JPH0711715Y2 - 自動揚鍋装置 - Google Patents

自動揚鍋装置

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JPH0711715Y2
JPH0711715Y2 JP1987143749U JP14374987U JPH0711715Y2 JP H0711715 Y2 JPH0711715 Y2 JP H0711715Y2 JP 1987143749 U JP1987143749 U JP 1987143749U JP 14374987 U JP14374987 U JP 14374987U JP H0711715 Y2 JPH0711715 Y2 JP H0711715Y2
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JP
Japan
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frying pan
heating
burner
type infrared
blast
Prior art date
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Application number
JP1987143749U
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JPS6447334U (ja
Inventor
誠治 津島
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YANAGIYA MACHINERY CO., LTD.
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YANAGIYA MACHINERY CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、テンプラやコロッケ等の揚げ物を連続的に揚
げるのに使用する自動揚鍋装置に関する。
(従来の技術) 従来の自動揚鍋装置としては、例えば、第4図に示すよ
うなものが知られている。
この従来装置は、揚鍋100と、揚鍋100内に設けられる移
送手段としての送り込みコンベア101、回転羽根102、送
り出しコンベア103と、揚鍋100を下方から加熱する加熱
手段としてのパイプバーナ104とを備え、該パイプバー
ナ104が揚鍋100の長手方向に延在して設けられた構造と
なっていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来装置にあっては、加熱手段として用
いたパイプバーナ104が線状炎105による炎加熱方式であ
るため、揚鍋100の底が炎105によって局部的に加熱され
てしまい、この結果、揚鍋100内の油が焦げて劣化し、
揚げ物の品質が低下してしまうという問題があった。
又、パイプバーナ104では、その燃焼に二次空気が必要
となるため、パイプバーナ104の囲りに二次空気の取入
口106を設ける必要が生じ、燃焼に伴う熱がこの取入口1
06から外部に逃げて加熱効率が低下することになるし、
外部に逃げた熱によって装置の周りが高温となり、作業
環境が悪いという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決するために
なされたもので、そのために本考案では、一端側を投入
部とし、他端側を排出部とした揚鍋と、該揚鍋内に投入
部から排出部にかけて設けられる移送手段と、揚鍋を下
方から加熱する加熱手段と、を備えた自動揚鍋装置にお
いて、前記加熱手段をブラスト式赤外線バーナで形成す
ると共に、該ブラスト式赤外線バーナを揚鍋の下方の長
手方向に複数配設し、かつ、各ブラスト式赤外線バーナ
間に揚鍋との間隔がブラスト式赤外線バーナと揚鍋との
間隔よりも狭くなるように形成した幅狭部を設けると共
に該幅狭部に煙突と連通した排気溝を形成した構成を採
用した。
(作用) 本考案では、加熱手段となるブラスト式赤外線バーナ
が、二次空気を必要としない全一次空気式の燃焼方式で
あるため、二次空気の取入口を設ける必要がなく、燃焼
熱の外部への逃げがない。
又、ブラスト式赤外線バーナは、ブラスト炎の燃焼熱に
よって耐火物を赤熱し、この赤熱した耐火物から放射さ
れる熱線で加熱する輻射加熱方式であるため、熱風的に
加熱することができるし、その加熱が放射状に広がるた
めに、ムラのない加熱を行うことができる。
また、本考案では、加熱手段をブラスト式赤外線バーナ
で形成すると共に、該ブラスト式赤外線バーナを揚鍋の
下方の長手方向に複数配設し、かつ、各ブラスト式赤外
線バーナ間に揚鍋との間隔がブラスト式赤外線バーナと
揚鍋との間隔よりも狭くなるように形成した幅狭部を設
けると共に該幅狭部に煙突と連通した排気溝を形成した
構成としたので、バーナからの燃焼熱が前記幅狭部に流
れ込んで揚鍋の底面全体を均一かつ効果的に加熱するこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
第1図及び第2図は、本実施例の自動揚鍋装置Aを示し
ており、この自動揚鍋装置Aは、揚鍋1、移送手段とし
ての送りコンベア2及び押えコンベア3、加熱手段とし
てのブラスト式赤外線バーナ4を主な構成としている。
揚鍋1は、一端側を投入部11とし、他端側を排出部12と
した長尺の油槽構造に形成され、機枠9に支持されてい
る。
送りコンベア2及び押えコンベア3は、揚げ物(例えば
テンプラ)の移送手段となるもので、それぞれネットコ
ンベアが用いられ、送りコンベア2は、揚鍋1の底部に
沿って、投入部11から排出部12までの全長に亘って設け
られ、又、押えコンベア3は、揚鍋1内の油面レベル8
よりも若干下方に位置するように、投入部11と排出部12
の中間部から排出部12にかけて設けられている。
従って、投入部11から原料を投入すると、この原料は当
初は油中に沈むことから送りコンベア2の始端側で移送
され、その移送途中で揚げ具合が進むにつれて次第に浮
き上がり、浮き上がったのちは押えコンベア3で移送さ
れ、最終的には十分に揚げられた状態で送りコンベア2
の終端側で排出部12から排出されることになる。
加熱手段となるブラスト式赤外線バーナ4は、揚鍋1の
投入部11、排出部12、及び投入部11と排出部12の中間部
の各位置において、幅方向に2ケ所づつの合計6ケ所に
配設され、この場合、揚鍋1の底裏に断熱材で囲まれた
燃焼室7が形成され、この燃焼室7にはバーナ設置部71
が凹設されると共に、バーナ設置部71,71間が盛り上が
って揚鍋1の底板との間隔がバーナ設置部71と揚鍋1の
底板との間隔よりも狭くなるように形成された幅狭部72
が設けられ、かつ、該幅狭部72のほぼ中央部に煙突73に
連通する排気溝74が形成されている。
又、バーナ4は、第3図に示すように、セラミックファ
イバーによるカップ41と、ガスと空気の混合気(ブラス
ト)を吹出すチップ42とを備え、カップ41には多数の環
状段部43を有する略球面状の凹部44が上面に形成され、
該凹部44の中心底部にチップ42がセットされ、そして、
このチップ42に設けた吹出口45から混合気を凹部44の表
面に沿って吹出しながらこれを燃焼させる全一次空気式
の燃焼方式であり、又、その燃焼熱によって凹部44の表
面を赤熱させて、この凹部44から放射される熱線で加熱
する輻射加熱方式となっている。
従って、本実施例の自動揚鍋装置Aでは、燃焼方式が全
一次空気式のブラスト式赤外線バーナ4を加熱手段とし
ているので、二次空気を取り入れる必要がなく、燃焼室
7に空気取入口を開口させる必要がないので、燃焼熱の
外部への逃げを防止することができる。
又、加熱方式が、熱線で加熱する輻射加熱方式となるた
め、熱風的で、しかも放射状に広がる加熱によって加熱
ムラを防止できる。
また、燃焼室7のバーナ4,4間に幅狭部72が形成される
と共に、幅狭部72に排気溝が形成されているので、バー
ナ4からの燃焼熱がバーナ4,4間の幅狭部72に流れ込
み、揚鍋1の底板全体に及ぶ効果的かつ均一な加熱が可
能となる。
尚、本考案は、上記した実施例に限定されるものではな
く、例えば、移送手段としては、従来技術で挙げた回転
羽根を用いてもよい。
又、バーナの数や設置位置については、揚鍋の長さや幅
等を勘案して適宜に決定する。
又、バーナのカップに用いる材料としては、輻射能力が
高く、耐久性があり、比熱が小さく、熱伝導度が小さい
等の条件があれば材質に制限はないし、又、チップにつ
いても、耐火性のある材料、例えばニッケルクロム鋼等
の耐熱合金やセラミック等を用いることができる。
尚、揚鍋内に水を収容することによって、そのまま自動
湯揚鍋装置として利用することができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の自動揚鍋装置にあっ
ては、ブラスト式赤外線バーナを加熱手段としているの
で、燃焼方式が全一次空気方式となり、この結果、二次
空気の取入口が不要となって燃焼熱の逃げがなく、加熱
効率の向上が得られるし、装置の周りの温度上昇がなく
なって作業環境が良好になる。
又、加熱方式が輻射加熱方式となるため、従来の炎加熱
のような局部的な加熱と異なり、ムラのない加熱がで
き、油が焦げて劣化するという不具合を防止できるし、
揚げ物の品質が向上するという効果が得られる。
また、本考案では、加熱手段をブラスト式赤外線バーナ
で形成すると共に、該ブラスト式赤外線バーナを揚鍋の
下方の長手方向に複数配設し、かつ、各ブラスト式赤外
線バーナ間に揚鍋との間隔がブラスト式赤外線バーナと
揚鍋との間隔よりも狭くなるように形成した幅狭部を設
けると共に該幅狭部に煙突と連通した排気溝を形成した
構成としたので、バーナからの燃焼熱が前記幅狭部に流
れ込んで揚鍋の底面全体を均一かつ効果的に加熱するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の自動揚鍋装置の断面図、第2図
は第1図I−I断面図、第3図は実施例装置におけるブ
ラスト式赤外線バーナの断面図、第4図は従来技術の説
明図である。 A:自動揚鍋装置 1:揚鍋 2:送りコンベア(搬送手段) 3:押えコンベア(搬送手段) 4:ブラスト式赤外線バーナ(加熱手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側を投入部とし、他端側を排出部とし
    た揚鍋と、 該揚鍋内に投入部から排出部にかけて設けられる移送手
    段と、 揚鍋を下方から加熱する加熱手段とを備えた自動揚鍋装
    置において、 前記加熱手段をブラスト式赤外線バーナで形成すると共
    に、該ブラスト式赤外線バーナを揚鍋の下方の長手方向
    に複数配設し、かつ、各ブラスト式赤外線バーナ間に揚
    鍋との間隔がブラスト式赤外線バーナと揚鍋との間隔よ
    りも狭くなるように形成した幅狭部を設けると共に該幅
    狭部に煙突と連通した排気溝を形成したことを特徴とす
    る自動揚鍋装置。
JP1987143749U 1987-09-18 1987-09-18 自動揚鍋装置 Expired - Lifetime JPH0711715Y2 (ja)

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JP1987143749U JPH0711715Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 自動揚鍋装置

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JP1987143749U JPH0711715Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 自動揚鍋装置

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Publication Number Publication Date
JPS6447334U JPS6447334U (ja) 1989-03-23
JPH0711715Y2 true JPH0711715Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31410849

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JP1987143749U Expired - Lifetime JPH0711715Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 自動揚鍋装置

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4990685U (ja) * 1972-11-28 1974-08-06
JPS5274935A (en) * 1976-12-07 1977-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Full primary burner
JPS5840415A (ja) * 1981-09-01 1983-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd バ−ナ
JPS646069Y2 (ja) * 1985-04-10 1989-02-15
JPS62155429A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンロバ−ナ

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JPS6447334U (ja) 1989-03-23

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