JPH0713608Y2 - 蒸し料理用調理器 - Google Patents

蒸し料理用調理器

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JPH0713608Y2
JPH0713608Y2 JP1071290U JP1071290U JPH0713608Y2 JP H0713608 Y2 JPH0713608 Y2 JP H0713608Y2 JP 1071290 U JP1071290 U JP 1071290U JP 1071290 U JP1071290 U JP 1071290U JP H0713608 Y2 JPH0713608 Y2 JP H0713608Y2
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JP
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temperature
heating
steaming
time
end time
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JP1071290U
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JPH03103026U (ja
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森  正明
力 勝部
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は蒸し料理用調理器に関するものである。
(従来の技術) 従来、炊飯器や圧力鍋等を利用した蒸し料理用調理器で
は、蒸し鍋内に入れた水が沸騰したことを検出して、こ
の沸騰時点より設定された蒸し時間が経過した時点で蒸
し調理を終了させるようにしたものが提案されている
(特開平1-265916号公報)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、蒸し鍋内に入れた水の沸騰時点は水の初
期温度や周囲温度に影響されるため一定ではない。従っ
て、蒸し料理がいつ終了するかは、水が沸騰した後でな
いとわからないことになり、食事可能な時間を予定する
ことができないという問題があった。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、当初よ
り蒸し終了時刻を設定することができる蒸し料理用調理
器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、第1図に示すよう
に、 蒸し鍋内に収容された水を加熱する加熱手段1と、 蒸し鍋内に収容された水の温度を検出する温度検出手段
2と、 蒸し終了時刻(TM)を設定する蒸し終了時刻設定手段3
と、 加熱開始からの経過時間を計時する計時手段4と、 蒸し鍋内に収容された水の容量を判別する水量判別手段
5と、 該水量判別手段の判別値に基づき前記加熱手段の通電率
を制御する加熱制御手段とを備え、前記加熱制御手段に
より、 予備加熱を開始し、 温度検出手段が所定の予備加熱温度を検出した時点よ
り温度調節を行なって当該予備加熱温度を維持した後、 所定の温度調節終了時刻(T1)に達すると所定の沸騰
時刻(T2)に沸騰するように沸騰加熱を行ない、 当該沸騰時刻(T2)に達すると蒸し加熱を行なって、 設定された前記蒸し終了時刻(TM)に達したとき、加
熱を停止するようにしたものである。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第2図は本考案に係る蒸し料理用調理器の概略構成を示
し、11は蒸し鍋、12は加熱手段であるヒータ、13はヒー
タ12への電源回路に設けたスイッチ回路、14は温度検出
手段であるサーミスタ、15は簀子、16,17は蒸し終了時
刻設定手段の一部を形成するそれぞれテンキー,セット
キー、18は残り時間表示器であり、19は計時手段、水量
判別手段及び加熱制御手段を構成するマイクロコンピュ
ータである。
マイクロコンピュータ19は、計時手段である時刻カウン
タ20,減算カウンタ21及び容量判別用時刻カウンタ22を
内蔵し、テンキー16,セットキー17及びサーミスタ14か
らの信号入力を受けて各カウンタ20,21,22と協動しつ
つ、ROMに記憶された第3図〜第7図に示すフローチャ
ートに基づくプログラムに従って、ヒータ12のスイッチ
回路13及び表示器18に出力を行ない、第3図に示すよう
に、蒸し終了時刻設定,蒸し調理及び残り時間表示を行
なうようになっている。
すなわち、蒸し終了時刻設定ルーチンにおいては、第4
図に示すように、ステップ101,102でテンキー16からの1
0位及び1位の数値の入力を受け入れてこれをそれぞれI
T1,IT2とし、ステップ103で蒸し終了時刻TMを秒単位で
設定し、ステップ104で減算カウンタ21のカント値TDをT
Mにセットして1秒経過毎にTDを1ずつカウントダウン
させる。
蒸し調理ルーチンにおいては、第5図に示すように、ス
テップ201で時刻カウンタ20のカウント値TCを0(ゼ
ロ)にセットして1秒経過毎にTCを1ずつカウントアッ
プさせる。次に、ステップ202で通電率が15/30(30秒中
15秒通電)となるように通電信号をヒータ12のスイッチ
回路13に出力して蒸し鍋11内の水を加熱してゆき、ステ
ップ203で水量判別を行なう。
この水量判別は、第6図に示すように、ステップ301で
検出温度CSが50℃以下であるか否かを判定し、50℃以下
であればステップ302で水量判別用時刻カウンタ22のカ
ウント値Htmを0(ゼロ)にセットし、ステップ303でラ
ンクをAに設定した後、ステップ304で温度調節終了時
刻T1を480秒に設定してリターンする。また、ステップ3
01で検出温度CSが50℃を越えていれば、ステップ305でH
tmが200秒であるか否かを判定する。
ここで、Htmが200秒であれば、ステップ306で検出温度C
Sが75℃以上であるか否かを判定して、75℃以上であれ
ばリターンし、75℃未満であればステップ307でフンク
をBに設定した後、ステップ308で温度調節終了時刻T1
を540秒に設定してリターンする。また、ステップ305で
Htmが200秒でなければ、ステップ309でHtmが300秒であ
るか否かを判定する。
ここで、Htmが300秒であれば、ステップ310で検出温度C
Sが78℃以上であるか否かを判定して、78℃以上であれ
ばリターンし、78℃未満であればステップ311でランク
をCに設定した後、ステップ312で温度調節終了時刻T1
を600秒に設定してリターンする。
この水量判別で設定される温度調節終了時刻T1は、次式
で計算されたものである。
T1=T2−TΔ ここで、T2は720秒で、不変の沸騰時刻であり、最も水
量が多く(例えば4カップ)、しかも初期水温及び周囲
温度の低い条件の下で水が沸騰するのに要する時間を示
している。また、TΔは各容量ランク毎に定められた通
電率の下で水が予備加熱温度である80℃から沸騰するの
に要する時間を示し、各ランク毎に異なり、ランクAは
120秒、ランクBは180秒、ランクCは240秒である。こ
れらの値は予めマイクロコンピュータ19のROMに記憶さ
れている。
以上の水量判別ルーチンは、第5図に示す蒸し調理ルー
チンのステップ204で検出温度CSが79℃未満である間続
行する。そして、検出温度CSが79℃以上になれば、ステ
ップ205で通電率10/30となるように通電信号を出力し
て、ステップ207で検出温度CSが80℃を越えるまでこれ
を継続し、80℃を越えればステップ208で通電率が0/30
すなわち通電信号の出力を停止して、ステップ210で検
出温度CSが80℃未満となるまでこれを継続し、80℃未満
になればステップ205に戻って以上の温度調節ステップ
を繰り返す。
この間、ステップ206,209でそれぞれ時刻カウンタ20の
カウント値TCが温度調節終了時刻T1以上になればステッ
プ211に移行する。ステップ211では水量判別ルーチン20
3で設定されたランクを判別し、例えばランクAであれ
ば、ステップ212で通電率が12/30となるように通電信号
を出力し、ステップ213で時刻カウンタ20のカウント値T
CがT2以上になるまで継続して沸騰させる。TCがT2以上
になれば、あるいは、この間にステップ214で検出温度C
Sが120℃以上となって空炊き状態となれば、ステップ21
5に移行する。
ステップ215では、通電率が10/30となるように通電信号
を出力して蒸し加熱を行ない、ステップ216で時刻カウ
ンタ20のカウント値TCがTM以上となるまで継続する。TC
がTM以上となって蒸し調理が完了すれば、あるいはこの
間にステップ217で検出温度CSが120℃以上となって空炊
き状態となれば、リターンする。
他の水量ランクB,Cの場合も、同様のフローとなるので
説明を省略する。
一方、残り時間表示ルーチンは、蒸し調理200と平行し
て行なわれ、第7図に示すように、ステップ401で残り
時間TWを算出し、ステップ402で表示器18上に表示し、
ステップ403で残り時間TWが0となるまで継続し、TW
0となればリターンする。
以上の構成からなる調理器では、第2図に示すように蒸
し鍋11内に蒸し物23の種類に応じた量の水を計量カップ
で入れる。例えば茶わん蒸しでは弱火で蒸す必要があ
り、水の量を2カップとし、蒸しおこわは強火で蒸す必
要があるため、4カップとする。
次に、蒸し鍋11内に簀子15を置き、蒸し物23を収容した
後、テンキー16で蒸し終了時刻TMを分単位で入力する。
この蒸し終了時刻TMは、 TM=T2+T0 で算出したものとする。ここで、T2は不変の沸騰時刻
(本実施例では720秒),T0は蒸し物の種類に適した実質
蒸し時間である。このTMの数値は、オペレータの便宜の
ため、蒸し物の種類に応じて予め算定されている時間を
入力する。入力が確認できればセットキー17を押す。
これにより、前記フローチャートに従ってマイクロコン
ピュータ19が動作し、蒸し終了時刻TMが設定され、減算
カウンタ21及び時刻カウンタ20が作動して残り時間が表
示されるとともに、蒸し調理が開始される。
まず、第10図に示すように、通電率15/30でヒータ12が
通電され(ステップ202)、蒸し鍋11内の水は予備加熱
されて第9図に示すように温度上昇してゆく。この温度
上昇は水量により異なった勾配となる。
サーミスタ14により50℃の水温が検出されると水量判別
が行なわれ(ステップ301〜312)、例えば2カップは
A、3カップはB、4カップはCと水量ランクが判別さ
れるとともに、各ランク毎に温度調節終了時刻T1が設定
される。すなわち、第8図に示すように50℃より時刻カ
ウンタ22で時間Htmが計時され、200秒後の検出温度が75
℃以上ならランクA、75℃未満ならランクBと判別され
(ステップ301〜308)、ランクBであっても300秒後の
検出温度が78℃未満であればランクCと判別される(ス
テップ309〜312)。
次に、水温が79℃になると、第9図,第10図に示すよう
に各ランク毎に設定された温度調節終了時刻T1まで通電
率10/30で温度調節が行なわれ、水温が予備加熱温度で
ある80℃に維持される(ステップ205〜210)。温度調節
終了時刻T1になれば、第10図に示すように、各ランク毎
に設定された通電率で加熱される(ステップ212〜214、
218〜220、225〜226)。
これにより、蒸し鍋11内の水は、第9図に示すように、
水量にかかわらず一定の沸騰時刻T2に沸騰する。なお、
同一水量の場合でも、初期水温や周囲温度の大小にかか
わらず、前記沸騰時刻T2に沸騰する。
水が沸騰すると、第10図に示すように、各水量ランク毎
の通電率で加熱が継続され(ステップ215〜217,221〜22
3,227〜229)、蒸し物23の調理が行なわれる。そして、
蒸し終了時刻TMになれば、ヒータ12への通電が停止さ
れ、蒸し調理が終了する。
なお、前記実施例では、温度調節終了時刻(T1)から沸
騰時刻(T2)までの通電率を各容量ランク毎に異ならせ
たが、同一の通電率で沸騰させるようにしてもよい。こ
の場合には、予備加熱温度である80℃より沸騰するまで
の時間TΔは前記実施例とは異なる数値となるため、温
度調節終了時刻(T1)もずらす必要がある。
また、前記実施例では、温度調節終了時刻(T1)を各容
量ランク毎に異ならせたが、これを不変の時刻としても
よい。この場合には、この不変の温度調節終了時刻
(T1)から不変の沸騰時刻(T2)まで一定時間で沸騰す
るように、各容量ランク毎に通電率を変化させる必要が
ある。そして、このうち通電率が最も高いもの(水量が
多くて沸騰に一番時間がかかるもの)を基準にして、温
度調節終了時刻(T1)を定めればよい。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、水量
や温度にかかわらず蒸し鍋内の水が一定の沸騰時刻
(T2)に沸騰するので、この沸騰時刻(T2)に調理に必
要な実質蒸し時間を加えて蒸し終了時刻(TM)を入力,
設定しておけば、この入力した蒸し終了時刻(TM)に確
実に蒸し調理が終了する。
従って、食事の時間に合わせて調理開始することがで
き、便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蒸し料理用調理器のブロック図、
第2図は実施例の概略構成図、第3図はマイコンプログ
ラムのメインルーチンのフローチャート、第4図は蒸し
終了時刻設定ルーチンのフローチャート、第5図は蒸し
調理ルーチンのフローチャート、第6図は水量判別ルー
チンのフローチャート、第7図は残り時間表示ルーチン
のフローチャート、第8図は水量判別の説明図、第9図
は検出温度の変化図、第10図は通電率の変化図である。 1……加熱手段、2……温度検出手段、3……蒸し終了
時刻設定手段、4……計時手段、5……水量判別手段、
6……加熱制御手段、11……蒸し鍋、12……ヒータ(加
熱制御手段)、14……サーミスタ(温度検出手段)、1
6,17……テンキー,セットキー(蒸し終了時刻設定手
段)、19……マイクロコンピュータ(水量判別手段、加
熱制御手段)、20……時刻カウンタ(計時手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸し鍋内に収容された水を加熱する加熱手
    段と、蒸し鍋内に収容された水の温度を検出する温度検
    出手段と、蒸し終了時刻(TM)を設定する蒸し終了時刻
    設定手段と、加熱開始からの経過時間を計時する計時手
    段と、蒸し鍋内に収容された水の容量を判別する水量判
    別手段と、該水量判別手段の判別値に基づき前記加熱手
    段の通電率を制御する加熱制御手段とを備え、前記加熱
    制御手段により、予備加熱を開始し、温度検出手段が所
    定の予備加熱温度を検出した時点より温度調節を行なっ
    て当該予備加熱温度を維持した後、所定の温度調節終了
    時刻(T1)に達すると所定の沸騰時刻(T2)に沸騰する
    ように沸騰加熱を行ない、当該沸騰時刻(T2)に達する
    と蒸し加熱を行なって、設定された前記蒸し終了時刻
    (TM)に達したとき、加熱を停止するようにしたことを
    特徴とする蒸し料理用調理器。
JP1071290U 1990-02-06 1990-02-06 蒸し料理用調理器 Expired - Lifetime JPH0713608Y2 (ja)

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JPH03103026U JPH03103026U (ja) 1991-10-25
JPH0713608Y2 true JPH0713608Y2 (ja) 1995-04-05

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