JPH0711667Y2 - カーテン開閉装置のランナー固定構造 - Google Patents

カーテン開閉装置のランナー固定構造

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JPH0711667Y2
JPH0711667Y2 JP1990005530U JP553090U JPH0711667Y2 JP H0711667 Y2 JPH0711667 Y2 JP H0711667Y2 JP 1990005530 U JP1990005530 U JP 1990005530U JP 553090 U JP553090 U JP 553090U JP H0711667 Y2 JPH0711667 Y2 JP H0711667Y2
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runner
curtain
curtain rail
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清 植田
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エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、左右開閉式又は片側開閉式のカー
テン開閉装置に関し、さらに詳しくは、カーテンレール
端部とカーテンの上端縁部とを固定するために用いられ
るカーテン開閉装置のランナー固定構造に関する。
(ロ)従来の技術 従来、上述のカーテンレールの端部とカーテンの上端縁
部とを固定する構造としては、例えば、第5図に示すよ
うに、カーテンレール2の左側端部2aに吊掛け金具9を
固定し、この吊掛け金具9の下面に形成した吊掛け部9a
に、カーテン5の上端縁部に取付けたフック6を係止す
る固定構造がある。
(ハ)考案が解決しようとすく問題点 しかし、上述のカーテンレール2を窓枠上部等の高所に
架設した場合、カーテンレール2の端部2aに固定した吊
掛け金具9の吊掛け部9aに、カーテン5の上端縁部に取
付けたフック6を係止するのが難しく、カーテンレール
2の端部2aとカーテン5の上端縁部との取付け及び取外
しに手間が掛かるという問題点を有している。
また、カーテンレール2の端部2aに取付けた吊掛け金具
9はランナー3と外観形状が大きく異なるため、意匠的
に違和感が与えられ、意匠価値を高めることができない
という問題点も有している。
この考案は上記問題に鑑み、カーテンレールの端部に固
定したランナー固定部材とランナーとを係合固定するこ
とで、カーテンレールとカーテンを吊下げるランナーと
の強固な固定と、この強固な固定の解除が簡単に行える
と共に、装置全体の意匠価値を高めることができるカー
テン開閉装置のランナー固定構造の提供を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、カーテンレールの端部にランナー固定部材
を差込み固定し、該ランナー固定部材の差込み側端部
に、ランナーの係合部の外径寸法より幅狭間隔に隔てて
対向する2本の保持片を差し込み方向に形成し、これら
保持片の対向面に前記ランナー係合部と係合する係合凹
部を形成したカーテン開閉装置のランナー固定構造であ
ることを特徴とする。
(ホ)作用 この考案は、カーテンレールの端部にランナー固定部材
を差込み固定し、このランナー固定部材の差込み側端部
に形成した両保持片の係合凹部に、カーテンレールの内
部に挿入したランナーの係合部を係合固定して、カーテ
ンレールの端部とカーテンの上端縁部とを固定し、且
つ、カーテンレールの端部からランナーが脱落するのを
防止する。また、ランナーに引張り作用力が作用して
も、保持片の外側部分がカーテンレールの内面に当接し
て、保持片の開放部分からランナーの抜けることが防止
される。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、カーテンレールの端部に固定したラ
ンナー固定部材にランナーを係合固定するだけで、この
ランナーはカーテンレールの内面に保持片が規制され、
その固定状態を確実強固に保持される。
さらに、カーテンレールの端部とカーテンの上端縁部と
を簡単に固定及び固定解除することができ、取付け場所
が高いところのような作業性の悪い所でも、ランナーの
固定・解除の作業が容易にでき、左右開閉又は片側開閉
の基準となるカーテンの集束位置の設定及び変更が容易
に行える。
しかも、カーテンレールの内部に於いてランナーとラン
ナー固定部材とを係合固定する特異な構造であるため、
従来例のようにカーテンレール2の端部2aに吊掛け金具
9を固定する必要が無く、カーテンレールの端部の外観
形状が簡素化され、装置全体の意匠価値を高めることが
できる。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は電動又は手動でカーテンを片側に開閉するカーテ
ン開閉装置のランナー固定構造を示し、第3図及び第4
図に於いて、このカーテン開閉装置1は、窓枠上部(図
示省略)に架設したカーテンレール2の内部に合成樹脂
製の各ランナー3…を摺動可能に挿入し、これら各ラン
ナー3…の下部に吊設した各吊掛け環4…に、カーテン
5の上端縁部に取付けた各フック6…を夫々係止し、カ
ーテンレール2の両端部2a,2aに合成樹脂製のランナー
固定部材7,7を差込み固定し、図中左端部2aに配設した
ランナー固定部材7とランナー3とを係合固定してい
る。
上述のランナー3は、第1図及び第2図に示すように、
外観側面状をエ字形に形成した摺動部3aの外周面にガイ
ド溝3bを周設し、この摺動部3aのガイド溝3bに、カーテ
ンレール2の下面側長さ方向に形成した軌条2b,2bを摺
動可能に係合し、且つ、摺動部3aの下面中央部に形成し
た吊掛け部3cに吊掛け環4を吊設している。前述のラン
ナー固定部材7は、カーテンレール2の端部2aの内面形
状と対応する形状寸法に差込み部7aを形成し、この差込
み部7aの差込み側前端部に、ランナー3の摺動部3aの最
大外径寸法よりも若干幅狭間隔に隔てて2本の保持片7
b,7bを差込み方向に形成し、これら保持片7b,7bの先端
側対向面に、上述の摺動部3aの上部外周面と係合する円
弧形状の凹部7c、7cを形成している。
上述の差込み部7aの後端部には、カーテンレール2の端
部2aの外面形状と対応する形状寸法であって、カーテン
レール2の端部2aと当接する係止段部7dを形成してい
る。
なお、このランナー固定部材7は、カーテンレール2の
端部2aに差込まれた差込み部7aの下面中央部にビス8を
螺合して締付け固定する。
以下、カーテンレール2の左側端部2aに配設したランナ
ー3及びランナー固定部材7の組付け方を説明する。
先ず、第1図に示すように、カーテンレール2の内部に
所定個数の各ランナー3…を挿入し、このカーテンレー
ル2の両端部2a,2aにランナー固定部材7,7を夫々差込ん
だ後、これらランナー固定部材7,7の下面側にビス8,8を
螺合して締付け固定する。
次に、第2図に示すように、カーテンレール2の左側端
部2aに固定したランナー固定部材7と、カーテンレール
2に挿入した左端ランナー3とを強制的に係合固定す
る。
すなわち、ランナー固定部材7に形成した保持片7b,7b
を拡張しつつ、これら保持片7b,7b間にランナー3の摺
動部3aを強制的に圧入して、この摺動部3aの上部外周面
を保持片7b,7bに形成した凹部7c、7cに係合させ、これ
ら保持片7b,7bの材料弾性力により摺動部3aを係合状態
に保持する。
この後、カーテンレール2に挿入した各ランナー3…の
各吊掛け環4…に、カーテン5の上端縁部に取付けた各
フック6…を夫々係止することで、カーテンレールの左
側端部2aを基準位置として、カーテン5を右方向(矢印
方向)に開閉操作することができる。
なお、上述のランナー3の係合固定を解除する場合、ラ
ンナー固定部材7に形成した保持片7b,7bを拡張しつつ
ランナー3の摺動部3aを強制的に引抜いて分離する。
このようにカーテンレール2の左側端部2aに差込み固定
したランナー固定部材7にランナー3を係合固定するだ
けで、カーテンレール2の端部2aとカーテン5の上端縁
部とを簡単に固定又は固定解除することができ、左右開
閉又は片側開閉の基準となるカーテン5の集束位置の設
定及び変更が容易に行える。
しかも、カーテンレール2内部に於いてランナー3とラ
ンナー固定部材7とを係合固定する特異な構造であるた
め、従来型のようにカーテンレール2の端部2aに吊掛け
金具9を固定する必要が無く、カーテンレール2の端部
2aの外観形状が簡素化され、装置全体の意匠価値を高め
ることができる。
この考案の構成と、上述の実施例との対応に於いて、 この考案の係合凹部は、実施例の保持片7bの凹部7cに対
応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
例えば、カーテンレール2の右側端部2aに固定したラン
ナー固定部材7に、右端のランナー3を係合固定するこ
とで、カーテン5の開閉方向を左右反対に変更すること
ができる。
また、カーテンレール2の両側端部2a,2aに固定したラ
ンナー固定部材7,7に両端のランナー3,3を夫々係合固定
することで、カーテン5を全閉状態に保持することがで
きる。
さらに、2枚のカーテン5、5を左右に開閉する場合、
カーテンレール2の両側端部2a,2aに固定したランナー
固定部材7,7に、両端ランナー3,3を夫々係合固定するこ
とで、カーテンレール2の両端部2a,2aを基準位置とし
て、両側部に吊設した2枚のカーテン5,5を左右方向に
開閉操作することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はランナー固定構造を示すカーテンレールの左端
部分解斜視図、 第2図はカーテンレールの左端部拡大縦断面図、第3図
はカーテンレールの左端部拡大正面図、 第4図はカーテン開閉装置の全体正面図、 第5図は従来構造を示すカーテンレールの左端部拡大正
面図である。 1……カーテン開閉装置、2……カーテンレール 2a……端部、3……ランナー 3a……摺動部、5……カーテン 6……フック、7……ランナー固定部材 7a……差込み部、7b……保持片 7c……凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンレールにランナーを摺動可能に取
    付け、該ランナーにカーテンを吊設したカーテン開閉装
    置のランナー固定構造であって、 上記カーテンレールの端部にランナー固定部材を差込み
    固定し、 該ランナー固定部材の差込み側端部に、ランナーの係合
    部の外径寸法より幅狭間隔に隔てて対向する2本の保持
    片を差し込み方向に形成し、 これら保持片の対向面に前記ランナー係合部と係合する
    係合凹部を形成した カーテン開閉装置のランナー固定構造。
JP1990005530U 1990-01-24 1990-01-24 カーテン開閉装置のランナー固定構造 Expired - Fee Related JPH0711667Y2 (ja)

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JPS5061915U (ja) * 1973-10-12 1975-06-06
JPS6026729Y2 (ja) * 1982-10-18 1985-08-12 釜屋化学工業株式会社 コンパクト容器
JPS6429675U (ja) * 1987-08-11 1989-02-22
JPH01125262U (ja) * 1988-02-19 1989-08-25

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