JPH07123421A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH07123421A
JPH07123421A JP5269012A JP26901293A JPH07123421A JP H07123421 A JPH07123421 A JP H07123421A JP 5269012 A JP5269012 A JP 5269012A JP 26901293 A JP26901293 A JP 26901293A JP H07123421 A JPH07123421 A JP H07123421A
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JP
Japan
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signal
color
image pickup
circuit
image
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JP5269012A
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Inventor
Masao Suzuki
雅夫 鈴木
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Canon Inc
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Publication date
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一色の画像に対して高解像度の画像信号を
形成する。 【構成】 撮像素子から出力された電気信号を用いてカ
ラー自然画像信号を形成する第1の撮像モードと、単一
色又はモノクロの画像に対して高解像度の画像信号を形
成する第2の撮像モードとを切換える切換回路を有し、
この切換に伴って光学ローパスフィルタを出し入れする
と共に、光路長の変化を別の光学系により補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図24は従来のデジタル電子カメラのブ
ロック図である。
【0003】図24において200はデジタル電子カメ
ラ、201はメモリカード等の記録媒体である。デジタ
ル電子カメラ200において、1は絞り機能とシャッタ
ー機能を兼ねる絞り兼用シャッター、2は光学的なロー
パスフィルター、3はメカ系各部の駆動回路である。4
は被写体からの反射光を電気信号に変換する撮像素子、
6は撮像素子を動作させるために必要なタイミング信号
を発生するタイミング信号発生回路(以降TGとす
る)、5はタイミング信号発生回路からの信号を撮像信
号駆動可能なレベルに増幅する撮像素子駆動回路、7は
撮像素子4の出力ノイズ除去のためのCDS回路やA/
D変換前に非線形増幅を行う回路を備えた前置処理回
路、8はA/D変換器、11は撮像信号処理回路、12
は撮像信号処理回路を制御する信号処理制御用CPU、
13はメカ及び操作部の制御用CPU、14は操作補助
のための表示やカメラの状態を表わす操作表示部、15
はカメラを外部から制御するための操作部である。18
はデジタル電子カメラ200と記録媒体201とを接続
するための記録媒体I/Fである。
【0004】また図25は図24の撮像信号処理回路1
1を詳細に説明した図面で、101は撮像素子の出力信
号を各色ごとの信号に分離する色分離回路、102は色
分離された信号からR、G、B各色信号を導出する色マ
トリクス回路、103はR、G、B各信号レベルを被写
体を照射する光源の色に応じて補正するWB補正回路、
104は補正されたR、G、B信号から色差信号R−
Y、B−Yを導出する色差信号導出回路、105は同じ
く補正されたR、G、B信号から輝度信号の色成分比を
補正する信号を導出する低周波輝度信号補正値導出回
路、106は撮像信号に重畳している色変調信号を除去
する色変調分トラップ回路、107は水平方向の輪郭を
強調する水平アパーチャー回路、108は垂直方向の輪
郭を強調する垂直アパーチャー回路、109は各信号を
加算する加算器、110は減算器である。
【0005】また図27は撮像素子4の色フィルター配
列の一実施例であり、図27は撮像素子4の動作タイミ
ングおよびその出力信号である。
【0006】以下に図24、図25を用いて従来例につ
いて説明する。まず撮影者が操作部15を制御すること
によりカメラが撮影動作に入り、撮影者の意図に応じ
て、不図示のレンズ系の制御がメカ操作部制御用CPU
13およびメカ系駆動回路3により行われる。この際撮
影条件などが操作部15に表示され、撮影者にカメラの
状況を伝える。さらに不図示の測光回路により被写体の
明るさを測定し、絞り兼用シャッター1の絞り値やシヤ
ッタースピードをメカ操作部制御用CPU13にて導出
する。メカ操作部制御用CPUで導出した制御値にもと
ずき、メカ系駆動回路3により絞り兼用シヤッターを駆
動する。このようにして露光されて、被写体の反射光が
不図示の撮影レンズ及び絞り兼用シヤッター2を介して
撮像素子4に入射される。この際絞り兼用シヤッター1
は撮像素子4への入射光量を制限するとともに、撮像素
子としてインターレース読み出し型CCDを用いた場合
転送中に入射光が信号電荷に悪影響を与えないようにす
るために設けられている。撮像素子4は、タイミング信
号発生回路6の出力を撮像素子駆動回路5によって増幅
した駆動信号により動作させる。なお回路6は信号処理
制御用CPU12によりその動作を制御されている。こ
のようにして駆動させた撮像素子の出力は前置処理回路
7に出力される。前置処理回路7では撮像素子出力に含
まれる低域ノイズを除去するCDS処理及びA/D変換
器のDレンジを有効に用いるために撮像出力を非線形化
する処理を行っている。前置処理された撮像信号出力は
A/D変換器8においてデジタル信号に変換され撮像信
号処理回路11に入力される。撮像信号処理回路11で
は、以下に述べる所定の輝度信号処理・色信号処理が行
われ、さらに不図示の所定フォーマットへの信号変換処
理を経て、記録媒体I/F18を介して記録媒体20に
記録される。
【0007】撮像信号処理回路11にはA/D変換され
た撮像素子出力信号が入力されるが、図26のようなM
g(マゼンタ)、G(グリーン)、Yl(イエロー)、
Cy(シアン)が各画素上に配置された色フィルタ配列
の撮像素子を用い、例えばfield 1をODDフィ
ールド、field 2をEVENフィールドとし、両
フィールドの読み出しは1行分インターレースさせ、し
かも2行同時読出しを行なうとすると撮像素子出力信号
は両フィールドともに(Mg+Yl)と(G+Cy)の
点順次信号と(G+Yl)と(Mg+Cy)の点順次信
号を線順次化した信号となる。この様子を図27に示
す。図27において(1)は垂直同期信号、(3)はイ
ンターラインCCDを使った場合の垂直シフトレジスタ
へ各画素信号の転送パルス、(4)はCCD出力信号が
ある。撮像信号処理回路11においてまず色分離回路1
01で撮像信号を各色信号c1((Mg+Yl)と(G
+Yl)の線順次信号)、c2((G+Cy)と(Mg
+Cy)の線順次信号)に分離する。分離された信号は
色マトリクス回路102で線同時化およびマトリクス演
算により各純色信号R0、G0、B0に変換されWB補
正回路103に送られる。WB補正回路103では信号
処理制御用CPU12から送られるWB制御信号により
被写体を照射している光源光の色温度補正を行う。補正
されたRGB信号により色差信号R−YとB−Yを色差
信号導出回路104により導出する。一方低周波輝度信
号補正値導出回路105では、各色ごとの明るさの再現
性を上げるために輝度信号を構成する色成分比を補正す
る補正信号YLをRGB信号をもとに導出する。
【0008】一方、A/D変換器からの撮像信号は色変
調分トラップ回路106にも入力され、輝度信号に重畳
されている変調された色信号を減衰する。その出力から
水平アパーチャー回路107と垂直アパーチャー回路1
08によりそれぞれ強調されたアパーチャー信号が導出
されスルーの輝度信号と加算器109にて加算される。
加算され導出された信号Y0から減算器110にて補正
値YL分が減算され補正された輝度信号Yが得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上説明
したような従来のデジタル電子カメラには以下のような
課題がある。 (1)カラー自然画像を撮影することが前提になってい
るので、文字、イラスト、図面等高解像度が要求される
被写体に対しては十分な性能を発揮できない。 (2)文字を撮影した場合にエッジがぎざぎざになった
りとぎれたりするので、その文字のビットマップデータ
を認識ソフトにかけたとき誤認識が多くなる。 ((((3)コンピューター等の情報機器を用いて自然
画像をもとにイラスト画のようなデフォルメした画像を
作成する場合、入力した自然画像に色むら・輝度むらが
発生し易いため情報機器上でそのむらを除去する作業が
大変な負荷となる。)))
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、 (1)自然画撮影の為のモードと、単一色の文字やイラ
スト等を撮影する為のモノカラーハイレゾリューション
モードを有し、両モードを切り換え可能とする。 (2)モノカラーハイレゾリューションモードにおいて
は、下記の三項目のうち少なくとも一項目の手段を実現
する。
【0011】光学ローパスフィルターを光路から退避
させる、もしくは光学ローパス特性を減少させる。
【0012】被写体の色に対する撮像素子の各画素色
成分レベルを求め、各色成分ごとにそのレベルを補正し
て信号レベルをそろえる。
【0013】ノンインターレースタイプの撮像素子、
もしくはインターレースタイプの撮像素子とメカニカル
なシャッターを組み合わせたものをもちいて、同時間中
に露光した全画素情報を読み出す。
【0014】
【作用】上記構成(1)によりモノカラーモードが選択
された場合、の光学フィルター退避もしくは特性変更
により、自然画撮影モードでは失われていた画素による
空間サンプリングのナイキスト周波数近辺の映像情報を
トラップせずに高解像度の映像を得ることができる。
【0015】の色レベル補正により撮像素子出力信号
の色成分による変調分が無くなるため、色変調分を除去
するためのトラップ回路などの帯域制限フィルターを高
帯域輝度信号処理系にいれなくて済み、やはり高周波数
帯域の映像情報を失わずにそのまま高解像輝度情報とし
て用いることができる。
【0016】さらにの構成により時間差の無い撮像素
子全画素の情報を得ることができるため、手振れや被写
体の動きに影響されずに高解像の映像情報を得ることが
できる。
【0017】
【実施例】(第1の実施例)本発明のデジタルカメラの
システムブロックの例を図1に示す。図2は回路11の
構成例を示す図である。図3は回路112の構成例を示
す図である。
【0018】図1および図2のうち従来例を示す図23
および図24と同一の機能をもつ要素は同一の番号を与
えてある。201は記録媒体でたとえばPCMCIA規
格のメモリカードやハードディスクなどである。9はバ
スコントローラで信号処理制御用CPU12の制御によ
りA/D変換された信号のバスラインをコントロールす
る。10はデジタル信号を一時蓄積するバッファメモリ
で、19は拡張ユニット21とカメラを接続する拡張I
/F(インターフェース)、21はカメラ部とドッキン
グして新たな機能を実現したり、ホストコンピュータと
通信することを可能とする拡張ユニットである。22は
パソコンやワークステーション等の情報機器のホストコ
ンピュータである。
【0019】図2において111は2つの入力から1つ
の出力を選択するマルチプレクサ、112はA/D変換
された撮像素子出力を各画素ごとにレベル補正する各色
成分補正回路、113、114は2チャンネルの2入力
マルチプレクサ、115、116は信号の平均値を導出
する積分回路である。
【0020】図3において、117は信号処理制御用C
PU12より送られるデータを分配するデマルチプレク
サ、118、119、120、121はシフトレジスタ
等各色成分毎の補正量を一時記憶する回路、122は4
入力から1出力を選択するマルチプレクサ、123は乗
算器である。
【0021】また図4は、本発明を説明するためのタイ
ミング図、図5は本実施例で用いた撮像素子の色フィル
ター配列を説明する図で各色フィルタが各画素上に配置
されている。図6は本実施例において、撮像信号の各色
成分を書き込むメモリ領域の概念図、図7は各CPU1
2、13の動作を説明するフローチャートである。
【0022】以下本発明の第1の実施例を図1〜図7を
用いて説明する。
【0023】まず撮影者は、撮影時に通常の自然画撮影
を行うか、本発明の特徴である単色被写体に対する高解
像度の撮影(以下モノカラーモードと表記する)を行う
かを操作表示部14の表示を見ながら操作部15を操作
することにより選択する(図7〔1〕)。その際、通常
撮影を選択した場合は従来例で説明したような自然画撮
像の動作を行う(〔2〕)。
【0024】一方モノカラーモードを選択した場合に
は、メカ操作部制御用CPU13の制御によりメカ系駆
動回路3を駆動して光学LPF2を退避し(〔3〕)、
各撮像回路の電源を投入する(〔4〕)。次に絞り兼用
メカシャッター1を開いて撮像素子を露光開始し
(〔5〕)、不図示の測光手段の出力により決定された
露光時間分開いた後閉じる(〔6〕)。図4においては
field1にてその動作を行っている。完全に絞り兼
用メカシャッター1が閉まり切った後撮像素子4より出
力を読み出す。この際撮像素子からの読み出しは、例え
ば図5に示すようにODDフィールドの行を先ず順に読
み出し、その後次いでEVENフィールドの行を順に読
み出していく。その結果読み出される信号は、まずOD
Dフィールドの出力信号としてはMgとGの点順次信号
となる。ただし1H毎にMgとGの順番が入れ替わる
(図5参照)。
【0025】このようにして撮像素子から読み出された
信号は従来例と同様に前置処理回路7、A/D変換器8
を介してバスコントローラ9に入力される。バスコント
ローラ9ではその撮像出力をバッファメモリ10に転送
し、図6(1)に示すような概念で、1H記憶したら次
のアドレス領域からは1H分空けて、その後のアドレス
領域に次の1H分を記憶していくというように、とびと
びにメモリマップ上に記憶していく。
【0026】以上のようにして撮像素子信号はメモリマ
ップ上に記憶されるとともに、撮像信号処理回路11に
も入力され色分離回路101にて単色の色信号であるC
1・C2の2種類の信号に分離される。ODDフィール
ドではC1はMg信号とG信号の線順次信号となる。こ
れに対し、C2信号はG信号とMg信号の線順次信号と
なる。さらにC1およびC2信号はSW113に入力
し、信号処理制御用CPU12により1H毎に切り換え
られ、それぞれMg信号とG信号とに同時化される。同
時化されたMg信号およびG信号は信号処理制御用CP
U12によって113の出力側が選択されたSW114
を介して積分回路115、116に入力される
(〔7〕)。積分回路115、116では各色信号を一
画面分もしくはその一部の領域において平均化し(図4
field 2参照)、その出力を信号処理用制御CP
U12に入力する(〔8〕)。信号処理用制御回路12
ではMgとGの積分情報から、それぞれMgとGの信号
レベルが所定の値(最大レベルを100%としたときに
例えば50%に対応する信号レベル)と等しくなるため
の補正量を導出する。例えばGの積分信号レベルが最大
レベルの25%ならば補正量として6dBを導出する
〔9〕)。
【0027】続いてEVENフィールドの信号が読み出
されるが、読み出される信号はCyとYlの点順次信号
となる(図5参照)。
【0028】このようにして撮像素子から読み出された
信号はMg・G点順次信号と同様に前置処理回路7、A
/D変換器8を介してバスコントローラ9に入力され
る。バスコントローラ9ではその撮像出力をバッファメ
モリ10に転送し、図6(2)に示すような概念で、空
白部分となっているアドレス領域に1H分ずつメモリマ
ップ上に記憶していく。
【0029】以上のようにして撮像素子信号はメモリマ
ップ上に記憶されるとともに、撮像信号処理回路11に
も入力され色分離回路101にて単色の色信号であるC
1・C2の2種類の信号に分離される。EVENフィー
ルドではC1はYl信号となる。これに対し、C2信号
はCy信号となる。さらにC1およびC2信号はSW1
13に入力するが、EVENフィールドではC1、C2
信号は線順次化されていないのでSW113を切り換え
ることは行わない。次に各色信号は信号処理制御用CP
U12によって113の出力側が選択されたSW114
を介して積分回路115、116に入力される(〔1
0〕)。積分回路115、116では各色信号を一画面
分もしくはその一部の領域において平均化し(図4 f
ield3)、その出力を信号処理用制御CPU12に
入力する(〔11〕)。信号処理用制御CPU12では
YlとCyの積分情報から、それぞれCyとYlの信号
レベルが所定の値(例えば最大レベルを100%とした
ときに50%に対応する信号レベル)と等しくなるため
の補正量を導出する。例えばCyの積分信号レベルが最
大レベルの25%ならば補正量として6dBを導出する
(〔12〕)。
【0030】以上のようにして導出した各補正データを
撮像信号処理回路11の各色成分補正回路112に入力
する。補正回路112では、CPU12によって制御さ
れ切り換えられるSW117により各色信号補正用デー
タがそれぞれ所定のレジスタ118〜121に記憶され
る。
【0031】そして各補正データがレジスタ118〜1
21に設定された後、バスコントローラ9によりメモリ
の(ア)のアドレス領域からデータを読み出し、撮像信
号処理回路11に入力する(図4 field 4)。
撮像信号処理部では撮像信号が各色成分補正回路112
に入力される。補正回路112では乗算器123に信号
が入力されるが、その乗算係数はCPU12の制御で切
り換わるSW122によって各色信号に対応するレジス
タに予め格納されている補正データが割り当てられてい
く。このことにより撮像信号S0の各色成分は、積分回
路で導出された各色の平均信号に応じて補正され、撮像
対象が単色の被写体であれば各画素の信号レベルは全て
一致することになる。
【0032】このようにして補正された信号YWBがS
W111で選択され、Y信号として記録媒体I/F18
を介して記録媒体20に記録されたり、拡張I/F19
を介して拡張ユニット21やホストコンピュータ22に
送られ映像情報のファイル化や文字情報の認識等といっ
た情報処理が行われる。この際記録媒体や拡張ユニット
の処理や転送スピードに応じてメモリからの読み出しス
ピードと撮像信号処理回路の処理スピードを遅くするこ
とで、さらにバッファメモリを必要とすることが無いよ
うに構成されている(図4 field 4、図7〔1
2〕参照)。
【0033】続いてメモリ10の(イ)部から撮像デー
タを読み出し(ア)部と同様の処理を行う。つまり、バ
スコントローラ9によりメモリの(イ)のアドレス領域
からデータを読み出し、撮像信号処理回路11に入力す
る(図4 field 5)。撮像信号処理部では撮像
信号が各色成分補正回路112に入力される。補正回路
112では乗算器123に信号が入力されるが、その乗
算係数はCPU12の制御で切り換わるSW122によ
って各色信号に対応するレジスタに格納されている補正
データが割り当てられていく。このことにより撮像信号
S0の各色成分は、積分回路で導出された各色の平均信
号に応じて補正され、撮像対象が単色の被写体であれば
各画素の信号レベルは全て一致することになる。
【0034】このようにして補正された信号YWBがS
W111で選択され、Y信号として記録媒体I/F18
を介して記録媒体20に記録されたり、拡張I/F19
を介して拡張ユニット21やホストコンピュータ22に
送られ映像情報のファイル化や文字情報の認識等といっ
た情報処理が行われる。この際記録媒体や拡張ユニット
の処理や転送スピードに応じてメモリからの読み出しス
ピードと撮像信号処理回路の処理スピードを遅くするこ
とで、さらにバッファメモリを必要とすることが無い用
に構成されている(図4 field 5、図7〔1
3〕参照)。
【0035】以上のようにモノカラーモードを設定し、
そのモードが選択された際には水晶LPFを退避し、各
画素の色成分を補正した信号をそのまま輝度信号として
利用することで、高解像の信号が得られるので文字や図
面などを撮像する場合に非常に品位の高い画像情報が得
られる。
【0036】また撮像素子によりインターレース読み出
しされた信号をノンインターレース化して画面上部から
順に情報機器に送ることが追加回路無くできるため、情
報機器側で文字認識等のような高解像度情報が同時に必
要な処理を行う際に非常に有効となる。
【0037】また色信号処理についても従来例と同様に
処理し、記録媒体に記録したり、情報機器側に拡張カー
ドを介して入力しても良い。但しこの場合は輝度信号の
エッジに偽色が発生しているのでその部分の信号は用い
ないようにする。また色信号を全信号記録するのではな
く積分信号情報のみ記録するとか、操作部15により指
定した領域の色信号のみ記録するようにしても良い。こ
の場合その後の情報処理においてその色情報をもとにペ
イントソフトにより白黒画像に色を塗ったりする場合に
有効となり、また当然記録容量の大幅な低減につなが
る。
【0038】(第2の実施例)上記実施例では光学LP
Fを退避する構成としたが、退避するのではなくその特
性を変更するようにしても良い。
【0039】図8は光学LPFの周波数レスポンスを表
す特性図で、(i)は通常動作モードにおける光学LP
Fである。これに対して(ii)は、モノカラーモード
時の光学LPFの特性でトラップポイントが高周波数側
にずれ、より多くの高周波数情報が信号成分に含まれる
ことになる。
【0040】さらにiii)はトラップポイントが1/
PHとなり、輝度のキャリヤ発生の周波数はトラップす
るが色のキャリヤ発生周波数はトラップしない特性とな
っている。
【0041】なお光学LPFの特性の変更は操作部15
の制御により、メカ操作部制御用CPU13およびメカ
駆動系によって複数種のLPFを移動させ交換する。
【0042】このように光学LPFの特性を変更するこ
とにより、モノカラーモードにおいて高帯域の輝度信号
を得るとともに偽色の発生を適度に押さえることが可能
となり、モノカラーモードにおける解像度と偽色の発生
の程度のバランスを適度に設定することができる。
【0043】(第3、第4の実施例)図9、図10は夫
々本発明の第3、第4の実施例を説明をするフローチャ
ートであり、図11、図12は第3、第4実施例のシス
テムブロック図である。図11において23は撮像光学
レンズ、図12において24はAF用投光器、25はA
F用受光器である。
【0044】先ず図9と図11を用いて撮像素子出力に
よる自動焦点調節の動作について説明する。図9におい
て〔1〕〜〔7〕は第1の実施例における図7と同等の
動作である。本実施例では〔3〕で光学LPFの退避を
した後、先ずあらかじめ算出したメカ・操作部制御用C
PU13に記憶してある光学LPF退避によるピントず
れ補正量に基づき、メカ系駆動回路により補正分だけ光
学レンズ23を移動する(図9(1))。次に各撮像回
路に電源を投入し(2)、メカシャッターを開き露光を
開始する(3)。その後通常動作と同様の撮像出力読み
出しを行い(4)、その読みだし信号に基づき自動焦点
調整を行う(5)。(6)で焦点調節完了かどうかをチ
ェックし、NOであれば再度(4)に戻り撮像出力を読
み出し自動焦点調節を続ける。YESであれば一旦メカ
シャッターを閉じた後(7)、から第1の実施例と同
様に高解像度の撮像動作を行う。
【0045】次に図10と図12を用いてアクティブ方
式の自動焦点調整方法について説明する。図10〔3〕
のにおいて光学LPFを退避した後、(8)に示すよう
にメカ・操作部制御用CPUに記憶されたAF用レンズ
移動量演算式の係数を光学LPFを退避した場合の光学
系の光路長を考慮した係数に変更する。続いて図12の
投光器24および受光器25を動作させ、被写体とカメ
ラとの距離を検出する(9)。検出した距離情報からメ
カ・操作部制御CPU13にてレンズ移動量を算出演算
し(10)、メカ駆動回路によりレンズを移動制御する
(11)。その後は第1の実施例と同様にメカシャッタ
ーを開いて露光開始して〔5〕、高解像度撮影を行って
いく。
【0046】以上のようにモノカラーモードにおいて光
学LPFを退避させた後に焦点調整を再度行うことによ
り、最適な焦点調節状態で高解像度撮影が行えることに
なる。
【0047】なお上記の実施例では光学LPFを退避し
た場合について説明したが、これは光学LPFの特性を
変更した場合についても同様の構成作用で同様の効果を
得られる。
【0048】(第5の実施例)図13は本発明の第5の
実施例を説明する図面で、撮像信号処理回路の一部であ
る。図13において113は撮像信号に重畳している色
変調分を除去するための色変調分トラップ回路、114
は水平アパーチャー回路、115は垂直アパーチャー回
路、116は加算器である。また図14および図15は
本実施例のフィルタ回路の特性例を示す図である。
【0049】本実施例においてモノカラーモードでの各
色成分補正回路112での作用は第1の実施例と同様で
ある。ただし第1の実施例では各色成分補正回路112
は乗算器を主体に構成していたが、例えばこの乗算器の
代わりに入力を1−nビットシフトしたデータをCPU
12の制御により所定の組み合わせで加算する構成とし
ても良い。この場合乗算の精度はnが小さいと通常の乗
算器を用いた場合に比べて落ちることになる。
【0050】その出力は通常モードにおける輝度信号と
同様に色変調分トラップ回路113により補正回路11
2で補正しきれなかった色変調分を除去し、水平アパー
チャー回路114および垂直アパーチャー回路115に
より各輪郭成分が強調される。但しそれらの各回路の周
波数特性は通常モードの場合と変えている。
【0051】つまり図14に示すように通常モード
(i)では1/2PHの周波数においてのトラップ量が
かなり大きいが、本実施例のモノカラーモード(ii)
ではトラップ量は小さくなっている。その結果補正回路
112で補正しきれなかった色変調分についてはトラッ
プ回路113で除去できるとともに、トラップ量が少な
く設定されているため解像度を大幅に劣化することなく
高解像度信号が得られる。
【0052】また図15には水平アパーチャー回路11
4の特性例を示す図で、図15示すように水平アパーチ
ャー信号の特性も強調する量を通常モード(i)に対し
てモノカラーモード(ii)では少なくしている。これ
は光学LPFを除去したことによりそのための周波数特
性の劣化がないためそれほど強く強調する必要が無いこ
と、かつ輪郭強調しすぎることで信号の位相ずれやリン
ギング等の画質低下を極力防止するためである。垂直ア
パーチャーについても同様にそのアパーチャー量を通常
モードに比べ少なくしている。
【0053】(第6の実施例)なお以上の実施例では撮
像信号処理回路11によって各色成分補正用の信号検出
用の積分器を構成していたが、図16に示すように積分
器115、116およびSW113を第1の実施例に対
し除去し、色分離した信号c1・c2をそのままCPU
12に送っても良い。信号処理制御用CPU12では送
られて来た各色分離信号を積分するために加算平均する
が、その際ODDフィールドではMgとGが1H毎に交
互に出力されてくるので本実施例ではCPU12におい
て各色信号を全て2H毎にサンプリングし加算する。つ
まりODDフィールドでは常にc1信号としてMg、c
2信号としてGが演算され、EVENフィールドではc
1としてYl、c2としてCyが演算されることにな
る。
【0054】このことによりCPU12で行う演算にお
いてサンプリング信号の順番を入れ替える必要が無くな
りプログラムを簡易化することが可能となる。
【0055】(第7の実施例)図17、図18は本発明
の第7の実施例を説明する図面で、図18において26
はペン入力等の入力手段を兼ね備えたディスプレイ装置
である。図17は入力兼用ディスプレイ26のディスプ
レイ表示例を示すものである。
【0056】本実施例では先ず高解像度撮影動作に入る
前に被写体を通常動画にて撮像し、その表示を兼用ディ
スプレイ26にて行う。この際通常撮像動作は従来例と
同様であり、その撮像画像は拡張I/F19を介して兼
用ディスプレイ26に送られる。
【0057】これに対して撮影者は兼用ディスプレイ上
に表示される画像の内モノカラーモードで撮影したい部
分をペン入力等の入力手段によって図17(2)のよう
に指定する。尚図17において(1)は通常撮影時のデ
ィスプレイの表示画面であり左上半分が赤部、右下部が
青部となっている。これに対し撮影者がモノカラーモー
ドで高解像度撮影したい場合には(2)のようにその部
分をペン入力装置で囲み位置を入力する。指定範囲の入
力時には撮像動作をモノカラーモードに切り換え、撮像
信号出力をメモリに記憶すると同時にそのメモリ記憶デ
ータを信号処理した出力をディスプレイに表示するよう
にする。こうしてメモリにフリーズされた画像信号に対
する指定範囲のアドレスを、入力タブレット兼用ディス
プレイ26から拡張I/F19を介して撮像信号処理回
路11および信号処理制御用CPU12に送る。送られ
てきたアドレス情報をもとにCPU12ではその範囲内
のデータのみ順々にバッファメモリ10から読み出して
くる。図17(2)の場合先ず赤部の囲まれた部分が読
み出されその範囲内で第1の実施例で示された動作を行
うことでその範囲内での高解像度撮影が可能となる。次
に図17(2)の青部の囲まれた部分を読み出しその部
分内の信号に対し第1の実施例と同様の動作を行う。
【0058】このような構成・作用により図17のよう
に被写体が二色以上で構成されている場合でも、単色で
構成されている部分を撮影者が指定してそれぞれ単独で
第一の実施例と同様な動作を行うことにより、高解像度
撮影が可能となる。
【0059】また本実施例において図17(2)に表示
したようにディスプレイ上の任意の部分にペン入力等で
Xのマーキングをすることでその交差点のアドレスを拡
張I/Fを介してCPU12に送り、その部分の色情報
のみを信号処理によって求めて記録媒体もしくは兼用デ
ィスプレイ26に入力することにより高解像度情報に色
情報を合わせて記録・表示することが可能となる。特に
この場合色情報の容量が少なくできるため記録や通信に
有利であると同時に、色むらや偽色等の情報は除去して
してしまうので、後で情報処理する場合に補正する必要
がなく扱い易い情報とすることができる。
【0060】(第8の実施例)図19は本発明の第8の
実施例における撮像信号処理回路11のブロック構成の
一部を示す図面で、301、302は各色分離信号を1
クロック分遅延させる遅延器、303、304は2つの
入力のレベルを比較するための比較器、305は比較器
の出力のNORをとるNOR回路、306、307は各
色分離信号を遅延する遅延器である。
【0061】以下に図19を用いて本実施例について説
明する。
【0062】モノカラーモードにおいて図7のでの動
作時に色分離出力c1・c2はそれぞれ遅延器301、
302と比較器303、304と遅延器306、307
に送られる。遅延器301、302では各色信号が1ク
ロック分遅延し出力される。また同じ信号が比較器30
3、304に入力し、つまり各色分離信号とそれと同じ
色の1つ前の画素信号が比較器303、304に送られ
ることになる。比較器303、304ではその遅延信号
と遅延していない信号の2つの入力信号のレベルを比較
し、両信号の差が所定範囲内であればハイレベルを出力
するように構成しておく。NOR回路305で比較器3
03、304のどちらかの信号がハイレベルになってい
ることを検出し、その場合には検出信号をCPU12に
送る。
【0063】CPU12ではその検出信号が出された時
点に対応する画素のアドレスを記憶し、かつ積分回路1
15、116の出力を検出し記憶するとともに検出後積
分回路をリセットし積分動作を再スタートさせる。この
とき積分回路には遅延器306、307の出力が入力し
ており色情報が変化する前の情報が積分されているとこ
ろである。
【0064】以上の動作によりCPU12には被写体の
各色毎の分割のポイントとその各色に対する各画素デー
タの積分値が記憶されていることになる。
【0065】次に図7〔14〕でメモリから各画素の信
号が読み出される際、CPU12に記憶されている色変
更ポイントのアドレスまではその変更ポイント前に積分
されていたデータをもとに色補正回路112にて補正を
行い、変更ポイントからはその変更ポイントから次の変
更ポイントまでの間の積分データにより補正を行う構成
・作用としている。
【0066】その結果複数の色領域に分割された被写体
においても自動的にその分割ポイントを検出し各色毎に
最適な補正を行うことにより、このような被写体におい
ても色毎に高解像度な画像を取り込むことが可能とな
る。
【0067】また各分割ポイント間の任意のポイントの
色を抽出し、記録したり、拡張ユニットに送ることで各
分割領域毎の色情報を効率よく情報収集することが可能
となる。
【0068】また上記実施例に対して、色の分割ポイン
トが近接している場合にはその部分は文字や図面の線分
である場合が多く、特に黒文字や黒線である可能性が高
い。この場合その領域は分割領域から除外して扱い、そ
れ以前もしくはそれ以後の領域の補正値と同等の値で処
理を行うように構成しても良い。さらにこのような場合
に、各色分離信号を所定の信号レベルと比較し、所定レ
ベルより低いことを検出した場合には黒文字・黒線とみ
なして色補正を行わないようにしても良い。
【0069】(第9の実施例)図20は本発明の第9の
実施例を説明する図面で、308、309は所定の信号
レベルに対応する基準値を発生する回路である。
【0070】これまでの実施例では範囲内の画像信号を
全て積分していたが、本実施例では基準値回路308、
309の出力と各色信号のレベルを比較しその一定レベ
ル以上の信号に対して検出信号をCPU12におくり、
その検出された信号部分のみを積分回路15によって加
算平均している。この場合、積分回路115・116の
積分期間の設定ははCPU12によって制御している。
【0071】(第10の実施例)図21は本発明の第1
0の実施例を説明するフローチャートである。
【0072】図21に示すように本実施例では〔1〕〜
〔14〕の動作は第1の実施例と同様である。〔6〕で
メカシャッターを閉じ露光終了した後、色補正用のデー
タ収集モードであるかを確認し(i)、上記モードであ
れば〔7〕〜〔13〕の動作を行い〔3〕へ戻る。上記
収集モードではなく補正データが既に導出済であればO
DD・EVENの順に撮像素子から再度信号を読み出
し、導出済の各補正データに基づき各画素データを補正
し媒体に記録を行う(ii)(iii)。
【0073】このように撮像信号をもとに各演算を行っ
て一旦補正値を導出してから再度撮影を行うことで、あ
らかじめ基準となる被写体を撮影する(例えば無地の用
紙を撮影したり、書類の無地の部分をあらかじめズーム
アップして撮影しておく)ことができるので、より精度
の高い補正が実現でき、苦手被写体の無いモノカラーモ
ード高解像度撮影が可能となる。
【0074】またこのような動作ルーチンであらかじめ
白紙を撮影してそのデータを基準データとして記憶する
ことで、シェーディングや固定ノイズ等の影響を除去す
ることも可能である。
【0075】(第11の実施例)図22は第11の実施
例の撮像信号処理回路11のブロック図である。
【0076】本実施例ではモノカラーモード時には撮像
素子出力のデジタルデータをそのまま無処理でSW11
1を介して記録部もしくは拡張ユニット部に送るように
している。
【0077】この場合にはこれまでの実施例で行ってき
た処理をホストコンピュータもしくは拡張ユニットで行
うようにする。そのために必要なデータとして撮像素子
出力そのままの信号を記録部もしくは拡張ユニットを介
して送るようにする。
【0078】(第12の実施例)図23は第12の実施
例の撮像信号処理回路11のブロック図で、131、1
32は非線形回路である。
【0079】上記の実施例では通常モードにおける輝度
信号系とモノカラーモードにおける補正撮像信号に対し
ての非線形回路(ガンマ処理・ニー処理等)を明示して
いなかったが、例えば図23のように通常モードにおい
ては加算器109の後に非線形回路131が挿入され
る。
【0080】これに対しモノカラーモードの信号処理回
路系には各色成分補正回路112の後に非線形回路を設
定する。
【0081】この位置に設定することで各画素のレベル
に依存せずにその補正ゲインが設定できる。例えば非線
形回路を補正回路112の前に設定すると、その非線形
回路の影響で補正回路の補正値を各画素のレベル毎に設
定しなくてはならず、回路が複雑で大規模なものとなっ
てしまう。
【0082】さらに非線形回路132の特性は通常撮影
の回路系の非線形回路131の特性とは変えることで、
モノカラーモードに適した非線形特性とすることができ
る。
【0083】例えば非線形回路132のガンマを1より
も大きく設定しておくことで、より高コントラストな信
号出力が可能となり、文字や図面を撮影した場合に有効
である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、自然画撮影のモー
ドと単一色を高解像度に撮影するモードとを有し、高解
像度モードのときには光学LPFの変更あるいは各画素
信号毎の色補正あるいはノンインターレース化を行うこ
とで、特に解像度を必要とする文字や図面等の特定の被
写体に対し高解像度の撮影時を行うことが可能となる。
その結果、文字を撮影しその結果を認識してキャラクタ
ー情報とすることができ、さらにはその情報をファイリ
ング化したり翻訳等の情報処理に大いに活用していくこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成のブロック図。
【図2】図1の一部について詳細に説明したブロック
図。
【図3】図2の一部について詳細に説明したブロック
図。
【図4】第1の実施例の動作を説明するためのタイミン
グ図。
【図5】撮像素子の色フィルター配列を示す図。
【図6】第1の実施例のメモリへの記憶におけるデータ
配置を説明するための概念図。
【図7】第1の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図8】第2の実施例の説明のための光学LPFの特性
図。
【図9】第3の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図10】第3の実施例を説明するためのフローチャー
ト。
【図11】第3、第4の実施例ブロック図。
【図12】第3、第4の実施例ブロック図。
【図13】第5の実施例を説明するためのブロック図。
【図14】第5の実施例の各フィルタ回路の特性図。
【図15】第5の実施例の各フィルタ回路の特性図。
【図16】第6の実施例を説明するためのブロック図。
【図17】第7の実施例を説明するためのディスプレイ
表示の図面。
【図18】第7の実施例を説明するためのブロック図。
【図19】第8の実施例を説明するためのブロック図。
【図20】第9の実施例を説明するためのブロック図。
【図21】第10の実施例を説明するためのフローチャ
ート。
【図22】第11の実施例を説明するためのブロック
図。
【図23】第12の実施例を説明するためのブロック
図。
【図24】従来例の構成のブロック図。
【図25】従来例の構成の一部を詳細に説明したブロッ
ク図。
【図26】従来例を説明するための撮像素子の色フィル
ター配列を示す図。
【図27】従来例の動作を説明するためのタイミング
図。
【符号の説明】
1 絞り兼用シャッター 2 光学LPF 3 メカ系駆動回路 4 撮像素子 8A/D変換器 9 バスコントローラー 10 バッファメモリ 11 撮像信号処理回路 12 信号処理制御用CPU 13 メカ・操作部制御CPU 14 操作表示部 15 操作部 19 拡張I/F 21 拡張ユニット 101 色分離回路 102 色マトリクス回路 106 色変調分トラップ回路 107 水平アパーチャー回路 108 垂直アパーチャー回路 112 各色成分補正回路 111、113、114 スイッチ 115、116 積分回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学像を電気信号に変換する撮像素子
    と、 該撮像素子から出力された電気信号を用いてカラー自然
    画像信号を形成する第一の撮像モードと、該撮像素子か
    ら出力された電気信号を用いて単一色内の画像に対して
    高解像の画像信号を形成する第二の撮像モードとを有
    し、 上記第二の撮像モードにおいては、撮像素子に入射する
    被写体光の空間周波数を制限する光学的フィルタを光路
    から退避若しくは変更する被写体光を撮像素子に結像さ
    せる光学レンズを有し、上記光学フィルタの退避もしく
    は変更が行われ撮像光学系の光路長が変化した場合前記
    光源レンズを光路長変更分に対応する所定量移動する移
    動手段を有することを特徴とした撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記第二の撮像モードにおいて、被写体
    の色に応じた撮像素子の各色フィルタ毎の画素出力レベ
    ルを検出する手段と、該検出手段の出力レベルに応じて
    撮像素子の各画素のレベルを色フィルタの種類毎に補正
    する色別補正手段を有することを特徴とした請求項1の
    撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記第二の撮像モードにおいて、撮像素
    子出力に重畳された変調色信号を除去する周波数トラッ
    プ回路を信号処理系から除去するかもしくは該周波数ト
    ラップ回路の周波数特性を上記第一のモードと異なるも
    のとしたことを特徴とする請求項2の撮像装置。
JP5269012A 1993-10-27 1993-10-27 撮像装置 Pending JPH07123421A (ja)

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