JPH07134015A - 領域分割方法 - Google Patents

領域分割方法

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Publication number
JPH07134015A
JPH07134015A JP5022026A JP2202693A JPH07134015A JP H07134015 A JPH07134015 A JP H07134015A JP 5022026 A JP5022026 A JP 5022026A JP 2202693 A JP2202693 A JP 2202693A JP H07134015 A JPH07134015 A JP H07134015A
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JP
Japan
Prior art keywords
region
curved surface
extracted
curvature
plane
Prior art date
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Pending
Application number
JP5022026A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Wakisako
仁 脇迫
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP5022026A priority Critical patent/JPH07134015A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】曲率の符号を用いた領域分割において、必要以
上に分割されないようにする。 【構成】距離センサからの距離画像を用いた三次元物体
検出のために、各点でガウス曲率Kと平均曲率Hを求
め、それぞれ閾値Kth、Hthと比較により、K+
- ,K0 とH+ ,H- ,H0 に分類を行うことにより
物体を構成する面の抽出を行う領域分割方式において、
前記閾値を対象となる曲面上の点がK0 かつH0領域に
含まれないように選定する。K0 かつH0 領域以外のそ
れぞれの領域の組合せについて曲面の抽出を行ったの
ち、その抽出された曲面領域を除いた領域について平面
の近似を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は距離センサの出力である
距離画像の領域分割方法に関する。
【0002】
【従来の技術】距離センサからの距離画像を用いて三次
元物体を検出する方式では、物体を構成する面を抽出す
るための領域分割は重要な処理である。領域分割のひと
つの手法として物体表面のガウス曲率Kと平均曲率Hの
符号を用いた方式がある。図14に示すようにそれぞれ
の符号の組合せにより物体表面の局所的形状が分類でき
る。ここでガウス曲率が正、負、零の領域をそれぞれK
+ 、K- 、K0 、平均曲率が正、負、零の領域をそれぞ
れH+ 、H- 、H0 と記す。但し、実際の距離画像では
ノイズがあるため、これらの領域はつぎのような条件で
決める。 ここでKth、Hthは正の閾値である。従来の方式ではこ
のように分類された領域に対して面の方程式を当てはめ
て領域の分割を行う。面の種類としてはK0 かつH0
域が平面の近似で、他の領域は曲面の近似を行う。この
ように、曲率により分類された領域から曲面と平面を共
に抽出するため、閾値Kth、Hthは平面と曲面が区別で
きるように選定されなければならない。ノイズが無い場
合はそれらの値は零でよいが、通常、距離画像にはノイ
ズが含まれるためこれらの値は小さな正の値が選ばれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題]ここで
は、図8に見られるような平面部1と円筒面部2が連結
した物体表面形状を用いて説明する。この形状ではガウ
ス曲率は零のため平均曲率のみ着目するが、同様のこと
はガウス曲率にも言えることである。円筒面の曲率が小
さいとするとこれらの平均曲率の分布は図9のようにな
る。これにノイズが加わると図10のように平面と円筒
面との分布が交わってしまいこれを区別するための閾値
の選定が難しくなるが、図10に示すように平面部の個
数と円筒面部の画素の個数が等しくなる点を閾値Bが選
ばれるのが一般的である。各領域は図11〜図13のよ
うになり、H+ 領域、H- 領域から曲面を、H0 領域か
らは平面の抽出を同時に行うがそれぞれの領域が十分連
結しておらず過分割になりやすい。そこで本発明は、曲
率の符号を用いた領域分割において閾値の選定を容易に
し、過分割にならず、安定した面の近似を行うことので
きる方式を提供することを目的とする。 【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、図1に示すように、距離センサからの距
離画像を用いた三次元物体検出のために物体を構成する
面の抽出を行う領域分割において、各点でガウス曲率K
と平均曲率Hを求め、閾値Kth、Hthを用い、K+ ,K
- ,K0 とH+ ,H- ,H0 に分類を行う際に、前記閾
値は対象となる曲面上の点が前記K0 かつH0 領域に含
まれないように選定し、前記K0 かつH0領域以外のそ
れぞれの領域の組合せについて、曲面の抽出を行い、前
記距離画像から前記抽出された曲面領域を除いた領域に
ついて平面の近似を行うことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】すなわち、従来は曲面と平面の境界を示す値を
閾値とし、曲面と平面を同時に抽出したのに対し、本発
明は、明らかに曲面を示す範囲で閾値を選定して、まず
曲面部分のみ先に抽出し、その後、残りの面を平面とし
て抽出するようにしたものである。なお、閾値の選定は
上記のように曲面上の点がK0 かつH0 領域に含まれな
いようにすればよく、従来のように平面と曲面が区別で
きるように厳密に選定する必要がない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図にもとづいて説明
する。ここでは図8と同じ形状で説明を行う。本発明で
は先ず閾値を曲面部が含まれるように図2で閾値Aに選
ぶ。このときの各領域の分布を図5〜図7に示す。ここ
で平面上の点はノイズの影響で、H+ 、H- 領域に含ま
れることがあるがこれらの分布はノイズの分布と同じた
め、ノイズ処理によって取り除くことができる。そのた
め、H+ 領域から曲面の近似によって円筒面が抽出さ
れ、従来方式に比べ連結がしっかりしているため過分割
が少ない(従来例の図11に示すH+ 領域の曲面部にみ
られる穴3が、本発明の図5に示すH+ 領域の曲面部で
は少なくなる)。図3が抽出された円筒面である。この
ようにして曲面が抽出されると、この領域を本来の距離
画像から除き、残った領域(図4)に対して平面の抽出
を行う。これによって平面部と円筒面部が抽出される。
【0007】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によればガ
ウス曲率と平均曲率の符号による距離画像の領域分割の
方式において、曲面部が過分割にならないような閾値に
よって領域分けを行い曲面のみを抽出し、残った領域に
対して平面の近似を行うことで閾値の選定が容易にな
り、また抽出された領域も過分割になるのが抑えられる
という効果がある。したがって、物体を不用意に複雑化
して認識することがないので、画像認識機能を有するロ
ボット等に適用すれば、画像処理時間が短縮し、作業の
効率化に大いに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローを示す図
【図2】本発明での閾値を示す図
【図3】本発明で抽出された円筒面を示す図
【図4】本発明で抽出された円筒面を除いた領域を示す
【図5】本発明でのH+ 領域の分布を示す図
【図6】本発明でのH0 領域の分布を示す図
【図7】本発明でのH- 領域の分布を示す図
【図8】平面部と円筒面部からなる物体のモデルを示す
【図9】ノイズが無い場合の平均曲率の分布を示す図
【図10】従来のノイズがある場合の平均曲率の分布と
閾値を示す図
【図11】従来のノイズがある場合のH+ 領域の分布を
示す図
【図12】従来のノイズがある場合のH0 領域の分布を
示す図
【図13】従来のノイズがある場合のH- 領域の分布を
示す図
【図14】ガウス曲率、平均曲率の符号と局所形状の関
係を示す図
【符号の説明】
1 平面部 2 円筒面部 3 穴 A 本発明の閾値 B 従来の閾値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 距離センサからの距離画像を用いた三次
    元物体検出のために、各点でガウス曲率Kと平均曲率H
    を求め、それぞれ閾値Kth、Hthと比較により、K+
    - ,K0 とH+ ,H- ,H0 に分類し、その組合せに
    基づき前記三次元物体を構成する面の特性を認識するこ
    とにより複数の面に分割する領域分割方法において、 前記閾値を対象となる曲面上の点が前記K0 かつH0
    域に含まれないように選定し、前記K0 かつH0 領域以
    外の領域の組合せについては曲面領域と認識して曲面の
    抽出を行い、それにより抽出された曲面領域を除いた領
    域については平面領域と認識して平面近似を行い平面領
    域とすることを特徴とする領域分割方法。
JP5022026A 1993-01-13 1993-01-13 領域分割方法 Pending JPH07134015A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007052462A1 (ja) * 2005-11-07 2007-05-10 Daihatsu Motor Co., Ltd. 形状認識装置及び歪評価装置
JP2008217544A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Yaskawa Electric Corp 物体検出方法、物体検出装置、及びそれを備えたロボット
CN105115441A (zh) * 2015-04-23 2015-12-02 北京理工大学 一种回转体零件廓形的特征点提取及自动分段方法

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JP2007127610A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Daihatsu Motor Co Ltd 形状認識装置及び歪評価装置
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