JPH07119887A - 耐火断熱被覆構造 - Google Patents
耐火断熱被覆構造Info
- Publication number
- JPH07119887A JPH07119887A JP26480693A JP26480693A JPH07119887A JP H07119887 A JPH07119887 A JP H07119887A JP 26480693 A JP26480693 A JP 26480693A JP 26480693 A JP26480693 A JP 26480693A JP H07119887 A JPH07119887 A JP H07119887A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、電動バルブアクチュエータ等の
緊急遮断装置を、吸熱パックと無機繊維混合マットを積
層して成る耐火被覆マットで被覆する様にした耐火断熱
被覆構造を特徴としている。 【構成】 この発明の耐火断熱被覆構造は、吸熱パック
を中にして無機繊維混合マットを積層した積層体を外被
シートで覆って成る耐火被覆マットを、アクチュエータ
等の各種設備の緊急遮断装置の外形に対応した形状に予
め造り、形成された耐火被覆マットによって緊急遮断装
置を被覆して成ることを特徴としている。
緊急遮断装置を、吸熱パックと無機繊維混合マットを積
層して成る耐火被覆マットで被覆する様にした耐火断熱
被覆構造を特徴としている。 【構成】 この発明の耐火断熱被覆構造は、吸熱パック
を中にして無機繊維混合マットを積層した積層体を外被
シートで覆って成る耐火被覆マットを、アクチュエータ
等の各種設備の緊急遮断装置の外形に対応した形状に予
め造り、形成された耐火被覆マットによって緊急遮断装
置を被覆して成ることを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は耐火断熱被覆構造、特
に各種設備の緊急遮断装置の耐火断熱被覆構造に関する
ものである。
に各種設備の緊急遮断装置の耐火断熱被覆構造に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、危険物を取り扱う石油精製所や石
油化学工場等で緊急遮断装置が設けられる場合に、運転
中に近くで火災が発生した時に緊急遮断装置の、例えば
電動バルブアクチュエータを一定の時間の間、正常に作
動させて確実に機能を発揮させることが必要であり、こ
のために電動バルブアクチュエータを適宜な耐火被覆で
覆って耐火構造にすることが特に必要である。
油化学工場等で緊急遮断装置が設けられる場合に、運転
中に近くで火災が発生した時に緊急遮断装置の、例えば
電動バルブアクチュエータを一定の時間の間、正常に作
動させて確実に機能を発揮させることが必要であり、こ
のために電動バルブアクチュエータを適宜な耐火被覆で
覆って耐火構造にすることが特に必要である。
【０００３】この様な耐火構造としては、電動バルブア
クチュエータを適宜な耐火材料で覆って、これをガラス
クロスの様な耐火材料で被覆して、バンドや針金等で電
動バルブアクチュエータ等の所要箇所に取付けている。
更に、この様な耐火被覆した電動バルブアクチュエータ
を耐火板から成る耐火箱で覆う等の手段も併せて用いら
れることも有る。
クチュエータを適宜な耐火材料で覆って、これをガラス
クロスの様な耐火材料で被覆して、バンドや針金等で電
動バルブアクチュエータ等の所要箇所に取付けている。
更に、この様な耐火被覆した電動バルブアクチュエータ
を耐火板から成る耐火箱で覆う等の手段も併せて用いら
れることも有る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、この様な従
来の耐火断熱被覆構造はバンドや針金等が錆びて腐食し
易く、耐火被覆がバンドや針金等によって締め付けられ
て押し潰されるために所定の耐火厚さが達成できない等
の問題が見られた。また、耐火箱は耐火板をボルトやね
じで箱状に組み立てるために、取付けが厄介で手間がか
ゝり取付作業が困難である等の問題が有る。
来の耐火断熱被覆構造はバンドや針金等が錆びて腐食し
易く、耐火被覆がバンドや針金等によって締め付けられ
て押し潰されるために所定の耐火厚さが達成できない等
の問題が見られた。また、耐火箱は耐火板をボルトやね
じで箱状に組み立てるために、取付けが厄介で手間がか
ゝり取付作業が困難である等の問題が有る。
【０００５】従って、この発明の目的は、この様な従来
における問題を解決するために、電動バルブアクチュエ
ータ等の緊急遮断装置を、吸熱パックと無機繊維混合マ
ットを積層して成る耐火被覆マットで被覆する様にした
耐火断熱被覆構造を提供することにある。
における問題を解決するために、電動バルブアクチュエ
ータ等の緊急遮断装置を、吸熱パックと無機繊維混合マ
ットを積層して成る耐火被覆マットで被覆する様にした
耐火断熱被覆構造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明に依れば、耐火断熱被覆構造は、吸熱パ
ックを中にして無機繊維混合マットを積層した積層体を
外被シートで覆って成る耐火被覆マットを、アクチュエ
ータ等の各種設備の緊急遮断装置の外形に対応した形状
に予め造り、形成された該耐火被覆マットによって該緊
急遮断装置を被覆して成ることを特徴としている。
めに、この発明に依れば、耐火断熱被覆構造は、吸熱パ
ックを中にして無機繊維混合マットを積層した積層体を
外被シートで覆って成る耐火被覆マットを、アクチュエ
ータ等の各種設備の緊急遮断装置の外形に対応した形状
に予め造り、形成された該耐火被覆マットによって該緊
急遮断装置を被覆して成ることを特徴としている。
【０００７】
【作用】この様に構成されたこの発明の耐火断熱被覆構
造に依れば、各種設備等の緊急遮断装置を、吸熱パック
を無機繊維混合マットでサンドイッチ構造に挟んだ積層
体を外被シートで被覆して成る耐火被覆マットで被覆し
て、更に、これを金属製外装箱で覆って成るので、吸熱
パックを無機繊維混合マットで積層して成る耐火被覆マ
ットを用いて簡単に耐火被覆することが出来て、所要す
る十分な耐火性能を維持することが出来、金属製外装箱
も簡単に組み立てゝ取付けることが出来て作業性を一層
向上することが出来、耐火被覆厚さと耐火構造全体の重
量と容積とを減少でき、取付時にアクチュエータを何等
改造する必要が無く、耐火被覆マットを所要の外形に対
応した形状に予め造って置くことが出来るので施工が簡
便化でき、現場作業の効率を向上することが出来ると共
に、製作費を低減することが出来る。
造に依れば、各種設備等の緊急遮断装置を、吸熱パック
を無機繊維混合マットでサンドイッチ構造に挟んだ積層
体を外被シートで被覆して成る耐火被覆マットで被覆し
て、更に、これを金属製外装箱で覆って成るので、吸熱
パックを無機繊維混合マットで積層して成る耐火被覆マ
ットを用いて簡単に耐火被覆することが出来て、所要す
る十分な耐火性能を維持することが出来、金属製外装箱
も簡単に組み立てゝ取付けることが出来て作業性を一層
向上することが出来、耐火被覆厚さと耐火構造全体の重
量と容積とを減少でき、取付時にアクチュエータを何等
改造する必要が無く、耐火被覆マットを所要の外形に対
応した形状に予め造って置くことが出来るので施工が簡
便化でき、現場作業の効率を向上することが出来ると共
に、製作費を低減することが出来る。
【０００８】この発明の他の目的と特長および利点は以
下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
【０００９】
【実施例】図面の図１乃至図５には、この発明の耐火断
熱被覆構造の一実施例が示されており、図示される様
に、この発明の耐火断熱被覆構造１は、耐火断熱被覆す
べきアクチュエータの様な各種設備等の緊急遮断装置５
を耐火被覆マット２によって被覆し、この様に耐火被覆
マット２により耐火断熱被覆した緊急遮断装置５を金属
製外装箱３内に収納することによって構成されている。
緊急遮断装置５を耐火断熱被覆する耐火被覆マット２は
図２に示される様に予め緊急遮断装置５の外形に対応し
た形状に、例えば１枚ものや、２、３分割した構造に予
め縫製して造ることが出来、マジックテープやバンド６
で固定して取付けられる。
熱被覆構造の一実施例が示されており、図示される様
に、この発明の耐火断熱被覆構造１は、耐火断熱被覆す
べきアクチュエータの様な各種設備等の緊急遮断装置５
を耐火被覆マット２によって被覆し、この様に耐火被覆
マット２により耐火断熱被覆した緊急遮断装置５を金属
製外装箱３内に収納することによって構成されている。
緊急遮断装置５を耐火断熱被覆する耐火被覆マット２は
図２に示される様に予め緊急遮断装置５の外形に対応し
た形状に、例えば１枚ものや、２、３分割した構造に予
め縫製して造ることが出来、マジックテープやバンド６
で固定して取付けられる。
【００１０】緊急遮断装置５を耐火断熱被覆する耐火被
覆マット２は、図３および図４に明示される様に、吸熱
パック７を中にして両側からセラミックブランケット、
ロックウールブランケット、耐熱ガラスマット、或はこ
れらの混合マット等の耐熱断熱材である無機繊維混合マ
ット８、８を積層して周りを外被材９で被覆して成るも
のである。すなわち、図３に示される様に、ナイロンや
ポリエチレン等の適宜な熱可溶性の有機高分子材料から
成る２枚の包材１０をヒートシール１１部分にてヒート
シールして多数のセル状に区画された部分に水や水を含
浸させたポリマー等の液体やゲル状の物質等の吸熱材１
２を封入して成るもので、５ｃｍ四方のパックが良好で
ある。好適には、この熱可溶性の吸熱パック７は容易に
破損しない様に、また、高温作用時に可溶する様なナイ
ロンやポリエチレン等の有機高分子材料の間に、常温で
の透湿性を無くすためにアルミ箔をサンドイッチ状に挟
持した包材１０であり、この包材１０を２枚合わせて所
定の区画にヒートシール１１によってカプセル状または
セル状に形成し、各区画に水やゲル状の吸熱材１２を封
入して構成することが出来るものである。
覆マット２は、図３および図４に明示される様に、吸熱
パック７を中にして両側からセラミックブランケット、
ロックウールブランケット、耐熱ガラスマット、或はこ
れらの混合マット等の耐熱断熱材である無機繊維混合マ
ット８、８を積層して周りを外被材９で被覆して成るも
のである。すなわち、図３に示される様に、ナイロンや
ポリエチレン等の適宜な熱可溶性の有機高分子材料から
成る２枚の包材１０をヒートシール１１部分にてヒート
シールして多数のセル状に区画された部分に水や水を含
浸させたポリマー等の液体やゲル状の物質等の吸熱材１
２を封入して成るもので、５ｃｍ四方のパックが良好で
ある。好適には、この熱可溶性の吸熱パック７は容易に
破損しない様に、また、高温作用時に可溶する様なナイ
ロンやポリエチレン等の有機高分子材料の間に、常温で
の透湿性を無くすためにアルミ箔をサンドイッチ状に挟
持した包材１０であり、この包材１０を２枚合わせて所
定の区画にヒートシール１１によってカプセル状または
セル状に形成し、各区画に水やゲル状の吸熱材１２を封
入して構成することが出来るものである。
【００１１】また、外被材９は吸熱パック７と無機繊維
混合マット８の２材料を層状に重ねて製造、搬送、施工
等の取扱い時に２材料間のズレやダブリ等が生じない様
にする目的と、取付や点検時等の脱着時の保護と、簡単
に耐火被覆できる等の取扱いを簡単にするためのもの
で、基本的には不燃性の材料が好適であり、外側にシリ
コンガラス、アルミニウム付ガラスクロス等が用いら
れ、内側にガラスクロスや不織布等が用いられる。
混合マット８の２材料を層状に重ねて製造、搬送、施工
等の取扱い時に２材料間のズレやダブリ等が生じない様
にする目的と、取付や点検時等の脱着時の保護と、簡単
に耐火被覆できる等の取扱いを簡単にするためのもの
で、基本的には不燃性の材料が好適であり、外側にシリ
コンガラス、アルミニウム付ガラスクロス等が用いら
れ、内側にガラスクロスや不織布等が用いられる。
【００１２】図５には使用される金属製外装箱の一例が
示されており、図示される様に、金属製外装箱４は、ス
テンレス鋼板等の適宜な金属薄板で２つ割りの箱形に造
られて成り、一方の半部は頂部パネル板２０ａと側部パ
ネル板２１ａ、２２ａと端部パネル板２３ａと底部パネ
ル板２４ａから箱形に造られており、他方の半部は頂部
パネル板２０ｂと側部パネル板２１ｂ、２２ｂと端部パ
ネル板２３ｂと底部パネル板２４ｂとから造られて、必
要に応じて側部パネル板２１ｂ、２２ｂ部分が個々に取
外し出来る様に成っており、また、一方の端部パネル板
２３ｂには開口２５が設けられていて、接続部のための
貫通孔や電動アクチユエータの計器確認や点検等を行う
ことが出来るように用いられる。この様なステンレス鋼
板は耐熱性に優れているので、１１００℃での火炎が直
接掛かっても合わせ目から炎が内部に入り込むことが無
く、輻射率が非常に小さいために輻射熱を有効に遮断す
ることが出来る。また、この様な各パネルは、例えばス
テンレス鋼板等の金属薄板から造られて成っている。
示されており、図示される様に、金属製外装箱４は、ス
テンレス鋼板等の適宜な金属薄板で２つ割りの箱形に造
られて成り、一方の半部は頂部パネル板２０ａと側部パ
ネル板２１ａ、２２ａと端部パネル板２３ａと底部パネ
ル板２４ａから箱形に造られており、他方の半部は頂部
パネル板２０ｂと側部パネル板２１ｂ、２２ｂと端部パ
ネル板２３ｂと底部パネル板２４ｂとから造られて、必
要に応じて側部パネル板２１ｂ、２２ｂ部分が個々に取
外し出来る様に成っており、また、一方の端部パネル板
２３ｂには開口２５が設けられていて、接続部のための
貫通孔や電動アクチユエータの計器確認や点検等を行う
ことが出来るように用いられる。この様なステンレス鋼
板は耐熱性に優れているので、１１００℃での火炎が直
接掛かっても合わせ目から炎が内部に入り込むことが無
く、輻射率が非常に小さいために輻射熱を有効に遮断す
ることが出来る。また、この様な各パネルは、例えばス
テンレス鋼板等の金属薄板から造られて成っている。
【００１３】この様に構成されたこの発明の耐火断熱被
覆構造１に依れば、各種設備等の緊急遮断装置５を、吸
熱パック７を中にして両側に無機繊維混合マット８、８
をサンドイッチ構造に配置して成る積層体を、外被材９
で被覆して構成された耐火被覆マット２によって被覆し
て、更に、これを金属製外装箱３で覆って成るので、耐
火被覆マット２を用いて簡単に耐火被覆することが出来
て且つ所要する十分な耐火性能を維持することが出来る
と共に、金属製外装箱３も簡単に組み立てゝ取付けるこ
とが出来て作業性を一層向上することが出来る。
覆構造１に依れば、各種設備等の緊急遮断装置５を、吸
熱パック７を中にして両側に無機繊維混合マット８、８
をサンドイッチ構造に配置して成る積層体を、外被材９
で被覆して構成された耐火被覆マット２によって被覆し
て、更に、これを金属製外装箱３で覆って成るので、耐
火被覆マット２を用いて簡単に耐火被覆することが出来
て且つ所要する十分な耐火性能を維持することが出来る
と共に、金属製外装箱３も簡単に組み立てゝ取付けるこ
とが出来て作業性を一層向上することが出来る。
【００１４】この様なこの発明の耐火断熱被覆構造の耐
火性能を評価するための耐火性能試験は、安定した火炎
温度を得るために耐火試験炉内にこの発明の耐火断熱被
覆構造を据え付けてプロパンを燃料とし火炎温度を１１
００℃に維持して行い、火炎温度が１０００℃に成った
時点をスタートとしてアクチュエータの表面温度を測定
し、１１００℃で３０分加熱した後アクチュエータを作
動することが出来た。この時のこの発明の耐火断熱被覆
構造の断熱被覆厚さは約２０ｍｍで、従来のステンレス
鋼板製箱に耐火断熱材を裏張した積層構造体に比較して
約１／４の厚さであり、重量は従来の２４ｋｇ／ｍ2に
対して約１４ｋｇ／ｍ2と軽く容積指数で表される寸法
は従来の１００に対して５０と小さく、アクチュエータ
の改造は何等必要が無かった。
火性能を評価するための耐火性能試験は、安定した火炎
温度を得るために耐火試験炉内にこの発明の耐火断熱被
覆構造を据え付けてプロパンを燃料とし火炎温度を１１
００℃に維持して行い、火炎温度が１０００℃に成った
時点をスタートとしてアクチュエータの表面温度を測定
し、１１００℃で３０分加熱した後アクチュエータを作
動することが出来た。この時のこの発明の耐火断熱被覆
構造の断熱被覆厚さは約２０ｍｍで、従来のステンレス
鋼板製箱に耐火断熱材を裏張した積層構造体に比較して
約１／４の厚さであり、重量は従来の２４ｋｇ／ｍ2に
対して約１４ｋｇ／ｍ2と軽く容積指数で表される寸法
は従来の１００に対して５０と小さく、アクチュエータ
の改造は何等必要が無かった。
【００１５】
【発明の効果】上述した様に構成されたこの発明の耐火
断熱被覆構造においては、耐火断熱被覆すべき各種設備
の緊急遮断装置を、吸熱パックを中にして両側に無機繊
維混合マットでサンドイッチ構造に挟んだ積層体を外被
材で被覆して成る耐火被覆マットで被覆して、次いで、
この様に耐火被覆マットで被覆された緊急遮断装置を金
属製外装箱で覆って成るので、耐火被覆マットによって
簡単に耐火被覆することが出来て所要する十分な耐火性
能を維持することが出来ると共に、金属製外装箱も簡単
に組み立てゝ取付けることが出来て作業性を一層向上す
ることが出来るし、耐火被覆厚さと耐火構造全体の重量
と容積とを減少でき、取付時にアクチュエータを何等改
造する必要が無く、耐火被覆マットを所要の外形に対応
した形状に予め造って置くことが出来るので施工が簡便
化でき、現場作業の効率を向上することが出来ると共
に、製作費を低減することが出来、緊急遮断装置の火災
時の良好な作動を確保することが出来る等の効果が得ら
れる。
断熱被覆構造においては、耐火断熱被覆すべき各種設備
の緊急遮断装置を、吸熱パックを中にして両側に無機繊
維混合マットでサンドイッチ構造に挟んだ積層体を外被
材で被覆して成る耐火被覆マットで被覆して、次いで、
この様に耐火被覆マットで被覆された緊急遮断装置を金
属製外装箱で覆って成るので、耐火被覆マットによって
簡単に耐火被覆することが出来て所要する十分な耐火性
能を維持することが出来ると共に、金属製外装箱も簡単
に組み立てゝ取付けることが出来て作業性を一層向上す
ることが出来るし、耐火被覆厚さと耐火構造全体の重量
と容積とを減少でき、取付時にアクチュエータを何等改
造する必要が無く、耐火被覆マットを所要の外形に対応
した形状に予め造って置くことが出来るので施工が簡便
化でき、現場作業の効率を向上することが出来ると共
に、製作費を低減することが出来、緊急遮断装置の火災
時の良好な作動を確保することが出来る等の効果が得ら
れる。
【図１】この発明の耐火断熱被覆構造の一実施例を示す
断面概要図である。
断面概要図である。
【図２】図１の耐火断熱被覆構造の一部を破断して示す
平面概要図である。
平面概要図である。
【図３】耐火被覆マットの拡大部分断面図である。
【図４】図３の耐火被覆マットの一部を破断した斜視図
である。
である。
【図５】金属製外装箱の一例を示す分解斜視図である。
１ 耐火断熱被覆構造 ２ 耐火被覆マット ３ 金属製外装箱 ５ 緊急遮断装置 ６ バンド ７ 吸熱パック ８ 無機繊維混合マット ９ 外被材 １０ 包材 １１ ヒートシール １２ 吸熱材 ２０ 頂部パネル ２１ 側部パネル ２２ 側部パネル ２３ 側部材パネル ２４ 側部パネル ２５ 底部パネル ２７ 締着部材
Claims (3)
- 【請求項１】 吸熱パックを中にして無機繊維混合マッ
トを積層した積層体を外被シートで覆って成る耐火被覆
マットを、アクチュエータ等の各種設備の緊急遮断装置
の外形に対応した形状に予め造り、形成された該耐火被
覆マットによって該緊急遮断装置を被覆して成ることを
特徴とする耐火断熱被覆構造。 - 【請求項２】 耐火被覆マットの外被シートの外面側
を、防水機能を有する防水性シートにて形成して成るこ
とを特徴とする請求項１記載の耐火断熱被覆構造。 - 【請求項３】 耐火被覆マットで覆われた緊急遮断装置
を金属製外装箱で覆って成ることを特徴とする請求項１
記載の耐火断熱被覆構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26480693A JPH07119887A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 耐火断熱被覆構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26480693A JPH07119887A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 耐火断熱被覆構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07119887A true JPH07119887A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17408479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26480693A Pending JPH07119887A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 耐火断熱被覆構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119887A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102081975A (zh) * | 2011-02-28 | 2011-06-01 | 北京京仪世纪电子股份有限公司 | 一种电动执行机构及其包著罩 |
| DE102016009078A1 (de) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | Auma Riester Gmbh & Co. Kg | Stellantrieb |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP26480693A patent/JPH07119887A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102081975A (zh) * | 2011-02-28 | 2011-06-01 | 北京京仪世纪电子股份有限公司 | 一种电动执行机构及其包著罩 |
| DE102016009078A1 (de) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | Auma Riester Gmbh & Co. Kg | Stellantrieb |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |