JPH0713581Y2 - カーテンレールのコーナジョイント - Google Patents

カーテンレールのコーナジョイント

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JPH0713581Y2
JPH0713581Y2 JP1989027021U JP2702189U JPH0713581Y2 JP H0713581 Y2 JPH0713581 Y2 JP H0713581Y2 JP 1989027021 U JP1989027021 U JP 1989027021U JP 2702189 U JP2702189 U JP 2702189U JP H0713581 Y2 JPH0713581 Y2 JP H0713581Y2
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JP
Japan
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curved
curtain
corner joint
rail
guide
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JP1989027021U
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JPH02119081U (ja
Inventor
清 植田
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エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば二重カーテンにおける外側のカーテ
ンレール(以下、レールという)の端部に取付け、レー
ルをランナの走行するガイド溝と共に小さく湾曲形成す
ることが容易になし得るカーテンレールのコーナジョイ
ントに関する。
(ロ)従来の技術 上述の二重カーテンは、従来、二本の直線状のレールを
単に並列しただけのものであり、主に次の3つの難点が
あった。
第1に、レールの端部が見え、意匠的価値を損なう点で
あって、レールの端部は、従来、様々なアクセサリをそ
の部分に取付けることもあるが、部屋やカーテンと相互
にマッチしないこともあり、問題点の解決にはならなか
った。
第2に、レールは壁を基端とする複数のブラケットによ
って、渡すように取付けるが、二重カーテンの場合、ブ
ラケットの基端に掛かる負荷は一般的な一重のカーテン
よりも大きく、壁を痛めることが少なくなかった。
第3に、特に外側レールのカーテンを開けた場合、横方
向に縮まったカーテンは、外側レールの両端、すなわち
室内側に位置し、場所を占有するばかりか、これを帯で
止めても意匠的に価値を見出せず、さらに、上述のこと
に関連することで、ブラケットに掛かる負担が大きくな
る。
したがって、上述の問題点を解決するために、前述した
ように小さく湾曲するコーナジョイントが望まれる。す
なわちコーナジョイントをレールの端部に使用すれば、
第1の問題点は、レールの端ぶが隠れることで解決さ
れ、第2の問題点については、外側レールの湾曲した両
端をブラケットと同様に壁に取付けることで解決され、
さらに第3の問題点については、外側レールのカーテン
を内側レール側に押しやることで解決できる。
そこで、前述のような小さい湾曲のコーナジョイントを
製作する場合、直線状のレールの形成中、あるいは形成
後にレールを外部より力を加え、湾曲することが考えら
れる。この製作方法は大きい湾曲の湾曲レールの場合に
行われ、実際に、このようにして製作された湾曲レール
は病院のベッド周囲を囲繞するカーテンに使用されるレ
ールとして、ベッドの上方などに取付けるようなものに
使用されている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上述のような製作の場合は、ある程度の湾曲ま
では十分に可能であるが、一定以上小さく湾曲させる
と、内側のガイド溝の溝形状が潰れたり様々な弊害を伴
ない、ランナが滑らかに走行するように再び別工程で加
工せねばならず、したがってその湾曲の程度にも自ずと
限界があった。
また、上述のような小さく湾曲するコーナジョイントを
金型により一括成形しようとしても、ガイド溝を形成す
る金型の中子部分が形成後抜き取れないので、金型形成
が不可能である。
この考案は、上述のような問題点を考慮して、小さく湾
曲するガイド溝を有し、手軽に、しかも安価で形成でき
るカーテンレールのコーナジョイントの提供を目的とす
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、カーテンレールを連結する連結部を両端に
有し、下面には、ランナが走行するための湾曲したガイ
ド溝を有したカーテンレールのコーナジョイントであっ
て、前記ガイド溝を小さく湾曲形成するとともに、前記
コーナジョイントを、上記ガイド溝を境界として外側の
湾曲外部材と内側の湾曲内部材とで連結可能に分割形成
し、これら湾曲外部材と湾曲内部材のうちのいずれか一
方のL字状をなす一方側に、上記各部材のうちの他方を
係止するガイド条を形成するとともに、上記各部材のう
ちの少なくとも一方の両端部に、連結したカーテンレー
ルの端部を保持する保持手段を設けたカーテンレールの
コーナジョイントであることを特徴とする。
(ホ)作用 この考案のカーテンレールのコーナジョイントは、湾曲
ガイド溝を形成する湾曲外部材と湾曲内部材とをガイド
条を介して相互に係止して連結し、一体となった湾曲ガ
イド溝を形成する。そして使用に際しては、両端の連結
部にカーテンレールを連結して、湾曲内部材を挟み込む
ようにするとともに、この連結状態を保持手段により強
固に保持する。
(ヘ)考案の効果 上述のように、この考案によれば、従来、金型形成でき
ない湾曲ガイド溝を境界として分割形成したので、小さ
く湾曲したガイド溝を有するコーナジョイントの金型に
よる形成が可能となり、製作が容易となった。その結
果、このコーナジョイントを使用することで、二重カー
テンの場合の意匠感の向上や、壁を痛めない強固な固
定、開けたカーテン地の体裁のよい処理などが行なえ
る。
また、湾曲外部材と湾曲内部材とはガイド条を介して係
止するので、所定の関係を保った連結が容易に行なえ
る。
さらに、湾曲外部材と湾曲内部材のうちのすなくとも一
方の部材の両端には、連結したカーテンレールを保持す
る保持手段を設けているので、上述のガイド条を介して
行なった連結による連結状態が、カーテンレールに挟ま
れて確実に行なえる。
その上、カーテンレールの保持が強固であるので、不測
に外れたりすることもなく、あたかも一本のカーテンレ
ールのようになる。このことから、ガイド溝の湾曲が小
さかろうとも、ランナの円滑な走行が期待できる。
(ト)実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はカーテンレールのコーナジョイントを示し、第1
図に示すように、コーナジョイント1はガイド溝の外側
を形成する湾曲外部材2と、内側を形成する湾曲内部材
3とで形成している。
上述の湾曲外部材2は、第3図に示す、ランナ4…が走
行するガイド溝5の外側溝縁を下部に有し、両端同士が
直角をなすように中間部が小さく湾曲する略L字状に形
成している。ガイド溝5の外側溝縁、すなわちガイド溝
外側部6の上方には、外側へ半円状に膨出した外壁2aを
形成し、またこの外壁2aの各両端には、これに連結する
直線状のレールに嵌合する連結部としてのガイド片7,8
を二つずつ形成している。これらガイド片の一方の第1
ガイド片7は、上下方向の中間よりも下側で先端方向に
比較的長い短冊状に形成し、他方の第2ガイド片8は、
上下方向の中間位置よりも上側に、内側から軽くあてが
う程度で先端方向に長くない円弧状に形成している。
また、これら上下にそれぞれ分離した第1ガイド片7及
び第2ガイド片8の中間位置には、一側が当該湾曲外部
材2の外壁2aより水平方向に延び、L字状形状を有する
ガイド板9を形成している。このガイド板9の内側縁10
は直線状に形成し、中央を直角にしており、先端側は、
ガイド板9の外側を当該部材2の外壁2aの先端よりさら
に延設し、カーテンレールの端部を保持する保持手段と
して、先端部分に連結固定ねじ11のねじ孔12を有する短
冊状の固定片13を設けている。
さらに、このガイド板9の一側の上面には、上述の固定
片13よりも外側に、当該ガイド板9の先端方向に沿った
ガイド条14を突出形成し、他側の上面には、このガイド
条14と同方向に沿うねじ孔15を有する直方体状の螺着部
16を形成している。
一方、前述のガイド溝5の内側溝縁、すなわちガイド溝
内側部17を有する湾曲内部材3は、上述の湾曲外部材2
に対応する略L字状に形成している。ガイド溝内側部17
からは、内壁18を上方に略真っ直ぐ延ばし、その先端か
ら外方に延設して、平面部19を有した断面略逆L字状に
形成している。
そして、上述湾曲外部材2のガイド状14、ガイド板9の
内側縁10に対応する位置には、それぞれ、スライド条2
0、スライド溝21を形成し、また、上述の螺着部16のね
じ孔15に対応する位置には、ねじ22挿通のねじ挿通孔23
を穿設している。
このように形成した湾曲外部材2と湾曲内部材3とは、
第2図に示すように、湾曲外部材2のガイド条14の外側
に湾曲内部材3のスライド条20を、またガイド板9の内
側縁10にスライド溝21をそれぞれ嵌合してスライドさせ
ると共に、また螺着部16の上面に湾曲内部材3の平面部
19裏面をそれぞれ対応させるまで、上述のガイド条14の
先端方向から湾曲内部材3をスライドさせて接合し、ね
じ22を湾曲内部材3のねじ挿通孔23に通して、螺着部16
のねじ孔15に螺着し両部材2,3を固定して、コーナジョ
イント1を組み立てる。
このように組み立てたコーナジョイント1は、その両端
に直線状のカーテンレールを連結して、例えば第3図に
示すような二重カーテンにおいて使用する。連結の仕方
は、第2図に示すように、湾曲外部材2の両端に形成し
た二つのガイド片、すなわ第1ガイド片7、第2ガイド
片8、及びガイド板9に形成した短冊状の固定片13を、
これらに対応するよう形成した適宜寸法の直線状のカー
テンレール24,24にスライドさせる。
すなわち、第1ガイド片7はカーテンレール24の第1係
合溝24aに差し込み、第2ガイド片8は湾曲状に形成し
た第2係合面24bに差し込み、ガイド板9は第3係合溝2
4cに差し込むことで、コーナジョイントとカーテンレー
ル24との結合は横方向にガタ付きなく行うことができ
る。
そして、固定片13の上方よりねじ孔12に連結固定ねじ12
を螺挿し、この連結固定ねじ11の先端を直線状のカーテ
ンレール24の上面に圧接することで、コーナジョイント
1をカーテンレール24に連結固定し第3図に示すように
する。そして、略コの字状に形成し、その内側に直線状
のカーテンレール25を位置させ、設備する。
このように設備した場合、各レールの端部は隠れ意匠観
を損をことなく、同時に、カーテンをあけた時そのカー
テンを湾曲した先方へ押し込むことで、外側のレールと
壁との間の比較的広い隙間を隠し、さらに意匠観を増大
させる。また、同時に、カーテンを纏める場合、各レー
ルのカーテンが略同じ位置に存在することになり、まと
め易くなる。さらに、これらのレールを支えるブラケッ
トの負担を軽減できる。
前述のように、ガイド溝5を境界とする湾曲外部材2と
湾曲内部材3とを連結することで、湾曲するガイド溝5
を形成するため、各部材2,3の湾曲の程度を小さく形成
することによって、小さく湾曲したガイド溝5を有する
コーナジョイント1を形成することができる。
また、湾曲外部材2と湾曲内部材3とはガイド条14を介
して係止するので、所定の関係を保った連結が容易に行
なえる。
さらに、湾曲外部材2の両端には、連結したカーテンレ
ール24,24を保持する保持手段11,12,13を設けているの
で、上述のガイド条14を介して行なった連結による連結
状態が、カーテンレール24,24に挟まれて確実に行なえ
る。
その上、カーテンレール24,24の保持が強固であるの
で、不測に外れたりすることもなく、あたかも一本のカ
ータンレールのようになる。このことから、ガイド溝5
の湾曲が小さかろうとも、ランナの円滑な走行が期待で
きる。
以上の実施例は、一例を示したにすぎず、様々に形を変
えることができる。
例えば、前述の湾曲外部材2と湾曲内部材3とがそれぞ
れ逆に湾曲させて、部屋の隅用のコーナジョイントを得
るもよい。
なお、この発明の構成における連結部は、上述の一実施
例のガイド片7,8に対応し、保持手段は、連結固定ねじ1
1とねじ孔12、固定片13に対応する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は分解斜視図、 第2図は斜視図、 第3図は使用状態を示す斜視図である。 1……コーナジョイント、2……湾曲外部材 3……湾曲内部材、4……ランナ 5……ガイド溝、6……ガイド溝外側部 7,8……ガイド片、11……連結固定ねじ 12……ねじ孔、13……固定片 14……ガイド条、17……ガイド溝内側部 24……カーテンレール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンレールを連結する連結部を両端に 有し、下面には、ランナが走行するための湾曲したガイ
    ド溝を有したカーテンレールのコーナジョイントであっ
    て、 前記ガイド溝を小さく湾曲形成するとともに、 前記コーナジョイントを、上記ガイド溝を境界として外
    側の湾曲外部材と内側の湾曲内部材とで連結可能に分割
    形成し、 これら湾曲外部材と湾曲内部材のうちのいずれか一方の
    L字状をなす一方側に、上記各部材のうちの他方を係止
    するガイド条を形成するとともに、上記各部材のうちの
    少なくとも一方の両端部に、連結したカーテンレールの
    端部を保持する保持手段を設けた カーテンレールのコーナジョイント
JP1989027021U 1989-03-08 1989-03-08 カーテンレールのコーナジョイント Expired - Lifetime JPH0713581Y2 (ja)

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JPH02119081U JPH02119081U (ja) 1990-09-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5422923U (ja) * 1977-07-15 1979-02-15
JPS56132985U (ja) * 1980-03-10 1981-10-08

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JPH02119081U (ja) 1990-09-25

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