JPH071328A - ポリッシング装置及び方法 - Google Patents

ポリッシング装置及び方法

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Publication number
JPH071328A
JPH071328A JP32126093A JP32126093A JPH071328A JP H071328 A JPH071328 A JP H071328A JP 32126093 A JP32126093 A JP 32126093A JP 32126093 A JP32126093 A JP 32126093A JP H071328 A JPH071328 A JP H071328A
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JP
Japan
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polishing
top ring
semiconductor wafer
polished
ring
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Application number
JP32126093A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Okumura
勝弥 奥村
Toru Watanabe
徹 渡辺
Riichiro Aoki
利一郎 青木
Hiroyuki Yano
博之 矢野
Masako Kodera
雅子 小寺
Atsushi Shigeta
厚 重田
Yu Ishii
遊 石井
Norio Kimura
憲雄 木村
Masayoshi Hirose
政義 広瀬
Yukio Ikeda
幸雄 池田
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Ebara Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トップリング下面の綿密な洗浄やトップリン
グ下面とポリッシング対象物の間にマット等の柔軟部材
を介在させることなく、ポリッシング対象物の研磨面に
特異点の発生がなく、高精度の平坦化ができる。 【構成】 ターンテーブル20を回転駆動するターンテ
ーブル駆動装置と、トップリング3を回転駆動するトッ
プリング駆動装置と、トップリング3の下面に設けられ
たポリッシング対象物の外れ止めリング5とを備え、ポ
リッシング対象物に接触するトップリング下面を平滑に
形成するとともに外れ止めリング5の内径をポリッシン
グ対象物の外径より大きく形成し、ターンテーブル20
の回転によってポリッシング対象物の外周面が外れ止め
リング5の内周面に接触し、トップリング20の回転に
よって外れ止めリング5がポリッシング対象物に回転力
を付与してポリッシング対象物に遊星運動をさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリッシング装置及び方
法に係り、特に研磨布により半導体ウエハ等のポリッシ
ング対象物の表面を平坦且つ鏡面に研磨するポリッシン
グ装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高集積化が進む
につれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭く
なりつつある。特に0.5μm以下の光リソグラフィの
場合、焦点深度が浅くなるためステッパーの結像面の平
坦度を必要とする。そこで、半導体ウエハの表面を平坦
化することが必要となるが、この平坦化法の1手段とし
てポリッシング装置により研磨することが行われてい
る。
【0003】従来、この種のポリッシング装置はターン
テーブルとトップリングを有し、トップリングが一定の
圧力をターンテーブルに与え、ターンテーブルとトップ
リングの間にポリッシング対象物を介在させて該ポリッ
シング対象物の表面を平坦且つ鏡面に研磨している。通
常、ポリッシング対象物はトップリングの下面に、ワッ
クス接着又はマット或いは真空吸着等により固定された
状態でポリッシングが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のポリッシング装置においては、ポリッシング対象物
はトップリング面に固定されているから、トップリング
面に付着したダストの影響によりトップリング対象物の
研磨面に特異点が発生する恐れ、即ちダストの影響によ
りポリッシング対象物の研磨面に極微量の凸部が発生
し、該凸部が過研磨となり研磨むらが発生する恐れがあ
る。そこで、この特異点を避けるためトップリングに対
して綿密な洗浄を施して完全にダストを除去するか、ワ
ックスやマット等の柔軟な部材をトップリング下面とポ
リッシング対象物の間に介在させてダストによる凸部が
発生しないようにしている。
【0005】しかしながら前者の洗浄方法ではダストを
完全に洗浄除去するのが困難であるばかりではなく、ダ
ストが完全に除去されたかの判定も極めて困難なもので
ある。またワックス接着はポリッシング対象物の接着に
時間がかかる。さらに柔軟な部材をトップリング面とポ
リッシング対象物の間に介在させる方法も、この柔軟な
部材の耐久性等に大きな問題がある。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、トップリング下面の綿密な洗浄やトップリング下面
とポリッシング対象物の間にマット等の柔軟部材を介在
させることなく、ポリッシング対象物の研磨面に特異点
の発生がなく、高精度の平坦且つ鏡面化ができるポリッ
シング装置及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明のポリッシング装置は、上面に研磨布を張
ったターンテーブルとトップリングとを有し、前記ター
ンテーブルとトップリングとの間にポリッシング対象物
を介在させて該ポリッシング対象物の表面を研磨し平坦
且つ鏡面化するポリッシング装置において、前記ターン
テーブルを回転駆動するターンテーブル駆動装置と、前
記トップリングを回転駆動するトップリング駆動装置
と、前記トップリングの下面に設けられたポリッシング
対象物の外れ止めリングとを備え、ポリッシング対象物
に接触する前記トップリング下面を平滑に形成するとと
もに前記外れ止めリングの内径をポリッシング対象物の
外径より所定量大きく形成し、前記ターンテーブルの回
転によってポリッシング対象物の外周面が前記外れ止め
リングの内周面に接触し、前記トップリングの回転によ
って前記外れ止めリングがポリッシング対象物に回転力
を付与して該ポリッシング対象物に遊星運動をさせるこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、本発明のポリッシング方法は、上面
に研磨布を張ったターンテーブルとトップリングとを有
し、前記ターンテーブルとトップリングとの間にポリッ
シング対象物を介在させて該ポリッシング対象物の表面
を研磨し平坦かつ鏡面化するポリッシング方法におい
て、前記ターンテーブルを回転させる工程と、ポリッシ
ング対象物を前記トップリングを介して前記研磨布に押
しつける工程と、前記トップリングを回転させる工程
と、前記ターンテーブルの回転によってポリッシング対
象物の外周面が前記トップリングの下面に設けられポリ
ッシング対象物との間に所定量の間隙を形成した外れ止
めリングの内周面に接触し、前記外れ止めリングの回転
によって前記外れ止めリングがポリッシング対象物に回
転力を付与して該ポリッシング対象物に遊星運動をさせ
る工程を含むことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、研磨時
にポリッシング対象物がトップリングと同期運動をせ
ず、外れ止めリング内で所定の遊星運動を行うので、ト
ップリング面に付着しているダストの影響が平準化さ
れ、即ちダストの影響を受けて過研磨になる部分が常に
移動するので、ダストの影響が平均化され、ポリッシン
グ対象物の研磨面が高精度に平坦且つ鏡面化される。
【0010】上記の点を更に詳述すると、トップリング
面にダストが付着していると、図6に示すようにトップ
リング3の下面に付着したダストSが半導体ウエハ6と
の間に介在し、半導体ウエハ6を押し上げ半導体ウエハ
6の表面に微量な高さの凸部が発生し(図6では説明の
都合上凸部の高さを大きく表している)、該凸部が研磨
に際してターンテーブル20上の研磨布23との摩擦に
より過研磨となる。この過研磨の部分が図7に示すよう
に半導体ウエハ6の表面に特異点6a,6aとなって表
れる。
【0011】しかしながら本発明においては、ポリッシ
ング対象物を外れ止めリング内で遊星運動させることに
より、ダストの影響を受けて過研磨になる凸部が半導体
ウエハ6の一点にとどまることなく常に移動するので、
ダストの影響が半導体ウエハの全面に亘って平均化さ
れ、特異点が表れなくなり、ポリッシング対象物の研磨
面が高精度に平坦且つ鏡面化される。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るポリッシング装置及び方
法の一実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図2
は本発明の半導体ウエハのポリッシング装置のポリッシ
ング部を示す図で、図1は縦断面図、図2は平面図であ
る。ポリッシング装置のトップリング部は、トップリン
グ駆動軸1と、トップリング3と、これらトップリング
駆動軸1とトップリング3との間に介装された球ベアリ
ング2とから構成されている。
【0013】前記トップリング駆動軸1の下端面中央部
には球ベアリング2が摺接する凹状球面1aが形成され
ている。トップリング3はトップリング本体上部3−1
とトップリング本体下部3−2とで構成されている。ト
ップリング本体上部3−1の上面中心部には球ベアリン
グ2が摺接する凹状球面3−1aが形成され、トップリ
ング本体下部3−2の外周部にはウエハ外れ止めリング
5が取付けられている。
【0014】トップリング本体下部3−2には下面に開
口する多数の真空吸引孔3−2aが形成されている。ト
ップリング本体上部3−1には該真空吸引孔3−2aに
連通する真空溝3−1bが形成されており、真空溝3−
1bはトップリング本体上部3−1に形成された4本の
真空孔3−1cに連通している。この真空孔3−1cは
真空ライン用チューブ10とチューブ継手9及びチュー
ブ継手11でトップリング駆動軸1の中心部に設けられ
た真空孔1bに連通されている。
【0015】前記トップリング駆動軸1にはフランジ部
1cが一体に設けられており、フランジ部1cの外周に
は4本のトルク伝達ピン7が設けられている。また、ト
ップリング3のトップリング本体上部3−1の上面には
トルク伝達ピン7に対応して、4本のトルク伝達ピン8
が設けられている。トップリング本体下部3−2の下面
とウエハ外れ止めリング5の内周とターンテーブル(図
示せず)上面とに囲まれた空間に半導体ウエハ6を収容
し、ターンテーブルを回転させるとともに、トップリン
グ駆動軸1を回転させ、その回転トルクをトルク伝達ピ
ン7とトルク伝達ピン8の係合によりトップリング3に
伝達させてトップリング3を回転させ、且つトップリン
グ3を摺動させながら半導体ウエハ6の表面を平坦且つ
鏡面に研磨する。
【0016】トップリング駆動軸1のフランジ部1cの
上部にはトップリングホルダー4が設けられており、こ
のトップリングホルダー4はボルト41によりトップリ
ング3と連結されている。またボルト41とトップリン
グホルダー4との間にはスプリング42が介装されてい
る。トップリング駆動軸1を上昇させるとトップリング
ホルダー4はトップリング3とともに上昇する。この上
昇させた状態時にスプリング42は柔らかくトップリン
グ3を水平に保つ機能を奏する。このトップリング3を
柔らかく水平に保つ機能は半導体ウエハ6を受け渡しす
るときに有効に機能する。
【0017】図3は図1及び図2に示すポリッシング部
を用いたポリッシング装置の全体構成を示す図である。
図3において、符号20はターンテーブルであり、ター
ンテーブル20は軸21を中心に回転できるようになっ
ている。ターンテーブル20の外周部には研磨砥液等の
飛散を防ぐためのターンテーブルリング22が設けられ
ている。また、ターンテーブル20の上面には研磨布2
3が張られている。
【0018】ターンテーブル20の上部には前述のよう
に構成されたトップリング部が配置されている。トップ
リング駆動軸1の上部にはトップリングシリンダ12が
設けられており、トップリング3はトップリングシリン
ダ12により、ターンテーブル20に対して一定の圧力
で押圧されている。符号13はトップリング駆動モータ
で、歯車14、歯車15、歯車16を介してトップリン
グ駆動軸1に回転トルクを与えている。またターンテー
ブル20の上方には研磨砥液ノズル17が設置されてお
り、研磨砥液ノズル17によってターンテーブル20の
研磨布23上に研磨砥液Qが噴射できるようになってい
る。
【0019】次に、上記構成のポリッシング装置による
ポリッシング方法を説明する。シリコン基材上に二酸化
ケイ素からなる絶縁膜が形成された半導体ウエハを研磨
する場合について説明する。まず、トップリング本体下
部3−2の下面に半導体ウエハ6を真空吸着する。ポリ
ッシング本体下部3−2の下面に半導体ウエハ6を吸着
させる際には、トップリング駆動軸1の中心部に設けら
れた真空孔1bを真空源に接続することにより、トップ
リング本体下部3−2の真空吸引孔3−2aから空気が
吸引されている。この状態でターンテーブル20に隣接
して設置された受渡し部(図示せず)上に載置された半
導体ウエハ6をトップリング3の下面により真空吸着す
る。
【0020】次に、半導体ウエハ6を保持したトップリ
ング3をターンテーブル20上に移動させた後、トップ
リング3を下げてターンテーブル20上面の研磨布23
上に半導体ウエハ6を位置させる。そして、真空孔1b
と真空源との接続をきり、真空吸引孔3−2aに大気導
入する。したがって、半導体ウエハ6はトップリング3
の下面から解放され、半導体ウエハ6はトップリング3
の下面に対して回転できるようになっている。そして、
トップリングシリンダ12を作動させてトップリング3
をターンテーブル20に向かって押し、半導体ウエハ6
をターンテーブル20の上面の研磨布23に押しつけ
る。このときターンテーブル20は回転しており、研磨
砥液ノズル17から研磨布23上に研磨砥液Qを流すこ
とにより、研磨布23に研磨砥液Qが保持され、半導体
ウエハ6の研磨される面(下面)に研磨砥液Qが侵入し
ポリッシングが始まる。
【0021】この時、ターンテーブル20の上面に僅か
な傾動があったとしてもトップリング3は球ベアリング
2により、トップリング駆動軸1に対してトップリング
3が速やかに傾動する。トップリング3が傾いても、ト
ップリング駆動軸1側のトルク伝達ピン7とトップリン
グ3側のトルク伝達ピン8は点接触のためにそれぞれの
場合で接触点をずらしてトップリング駆動軸1の回転ト
ルクを確実にトップリング3に伝達する。
【0022】ポリッシングを終了した後、再び半導体ウ
エハ6をトップリング3の下面に真空吸着し、ターンテ
ーブル20上からトップリング3を移動させて半導体ウ
エハ6を洗浄工程等の次工程へ搬出する。
【0023】ここで図4に示すように、上記のように半
導体ウエハ6はトップリング3の下面に吸着固定され
ず、且つ半導体ウエハ6の直径D2 と外れ止めリング5
の内径D1 の間には、D1 −D2 =dの差があるため、
半導体ウエハ6のある点が外れ止めリング5とA点で接
触する。トップリング3及び外れ止めリング5が回転し
ているため半導体ウエハ6の外周面に力Fがかかる。
【0024】トップリング3の下面を十分平滑にし、ト
ップリング3の下面と半導体ウエハ6の間にマット等を
置かず直接接触させて、かつ上述したようにトップリン
グ3に取り付けられた外れ止めリング5の内径D1 を半
導体ウエハ6の外径D2 よりも所定量d大きくすること
により、半導体ウエハ6を外れ止めリング5内でトップ
リング3に対して遊星運動させ、それによりトップリン
グ3の下面と半導体ウエハ6の間にダスト等がある場合
に生じる研磨面の特異点の発生を防ぐことができる。
【0025】ここで遊星運動とは、半導体ウエハ6が自
身の軸線のまわりを回転すると同時にトップリング3に
対して相対的にトップリング3の中心のまわりを半導体
ウエハ6が廻る運動を意味する。半導体ウエハ6が遊星
運動を行うのは次の二つの条件が満たされた場合であ
る。
【0026】条件1:トップリング3の下面と半導体ウ
エハ6との間の摩擦力が、ターンテーブル20上の研磨
布23と半導体ウエハ6との間の摩擦力よりも小さいこ
と。言い換えれば、トップリング駆動軸1の軸線方向の
力としては、トップリング3から半導体ウエハ6に与え
られる力と、ターンテーブル20から半導体ウエハ6に
与えられる力とは等しいので、トップリング3の下面と
半導体ウエハ6との間の摩擦係数が研磨布23と半導体
ウエハ6との間の摩擦係数よりも小さいことを意味す
る。上述の「トップリング3の下面を十分平滑にし」と
いうことはこのことを意味している。この条件が満たさ
れず、トップリング3の下面と半導体ウエハ6との間の
摩擦力が研磨布23と半導体ウエハ6との間の摩擦力以
上である場合には、半導体ウエハ6がトップリング3と
一体で動くので、ここでいう遊星運動が得られない。
【0027】条件2:トップリング3に取り付けた外れ
止めリング5の内径D1 が半導体ウエハ6の外径D2
りも所定量(d)大きいこと。上記の条件1が満たされ
た場合に、ターンテーブル20から半導体ウエハ6に与
えられる力が一定方向であるため、半導体ウエハ6は外
れ止めリング5の内周の1点(図4のA点)で接触して
回転する。上記のように半導体ウエハ6の外径よりも外
れ止めリング5の内径が大きいことは、半導体ウエハ6
の外周長よりも外れ止めリング5の内周長が長いことを
意味し、トップリング3すなわち外れ止めリング5が1
周する間に、半導体ウエハ6の外周は接点(図4のA
点)を通過し1周以上回転する。すなわち、トップリン
グ3の1回転の間に半導体ウエハ6は1回転以上する。
これにより半導体ウエハ6はトップリング3の中心のま
わりを廻る、即ちトップリング3に対して公転すること
になる。
【0028】半導体ウエハ6自体の回転は外れ止めリン
グ5から接点(A点)で与えられる力Fによる。また、
具体的な数値としては、 外れ止めリング内径−半導体ウエハの外径=0.5〜
3.0mm で、かつ、研磨開始から研磨終了までのトップリング3
の総回転数(総回転角)と半導体ウエハ6の総回転数
(総回転角)の差が1回転(360゜)以上で有効な研
磨結果が得られる。これは、0.5mmの間隙があれ
ば、半導体ウエハの遊星運動を確保できるからであり、
また3mm以上の間隙を設けると、ターンテーブル20
の回転により半導体ウエハ6がー方向に押されて外れ止
めリング5に接触する時の衝撃でかけたり、われたりす
る場合があるからである。そして、総回転数の差(総回
転角の差)が1回転(360゜)以上あれば、ダストに
よる影響が半導体ウエハの全面に亘って平均化されるか
らである。本発明に示す遊星運動を行うことにより、ト
ップリング3の下面と半導体ウエハ6との間にダスト等
が存在した場合に、半導体ウエハ6に対するダストの位
置が変化し、ダストが半導体ウエハ6を押す点、即ち過
研磨になる点が平準化されて、特異点の発生を防ぐこと
ができる。
【0029】図5は半導体ウエハ6の回転理論を説明す
るための図で、ターンテーブル20の回転により、半導
体ウエハ6はX方向に押されるため外れ止めリング5の
内周の一方(A点)に押し付けられつつ、外れ止めリン
グ5の回転に沿って半導体ウエハ6が滑ることなく転が
る。即ち、図5の(a)→(b)→(c)と半導体ウエ
ハ6が転がる。図5において、太い矢印は外れ止めリン
グ5上の所定の点(B点)を示し、細い矢印は半導体ウ
エハ6上の所定の点(C点)を示す。
【0030】半導体ウエハ6と外れ止めリング5の隙間
をd(mm)とし、直径D(mm)、周長さπD(m
m)の半導体ウエハ6を用いると、外れ止めリング5の
内周長さは(D+d)π(mm)となるので、外れ止め
リング5の1回転につき半導体ウエハ6は (D+d)π−πD=πd(mm) だけ、外れ止めリング5に対して先行する(図5(c)
参照)。これを角度に変換すると (πd/πD)×360゜=(d/D)×360゜ ここで、トップリング3の回転数をr(rpm)、研磨
時間をt(sec)とすると、t秒後のトップリング3
と半導体ウエハ6の総回転角の差は (d/D)×360゜×(r/60)×t=6(d/D)・r・t゜…(1 ) よって、トップリング3と半導体ウエハ6の総回転角の
差が360゜以上であるための条件は、 6(d/D)・r・t゜≧360゜ 即ち、 (d/D)・r・t≧60 ……(2)
【0031】即ち、(d/D)・r・t≧60となるよ
うに回転数rと研磨時間tとを適宜選択することにより
良好な研磨結果が得られる。例えば、D=150mm
(6インチ)、d=2mm、r=100(rpm)の場
合には、(2)式よりt≧45(sec)となり、45
秒以上研磨すれば、360゜以上のトップリングと半導
体ウエハの総回転角の差が得られ、良好な研磨結果が得
られる。
【0032】例えば、D=200mm(8インチ)、d
=2mm、r=100(rpm)の場合、(2)式より
t≧60(sec)となり、60秒以上研磨すれば、3
60゜以上のトップリングと半導体ウエハの総回転角の
差が得られ、良好な研磨結果が得られる。
【0033】本発明者等は半導体ウエハ6の外れ止めリ
ング5内での回転、即ち遊星運動を確認するために下記
の実験を試みた。図9(a),(b)に示すように半導
体ウエハ6として二酸化ケイ素(SiO2 )被膜を形成
した半導体ウエハを用い、半導体ウエハ6の縁に金属箔
(厚さ0.01mm)からなる旗31を接着し、図9
(c)に示すように、この旗31が接着された半導体ウ
エハ6をトップリング3と研磨布23の間に、旗31が
トップリング3の外側にでるように介在させ、研磨布2
3(ターンテーブル)とトップリング3を回転させ、ト
ップリング3と半導体ウエハ6の総回転角の差を観察し
た。その実験結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】表1において、総回転角の差の実測値は旗
31の移動から測定された値であり、総回転角の差の理
論値は上記(1)式の計算により得られる値である。な
お、表1には研磨布23に樹脂シート(Suba80
0)、研磨液に砥粒CeO2 を1重量%混入した溶液を
用い、面圧300g/cm2 で45秒間ポリッシングし
た結果が示されている。
【0036】図10は上記実験に用いたトップリングの
構造を示す図で、同図(a)はトップリングA、同図
(b)はトップリングB、同図(c)はトップリングC
をそれぞれ示す。トップリングAはトップリング3をア
ルミナ系セラミック材、外れ止めリング5を塩化ビニー
ル系樹脂材でそれぞれ製作し、トップリング3に真空孔
3cを53個設け、更に下面をラップ仕上げで鏡面に仕
上げている。トップリングBはトップリング本体下部3
−2をアルミナ系セラミック材で、外れ止めリング5を
塩化ビニール系樹脂材でそれぞれ製作し、トップリング
3に真空孔3−2aを233個設け、更に下面をラップ
仕上げで鏡面に仕上げている。また、トップリングCは
トップリング本体下部3−2′の3−2′a部分に平均
細孔径85μmのアルミナ系ポーラスセラミック材を用
いている。実験結果に示される通り、トップリングAで
はほぼ期待した遊星運動が得られているが、トップリン
グBでは多数の真空孔があるために、また、トップリン
グCではトップリング下面がポーラスであるために、十
分な平滑度が得られず、期待した遊星運動が得られず、
特異点が発生した。
【0037】また、上記の実験では外れ止めリングを、
半導体ウエハ6との間の摩擦係数が大きい塩化ビニール
系樹脂で製作したが、樹脂系で同等な硬度(ロックウエ
ル硬度でHRB50〜150)を持つ材質、たとえば、
ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
樹脂)、PC樹脂(ポリカーボネート)、ポリエチレン
樹脂等で製作することも可能である。外れ止めリング5
の内径は半導体ウエハ6の外径に対して0.5〜3.0
mm大きくすることにより良好な結果が得られた。さら
に、外れ止めリングを金属製の芯材とこの芯材を覆う樹
脂材で製作することもできる。この場合には、樹脂材で
半導体ウエハとの間の大きな摩擦係数を確保し、芯材で
剛性を確保することができる。
【0038】表1に示すように、半導体ウエハ6をトッ
プリング下面に真空吸着しない場合、半導体ウエハ6は
外れ止めリング5内で遊星運動をしていることが確認で
きる。このように半導体ウエハ6が外れ止めリング5内
で遊星運動した場合、研磨面に特異点が表れていない。
そして、トップリング3と半導体ウエハ6の総回転角の
差が360゜以上の場合に特に良好な結果が得られてい
る。
【0039】半導体ウエハ6が外れ止めリング5内で遊
星運動した場合、研磨面に特異点が表れない原因につい
て検討する。特異点が発生する原因は、図6に示すよう
にトップリング3の下面に付着したダストSが半導体ウ
エハ6との間に介在し、半導体ウエハ6を押し上げ半導
体ウエハ6の表面に凸部が発生するため、該凸部が研磨
に際してターンテーブル20上の研磨布23との摩擦に
より過研磨となる。
【0040】即ち、半導体ウエハ6の表面に形成された
絶縁膜が図8(図7のAーA′線断面図)に示すように
凸部となった部分の中央部程多く削り取られる。その結
果、凸部の中心では残留膜量は0であり、中心から離れ
るほど残留膜量が多くなっており、図7に示すように等
高線状の模様となって半導体ウエハ6の表面に特異点6
a,6aとして表れる。これは半導体ウエハ6がトップ
リング3に固定されているため、ダストSによる応力が
局部的に集中するからである。しかしながら本実施例で
は、半導体ウエハ6が上記のように外れ止めリング5内
で遊星運動しているから、ダストの影響を受けて過研磨
になる凸部が半導体ウエハ6の一点にとどまることなく
常に移動するので、ダストによる影響が半導体ウエハの
全面に亘って平均化され、特異点が発生しなくなる。従
ってポリッシング対象物の研磨面が高精度に平坦且つ鏡
面化される。
【0041】また、別の実施例として、本発明のポリッ
シング装置及び方法を用いて、パターニングされた後に
表面に導電膜としてアルミニウムを蒸着した半導体ウエ
ハのポリッシングを行った。対象としたウエハは直径6
インチで、シリコン基板上に酸化シリコンの絶縁層を形
成し、絶縁層の一部をエッチングにより取り除いて、パ
ターンを形成する溝を設け、その溝に充填し且つ絶縁層
をおおうようにアルミニウムを蒸着したものである。ポ
リッシングした結果、このウエハに於ても、ダストによ
る特異点の発生を防ぐことが出来た。
【0042】なお、上記実施例ではポリッシング部のト
ップリング3の下面に半導体ウエハ6を真空吸着できる
ように真空吸着機構を設けているが、本発明のポリッシ
ング装置のポリッシング部はこれに限定されるものでは
なく、例えば図11に示すように真空吸着機構を有しな
いもの、即ち半導体ウエハ6をトップリング3下面に吸
着できない構造のものであってもよい。要はトップリン
グがポリッシングに際して、ポリッシング対象物を外れ
止めリング内で遊星運動させる構造であればどのような
ものであってもよい。
【0043】また、上記実施例では半導体ウエハを平坦
且つ鏡面に研磨するポリッシング装置及び方法を例に説
明したが、本発明のポリッシング装置及び方法で研磨さ
れるポリッシング対象物は半導体ウエハに限定されるも
のではない。さらに、上記実施例では、1個のトップリ
ングで1個の半導体ウエハを研磨する場合について説明
したが、テンプレート状のトップリングに複数の半導体
ウエハ用の孔を形成し、複数の半導体ウエハを同時に研
磨するようにしてもよい。また、上記実施例では、トッ
プリングに別体の外れ止めリングを固定する例を説明し
たが、トップリングに一体に外れ止めリングを形成して
もよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
リッシング対象物をトップリングの下面に固定しないこ
とにより、研磨時にポリッシング対象物がトップリング
と一体で運動をせず、外れ止めリング内で一種の遊星運
動を行うので、トップリングとポリッシング対象物との
間に入ったダストがあったとしても、ダストの影響を受
けて過研磨になる部分が常に移動するので、ポリッシン
グ対象物の研磨面に特異点の発生がなく、ポリッシング
対象物を高精度に平坦かつ鏡面化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリッシング装置のポリッシング部を
示す縦断面図である。
【図2】本発明のポリッシング装置のポリッシング部の
平面図である。
【図3】本発明のポリッシング装置の全体構成を示す縦
断面図である。
【図4】本発明のポリッシング装置の外れ止めリングと
ポリッシング対象物の関係を示す図である。
【図5】ポリッシング対象物の回転理論を説明するため
の図である。
【図6】ポリッシング対象物の研磨面に特異点が発生す
る原因を説明するための図である。
【図7】ポリッシング対象物の研磨面に発生した特異点
を示す図である。
【図8】特異点の残留膜量の状態を示す図である。
【図9】ポリッシング対象物に遊星運動を確認するため
の実験例を説明するための図で、図9(a)は旗を付け
たポリッシング対象物の側面図、図9(b)はその平面
図、図9(c)はポリッシング対象物をトップリングと
ターンテーブルの間にセットした状態を示す図である。
【図10】図10(a),(b),(c)はそれぞれ実
験に用いたトップリングの構造を示す図である。
【図11】本発明のポリッシング装置のポリッシング部
の他の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 トップリング駆動軸 2 球ベアリング 3 トップリング 4 トップリングホルダー 5 外れ止めリング 6 ポリッシング対象物 7,8 トルク伝達ピン 9,11 チューブ継手 10 真空ライン用チューブ 12 トップリングシリンダ 17 研磨砥液ノズル 20 ターンテーブル 21 軸 22 ターンテーブルリング 23 研磨布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 利一郎 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝堀川町工場内 (72)発明者 矢野 博之 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝堀川町工場内 (72)発明者 小寺 雅子 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝堀川町工場内 (72)発明者 重田 厚 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝堀川町工場内 (72)発明者 石井 遊 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 木村 憲雄 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 広瀬 政義 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 池田 幸雄 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に研磨布を張ったターンテーブルと
    トップリングとを有し、前記ターンテーブルとトップリ
    ングとの間にポリッシング対象物を介在させて該ポリッ
    シング対象物の表面を研磨し平坦化するポリッシング装
    置において、 前記ターンテーブルを回転駆動するターンテーブル駆動
    装置と、前記トップリングを回転駆動するトップリング
    駆動装置と、前記トップリングの下面に設けられたポリ
    ッシング対象物の外れ止めリングとを備え、ポリッシン
    グ対象物に接触する前記トップリング下面を平滑に形成
    するとともに前記外れ止めリングの内径をポリッシング
    対象物の外径より大きく形成し、前記ターンテーブルの
    回転によってポリッシング対象物の外周面が前記外れ止
    めリングの内周面に接触し、前記トップリングの回転に
    よって前記外れ止めリングがポリッシング対象物に回転
    力を付与して該ポリッシング対象物に遊星運動をさせる
    ことを特徴とするポリッシング装置。
  2. 【請求項2】 前記外れ止めリングは樹脂材からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のポリッシング装置。
  3. 【請求項3】 前記トップリングに、その先端がトップ
    リング下面に開口しかつ真空源に連通する複数の吸引口
    を設け、該トップリングにポリッシング対象物を真空吸
    着できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のポ
    リッシング装置。
  4. 【請求項4】 前記外れ止めリングの内径とポリッシン
    グ対象物の外径との差は0.5乃至3mmであることを特
    徴とする請求項1記載のポリッシング装置。
  5. 【請求項5】 前記ポリッシング対象物は半導体ウエハ
    からなり、該半導体ウエハの表面に形成された絶縁膜を
    研磨することを特徴とする請求項1記載のポリッシング
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ポリッシング対象物は半導体ウエハ
    からなり、該半導体ウエハの表面に形成された導電膜を
    研磨することを特徴とする請求項1記載のポリッシング
    装置。
  7. 【請求項7】 上面に研磨布を張ったターンテーブルと
    トップリングとを有し、前記ターンテーブルとトップリ
    ングとの間にポリッシング対象物を介在させて該ポリッ
    シング対象物の表面を研磨し平坦化するポリッシング方
    法において、 前記ターンテーブルを回転させる工程と、ポリッシング
    対象物を前記トップリングを介して前記研磨布に押しつ
    ける工程と、前記トップリングを回転させる工程と、前
    記ターンテーブルの回転によってポリッシング対象物の
    外周面が前記トップリングの下面に設けられポリッシン
    グ対象物との間に所定量の間隙を形成した外れ止めリン
    グの内周面に接触し、前記外れ止めリングの回転によっ
    て前記外れ止めリングがポリッシング対象物に回転力を
    付与して該ポリッシング対象物に遊星運動をさせる工程
    を含むことを特徴とするポリッシング方法。
  8. 【請求項8】 ポリッシング対象物の外径をD(m
    m)、前記外れ止めリングの内径とポリッシング対象物
    の外径との差をd(mm)、トップリングの回転数をr
    (rpm)、研磨時間をt(sec)とした場合に、
    (d/D)・r・t≧60となるように回転数rと研磨
    時間tとを選定することを特徴とする請求項7記載のポ
    リッシング方法。
  9. 【請求項9】 前記トップリング下面にポリッシング対
    象物を真空吸着して前記研磨布上のポリッシング位置に
    搬入する工程と、ポリッシング工程中にポリッシング対
    象物が自由に運動できるように前記真空吸着を解除する
    工程とを更に含むことを特徴とする請求項7記載のポリ
    ッシング方法。
  10. 【請求項10】 ポリッシング終了後、前記トップリン
    グ下面にポリッシング対象物を真空吸着して前記研磨布
    上から搬出する工程を更に含むことを特徴とする請求項
    9記載のポリッシング方法。
  11. 【請求項11】 前記ポリッシング対象物は半導体ウエ
    ハからなり、該半導体ウエハの表面に形成された絶縁膜
    を研磨することを特徴とする請求項7記載のポリッシン
    グ方法。
  12. 【請求項12】 前記ポリッシング対象物は半導体ウエ
    ハからなり、該半導体ウエハの表面に形成された導電膜
    を研磨することを特徴とする請求項7記載のポリッシン
    グ方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006502576A (ja) * 2002-10-02 2006-01-19 エンジンガー クンストストッフテクノロジー ゲゼルシャフト ビュルガリッヒェン レヒツ 化学機械式研磨装置において半導体ウェーハを保持するための止め輪
JP2009255289A (ja) * 1997-07-11 2009-11-05 Applied Materials Inc 可撓膜を有するケミカルメカニカルポリシングシステム用キャリアヘット

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