JPH07120046A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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Publication number
JPH07120046A
JPH07120046A JP5262775A JP26277593A JPH07120046A JP H07120046 A JPH07120046 A JP H07120046A JP 5262775 A JP5262775 A JP 5262775A JP 26277593 A JP26277593 A JP 26277593A JP H07120046 A JPH07120046 A JP H07120046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
room temperature
unit
room
indoor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5262775A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Atsumi
康幸 渥美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の室内機と、圧縮機及び前記室内機ごと
の冷媒分流用開閉弁とを有する1台の室外機とからなる
空気調和機における圧縮機の運転停止の頻度を少なくす
る。 【構成】 複数の室内機2、3と、圧縮機1g及び前記室
内機ごとの冷媒分流用開閉弁1c、1dとを有する1台の室
外機1とで構成される空気調和機であって、室温と設定
温度との差によって前記開閉弁1c、1d及び圧縮機1gを制
御するものにおいて、室外機制御部1mは、前記室内機を
備えた各室の室温が所定の設定温度範囲内になったとき
には圧縮機1gの運転を停止し、いずれかの室の室温が設
定温度範囲内にないときには同圧縮機1gの運転を継続す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御方法
に係り、より詳細には、複数の室内機と、圧縮機及び前
記室内機ごとの冷媒分流用開閉弁とを有する1台の室外
機とからなる空気調和機における圧縮機の運転制御に関
する。
【0002】
【従来の技術】室内機と室外機が1対1の一般の空気調
和機においては、例えば冷房の場合、室温が設定温度に
達したときには圧縮機の運転を停止し、その後室温が上
昇して所定の温度(例えば、設定温度+1℃)になった
ときには圧縮機の運転を開始して室温調節を行う。これ
に対し、図1のように、圧縮機1a、及び冷媒を供給又は
遮断するためのA室用開閉弁1b、B室用開閉弁1C等が設
けらている室外機1を1台として複数の室内機で空気調
和を行う場合、例えば、室内機をA室室内機2とB室室
内機3の2台とした場合、前記各開閉弁1b、1Cをそれぞ
れ開閉することにより室温調整を行う。
【0003】例えば冷房運転の場合の各室の室温と弁の
開閉、及び圧縮機の運転・停止との関係は図3のように
なる。図示のように、A室及びB室の各弁1b、1Cは室温
が設定温度Tsに達したときには閉じ、室温が(Ts+1
℃)に上昇したときには開くようにしている。そして、
全ての部屋の弁1b、1Cをが閉じたときには圧縮機1aの運
転を停止する(t1)。なお、上述の各開閉弁1b、1Cの開
閉や圧縮機1aの運転・停止等の制御はA室室内機2の制
御部2a、B室室内機3の制御部3aそれぞれが室外機1の
制御部1dを介して行わしめるものである。しかし、圧縮
機1aを一旦停止させたときには、冷媒回路の低圧と高圧
とのバランスを取るためにある時間t2(例えば、3分)
圧縮機1aを再起動させないようにしている。従って、A
室のように、室温が次第に上昇して弁を開ける時間t3の
直前に圧縮機1aが停止した場合には上記t2の間冷房運転
が出来ないことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、圧縮機が一
旦停止したときには一定時間起動できないという特質に
鑑みて、圧縮機を停止する頻度を最小限にするようにし
た制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の室内機
と、圧縮機及び前記室内機ごとの冷媒分流用開閉弁とを
有する1台の室外機とで構成される空気調和機であっ
て、室温と設定温度との差によって前記開閉弁及び圧縮
機を制御するものにおいて、前記室内機を備えた各室の
室温が所定の設定温度範囲内になったときには圧縮機の
運転を停止し、いずれかの室の室温が設定温度範囲内に
ないときには同圧縮機の運転を継続するようにしたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、室外機制御部に各室の室温
制御等の運転状態を各室からの信号を基に監視させる。
そして、全ての室の温度が設定温度範囲内にあることが
確認されたときのみ室外機制御部は圧縮機の運転を停止
する。この条件が成立しない範囲では圧縮機の運転は継
続し、弁の開閉により温度制御を行う。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の制御方法を説明する。図1は、本発明による空気調
和機の制御方法の一実施例を示す冷媒回路図及び制御ブ
ロック図であり、1台の室外機1と、室内機A2及び室
内機B3の2台の室内機とで構成した例である。また、
図2は図1の説明のための動作フローチャートであり、
下記説明中のST番号が各ステップを表す。室外機1と室
内機2、3とを結ぶ冷媒回路には室外機1の熱交換器1a
よりの冷媒を室内機2、3の運転に合わせて任意に供給
できる分流器1bが設けられている。この分流器1bは室内
機2、3にそれぞれ対応する開閉弁1c、1dとキャピラリ
ーチューブ1e、1fとで構成されており、開閉弁1c、1dは
室内機2、3の運転に合わせてオン/オフ制御されるよ
うになっている。
【0008】また、室外機1には上記の他、圧縮機1g、
冷媒の流れを冷房と暖房とに応じて切り換える四方弁1
h、圧縮機1gと連動してオン/ オフし、熱交換器1aを空
冷するファン1j、冷媒の絞り手段としてのキャピラリー
チューブ1k、及び制御部1mが設けられている。同制御部
1mは室内機A2の制御部A2a、室内機B3の制御部B3a
との信号授受に基づき開閉弁1c、1d、圧縮機1g、四方弁
1h、ファン1jを制御する。一方、室内機A2、室内機B
3にはそれぞれ室内熱交換機2b、3bが設けられ、室外機
1の開閉弁1c、1dを経て冷媒の供給を受ける。そして、
室温調整は制御部2a、3aがファン2c、3cをオン/ オフ制
御して行う。各室内機の制御部2a、3aと室外機の制御部
1mとは相互に信号授受し、圧縮機1gや開閉弁1c、1d等を
制御して各室の温度調整を行うようにしている。以下、
冷房運転を例に説明する。室温の設定温度をTsとしたと
き、同Tsを圧縮機1gを停止する十分条件とし、且つ、開
閉弁1c、1dそれぞれを閉じる絶対条件とし、また、(Ts
+1℃)を圧縮機1gの運転開始及び開閉弁1c、1dをそれ
ぞれ開く条件とする。なお、室温をTrとする。
【0009】いま、室内機Aに係る室温Trが設定温度よ
り1℃高くなったすると(ST1-Y)、前記条件から制御
部A2aは室外機1の制御部1mを介して開閉弁1cを開か
せ、また圧縮機(COMP)1gを運転状態にして冷房運転を
開始する(ST2)。同運転開始後、制御部A2aは室温Tr
が設定温度Tsに達した否かを判別する(ST3)。設定温
度Tsに達した時点(ST3-Y)で制御部A2aはその旨の信
号を室外機1の制御部1mへ送る。同制御部1mは制御部B
3aからの信号によりB室の運転状態を調べ(ST4)、室
内機Bが運転をしていない場合(ST4-N)には圧縮機1g
の運転を停止させる(ST5)。この停止条件には弁を閉
じて冷房運転を行っていない状態を含む。
【0010】室内機Bが運転中の場合(ST4-Y)には、
制御部1mは圧縮機1gを運転継続せしめ、且つ開閉弁1dを
開いて冷房運転していれば(ST6-Y)、室内機Aの開閉
弁1cを閉じさせ(ST7)、ST1へ戻る。室内機Bが室温
調節の為に冷房運転していない状態、即ち、弁を閉じて
いれば(ST6-N)、室外機1の制御部1mはB室の室温Tr
と設定温度Tsとを比較する(ST8)。上記の比較結果が
Ts>Trのときには(ST8-N)、圧縮機1gの運転を停止さ
せ(ST5)、Tr>Tsのときには(ST8-Y)、室内機Bの
開閉弁1dを開かせて冷房を開始させ(ST9)、室内機A
の開閉弁1cは閉じ(ST7)、圧縮機1gの運転は継続す
る。
【0011】なお、ST10(自室弁開放)の判別は他室
(本例ではB室)の制御により自室(本例ではA室)の
弁を開かれたときの判別である。上記説明は室内機Aを
基準にしたが室内機Bを基準にしても同様となる。この
場合、室外機1の制御部1mは室内機Aの制御部A2aから
の運転状態に係る信号をもとに判別することになる。ま
た、室内機が3台以上の場合にも室外機1の制御部1mが
各室内機の運転状態を掌握することで上記の機能を果た
す。以上のように制御を行うことで圧縮機5が運転停止
となるのは全ての部屋の室温Trが設定温度Ts以下になっ
た場合に限られ、従来に比し運転停止の頻度を少なくす
ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
台の室外機と複数の室内機とで構成される多室空調シス
テムにおける圧縮機の運転停止の頻度を従来に比し少な
くすることができる。圧縮機は一旦停止すると再起動す
るまでにある一定時間の経過が必要であり、そのために
従来においては、本来運転させたい状態であっても一定
時間運転できず、室温調節が適性に行われないという欠
点を有していたが本発明によりかかる欠点を改善するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の制御方法の一実施例
を示す冷媒回路図及び制御ブロック図である。
【図2】図1を説明するための動作フローチャートであ
る。
【図3】従来の制御方法を説明するためのタイムチャー
トである。
【符号の説明】
1 室外機 1a 室外熱交換器 1b 分流器 1c 開閉弁 1d 開閉弁 1g 圧縮機 1m 室外機制御部 2 室内機A 2a 室内機A制御部 2b 室内機A熱交換器 3 室内機B 3a 室内機B制御部 3b 室内機B熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の室内機と、圧縮機及び前記室内機
    ごとの冷媒分流用開閉弁とを有する1台の室外機とで構
    成される空気調和機であって、室温と設定温度との差に
    よって前記開閉弁及び圧縮機を制御するものにおいて、
    前記室内機を備えた各室の室温が所定の設定温度範囲内
    になったときには圧縮機の運転を停止し、いずれかの室
    の室温が設定温度範囲内にないときには同圧縮機の運転
    を継続することを特徴とする空気調和機の制御方法。
JP5262775A 1993-10-20 1993-10-20 空気調和機の制御方法 Pending JPH07120046A (ja)

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JP5262775A JPH07120046A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 空気調和機の制御方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354065B1 (ko) * 1999-06-21 2002-09-26 삼성전자 주식회사 냉난방 겸용 멀티 공기조화기의 운전제어방법
CN110160245A (zh) * 2019-05-27 2019-08-23 广东美的暖通设备有限公司 压缩机频率的控制方法和装置

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KR100354065B1 (ko) * 1999-06-21 2002-09-26 삼성전자 주식회사 냉난방 겸용 멀티 공기조화기의 운전제어방법
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