JPH07120442B2 - 有価証券発行装置 - Google Patents

有価証券発行装置

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JPH07120442B2
JPH07120442B2 JP1134507A JP13450789A JPH07120442B2 JP H07120442 B2 JPH07120442 B2 JP H07120442B2 JP 1134507 A JP1134507 A JP 1134507A JP 13450789 A JP13450789 A JP 13450789A JP H07120442 B2 JPH07120442 B2 JP H07120442B2
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勝義 高田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、有価証券の発行を行なう有価証券発行装置に
関する。
(従来の技術) 航空機の搭乗券は列車の座席指定券などの各種有価証券
の発行は、有価証券発行装置により行なわれている。一
般にこの有価証券発行装置は、有価証券の発行状況を管
理するホストコンピュータと、旅行代理店や駅等の窓口
に設置され、実際に有価証券の印刷発行を行なう端末装
置とから構成されている。
第2図に、従来の有価証券発行装置のブロック図を示
す。
図において有価証券発行装置1は、ホストコンピュータ
2と端末装置3とから構成されている。ホストコンピュ
ータ2と端末装置3とは通信回線4を介して接続されて
いる。
ホストコンピュータ2は、ハードディスク装置等から構
成されたデータファイル5を備えている。データファイ
ル5には、識別データ5aと発行情報5bが格納されてい
る。識別データ5aは、端末装置3により発行される有価
証券を特定するためのデータである。発行情報5bは、有
価証券へ印刷する内容を示す情報である。
端末装置3は、プロセッサ11に接続された入力部12、表
示部13、通信制御部14、印刷制御部15、読取り制御部1
6、駆動制御部17と、記憶部18、駆動機構19から構成さ
れている。
駆動機構19には、複数の有価証券31を帯状に連続させた
連続用紙30を格納するストッカ21と、連続用紙30から切
り離された有価証券31を搬送する搬送部22が設けられて
いる。ここで連続用紙30は、複数の有価証券31が連なっ
た用紙で、例えば連続用紙30が一束で100枚の有価証券3
1が連なっている。また、有価証券31には、識別データ3
2が設けられている。この識別データ32は、有価証券31
を特定するための数値情報等のバーコードやID符号等か
ら構成されている。
搬送部22には、対を成した複数のローラ23、カッタ24、
センサ25,26、識別データ読取り手段27、印字手段28及
びプラテン29が設けられている。
搬送部22のローラ23は、ストッカ21に格納された連続用
紙30及びこの連続用紙30から切断された有価証券31を搬
送するローラで図示しないモータ等の駆動によりその搬
送を行なう。カッタ24は、連続用紙30を切断して一枚の
有価証券31にするものである。センサ25は、カッタ24に
よる連続用紙30の切断位置を決定するためのもので、発
光ダイオード等の発光素子とホトトランジスタ等の受光
素子から構成されている。センサ26は、識別データ読取
り手段27による識別データの読取り及び印字手段28によ
る印字を行なう際の有価証券31の位置検出を行なうため
のもので、センサ25同様に、発光素子と受光素子から構
成されている。識別データ読取り手段27は、有価証券に
設けられた識別データを読取るもので、例えば識別デー
タがバーコードの場合には、既知のバーコード読取り装
置から構成される。印字手段28は、有価証券の印字を行
なうサーマルヘッド等からなるものである。プラテン29
は、印字手段28による印字の際、有価証券を保持するも
のである。
さて、プロセッサ11は、端末装置3の各部を制御管理す
るもので、照合手段11aが設けられている。この照合手
段11aは、ホストコンピュータ2のデータファイル5に
格納された識別データ5aと、駆動機構19内の有価証券31
から読取った識別データ32との照合を行なうものであ
る。入力部12は、アルファベットや仮名、さらには数値
キー等を備えたキーボードからなるものである。表示部
13は、端末装置3の動作状況の表示を行なうディスプレ
イからなるものである。通信制御部14は、端末装置3と
ホストコンピュータ2との間の通信制御を行なう、既知
の変復調回路等からなるものである。印刷制御部15は、
駆動機構19に設けられた印字手段28の動作を制御する既
知の印字ヘッド駆動回路等からなるものである。読取り
制御部16は、駆動機構19の識別データ読取り手段27によ
り読取られたバーコードのパターンを認識して所定の数
値情報に変換するものである。駆動制御部17は、駆動機
構19の搬送部22に設けられたセンサ25,26の検出信号を
受入れて、各ローラ23及びカッタ24の駆動を行なうモー
タ制御回路等からなるものである。記憶部18は、ホスト
コンピュータ2から送られてくる識別データ及び発行情
報を格納する識別データ領域18a及び発行情報領域18bを
備えたRAM等から構成されたものである。、 以上の構成の有価証券発行装置1の動作を、第3図を参
照しながら説明する。
第3図は、従来の有価証券発行装置1のフローチャート
である。
まず、有価証券発行装置1を用いて有価証券31の発行を
行なう場合、オペレータは、発券データ、即ち、識別デ
ータと発行情報をホストコンピュータ2に登録する初期
設定を行なう必要がある。
ステップS1〜S4までがこの初期設定に係る処理である。
まず、オペレータは、入力部12を用いて、これから発券
しようとする有価証券31の識別データ32とこの識別デー
タ32に対応した発行情報の入力を行なう(ステップS
1)。ここでは、識別データ“1〜n"の付与された有価
証券31からなる連続用紙30を用いて、“東京発ハワイ
行”及び“ハワイ発東京行”の航空機の搭乗券を発行す
るものとする。従って、オペレータは、識別データ“1"
を入力すると同時に、この識別データ“1"に対応する発
行情報、即ち、“東京発行ハワイ行”のデータを入力す
る。以後同様に、識別データ“2〜n"に関しても、発行
情報が入力される。プロセッサ11は、入力部12により入
力された発券データを、一旦、記憶部18の識別データ領
域18a及び発行情報領域18bに格納する。そして、通信制
御部14を駆動して、記憶部18に格納された発券データ
(識別データと発行情報からなる)をホストコンピュー
タ2に送信する(ステップS2)。ホストコンピュータ2
では、受信した発券データが登録可能であるか否かの判
断を行なう(ステップS3)。この結果、可能であれば、
その旨端末装置3に通知しオペレータに認識させると同
時に、データファイル5に発券データ(識別データ及び
発行情報)を格納する。オペレータは、この通知を認識
すると、駆動機構19のストッカ21に、識別データ“1〜
n″の有価証券31から構成される連続用紙30にセットす
る(ステップS4)。なお、ステップS3の結果が、不可能
であった場合には、その旨端末装置3に通知しオペレー
タに認識させる。端末装置3は、この通知を受けると、
再びステップS1の実行に戻る。
さて、次に実際に有価証券31の発行を行なう、いわゆる
発券処理を行なう場合について説明する。
端末装置3による発券処理を行なう場合、オペレータ
は、入力部12を用いて、ストッカ21にセットした連続用
紙30の先頭に位置する有価証券31の識別データ32に該当
するデータを入力する(ステップS5)。プロセッサ11
は、この識別データをホストコンピュータ2に送信す
る。これにより端末装置3は、ホストコンピュータ2か
ら、発券データを受信する(ステップS6)。具体的に
は、オペレータが入力部12を用いて内容“1"の識別デー
タを入力したものとする。従って、プロセッサ11は、内
容“1"の識別データをホストコンピュータ2に送信す
る。ホストコンピュータ2では、この識別データに対応
した発券データを端末装置3に送信することになる。即
ち、内容“1"の識別データ5aの項目を参照して、これに
該当する発行情報“東京発ハワイ行”を認識し、これら
を発券データとして端末装置3に送信する。端末装置3
では、ホストコンピュータ2から受信した発券データ、
即ち識別データ及び発行情報を、それぞれ記憶部18の識
別データ領域18a及び発行情報領域18bに格納する。
さて、記憶部18への格納が終了すると、プロセッサ11
は、駆動制御部17を起動させる。駆動制御部17は、ロー
ラ23を駆動して、連続用紙30を搬送する。連続用紙30の
先端がセンサ25にさしかかると、駆動制御部17は、連続
用紙30の搬送を停止し、カッタ24を駆動して連続用紙30
の切断を行なう。切断が終了すると、駆動制御部17はロ
ーラ23を駆動し、連続用紙30から切断された有価証券31
の搬送を行なう。この有価証券31の終端がセンサ26にさ
しかかると、駆動制御部17は再びローラ23の駆動を停止
する。この際、有価証券31は、その印字面を印字ヘッド
28の下部に位置させ、識別データ32を識別データ読取り
手段27の下部に位置させて停止する。ここでプロセッサ
11は、読取り制御部16を起動させる。読取り制御部16
は、識別データ読取り手段27を用いて、有価証券31に付
与された識別データ32の内容を読取る。一方、プロセッ
サ11は、印刷制御部15も起動させる。印刷制御部15は、
印字手段28を用いて、記憶部18の発行情報領域18bに格
納された発行情報の印字を行なう。即ち、有価証券31に
は、“東京発ハワイ行”の内容を示す印刷が施される。
さて、プロセッサ11の照合手段11aでは、記憶部18の識
別データ領域18aに格納された識別データと、識別デー
タ読取り手段27により読取った識別データとの照合を行
なう(ステップS8)。この照合の結果が一致した場合に
は、駆動制御部17が再びローラ23の駆動を開始して有価
証券31を所定の取出し位置まで搬送し、有価証券31の発
券を行なう(ステップS9)。ステップS8の結果が、不一
致の場合には、先に印刷した有価証券31を無効とする、
ボイド処理(無効を示す印刷や細かく裁断してしまう処
理)を行ない(ステップS10)、ステップS1に戻る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、初期設定の際、オペレータが識別データの入
力をミスしたり、ストッカ21にセットする連続用紙30を
間違える事態が多々発生している。このような場合、ホ
ストコンピュータ2のデータファイル5に格納された識
別データと、識別データ読取り手段27により読取った識
別データとが異なるため、ステップS8の結果が不一致と
なる。このため、既に印字してしまった有価証券31は無
効であるため、ステップS10においてボイド処理を行な
うことになる。従って、有価証券31が無駄に消費されて
しまうと同時に、記憶部18に格納された発券データも無
効となってしまうといった問題が生じていた。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、ホストコ
ンピュータから送られた発券データ及び有価証券を無駄
にすることなく、更に、ボイド処理等の特別の処理を行
なう必要のない有価証券発行装置を提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の有価証券発行装置は、発行すべき有価証券を特
定するための識別データが記憶された有価証券と、前記
有価証券の発行情報を前記識別データ毎に対応づけて格
納する情報ファイルが設けられたホストコンピュータ
と、前記ホストコンピュータに前記発行情報及び前記識
別データを予め通知して格納し、前記ホストコンピュー
タから前記識別データと前記発行情報を受信して前記有
価証券の印刷を行なう端末装置とからなる有価証券発行
装置において、 前記端末装置には、各種キーを備えた入力部と動作状況
等の表示が可能な表示部と、前記ホストコンピュータか
ら前記識別データと前記発行情報を受信して格納する記
憶部と、印刷対象となる前記有価証券の前記識別データ
を前記印刷動作前に読取る読取り手段と、前記読取り手
段により読取った前記識別データと前記記憶部に格納さ
れている前記識別データとを照合する照合手段と、前記
照合手段が一致の判定を出した場合は前記記憶部に記憶
された発行情報を印刷して発行し、前記照合手段が不一
致の判定を出した場合には前記表示部に表示し、識別デ
ータを変更する指示がされると前記ホストコンピュータ
に前記読取り手段により読取った前記識別データを通知
して、前記情報ファイル内の識別データの更新を行なう
識別データ更新手段とを備えたものである。
(作用) 以上の装置は、有価証券の印刷直前に、ホストコンピュ
ータの識別データと、有価証券から読取った識別データ
との照合を行ない、この照合の結果が不一致であった場
合には、ホストコンピュータに向けて有価証券から読取
った識別データを通知し、ホストコンピュータに設けら
れた情報ファイルの更新を行なう。これにより、ホスト
コンピュータに格納されていた識別データと異なる識別
データが付与された有価証券の発行を行なうことができ
る。従って、識別データの不一致が生じた有価証券をボ
イド処理する必要がなく、さらには、ホストコンピュー
タから端末装置へと送られた発券データが無駄になるこ
とがない。
(実施例) 第1図に、本発明の有価証券発行装置のブロック図を示
す。
図において有価証券発行装置1は、ホストコンピュータ
2と端末装置3とから構成されている。ホストコンピュ
ータ2と端末装置3とは通信回線4を介して接続されて
いる。
ホストコンピュータ2は、ハードディスク装置等から構
成されたデータファイル5を備えている。データファイ
ル5には、識別データ5aと発行情報5bが格納されてい
る。識別データ5aは、端末装置3により発行される有価
証券を特定するためのデータである。発行情報5bは、有
価証券へ印刷する内容を示す情報である。
端末装置3は、プロセッサ11に接続された入力部12、表
示部13、通信制御部14、印刷制御部15、読取り制御部1
6、駆動制御部17と、記憶部18、駆動機構19から構成さ
れている。
駆動機構19には、複数の有価証券31を帯状に連続させた
連続用紙30を格納するストッカ21と、連続用紙30から切
り離された有価証券31を搬送する搬送部22が設けられて
いる。ここで連続用紙30は、複数の有価証券31が連なっ
た用紙で、例えば連続用紙30が一束で100枚の有価証券
が連なっている。また、有価証券31には、識別データ32
が設けられている。この識別データ32は、有価証券31を
特定するための数値情報等のバーコード等から構成され
ている。
搬送部22には、対を成した複数のローラ23、カッタ24、
センサ25,26、識別データ読取り手段27、印字手段28及
びプラテン29から構成されている。
搬送部22のローラ23は、ストッカ21に格納された連続用
紙30及びこの連続用紙30から切断された有価証券31を搬
送するローラで図示しないモータ等の駆動によりその搬
送を行なう。カッタ24は、連続用紙30を切断して一枚の
有価証券31にするものである。センサ25は、カッタ24に
よる連続用紙30の切断位置を決定するためのもので、発
光ダイオード等の発光素子とホトトランジスタ等の受光
素子から構成されている。センサ26は、識別データ読取
り手段27による識別データの読取り及び印字手段28によ
る印字を行なう際の有価証券の位置決定を行なうための
もので、センサ25同様に、発光素子と受光素子から構成
されている。識別データ読取り手段27は、有価証券に設
けられた識別データを読取るもので、例えば識別データ
がバーコードの場合には、既知のバーコード読取り装置
から構成される。印字手段28は、有価証券の印字を行な
うサーマルヘッド等からなるものである。プラテン29
は、印字手段28による印字の際、有価証券を保持するも
のである。
プロセッサ11は、端末装置3の各部を制御管理するもの
で、照合手段11aと変更通知手段11bが設けられている。
照合手段11aは、ホストコンピュータ2のデータファイ
ル5に格納された識別データ5aと、駆動機構19内の有価
証券から読取った識別データとの照合を行なうものであ
る。変更通知手段11bは、有価証券31に付与された識別
データ32、即ち識別データ読取り手段27により読取った
識別データをホストコンピュータ2のデータファイル5
に格納するための通知制御を行なうものである。入力部
12は、アルファベットや仮名、さらには数値キー等を備
えたキーボードからなるものである。表示部13は、端末
装置3の動作状況の表示を行なうディスプレイからなる
ものである。通信制御部14は、端末装置3とホストコン
ピュータ2との間の通信制御を行なう、既知の変復調回
路等からなるものである。印刷制御部15は、駆動機構19
に設けられた印字手段28の動作を制御する既知の印字ヘ
ッド駆動回路等からなるものである。読取り制御部16
は、駆動機構19の識別データ読取り手段27により読取ら
れたバーコードのパターンを認識して所定の数値情報に
変換するものである。駆動制御部17は、駆動機構19の搬
送部22に設けられたセンサ25,26の検出信号を受入れ
て、各ローラ23及びカッタ24の駆動を行なうモータ制御
回路等からなるものである。記憶部18は、ホストコンピ
ュータ2から送られてくる識別データ及び発行情報を格
納する識別データ領域18a及び発行情報領域18bを備えた
RAM等から構成されたものである。
以上の構成の有価証券発光素子1を用いて有価証券31の
発行、即ち発券処理を行なう場合、先に第3図において
説明した初期設定(ステップS1〜S4)が行なわれる。そ
の後の、実際に発券を行なう処理については、第4図を
参照しながら説明する。
第4図は、本発明の有価証券発光素子1のフローチャー
トである。
端末装置3による発券処理を行なう場合、オペレータ
は、入力部12を用いて、ストッカ21にセットした連続用
紙30を先頭に位置する有価証券31の識別データ32に該当
するデータを入力する(ステップS11)。プロセッサ11
は、この識別データをホストコンピュータ2に送信す
る。これにより端末装置3は、ホストコンピュータ2か
ら、発券データを受信する(ステップS12)。具体的に
は、オペレータが入力部12を用いて内容“1"の識別デー
タを入力したものとする。従って、プロセッサ11は、内
容“1"の識別データをホストコンピュータ2に送信す
る。ホストコンピュータ2では、この識別データに対応
した発券データを端末装置3に送信することになる。即
ち、内容“1"の識別データ5aの項目を参照して、これに
該当する発行情報“東京発ハワイ行”を認識し、これら
を発券データとして端末装置3に送信する。端末装置3
のプロセッサ11は、受信した発券データの内、識別デー
タを記憶部18の識別データ領域18aに、発券情報を発券
情報領域18bに格納する。
さて、記憶部18への格納が終了すると、プロセッサ11
は、駆動制御部17を起動させる。駆動制御部17は、ロー
ラ23を駆動して、連続用紙30を搬送する。連続用紙30の
先端がセンサ26にさしかかると、駆動制御部17は、連続
用紙30の搬送を停止しする。この際、有価証券31は、そ
の印字面を印字ヘッド28の下部に位置させ、識別データ
32を識別データ読取り手段27の下部に位置させて停止す
る。プロセッサ11は、連続用紙30の搬送停止を認識する
と、読取り制御部16を起動させる。読取り制御部16は、
識別データ読取り手段27を用いて、有価証券31に付与さ
れた識別データ32の内容を読取る。プロセッサ11の照合
手段11aは、記憶部18の識別データ領域18aに格納された
識別データと、識別データ読取り手段27により読取った
識別データとの照合を行なう(ステップS14)。この照
合の結果一致であった場合、プロセッサ11は駆動制御部
17を駆動させる。駆動制御部17は、連続用紙30がストッ
カ21に戻るようにローラ23を駆動する。そして、連続用
紙30の先端がセンサ25にさしかかった時、その搬送を停
止し、カッタ24を駆動して連続用紙30の切断を行なう。
切断が終了すると、駆動制御部17はローラ23を再び駆動
し、連続用紙30から切断された有価証券31がセンサ26に
向かうように、その搬送を行なう。この有価証券31の先
端センサ26にさしかかると、駆動制御部17はローラ23の
駆動を停止する。この際、有価証券31は、その印字面を
印字ヘッド28の下部に位置させて停止する。ここでプロ
セッサ11は、印刷制御部15を起動する。印刷制御部15
は、印字手段28を用いて、記憶部18の発行情報領域18b
に格納された発行情報の印字を行なう。即ち、有価証券
31には、“東京発ハワイ行”の内容を示す印刷が施され
る。プロセッサ11は、印刷が終了すると駆動制御部17を
起動させる。駆動制御部17は、ローラ23を駆動して有価
証券31を所定の取出し位置まで搬送し、有価証券31の発
券を行なう(ステップS19)。
さて、ステップS14の結果が不一致であった場合、プロ
セッサ11は、ホストコンピュータ2に、識別データが不
一致である旨を通知し(ステップS15)、さらに表示部1
3に識別データの表示を行なう(ステップS16)。
第5図に、本発明に係る表示部13の表示例を示す。
第5図に示すように、表示部13の表示画面13aには、オ
ペレータに識別データ(券番)の不一致が生じた旨を認
識させる“券番が不一致です”といった第1の項目と、
オペレータに次の処理の指示を促す“オペレータ選択し
てください”といった第2の項目の2項目が表示され
る。第1の項目には、ホストコンピュータから送られて
きた識別データ(指示券番)と、識別データ読取り手段
27により読取った識別データ(読取券番)の2つが表示
される。さらに、第2の項目には、入力部12に設けられ
た、“券番登録”を意味するキーの押下もしくは、スト
ッカ21に正規の連続用紙30をセットした後“券番登録”
を意味するキーを押下する指示の2つの表示される。
さて、第4図に戻って、ステップS16における表示の
後、識別データをホストコンピュータ2に再登録する
か、もしくはステップ21に正規の連続用紙を再セットす
るかの判断を行なう(ステップS17)。この判断は、オ
ペレータが表示部13の表示を認識して行なう。即ち、オ
ペレータが指示券番と読取券番を比較し、指示券番が間
違っている(初期設定時に識別データの入力ミスによる
間違い)と判断した場合には、“券番登録”を意味する
キー押下する。これにより、プロセッサ11の変更通知手
段11bは、識別データ読取り手段27により読取った識別
データをホストコンピュータ2に送信する(ステップS1
8)。ホストコンピュータ2は、この識別データに基づ
いてデータファイル5の更新を行なう。即ち、ここで端
末装置3から送られてきた識別データの内容が“1000"
であった場合には、データファイル5の識別データ5を
内容“1〜n"を内容“1000〜1000+(n−1)”に変更
する。
一方、端末装置3のプロセッサ11は、印刷制御部15を起
動させる。印刷制御部15は、印字手段28を用いて、記憶
部18の発行情報領域18bに格納された発行情報の印字を
行なう。即ち、有価証券31には、“東京発ハワイ行”の
内容を示す印刷が施される。そして、有価証券31を所定
の取出し位置まで搬送して発券を行なう(ステップS1
9)。
また、ステップS17において再セットが選択されると、
オペレータは、正規の連続用紙30をストッカ21にセット
する(ステップS20)。そして先に説明したステップS13
と同様に、連続用紙30の識別データを読取り(ステップ
S21)、ステップS18以降を実行する。
以上説明したように、本発明の有価証券発行装置によれ
ば、ホストコンピュータ2に格納された識別データと、
ストッカ21にセットされた連続用紙30の識別データとが
不一致であった場合には、ホストコンピュータ2に格納
された識別データの変更もしくは、ストッカ21にセット
された連続用紙30の変更を実際に有価証券31に印刷を施
す前に行なう。このため、記憶部18に格納された発行情
報を確実に利用することが出来、さらに有価証券を無駄
に消費することなく、また有価証券を無効化するための
ボイド処理等を行なう必要がない。
(発明の効果) 以上の構成の本発明の有価証券発行装置によれば、ホス
トコンピュータに識別データを登録する際にミスが生じ
ても、実際に発券を行なう際、そのミスをチェックし、
ミスが発見された場合には、実際に有価証券の印刷を行
なう前にホストコンピュータに格納されたデータを変更
する手続きを取るため、無駄に有価証券の印刷を行なう
ことがない。このため、有価証券及び印刷のためのデー
タを有効利用することが出来る。さらに、有価証券を無
効化するボイド処理等を行なう必要が無いため有価証券
発行の際の手間が省ける。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の有価証券発行装置のブロック図、第2
図は従来の有価証券発行装置のブロック図、第3図は従
来の有価証券発行装置のフローチャート、第4図は本発
明の有価証券発行装置のフローチャート、第5図は本発
明に係る表示部の表示例である。 2……ホストコンピュータ、3……端末装置、 5……データファイル、11……プロセッサ、 11a……照合手段、11b……変更通知手段、 12……入力部、13……表示部、 14……通信制御部、15……印刷制御部、 16……読取り制御部、17……駆動制御部、 18……記憶部、18a……識別データ領域、 18b……発行情報領域、19……駆動機構、 31……有価証券、32……識別データ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発行すべき有価証券を特定するための識別
    データが記録された有価証券と、 前記有価証券の発行情報を前記識別データ毎に対応づけ
    て格納する情報ファイルが設けられたホストコンピュー
    タと、 前記ホストコンピュータに前記発行情報及び前記識別デ
    ータを予め通知して格納し、前記ホストコンピュータか
    ら前記識別データと前記発行情報を受信して前記有価証
    券の印刷を行なう端末装置とからなる有価証券発行装置
    において、 前記端末装置には、各種キーを備えた入力部と動作状況
    等の表示が可能な表示部と、 前記ホストコンピュータから前記識別データと前記発行
    情報を受信して格納する記憶部と、 印刷対象となる前記有価証券の前記識別データを前記印
    刷動作前に読取る読取り手段と、 前記読取り手段により読取った前記識別データと前記記
    憶部に格納されている前記識別データとを照合する照合
    手段と、 前記照合手段が一致の判定を出した場合は前記記憶部に
    記憶された発行情報を印刷して発行し、 前記照合手段が不一致の判定を出した場合には前記表示
    部に表示し、識別データを変更する指示がされると前記
    ホストコンピュータに前記読取り手段により読取った前
    記識別データを通知して、前記情報ファイル内の識別デ
    ータの更新を行なう識別データ更新手段とを備えたこと
    を特徴とする有価証券発行装置。
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