JPH07121576A - 故障シミュレーション装置 - Google Patents

故障シミュレーション装置

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Publication number
JPH07121576A
JPH07121576A JP5262478A JP26247893A JPH07121576A JP H07121576 A JPH07121576 A JP H07121576A JP 5262478 A JP5262478 A JP 5262478A JP 26247893 A JP26247893 A JP 26247893A JP H07121576 A JPH07121576 A JP H07121576A
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JP
Japan
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failure
circuit
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fault
wiring
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Application number
JP5262478A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hamano
博之 浜野
Yoshikazu Akamatsu
嘉和 赤松
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短絡故障の発生し得る信号線を自動的に抽出
できるとともに、抽出した信号線を対象として故障シミ
ュレーションを実行できる故障シミュレーション装置を
得ることを目的とする。 【構成】 配線情報抽出手段2は、レイアウトデータ1
から配線情報を抽出する。この配線情報と故障発生条件
ファイル3に記述されている故障発生条件に基づき、短
絡故障発生箇所特定手段4が短絡故障検出の対象となる
信号線を特定する。短絡故障シミュレーション実行手段
5は、特定された信号線に短絡故障が発生したものとし
て短絡故障シミュレーションを実行する。その結果を短
絡故障エラー情報出力手段6がエラー情報リスト7とし
て出力する。 【効果】 画一的な基準で故障対象信号線を特定でき、
故障対象信号線の入力ミスを防止することができる。実
行準備を含む故障シミュレーション実行時間の短縮がで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、論理回路の故障状態
を検出する故障シミュレーション装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の故障シミュレーション装置
を示すブロック構成図であり、図において、8はシミュ
レーションの対象となる論理回路全体のゲート機能およ
び相互の接続関係を記述したネットリストを収めた論理
回路図ファイル、9は論理回路図ファイル8から故障シ
ミュレーション実行用ネットリストを抽出する論理回路
情報抽出手段、10は短絡あるいは開放故障が検出でき
るか否かを検証するため短絡あるいは開放故障の発生が
予想される信号線を設定する短絡/開放故障検出信号線
設定ファイル、11は論理回路情報抽出手段9で抽出し
たネットリストと短絡/開放故障検出信号線設定ファイ
ル10から短絡あるいは開放故障が予想される信号線と
を入力し、故障シミュレーションを実行して短絡/開放
故障をエラーとして検出できるか否かを検証する故障シ
ミュレーション実行手段、12は故障シミュレーション
実行手段11で検出したエラー情報を出力する故障エラ
ー情報出力手段、13は故障エラー情報出力手段12で
出力されたエラー情報リストである。
【0003】次に動作について説明する。まず、論理回
路図ファイル8の論理回路全体のネットリストから論理
回路情報抽出手段9により故障シミュレーション実行用
ネットリストを抽出する。そして、論理回路情報抽出手
段9は、抽出したネットリストを故障シミュレーション
実行手段11に対して出力する。
【0004】一方、短絡または開放故障を検出すべき信
号線は、短絡/開放故障検出信号線設定ファイル10へ
人手で設定されている。故障シミュレーション実行手段
11は、短絡/開放故障検出信号線設定ファイル10か
らシミュレーションを実行すべき信号線を入力する。
【0005】故障シミュレーション実行手段11は、故
障シミュレーション実行用ネットリストを利用し、短絡
/開放故障検出信号線設定ファイル10で設定されてい
る信号線のみを対象、あるいは設定されていない場合は
全信号を対象として故障シミュレーションを実行する。
所定のシミュレーションパターンを用いて故障シミュレ
ーションが実行され、シミュレーションに伴う出力デー
タが得られる。故障がないと仮定した場合に出力される
ことが期待されるデータにこの出力データが一致しなけ
れば、所定のシミュレーションパターンによって故障が
発生したことを検出できることとなる。
【0006】故障エラー情報出力手段12は、故障が発
生したとして出力された出力データ等、即ち故障シミュ
レーション実行手段11で短絡/開放故障をエラーとし
て検出した情報をエラー情報リスト13として出力す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の故障シミュレー
ション装置は以上のように構成されているので、短絡ま
たは開放故障を検出する信号線を、実配線を考慮して、
人手で設定しなければならず、故障シミュレーション実
行までに多大な時間を必要とし、また、設定ミス等が発
生するなどの問題点があった。さらに、全信号を対象と
して実行する場合は、故障シミュレーションに多大な時
間を必要とするなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、短絡あるいは開放故障の発生し
得る信号線を自動的に抽出できるとともに、抽出した信
号線を対象として故障シミュレーションを実行できる故
障シミュレーション装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る故障シ
ミュレーション装置は、論理回路のゲート機能及び相互
の接続関係を記述した回路情報を用いてその論理回路の
故障状態を検出する故障シミュレーション装置であっ
て、レイアウトデータから所定の配線情報を抽出する配
線情報抽出手段と、前記回路情報及び前記配線情報を入
力し、前記配線情報と所定の故障発生条件との比較に基
づき、短絡故障の発生が予想される論理回路内の箇所を
前記回路情報上で特定する短絡故障発生箇所特定手段
と、前記短絡故障発生箇所特定手段で特定された箇所に
短絡故障が発生したとして、前記回路情報を用いた故障
シミュレーションを実行し、前記短絡故障がエラーとし
て検出できるかを検証するための故障シミュレーション
実行手段と、前記故障シミュレーション実行手段で短絡
故障をエラーとして検出した場合に該エラーに関するエ
ラー情報を出力するエラー情報出力手段とを備えて構成
されている。
【0010】第2の発明に係る故障シミュレーション装
置は、論理回路のゲート機能及び相互の接続関係を記述
した回路情報を用いてその論理回路の故障状態を検出す
る故障シミュレーション装置であって、レイアウトデー
タから所定の配線情報を抽出する配線情報抽出手段と、
前記回路情報及び前記配線情報を入力し、前記配線情報
と所定の故障発生条件との比較に基づき、開放故障の発
生が予想される論理回路内の箇所を前記回路情報上で特
定する開放故障発生箇所特定手段と、前記開放故障発生
箇所特定手段で特定された箇所に開放故障が発生したと
して、前記回路情報を用いた故障シミュレーションを実
行し、前記開放故障がエラーとして検出できるかを検証
するための故障シミュレーション実行手段と、前記故障
シミュレーション実行手段で開放故障をエラーとして検
出した場合に、該エラーに関するエラー情報を出力する
故障エラー情報出力手段とを備えて構成されている。
【0011】第3の発明に係る故障シミュレーション装
置は、論理回路のゲート機能及び相互の接続関係を記述
した回路情報を用いてその論理回路の故障状態を検出す
る故障シミュレーション装置であって、レイアウトデー
タから所定の配線接続点情報を抽出する配線接続点情報
抽出手段と、前記回路情報及び前記配線接続点情報を入
力し、前記配線接続点情報と所定の故障発生条件との比
較に基づき、短絡故障の発生が予想される論理回路内の
箇所を前記回路情報上で特定する短絡故障発生箇所特定
手段と、前記短絡故障発生箇所特定手段で特定された箇
所に短絡故障が発生したとして、前記回路情報を用いた
故障シミュレーションを実行し、前記短絡故障がエラー
として検出できるかを検証するための故障シミュレーシ
ョン実行手段と、前記故障シミュレーション実行手段で
短絡故障をエラーとして検出した場合に、該エラーに関
するエラー情報を出力する短絡故障エラー情報出力手段
とを備えて構成されている。
【0012】第4の発明に係る故障シミュレーション装
置は、論理回路のゲート機能及び相互の接続関係を記述
した回路情報を用いてその論理回路の故障状態を検出す
る故障シミュレーション装置であって、レイアウトデー
タから所定の配線接続点情報を抽出する配線接続点情報
抽出手段と、前記回路情報及び前記配線接続点情報を入
力し、前記配線接続点情報と所定の故障発生条件との比
較に基づき、開放故障の発生が予想される論理回路内の
箇所を前記回路情報上で特定する開放故障発生箇所特定
手段と、前記開放故障発生箇所特定手段で特定された箇
所に開放故障が発生したとして、前記接続点情報を用い
た故障シミュレーションを実行し、前記開放故障がエラ
ーとして検出できるかを検証するための故障シミュレー
ション実行手段と、前記故障シミュレーション実行手段
で開放故障をエラーとして検出した場合に、該エラーに
関するエラー情報を出力する開放故障エラー情報出力手
段とを備えて構成されている。
【0013】
【作用】第1の発明における配線情報抽出手段は、レイ
アウトデータから所定の配線情報、例えば配線間隔、配
線距離等の短絡故障に係る情報を抽出する。
【0014】そして、短絡故障発生箇所特定手段が、配
線情報と所定の故障発生条件との比較に基づき、短絡故
障の発生が予想される論理回路内の箇所を回路情報上で
特定する。つまり、論理回路内のどのような箇所が短絡
故障発生条件に当てはまるかということを認識し、その
箇所に対応する論理回路の回路情報を特定する。
【0015】このように配線情報抽出手段及び短絡故障
発生箇所特定手段によって、レイアウトデータから故障
発生条件、例えば、配線間隔が所定の値以下、配線距離
が所定の値以上などという条件に当てはまる箇所を回路
情報上で画一的に特定できる。
【0016】そして、故障シミュレーション実行手段
は、短絡故障発生箇所特定手段で特定された箇所に短絡
故障が発生したとして故障シミュレーションを実行し、
所定のシミュレーションパターンに対する出力によって
短絡故障がエラーとして検出できるか否かを検証するこ
とができる。
【0017】第2の発明における配線情報抽出手段は、
レイアウトデータから所定の配線情報、例えば、配線幅
等の開放故障に係る情報を抽出する。
【0018】そして、開放故障発生箇所特定手段は、配
線情報と所定の故障発生条件との比較に基づき、開放故
障の発生が予想される論理回路内の箇所を回路情報上で
特定する。つまり、論理回路内のどのような箇所が開放
故障発生条件に当てはまるかということを認識し、その
箇所に対応する論理回路の回路情報を特定する。
【0019】このように配線情報抽出手段及び開放故障
発生箇所特定手段によって、レイアウトデータから故障
発生条件、例えば、配線幅が所定の値以下などという条
件に当てはまる箇所を回路情報上で画一的に特定でき
る。
【0020】そして、故障シミュレーション実行手段
は、開放故障発生箇所特定手段で特定された箇所に開放
故障が発生したとして故障シミュレーションを実行し、
所定のシミュレーションパターンに対する出力によって
開放故障がエラーとして検出できるか否かを検証するこ
とができる。
【0021】第3の発明における配線接続点情報抽出手
段は、レイアウトデータから所定の配線接続点情報、例
えば、接続点の形状等の配線接続点の短絡故障に係る情
報を抽出する。
【0022】そして、短絡故障発生箇所特定手段は、配
線接続点情報と所定の故障発生条件との比較に基づき、
短絡故障の発生が予想される論理回路内の箇所を回路情
報上で特定する。つまり、論理回路内のどのような箇所
が短絡故障発生条件に当てはまるかということを認識
し、その箇所に対応する論理回路の回路情報を特定す
る。
【0023】このように配線接続点情報抽出手段及び短
絡故障発生箇所特定手段によって、レイアウトデータか
ら故障発生条件、例えば、接続点の形状が所定の値以上
などという条件に当てはまる箇所を回路情報上で画一的
に特定できる。
【0024】そして故障シミュレーション実行手段は、
短絡故障発生箇所特定手段で特定された箇所に短絡故障
が発生したとして故障シミュレーションを実行し、所定
のシミュレーションパターンに対する出力によって短絡
故障がエラーとして検出できるか否かを検証することが
できる。
【0025】第4の発明における配線接続点情報抽出手
段は、レイアウトデータから所定の配線接続点情報、例
えば、接続点の形状等の配線接続点の開放故障に係る情
報を抽出する。
【0026】そして、開放故障発生箇所特定手段は、回
路情報及び配線接続点情報を入力し、配線接続点情報と
所定の故障発生条件との比較に基づき、開放故障の発生
が予想される論理回路内の箇所を回路情報上で特定す
る。つまり、論理回路内のどのような箇所が開放故障発
生条件に当てはまるかということを認識し、その箇所に
対応する論理回路の回路情報を特定する。
【0027】このように配線接続点情報抽出手段及び開
放故障発生箇所特定手段によって、レイアウトデータか
ら故障発生条件、例えば、配線幅が所定の値以下などと
いう条件に当てはまる箇所を回路情報上で画一的に特定
できる。
【0028】故障シミュレーション実行手段は、開放故
障発生箇所特定手段で特定された箇所に開放故障が発生
したとして故障シミュレーションを実行し、所定のシミ
ュレーションパターンに対する出力によって開放故障が
エラーとして検出できるか否かを検証することができ
る。
【0029】
【実施例】以下、この発明の第1実施例について図1を
用いて説明する。図1において、1は論理回路図に表現
された集積回路のマスクパターンを作成するための素子
の配置や配線に関する情報を記述したレイアウトデー
タ、2はレイアウトデータ1に基づき配線間隔、配線距
離及び配線種別の情報を抽出する配線情報抽出手段、3
は配線間隔、配線距離及び配線種別に関して短絡故障が
発生すると判断すべき基準を記述した故障発生条件ファ
イル、4は配線情報抽出手段2で抽出した情報と故障発
生条件ファイル3とに基づき短絡故障箇所を特定する短
絡故障箇所特定手段、5は短絡故障発生箇所特定手段4
により特定された信号線を対象として故障シミュレーシ
ョンを実行する短絡故障シミュレーション実行手段、6
は短絡故障シミュレーション実行中に発生したエラーに
関する情報をエラー情報リスト7に出力する短絡故障エ
ラー情報出力手段である。なお、その他図7と同一符号
のものは図7に示した従来技術の構成と同様あるいは相
当する部分である。
【0030】次に、図1に示した故障シミュレーション
装置の動作について説明する。
【0031】まず、論理回路情報抽出手段9は、論理回
路図ファイル8のネットリストの中から故障シミュレー
ション実行に必要なネットリストを抽出する。また、配
線情報抽出手段2は、レイアウトデータ1から信号名,
配線間隔,配線距離及び配線種別(メタル,ポリシリコ
ン,拡散,ウエル等)に関する配線情報を抽出する。短
絡故障発生箇所特定手段4は、短絡故障が発生すると予
想される条件を予めユーザが設定入力した故障発生条件
ファイル3から入力するとともに、配線情報及びネット
リストをそれぞれ配線情報抽出手段2および論理回路情
報抽出手段9から入力する。
【0032】次いで、短絡故障発生箇所特定手段4は、
抽出した配線情報が故障発生条件を満足しているかを判
断する。例えば、ある配線種別(メタル)の場合、配線
間隔Rdが所定の値X1 以下か、配線距離Rlが所定の
値X2 以上か、によって判断する(Rd<X1 andR
l>X2 )。短絡故障発生箇所特定手段4は、故障発生
条件を満たしている信号線をネットリストにおいて故障
対象信号線として特定し、その情報を保持する。以上の
作業を配線情報抽出手段2が抽出する情報が終了するま
で行う。
【0033】短絡故障シミュレーション実行手段5は、
短絡故障発生箇所特定手段4が保持したそれぞれの信号
線に短絡故障が発生したものとして短絡故障シミュレー
ションを実行し、期待値と異なる出力、即ち故障エラー
が発生した場合は、短絡故障エラー情報出力手段6へそ
の情報を伝達する。短絡故障エラー情報出力手段6は、
短絡故障によるエラーに関する情報を記載したエラー情
報リスト7を出力する。そして、短絡故障発生箇所特定
手段4が保持した全ての信号線に対して故障シミュレー
ションが終了していない場合は、終了するまで上記の動
作を繰り返す。
【0034】以上のようにして故障シミュレーションを
行った場合、故障発生条件に当てはまる配線全てについ
て漏れなくシミュレーションを実行することができる。
【0035】なお、上記実施例では、配線情報として、
配線間隔、配線距離及び配線種別を用いたが、このうち
のどれか一つあるいは二つであっても良く、また他の要
素を用いてもよく上記実施例と同様の効果を奏する。
【0036】また、上記実施例では、配線間隔及び配線
距離を独立で判断したが、配線間隔及び配線距離等の配
線情報の相互作用を考慮して配線情報をパラメータとす
る条件式を立てて判断基準としてもよい。
【0037】次に、この発明の第2実施例について図2
を用いて説明する。図2において、2aはレイアウトデ
ータ1に基づき配線幅の情報を抽出する配線情報抽出手
段、3aは配線幅に関して開放故障が発生すると判断す
べき基準を記述した故障発生条件ファイル、4aは配線
情報抽出手段2aで抽出した情報と故障発生条件ファイ
ル3aとに基づき開放故障箇所を特定する開放故障発生
箇所特定手段、5は開放故障発生箇所特定手段4aによ
り特定された信号線を対象として故障シミュレーション
を実行する開放故障シミュレーション実行手段、6aは
開放故障シミュレーション実行中に発生したエラーに関
する情報をエラー情報リスト7aに出力する開放故障エ
ラー情報出力手段である。なお、その他図1と同一符号
のものは図1に示したものと同様あるいは相当する部分
である。
【0038】次に動作について説明する。図2に示した
故障シミュレーション装置の動作について説明する。
【0039】まず、論理回路情報抽出手段9は、論理回
路図ファイル8のネットリストの中から故障シミュレー
ション実行に必要なネットリストを抽出する。また、配
線情報抽出手段2aは、レイアウトデータ1から信号名
及び配線幅に関する配線情報を抽出する。開放故障発生
箇所特定手段4aは、開放故障が発生すると予想される
条件を予めユーザが設定入力した故障発生条件ファイル
3aから入力するとともに、配線情報及びネットリスト
をそれぞれ配線情報抽出手段2aおよび論理回路情報抽
出手段9から入力する。
【0040】次いで、開放故障発生箇所特定手段4a
は、抽出した配線情報が故障発生条件を満足しているか
を判断する。例えば、配線幅Rwが所定の値X3 以下か
否かを判断する(Rw<X3 )。開放故障発生箇所特定
手段4aは、故障発生条件を満たしている信号線をネッ
トリストにおいて故障対象信号線として特定するための
情報を保持する。以上の作業を配線情報抽出手段2aが
抽出する情報が終了するまで行う。
【0041】開放故障シミュレーション実行手段5a
は、開放故障発生箇所特定手段4aが保持したそれぞれ
の信号線に開放故障が発生したものとして開放故障シミ
ュレーションを実行し、期待値と異なる出力、即ち故障
エラーが発生した場合は、開放故障エラー情報出力手段
6aへその情報を伝達する。開放故障エラー情報出力手
段6aは、開放故障によるエラーに関する情報を記載し
たエラー情報リスト7aを出力する。
【0042】そして、開放故障発生箇所特定手段4が保
持した全ての信号線に対して故障シミュレーションが終
了していない場合は、終了するまで上記の動作を繰り返
す。
【0043】なお、上記実施例では、配線情報として、
配線幅を用いたが、他の要素として配線種別等を考慮し
ても良く、それら要素のうちのどれか一つあるいは二つ
であっても良く上記実施例と同様の効果を奏する。
【0044】また、上記実施例では、配線幅で判断した
が、配線幅と他の要素との相互作用を考慮して配線情報
をパラメータとする条件式を立てて判断基準としてもよ
い。
【0045】次に、上記第1あるいは第2実施例で示し
た故障シミュレーション装置をコンピュータを用いて実
現するため手順を説明する。図3は、その手順を示した
フローチャートである。スタートすると、まず、論理回
路全体のネットリストから故障シミュレーション実行用
ネットリストを抽出する(ステップST1)。次に、レ
イアウトデータから配線情報を抽出する(ステップST
2)。ユーザが設定入力しておいた故障発生条件を入力
する(ステップST3)。ステップST2で抽出した配
線情報がステップST3で入力した故障発生条件を満足
しているかを判断する(ステップST4)。満たしてい
る場合は故障シミュレーションの対象信号線として情報
を保持する(ステップST5)。なお、抽出情報が終了
していない場合は、ステップST2から繰り返す(ステ
ップST6)。保持した信号線を対象として故障シミュ
レーションを実行し(ステップST7)、故障エラーが
発生した場合(ステップST8)は、エラー情報リスト
7として出力する(ステップST9)。なお、故障シミ
ュレーションが終了していない場合は、ステップST7
から繰り返し(ステップST10)、終了した場合は故
障シミュレーションの実行を終える(ステップST1
1)。
【0046】また、上記第1実施例では、レイアウトデ
ータ1から配線間隔や配線距離等の配線情報を抽出し、
故障シミュレーションを実行して、短絡故障を検出する
場合を示したが、レイアウトデータ1からコンタクト、
スルーホール等の配線接続点等情報を抽出し、短絡故障
シミュレーションを実行して、短絡故障を検出しても良
い。その場合の故障シミュレーション装置の構成を図4
に示す。図4において、2bはレイアウトデータ1に基
づきコンタクト及びスルーホール等の接続点の配線接続
情報を抽出する配線接続情報抽出手段、3bは接続点の
形状や接続種別(メタル,ポリシリコン,拡散,ウエル
等)に関して短絡故障が発生すると判断すべき基準を記
述した故障発生条件ファイル、4bは配線接続情報抽出
手段2bで抽出した情報と故障発生条件ファイル3bに
記述された故障発生条件とに基づき短絡故障箇所を特定
する短絡故障発生箇所特定手段、7bは短絡故障エラー
情報出力手段6から出力されたエラー情報リストであ
る。なお、その他図1と同一符号のものは図1に示した
ものと同様あるいは相当する部分である。
【0047】なお、上記実施例についても、故障発生条
件は場合に応じて適当に設定されるものである。
【0048】また、上記第2実施例では、レイアウトデ
ータ1から配線間隔や配線距離等の配線情報を抽出し、
故障シミュレーションを実行して、開放故障を検出する
場合を示したが、レイアウトデータ1からコンタクト、
スルーホール等の配線接続点等情報を抽出し、開放故障
シミュレーションを実行して、開放故障を検出しても良
い。その場合の故障シミュレーション装置の構成を図5
に示す。図5において、2cはレイアウトデータ1に基
づきコンタクト及びスルーホール等の接続点の配線接続
情報を抽出する配線接続情報抽出手段、3cは接続点の
形状や接続種別(メタル,ポリシリコン,拡散,ウエル
等)に関して開放故障が発生すると判断すべき基準を記
述した故障発生条件ファイル、4cは配線接続情報抽出
手段2cで抽出した情報と故障発生条件ファイル3cに
記述された故障発生条件とに基づき開放故障箇所を特定
する開放故障発生箇所特定手段、7cは開放故障エラー
情報出力手段6aから出力されたエラー情報リストであ
る。なお、その他図2と同一符号のものは図2に示した
ものと同様あるいは相当する部分である。
【0049】なお、上記実施例についても、故障発生条
件は場合に応じて適当に設定されるものである。
【0050】上記配線接続情報を用いて故障発生箇所を
特定し、故障シミュレーションをコンピュータで実現す
る場合の手順を図6に示す。
【0051】なお、上記各実施例では、エラーを逐次出
力する場合を示したが、故障シミュレーション終了時
に、一括出力しても良い。
【0052】また、上記各実施例は、故障シミュレーシ
ョン実行用ネットリストを論理回路図ファイル8から抽
出する場合を示したが、レイアウトデータ1から抽出し
ても良く、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0053】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明の故
障シミュレーション装置によれば、レイアウトデータか
ら所定の配線情報を抽出する配線情報抽出手段と、回路
情報及び配線情報を入力し、配線情報と所定の故障発生
条件との比較に基づき、短絡故障の発生が予想される論
理回路内の箇所を回路情報上で特定する短絡故障発生箇
所特定手段とを備えて構成されているので、レイアウト
データから短絡故障の発生し得る信号線を短絡故障発生
条件に基づき自動的に特定するとともに、特定した信号
線を対象として故障シミュレーションを実行でき、故障
シミュレーションの対象信号線の入力間違いを防止する
とともに、実行準備を含む短絡故障シミュレーションに
要する時間を短縮できるという効果がある。
【0054】請求項2記載の発明の故障シミュレーショ
ン装置によれば、レイアウトデータから所定の配線情報
を抽出する配線情報抽出手段と、回路情報及び配線情報
を入力し、配線情報と所定の故障発生条件との比較に基
づき、開放故障の発生が予想される論理回路内の箇所を
回路情報上で特定する開放故障発生箇所特定手段とを備
えて構成されているので、レイアウトデータから開放故
障の発生し得る信号線を開放故障発生条件に基づき自動
的に特定するとともに、特定した信号線を対象として故
障シミュレーションを実行でき、故障シミュレーション
の対象信号線の入力間違いを防止するとともに、実行準
備を含む開放故障シミュレーションに要する時間を短縮
できるという効果がある。
【0055】請求項3記載の発明の故障シミュレーショ
ン装置によれば、レイアウトデータから所定の配線接続
点情報を抽出する配線接続点情報抽出手段と、回路情報
及び配線接続点情報を入力し、配線接続点情報と所定の
故障発生条件との比較に基づき、短絡故障の発生が予想
される論理回路内の箇所を回路情報上で特定する短絡故
障発生箇所特定手段とを備えて構成されているので、レ
イアウトデータから短絡故障の発生し得る配線接続点を
短絡故障発生条件に基づき自動的に特定するとともに、
特定した配線接続点を対象として故障シミュレーション
を実行でき、故障シミュレーションの対象接続点の入力
間違いを防止するとともに、実行準備を含む短絡故障シ
ミュレーションに要する時間を短縮できるという効果が
ある。
【0056】請求項4記載の発明の故障シミュレーショ
ン装置によれば、レイアウトデータから所定の配線接続
点情報を抽出する配線接続点情報抽出手段と、回路情報
及び配線接続点情報を入力し、配線接続点情報と所定の
故障発生条件との比較に基づき、開放故障の発生が予想
される論理回路内の箇所を回路情報上で特定する開放故
障発生箇所特定手段とを備えて構成されているので、レ
イアウトデータから開放故障の発生し得る接続点を開放
故障発生条件に基づき自動的に特定するとともに、特定
した接続点を対象として故障シミュレーションを実行で
き、故障シミュレーションの対象接続点の入力間違いを
防止するとともに、実行準備を含む開放故障シミュレー
ションに要する時間を短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による故障シミュレーシ
ョン装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2実施例による故障シミュレーシ
ョン装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の第1あるいは第2実施例による故障
シミュレーション装置を計算機を用いて実現するための
手順を示すフローチャートである。
【図4】この発明の第3実施例による故障シミュレーシ
ョン装置の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の第4実施例による故障シミュレーシ
ョン装置の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の第3あるいは第4実施例による故障
シミュレーション装置を計算機を用いて実現するための
手順を示すフローチャートである。
【図7】従来の故障シミュレーション装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 レイアウトデータ 2 配線情報抽出手段 3,3a〜3c 故障発生条件ファイル 4,4b 短絡故障発生箇所特定手段 4a,4c 開放故障発生箇所特定手段 5,5b 短絡故障シミュレーション実行手段 5a,5c 開放故障シミュレーション実行手段 6 短絡故障エラー情報出力手段 6a 開放故障エラー情報出力手段 7,7a〜7c エラー情報リスト 8 論理回路図ファイル 9 論理回路情報抽出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理回路のゲート機能及び相互の接続関
    係を記述した回路情報を用いてその論理回路の故障状態
    を検出する故障シミュレーション装置において、 レイアウトデータから所定の配線情報を抽出する配線情
    報抽出手段と、 前記回路情報及び前記配線情報を入力し、前記配線情報
    と所定の故障発生条件との比較に基づき、短絡故障の発
    生が予想される論理回路内の箇所を前記回路情報上で特
    定する短絡故障発生箇所特定手段と、 前記短絡故障発生箇所特定手段で特定された箇所に短絡
    故障が発生したとして、前記回路情報を用いた故障シミ
    ュレーションを実行し、前記短絡故障がエラーとして検
    出できるかを検証するための故障シミュレーション実行
    手段と、 前記故障シミュレーション実行手段で短絡故障をエラー
    として検出した場合に該エラーに関するエラー情報を出
    力するエラー情報出力手段とを備える、故障シミュレー
    ション装置。
  2. 【請求項2】 論理回路のゲート機能及び相互の接続関
    係を記述した回路情報を用いてその論理回路の故障状態
    を検出する故障シミュレーション装置において、 レイアウトデータから所定の配線情報を抽出する配線情
    報抽出手段と、 前記回路情報及び前記配線情報を入力し、前記配線情報
    と所定の故障発生条件との比較に基づき、開放故障の発
    生が予想される論理回路内の箇所を前記回路情報上で特
    定する開放故障発生箇所特定手段と、 前記開放故障発生箇所特定手段で特定された箇所に開放
    故障が発生したとして、前記回路情報を用いた故障シミ
    ュレーションを実行し、前記開放故障がエラーとして検
    出できるかを検証するための故障シミュレーション実行
    手段と、 前記故障シミュレーション実行手段で開放故障をエラー
    として検出した場合に、該エラーに関するエラー情報を
    出力する故障エラー情報出力手段とを備える、故障シミ
    ュレーション装置。
  3. 【請求項3】 論理回路のゲート機能及び相互の接続関
    係を記述した回路情報を用いてその論理回路の故障状態
    を検出する故障シミュレーション装置において、 レイアウトデータから所定の配線接続点情報を抽出する
    配線接続点情報抽出手段と、 前記回路情報及び前記配線接続点情報を入力し、前記配
    線接続点情報と所定の故障発生条件との比較に基づき、
    短絡故障の発生が予想される論理回路内の箇所を前記回
    路情報上で特定する短絡故障発生箇所特定手段と、 前記短絡故障発生箇所特定手段で特定された箇所に短絡
    故障が発生したとして、前記回路情報を用いた故障シミ
    ュレーションを実行し、前記短絡故障がエラーとして検
    出できるかを検証するための故障シミュレーション実行
    手段と、 前記故障シミュレーション実行手段で短絡故障をエラー
    として検出した場合に、該エラーに関するエラー情報を
    出力する短絡故障エラー情報出力手段とを備える、故障
    シミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 論理回路のゲート機能及び相互の接続関
    係を記述した回路情報を用いてその論理回路の故障状態
    を検出する故障シミュレーション装置において、 レイアウトデータから所定の配線接続点情報を抽出する
    配線接続点情報抽出手段と、 前記回路情報及び前記配線接続点情報を入力し、前記配
    線接続点情報と所定の故障発生条件との比較に基づき、
    開放故障の発生が予想される論理回路内の箇所を前記回
    路情報上で特定する開放故障発生箇所特定手段と、 前記開放故障発生箇所特定手段で特定された箇所に開放
    故障が発生したとして、前記接続点情報を用いた故障シ
    ミュレーションを実行し、前記開放故障がエラーとして
    検出できるかを検証するための故障シミュレーション実
    行手段と、 前記故障シミュレーション実行手段で開放故障をエラー
    として検出した場合に、該エラーに関するエラー情報を
    出力する開放故障エラー情報出力手段とを備える、故障
    シミュレーション装置。
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