JPH071334A - 研削液の混合装置 - Google Patents
研削液の混合装置Info
- Publication number
- JPH071334A JPH071334A JP17475393A JP17475393A JPH071334A JP H071334 A JPH071334 A JP H071334A JP 17475393 A JP17475393 A JP 17475393A JP 17475393 A JP17475393 A JP 17475393A JP H071334 A JPH071334 A JP H071334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixing tank
- tank
- liquid
- stock solution
- grinding fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 磁気ディスク等の研削液の混合装置におい
て、原液タンク１及び混合タンク３が設けられ、混合タ
ンク３内に設けられたレベルスイッチ６により混合タン
ク内の液面レベルを検知して原液タンク１から原液を、
また定流量弁９により一定の割合で混合タンク内に水を
供給しえるようにするとともに、混合タンクから送液ポ
ンプ５により加工機へと研削液を送液するライン途中を
分岐し過剰の研削液を混合タンク上部へ戻すラインが設
けられ、これにより混合タンク内の液撹拌を行なえるよ
うに構成される。 【効果】 本発明によれば、多液を正確な混合比で混合
でき、しかもこの混合に際して十分な撹拌が行なえ、か
つ連続して混合が可能と成る。また、装置がユニット化
されてコンパクトであり、移動が容易であるとともに装
置が低価格で製造できる。
て、原液タンク１及び混合タンク３が設けられ、混合タ
ンク３内に設けられたレベルスイッチ６により混合タン
ク内の液面レベルを検知して原液タンク１から原液を、
また定流量弁９により一定の割合で混合タンク内に水を
供給しえるようにするとともに、混合タンクから送液ポ
ンプ５により加工機へと研削液を送液するライン途中を
分岐し過剰の研削液を混合タンク上部へ戻すラインが設
けられ、これにより混合タンク内の液撹拌を行なえるよ
うに構成される。 【効果】 本発明によれば、多液を正確な混合比で混合
でき、しかもこの混合に際して十分な撹拌が行なえ、か
つ連続して混合が可能と成る。また、装置がユニット化
されてコンパクトであり、移動が容易であるとともに装
置が低価格で製造できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクの研削液等
において使用するような２液（多液）の濃度を容易に調
整できる研削液の混合装置に関する。
において使用するような２液（多液）の濃度を容易に調
整できる研削液の混合装置に関する。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】従来、磁気ディスクの研
削等に使用される研削液は、図２に示されるような装置
を用いて原液及び水を混合し、得られた研削液を研削機
等の加工機へ供給するようにしている。図２に示す従来
装置について説明すると、原液タンク１内の研削原液
は、定量ポンプ２により原液タンク１より汲み上げられ
混合タンク３内に供給される。この混合タンク３には水
が電磁弁４より供給され、混合タンク３内にて原液と水
とが所定濃度に混合されて研削液となり、この研削液は
送液ポンプ５により図示してない加工機へと供給され
る。送液ポンプ５は加工機が加工を始めると運転し、加
工が終わると運転を停止するようになっている。混合タ
ンク３内には液面高さを感知するレベルスイッチ６が設
けられ、液面が所定高さより低くなった場合には、レベ
ルスイッチ６がそれを感知し、定量ポンプ２及び電磁弁
４を作動させ、原液及び／又は水を混合タンク３へ補給
し得るようになっている。
削等に使用される研削液は、図２に示されるような装置
を用いて原液及び水を混合し、得られた研削液を研削機
等の加工機へ供給するようにしている。図２に示す従来
装置について説明すると、原液タンク１内の研削原液
は、定量ポンプ２により原液タンク１より汲み上げられ
混合タンク３内に供給される。この混合タンク３には水
が電磁弁４より供給され、混合タンク３内にて原液と水
とが所定濃度に混合されて研削液となり、この研削液は
送液ポンプ５により図示してない加工機へと供給され
る。送液ポンプ５は加工機が加工を始めると運転し、加
工が終わると運転を停止するようになっている。混合タ
ンク３内には液面高さを感知するレベルスイッチ６が設
けられ、液面が所定高さより低くなった場合には、レベ
ルスイッチ６がそれを感知し、定量ポンプ２及び電磁弁
４を作動させ、原液及び／又は水を混合タンク３へ補給
し得るようになっている。
【０００３】しかしながら、上記したような従来装置に
よる場合、水の供給は水道圧で行い、定流量弁等が無
く、流量が一定でないので水と原液との混合比が不正確
となり、しかも混合タンク３内での研削液の撹拌が不十
分となる。さらに、装置がユニット化されておらず、装
置の移動等が困難であるという問題点を有する。
よる場合、水の供給は水道圧で行い、定流量弁等が無
く、流量が一定でないので水と原液との混合比が不正確
となり、しかも混合タンク３内での研削液の撹拌が不十
分となる。さらに、装置がユニット化されておらず、装
置の移動等が困難であるという問題点を有する。
【０００４】本発明は、２液、例えば水と原液（多液の
場合も含む）との混合比が正確で、撹拌が十分にでき、
しかも装置が移動容易なようにユニット化され、２液
（多液）の混合が連続してできる研削液の混合装置を提
供することを目的とするものである。
場合も含む）との混合比が正確で、撹拌が十分にでき、
しかも装置が移動容易なようにユニット化され、２液
（多液）の混合が連続してできる研削液の混合装置を提
供することを目的とするものである。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る研削液の混合装置は、原液タンク及び
混合タンクが設けられ、混合タンク内に設けられたレベ
ルスイッチにより混合タンク内の液面レベルを検知して
原液タンクから原液を、また定流量弁により一定の割合
で混合タンク内に水を供給しえるようにするとともに、
混合タンクから送液ポンプにより加工機へと研削液を送
液するライン途中を分岐し過剰の研削液を混合タンク上
部へ戻すラインが設けられ、これにより混合タンク内の
液撹拌を行なえるように構成されて成る。
め、本発明に係る研削液の混合装置は、原液タンク及び
混合タンクが設けられ、混合タンク内に設けられたレベ
ルスイッチにより混合タンク内の液面レベルを検知して
原液タンクから原液を、また定流量弁により一定の割合
で混合タンク内に水を供給しえるようにするとともに、
混合タンクから送液ポンプにより加工機へと研削液を送
液するライン途中を分岐し過剰の研削液を混合タンク上
部へ戻すラインが設けられ、これにより混合タンク内の
液撹拌を行なえるように構成されて成る。
【０００６】図１は本発明の一実施例を示すものであ
り、この図１において、原液タンク１及び混合タンク２
は架台７上に設けられている。架台７はキャスター８に
より移動し得るようになっている。混合タンク３の底部
には弁９を介して混合した研削液を送液ポンプ５に送る
パイプラインが設けられ、送液ポンプ５からのパイプラ
インはその途中で加工機へのラインと混合タンク３の上
部空間に研削液を戻すラインとに分岐されている。ま
た、混合タンク３へ水を供給する電磁弁４の上流側には
定流量弁９が設けられている。なお、図１における１０
は制御盤、１１はドレインである。
り、この図１において、原液タンク１及び混合タンク２
は架台７上に設けられている。架台７はキャスター８に
より移動し得るようになっている。混合タンク３の底部
には弁９を介して混合した研削液を送液ポンプ５に送る
パイプラインが設けられ、送液ポンプ５からのパイプラ
インはその途中で加工機へのラインと混合タンク３の上
部空間に研削液を戻すラインとに分岐されている。ま
た、混合タンク３へ水を供給する電磁弁４の上流側には
定流量弁９が設けられている。なお、図１における１０
は制御盤、１１はドレインである。
【０００７】図１に示されるような本発明に係る装置に
おいて、レベルスイッチ６が下限を打ったら、電磁弁４
が開き定流量弁９を通った一定量の水が混合タンク３へ
注入される。電磁弁４が開くと同時に定量ポンプ２が運
転して注水の濃度に見合った原液が原液タンク１より混
合タンク３へと供給される。また、送液ポンプ５は混合
タンク底部より研削液を吸入して各加工機へと送液する
とともに、一部は混合タンク３の上部空間から吐出して
循環することにより、液の撹拌が行なえるようになる。
研削液の濃度の調整は定量ポンプ２の送液設定を変える
ことによって行なう。液量がレベルスイッチ６の上限を
打ったら電磁弁４が閉じて定量ポンプ２が停止する。な
お、送液ポンプ５は連続運転を行ない、加工機への送液
を行なわない場合には混合タンク３内の液撹拌のみを行
なうようになる。
おいて、レベルスイッチ６が下限を打ったら、電磁弁４
が開き定流量弁９を通った一定量の水が混合タンク３へ
注入される。電磁弁４が開くと同時に定量ポンプ２が運
転して注水の濃度に見合った原液が原液タンク１より混
合タンク３へと供給される。また、送液ポンプ５は混合
タンク底部より研削液を吸入して各加工機へと送液する
とともに、一部は混合タンク３の上部空間から吐出して
循環することにより、液の撹拌が行なえるようになる。
研削液の濃度の調整は定量ポンプ２の送液設定を変える
ことによって行なう。液量がレベルスイッチ６の上限を
打ったら電磁弁４が閉じて定量ポンプ２が停止する。な
お、送液ポンプ５は連続運転を行ない、加工機への送液
を行なわない場合には混合タンク３内の液撹拌のみを行
なうようになる。
【０００８】上記の説明より明らかなように、原液タン
クを異なる種類の原液を入れた複数個の原液タンクとす
れば、多液の混合が容易に成しえる。このような本発明
の混合装置では、Ａｌ磁気ディスク等の研削時に用いる
研削液を正確な混合比で混合できることから被研削物の
表面性状を向上させることができる。
クを異なる種類の原液を入れた複数個の原液タンクとす
れば、多液の混合が容易に成しえる。このような本発明
の混合装置では、Ａｌ磁気ディスク等の研削時に用いる
研削液を正確な混合比で混合できることから被研削物の
表面性状を向上させることができる。
【０００９】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、多液を正
確な混合比で混合でき、しかもこの混合に際して十分な
撹拌が行なえ、かつ連続して混合が可能と成る。また、
装置がユニット化されてコンパクトであり、移動が容易
であるとともに装置が低価格で製造できる。
確な混合比で混合でき、しかもこの混合に際して十分な
撹拌が行なえ、かつ連続して混合が可能と成る。また、
装置がユニット化されてコンパクトであり、移動が容易
であるとともに装置が低価格で製造できる。
【図１】本発明に係る混合装置の概略を摸式的に示す説
明図であり、Ａｌ合金製磁気ディスク基板の表面を研削
する複数の研削機へ一括して研削油を供給する例を示
す。
明図であり、Ａｌ合金製磁気ディスク基板の表面を研削
する複数の研削機へ一括して研削油を供給する例を示
す。
【符号の説明】 １ 原液タンク ２ 定量ポンプ ３ 混合タンク ４ 電磁弁 ５ 送液ポンプ ６ レベルスイッチ ７ 架台 ８ キャスター ９ 定流量弁 10 制御盤 11 ドレイン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年３月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る混合装置の概略を模式的に示す説
明図であり、Ａｌ合金製磁気ディスク基板の表面を研削
する複数の研削機へ一括して研削油を供給する例を示
す。
明図であり、Ａｌ合金製磁気ディスク基板の表面を研削
する複数の研削機へ一括して研削油を供給する例を示
す。
【図２】従来例に係る混合装置の概略を模式的に示す説
明図である。
明図である。
【符号の説明】 １ 原液タンク ２ 定量ポンプ ３ 混合タンク ４ 電磁弁 ５ 送液ポンプ ６ レベルスイッチ ７ 架台 ８ キャスター ９ 定流量弁 10 制御盤 11 ドレイン
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気ディスク等の研削液の混合装置にお
いて、原液タンク及び混合タンクが設けられ、混合タン
ク内に設けられたレベルスイッチにより混合タンク内の
液面レベルを検知して原液タンクから原液を、また定流
量弁により一定の割合で混合タンク内に水を供給しえる
ようにするとともに、混合タンクから送液ポンプにより
加工機へと研削液を送液するライン途中を分岐し過剰の
研削液を混合タンク上部へ戻すラインが設けられ、これ
により混合タンク内の液撹拌を行なえるようになってい
る研削液の混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17475393A JPH071334A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 研削液の混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17475393A JPH071334A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 研削液の混合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071334A true JPH071334A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15984086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17475393A Pending JPH071334A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 研削液の混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071334A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8356942B2 (en) | 2007-11-09 | 2013-01-22 | Ntn Corporation | Sealing device for bearing assembly and wheel support bearing assembly therewith |
| CN108000343A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-05-08 | 泉州圆创机械技术开发有限公司 | 一种塑料加工用去毛刺装置 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP17475393A patent/JPH071334A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8356942B2 (en) | 2007-11-09 | 2013-01-22 | Ntn Corporation | Sealing device for bearing assembly and wheel support bearing assembly therewith |
| CN108000343A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-05-08 | 泉州圆创机械技术开发有限公司 | 一种塑料加工用去毛刺装置 |
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