JPH07139391A - 内燃機関の燃料調量用電子制御システム - Google Patents

内燃機関の燃料調量用電子制御システム

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JPH07139391A
JPH07139391A JP15553794A JP15553794A JPH07139391A JP H07139391 A JPH07139391 A JP H07139391A JP 15553794 A JP15553794 A JP 15553794A JP 15553794 A JP15553794 A JP 15553794A JP H07139391 A JPH07139391 A JP H07139391A
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signal
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load
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electronic control
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JP15553794A
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Rolf-Hermann Mergenthaler
ヘルマン メルゲンターラー ロルフ
Lutz Reuschenbach
ロイシェンバッハ ルッツ
Hans Veil
ファイル ハンス
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関の燃料調量の電子制御システムにお
いて、最適な燃料調量を保証し、特に非定常的な運転状
態において、排ガス放出に関してできる限り最適な燃料
量の過渡補償を実施する。 【構成】 噴射すべき燃料量に関する信号は、基本噴射
信号(te)と適応的な補正係数(FKorr)を用いて
補正された過渡補償用信号(tUK’)を結合すること
によって得られる。適応的な補正係数(FKorr)は、
選択された特性値を用いて過渡補償の質を示す特性値に
従ってファジィ論理回路(212)を用いて継続的に調
整される。特性値としては例えば内燃機関の非定常的な
運転状態の間の負荷(L)の平均的な時間変化(dL/
dt)および空気比(λ)の平均値が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料調量用
電子制御システム(制御装置)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の制御システムが、DE4115
211A1に記載されている。同公報では負荷信号に過
渡補償用信号が加算的に重畳され、加算信号から噴射弁
を駆動する噴射信号が求められる。過渡補償用信号は管
壁燃料膜の量を決めるマップ値と一部適応的な種々の補
正係数を用いて求められる。
【0003】DE4213425A1からは学習する制
御方法が知られており、同方法においては、燃料噴射は
管壁燃料膜に従って制御される。この制御方法において
は、管壁燃料膜の数学的なモデルのパラメータはファジ
ィ論理を用いて補正される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、最適
な燃料調量が保証される内燃機関の燃料調量用電子制御
装置を提供することである。また、本発明の課題は、特
に非定常的な運転状態の場合、排ガス放出が良好になる
ように可能な限り最適な燃料量の過渡補償を行なうこと
が可能な内燃機関の燃料調量用電子制御装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によれば、内燃機関の燃料調量用電子制御
システムであって、基本噴射量用信号と過渡補償用信号
が形成され、過渡補償用信号が適応的な補正係数を用い
て補正され、補正された過渡補償用信号が基本噴射信号
と結合されて噴射すべき燃料量用信号が形成され、適応
的な補正係数がファジィ論理によって過渡補償の質を示
す特性値に従って調整される構成を採用している。
【0006】
【作用】このような構成において、適応的な補正係数は
ファジィ規則を特性値に適用することによって求められ
る増分を用いてファジィ論理によって調整される。その
場合、加速の場合と減速の場合および/または内燃機関
の温度が種々の領域にある場合それぞれ固有の適応的な
補正係数が形成される。
【0007】過渡補償の質を示す特性値としては、負荷
変動間の負荷信号の平均勾配および次の値のうち少なく
とも1つ、すなわち平均空気比、酸素センサの出力電圧
の平均値、空気比の目標値と実際値間の差の平均値、空
気比の目標値と実際値間の差に負荷を乗算した値の積分
値、空気比の目標値と実際値間の差の最大値あるいは空
燃比フィードバック制御の制御係数の積分値が用いられ
る。
【0008】この特性値は、設定可能な所定の期間の間
に、あるいは負荷が連続的に増大する期間の間に、ある
いは負荷が連続的に減少する期間の間に、あるいは前後
する定常運転状態間の期間に求められる。また、非定常
的な運転状態の場合過渡補償用信号がその中性値から少
なくともしきい値だけずれたときのみ、特性値が求めら
れる。一方、減速時の燃料カットあるいは全負荷濃厚化
が行なわれているか、あるいは空燃比フィードバック制
御が行なわれていない場合には、特性値の形成は遮断あ
るいは中断される。
【0009】基本噴射量用信号は補正された過渡補償用
信号と加算的あるいは乗算的に結合される。過渡補償用
信号は、負荷変動後の種々の時間領域で有効になる多数
の成分から形成することができ、その各成分に対して共
通のあるいはそれぞれ固有の適応的な補正係数が形成さ
れる。
【0010】なお、負荷信号として吸気管圧力、あるい
は内燃機関に吸入される空気量と回転数の組み合せ、あ
るいは絞り弁の開放角度と回転数の組み合せが用いられ
る。
【0011】本発明によれば、特に負荷変動および回転
数変動時にも、内燃機関の最適な燃料調量が可能になる
という利点が得られる。これは、非定常的な運転状態の
場合、基本噴射量用信号teと過渡補償用信号tUKを
結合して噴射すべき燃料量用信号tiを形成することに
よって得られる。その場合に特に効果的であることは、
信号tUKが適応的な補正係数FKorrを用いて予め補
正されることである。その場合、信号tUKを決める際
適応的な補正係数FKorrを求めるために正確な処置を
とることはそれほど重要ではない。適応的な補正係数F
Korrはファジィ論理を用いて継続的に実際の状況に合
わせて調整される。適応的な補正係数FKorrによって
内燃機関の寿命全体にわたって不変に良好な過渡補償が
保証され、この過渡補償は例えば汚染によりあるいは燃
料によりもたらされる変化に自動的に調整ないし適合さ
れる。
【0012】さらに適応的な補正係数FKorrを使用す
ることによって、特に適応的な補正係数FKorrがファ
ジィ論理を用いて求められることによって、所定の内燃
機関ないしは所定の車両に合わせて調整するためのコス
トが減少する。ファジィ論理によって通常経験的な調整
が自動化される。ファジィ論理の他の利点は、それによ
ってシステムが全体として許容誤差を大きくでき、より
故障の少ないものになることである。
【0013】適応的な補正係数FKorrの調整は、好ま
しくは内燃機関の非定常的な運転状態において求められ
た過渡補償の(品)質を示す特性値にファジィ規則を適
用することによって行われる。
【0014】
【実施例】次に、図面に示す実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。
【0015】図1には内燃機関100と燃料調量を制御
するために重要な構成要素が示されている。吸気路10
2を介して内燃機関100に空気と燃料の混合気が供給
され、排ガスが排ガス通路104へ排出される。吸気路
102には、吸入空気の流れ方向に見て、空気量測定器
(空気体積流量測定器あるいは例えば熱フィルム空気質
量流量測定器などの空気質量流量測定器)106、吸気
温度を検出する温度センサ108、絞り弁110の開放
角度を検出するセンサ111を有する絞り弁110、圧
力センサ112および1つあるいは複数の噴射ノズル1
13が取り付けられている。通常は空気量測定器106
と圧力センサ112のどちらかが設けられている。排ガ
ス通路104には酸素センサ116が取り付けられてい
る。内燃機関100には回転数センサ118と内燃機関
100の温度を検出するセンサ119が取り付けられて
いる。さらに内燃機関100にはシリンダ内の空気と燃
料の混合気を点火するために例えば4つの点火プラグ1
20が設けられている。
【0016】上述のセンサの出力信号は中央制御装置1
22へ伝達される。その場合に詳細には、次の信号が伝
達される。すなわち空気量測定器106の信号m、吸気
温度を検出する温度センサ108の信号T、絞り弁11
0の開放角度を検出するセンサ111の信号α、圧力セ
ンサ112の信号P、酸素センサ116の信号λ、回転
数センサ118の信号nおよび内燃機関100の温度を
検出するセンサ119の信号TMotである。制御装置1
22はこれらのセンサ信号を処理して、1つあるいは複
数の噴射ノズル114と点火プラグ120を駆動する。
本発明の燃料調量用制御システムは制御装置122で実
現される。
【0017】図2は本発明による燃料調量用制御装置の
ブロック回路を示すものである。基本噴射量信号teを
求めるためのブロック200には、負荷信号L、内燃機
関100の温度信号TMotおよび所望の空気比(空気過
剰率)λからの乗算的および加算的なずれを補正する補
正信号K1とK2が供給される。負荷信号としては吸気
管圧力P、内燃機関100に吸入される空気量mと回転
数nの組み合せ、あるいは絞り弁110の開放角度αと
回転数nの組み合せが用いられる。負荷信号Lはさらに
過渡補償のための信号tUK(以下においては補償信号
tUKと略称する)を求めるためのブロック202の第
1の入力に供給される。ブロック202の第2の入力に
は回転数nが印加され、第3の入力には絞り弁110の
開放角度の信号α、そして第4の入力には内燃機関10
0の温度に関する信号TMotが印加される。
【0018】ブロック202の出力側に得られる補償信
号tUKは結合点204の第1の入力へ供給され、そこ
で結合点204の第2の入力に供給される適応的な補正
係数FKorrと結合される。このようにして補正された
補償信号tUK’が結合点204の出力に出力される。
この出力は結合点206の2つの入力の第1の入力と接
続される。結合点206の第2の入力にはブロック20
0の出力信号teが印加される。結合点206の出力信
号tiは出力段208へ供給される。この出力段208
によって噴射弁114が駆動される。
【0019】ブロック202の出力はさらに特性値を形
成するブロック210の第1の入力と接続されており、
ブロック210の第2の入力には負荷に関する信号Lが
印加され、第3の入力には空気と燃料の混合気の空気比
を示す信号λが印加される。特性値形成回路210の2
つの出力には空気比の平均値を示す信号λMないし負荷
変動間の負荷信号Lの平均勾配を示す信号dL/dt
(以下においてはλ平均値ないし負荷勾配と略称する)
が出力される。両出力はそれぞれファジィ論理回路21
2の入力と接続されており、ファジィ論理回路はλ平均
値λMと負荷勾配dL/dtから適応的な補正係数FK
orrを形成し出力側へ出力する。
【0020】必要に応じてファジィ論理回路212に他
の入力を設け、その入力に内燃機関100の温度に関す
る信号TMotを印加させるようにすることもできる。フ
ァジィ論理回路212の出力は結合点204の第2の入
力と接続されている。
【0021】図2に示す制御システムの基礎となる機能
原理は次の如くである。
【0022】内燃機関100の定常運転状態において空
気と燃料の混合気を最適にする基本噴射信号teが発生
される。さらに、非定常運転によってもたらされるずれ
を補償する補償信号tUKが形成される。例えば製造時
のばらつきあるいは汚染など、空気と燃料の混合気に影
響する他の要因は適応的な補正係数FKorrによって補
正され、この補正係数が信号tUKに印加され、その後
補正された信号tUK’が基本噴射信号teに重畳され
る。適応的な補正係数FKorrはファジィ論理回路21
2によって過渡補償の(品)質を示す特性値、例えばλ
平均値λMと負荷勾配dL/dtにファジィ規則を適用
することにより繰り返し調整ないし適合されるので、内
燃機関100はいつでも可能な限り最適な空気と燃料の
混合気で駆動することができる。
【0023】この原理は図2に示す制御システムにおい
て次のように実現される。
【0024】ブロック200において負荷Lから内燃機
関100の温度TMotと補正信号K1およびK2を考慮
して基本噴射信号teが求められる。基本噴射信号を求
める場合には、定常的な運転状態が存在することが前提
となる。非定常的な運転状態の場合、すなわち低い負荷
から高い負荷へ、ないしは高い負荷から低い負荷への過
渡時には、基本噴射信号teでは燃料調量は最適なもの
にならない。非定常的な運転状態の場合でも可能な限り
最適な燃料調量を保証するために、信号teは結合点2
06において、それぞれの実施例に従って加算的あるい
は乗算的に、補正された補償信号tUK’と結合され
る。結合点206の出力信号tiは出力段208へ供給
されて、この出力段により1つあるいは複数の噴射弁1
14が駆動される。
【0025】定常運転状態においては基本噴射信号te
は補正された補償信号tUK’によって影響を受けな
い。すなわち、結合点206の出力信号tiは基本噴射
信号teに等しい。これは、定常運転状態においては補
正された補償信号tUK’が中性値、特に結合点206
が加算点として形成されている場合には値0、結合点2
06が乗算点として形成されている場合には値1とする
ことによって得られる。補正された補償信号tUK’は
ブロック202から出力された補償信号tUKを結合点
204において適応的な補正係数FKorrと乗算的に結
合することによって求められる。ブロック202は例え
ば負荷および回転数に関係する特性値マップを用いて、
あるいは負荷Lと回転数nを用いる計算方法を用いて補
償信号tUKを形成する。
【0026】適応的な補償係数FKorrはファジィ論理
回路212によって得られる。ファジィ論理回路212
は、ブロック210によって求められた過渡補償の質を
示す特性値に基づいて制御システムがどれだけ良好に動
作しているかを判断し、この判断の結果に従って適応的
な補正係数FKorrを変化させる。上述の実施例におい
ては、λ平均値λMと負荷勾配dL/dtが過渡補償の
質を示す特性値として使用される。ブロック210は、
負荷Lの増大時ブロック202から出力される補償信号
tUKが中性値よりしきい値だけ大きくなる期間の間、
あるいは負荷Lの減少時には中性値よりしきい値だけ小
さくなる期間の間空気比λの平均値を形成する。補償信
号tUKが中性値に達し、あるいは負荷変動の方向が反
転した場合にはすぐに、平均値形成は中断され、そのよ
うにして得られたλ平均値λMがファジィ論理回路21
2へ供給されて評価される。
【0027】同様に、減速運転時の燃料カットあるいは
全負荷濃厚化がアクティブなとき、および一般に空燃比
フィードバック制御(ラムダ制御)が行なわれていない
(アクティブでない)ような内燃機関の各運転状態で
は、平均値形成が遮断ないし中断される。ブロック21
0はさらに同じ期間の間に負荷Lの時間的な変化を平均
することによって負荷勾配dL/dtを求めて、この変
量を同様にファジィ論理回路212へ供給する。
【0028】ファジィ論理回路212は特性値、即ちλ
平均値λMと負荷勾配dL/dtに基づいて増分(イン
クリメント)dFKorrを求めて、この増分dFKorrに
従って適応的な補正係数FKorrを変化させて、同様に
変化された適応的な補正係数FKorrに関する信号を出
力する。それぞれ実施例に従って増分dFKorrは適応
的な補正係数FKorrの分数、あるいは絶対的な数値と
して示される。いずれの場合にも増分dFKorrの符号
は適応的な補正係数FKorrが変化した場合にそれに応
じて考慮される。増分dFKorrは入力量であるλ平均
値λMと負荷勾配dL/dtにファジィ規則を適用する
ことによって求められる。各ファジィ規則は条件部と結
論部から形成される。条件部も結論部もあいまいな記述
で定式化されており、その場合、条件部のあいまいな記
述はλ平均値λMと負荷勾配dL/dtに関係し、結論
部のあいまいな記述は増分dFKorrに関係する。
【0029】図3と4の図にはあいまいな記述の例が、
図3ではλ平均値λMについて(目標値は1と仮定し
て)、および負荷勾配dL/dtについて、そして図4
では増分dFKorrについて図示されている。負荷勾配
dL/dtに関する単位ms/sは、空気比λが値1を
有すると仮定して、負荷Lを燃料量に換算して、それを
さらに噴射時間(msで記載)に換算することによって
得られる。図3には上から下へλ平均値λMに関するあ
いまいな記述「混合気希薄(GM)」、「混合気濃厚
(GF)」および「混合気正しい(GK)」並びに負荷
勾配dL/dtについて「負荷勾配平坦(RF)」、
「負荷勾配中位(RM)」、「負荷勾配急峻(RS)」
が図示されている。図4には増分dFKorrに関するあ
いまいな記述「増分負で大(ING)」、「増分負で小
(INK)」、「増分ゼロ(I0)」、「増分正で小
(IPK)」および「増分正で大(IPG)」が記載さ
れている。
【0030】図3と4に示す図において横軸にはλ平均
値λMないし負荷勾配dL/dtないしは増分dFKor
rが図示されている。縦軸にはそれぞれ図に示すあいま
いな記述に属する度合が図示されている。その場合、値
1はあいまいな記述に完全に属すること、値0はあいま
いな記述にほぼ属さないことを意味している。図3の一
番上に示す記述「混合気希薄」には例えばλ平均値λM
が1.0より小さい場合にはほぼ帰属がなく、1.0か
ら1.1の領域でだんだんと強くなり、1.1の上方で
は完全に帰属する。図に示すカーブは特性関数、あるい
はメンバシップ関数と呼ばれる。メンバシップ関数は中
央の制御装置122において数値テーブルとして格納さ
れている。
【0031】図5には3×3マトリクスで9つのファジ
ィ規則が示されている。図5に示すファジィ規則は、内
燃機関100が加速される場合に当てはまる。内燃機関
100が減速する場合については対応するファジィ規則
を当業者の経験則から作成できる。9つのマトリクス要
素のそれぞれはファジィ規則を表している。各ファジィ
規則の条件部はλ平均値λMに関するあいまいな記述と
負荷勾配dL/dtに関するあいまいな記述から形成さ
れ、結論部にはそれぞれ増分dFKorrに関するあいま
いな記述が含まれている。
【0032】λ平均値λMに関するあいまいな記述は、
それぞれマトリクス要素を有する行から読み取ることが
できる。その場合、1行目には希薄な混合気(GM)、
2行目には濃厚な混合気(GF)、3行目には正しい混
合気(GK)が割り当てられている。負荷勾配dL/d
tに関するあいまいな記述はそれぞれマトリクス要素を
構成する列から読取り可能であって、その場合、1列目
には平坦な負荷勾配(RF)、2列目には中位の負荷勾
配(RM)が、そして3列目には急峻な負荷勾配(R
S)が割り当てられている。増分dFKorrに関するあ
いまいな記述はそれぞれのマトリクス自体から読み取る
ことができる。さらに各マトリクス要素は他の表記とし
てかっこ内にマトリクス要素によって表される規則の名
称を有する。その場合、R1は規則1を、R2は規則2
を意味し、以下同様である。例えば規則6は「混合気濃
厚(GF)」の行と「負荷勾配急峻(RS)」の列のマ
トリクスによって表される。このマトリクス要素のあい
まいな記述は「増分負で小(INK)」であり、従って
規則6は次のようになる:「混合気が濃厚で負荷勾配が
急峻である場合には、増分は負で小さい」あるいは簡単
に「GFでRSであれば、INKである」となる。
【0033】図6は、λ平均値λMが1.08であっ
て、負荷勾配dL/dtが10ms/sである場合につ
いてファジィ規則を適用した結果を示すものである。次
に、図6に示す結果がどのようにして成立し、かつそれ
が何を意味しているかを説明する。
【0034】ファジィ規則を適用する最初のステップに
おいて、図3の図表に示すλMおよびdL/dtが上述
の数値であった場合あいまいな記述のそれぞれにどの程
度帰属するかが求められる。言葉を替えると上述の数値
に対して図3に図示されたメンバシップ関数の関数値が
それぞれの数値テーブルから求められる。それにより以
下のメンバシップ関数の関数値が得られる。
【0035】あいまいな記述「混合気希薄」に関しては
0.8 あいまいな記述「混合気濃厚」に関しては0.0 あいまいな記述「混合気正しい」に関しては0.2 あいまいな記述「負荷勾配平坦」に関しては0.5 あいまいな記述「負荷勾配中位」に関しては1.0 あいまいな記述「負荷勾配急峻」に関しては0.0 次のステップにおいて各ファジィ規則の条件部の論理結
合が行なわれる。9つのファジィ規則はすべて、λ平均
値λMに関するあいまいな記述と負荷勾配dL/dtに
関するあいまいな記述のアンド結合である。ファジィ演
算によれば、2つのあいまいな記述をファジィ結合する
場合には、関連するメンバシップ関数の最小値が形成さ
れる。上述のλMとdL/dtに関する数値については
メンバシップ関数の関数値がすでに上述したように求め
られているので、各ファジィ規則についてそれぞれの関
数値の最小値を形成すればよい。9つのファジィ規則に
おいて最小値形成により次の値が得られる。その場合、
かっこ内にはそれぞれ実施された最小値演算およびその
基礎となるあいまいな記述の結合が記載されている。
【0036】規則1の場合0.5(最小値(0.8、
0.5);GMアンドRF) 規則2の場合0.8(最小値(0.8、1.0);GM
アンドRM) 規則3の場合0.0(最小値(0.8、0.0);GM
アンドRS) 規則4の場合0.0(最小値(0.0、0.5);GF
アンドRF) 規則5の場合0.0(最小値(0.0、1.0);GF
アンドRM) 規則6の場合0.0(最小値(0.0、0.0);GF
アンドRS) 規則7の場合0.2(最小値(0.2、0.5);GK
アンドRF) 規則8の場合0.2(最小値(0.2、1.0);GK
アンドRM) 規則9の場合0.0(最小値(0.2、0.0);GK
アンドRS) ファジィ規則3、4、5、6および9の場合には条件部
によってそれぞれ値0が得られる。すなわちこれらのフ
ァジィ規則の条件部はλ平均値λMが1.08で負荷勾
配dL/dtが10ms/sである場合にはほぼ影響し
ない。従ってこれらのファジィ規則はこれ以上考える必
要はない。λ平均値λMと負荷勾配dL/dtに対して
他の値を考えると、これらのファジィ規則のあるものが
有効になり、場合によっては他の規則が寄与しなくな
る。
【0037】考察した例で残っているファジィ規則1、
2、7および8はさらに次のように処理される。
【0038】これらのファジィ規則の結論部の増分dF
Korrに関するあいまいな記述のメンバシップ関数が最
小値演算で求められた関数値のレベルでカットされる。
カットされたメンバシップ関数が図6に示されており、
その場合にR1は規則1を、R2は規則2を示し、以下
同様である。増分dFKorrに関するカットされたメン
バシップ関数から増分dFKorrに関する数値が求めら
れる。これを求めるためにファジィ演算には種々の方法
が用いられる。例えばまず図6に示すメンバシップ関数
から、最も少なくカットされたもの、すなわち最も高い
ものを選択して、このメンバシップ関数がカット前にそ
の最大値をもたらした値を増分dFKorrとして読み取
る。この方法では、本実施例においては規則2を用いて
求められた値が得られ、0.2の増分dFKorrの数値
が得られる。
【0039】メンバシップ関数から数値を求める他の方
法は、重心法と高さ法であって、それらの場合には種々
の種類の平均値形成が用いられる。そのようにして得ら
れたdFKorrの値は、上述したように、適応的な補正
係数FKorrを変化させるのに使用され、補償信号tU
Kの補正は変化されたFKorrの値を用いて実施され
る。
【0040】好ましい実施例においては、補償信号tU
Kは負荷変動後の種々の時間領域において有効になる多
数の成分から形成される。この実施例においては各成分
に関して適応的な補正係数FKorrを用意することがで
きる。
【0041】他の実施例においては、内燃機関の加速の
場合と減速の場合でそれぞれ固有の適応的な補正係数F
Korrが形成される。さらに、内燃機関の温度TMotの種
々の領域に対してそれぞれ固有の適応補正係数FKorr
を用意すると効果的である。このようにして、内燃機関
100が暖機している場合には冷えている場合よりも燃
料が急速に蒸発することを考慮することができる。
【0042】上述の特性値の代わりに、あるいはそれに
加えて次のような特性値を使用することも可能である。
【0043】特に、1と異る空気比λの目標値に制御し
ようとする場合には、空気比λの目標値からの平均的な
ずれが特性値として用いられる。これは例えば希薄燃焼
エンジンの場合である。空気比λの平均的なずれは、実
際に得られる空気比λと空気比λの目標値の差を時間的
に平均することによって計算される。空気比λの目標値
は特性値マップから負荷L、回転数nおよびエンジン温
度TMotに従って読み出される。
【0044】空気比λのずれの平均値を形成する代わり
にずれを時間に関して積分することも可能である。積分
の前にずれを負荷Lで乗算しておく。負荷Lを求める場
合に、排ガス通過時間が考慮される。すなわち空気比の
ずれは時間的にその前に検出された負荷Lで乗算され
る。
【0045】他の変形例においては、特性値として空気
比λのずれの最大値が用いられる。この変形例において
は信号波形を平滑化するために、予めローパス処理をす
ることが推奨される。
【0046】さらに、予め空気比λに換算することな
く、酸素センサ116の出力電圧(平均値)を直接特性
値形成に使用する方法もある。それによって出力信号を
線形化することが困難であった従来のネルンストセンサ
を用いることもできる。
【0047】空燃比フィードバック制御の制御係数を積
分することによって特性値を求めることもできる。
【0048】特性値形成のための期間は種々の方法に従
って決定することができる。
【0049】非定常的な運転状態において過渡補償用信
号tUKがその中性値から少なくともしきい値分だけず
れている期間を選択することについてはすでに説明し
た。
【0050】他の方法は、前後する定常運転状態の間の
期間を選択することである。
【0051】特に、特性値を形成するための期間は、加
速段階ないしは減速段階の開始ないし終了から設定可能
な所定の期間の形で容易に実現することができる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、非定常運転状態において、基本噴射量用信号
と過渡補償用信号が結合されて噴射すべき燃料量用信号
が形成され、過渡補償用信号が適応補正係数を用いて予
め補正される。その場合、適応補正係数はファジィ論理
を用いて継続的に実際の状況に合わせて調整されるの
で、適応補正係数を得るために正確な処置は必要でなく
なる。この適応補正係数によって内燃機関の寿命全体に
わたって不変に良好な過渡補償が保証され、特に負荷変
動および回転数変動時にも、内燃機関の最適な燃料調量
が可能になる。
【0053】さらに適応補正係数を使用することによっ
て、かつ適応補正係数がファジィ論理を用いて求められ
ることによって、所定の内燃機関ないしは所定の車両に
合わせて調整するためのコストが減少する。ファジィ論
理の他の利点は、それによってシステムが全体として許
容誤差を大きくでき、より故障の少ないものになること
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の燃料調量の制御に関連する構成要素
を概略図示する内燃機関の構成図である。
【図2】本発明の制御システム(制御装置)の構成を示
すブロック図である。
【図3】λ平均値λMと負荷勾配dL/dtに関する種
々のあいまいな記述に対するメンバシップ関数を示す線
図である。
【図4】増分dFKorrに関する種々のあいまいな記述
に対するメンバシップ関数を示す線図である。
【図5】9のファジィ規則を表す3×3マトリクスを示
す表図である。
【図6】λ平均値λMが1.08であり、負荷勾配dL
/dtが10ms/sである場合に、図5のファジィ規
則を適用した結果を示す線図である。
【符号の説明】
100 内燃機関 122 中央制御装置 200 基本噴射量形成ブロック 202 過渡補償用信号形成ブロック 208 出力段 210 特性値形成回路 212 ファジィ論理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 312 Q 364 Z 368 G (72)発明者 ルッツ ロイシェンバッハ ドイツ連邦共和国 70469 シュトゥット ガルト ハッポルトシュトラーセ 67 (72)発明者 ハンス ファイル ドイツ連邦共和国 71735 エバーディン ゲン テオドールホイスシュトラーセ 68

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関(100)の燃料調量用電子制
    御システムであって、 基本噴射量用信号(te)と過渡補償用信号(tUK)
    が形成され、 過渡補償用信号(tUK)が適応的な補正係数(FKor
    r)を用いて補正され、 補正された過渡補償用信号(tUK’)が基本噴射信号
    (te)と結合されて噴射すべき燃料量用信号(ti)
    が形成され、 適応的な補正係数(FKorr)がファジィ論理(21
    2)によって過渡補償の質を示す特性値に従って調整さ
    れることを特徴とする内燃機関の燃料調量用電子制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 適応的な補正係数(FKorr)はファジ
    ィ規則を特性値に適用することによって求められる増分
    (dFKorr)を用いてファジィ論理(212)によっ
    て調整されることを特徴とする請求項1に記載の電子制
    御システム。
  3. 【請求項3】 加速の場合と減速の場合および/または
    内燃機関(100)の温度が種々の領域にある場合それ
    ぞれ固有の適応的な補正係数(FKorr)が形成される
    ことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の電子制御
    システム。
  4. 【請求項4】 特性値が設定可能な所定の期間の間に、
    あるいは負荷が連続的に増大する期間の間に、あるいは
    負荷が連続的に減少する期間の間に、あるいは前後する
    定常運転状態間の期間に求められることを特徴とする請
    求項1から3までのいずれか1項に記載の電子制御シス
    テム。
  5. 【請求項5】 非定常的な運転状態の場合過渡補償用信
    号(tUK)がその中性値から少なくともしきい値だけ
    ずれたときのみ、特性値が求められることを特徴とする
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の電子制御シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 減速時の燃料カットあるいは全負荷濃厚
    化が行なわれているか、あるいは空燃比フィードバック
    制御が行なわれていない場合には、特性値の形成が遮断
    あるいは中断されることを特徴とする請求項1から5ま
    でのいずれか1項に記載の電子制御システム。
  7. 【請求項7】 負荷変動間の負荷信号(L)の平均勾配
    (dL/dt)および次の値のうち少なくとも1つ、す
    なわち平均空気比(λM)、酸素センサ(116)の出
    力電圧の平均値、空気比(λ)の目標値と実際値間の差
    の平均値、空気比(λ)の目標値と実際値間の差に負荷
    (L)を乗算した値の積分値、空気比(λ)の目標値と
    実際値間の差の最大値あるいは空燃比フィードバック制
    御の制御係数の積分値が特性値として用いられることを
    特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の
    電子制御システム。
  8. 【請求項8】 基本噴射量用信号(te)が補正された
    過渡補償用信号(tUK’)と加算的あるいは乗算的に
    結合されることを特徴とする請求項1から7までのいず
    れか1項に記載の電子制御システム。
  9. 【請求項9】 過渡補償用信号(tUK)が、負荷変動
    後の種々の時間領域で有効になる多数の成分から形成さ
    れており、その各成分に対して共通のあるいはそれぞれ
    固有の適応的な補正係数(FKorr)が形成されること
    を特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載
    の電子制御システム。
  10. 【請求項10】 負荷信号(L)として吸気管圧力
    (P)、あるいは内燃機関(100)に吸入される空気
    量(m)と回転数(n)の組み合せ、あるいは絞り弁
    (110)の開放角度(α)と回転数(n)の組み合せ
    が用いられることを特徴とする請求項1から9までのい
    ずれか1項に記載の電子制御システム。
JP15553794A 1993-07-12 1994-07-07 内燃機関の燃料調量用電子制御システム Pending JPH07139391A (ja)

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DE4323244.2 1993-07-12
DE19934323244 DE4323244B4 (de) 1993-07-12 1993-07-12 Elektronisches Steuersystem für die Kraftstoffzumessung bei einer Brennkraftmaschine

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