JPH07139231A - 可動式ストライク - Google Patents

可動式ストライク

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Publication number
JPH07139231A
JPH07139231A JP15024193A JP15024193A JPH07139231A JP H07139231 A JPH07139231 A JP H07139231A JP 15024193 A JP15024193 A JP 15024193A JP 15024193 A JP15024193 A JP 15024193A JP H07139231 A JPH07139231 A JP H07139231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
case
strike
sliding member
slide member
Prior art date
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Pending
Application number
JP15024193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Minemura
村 俊 雄 峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANPOUROTSUKU KK
Original Assignee
SANPOUROTSUKU KK
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Publication date
Application filed by SANPOUROTSUKU KK filed Critical SANPOUROTSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微調整の容易な可動式ストライクを提供する
ことにある。 【構成】 ケース11とこのケースの傾斜長穴12に突
起で移動可能に係合したラック部材14と該ラック部材
の歯部15と歯合した回転子16と該回転子を支持する
スライド部材17と、フロント板18とを備えスライド
部材を回転子の回動によりケース内で移動可能に保持す
るので、微調整が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉の端面から突出する
ラッチボルト、デッドボルト等を係止固定するストライ
クに関し、特にその係止位置の調節可能な可動式ストラ
イクの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、扉や扉枠の取り付け誤差、製造
誤差を調整するために、種々のストライク取付け位置の
調整機構が提案されている。例えば、ストライクの受け
箱を長穴で支持し、固定ネジを緩めて、この長穴内を移
動させることにより位置を調整するものが提案されてい
た。また、受け箱の左右の肉厚を変えておき、左右を入
れ換える事によりラッチボルト等の係合位置を調整する
ものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の可動式ストライクにおいて、長穴によりストライク
の受け箱の位置を調整するものにあっては、位置調整を
手で移動する事により行わなければならず、操作性の悪
いものであった。つまり、微調整が困難であった。ま
た、受け箱の左右の厚さを変えておき、左右を差し変え
るものにあっては、変更作業に手数がかかり操作性が悪
い上に、調整範囲が限られてしまい、この範囲を外れる
と役に立たないという欠点が存在した。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたもので、操作性に優れると共に調整範囲の広
い可動式ストライクを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可動式スト
ライクは、扉枠に固定されるケースと、該ケースの底面
に穿設された傾斜長穴に突起で移動可能に係合したラッ
ク部材と、該ラック部材の歯部と歯合した回転子と、該
回転子を回転可能に支持すると共にストライク枠を形成
するスライド部材と、前記ケースの開口部に重ね合せら
れるフロント板とを備え、前記スライド部材を回転子の
回動によりケース内で移動可能に保持するものである。
【0006】
【作用】このように、本発明に係る可動式ストライクに
よれば、回転子をドライバー等で回す事により、ストラ
イクの係合位置を微調整する事が出来る。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明の一実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例である可動式スト
ライクの分解斜視図、図2は下方から見た分解斜視図、
図3は、本発明の一実施例である可動式ストライクの平
面図である。ここで、可動式ストライク10は、扉枠に
固定されるケース11と、このケース11の底面に穿設
された傾斜長穴12に突起13で移動可能に係合したラ
ック部材14と、該ラック部材14の歯部15と歯合し
た回転子16と、該回転子16を回転可能に支持すると
共にストライク枠を形成するスライド部材17と、前記
ケース11の開口部に重ね合せられるフロント板18と
を備えている。
【0008】ここで、ケース11は、上面の開放された
略長方形の箱型をしており、底面に傾斜長穴12が穿設
されている。また、左右両端にはフランジ11aが延設
されており、このフランジ11aでビス等によりドア枠
凹部に固定される。
【0009】ラック部材14は、底面外方に突起13が
立設されており、前述の傾斜長穴12と係合する。ま
た、ラック部材14の上面には、ラック歯部15が形成
され回転子16と歯合する。更に、ラック部材14は、
スライド部材17を保持する支持片19,20,21を
有している。そして、支持片20,21の内側面には、
小凸部20a,21aが立設されている。
【0010】回転子16は、前述のラック歯部15と噛
み合うピニオン16aと、軸部16bとを有しており、
該軸部16bには十字等の切込み16cが形成されてい
る。したがって、この切込み16cにドライバー等を差
込み回す事ができる。スライド部材17は、受け箱17
aと案内舌片17bとを有するとともに、受け箱17a
の底面には回転子16を回転自在に保持する保持穴22
が穿設されている。また、スライド部材17の正面で前
述のラック部材14の小凸部20a,21aに対応する
位置にセレーション溝17cが形成されている(図5参
照)。
【0011】フロント板18は、開口18aと、スライ
ド部材17の案内舌片17b案内する凹部18bと、ビ
ス穴18cを有しており、このビス穴18cでケース1
1に固定される。
【0012】次に、以上のように構成された可動式スト
ライクの組立手順について説明する。先ず、ケース11
の傾斜長穴12に突起13が遊嵌するようにラック部材
14を組み付ける。次に、回転子16の軸部16bを保
持穴22に回動自在に配設したスライド部材17を、ピ
ニオン16aが歯部15と噛み合うように挿入する。最
後に、案内舌片17bが凹部18bの上面に乗るように
フロント板18を重ね合わせ、ビス等で固定する。この
様に組立られたストライクを図外の扉枠の凹部に取り付
ける。
【0013】次に、この様に構成された可動式ストライ
クの調整方法について説明する。開口18aからドライ
バーを入れ、回転子16を回転させる。ここで、スライ
ド部材17は、図3に示すようにケース11の箱部に横
方向に移動できず、縦方向(A方向)にのみ移動可能に
挿入されている。
【0014】また、ラック部材14とスライド部材17
とは、支持片19、20、21で保持されているので、
回転子16を回転すると、相対的に横方向にのみ移動す
る。一方、ラック部材14は、突起13でケース11の
傾斜長穴12に遊嵌されているので、傾斜長穴12の軌
跡に沿ってのみ移動できる。
【0015】この為、回転子16を回動すると、スライ
ド部材17は、図3中で矢印A方向に移動することとな
る。スライド部材17が、矢印A方向に移動すると、ド
アのラッチボルト等と当接するBの位置が移動し、スト
ライクの位置を微調整する事ができる。また、スライド
部材17の前面には、セレーション溝17cが形成され
ており、この溝に小凸部20a,21aが係合している
ので、ラック部材14とスライド部材17が外力により
滑って相対位置が移動するのを防止している。
【0016】尚、本発明は以上の実施例に限ることなく
本発明の技術思想に基づいて種々の設計変更が可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る可動式ストライクによれば、扉枠に固定されるケース
と、該ケースの底面に穿設された傾斜長穴に突起で移動
可能に係合したラック部材と、該ラック部材の歯部と歯
合した回転子と、該回転子を回転可能に支持すると共に
ストライク枠を形成するスライド部材と、前記ケースの
開口部に重ね合せられるフロント板とを備え、前記スラ
イド部材を回転子の回動によりケース内で移動可能に保
持するので、ドライバー等で容易に微調整ができ操作性
の向上を図る事ができる。また、調整範囲が広いので、
きめ細かい調整をする事ができる。更に、スライド部材
は、ラック部材とセレーション溝で固定されているの
で、外力によりスライド部材が移動する事もなく、強度
を増す事ができる。また、スライド部材の案内舌片が一
体的に移動するので、調節によりスライド部材の位置が
変化しても、ラッチボルト、デッドボルト等の進入、後
退動作を妨げる事がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である可動式ストライクの分
解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例である可動式ストライクの下
方から見た分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例である可動式ストライクの平
面図である。
【図4】本発明の一実施例である可動式ストライクの縦
断面図である。
【図5】本発明の一実施例であるスライド部材の全体斜
視図である。
【符号の説明】
10 可動式ストライク 11 ケース 11a フランジ 12 傾斜長穴 13 突起 14 ラック部材 15 歯部 16 回転子 16a ピニオン 16b 軸部 16c 切込み 17 スライド部材 17a 受け箱 17b 案内舌片 17c セレーション溝 18 フロント板 18a 開口 18b 凹部 19 支持片 20 支持片 20a 小凸部 21 支持片 21a 小凸部 22 保持穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉枠に固定されるケースと、該ケースの
    底面に穿設された傾斜長穴に突起で移動可能に係合した
    ラック部材と、該ラック部材の歯部と歯合した回転子
    と、該回転子を回転可能に支持すると共にストライク枠
    を形成するスライド部材と、前記ケースの開口部に重ね
    合せられるフロント板とを備え、前記スライド部材を回
    転子の回動によりケース内で移動可能に保持するたこと
    を特徴とする可動式ストライク。
JP15024193A 1993-06-22 1993-06-22 可動式ストライク Pending JPH07139231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15024193A JPH07139231A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 可動式ストライク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15024193A JPH07139231A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 可動式ストライク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07139231A true JPH07139231A (ja) 1995-05-30

Family

ID=15492654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15024193A Pending JPH07139231A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 可動式ストライク

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JP (1) JPH07139231A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524832B2 (ja) * 1985-11-27 1993-04-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd
JP4100772B2 (ja) * 1998-09-03 2008-06-11 電気化学工業株式会社 回路基板及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524832B2 (ja) * 1985-11-27 1993-04-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd
JP4100772B2 (ja) * 1998-09-03 2008-06-11 電気化学工業株式会社 回路基板及びその製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950912