JPH07124138A - パルスオキシメータ - Google Patents

パルスオキシメータ

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JPH07124138A
JPH07124138A JP5272779A JP27277993A JPH07124138A JP H07124138 A JPH07124138 A JP H07124138A JP 5272779 A JP5272779 A JP 5272779A JP 27277993 A JP27277993 A JP 27277993A JP H07124138 A JPH07124138 A JP H07124138A
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JP
Japan
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moving average
inputted
oxygen saturation
spo2
weighted average
Prior art date
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Withdrawn
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JP5272779A
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English (en)
Inventor
Keiji Yamaguchi
慶二 山口
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的少ない処理の追加で、SpO2の真の
変動を失うことなくノイズ等の誤差による変動を抑制す
ることができるパルスオキシメータを提供する。 【構成】 赤外光及び赤色光を皮膚の表面から照射し、
反射光もしくは透過光信号を検出して、前記検出信号か
ら動脈血酸素飽和度を演算するパルスオキシメータにお
いて、所定脈波数にわたって動脈血酸素飽和度を保存す
る記憶部(15)と、該記憶部に保存された過去の動脈
血酸素飽和度と検出された現在の動脈血酸素飽和度とか
ら動脈血酸素飽和度の変動速度を求める変動速度算出部
(10)と、算出された前記変動速度に応じて重みを設
定(11)し、前記過去の動脈血酸素飽和度と現在の動
脈血酸素飽和度との加重平均を行う加重平均部(12)
と、前記加重平均部の出力と前記記憶部に保存された過
去の連続する所定数の動脈血酸素飽和度との平均を求
め、現在の動脈血酸素飽和度として前記記憶部に保存す
る移動平均部(13)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動脈血酸素飽和度を非
観血的に計測するパルスオキシメータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、生体情報を連続的に計測するモ
ニタ類は、高度な計測精度よりも、電気ノイズや体動な
どにより値が変動しない安定性や、トラブルによって計
測が中断しにくい連続性が要求される。パルスオキシメ
ータについても同様である。尚、一般に、採血により観
血的に計測を行った動脈血酸素飽和度SaO2に対し
て、これと区別するために、パルスオキシメータにより
測定された動脈血酸素飽和度をSpO2と表現している
ため、以下これに従う。
【0003】パルスオキシメータによる動脈血酸素飽和
度SpO2のモニタリングは、生命を脅かす低酸素状態
を察知するために行うものであり、ノイズなどにより不
用意に値が変動しないだけの安定性が要求される。とこ
ろで、パルスオキシメータは、血行動態を観測するため
に光学系素子を使用している。従って、得られた信号は
体動に対し非常に脆弱であり、SpO2値は不安定にな
りやすい性質を有している。
【0004】一般に、SpO2は、比較的ゆっくりした
速度で変化することが知られている。従って、従来より
この変動を抑えるため移動平均が行われていた。移動平
均するにあたり、移動平均点数を増やせばより安定性能
は向上する。他の従来の方法としては、脈波検出あるい
はSpO2演算の糧でノイズ判定を行い、ノイズが重畳
していた場合は演算結果の信頼性が乏しいとして、無効
とするかもしくは重みを小さくした加重移動平均を行う
考え方がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動平
均点数を増やせばSpO2値の安定性能はより向上する
が、反面、SpO2値の小さな変化は捕らえ難くなり、
応答性能も低下する。また、移動平均では、ノイズがな
く正確にSpO2が演算できたデータとノイズにより誤
差が極端に大きくなったデータとを、区別することなし
に均一に平均化するので、みかけ上は安定するが誤差成
分自体は少しも減少しておらず、その分安定化効率は悪
い。だが、低酸素状態は極めて危険な状態であるため、
いち速く察知するため応答性能が良い方が望ましい。
【0006】一方、ノイズ判定を行った場合、ノイズの
誤判定(false positive)が多いと計測の連続性を損なっ
てしまう。また、ノイズの検出漏れ(false negative)が
多いと安定性能が向上しない問題があるので、ノイズ判
定の精度は充分に高い必要があるが、100%の確度で
判定を行うことは不可能であり、ノイズ判定を高精度に
行うためには、信号形状の多様性に対応したアルゴリズ
ムを構築しなければならない。従って、処理量が増え計
測のリアルタイム性を損なう心配がある。また、一般に
加重移動平均を行うと、重みの種類に対応するため移動
平均のような演算の簡略化ができず、処理時間が長くな
る。
【0007】本発明は、前記従来の欠点を除去し、簡単
な構成により応答性能及び安定性能を向上させたパルス
オキシメータを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のパルスオキシメータは、赤外光及び赤色光
を皮膚の表面から照射し、反射光もしくは透過光信号を
検出して、前記検出信号から動脈血酸素飽和度を演算す
るパルスオキシメータにおいて、所定脈波数にわたって
動脈血酸素飽和度を保存する記憶手段と、該記憶手段に
保存された過去の動脈血酸素飽和度と検出された現在の
動脈血酸素飽和度とから動脈血酸素飽和度の変動速度を
求める変動速度算出手段と、算出された前記変動速度に
応じて重みを設定し、前記過去の動脈血酸素飽和度と現
在の動脈血酸素飽和度との加重平均を行う加重平均手段
と、前記加重平均手段の出力と前記記憶手段に保存され
た過去の連続する所定数の動脈血酸素飽和度との平均を
求め、現在の動脈血酸素飽和度として前記記憶手段に保
存する移動平均手段とを備えることを特徴とする。
【0009】ここで、前記加重平均手段は、前記変動速
度に応じて過去の1点の動脈血酸素飽和度と現在の動脈
血酸素飽和度とに対して重みを設定する重み設定手段
と、前記設定された重みに基づいて2点間の動脈血酸素
飽和度の平均を計算する2点加重平均計算手段とを備
え、2点加重平均を行うことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用い詳細に説
明する。図1に、本実施例との対比を明瞭にするため、
透過光信号と従来の演算されたSpO2値との関係を示
す。
【0011】図1Aは、1分,2分,3分,4分の人差
指での透過光信号を、Bは赤外として、Rは赤色として
検出したものである。図1BのSで示すドットは図1A
の信号よりそのままSpO2を演算したものであり、図
1BのX1,X2で示すドットは移動平均の演算例であ
る。なお、計測開始1分後から約2分間呼吸停止を行っ
たものである。
【0012】指の少しの動きにより、透過光信号は図1
Aのように乱れ、それによってSpO2は図1BのSの
ように大きく変動する。この変動を抑えるため従来より
移動平均を行っていたが、移動平均点数が少ない場合は
図1BのX1のように十分な安定性は得られず、移動平
均点数が多い場合は図1BのX2のように安定はするが
応答性が低下する。
【0013】<本実施例の原理による処理例>図2に、
本実施例の処理例を示す。SpO2の演算結果が、図2
のように少しずつ低下する傾向にあって、の時点で急
に低下し、SpO2が81%と演算されたとする。本実
施例では、移動平均計算用(ここでは16点移動平均と
した)として、16データ分の総和を記録するバッファ
Sumを備えており、図2のように値が推移していると
する。すなわち、最新の移動平均値98%が計算された
後、新しいSpO2が演算されたところである。ここ
で、現在の81%という結果は、それまでの値と比較し
極端に低くかつ変化が急激であるため、誤差が大きくま
ったく計測を誤っている可能性が高く、信頼性が乏し
い。そこで次の様な処理を行う。
【0014】まず、現在の演算結果であるSpO2
(=81)と8拍前 の移動平均値(=100)とによ
り変動速度vを計算する。変動速度は、に示す演算で
行われる。ここで説明を簡略化するために、心拍数は1
20拍/分であり、脈波の検出速度は0.5秒/拍であ
ったとすると、v≒−4.75[%/秒]となる。vの
値に対応して予め定めた値として重みgを得る。重みg
は、例えば、に示すように、条件文「v<−4[%/
秒]のときg=1/4]により、g=1/4とされる。
【0015】次に、現在のSpO2(=81)と8拍
前 の移動平均値(=100)とgとを使って、に示
すように2点加重平均Aを計算する。ここで、81%と
いう値は信頼性は乏しいが、SpO2の真の変動成分を
ある割合で含んでいる可能性もあるのでまったく無効に
はしない。加重平均の結果(≒95)と16拍前の移
動平均値(=100)とSum(=1573)により、
示すようにSumの更新B(=1568)を行う。次
に、に示す割算により移動平均値(≒98)を得、
の時点の移動平均値Cの更新を行う。
【0016】図3に、上記安定化処理の効果を示す。図
3の(A)の生データ は、加重平均により○のように
変動が抑制され、さらに16点移動平均を行うことによ
り●のように安定する。加重平均を行わず16点移動平
均のみの場合、図3の(B)のように変動幅が広がる。
また、一般に多点の加重移動平均を行った場合、重みの
種類の組合わせに対応するため、図2の,に示す移
動平均のような簡略化ができないので、処理時間が長く
なりがちであるが、本手法では移動平均の簡略化の手法
が活用でき、簡単な処理により安定化が実現できる。
【0017】<本実施例の装置の構成例>図4に本発明
の一実施例のパルスオキシメータのブロック図を示す。
プローブ1は、赤外光用発光素子と赤色光用発光素子
(LED)、並びに、赤外光用受光素子と赤色光用受光
素子(PD)とを備える。プローブ1にて、反射光もし
くは透過光信号は電気信号に変換され、ヘッドアンプ2
に入力される。ヘッドアンプ2からは赤外DC信号及び
赤色DC信号が出力される(図5)。次に、ハイパスフ
ィルタ3にてAC成分が抽出される(図6)。
【0018】DC信号a及びAC信号bはアンプ4と5
にてそれぞれ増幅され、a′,b′としてAD変換器6
に与えられる。AD変換器6にてAD変換された各信号
a″,b″はCPU7に入力される。図8にCPU7内
部でのデータの流れ並びにその処理を示す。AD変換後
のAC信号b″は脈波検出部8に入力され、脈波検出が
行われる。AC信号b″は同時に表示制御部14にも入
力され、指定の書式に従い表示部16にて脈波形が表示
される。DC信号a″はSpO2演算部9に入力され
る。脈波検出部8により脈波が検出されると、脈波検出
信号がSpO2演算部9に入力される。次に、SpO2
演算部9にて、以下の式(1)に基づいて、SpO2演
算処理が行われる(図7参照)。
【0019】 SpO2=A×(pp1/r1)/(pp0/r0)+B (1) この時、脈波検出部8では、脈波のピーク及びボトムの
検出も行われ、ppレベル値(図7のpp0,pp1)
及びボトム時刻(図7のtb )がSpO2演算部9に渡
される。SpO2演算部9では、ボトム時刻tb におけ
るDC信号レベル(図7のr0,r1)と、pp0,p
p1よりSpO2を演算する。尚、係数A,Bはあらか
じめ記憶された値を用いる。
【0020】SpO2演算部9にてSpO2が求められ
ると、SpO2の値S及び時刻t(=tb )は、変動速
度算出部10に入力される。また、2点加重平均部12
にもSpO2の値Sが入力される。記憶部15の移動平
均用及び時刻用バッファ(S0〜S15,t0〜t1
5)から、8拍前の移動平均及び時刻(Sp-8
p-8)が読み出され、変動速度算出部10に入力され
る。但し、移動平均用及び時刻用のバッファにはポイン
タPがある。本構成例では、バッファの記憶位置が16
なので、ポインタPは16拍前のデータが保存されてい
る位置を示し、8拍前のバッファはポインタPにより調
べることができる。
【0021】変動速度算出部10では、式(2)に従
い、変動速度vの算出が行われ、vは重み設定部11に
入力される。 v=(S−Sp-8 )/(t−tp-8 ) (2) 重み設定部11は、例えば、以下のような条件文で表わ
せる処理を行い、y,xを得る。
【0022】 if(v<−8[%/秒]) then y=7,x=8 else if(v<−4[%/秒]) then y=3,x=4 else if(v<−2[%/秒]) then y=1,x=2 else if(v<8[%/秒]) then y=0,x=1 else y=1,x=2 前記重み設定部11により得られたy,xは、2点加重
平均部12に入力され、さらに、記憶部15よりSp-8
が2点加重平均部12に入力され、式(3)により加重
平均が行われ、加重平均値S′を得る。
【0023】 S′=(Sp-8 ×y+S)/x (3) 前記条件文において、−2≦v<8の時は、加重平均を
行わないため、重み設定部11よりy=0,x=1を出
力する。尚、この範囲の場合、2点加重平均部12でS
及びSp-8 からS′を算出せずに、移動平均部13に直
接Sを入力してもよい。また、現在のSpO2の重み
を、変動の上昇時よりも下降時の方で小さくした理由
は、SpO2の変動が上昇時よりも下降時の方がゆっく
りであることが知られているからである。また、xの値
を2の累乗に統一した理由は、割り残をビットシフト演
算に置き換えることができるからである。尚、急激に値
が変動したときに、変動した値の加重平均における重み
を0にすると、SpO2の真の変動を再現できなくなる
可能性がある。
【0024】2点加重平均結果S′は移動平均部13に
入力される。移動平均部13には記憶部15より、16
拍前の移動平均値であるSp (ポインタpに対応したバ
ッファに記憶されたデータ)並びに16拍前から1拍前
迄の総和SumOLD が入力され、次の式(4),(5)
により移動平均が行われる。 SumNEW =SumOLD −Sp +S′ (4) S″=SumNEW /16 (5) 前記演算の後、SumNEW はSum用バッファに保存
し、S″はポインタpに対応したバッファに保存し、ポ
インタpを次のバッファに移動する。
【0025】<本実施例による処理結果>本実施例によ
るSpO2計測例を図9〜図11に示す。図9と図10
とに透過光信号並びに処理信号を示す。なお、計測中に
測定部位を動かし、ノイズを混入させてある。SpO2
の演算結果(無処理)は図10の(A)の通りであり、
かなり変動している。本来ならば、呼吸は正常状態であ
るのでほとんど変動が無いはずである。図10の(B)
は、16点移動平均を行った結果であり、かなり変動は
抑制されている。さらに2点加重平均を行うと、(C)
の様にさらに変動は抑制される。平均点数は2点と少な
いが、効果的に安定化に寄与していることがわかる。
【0026】図11は、図1に示すデータに対し、本発
明の本実施例の処理を行った結果の例である。従来の演
算結果に比較して、SpO2の推移は安定化しており、
また呼吸停止によるSpO2の低下も再現されている。
応答性については、本実施例の方が速くSpO2が回復
している様子が示されている。尚、本実施例のCPU7
を構成する各要素は、ハードウエアによってもソフトウ
エアによっても実現可能である。また、本実施例の構成
例(図8)ではバッファS0〜S16としたが、この構
成には限定されず加重平均と移動平均の変化に従って変
更される。また、本実施例では、2点加重平均と8点移
動平均との組み合わせで説明したが、本発明は、比較的
少ない点の加重平均と連続する所定点の移動平均との組
み合わせを開示したものであり、当然他の組み合わせも
可能である。また、2点加重平均の場合の2点を8拍離
れた値としたが、これも最適な距離に調整することが出
来る。さらに、本実施例で示した変動速度の範囲による
条件文はほんの一例であり、最適な分岐条件及び重みの
値あるいはさらに細かな分岐等の変更が可能である。こ
れら変更及び追加も本発明に含まれるものである。
【0027】
【発明の効果】本発明により、簡単な構成により応答性
能及び安定性能を向上させたパルスオキシメータを提供
できる。すなわち、 1.SpO2の真の変動を失うことなく、ノイズ等の誤
差による変動を抑制することができる。
【0028】2.従来の移動平均に対し、比較的少ない
処理の追加で、SpO2の変動を抑制することができ
る。 3.SpO2の上昇時及び下降時に対し、それぞれ最適
な重みを設定することにより、より効果的に変動を抑制
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】測定される透過光信号を示す図である。
【図1B】図1Aの透過光信号からの移動平均しないS
pO2の演算例を示す図である。
【図1C】図1Aの透過光信号からの8点移動平均後の
SpO2の演算例を示す図である。
【図1D】図1Aの透過光信号からの32点移動平均後
のSpO2の演算例を示す図である。
【図2】安定化処理の計算例を説明する図である。
【図3】安定化処理の効果を比較する図である。
【図4】本実施例のパルスオキシメータのブロック図で
ある。
【図5】ヘッドアンプ2の出力信号の例を表わす図であ
る。
【図6】ハイパスフィルタ3の出力信号の例を表わす図
である。
【図7】SpO2演算部における処理を示す図である。
【図8】CPU内部の構成及び動作を示す図である。
【図9】SpO2の計測例を示す図である。
【図10A】図9の透過光信号からの無処理のSpO2
の演算例を示す図である。
【図10B】図9の透過光信号からの16点移動平均後
のSpO2の演算例を示す図である。
【図10C】図9の透過光信号からの2点加重平均と1
6点移動平均後のSpO2の演算例を示す図である。
【図11】図1Aのデータに対して本実施例を適用した
結果の例を示す図である。
【符号の説明】
1 プローブ 2 ヘッドアンプ 3 ハイパスフィルタ 4,5 アンプ 6 AD変換器 7 CPU 8 脈波検出部 9 SpO2演算部 10 変動速度演算部 11 重み設定部 12 2点加重平均部 13 移動平均部 14 表示制御部 15 記憶部 16 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外光及び赤色光を皮膚の表面から照射
    し、反射光もしくは透過光信号を検出して、前記検出信
    号から動脈血酸素飽和度を演算するパルスオキシメータ
    において、 所定脈波数にわたって動脈血酸素飽和度を保存する記憶
    手段と、 該記憶手段に保存された過去の動脈血酸素飽和度と検出
    された現在の動脈血酸素飽和度とから動脈血酸素飽和度
    の変動速度を求める変動速度算出手段と、 算出された前記変動速度に応じて重みを設定し、前記過
    去の動脈血酸素飽和度と現在の動脈血酸素飽和度との加
    重平均を行う加重平均手段と、 前記加重平均手段の出力と前記記憶手段に保存された過
    去の連続する所定数の動脈血酸素飽和度との平均を求
    め、現在の動脈血酸素飽和度として前記記憶手段に保存
    する移動平均手段とを備えることを特徴とするパルスオ
    キシメータ。
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