JPH07139777A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07139777A
JPH07139777A JP5290396A JP29039693A JPH07139777A JP H07139777 A JPH07139777 A JP H07139777A JP 5290396 A JP5290396 A JP 5290396A JP 29039693 A JP29039693 A JP 29039693A JP H07139777 A JPH07139777 A JP H07139777A
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JP
Japan
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temperature
voice
unit
fuzzy
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP5290396A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ochiai
忠 落合
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、空気調和機の温度調整方式
において、音声により目標温度の設定値を簡単に調整
し、設定温度と音声による体感温度との差を無くすこと
により快適性を向上した空気調和機を提供することにあ
る。 【構成】 言葉を捉えるための音声入力部1とそれを認
識するための音声認識部2と室温を計るための温度検出
部5を設け、言葉のデータと検出された温度データと比
較し目標温度の調整量をファジー推論により出力するた
めのファジーエンジン部4とメンバシップ関数及び言葉
のデータに対応したファジー集合データを記憶するファ
ジー集合データメモリ3とを備え、制御データを記憶し
た制御部メモリ7と、室温と新設定温度を受け制御を行
う制御部6と、圧縮機10を制御するため圧縮機駆動部
8と、送風ファン11を制御するためファン駆動部9と
を設け、音声により温度調整を行うようにしたことを特
徴とする空気調和機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係り、詳し
くは温度調整方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の温度調整方式として
は、図7に示すようにリモコン送信部とそのパネル上に
「標準」または「高」または「低」に目標温度を設定す
るための温度設定キーを設け、この温度設定値をリモコ
ン送信部から受信するためのリモコン受信部とその蓄積
のための温度設定値記憶部とを空気調和機の本体に具備
し、室温を計るための温度検出部と、圧縮機及び圧縮機
駆動部とファン及びファン駆動部とそれらの制御を行う
ための制御部及びその際に必要な制御データを記憶する
制御部メモリとを備え、前記目標温度と室温及びその変
化量とを比較し、制御部により圧縮機駆動部を通じ圧縮
機を、ファン駆動部を通じ送風ファンを制御し、冷房あ
るいは暖房運転を行い、目標とする温度設定値と室温の
温度差を無くすようにする方式が基本であった。この場
合に目標温度を設定するためのリモコンのキー操作は、
老人や女性には使用方法が不得手な人もあり、ほとんど
その機能が使われていないことも多く、またリモコン機
器の増加でリモコン探しのための煩雑さも増加している
ため簡単ではない。更に目標温度は、例えば「標準」を
24°Cとして、リモコンのキー操作1回につき調整量
を「高」は+2°C、「低」は−2°Cのように摂氏の
一定温度差として設定しているため、リモコンのキー操
作1回では使用者の体で感ずる体感温度との差が生じ、
操作を繰り返す必要があり、また使用者の体調や気候の
変化によっても快適と感ずる室温が異なり十分な快適性
が得られなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、目標とする温度設
定をリモコン操作をすることなく簡単に行い、且つ使用
者が現在の室温に対して感じる体感温度と設定温度との
差の調整を迅速に行い、快適性を向上させる温度調整方
式を具備してなる空気調和機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、室温を計るための温度検出部と、圧縮機及び圧縮機
駆動部とファン及びファン駆動部とそれらの制御を行う
ための制御部及びその際に必要な制御データを記憶する
制御部メモリとを備え、室内温度及び設定温度に基いて
室内ファン、室外ファン及び冷凍サイクルを構成する圧
縮機を制御し、室内に冷風あるいは温風を吹き出して同
室内の温度を制御する空気調和機の室内機において、使
用者が発する言葉で体感温度を表す言葉、例えば「暑
い」、「暑い暑い」、「快適」、「寒い」、「寒い寒
い」を捉える音声入力部とそれを音声認識するための音
声識別部を設け、予め設定されている制御ルール、及び
メンバシップ関数、及び各々の言葉を体感温度として表
すためのファジー集合データメモリと、各々の言葉に対
応して温度設定値の調整量を推論するためのファジーエ
ンジン部とを設け、ファジー推論の出力により温度設定
値を調整するようにし、使用者が発する言葉により温度
設定値を調整出来るように構成した。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、音声入力部は使用者が発
する言葉を捉え電気信号に変換しそのデータを音声識別
部へ伝達し、前記音声識別部はこのデータから予め記憶
された言葉の中でどの言葉であるかを識別し、この言葉
の信号をファジーエンジン部へ伝達する。次に、ファジ
ーエンジン部は、温度検出部から得られた室温と前記音
声識別部から得られた言葉の信号とから、ファジー集合
データメモリに記憶されているその言葉を体感温度とし
て表すためのファジー集合データ及び温度設定値の調整
量を推論するための制御ルール、及びメンバシップ関数
を呼び出しファジー推論により温度設定値の調整量を出
力する。この結果、使用者の体感温度を示す言葉を音声
識別部で認識できるため、現在時点での室温が使用者に
とっていかなる状態かを知ることが出来、温度設定値を
その言葉に対応し「低め」、「かなり低め」、「適
温」、「高め」、「かなり高め」と調整量を概略決定で
きる。また、その調整量は、各々の言葉に対応したファ
ジー集合の値をファジーエンジン部により決定すること
により、新設定温度を得ることが可能となり、更にこの
調整は使用者の発する言葉の回数だけ繰り返し可能とな
り、設定温度と体感温度との差を、繰り返し調整により
ゼロに追い込むことが可能となる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の温度調整方式による空気
調和機の構成を示すブロック図であり、使用者が発する
言葉で体感温度を表す言葉、例えば「暑い」、「暑い暑
い」、「快適」、「寒い」、「寒い寒い」を捉える音声
入力部1とそれを音声認識するための音声識別部2を設
け、予め設定されている制御ルール、及びメンバシップ
関数、及び各々の言葉を体感温度として表すためのファ
ジー集合データメモリ3と、各々の言葉に対応して温度
設定値の調整量を推論するためのファジーエンジン部4
とを設け、室温を計るための温度検出部5と、圧縮機1
0及び圧縮機駆動部8とファン11及びファン駆動部9
とそれらの制御を行うための制御部6及びその際に必要
な制御データを記憶する制御部メモリ7とを備え、前記
ファジーエンジン部4によるファジー推論の出力により
温度設定値の調整量を決定するようにし、使用者が発す
る言葉により温度設定値を調整出来るように構成した。
【0007】次に、この方式の動作説明を行う。空気調
和機の使用者が、現時点での室温に対して体感温度を示
す言葉を発するとこれを音声入力部1が捉える。音声入
力部1により捉えられた言葉は、音声識別部2において
認識されその言葉に対応した信号として記憶される。一
方、温度検出部5は室温を計測し一次記憶する。
【0008】次に、ファジーエンジン部4におけるファ
ジー推論による設定温度の調整量を決定する動作アルゴ
リズムについて説明する。一次記憶された言葉の信号
は、ファジーエンジン部4に伝達され、同ファジーエン
ジン部4は図2に示すように言葉の信号ごとにファジー
集合データメモリ3からファジー集合で表現されたデー
タを読み出す。言葉の信号を表すファジー集合は、使用
者の体感温度を示すものであり、室温に対してどの程度
の温度差があるかの分布を概略的に表現するものであ
る。一方、温度検出部5で計測された室温も、ファジー
エンジン部4に伝達され、室温と体感温度との温度差Δ
Tが算出される。例えば、「暑い」の場合の温度差ΔT
を図3に示す。次に、この温度差ΔTを入力とするファ
ジー推論の前件部として図4に示すメンバシップ関数の
NB(NEGATIVE BIG),Z0(ZER
O),PB(POSITIVE BIG)をファジー集
合データメモリ3から読み出し、各々のメンバシップ関
数と温度差ΔTとの交差点により最小値を求める。な
お、メンバシップ関数は3種類としたが、それより多く
の種類を設けても良い。次に、図6に示すルールについ
て説明する。ルール(A)は、「温度差ΔTが負の大き
い値であれば、温度設定値の調整量ΔTADJ も負の大き
い値に設定せよ。」という意味である。同様に、ルール
(B)は、「温度差ΔTがほぼゼロであれば、温度設定
値の調整量ΔTADJ もゼロに設定せよ。」という意味で
ある。ルール(C)は、「温度差ΔTが正の大きい値で
あれば、温度設定値の調整量ΔTADJ も正の大きい値に
設定せよ。」という意味である。この図6に示すルール
を用いて、前記前件部の最小値により、図5に示すファ
ジー推論の後件部のメンバシップ関数のNB,Z0,P
Bとの最大値を求め、重心を計算し非ファジー化して温
度設定値の調整量ΔTADJ が算出される。算出された調
整量ΔTADJ は旧設定温度に加算され新設定温度として
ファジーエンジン部4に記憶される。
【0009】次に図1に示すように、ファジーエンジン
部4の新設定温度と温度検出部5の室温データは、制御
部6に入力され、圧縮機駆動部8を通じて圧縮機10の
制御を、またファン駆動部9を通じて送風ファン11の
制御し、室内に冷風あるいは温風を吹き出して同室内の
温度を制御する。この結果、室温は新設定温度になるよ
うに追値制御され、音声の「暑い」に対応した体感温度
に調整される。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明の構成によれば、
空気調和機の温度調整方式において、目標とする温度設
定値を、「暑い」、「暑い暑い」、「快適」、「寒
い」、「寒い寒い」などの言葉により簡単に調整するこ
とができ、リモコンによるキー操作が不得意な老人、女
性でも簡単に設定値を調整できる。また、調整量をファ
ジー推論により決定し、言葉に対応した調整量となるた
め一度で行う調整量が選択され迅速に調整できるので使
用者の体感温度と目標とする設定温度の差が早期に解消
され快適性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の温度調整方式における一
実施例を示す概略的ブロック構成図である。
【図2】本発明の空気調和機の温度調整方式における音
声認識された各々の言葉のファジー集合を示す概略的模
式図である。
【図3】本発明の空気調和機の温度調整方式における音
声認識された「暑い」の例に関する室温とファジー集合
との差ΔTを示す概略的模式図である。
【図4】本発明の空気調和機の温度調整方式における
「暑い」の例に関するファジー推論による前件部メンバ
シップ関数を示す概略的模式図である。
【図5】本発明の空気調和機の温度調整方式における
「暑い」の例に関するファジー推論による後件部メンバ
シップ関数と温度設定値の調整量ΔTADJ の非ファジー
化を示す概略的模式図である。
【図6】本発明の空気調和機の温度調整方式におけるフ
ァジー推論のルールを示す数式である。
【図7】従来の空気調和機の温度調整方式における一実
施例を示す概略的ブロック構成図である。
【符号の説明】
1 音声入力部 2 音声識別部 3 ファジー集合データメモリ 4 ファジーエンジン部 5 温度検出部 6 制御部 7 制御部メモリ 8 圧縮機駆動部 9 ファン駆動部 10 圧縮機 11 ファン 12 温度設定キー 13 リモコン送信部 14 リモコン受信部 15 温度設定値記憶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室温を計るための温度検出部と、圧縮機
    及び圧縮機駆動部とファン及びファン駆動部とそれらの
    制御を行うための制御部及びその際に必要な制御データ
    を記憶する制御部メモリとを備え、室内温度及び設定温
    度に基いて室内ファン、室外ファン及び冷凍サイクルを
    構成する圧縮機を制御し、室内に冷風あるいは温風を吹
    き出して同室内の温度を制御する空気調和機の室内機に
    おいて、使用者が発する言葉で体感温度を表す言葉を捉
    える音声入力部と、それを音声認識するための音声識別
    部を設け、前記温度検出部と音声識別部とからのデータ
    により温度設定値を設定するように構成したことを特徴
    とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 予め設定されている制御ルール、及びメ
    ンバシップ関数、及び各々の言葉を体感温度として表す
    ためのファジー集合データメモリと、各々の言葉に対応
    して温度設定値の調整量を推論するためのファジーエン
    ジン部とを設け、ファジー推論の出力により温度を調整
    するようにした請求項1記載の空気調和機。
JP5290396A 1993-11-19 1993-11-19 空気調和機 Pending JPH07139777A (ja)

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Cited By (5)

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