JPH07133370A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents

難燃性樹脂組成物

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JPH07133370A
JPH07133370A JP30350993A JP30350993A JPH07133370A JP H07133370 A JPH07133370 A JP H07133370A JP 30350993 A JP30350993 A JP 30350993A JP 30350993 A JP30350993 A JP 30350993A JP H07133370 A JPH07133370 A JP H07133370A
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Takeshi Imahashi
猛 今橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分子構造中に酸素原子を有しない合成樹脂類
の難燃性を大幅に改善し、引張特性低下を抑制し、比重
増加を抑制し、および表面白化現象の抑制を実現できる
難燃剤、および該難燃剤を配合した分子構造中に酸素原
子を有しない合成樹脂類の組成物を提供する。 【構成】 金属水酸化物100重量部と、赤リン1〜6
00重量部と、炭素粉末0.05〜1000重量部と、
分子構造中に酸素原子を有する合成樹脂類の少なくとも
一種0.5〜600重量部とからなることを特徴とする
難燃剤および該難燃剤を含有する難燃性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は難燃性樹脂組成物および
難燃剤に関する。さらに詳しくは、分子構造中に酸素原
子を有しない合成樹脂類に配合したときに、難燃性を大
幅に向上させ、比重増加、引張特性の低下、表面白化現
象、さらに消炎後の火種残留時間を抑えたハロゲンフリ
ーの難燃性樹脂組成物を提供できる難燃剤、および該難
燃剤を配合したハロゲンフリーの難燃性樹脂組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】樹脂およびゴム等の合成樹脂は、それ自
体易溶性であるため、火災等による種々の災害が発生し
易い。これを防止するため、これらの合成樹脂を難燃性
とすべく種々の提案がなされてきた。難燃性樹脂組成物
としては、合成樹脂類に有機ハロゲン化物、あるいは該
ハロゲン化物と三酸化アンチモンとを併用して配合した
樹脂組成物が提案されている。しかしこの樹脂組成物
は、加工時に成形機を腐食する、火災時に大量の煙を発
生する、この煙が有毒性でありかつ腐食性であるといっ
た問題点を有している。
【0003】この問題点を解決するものとして、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウムのような金属水酸化
物を配合した樹脂組成物が提案された。この場合、合成
樹脂類100重量部に対して100〜250重量部もの
大量の金属水酸化物を配合しなければならないという問
題点がある。また金属水酸化物と共に、カーボンブラッ
ク、赤リン、アクリルファイバー等を難燃助剤として合
成樹脂類に配合して難燃性を改良する試みも提案され
た。しかしこの樹脂組成物は、分子構造中に酸素原子を
含む合成樹脂類に対しては難燃性発現相乗効果を示す
が、分子構造中に酸素原子を含まない合成樹脂類に対し
ては難燃性発現効果が不十分であるという問題点を有し
ている。
【0004】本願出願人は、特願平5−90748号で
金属水酸化物、赤リンおよび分子構造中に酸素原子を含
有する合成樹脂類とを分子構造中に酸素原子を含有しな
い合成樹脂類に配合すると、難燃性を大幅に向上できる
ことを見いだし提案した。しかしこの提案によっても、
ハロゲン系難燃剤を配合した難燃性樹脂組成物と比較す
ると、難燃性においてやや劣る面が認められ、硬質プラ
スチック類、薄物、細物成形製品の場合には、不十分な
点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】金属水酸化物は単位重
量当たりの難燃性発現効果が弱いため、合成樹脂類に対
し、大量に配合しないと十分な難燃性を発現しないとい
う問題点がある。大量配合であっても、電線用等の軟質
合成樹脂類においては十分実用的な引張特性を示す配合
範囲で難燃化は可能である。しかし、それより少し硬質
の合成樹脂類においては、大量配合は引張特性等の強度
を著しく低下させるという問題点を有している。また金
属水酸化物の合成樹脂類への大量配合は、得られた難燃
性樹脂組成物成形品の比重を高くしたり、成形品の多湿
雰囲気下における表面白化現象を大きくするという問題
点を生ずる。
【0006】表面白化現象とは、金属水酸化物配合難燃
性樹脂組成物の成形品が、空気中または水中等に長時間
おかれた時に、配合された金属水酸化物が炭酸イオンと
反応して金属炭酸塩となりそれが成形品の表面にブリー
ディングして成形品の表面を白化させる現象をいう。こ
の現象は、成形品の外観を損なう。表面白化現象は、金
属水酸化物の表面を適切な表面処理剤で表面処理するこ
とによりある程度は抑えることができるが、十分満足す
べきものではない。それ故、表面白化現象の防止には、
金属水酸化物の配合量を減少させることが重要である。
また金属水酸化物の配合量減少により、成形品の比重増
加および引張特性の低下を防止することができる。
【0007】本発明者らは、分子構造中に酸素原子を有
しない合成樹脂類の難燃化においては、金属水酸化物を
主難燃剤として使用する場合、難燃助剤として赤リンだ
けを配合することでは、難燃性が不十分であり、また難
燃助剤として赤リンと酸素原子を分子構造中に含有する
合成樹脂類とを配合しても難燃性が不十分であることに
鑑み、さらに大幅な難燃性発現効果を有する難燃剤、お
よび該難燃剤を含有する難燃性樹脂組成物の研究開発に
努めた。即ち本発明の目的は、分子構造中に酸素原子を
有しない合成樹脂類の難燃性を大幅に改善し、引張特性
低下を抑制し、比重増加を抑制し、および表面白化現象
の抑制を実現できる難燃剤、および該難燃剤を配合した
分子構造中に酸素原子を有しない合成樹脂類の組成物を
提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、分子構造中に
酸素原子を有しない合成樹脂類99〜70重量%および
分子構造中に酸素原子を有する合成樹脂類1〜30重量
%からなる樹脂成分100重量部と、金属水酸化物5〜
200重量部と、赤リン2〜30重量部と、炭素粉末1
〜50重量部とからなることを特徴とする難燃性樹脂組
成物を提供する。さらに本発明は、金属水酸化物100
重量部と、赤リン1〜600重量部と、炭素粉末0.0
5〜1000重量部と、分子構造中に酸素原子を有する
合成樹脂類の少なくとも一種0.5〜600重量部とか
らなることを特徴とする難燃剤を提供する。
【0009】分子構造中に酸素原子を有しない合成樹脂
類の難燃化を図るためには、金属水酸化物と赤リンのみ
を配合することでは、難燃性の満足すべき改良を図るこ
とはできなかった。しかし本願出願人は、金属水酸化物
と赤リンと分子構造中に酸素原子を含有する合成樹脂類
とからなる難燃剤は、分子構造中に酸素原子を含有しな
い合成樹脂の難燃性を大幅に改良できることが見いだし
先に提案したた。そして本発明者らは、この難燃剤に炭
素粉末を配合すると、難燃性がさらに大幅に改良される
ことを見いだし、本発明を完成した。この難燃性改善効
果により、本発明の難燃剤を配合した樹脂組成物は、高
い引張特性の保持、比重増加の抑制、表面白化現象の軽
減等の諸特性が発揮されるという利点を有している。本
発明の難燃剤は、構成成分の一つを欠いても高い難燃効
果を発揮できるものではない。
【0010】本発明で用いる分子構造中に酸素原子を有
しない合成樹脂類と分子構造中に酸素原子を有する合成
樹脂類の配合比率は、99:1〜70:30の範囲であ
る。分子構造中に酸素原子を有する合成樹脂類の配合比
率が上記範囲の上限を超えると、得られた合成樹脂組成
物の機械的強度特性が低下するので好ましくない。また
該合成樹脂類の配合比率が上記範囲の下限より少ないと
得られた合成樹脂組成物の難燃性が不十分となるので好
ましくない。すなわち本発明では、分子構造中に酸素原
子を有する合成樹脂類の配合比率は、得られる合成樹脂
組成物の難燃性を改善するに十分な量であり、かつ得ら
れる難燃性合成樹脂組成物の機械的強度を低下させない
範囲である。
【0011】分子構造中に酸素原子を有しない合成樹脂
類としては、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超
高分子量ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、ブタジエン樹脂、エチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)、イソプレンゴム、ブ
タジエンゴム、ブチルゴム、メチルペンテン樹脂、アク
リルゴム−アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂(A
AS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂
(AS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合樹脂(ABS樹脂)、ポリスチレン樹脂、メタ
クリル樹脂、エチレンメチルメタクリレート樹脂、スチ
レン−ブタジエンゴム(SBR樹脂)、メラミン樹脂等
が例示される。
【0012】本発明で難燃剤中の一成分として用いられ
る分子構造中に酸素原子を有する合成樹脂類を例示する
と次の通りである。エチレン−ビニル−アセテート樹脂
(EVA)、エチレン−エチル−アクリレート樹脂(E
EA)、ポリビニルブチラール樹脂(PVB)、ポリビ
ニルアルコール樹脂(PVA)、エチレン−アクリル酸
共重合樹脂等のオレフィンまたはビニル系の合成樹脂
類、酢酸繊維素樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリアセタール樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂、ポリフェニレン
エーテル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリフェニ
レンサルファイド樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、シリコー
ン樹脂、シリコーンゴム等。
【0013】分子構造中に酸素原子を有する合成樹脂類
と分子構造中に酸素原子を有しない合成樹脂類との相溶
性が悪く、本発明のハロゲンフリー難燃性樹脂組成物の
機械的強度や表面外観を低下させるおそれがある場合に
は、ポリマーアロイ相溶化剤を配合してもよい。ポリマ
ーアロイ相溶化剤としては、ポリスチレン−ポリイミド
ブロックコポリマー、ポリスチレン−ポリメタクリル酸
メチルブロックコポリマー、ポリスチレン−ポリエチレ
ンブロックコポリマー、ポリスチレン−ポリアクリル酸
エチルグラフトコポリマー、ポリスチレン−ポリブタジ
エングラフトコポリマー、ポリプロピレン−エチレン−
プロピレン−ジエンゴムグラフトコポリマー、ポリプロ
ピレン−ポリアミドグラフトコポリマー、ポリアクリル
酸エチル−ポリアミドグラフトコポリマー、カルボキシ
ル化ポリエチレン、MAH化ポリプロピレン、MAH化
EPR等が例示される。
【0014】本発明で用いる金属水酸化物は、水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等
の二価または三価の金属の水酸化物である。これらは天
然品、合成品のいずれでもよい。またこれらはの金属水
酸化物は、ニッケル、マンガン、銅、亜鉛、鉄等の金属
原子が固溶した複水酸化物であってもよい。これらの金
属水酸化物は、BET比表面積が1〜30m2/g、好
ましくは1〜10m2/gであり、平均2次粒子径が好
ましくは0.1〜10μm、さらに好ましくは0.2〜3
μmのものが、配合した合成樹脂の加工性、得られた成
形品の機械的強度、表面外観の点から好ましく用いられ
る。
【0015】さらに上記金属水酸化物は、表面処理剤で
処理したものでもよく、好ましい表面処理剤を例示する
と次の通りである。オレイン酸、ステアリン酸等の高級
脂肪酸またはそのアルカリ金属塩類、ビニルエトキシシ
ラン、ビニル−トリス(2−メトキシ)シラン、ガンマ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ガンマ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、ベーター(3、
4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、ガンマ−グリシドキシ−プロピルトリメトキシシラ
ン、ガンマ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等
のシランカップリング剤類、イソプロピルトリイソステ
アロイルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチル
パイロフォスフェート)チタネート、イソプロピルトリ
(N−アミノエチル−アミノエチル)チタネート、イソ
プロピルトリデシルベンゼンスルホニルチタネート等の
チタネート系カップリング剤類、アセトアルコキシアル
ミニウムジイソプロピレート等のアルミニウム系カップ
リング剤類、オルトリン酸とステアリルアルコールとの
モノまたはジエステルであってそれらの酸またはアルカ
リ金属塩等のリン酸部分エステル類等。表面処理剤は、
金属水酸化物100重量部当たり約0.1〜10重量部
の使用量を好ましい例として例示できる。
【0016】本発明で用いる赤リンは、平均粒子径1〜
50μmのものが好ましく、必要に応じて表面処理され
たものであってもよい。表面処理された赤リンとして
は、オレフィン被覆赤リン、カルボン酸重合体被覆赤リ
ン、酸化チタン被覆赤リン、チタンアルミニウム縮合物
被覆赤リン、チタン−コバルト複合水和酸化物被覆赤リ
ン、熱硬化性樹脂被覆赤リン等が好ましい例として挙げ
られる。本発明で用いる炭素粉末は、平均粒子径約1n
m〜10μmであり、炭素成分含有量70重量%以上の
ものが好ましく用いられる。例えば、上記特性を満たす
活性炭、カーボンブラック、黒鉛等である。
【0017】金属水酸化物、赤リンおよび炭素粉末を合
成樹脂類へ配合するに当たっては、粉末状、造粒される
粒状物のいずれでもよい。作業環境、作業性、生産性等
を考慮すると、造粒品の方がより好ましい。金属水酸化
物の配合量は、分子構造中に酸素原子を有しない合成樹
脂類99〜70重量%と分子構造中に酸素原子を有する
合成樹脂類1〜30重量%との合計100重量%である
合成樹脂組成物100重量部に対して5〜200重量
部、好ましくは5〜150重量部、さらに好ましくは1
0〜120重量部である。金属水酸化物の配合量が上記
範囲の下限よりも少ないと得られた合成樹脂組成物は、
難燃性が不十分であり、上限を超えると引張特性の低
下、比重増加、表面白化現象の抑制を図れなくなる。赤
リンの配合量は、上記合成樹脂組成物100重量部に対
して、2〜30重量部、好ましくは2〜20重量部、さ
らに好ましくは5〜15重量部である。上記範囲の下限
より少ないと難燃性付与効果に乏しい。赤リンは、安定
化赤リンを使用した場合でも、加工時や燃焼時にホスフ
ィン発生の問題があるので極力少ないことが好ましい。
また市販の安定化赤リンは、粒子径が約5〜50μmと
大きく、大量配合した場合合成樹脂組成物の機械的強度
に悪影響を与える。そこで本発明では、最大配合量を上
記範囲の上限以下と限定した。
【0018】炭素粉末の配合量は、上記合成樹脂組成物
100重量部に対し、1〜50重量部、好ましくは3〜
15重量部、より好ましくは5〜15重量部の範囲であ
る。上記範囲の下限より少ないと難燃性付与効果に乏し
く、上限よりも多いと得られた成形品の機械的強度、電
気絶縁性が悪くなり、またUL94VEの難燃性試験に
おいてグローイングが長くなるという欠点を生ずる。こ
のため、本発明では最大配合量を上記範囲の上限以下と
限定した。炭素粉末の配合量が少ないと得られた射出成
形品のゲート部分に色ムラが発生し、外観が悪くなる
が、上記範囲では外観の良いブラック成形品が得られ
る。本発明の難燃性樹脂組成物形成のための配合方法に
は、特に制約はなくこれらを均一に混合できる手段であ
ればいずれの手段をも採用できる。例えば各成分および
他の添加剤、充填剤を予め混合した後、オープンロー
ル、単軸又は二軸押出機、バンバリーミキサー等を用い
て溶融混練する。得られた難燃性樹脂組成物の成形方法
にも特に制約はなく、例えば射出成形、押出成形、ブロ
ー成形、カレンダー成形、圧縮成形等の方法が任意に採
用される。
【0019】本発明の難燃性樹脂組成物には各種の添加
剤、充填剤等を加えることもでき、それらの一部を例示
すれば次の通りである。酸化防止剤、紫外線吸収剤、金
属不活性剤、架橋剤、着色剤、滑剤、硬化剤、発泡剤、
造核剤、アクリル繊維、ガラス繊維、ミルドガラス繊
維、ガラスパウダー、カーボン繊維、無機繊維、芳香族
ポリアミド繊維、金属繊維、金属フレーク、金属パウダ
ー、フェライト、繊維状水酸化マグネシウム、繊維状塩
基性硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、タルク、マイカ、クレー、ワラストナイト、錫お
よびその無機塩類、アントラセン、酸化アンチモン、リ
トポン。
【0020】以下本発明を実施例に基づきより詳細に説
明する。以下の各例中、部および%は特に断りの無い限
り、重量部および重量%を意味する。以下の各例におけ
る平均二次粒子径、難燃性、比重、引張特性および耐酸
性は次のようにして測定した。平均二次粒子径:金属水
酸化物、赤リンはそれらを約1重量%の水懸濁液とした
後、3分間超音波による分散処理を実施し、その直後マ
イクロトラック(日機装(株)製)により測定した。炭素
粉末の平均二次粒子径は、10,000倍〜100,0
00倍の透過型電子顕微鏡写真により測定した。 難燃性:UL94VE法により測定した。 比重:JIS K 7112により測定した。 引張特性:JIS K 7113により測定した。ポリ
プロピレン、ABS樹脂は、1号試験片を用い、試験速
度50mm/minで測定した。 表面白化現象:厚さ1/8インチのUL94VE法のテ
ストピース2本を500ミリットル中のイオン交換水の
中に浸漬し、炭酸ガスを水中に吹き込みながら24℃で
48時間放置した時のマグネシウムおよびアルミニウム
の溶出量を原子吸光法により測定した。この試験は、空
中または水中にテストピースを放置した場合の促進試験
となる。金属の溶出量が多い程、表面白化現象が生じ、
表面外観が悪くなる。
【0021】実施例1〜4、比較例1〜9 耐衝撃グレードポリプロピレン、酢酸ビニル含有量20
%のEVA樹脂、BET比表面積8m2/g、平均二次
粒子径0.75μmで被覆量がステアリン酸換算で2.
5%となるように表面処理した水酸化マグネシウム、平
均二次粒子径が13μmの赤リン、炭素粉末およびジ・
ラウリル・チオ・ジ・プロピオネート(以下DLTPと
いう)、ペンタエリスチル・テトラキス[3−(3,5
−ジ・ターシャリルブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート(チバガイキー(株)製、イルガノックス
1010)を表1に示した配合比で予め混合した後、二
軸押出機を用いて溶融混練した。得られた混練物を射出
成形機により230℃で厚さ1/16インチおよび1/
8インチの試験片を作成し、UL94VEの難燃試験、
比重測定、引張特性試験および表面白化試験を行った。
得られた各試験結果を表2に示す。
【0022】 表1 合成樹脂 金属 赤リン 炭素 酸素非含有樹脂 酸素含有樹脂 水酸化物 粉末 ポリプロピレン EVA樹脂 水酸化Mg 実施例1 92 8 70 10 8 実施例2 92 8 90 10 3 実施例3 95 5 70 10 8 実施例4 92 8 70 10 8 実施例5 92 8 70 10 8 比較例1 100 0 0 0 0 比較例2 100 0 210 0 0 比較例3 100 0 135 15 0 比較例4 92 8 135 15 0 比較例5 100 0 175 0 8 比較例6 92 8 150 0 8 比較例7 100 0 70 10 8 比較例8 100 0 0 10 8 比較例9 92 8 0 10 8 注: 実施例1〜2、比較例5〜9:平均二次粒子径2
0nmのチャンネル法カーボンブラック 実施例3:平均二次粒子径300nmのサーマル法カー
ボンブラック、 実施例4:平均二次粒子径50nmの活性炭 実施例5:平均二次粒子径1μmの黒鉛微粉末、
【0023】 表2 難燃性 比重 引張特性 表面白化 UL94VE 降伏点引張 破断点伸び MgO溶出量 1/16インチ 強度Kgf/cm2 (%) (ppm) 実施例1 V−0 1.26 220 70 1 実施例2 V−0 1.29 210 70 2 実施例3 V−0 1.25 220 100 1 実施例4 V−0 1.26 220 100 1 実施例5 V−0 1.26 220 150 1 比較例1 規格外 0.90 280 700 0 比較例2 V−0 1.54 160 5 30 比較例3 V−2以下 1.42 170 90 8 比較例4 V−0 1.44 180 30 8 比較例5 V−1 1.49 190 10 13 比較例6 V−1 1.43 190 15 10 比較例7 V−2以下 1.25 210 150 1 比較例8 V−2以下 0.99 280 80 0 比較例9 V−2以下 1.00 280 80 0
【0024】比較例の試験片よりも実施例の試験片は、
金属水酸化物の配合量が大幅に少ないにも拘わらず、難
燃性が大きく改良されている。また、比重も低く、引張
特性の低下も小さく、表面白化も抑制されている。例え
ば比較例2、4と実施例を比較してみると、実施例は金
属水酸化物の配合量が激減しているに拘わらず、難燃性
はV−0の水準を維持している。またポリプロピレンは
軽い樹脂であるという特性により多くの用途が開拓され
ている。実施例の試験片は、比重が低く、ポリプロピレ
ンの上記特性を生かした用途への適用に適している。
【0025】実施例6、比較例10〜12 比重1.06の耐衝撃グレードABS樹脂、酢酸ビニル
含量30%のEVA樹脂、実施例1で用いた水酸化マグ
ネシウム、平均粒子径が5μmの赤リン、平均二次粒子
径が60nmのガス・ファーネス法カーボンブラックを
表3に示す配合比で予め混合した後、二軸押出機を用い
て240℃で溶融混練した。得られた混練物を約240
℃で射出成形により1/8インチの試験片を作成し、諸
特性を測定した。試験結果を表4に示す。
【0026】 表3 合成樹脂 金属 赤リン 炭素 酸素非含有樹脂 酸素含有樹脂 水酸化物 粉末 ABS樹脂 EVA樹脂 水酸化Mg 実施例6 92 8 10 10 8 比較例10 100 0 0 0 0 比較例11 100 0 140 0 0 比較例12 92 8 40 10 0 注: 0.5重量部のイルガノックス1010を実施例
6、比較例10〜12に配合、炭素粉末はガス・ファー
ネス法によるカーボンブラックを使用
【0027】 表4 難燃性 比重 引張特性 表面白化 UL94VE 降伏点引張 破断点伸び MgO溶出量 1/16インチ 強度Kgf/cm2 (%) (ppm) 実施例1 V−0 1.15 450 10 0.5 比較例10 規格外 1.06 480 50 0 比較例11 V−0 1.54 270 2 8 比較例12 V−0 1.27 400 5 3 実施例の試験片は、金属水酸化物の配合量が少ないに拘
わらず、難燃性に優れ、比重増加、引張特性の低下およ
び表面白化が抑制されている。
【0028】実施例7、比較例13〜15 超低密度ポリエチレン、酢酸エチル含量20%のEEA
樹脂、イソプロピルトリイソステアロイルチタネートで
の表面処理量が1%で、BET比表面積6m2/g、平
均二次粒子径1.0μmである水酸化アルミニウム、平
均二次粒子径10μmの赤リンおよび平均二次粒子径2
0μmのチャンネル法カーボンブラックを表5に示す配
合比で予め混合した。この混合物をオープンロールによ
り160℃で溶融混練した。得られた混練物をプレス成
形機を用いて160℃で厚さ1/12インチの引張試験
用試験片、厚さ1/8インチの比重および表面白化試験
用試験片および厚さ1/16インチの難燃性試験用試験
片を作成し、各試験に供した。測定結果を表6に示す。
【0029】 表5 合成樹脂 金属 赤リン 炭素 酸素非含有樹脂 酸素含有樹脂 水酸化物 粉末 ポリエチレン EEA樹脂 水酸化Al 実施例7 90 10 80 10 10 比較例13 100 0 0 0 0 比較例14 100 0 210 0 0 比較例15 90 10 90 10 0
【0030】 表6 難燃性 比重 引張特性 表面白化 UL94VE 降伏点引張 破断点伸び Al2O3溶出量 1/16インチ 強度Kgf/cm2 (%) (ppm) 実施例7 V−0 1.33 110 700 0.01以下 比較例13 規格外 0.90 165 800 0.01以下 比較例14 V−0 1.62 63 400 0.01以下 比較例15 V−2以下 1.32 105 650 0.01以下
【0031】実施例7の試験片は、比較例15と比較し
て難燃性が改善されており、また比重増加、引張特性の
低下が抑制されている。水酸化アルミニウムを用いた場
合には、アルミニウムの溶出量はAl23として0.0
1ppm以下であり、炭酸ガスによる表面白化現象は起
こらなかった。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、金属水酸化物、赤リ
ン、炭素粉末および分子構造中に酸素原子を有する合成
樹脂類から構成される合成樹脂用難燃剤、および該難燃
剤を配合した難燃性樹脂組成物が提供される。この難燃
剤は難燃効果が高く、硬質プラスチックスにも機械的強
度や外観を悪くすることなく適用される。また高難燃化
の難しい薄物、細物製品分野での使用にも適している。
さらには、比重が低く、機械的強度と耐表面白化性に優
れた成形品等が得られる難燃性樹脂組成物が提供され
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】樹脂およびゴム等の合成樹脂は、それ自
体易燃性であるため、火災等による種々の災害が発生し
易い。これを防止するため、これらの合成樹脂を難燃性
とすべく種々の提案がなされてきた。難燃性樹脂組成物
としては、合成樹脂類に有機ハロゲン化物、あるいは該
ハロゲン化物と三酸化アンチモンとを併用して配合した
樹脂組成物が提案されている。しかしこの樹脂組成物
は、加工時に成形機を腐食する、火災時に大量の煙を発
生する、この煙が有毒性でありかつ腐食性であるといっ
た問題点を有している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】この問題点を解決するものとして、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウムのような金属水酸化
物を配合した樹脂組成物が提案された。この場合、合成
樹脂類100重量部に対して100〜250重量部もの
大量の金属水酸化物を配合しなければならないという問
題点がある。また金属水酸化物と共に、カーボンブラッ
ク、赤リン、アクリルファイバー等を難燃助剤として合
成樹脂類に配合して難燃性を改良する試みも提案され
た。カーボンブラックの難燃助剤効果については特公昭
57−10898号公報、アクリルファイバーの難燃助
剤効果については特公平2−265969号公報に示さ
れており、いずれも難燃助剤効果は小さいものであっ
た。難燃助剤が赤リンの場合、分子構造中に酸素原子を
含む合成樹脂類に対しては十分な難燃性発現相乗効果を
示すが、分子構造中に酸素原子を含まない合成樹脂類に
対しては難燃性発現効果が不十分であるという問題点を
有している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】金属水酸化物、赤リンおよび炭素粉末を合
成樹脂類へ配合するに当たっては、粉末品、造粒品のい
ずれでもよい。作業環境、作業性、生産性等を考慮する
と、造粒品の方がより好ましい。金属水酸化物の配合量
は、分子構造中に酸素原子を有しない合成樹脂類99〜
70重量%と分子構造中に酸素原子を有する合成樹脂類
1〜30重量%との合計100重量%である合成樹脂組
成物100重量部に対して5〜200重量部、好ましく
は5〜150重量部、さらに好ましくは10〜120重
量部である。金属水酸化物の配合量が上記範囲の下限よ
りも少ないと得られた合成樹脂組成物は、難燃性が不十
分であり、上限を超えると引張特性の低下、比重増加、
表面白化現象の抑制を図れなくなる。赤リンの配合量
は、上記合成樹脂組成物100重量部に対して、2〜3
0重量部、好ましくは2〜20重量部、さらに好ましく
は5〜15重量部である。上記範囲の下限より少ないと
難燃性付与効果に乏しい。赤リンは、安定化赤リンを使
用した場合でも、加工時や燃焼時にホスフィン発生の問
題があるので極力少ないことが好ましい。また市販の安
定化赤リンは、粒子径が約5〜50μmと大きく、大量
配合した場合合成樹脂組成物の機械的強度に悪影響を与
える。そこで本発明では、最大配合量を上記範囲の上限
以下と限定した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 実施例の試験片は、金属水酸化物の配合量が少ないに拘
わらず、難燃性に優れ、比重増加、引張特性の低下およ
び表面白化が抑制されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施例7、比較例13〜15 超低密度ポリエチレン、酢酸エチル含量20%のEEA
樹脂、イソプロピルトリイソステアロイルチタネートで
の表面処理量が1%で、BET比表面積6m/g、平
均二次粒子径1.0μmである水酸化アルミニウム、平
均二次粒子径10μmの赤リンおよび平均二次粒子径2
0nmのチャンネル法カーボンブラックを表5に示す配
合比で予め混合した。この混合物をオープンロールによ
り160℃で溶融混練した。得られた混練物をプレス成
形機を用いて160℃で厚さ1/12インチの引張試験
用試験片、厚さ1/8インチの比重および表面白化試験
用試験片および厚さ1/16インチの難燃性試験用試験
片を作成し、各試験に供した。測定結果を表6に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子構造中に酸素原子を有しない合成樹
    脂類99〜70重量%および分子構造中に酸素原子を有
    する合成樹脂類1〜30重量%からなる樹脂成分100
    重量部と、金属水酸化物5〜200重量部と、赤リン2
    〜30重量部と、炭素粉末1〜50重量部とからなるこ
    とを特徴とする難燃性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 金属水酸化物100重量部と、赤リン1
    〜600重量部と、炭素粉末0.05〜1000重量部
    と、分子構造中に酸素原子を有する合成樹脂類の少なく
    とも一種0.5〜600重量部とからなることを特徴と
    する難燃剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009084373A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Ube-Maruzen Polyethylene Co Ltd 難燃性樹脂組成物、それが含まれた電線被覆材及びそれによって被覆された電線
WO2010005090A1 (ja) * 2008-07-07 2010-01-14 協和化学工業株式会社 難燃性樹脂組成物

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