力すると、該入力内容
に基づいて、前記入力単語に関連する情報を出力するも
のである。
【0003】電子辞書システムのみならず、紙の辞書に
おいても、意味不明の単語の訳語を調べる場合、語義で
区分された辞書情報を先頭から調べることになる。ここ
で、語義とは、アラビア数字やアルファベットで区分さ
れた訳語・用例・語法・用法・成句・語源等で構成され
る段落/文章のことである。このため、動詞のように語
義や用例が多い場合には、電子辞書システムにおいては
ディスプレイに表示される辞書情報が少ないために、訳
語を調べるのはかなりの労力が必要になる。
【0004】例えば、句“meet our request”中の単語
“meet”の意味は、“応じる/満たす”である。一般に
よく使用されている辞典においては、“meet”の語義は
他動詞だけで約7,8個程度(訳語は約20前後)あ
り、“応じる”の意味の語義は最後もしくはその一つ手
前の語義の区分に掲載されている。このため、辞書情報
をすべて表示する電子辞書の場合には、“応じる/満た
す”の訳語を見つけるためには、他の語義/訳語/用例
等を含む文章数十行前後を画面を見ながらスクロールす
る必要がある。また、訳語のみを表示する電子辞書にお
いても、それほどスクロールする必要はないものの、数
行はディスプレイの画面をスクロールする必要がある。
【0005】これに対して、電子辞書の中には、複数の
検索キーワードによって用例を検索する条件検索が用意
されているものがあるが、キーワードとインデックスの
照合は完全マッチであるため、余計な例文をも検索して
しまう。例えば、一般的な用例として“meet the deman
d of the age”(時代の要求に応じる)が辞書に登録さ
れているが、照合は検索キーワードとインデックスの完
全マッチのため、先の句“meet our request”の場合で
は、“meet”,“our”,“request”を検索キーワードと
しても、インデックスの“meet”にしかマッチしない。
【0006】このため、“meet”にマッチするすべての
例文が表示される。この中から、“meet our request”
と見比べて、“meet the demand of the age”が最も意
味的に近いことを見つけることもかなりの労力が必要に
なる。うまく意味的に近い例文を探せたとしても、あま
り例文の訳語が適切でない場合には、その例文の含まれ
る語義内の訳語や例文や用法等を見出し語で検索し、か
つ表示された辞書情報の中から探し直す必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
電子辞書表示装置における辞書情報の語義は使用頻度の
高いもの順に並んでいる。しかしながら、ユーザの引き
たい単語の語義は使用頻度の少ないものが多い。という
のも、使用頻度の高い語義はユーザが覚えてしまうた
め、辞書を見る必要がなくなるためである。
【0008】現在の電子辞書では、表示画面が小さいに
もかかわらず、辞書情報を忠実に表示しようとしている
ため、使用頻度の高いもの順に並んだ語義から見る必要
が生じる。見出し語のみの検索キーワードでは情報量が
不足しており、どの語義がユーザの探したいものかを特
定することは難しい。
【0009】しかしながら、ユーザの調べたい単語は、
ユーザが訳そうと思ったり、あるいは意味を知りたい文
からとられたものであり、その文の句/節の情報を利用
すれば、ユーザの知りたい語義を検索する手がかりにな
る。文の句/節の情報を利用した検索方法の一つとし
て、複数検索キーワードによる用例の条件検索がある
が、条件検索による検索では、検索される例文数が多
い。このため、適切な訳語を調べるのに労力がかかるの
と、その例文の含まれる語義情報を場合によっては調べ
直す必要があることが問題点である。
【0010】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、電子辞書の検索内容の表示において、予め用
意されているシソーラスを利用して、マーキングされた
見出し語を含む問い合わせ文に意味的に近い語義が最初
に表示されるように、辞書情報を語義単位に並べ替えて
表示するようにした電子辞書表示装置を提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するめに、(1)マーキングされた見出し語を含む問
い合わせ文を入力する入力手段と、シソーラスを記憶す
る記憶手段と、処理データの途中結果や制御の途中結果
を一時的に記憶する一時記憶手段と、問い合わせ文から
シソーラス照合用の単語を切り出す入力文字列解析手段
と、問い合わせ文中の見出し語を外部の辞書検索装置へ
送り、検索された見出し語に対応する辞書情報を受けと
るデータ交換手段と、辞書の例文からシソーラス照合用
の単語を切り出す例文単語抽出手段と、シソーラスを用
いて切り出されたシソーラス照合用の単語間の類似度を
計算する類似度計算手段と、類似度の高い順に辞書情報
を並べ換える並び換え手段と、並べ換えた辞書情報を表
示する表示手段と、前記各手段を制御する制御手段とか
ら成り、シソーラスを用いることにより、問い合わせ文
に意味的に近い語義が最初に表示されるように辞書情報
を並べ替えて表示すること、更には、(2)前記辞書情
報内の例文を類似度の高い順に並び換えて表示すること
を特徴としたものである。
【0012】
【作用】制御手段によって、シソーラスがフロッピーデ
ィスクやROM等の記憶手段から入力手段により一時記
憶手段に記憶される。また、マーキングされた見出し語
を含む問い合わせ文の入力が入力手段により行われ、一
時記憶手段に記憶される。次に、マーキングされた見出
し語を含む問い合わせ文を形態素解析・構文解析して、
シソーラス照合用の単語が切り出され、前記一時記憶手
段に記憶される。次に、問い合わせ文に含まれる見出し
語に対応する辞書情報の検索が本装置と接続された辞書
検索装置によって行われる。辞書検索装置は、見出し語
に対して、電子化された辞書から見出し語に対応する辞
書情報を検索するものである。そして、検索された見出
し語の辞書情報が前記一時記憶手段に記憶される。次
に、例文単語抽出手段によって、辞書情報中の例文を形
態素解析・構文解析し、その例文からシソーラス照合用
の単語を切り出す。切り出された単語は前記一時記憶手
段に記憶される。次に、類似度計算手段により記憶され
ている問い合わせ文と例文から切り出されたシソーラス
照合用の単語の照合をシソーラスを用いて行い、類似度
を計算する。次に、並べ換え手段により計算された類似
度の高い順に語義単位に辞書情報を並べ換える。あるい
は辞書情報内の例文を類似度の高い順に並び換えて例文
以外を削除する。次に、並べ換えた辞書情報を表示手段
により表示を行う。
【0013】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による電子辞書表示装置の構成図
で、図中、1は入力手段、2は記憶手段、3は一時記憶
手段、4は入力文字列解析手段、5はデータ交換手段、
6は例文単語抽出手段、7は類似度計算手段、8は並べ
替え手段、9は表示手段、10は制御手段である。
【0014】入力手段1は、マーキングされた見出し語
を含む問い合わせ文を入力するためのキーボード等であ
る。記憶手段2は、シソーラスを記憶するフロッピーデ
ィスク/ROM等である。一時記憶手段3は、入力され
た情報をRAM,ハードディスク,フロッピーディスク
などへ一時的に記憶する。入力文字列解析手段4は、問
い合わせ文を形態素解析・構文解析して、シソーラス照
合用の単語を切り出す。データ交換手段5は、辞書検索
装置へ見出し語を送り、辞書検索装置から見出し語に対
応する辞書情報をもらう。
【0015】例文単語抽出手段6は、辞書情報中の例文
を形態素解析・構文解析し、その例文中からシソーラス
照合用の単語を切り出す。類似度計算手段7は、問い合
わせ文から切り出された単語と、例文から切り出された
単語との照合をシソーラスを用いて行い、シソーラス上
での類似度を計算する。並べ替え手段8は、辞書情報を
その類似度の高い順に並べ替える。表示手段9は、入力
された問い合わせ文や並べ替えられた辞書情報を文字情
報として表示するためのCRT(Cathode RayTube)な
どである。制御手段10は、前記各手段を制御するCP
U(中央処理装置)などである。
【0016】図2は、本発明による電子辞書表示装置の
動作を説明するための機能モジュールを示す図である。
図中、11はデータ前処理モジュール、12は入力文字
列解析モジュール、13はデータ変換モジュール、14
は例文単語切り出しモジュール、15は類似度計算モジ
ュール、16は並べ替えモジュール、17は表示モジュ
ールである。
【0017】データ前処理モジュール11は、シソーラ
スの読み込み及びマーキングされた見出し語を含む問い
合わせ文を入力する。入力文字列解析モジュール12
は、問い合わせ文シソーラス照合用の単語を切り出す。
データ交換モジュール13は、問い合わせ文に含まれる
見出し語を辞書検索装置へ送り、辞書検索装置で検索さ
れた見出し語に対応する辞書情報を受けとる。例文単語
切り出しモジュール14は、見出し語に対応する辞書情
報中の例文を形態素解析・構文解析してシソーラス照合
用の単語を切り出す。類似度計算モジュール15は、シ
ソーラスを用いて問い合わせ文から切り出された単語
と、例文から切り出された単語間の類似度を数値化す
る。並べ替えモジュール16は、計算結果を基に、類似
度の高い順に辞書情報を並べ替える。表示モジュール1
7は、並べ替えられた辞書情報を表示する。以後、これ
らの各モジュールごとに具体的に説明を行う。
【0018】データ前処理モジュール11は、予め記憶
手段に記憶されたシソーラスを一時記憶手段に蓄える。
また、マーキングされた見出し語を含む問い合わせ文の
入力を支援し、一時記憶手段へ蓄える。図3は、市販の
類語辞書から作成したシソーラスの一部をトリー構造で
表現したものである。シソーラスの末端は、辞書情報に
具体的に出てくる単語名称であり、中間ノードは中間概
念を表現したものである。また、トップノードは空ノー
ドになっている。
【0019】問い合わせ文の入力は、自然言語で表現さ
れる文字列で行う。しかしながら、単語一個ずつを入力
しても構わない。但し、その際には、どの単語が見出し
語になるかをユーザが指定する必要がある。マーキング
された見出し語を含む問い合わせ文の入力例を下記に示
す。見出し語の指定方法は、単語の後ろに特殊な記号!
を付加する等、見出し語となるキーワードを本装置が識
別可能であれば、その方法は問わない。以後、“meet o
ur request”の検索例を基に説明する。
【0020】入力例:meet! our request 入力文字列解析モジュール12では、見出し語指定のマ
ークにより見出し語を識別し、“meet”を切り出す。そ
して、問い合わせ文の形態素解析・構文解析が行われ、
見出し語以外のシソーラス照合用の名詞の単語が切り出
される。単語切り出しは、下記の規則により行われる。
【0021】・見出し語が他動詞で入力文字列が文/句
/節の場合には、他動詞の目的語となる名詞の切り出し ・見出し語が自動詞で入力文字列が文の場合には、主語
の切り出し ・見出し語が名詞で入力文字列が句/節の場合、前置詞
が見出し語を含む名詞句に隣接していれば、その前置詞
に隣接する名詞句の名詞,前置詞が隣接してなくて、見
出し語に直接連体修飾する、あるいは、される名詞があ
れば、その名詞の切り出し ・見出し語が形容詞の場合には、形容詞のかかる名詞の
切り出し ・見出し語がbe動詞,冠詞,接頭辞,接尾辞,接続詞,
助動詞,間投詞,代名詞,前置詞,副詞,関係詞の場合
には、照合用の単語切り出しは行わない
【0022】この例“meet! our request”では、“mee
t”が他動詞であり、その目的語である単語“request”
が切り出されることになる。もし、切り出された名詞が
複数形の場合には、単数形に変換され、人称名詞で3人
称の場合には1人称へ変換される。これは、シソーラス
の容量を減らすためである。また、入力された見出し語
が“met”のように変化している場合には、その原形を
見出し語にする。同様に、名詞の複数形の場合には、基
本的には単数形が、形容詞の変化形の場合には、その原
形が見出し語になる。
【0023】データ交換モジュール13では、入力され
た見出し語“meet”を辞書検索装置へ送り、辞書検索装
置で検索された見出し語に対応する辞書情報(図4)を
受けとる。図4では、簡単のために辞書情報を語義と例
文のみにしてある。図中の18は語義の区分を示す番号
である。
【0024】次に、例文単語切り出しモジュール14に
より辞書情報の例文の形態素解析・構文解析が行われ、
見出し語以外のシソーラス照合用の名詞が入力文字列解
析モジュールと同様の処理で切り出される。例えば、例
文“I am to meet her in the office”に対しては、見
出し語“meet”が他動詞であるため、目的語である名詞
“her”が切り出される。しかしながら、“her”は3人
称であるので、1人称の“she”で切り出される。切り
出された名詞が複数形の場合には、同様に単数形に変換
される。
【0025】類似度計算モジュール15は、一時記憶手
段に蓄えられたシソーラスを用いて、切り出された単語
同士の照合を行い、類似度計算を行う。類似度は基本的
にはシソーラス上での距離で計算する。つまり、シソー
ラス上での類似度はシソーラス上で、検索キーワードと
切り出した単語とが完全マッチ(シソーラスの末端から
一つ上のノードで照合が成功する場合)ならば、その距
離である1の逆数を類似度とする。部分マッチ(シソー
ラスの末端から二個以上のノードで照合が成功する場
合)の場合は、シソーラスの端末から照合の成功する中
間ノードまでの距離(2つの隣接する上位下位ノード間
の距離を1とする)の逆数を類似度とする。例えば、図
3のシソーラスにおいて、“you”と“friend”は、末
端ノードから4個目の中間ノード“人称”でマッチする
ので、類似度は1/4=0.25になる。
【0026】図5は、図2における類似度計算モジュー
ルの類似度計算処理フローを示す図である。以下、各ス
テップに従って、順に説明する。step1 :照合単語組合せ処理により、問い合わせ文と例
文から切り出された単語の組み合わせを例文ごとに作成
する。問い合わせ文から切り出された単語“request”
と例文“I am to meet her in the office”から切り出
された単語“she”の組合せが作成される。すべての例
文ごとに組合せが作成される。もし、例文が“I am to
meet her and him in the office”の場合には、切り出
される単語は“she”,“he”になるため、組合せは、
“request”と“she”,“request”と“he”の2個作ら
れる。
【0027】step2:次に、組合せ類似度計算処理によ
り、作成された組合せの類似度が計算される。“reques
t”と“she”,“request”と“he”の類似度は、それぞ
れ1/5=0.2になる。step3 :次に、例文類似度計算処理により、例文ごとの
類似度が計算される。この計算は、例文ごとに作成され
た組合せの類似度の平均をとることになる。例文“I am
to meet her in the office”の場合は、作成された組
合せは、“request”と“she”のみであるから、0.2
になる。例文“Iam to meet her and him in the offic
e”の場合は、作成された組合せは、“request”と“sh
e”及び“request”と“he”の2個あり、それぞれの類
似度は0.2であるから、例文ごとの類似度はその平均
0.2になる。
【0028】step4:次に、語義類似度計算処理によ
り、語義ごとの類似度が計算される。この計算は、語義
に含まれる例文の類似度の平均になる。図4の語義1
は、例文“I am to meet her in the office”と例文
“He met a friend”を含むために、各例文の類似度
は、それぞれ0.2のため、語義ごとの類似度は0.2に
なる。
【0029】図6は、例文から切り出された単語とその
類似度を例文ごと、及び語義ごとに示す図で、図中、2
3は例文、24は切り出された単語、25は例文別類似
度、26は語義別類似度、27は語義の区分を示す境界
線である。類似度は値が大きいほど類似していることに
なる。
【0030】並べ替えモジュール16では、辞書情報を
表示するために辞書情報を並べ替える。並べ替えた結果
は、一時記憶手段に記憶される。この場合は、図6の語
義ごとの類似度の計算結果から図4における語義は、
4,3,1,2の順に並べ替えられる。また、例文を類似
度の高い順に並び替える場合には、例文別の類似度を基
に単純に降順に並び替えるだけであり、“meet the dem
and of the age”,“I met the criticism with a smil
e”,“I cannot meet your wishes”,“I am tomeet he
r in the office”,“He met a friend”,“I'll meet
you at the busstop”,“Our company's taxi meets yo
u at the hotel”,“She met the misfortune”の順に
なる。
【0031】表示モジュール17では、表示を行う。図
7は、類似度の高い順に辞書情報を表示した場合の表示
イメージを示しており、図8は、例文を類似度の高い順
に並び替える場合の表示イメージである。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)自然言語で入力した検索キーワードに対してシソ
ーラスを利用することにより、検索キーワードに意味的
に近い内容から順に表示できる点にある。これにより、
ユーザは不要な辞書情報を見ることが少なくなり、訳語
を探すことが容易になる。 (2)また、ユーザが表示の内容の指定をできるように
拡張を容易に行うことができ、ユーザの必要とする辞書
の情報のみを効率的に表示できる。すなわち、例えば、
下記のような表示モードを設けることにより、ユーザは
欲しい情報をより早く得ることができる。 ・類似度の高い順に訳語を並び換えて表示 ・類似度の高い順に訳語と例文のみを表示 ・類似度の最も高い訳語のみを表示 ・類似度の最も高い例文のみを表示 ・類似度の最も高い語義のみを表示 ・類似度の最も高い訳語と例文のみを表示 (3)また、自然言語で検索キーワードを入力するため
に、OCR(Optical Character Reader:光字文字読取
装置)を使って紙上の自然言語を読みとり、辞書引きの
際の検索キーワードとして利用することが容易に行え
る。さらに、電子化されたテキストに対して訳を知りた
い自然言語の句/フレーズ等を表す範囲を指定して、そ
のバッファを取り込み、辞書引きの際の検索キーワード
として利用することが容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子辞書表示装置の一実施例を説
明するための構成図である。
【図2】本発明による電子辞書表示装置の動作を説明す
るための機能モジュールを示す図である。
【図3】本発明におけるシソーラスの例である。
【図4】本発明における辞書情報の例である。
【図5】図2における類似度計算モジュールの類似度計
算処理フローを示す図である。
【図6】本発明における例文から切り出された単語例と
例文別の類似度例及び語義別の類似度例を示す図であ
る。
【図7】本発明における類似度の高い順に並び換えた辞
書情報の表示例を示す図である。
【図8】本発明における類似度の高い順に並び換えた例
文の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力手段、2…記憶手段、3…一時記憶手段、4…
入力文字列解析手段、5…データ交換手段、6…例文単
語抽出手段、7…類似度計算手段、8…並べ替え手段、
9…表示手段、10…制御手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーキングされた見出し語を含む問い合
    わせ文を入力する入力手段と、シソーラスを記憶する記
    憶手段と、処理データの途中結果や制御の途中結果を一
    時的に記憶する一時記憶手段と、問い合わせ文からシソ
    ーラス照合用の単語を切り出す入力文字列解析手段と、
    問い合わせ文中の見出し語を外部の辞書検索装置へ送
    り、検索された見出し語に対応する辞書情報を受けとる
    データ交換手段と、辞書の例文からシソーラス照合用の
    単語を切り出す例文単語抽出手段と、シソーラスを用い
    て切り出されたシソーラス照合用の単語間の類似度を計
    算する類似度計算手段と、類似度の高い順に辞書情報を
    並べ換える並び換え手段と、並べ換えた辞書情報を表示
    する表示手段と、前記各手段を制御する制御手段とから
    なり、シソーラスを用いることにより、問い合わせ文に
    意味的に近い語義が最初に表示されるように辞書情報を
    並べ替えて表示することを特徴とする電子辞書表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記辞書情報内の例文を類似度の高い順
    に並び換えて表示することを特徴とする請求項1記載の
    電子辞書表示装置。
JP5290451A 1993-11-19 1993-11-19 電子辞書表示装置 Pending JPH07141381A (ja)

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