JPH07120117B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07120117B2
JPH07120117B2 JP3451389A JP3451389A JPH07120117B2 JP H07120117 B2 JPH07120117 B2 JP H07120117B2 JP 3451389 A JP3451389 A JP 3451389A JP 3451389 A JP3451389 A JP 3451389A JP H07120117 B2 JPH07120117 B2 JP H07120117B2
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transfer
image forming
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image
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JP3451389A
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義明 今中
耀一 嶋澤
康博 高井
悦次 温品
太介 上村
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この発明は、電子写真法を用いた画像形成装置に関し、
特に転写中間体を介して用紙上に画像を形成する画像形
成装置に関する。
(b) 従来の技術 電子写真法を用いて用紙上に画像を形成する画像形成装
置では、感光体表面に減色混合の3原色の現像剤画像を
それぞれ個別に形成し、これら3原色の現像剤画像を転
写中間体において重ね合わせ、カラー画像を得るように
したものがある。このカラー画像を形成した転写中間体
に対して用紙が給紙され、給紙された用紙を挟んで転写
中間体に圧接する転写ローラに転写電圧を印加すること
によって、転写ローラから転写中間体に電流を流し、転
写中間体上のカラー画像を用紙に転写するようにしてい
る。従って、転写ローラから転写中間体に流れる電流に
よって用紙上におけるカラー画像の形成状態が変わり、
この電流は転写ローラおよび転写中間体の抵抗と転写ロ
ーラからの印加電圧とによって決まる。
(c) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の画像形成装置において転写ロ
ーラとして例えばカーボンを分散させたゴムローラを使
用した場合、その抵抗は温度変化により大きく変わる。
このため、転写ローラの印加電圧を一定にしても、温度
変化により転写中間体に流れる電流が変わるため、用紙
上における画像の形成状態を一定にすることができない
問題があった。
この発明の目的は、画像形成プロセスに先立って転写ロ
ーラから転写中間体に流れる電流を計測し、この計測値
が一定になるように転写ローラの印加電圧を設定し、こ
の設定された印加電圧で画像形成プロセスをおこなうこ
とにより、温度などの外部環境が変化した場合にも用紙
上における画像の形成状態を常に良好に維持できる画像
形成装置を提供することにある。
(d) 課題を解決するための手段 この発明の画像形成装置は、転写中間体に接触する接地
用電極を備え、転写中間体と転写ローラとの間に用紙を
導き、転写ローラに転写電圧を印加して転写中間体から
用紙に画像を転写する画像形成装置において、 画像形成プロセス前に、転写中間体に流れる電流を計測
する手段と、その計測値に基づいて画像形成プロセス中
に所定電流が流れるように転写ローラへの印加電圧を設
定する手段と、を設けたことを特徴とする。
即ち、第1図に示すように、転写中間体から電極ローラ
に流れる電流iが計測部において計測される。計測部の
出力は電圧設定部に入力される。電圧設定部は転写中間
体を流れる電流iが所定電流Iに一致するように転写ロ
ーラの印加電圧を設定する。
(e) 作用 転写中間体から用紙へのトナー画像の転写状態は転写中
間体を流れる電流に応じて変化するが、この発明におい
ては、転写中間体を流れる電流の計測値が所定値に一致
するように転写ローラに対する印加電圧が設定され、用
紙に対する画像の転写状態は一定になる。
(f) 実施例 以下にこの発明の実施例を複写機に例に挙げて説明す
る。第2図は、この発明の実施例である複写機の構成を
示す正面の略図である。
複写機本体21の内部中央部には感光体ベルト22がローラ
23,24に張架されて備えられている。この感光体ベルト2
2の外周部には帯電チャージャ25、現像装置26a〜26cお
よびクリーナ27などが設けられている。現像装置26a〜2
6cのそれぞれには減色混合のイエロー、マゼンタ、シア
ンの各色の現像剤が収納されている。また、感光体ベル
ト22のローラ23側の外周部にはローラ3〜5に張架され
た転写ベルト1転写中間体)が当接する。
複写機本体21の一方の側面には用紙カセット31a,31bが
装着されており、この用紙カセット31a,31bから用紙が
1枚づつ給紙される。タイミングローラ9は給紙された
用紙を所定のタイミングで転写ベルト1と転写ローラ7
との間に導く。転写ベルト1と転写ローラ7との間にお
いてカラー画像を転写された用紙は搬送ベルト52により
定着装置32に導かれ、加熱および加圧を受けたのち外部
に排出される。
複写機本体21の上面には原稿35を載置する原稿台34が備
えられている。この原稿台34の下面にはコピーランプ4
1、ミラー42〜45、レンズ46およびフィルタ47からなる
光学系装置48が設けられている。この光学系装置48のう
ちコピーランプ41およびミラー42〜44は原稿台34の下面
を往復移動し、原稿35の画像を走査する。フィルタ47に
は加色混合のブルー、グリーン、およびレッドの各色の
フィルタが収納されており、単一の原稿について各色の
フィルタを光路中に挿入して原稿の画像を3度走査す
る。コピーランプ41の光の原稿からの反射光はミラー42
〜45、レンズ46およびフィルタ47を経てミラー51から感
光体ベルト22の表面に照射され、イエロー、マゼンタお
よびシアンの各色の現像剤画像が感光体ベルト22上に形
成される。この3原色の現像剤画像は転写ベルト1にお
いて重ね合わされ、カラー画像が形成される。
第3図は、上記複写機の要部の構成を示す図である。
転写ベルト1は駆動ローラ3、従動ローラ4およびバッ
クアップローラ5に張架されている。転写ベルト1の外
周部においてバックアップローラ5に対向する位置に転
写ローラ7が備えられている。この転写ローラ7はソレ
ノイドSOL1の駆動により矢印A方向に移動し、転写ベル
ト1を挟んでバックアップローラ5と当接する。転写ロ
ーラ7には電源8から転写電圧が印加される。電源8は
出力電圧を変えることができる。また、転写ベルト1の
内周面には、この発明の接地用電極である背面電極ロー
ラ2が接触しており、転写ベルト1はこの背面電極ロー
ラ2を介して接地している。背面電極ローラ2には電流
検出部11が設けられている。電流検出部11は、転写ロー
ラ7から転写ベルト1を経て背面電極ローラ2に流れる
電流を検出する。電流検出部11の検出データは制御部12
に供給される。制御部12はこのデータに基づいて電源8
の出力を設定する。
第4図は、上記複写機の制御部要部の構成を示すブロッ
ク図である。
CPU61にはI/Oインターフェース64を介して電流検出部11
の検出データがA/D変換器65から入力される。CPU61はRO
M62に予め書き込まれたプログラムに従ってドライバ66
〜68に制御データを出力する。ドライバ66〜68のそれぞ
れには電源8、ソレノイドSOL1およびメインモータ69が
接続されている。ドライバ66は制御データに応じた転写
電圧を電源8に設定する。ソレノイド67は制御データに
従ってソレノイドSOL1をオン/オフする。同様にドライ
バ68はメインモータ69をオン/オフする。
第5図は、上記複写機の制御部の処理手順の一部をフロ
ーチャートである。
ウォーミングアップ終了後の待機中にプリントスイッチ
が操作されると(n1)、ソレノイドSOL1を駆動して転写
ローラ7を転写ベルト1に接触させる(n2)。この状態
で転写ローラ7に電圧を印加し(n3)、電流検出部11が
検出した電流データiを読み込む(n4)。さらに電流デ
ータiを所定値Iと比較し(n5)、比較結果に応じて電
圧Vを増減する(n6〜n8)。電流データiが所定値Iに
一致すると、そのときの電圧Vを転写電圧として記憶す
る(n9)。この後ソレノイドSOL1をオフして(n10)複
写プロセスを実行する。以上の処理においてn5,n6が第
1図に示す比較手段の処理であり、n7,n8が同じく電圧
変更手段の処理である。
以上のようにしてこの実施例によれば、複写プロセスの
開始前に転写ベルト1に流れる電流iが所定値Iに一致
するように転写ローラに印加する電圧を設定することが
でき、この電圧を印加して複写プロセスを行うことがで
きる。これによって外部温度の変化による転写ローラや
転写ベルトの抵抗の変化に応じて、転写ローラに印加す
る電圧を変えることができ、用紙に対するカラー画像の
転写状態を一定に維持することができる。
なお、本実施例では複写機を例に挙げて説明したが、転
写ベルトを介して用紙上に画像を形成する他の画像形成
装置においても、この発明を同様に実施できる。
(g) 発明の効果 この発明によれば、外部温度の変化による転写中間体お
よび転写ローラ等の抵抗の変化に応じて転写電圧を変え
ることができ、画像形成プロセスの実行中には転写中間
体に所定の電流が流れるようにすることができる。これ
によって転写中間体から用紙への画像の転写状態を、温
度変化に関わらず一定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示す図、第2図はこの発明の
実施例である複写機の構成を示す正面の略図、第3図は
同複写機の要部の構成を示す図、第4図は同複写機の制
御部の要部を示すブロック図、第5図は同複写機の制御
部の処理手順の一部を示すフローチャートである。 1……転写ベルト(転写中間体)、7……転写ローラ、
8……電源、10……用紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 温品 悦次 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 上村 太介 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−110968(JP,A) 特開 昭59−2068(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写中間体に接触する接地用電極を備え、
    転写中間体と転写ローラとの間に用紙を導き、転写ロー
    ラに転写電圧を印加して転写中間体から用紙に画像を転
    写する画像形成装置において、 画像形成プロセス前に、転写中間体に流れる電流を計測
    する手段と、その計測値に基づいて画像形成プロセス中
    に所定電流が流れるように転写ローラへの印加電圧を設
    定する手段と、を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
JP3451389A 1989-02-14 1989-02-14 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH07120117B2 (ja)

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JP3451389A JPH07120117B2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14 画像形成装置

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JP3451389A JPH07120117B2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14 画像形成装置

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JPH02212872A JPH02212872A (ja) 1990-08-24
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JP2770187B2 (ja) * 1989-04-28 1998-06-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
US5701569A (en) * 1995-05-17 1997-12-23 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus with transfer member and parallel circuit of grounded electrode and power supply
JP3772505B2 (ja) * 1998-01-19 2006-05-10 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP6168815B2 (ja) * 2012-04-03 2017-07-26 キヤノン株式会社 画像形成装置

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