JPH07140511A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH07140511A
JPH07140511A JP5307026A JP30702693A JPH07140511A JP H07140511 A JPH07140511 A JP H07140511A JP 5307026 A JP5307026 A JP 5307026A JP 30702693 A JP30702693 A JP 30702693A JP H07140511 A JPH07140511 A JP H07140511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strobe
voltage
camera
charging
charging voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP5307026A
Other languages
English (en)
Inventor
Junya Masaki
淳也 正木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストロボ補充電に要する時間分のレリーズタ
イムラグを無くすと共に、電池のエネルギー効率を向上
させる。 【構成】 充電電圧検知手段5,17にて得られたスト
ロボ充電電圧が所定の発光可能電圧以上であり、かつ、
上記ストロボ充電電圧に対応するストロボガイドナンバ
ーとISO情報と被写体距離情報より演算される絞り値
が、カメラの絞り補正可能範囲内と判別した場合は、絞
り補正を行ってレリーズ許容状態に設定する制御手段1
7を設け、上記の絞り値がカメラの絞り補正可能範囲内
の場合は、ストロボ補充電を行わず、絞り補正を行って
レリーズに備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボ用主コンデン
サの充電電圧をA/D変換して得る充電電圧検知手段
と、被写体の距離を測定する測距手段と、装填されるフ
ィルムのISO情報を検知するISO検知手段とを備え
たカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラにおいては、ストロボ発光
に際して、メインコンデンサの充電電圧を所定の電圧と
比較し、もし所定電圧以下であった場合には、シャッタ
レリーズ時に必ずストロボの補充電を行ってストロボガ
イドナンバー(GNo)を一定にし、主被写体の距離情
報によって絞り補正範囲内であれば絞り値のみ補正し、
レリーズするように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ストロボ発光モード時は、メインコンデンサ
の自己放電分のエネルギーをレリーズ動作時に必ず補充
電し、所定の充電電圧を超える値にしてGNoを一定に
するようにしているために、次のような問題点を有して
いた。
【0004】1)ストロボ補充電分の無駄なエネルギー
が必要になり、電池からストロボへのエネルギー効率が
悪くなる。
【0005】2)ストロボ補充電分の時間がレリーズタ
イムラグとなり、カメラレリーズ時の操作性が悪くな
る。
【0006】(発明の目的)本発明の目的は、ストロボ
補充電に要する時間分のレリーズタイムラグを無くすと
共に、電池のエネルギー効率を向上させることのできる
カメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、充電電圧検知
手段にて得られたストロボ充電電圧が所定の発光可能電
圧以上であり、かつ、上記ストロボ充電電圧に対応する
ストロボガイドナンバーとISO情報と被写体距離情報
より演算される絞り値が、カメラの絞り補正可能範囲内
と判別した場合は、絞り補正を行ってレリーズ許容状態
に設定する制御手段を設け、上記の絞り値がカメラの絞
り補正可能範囲内の場合は、ストロボ補充電を行わず、
絞り補正を行ってレリーズに備えるようにしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例におけるカメラの
要部構成を示す回路図であり、ここではストロボを内蔵
したカメラを想定している。
【0010】図1において、1は電源であるところの電
池、2は電池1に接続され負荷への電源供給を制御する
スイッチである。3は電池1の電圧を昇圧するための昇
圧回路であり、以下の31〜39の電気部品より構成さ
れる。
【0011】31はそのエミッタがスイッチ2を介して
電池1に接続される発振用PNPトランジスタ、32は
そのコレクタにPNPトランジスタ31のベースが接続
される発振開始を制御するNPNトランジスタ、33は
抵抗で、NPNトランジスタ32のベース・エミッタ間
に接続される。34はダイオードで、そのカソードにN
PNトランジスタ32のエミッタが接続され、アノード
は接地(アース)されている。35はダイオードで、そ
のカソードにNPNトランジスタ32のベースが接続さ
れ、アノードは後述のワンチップマイクロコンピュータ
(ワンチップマイコン)17に接続される。36は発振
昇圧のためのトランスで、一次巻線36aにはPNPト
ランジスタ31のコレクタに接続され、帰還巻線36b
にはNPNトランジスタ32のエミッタと後述の抵抗3
7が接続され、二次巻線36cには後述のダイオード4
のカソードが接続される。37は抵抗で、一端は発振ト
ランス36の帰還巻線36bに接続し、他の一端はアー
スされている。38は抵抗37の両端に接続されるコン
デンサ、39は発振トランス36の二次巻線36cに接
続されるコンデンサである。
【0012】4は高圧整流用ダイオードで、そのアノー
ドには発振トランス36の二次巻線36cが接続され、
カソードは後述の電圧検知回路5に接続される。5は、
後述の主コンデンサ6の電圧を検出し、ワンチップマイ
コン17に充電電圧(実際の電圧に比例する分圧電圧)
信号を送る電圧検知回路であり、以下の51〜54の電
気部品により構成される。
【0013】51はコンデンサである。52,53は後
述の主コンデンサ6の充電電圧を分圧する抵抗で、抵抗
52はダイオード4のカソードとコンデンサ51に接続
され、抵抗53の一端は抵抗52に、他の一端は接地さ
れているおり、主コンデンサ6の充電電圧を分圧した信
号はSEN信号としてワンチップマイコン17(マイコ
ン内A/D変換器)に入力される。54は抵抗53の両
端に接続されるコンデンサである。
【0014】29はダイオードで、そのアノードに電圧
検知回路5が接続され、カソードには後述の主コンデン
サ6が接続される。6はストロボ発光に必要なエネルギ
ーを充電する主コンデンサ、7は主コンデンサ6の正極
に接続される抵抗、8は抵抗7に接続されるトリガ用コ
ンデンサである。9は発光開始のための発光サイリスタ
で、そのアノードに抵抗7とコンデンサ8の一端が接続
され、カソードはアースされている。10は抵抗であ
り、11はコンデンサで、ともにサイリスタ9のゲート
・カソード間に接続されている。12は抵抗で、一端は
サイリスタ9のゲートに、他の一端はワンチップマイコ
ン17に接続され、発光開始信号としてワンチップマイ
コン17よりTRG1信号がパルス出力され、該抵抗1
2を介してサイリスタ9のゲートをONしトリガをかけ
る。
【0015】13はトリガトランスで、一次巻線にはト
リガコンデンサ8の他の一端に接続され、二次巻線には
後述の閃光放電管14が接続される。14はストロボ発
光を行う閃光放電管で、陽極に主コンデンサ6の正極と
抵抗7の一端が接続され、陰極に後述のダイオード28
のアノードが接続される。
【0016】電池1を昇圧回路3で昇圧し抵抗7を介し
てトリガコンデンサ8に充電し、TRG1信号でサイリ
スタ9をONしてトリガコンデンサ8を放電し、トリガ
トランス13の一次巻線にパルスが発生し、二次巻線に
高圧パルスが発生し、閃光放電管14に発光トリガをか
ける。
【0017】26は一端は抵抗7の一端とサイリスタ9
のアノードに接続されるコンデンサ、27は抵抗で、コ
ンデンサ26の他の一端に接続され他の一端に閃光放電
管14の陰極に接続される。28はダイオードで、その
アノードに閃光放電管14の陰極が、カソードにアース
が接続される。上記のコンデンサ26からダイオード2
8までにより、倍圧回路を構成している。
【0018】15は電池1の電圧が変化しても一定の電
圧(Vcc)を出力する公知の定電圧回路、16はカメ
ラの制御を行うためのスイッチ回路である。17はワン
チップマイコン(以下、単にマイコンと記す)で、CP
U,ROM,RAM、及び、入出力制御(I/O CO
NTROL)回路(172)、A/Dコンバータ(17
3)、マルチプレクサ(174)、タイマ回路等を内蔵
しており、カメラシステムのコントロールをソフトウェ
アで行うもので、電源として定電圧出力Vccが接続さ
れ、またスイッチ2がONすると電源電池1(Vba
t)と接続される。
【0019】18は自動測距(オートフォーカス:A
F)回路であり、被写体のピントを合わせるために自動
的に測距を行い、レンズ(不図示)を駆動させるもの
で、マイコン17から測距に必要な信号(AFC信号)
が送られ、測距情報算出に必要な信号(AFD信号)を
送り返す。19は自動露出(AE)回路であり、被写体
の輝度を測光するためのもので、適正な露出を決める
(シャッタ速度、絞り)ため、測光動作を決める信号
(AFC信号)がマイコン17から送られ、露出に必要
なデータ(AED信号)をマイコン17に送り返す。2
0は表示回路で、カメラ制御に関する情報(シャッタ速
度,絞り,充電完了,フィルム感度,リモコンモード,
セルフタイマ等各種情報)を表示するものである(LC
D,LED等より成る)。21はシャッタ回路で、マイ
コン17よりシャッタの動作を制御する(シンクロスイ
ッチ含む)。22は絞り制御回路で、マイコン17より
レンズの絞りを制御する。23は発光停止回路で、以下
の231〜234の電気部品により構成される。
【0020】231はサイリスタで、そのアノードに主
コンデンサ6の正極が接続され、カソードは接地されて
いる。232はコンデンサで、サイリスタ231のゲー
ト・カソード間に接続される。233は抵抗で、サイリ
スタ231のゲート・カソード間に接続される。234
は抵抗で、サイリスタ231のゲートとマイコン17間
に接続される。24は公知のリモコン受信回路、25は
以下の251〜255の電気部品より構成されるリモコ
ン送信回路ブロックである。
【0021】251はリモコン信号を出力するリモコン
送信LED、252はリモコン信号送信回路、253は
リモコン信号送信回路252の電源電池、254はリモ
コンレリーズ信号送信スイッチ、255はリモコンモー
ド選択スイッチで、2種類の送信信号(例えば送信パル
ス数を変えたり、周波数を変更することによる)を切り
換える。
【0022】上記リモコンモード選択スイッチ255に
より選択できるモードは、リモコンレリーズ送信信号ス
イッチ254がONすると即レリーズするモード1と、
リモコンレリーズ送信信号スイッチ254がONすると
任意の時間経過後(例えば2秒後)レリーズするモード
の2種類である。
【0023】リモコン送信回路ブロック25から送信し
た信号(可視光・赤外光)はリモコン受信回路24で受
信され、ここで信号がデコードされ、マイコン17にT
1,T2信号として送信される。
【0024】400はフィルム感度検知回路で、フィル
ムのDX接点を検知して、フィルム感度を自動的に検知
し、マイコン17にフィルム感度情報(ISO情報)と
して送信する。500はストロボズーム回路(公知)
で、撮影系が変倍光学系になっているズーム光学系(不
図示)を有するカメラにおいて、ズーム位置(焦点距
離)に応じて反射笠、発光放電管もしくはフレネルレン
ズを移動させる機構を動作させるための回路で、マイコ
ン17からの位置信号に基づいて作動する。
【0025】次に、図2乃至図4に示すフローチャート
を用いて、上記カメラの動作について説明をする。
【0026】まず、スイッチ2をONにしてカメラに電
源を投入することにより、以下のステップ101からの
動作が開始される。
【0027】ステップ101においては、カメラ全体の
初期設定を行う。次にステップ102に進み、スイッチ
回路16を介してカメラの機能上の必要なスイッチ類を
検知し、設定の変更を行う。次のステップ103におい
ては、不図示のカメラのレリーズ釦の第1ストロークに
よりONするスイッチSW1の状態を調べ、OFFの間
まで有ればステップ102へ戻り、他のスイッチの検出
をする。また、スイッチSW1がONしていればステッ
プ104に進み、まずカメラの主電源である電池1の電
圧状態を検出する(バッテリチェックを行う)。そし
て、ステップ105へ進み、ここでカメラの各アクチュ
エータの動作に必要な最低電圧以上の電圧があるか否か
を調べ、もしこの時の電池電圧が最低電圧未満(バッテ
リNG)であった場合は、次のシーケンスへは進まず、
ステップ102へ戻り、最低電圧以上であればステップ
106へ進む。
【0028】ステップ106においては、AF回路18
を駆動して主被写体の距離を測距する。次いでステップ
107において、AE回路19を駆動して主被写体の輝
度を測光する。そして、ステップ108において、フィ
ルム検知回路400より得られるフィルムのISO情報
と上記ステップ107にて得られた主被写体の輝度を比
較演算し、被写体輝度が所定の輝度より暗いか否かを判
別し、この結果、暗い場合は図3のストロボモードとな
るステップ109へ移行し、明るい場合は図4のステッ
プ119へ移行する。
【0029】ここでは、被写体輝度が所定の輝度よりも
暗いと判別した場合ものとして、ステップ109以降の
動作について説明する。
【0030】ステップ109においては、主コンデンサ
6に蓄えられた充電電圧を、電圧検知回路5及びマルチ
プレクサ174を介してA/Dコンバータ173に入力
し、ここでA/D変換し、VMCとして設定する。次にス
テップ110へ進み、上記ステップ106で得られた被
写体距離情報とフィルムのISO情報と主コンデンサ6
の充電電圧VMCに対応するGNoを比較演算し、絞り値
を設定する。
【0031】次にステップ111において、ストロボの
発光可能電圧である第1の所定値V1 と主コンデンサ6
の充電電圧VMCを比較し、主コンデンサ6の充電電圧V
MCが第1の所定値V1 以上の場合は直ちにステップ11
5へ進む。一方、主コンデンサ電圧VMCがストロボの発
光可能電圧である第1の所定値V1 未満の場合はステッ
プ112へ進む。
【0032】ステップ112においては、図1の回路で
ストロボ充電を行う。そしてステップ113へ進み、主
コンデンサ6の充電電圧VMCがストロボの主コンデンサ
6の定格電圧以下の第2の所定電圧V2 と比較し、主コ
ンデンサ6の充電電圧VMCが第2の所定電圧V2 よりも
低ければステップ112へ戻り、ストロボ充電を継続す
る。その後、主コンデンサ6の充電電圧VMCが第2の所
定電圧V2 と等しい電圧に達すると、ステップ114へ
進み、上記のストロボ充電をOFFする。つまり、ステ
ップ113において「VMC=V2 」の関係になることを
判別するまでは、ステップ112とステップ113を繰
返し行うことになる。その後はステップ115へ進む。
【0033】ステップ115においては、上記ステップ
110で設定した絞り値と主レンズの絞り開放時の値と
比較し、小絞り側の時、絞り補正可能範囲と判別し、直
ちにステップ119へ進む。一方、ステップ114にお
いて絞り補正可能範囲外と判別した場合は、ステップ1
16へ進み、ここでストロボの補充電を行う。そしてス
テップ117へ進み、ステップ113と同様、主コンデ
ンサ6の充電電圧VMCがストロボの主コンデンサ6の定
格電圧以下の第2の所定電圧V2 と比較し、主コンデン
サ6の充電電圧VMCが第2の所定電圧V2 よりも低けれ
ばステップ116へ戻り、ストロボ充電を継続する。そ
の後、主コンデンサ6の充電電圧VMCが第2の所定電圧
2 と等しい電圧に達すると、ステップ118へ進み、
上記のストロボ充電をOFFする。そしてステップ11
9へ進む。
【0034】ステップ119においては、レリーズ釦の
第2ストロークによりONするスイッチSW2の状態を
調べ、OFFであればステップ128へ移行し、今度は
レリーズ釦の第1ストロークによりONするスイッチS
W1の状態を調べる。もし、スイッチSW1もOFFで
あった場合は図2のステップ102へ戻る。また、スイ
ッチSW1はONの間まであった場合は、ステップ11
9へ戻り、スイッチSW2がONするのを待機する。そ
して、スイッチSW2がONしたことを判別すると、ス
テップ120へ移行する。
【0035】ステップ120においては、カメラのフォ
ーカスレンズを主被写体の距離に合せてピント位置をセ
ットする。そしてステップ121へ進み、シャッタ回路
21及び絞り回路22を介してシャッタと絞りの制御を
行うと同時にストロボの発光量を制御し、カメラの撮影
動作を行う。次にステップ122へ進み、上記ステップ
120でセットしたフォーカスレンズを初期位置にリセ
ットする。次いでステップ123へ進み、フィルムの1
駒巻上げ動作を行う。
【0036】次のステップ124においては、ストロボ
を発光させたか否かを判別し、ストロボを発光させてい
なければ図2のステップ102へ戻り、次の撮影の動作
に備えてスイッチ入力の待機をする。一方、発光してい
ればステップ125へ進み、ストロボの充電を行う。そ
して、ステップ126へ進み、ステップ113及び11
6と同様、主コンデンサ6の充電電圧VMCがストロボの
主コンデンサ6の定格電圧以下の第2の所定電圧V2
比較し、主コンデンサ6の充電電圧VMCが第2の所定電
圧V2 よりも低ければステップ125へ戻り、ストロボ
充電を継続する。その後、主コンデンサ6の充電電圧V
MCが第2の所定電圧V2 と等しい電圧に達すると、ステ
ップ127へ進み、上記のストロボ充電をOFFする。
そして図2のステップ102へ戻り、次の撮影の動作に
備えてスイッチ入力の待機をする。
【0037】上記の実施例によれば、ストロボ用メイン
コンデンサ電圧をA/D検出し、ストロボ充電電圧が発
光可能レベル以上で、かつ、ストロボ充電電圧に対応す
るGNoとフィルムのISO情報と被写体の距離情報に
より演算される絞り値が、カメラの絞り補正可能範囲内
の時は、補充電を行うことなく絞りを補正し、レリーズ
動作を行うようにしている為、高感度フィルム使用時な
どに絞り補正可能範囲が広がるために、ストロボ補充電
時間分のレリーズタイムラグがなくなる。この時にスト
ロボ補充電分のエネルギーが不要な為、電池からのスト
ロボへのエネルギー効率が上り、フィルム給送の枚数が
増える。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
充電電圧検知手段にて得られたストロボ充電電圧が所定
の発光可能電圧以上であり、かつ、上記ストロボ充電電
圧に対応するストロボガイドナンバーとISO情報と被
写体距離情報より演算される絞り値が、カメラの絞り補
正可能範囲内と判別した場合は、絞り補正を行ってレリ
ーズ許容状態に設定する制御手段を設け、上記の絞り値
がカメラの絞り補正可能範囲内の場合は、ストロボ補充
電を行わず、絞り補正を行ってレリーズに備えるように
している。
【0039】よって、ストロボ補充電に要する時間分の
レリーズタイムラグを無くすと共に、電池のエネルギー
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカメラの要部構成を
示す図である。
【図2】図1のカメラの動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】図2の続きの動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】図3の続きの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 電池 3 昇圧回路 5 電圧検知回路 6 主コンデンサ 14 閃光放電管 17 マイコン 18 AF回路 173 A/Dコンバータ 400 フィルム感度検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ用主コンデンサの充電電圧を検
    知する充電電圧検知手段と、被写体の距離を測定する測
    距手段と、装填されるフィルムのISO情報を検知する
    ISO検知手段とを備えたカメラにおいて、充電電圧検
    知手段にて得られたストロボ充電電圧が所定の発光可能
    電圧以上であり、かつ、上記ストロボ充電電圧に対応す
    るストロボガイドナンバーとISO情報と被写体距離情
    報より演算される絞り値が、カメラの絞り補正可能範囲
    内と判別した場合は、絞り補正を行ってレリーズ許容状
    態に設定する制御手段を設けたことを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 制御手段は、絞り値がカメラの絞り補正
    可能範囲外と判別した場合は、主コンデンサの補充電を
    指示する手段であることを特徴とする請求項1記載のカ
    メラ。
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