JPH07122650B2 - 故障点標定方式 - Google Patents

故障点標定方式

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JPH07122650B2
JPH07122650B2 JP61172482A JP17248286A JPH07122650B2 JP H07122650 B2 JPH07122650 B2 JP H07122650B2 JP 61172482 A JP61172482 A JP 61172482A JP 17248286 A JP17248286 A JP 17248286A JP H07122650 B2 JPH07122650 B2 JP H07122650B2
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哲彦 河野
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電力系統の故障点を標定する故障点標定方式、
特に多端子送電線路の故障点標定方式に関する。
[従来の技術] 近年の電力系統では需要の拡大、広域化に伴ない長尺化
あるいは多端子化が進み、複雑な系統となってきてお
り、これに適用可能な精度の高い故障点標定装置の開発
が望まれている。
現在用いられている故障点標定方式としては故障時にイ
ンパルスを印加し、その反射波が戻ってくるまでの時間
を計測するパルスレーダ方式、あるいは故障点で発生す
るパルスを両端の電気所で計測し、その時間差より故障
点を標定するサージ受信方式等があり、いずれも進行波
現象を利用したものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、印加パルスあるいは故障サージは、その
伝播速度か速いこと、進行するに従い減衰変歪を受ける
こと、撚架部や分岐点で反射を受けること、あるいは雷
との混同を受けること等の理由により、性能向上の面で
明らかに限界がある。
これを改善するものとして、例えば架空送電線路の架空
地線に流れる電流を複数の位置例えば鉄塔で検出して、
それらの検出電流の位相及び絶対値の情報から故障区間
を標定する方式が提案されている。しかしながら、この
方式は標定精度を高めるためにはそれだけ多数箇所での
検出が必要となり、これに応じて多数の装置を必要とす
るため設備費が高くなる欠点がある。
本発明は、前記従来技術の欠点を改善したものであり、
系統分岐が多数存在しかつ複数の電源を有する多端子送
電線路においても故障点を精度良く標定できると共に、
装置等を削減でき延いては設備費の低減並びに信頼性・
保守性の向上に役立つ新規な故障点標定方式を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、多端子送電線路を構成する各端子で電圧V・
電流I情報を計測し、これらの情報を基にして多端子送
電線路の故障点を標定する方式において、多端子送電線
路を構成する端子から隣接する分岐点まで、及び、分岐
点から隣接する他の分岐点までの全区間について、予め
区間処理l及び線路インピーダンスZを測定しておき、
ある区間に故障が生じた場合、まず各端子の電圧V・電
流I情報から故障形態を判定し、該区間の一方の端から
故障点までの距離をklとしてこの時のkの値を故障点標
定関数と定義して、多端子送電線路を構成する全ての区
間について任意の2つの端子で計測された電圧V・電流
I情報と、上記予め測定された既知の区間距離l及び線
路インピーダンスZと故障形態から、電圧V情報と電流
I情報の比がk・l・Zと故障点付加インピーダンスの
和である基本式に基づいて故障点標定関数k(V,I,l,
Z)の値を求め、該区間に故障点が含まれる場合には、
0<k(V,I,l,Z)<1で、且つ、全ての故障点標定関
数k(V,I,l,Z)の値が等しくなることから故障点を標
定するようにしたものである。
[作用] ある区間に故障点があるときには、当該区間について得
られる各故障点標定関数k(V,I,l,Z)の値は、0<k
<1で且つ全てのkが等しくなる。したがって、kの値
の解析より、故障点を有する区間のみならず、その区間
の端子(または分岐点)から故障点までの距離がkの値
から求まる。
[実施例] 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
まず、本発明の説明に先立って、本発明の基礎となる2
端子送電線路の故障点標定方式を説明する。
第5図において、故障点をFとし、端子SR間の距離を
l、端子Sからの故障点Fまでの距離をkl(0<k<
1)とし、送電線路の単位長さ当りの正相インピーダン
スをZ1とすると、例えばb,c相で相間短絡故障が発生し
た時には、端子Sについて、次の関係が成り立つ。
ここで、Vb,Vcは端子Sでのb,c相の相電圧、Ib,Icは端
子Sでのb,c相の相電流、ZbcFは故障点付加インピーダ
ンスである。
ZbcFが無視できる程小さい場合には、(1)式により故
障点までの距離klが定められ、これが現行の距離リレー
の基本式となっている。
一方、端子Rについても(1)式と同様の関係式が成り
立つので一般に未知数であるZbcFを消去できて、結局次
式により係数kが求まる。
ここで、V′b,V′cは端子Rでのb,c相の相電圧、I′
b,I′cは端子Rでのb,c相の相電流である。
l,Z1は予め測定されて既知であるから、端子S,Rの各点
で計測される電圧・電流情報により故障点の標定が可能
である。本発明はこの故障点標定の基本方式を一般の多
端子送電線路に拡張したものであり、2端子送電線路に
おいて、一方の端子から故障点までの距離をklとした場
合のkの値を故障点標定関数と定義して、端子で計測さ
れた電圧V・電流I情報と予め測定された既知の区間距
離l及び線路インピーダンスZと、故障形態とから故障
点標定関数kを算出することにより、端子間に故障点が
あること、また、その位置が故障点標定関数kで分割し
た地点であることを標定するものである。
第1図に示すように端子S,T,Rを有する3端子送電線路
において、分岐点をNとし、各区間SN,TN,RNの区間距離
をそれぞれl1,l2,l3とし、各区間SN,TN,RNでの単位長当
りの正相インピーダンスをそれぞれ▲ZSN 1▼,▲ZTN 1
▼,▲ZRN 1▼とする。前述の2端子の場合と同様にb,c
相で相間短絡事故が発生し、その故障点Fは区間RNにあ
るものとする。分岐点Nから故障点Fまでの距離はkl3
である。このとき、(2)式に従い故障点標定関数kは
次式で表わされる。
ただし、▲VN b▼,▲VN c▼は分岐点Nでのb,c相の相
電圧、▲VR b▼,▲VR c▼は端子Rでのb,c相の相電圧
であり、▲IN b▼,▲IN c▼相の相電流、▲IR b▼,▲
R c▼は端子Rでのb,c相の相電流である。
一方、キルヒホッフの法則より、 である。(4),(5)式を(3)式に代入すれば次式
を得る。
すなわち、各区間SN,TN,RNの区間距離及び単位長さ当り
の正相インピーダンスが既知であれば、3端子S,R,Tの
各点で計測される電圧・電流情報により故障点が標定さ
れる。
ところで、(5)式は分岐点Nの電圧を端子Sの電圧・
電流を用いて表わしたものであるが、同様にして端子T
の電圧・電流を用いて表わすこともできる。すなわち、
この場合、 となる。(4),(7)式を(3)式に代入すれば次式
を得る。
以上の議論で明らかように区間RNに故障点がある場合に
は、 であり且つ0<k<1となり、この事により逆に故障点
が区間RNに存在し、その位置はkで与えられることが判
る。すなわち、区間RNに故障点がある場合、故障点を含
む2つの端子RTあるいはRSのうち端子STで計測された電
圧V・電流I情報と予め測定された既知の区間距離l及
び線路インピーダンスZとから分岐点Nの電圧V・電流
I情報を求め、第5図に示すような2端子として故障点
標定関数kを算出することにより、区間RNに故障点があ
ること、また、その位置がNRをkで分割した地点である
ことが判るものである。
これまで述べて来た議論を第2図に示すような一般の4
端子以上の多端子送電線路に対して拡張すると、故障点
の位置を表わす故障点標定関数kは、次式で与えること
ができる。
ここに、Viは端子iの電圧値(b,c相の2相短絡の場合 Iiは端子iの電流値(b,c相の2相短絡の場合 Zi,i+1は区間(i,i+1)の単位長当りの正相インピ
ーダンス、li,i+1は区間(i,i+1)の長さである。
また、 は、区間(P,P+1)についての故障点標定関数を端子
1及び端子Nの電圧値を用いて表わしたものであり、故
障点が区間(P,P+1)の内部に存在すれば の値をとる。
なお、(9)式は、故障点がある区間の両端の電圧V・
電流I情報を多端子送電線路を構成する各端子で計測さ
れた電圧V・電流I情報と予め測定された既知の区間距
離l及び線路インピーダンスZとから求め、その結果か
ら故障点の位置を表わす故障点標定関数kを表わしたも
ので、端子1とNの電圧V・電流I情報から端子1から
Pまであるいは端子P+1からNまでの電圧V・電流I
情報を引き算したことを表現したものである。
更に、区間(P,P+1)についての故障点標定関数k
P,P+1は、上記端子1,Nの組み合わせ以外にも、故障点
Fで2分される全ての区間(例えば(1,N−1)、(1,N
−2)、…(1,P+1)、(2,N)、(2,N−1)、…等
々)についても(9)式と同様な形式で表わすことがで
き、故障点が区間(P,P+1)内部に存在すれば、これ
らの値は原理的に全て一致する。すなわち、 従って、多端子送電線路に於ける各区間について求まる
複数の故障点標定関数kを用いて全区間について演算
し、これらの全k値を総合的に解析することにより、故
障点を含んでいる区間とこの区間に於ける故障点の位置
を標定することが可能となる。
なお、第2図の端子1及びN以外の端子に、更に複数の
端子が接続されいる場合には、この端子の電流値をこれ
に接続されている端子の電流値の総和で置き換えればこ
のような場合にも(9)式と全く同様に故障点標定関数
kを与えることができる。
以上の説明は、b,c相の相間短絡故障を例としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、a,b相の相間短
絡、a,c相の相間短絡、三相短絡故障にも同様に適用可
能である。
更に他の故障形態である地絡故障にも適用可能なもので
ある。
例えばa相で地絡故障が発生した時には、周知の通り次
の関係が成り立つ。
ここで、C0=Z0/Z1,Z0は零相インピーダンス、I0は零相
電流、ZaFは故障点付加インピーダンスである。
そしてこの基本式に基づいて、上記したb,c相の相間短
絡故障の例と同様に式を展開して、故障点標定関数k
(V,I,l,Z)の値を求めれば良いものである。
このことは、a相地絡故障に限らず、b相地絡、c相地
絡、二相地絡、三相地絡にも同様に適用可能なものであ
る。
即ちこれらを総合的に言えば、本発明は2つの端子で計
測された電圧V・電流I情報と、予め測定された既知の
区間距離l及び線路インピーダンスZと、故障形態か
ら、電圧V情報と電流I情報の比が、k・l・Zと故障
点付加インピーダンスの和であると言う基本式に基づい
て故障点標定関数k(V,I,l,Z)の値を求める故障点を
標定するものである。
尚、故障点標定関数kの計算は、基本式を展開してその
値を求めなければならず、上記した通り故障形態の違い
により故障点標定関数kを計算する式が異なるため、従
って予め故障形態に合わせた種々の式を用意しておき、
計算機により演算処理するのが好ましい。
次に本発明を実施するための具体的構成の一例を説明す
る。第3図はその構成図である。送電線路の11,11′,1
1″の各端子にはそれぞれ変成器12,12′,12″、サンプ
リング回路13,13′,13″及び送受信器14,14′,14″が順
次配置接続されている。送受信器14,14′,14″は例えば
光複合架空地線の光ファイバまたはマイクロ波回線の伝
送路15,15′,15″により相互に結ばれており、変成器1
2,12′,12″で観測される各端子の電圧・電流情報はサ
ンプリング回路13,13′,13″でサンプリング同期した情
報とされる。区間11の端子は他の区間11′,11″の端子
に対し上位端子となっており、故障点の標定をするため
の演算処理はここで行なわれる。すなわち送受信器14は
他の端子の送受信器14′,14″から伝送路15′,15″を介
してそれぞれ区間11′,11″の各端子の電圧・電流情報
を受取り、故障点標定装置16では電圧・電流情報を演算
処理して故障点の標定をし、表示器17がその結果を表示
する。ちなみに、伝送路15,15′,15″は電圧・電流情報
の伝送に使われるのみならず各区間11,11′,11″の各端
子の情報信号を同期させるための同期信号を伝送に使う
こと並びに他の通信回線との共用も妨げるものではな
い。
第4図は前記故障点標定装置16の演算フロー図である。
故障発生有無判定部16aは各区間11,11′,11″の各端子
からの電圧・電流情報に異常値が確認されると故障の発
生を告げ、故障形態判定部16bに電圧・電流情報を渡
す。故障形態判定部16bは故障形態の判定すなわち相間
短絡故障、地絡故障の別について判定を行なうもので、
各端子の各相の電圧・電流情報を用いる。故障形態が判
定されると故障点標定部16cは故障形態の違いに合わせ
て種々設定された計算式により前述した故障点標定関数
kによる演算を行ない故障点の標定をする。故障点標定
部16cには区間11,11′,11″の区間距離・単位長さ当り
の正相インピーダンスが既知の値として予め入力されて
おり、これらの値と各区間11,11′,11″の各端子の電圧
・電流情報を用い故障点を標定する。
故障点標定装置16による標定結果は表示器17で例えば故
障発生時間、故障区間、故障点について表示を行なう。
本発明は多端子送電線路の各端子で計測される三相各相
の電圧・電流情報を故障点標定の要素としているので、
特にこの電流瞬時値に着目すれば、電流差動式リレーを
用いた系統の保護継電システムとしての機能を併せ持つ
ことが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、多端子送電線路の
各端子例えば変電所で計測される三相各相の電圧・電流
情報と端子(もしくは分岐点)から端子(もしくは分岐
点)までの区間について予め決定されている区間距離及
び線路インピーダンスを用いて故障点標定関数により故
障点を標定する方式で、計測は各端子のみで行なえばよ
く、従来の多数の鉄塔設置による標定方式に比較しても
精度を損なうことなく、廉価でしかも信頼性・保守性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、それぞれ本発明方式が適用される3
端子送電線路、多端子送電線路の系統図、第3図は本発
明方式を実施するための装置の一例を示す構成図、第4
図は第3図の故障点標定装置16の演算フロー図、第5図
は従来の故障点標定方式が適用される2端子送電線路の
系統図である。 図中、12は変成器、13はサンプリング回路、14は送受信
器、16は故障点標定装置、17は表示器、16aは故障発生
有無判定部、16bは故障形態判定部、16cは故障点標定
部、R,S,T,1,2,3,P,P+1,N−1,Nは端子、Fは故障点、
kは故障点標定関数である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 哲彦 広島県広島市中区小町4番33号 中国電力 株式会社内 (72)発明者 川神 裕志 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社電線研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−208676(JP,A) 特開 昭58−219463(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多端子送電線路を構成する各端子で電圧V
    ・電流I情報を計測し、これらの情報を基にして多端子
    送電線路の故障点を標定する方式において、多端子送電
    線路を構成する端子から隣接する分岐点まで、及び、分
    岐点から隣接する他の分岐点までの全区間について、予
    め区間距離l及び線路インピーダンスZを測定してお
    き、ある区間に故障が生じた場合、まず各端子の電圧V
    ・電流I情報から故障形態を判定し、該区間の一方の端
    から故障点までの距離をklとしてこの時のkの値を故障
    点標定関数と定義して、多端子送電線路を構成する全て
    の区間について任意の2つの端子で計測された電圧V・
    電流I情報と、上記予め測定された既知の区間距離l及
    び線路インピーダンスZと故障形態から、電圧V情報と
    電流I情報の比がk・l・Zと故障点付加インピーダン
    スの和である基本式に基づいて故障点標定関数k(V,I,
    l,Z)の値を求め、該区間に故障点が含まれる場合に
    は、0<k(V,I,l,Z)<1で、且つ、全ての故障点標
    定関数k(V,I,l,Z)の値が等しくなることから故障点
    を標定するようにしたことを特徴とする故障点標定方
    式。
JP61172482A 1986-07-22 1986-07-22 故障点標定方式 Expired - Lifetime JPH07122650B2 (ja)

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