JPH07116344A - ビデオゲーム装置 - Google Patents

ビデオゲーム装置

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Publication number
JPH07116344A
JPH07116344A JP5263460A JP26346093A JPH07116344A JP H07116344 A JPH07116344 A JP H07116344A JP 5263460 A JP5263460 A JP 5263460A JP 26346093 A JP26346093 A JP 26346093A JP H07116344 A JPH07116344 A JP H07116344A
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JP
Japan
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video game
player
game controller
game
controller
Prior art date
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Application number
JP5263460A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Shiwa
新一 志和
Tadahiko Komatsu
忠彦 小松
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Priority to JP5263460A priority Critical patent/JPH07116344A/ja
Publication of JPH07116344A publication Critical patent/JPH07116344A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数人で使用するときに、より一層ゲームの
面白さを増大させることが可能なビデオゲーム装置を提
供すること。 【構成】 見る方向により異なった画像を表示する視野
制御型表示装置と、前記視野制御型表示装置に接続され
るビデオゲームコントローラーと、前記ビデオゲームコ
ントローラーに接続される複数のプレーヤー用リモコン
装置とを具備するビデオゲーム装置であって、前記ビデ
オゲームコントローラーが、前記複数のリモコン装置か
らの指示信号に基づいて、前記ビデオゲームコントロー
ラーの内部に格納されたゲームプログラムを実行する手
段と、ゲームで表示する人物等のキャラクタデータを記
憶するキャラクタテーブルと、プレーヤー用リモコン装
置からのキャラクタデータ変更指示入力信号に基づいて
表示中のキャラクタデータを変更する手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の人が参加するビ
デオゲーム装置に係わり、特に、より一層ゲームが楽し
めるように、同一画面にもかかわらず各人は異なる画像
を見ることができるようにしたビデオゲーム装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アクションゲームやロールプレイングゲ
ーム等のビデオゲームにおいては、同一ゲームを複数人
で操作することにより、一層面白さが増加する。
【0003】従来、複数人が異なった画面を同時に見る
方法としては、図7〜図11に示すような方式が知られ
ている。
【0004】図7〜図11は、従来の、複数人が異なっ
た画面を同時に見る方法を説明するための図である。
【0005】図7は、画面分割方式を示しており、この
方式では、上下分割、ピクチャーインピクチャー等を使
用使用して画面を分割している。
【0006】図7において、1は表示装置、A,Bはプ
レーヤー、1A,1Bは分割表示された表示画面を示し
ている。
【0007】図8は、複数装置独立配置方式を示してお
り、この方式は、ゲームセンター等で使用されている方
法である。
【0008】図8において、1,2は表示装置、A,B
はプレーヤー、1A,2Aはそれぞれの表示装置1,2
の表示画面を示している。
【0009】図9は、オーバーレイ方式を示している。
【0010】図9において、1は表示装置、A,Bはプ
レーヤー、1Aは表示画面を示している。
【0011】図10は、視野制御表示方式を示してお
り、この方式は、図11に示すように同一画面に複数の
画像を混ざることなく重ねることができるため、図7に
示す画面分割方式と、図8に示す複数装置独立配置方式
の利点を合わせ持つ優れた表示法である。
【0012】図10、図11において、20は視野制御
型表示装置、A,Bはプレーヤー、20A,20Bは、
各プレーヤーA,Bに表示される表示画面を示してい
る。
【0013】図12は、視野制御型表示装置20の概略
構成を示すブロック図である。
【0014】図12において、20は視野制御型表示装
置、201はビデオプロジェクター、202はダブルレ
ンティキュラスクリーン、203は拡散層である。
【0015】図12に示すように、ビデオプロジェクタ
ー201から投影された画像は、表側と裏側に対称にレ
ンティキュラレンズを設け、その間に拡散層203を設
けたダブルレンティキュラスクリーン202に結像す
る。
【0016】ところが、レンティキュラレンズの対称性
により投影光は、ダブルレンティキュラスクリーン20
2の反対側でビデオプロジェクター201を折り返した
位置に集光する。
【0017】したがって、その集光位置の付近のプレー
ヤーA,Bは、異なった表示画面を見ることが可能とな
る。
【0018】この視野制御型表示装置20の詳細な構成
は、特開平5ー22722号公報「画像通信用入出力装
置」および特開平5ー68246号公報「画像通信用表
示・撮像方式」に記載されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来例においては、下記に説明するような問題点があ
った。
【0020】図7に示す画面分割方式では、画面全体を
使わないため解像度や表示サイズが低下するほか、複数
のゲーム参加者が自分の画面を取り違えるおそれがあ
り、使い勝手に問題点があった。
【0021】図8に示す複数装置独立配置方式では、表
示装置を複数台用意する必要があり、高価になったり、
広い場所を必要とする欠点があるほか、参加者間の物理
的な距離が大きいため参加者同士に一体感が生まれにく
い問題点があった。
【0022】図9に示すオーバーレイ方式では、画面の
重なった領域の特に輝度の低い部分が見えないこと、お
よび、別の画像が自分の画像に重なって邪魔をする等の
問題点があった。
【0023】図10に示す視野制御表示方式の適用装置
は、TV会議のような通信用途に限定されていため、ビ
デオゲームのようなアミューズメント分野に適用する場
合に必要な構成が理解されていなかった。
【0024】本発明は、かかる従来の問題点を解消する
ためになされたものであって、本発明の目的は、ビデオ
ゲーム装置を複数人で使用するときに、より一層ゲーム
の面白さを増大させることが可能な技術を提供すること
にある。
【0025】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な構成は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の(1)手段は、見る方向により異なった画
像を表示する視野制御型表示装置と、前記視野制御型表
示装置に接続されるビデオゲームコントローラーと、前
記ビデオゲームコントローラーに接続される複数のプレ
ーヤー用リモコン装置とを具備するビデオゲーム装置で
あって、前記ビデオゲームコントローラーが、前記複数
のリモコン装置からの指示信号に基づいて、前記ビデオ
ゲームコントローラーの内部に格納されたゲームプログ
ラムを実行する手段と、ゲームで表示する人物等のキャ
ラクタデータを記憶するキャラクタテーブルと、プレー
ヤー用リモコン装置からのキャラクタデータ変更指示入
力信号に基づいて表示中のキャラクタデータを変更する
手段とを有することを特徴とする。
【0027】また、本発明の(2)の手段は、前記
(1)の手段において、キャラクタテーブルが、ビデオ
ゲームコントローラーに接続される外部記憶装置に格納
されていることを特徴とする。
【0028】また、本発明の(3)の手段は、見る方向
により異なった画像を表示する視野制御型表示装置と、
前記視野制御型表示装置に接続される算術処理ユニット
と、前記算術処理ユニットに接続されるビデオゲームコ
ントローラーと、前記ビデオゲームコントローラーに接
続される複数のプレーヤー用リモコン装置とを具備する
ビデオゲーム装置であって、前記ビデオゲームコントロ
ーラーが、複数のリモコン装置からの指示信号に基づい
て、前記ビデオゲームコントローラーの内部に格納され
たゲームプログラムを実行する手段を有し、前記算術処
理ユニットが、ゲームコントローラーから生成される画
像データを、2つの異なる視点に対応する画像データに
変換し、各画像データを各々独立に視野制御型表示装置
に入力する手段を有することを特徴とする。
【0029】また、本発明の(4)の手段は、見る方向
により異なった画像を表示する視野制御型表示装置と、
前記視野制御型表示装置に接続されるビデオゲームコン
トローラーと、前記ビデオゲームコントローラーに接続
される複数のプレーヤー用リモコン装置とを具備するビ
デオゲーム装置であって、前記ビデオゲームコントロー
ラーが、前記複数のリモコン装置からの指示信号に基づ
いて、前記ビデオゲームコントローラーの内部に格納さ
れた複数ゲームプログラムを実行する手段と、複数のプ
ログラムにより生成された複数の異なるシナリオ中のイ
ベントの時間順序等を監視する同期制御ユニットと、前
記手段により得られた結果を異なる映像信号として前記
視野制御型表示装置に入力する手段とを有することを特
徴とする。
【0030】また、本発明の(5)の手段は、前記
(1)ないし(4)手段のいずれかにおいて、ゲームプ
ログラムが、ビデオゲームコントローラーに接続される
外部記憶装置に格納されていることを特徴とする。
【0031】
【作用】前記手段によれば、見る方向により異なった画
像を表示する視野制御型表示装置と、ビデオゲームコン
トローラーと、複数のプレーヤー用リモコン装置と具備
するビデオゲーム装置において、ビデオゲームコントロ
ーラーに、ゲームで表示する人物等のキャラクタデータ
を記憶するキャラクタテーブルを設け、各プレーヤー
が、プレーヤー用リモコンからゲームコントローラーへ
キャラクタデータ変更指示信号を入力し、それぞれの表
示画面に表示中のキャラクタを独立に変更できるように
したので、各プレーヤーは、自分のキャラクタに同化す
ることが容易になり、ゲームの面白さが増大する。
【0032】また、前記手段によれば、見る方向により
異なった画像を表示する視野制御型表示装置と、ビデオ
ゲームコントローラーと、複数のプレーヤー用リモコン
装置と具備するビデオゲーム装置において、ビデオゲー
ムコントローラーに、表示画面の視点を変換する算術処
理ユニットを設け、ゲームコントローラーから生成され
る画像データを、2つの異なる視点に対応する画像デー
タに変換し、各画像データを各々独立に視野制御型表示
装置に入力するようにしたので、各プレーヤーは、自分
のキャラクタに同化することが容易になり、ゲームの面
白さが増大する。
【0033】また、前記手段によれば、見る方向により
異なった画像を表示する視野制御型表示装置と、ビデオ
ゲームコントローラーと、複数のプレーヤー用リモコン
装置と具備するビデオゲーム装置において、ビデオゲー
ムコントローラーに、同期制御ユニットを設け、複数の
ゲームプログラムにより生成される複数の異なるシナリ
オ中のイベントの時間順序等を監視するようにしたの
で、各プレーヤーは、自分のキャラクタに同化すること
が容易になり、ゲームの面白さが増大するばかりでな
く、ゲームに変化をつけることや実在感のあるゲームを
容易に実現可能である。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0035】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0036】
【実施例1】図1は、本発明の実施例1であるビデオゲ
ーム装置の概略構成を示すブロック図である。
【0037】図1において、20は視野制御型表示装
置、21はゲームコントローラー、22はプレーヤーA
用リモコン、23プレーヤーB用リモコン、24はキャ
ラクタテーブル、25は共通のゲームプログラムであ
る。
【0038】本実施例1では、ゲーム機本体であるゲー
ムコントローラー21に、プレーヤーA用リモコン22
と、プレーヤーB用リモコン23の2つのリモコンが接
続され、プレーヤーA,Bは、プレーヤーA用リモコン
22と、プレーヤーB用リモコン23の2つのリモコン
から、ゲームコントローラー21に指示信号を与える。
【0039】ゲームコントローラー21は、プレーヤー
A用リモコン22と、プレーヤーB用リモコン23の2
つのリモコンからの指示信号に基づいて、共通のゲーム
プログラム25を実行する。
【0040】また、ゲームコントローラー21は、その
内部に必要なキャラクタデータを保持するキャラクタテ
ーブル24を格納しており、プレーヤーAに対応したキ
ャラクタセットをもつ画像と、プレーヤーBに対応した
キャラクタセットをもつ画像とを、独立に視野制御型表
示装置20に入力する。
【0041】次に、本実施例1の動作について説明す
る。
【0042】図2は、本発明の実施例1であるビデオゲ
ーム装置で、2人のプレーヤーがゲームをしているとき
の、各人に表示される表示画像の一例を示す図である。
【0043】図2において、20AはプレーヤーAに表
示される表示画面、20BはプレーヤーBに表示される
表示画面、11は表示画面中の飛行機、12は表示画面
中の戦車、13は表示画面中の木、14は表示画面中の
人、15は表示画面中の家である。
【0044】図2においては、プレーヤーAと、プレー
ヤーBとが、ゲームをしており、プレーヤーAが飛行機
側、プレーヤーBが戦車側とする。
【0045】プレーヤーAが見る画像20Aでは、プレ
ーヤーAは戦車12に向かって攻撃しており、戦車12
が飛行機11に向かって反撃している。
【0046】通常は、プレーヤーBもAと同一の画面を
見てゲームをするが、戦車12のキャラクタおよびそれ
に付随する性能に飽きてきた等の理由により、キャラク
タを変更したいとする。
【0047】そこで、プレーヤーBが、プレーヤー用リ
モコン23からゲームコントローラー21にキャラクタ
データ変更指示信号を入力することにより、本実施例1
では、プレーヤーBの表示画面20Bだけ戦車12を、
例えば、人物14に変更することが可能である。
【0048】また、プレーヤーBの表示画面20Bにお
いて、プレーヤーAの表示画面10Aにおける木13が
家15に変更されているように、景観上のキャラクタも
同時に変えること可能である。
【0049】なお、本実施例1における、プレーヤーA
用リモコン22およびプレーヤーB用リモコン23とし
ては、当業者に周知のもの、例えば、市販のTVゲーム
機に使用されているコントローラ、あるいは、ジョイス
テック等が使用可能である。
【0050】また、本実施例1における、ゲームコント
ローラ21としては、当業者に周知のもの、例えば、市
販のTVゲーム機の本体部、あるいは、パーソナルコン
ピュータ等が使用可能である。
【0051】本実施例1のゲームコントローラ21にパ
ーソナルコンピュータを使用するときは、ゲーム開始時
に外部記憶装置から共通のゲームプログラム25を、パ
ーソナルコンピュータの内部メモリに読み込むようにす
ることも可能である。
【0052】また、本実施例2のゲームコントローラ2
1に市販のTVゲーム機の本体部を使用するときは、ゲ
ームプログラムを、ROMカセット等からゲームコント
ローラ21に転送する必要がある。
【0053】さらに、本実施例1では、キャラクタテー
ブル24をゲームコントローラ21の内部に格納するす
るようにしたが、外部記憶装置に格納するようにしても
良い。
【0054】以上説明したように、本実施例1によれ
ば、各プレーヤーが、プレーヤー用リモコンからゲーム
コントローラー21へキャラクタデータ変更指示信号を
入力し、それぞれの表示画面に表示中のキャラクタを独
立に変更することが可能である。
【0055】それにより、各プレーヤーは、自分のキャ
ラクタに同化することが容易になり、ゲームの面白さが
増大する。
【0056】
【実施例2】図3は、本発明の実施例2であるビデオゲ
ーム装置の概略構成を示すブロック図である。
【0057】図3において、20は視野制御型表示装
置、21はゲームコントローラー、22はプレーヤーA
用リモコン、23プレーヤーB用リモコン、31は視野
変換処理ユニット、25は共通のゲームプログラムであ
る。
【0058】本実施例2では、ゲーム機本体であるゲー
ムコントローラー21に、プレーヤーA用リモコン22
と、プレーヤーB用リモコン23の2つのリモコンが接
続され、プレーヤーA,Bは、プレーヤーA用リモコン
22と、プレーヤーB用リモコン23の2つのリモコン
から、ゲームコントローラー21に指示信号を与える。
【0059】ゲーム機本体であるゲームコントローラー
21は、プレーヤーA用リモコン22と、プレーヤーB
用リモコン23の2つのリモコンからの指示信号に基づ
いて、共通のゲームプログラム25を実行する。
【0060】ゲームコントローラー21から生成される
画像データは、視点変換処理ユニット31により2つの
異なる視点に対応する画像データに変換され、各画像デ
ータが各々独立に視野制御型表示装置20に入力され
る。
【0061】次に、本実施例2の動作について説明す
る。
【0062】図4は、本発明の実施例2であるビデオゲ
ーム装置で、2人のプレーヤーがゲームをしているとき
の、各人に表示される表示画像の一例を示す図である。
【0063】図4において、20AはプレーヤーAに表
示される表示画面、20BはプレーヤーBに表示される
表示画面、11A,11Bは表示画面中の飛行機、12
A,12Bは表示画面中の戦車、13A,13Bは表示
画面中の木である。
【0064】図4においては、プレーヤーAと、プレー
ヤーBとが、ゲームをしており、プレーヤーAが戦車
側、プレーヤーBが飛行機側とする。
【0065】プレーヤーAが見る画像20Aは、戦車の
視点に近い画像であり、プレーヤーBが見る画像20B
は、飛行機の視点に近い画像である。
【0066】なお、本実施例2における、プレーヤーA
用リモコン22およびプレーヤーB用リモコン23とし
ては、当業者に周知のもの、例えば、市販のTVゲーム
機に使用されているコントローラ、あるいは、ジョイス
テック等が使用可能である。
【0067】また、本実施例2における、ゲームコント
ローラ21としては、当業者に周知のもの、例えば、市
販のTVゲーム機の本体部、あるいは、パーソナルコン
ピュータ等が使用可能である。
【0068】本実施例2のゲームコントローラ21にパ
ーソナルコンピュータを使用するときは、ゲーム開始時
に外部記憶装置から共通のゲームプログラム25を、パ
ーソナルコンピュータの内部メモリに読み込むようにす
ることも可能である。
【0069】また、本実施例2のゲームコントローラ2
1に市販のTVゲーム機の本体部を使用するときは、ゲ
ームプログラムを、ROMカセット等からゲームコント
ローラ21に転送する必要がある。
【0070】また、本実施例2における、視野変換ユニ
ット31としては、当業者に周知のもの、例えば、アフ
ィン変換等の幾何学変換する画像処理回路等が使用可能
である。
【0071】以上説明したように、本実施例2によれ
ば、ゲームコントローラー21から生成される画像デー
タは、視点変換処理ユニット31により2つの異なる視
点に対応する画像データに変換され、各画像データが各
々独立に視野制御型表示装置20に入力されるので、各
プレーヤーは、自分のキャラクタに同化することが容易
になり、ゲームの面白さが増大する。
【0072】
【実施例3】図5は、本発明の実施例3であるビデオゲ
ーム装置の概略構成を示すブロック図である。
【0073】図5において、20は視野制御型表示装
置、21はゲームコントローラー、22はプレーヤーA
用リモコン、23プレーヤーB用リモコン、61は同期
制御ユニット、62はプログラムA、63はプログラム
Bである。
【0074】本実施例3では、ゲームコントローラー2
1は、2つの異なるシナリオに対応するゲームプログラ
ムA62およびプログラムB63を格納している。
【0075】また、本実施例3では、ゲーム機本体であ
るゲームコントローラー21に、プレーヤーA用リモコ
ン22と、プレーヤーB用リモコン23の2つのリモコ
ンが接続され、プレーヤーA,Bは、プレーヤーA用リ
モコン22と、プレーヤーB用リモコン23の2つのリ
モコンから、ゲームコントローラー21に指示信号を与
える。
【0076】ゲームコントローラー21は、プレーヤー
A用リモコン22と、プレーヤーB用リモコン23の2
つのリモコンからの指示信号に基づいて、それぞれプロ
グラムA62およびプログラムB63を実行する。
【0077】その際に、同期制御ユニット61により、
2つのプログラムのイベント整合がなされる。
【0078】プログラムA62、プログラムB63の出
力画像は、各々独立に視野制御型表示装置に入力され
る。
【0079】次に、本実施例3の動作について説明す
る。
【0080】図6は、本発明の実施例3であるビデオゲ
ーム装置で、2人のプレーヤーがゲームをしているとき
の、各人に表示される表示画像の一例を示す図である。
【0081】図6において、20AはプレーヤーAに表
示される表示画面、20BはプレーヤーBに表示される
表示画面、51,55は表示画面中の人、52は表示画
面中の木、53は表示画面中の家、54は表示画面中の
ドア、56は表示画面中の窓である。
【0082】図6においては、プレーヤーAと、プレー
ヤーBとが、ゲームをしており、プレーヤーAは家53
の外にいる人51を、プレーヤーBは家53の中にいる
人55を操作している。
【0083】プレーヤーAが見る画像20Aは、家53
の外の人物51を含む画像であり、プレーヤーBが見る
画像20Bは、家53の中を含む画像である。
【0084】プレーヤーAとプレーヤーBとは、プレー
ヤーAが操作している人51と、プレーヤーBが操作し
ている人55とが、互いに接触する等のイベントが発生
しない限り、独立にゲームを進めている。
【0085】しかし、プレーヤーAが操作している人5
1と、プレーヤーBが操作している人55とが相互作用
すると、2つの画面20A、20Bは同期した動作をす
る。
【0086】例えば、プレーヤーAが操作している人5
1が、家53のドア54を開けると、プレーヤーBの画
面50B中のドア54も開けられる。
【0087】なお、本実施例3における、プレーヤーA
用リモコン22およびプレーヤーB用リモコン23とし
ては、当業者に周知のもの、例えば、市販のTVゲーム
機に使用されているコントローラ、あるいは、ジョイス
テック等が使用可能である。
【0088】また、本実施例3における、ゲームコント
ローラ21としては、当業者に周知のもの、例えば、市
販のTVゲーム機の本体部、あるいは、パーソナルコン
ピュータ等が使用可能である。
【0089】本実施例3のゲームコントローラ21にパ
ーソナルコンピュータを使用するときは、ゲーム開始時
に外部記憶装置からゲームプログラムA62およびゲー
ムプログラムB63を、パーソナルコンピュータの内部
メモリに読み込むようにすることも可能である。
【0090】また、本実施例3のゲームコントローラ2
1に市販のTVゲーム機の本体部を使用するときは、ゲ
ームプログラムA62およびゲームプログラムB63
を、ROMカセット等からゲームコントローラ21に転
送する必要がある。
【0091】以上説明したように、本実施例3によれ
ば、各プレーヤーは、自分のキャラクタに容易に同化で
きるだけでなく、異なった画像情報に基づいてプレーす
ることが可能になり、従来にないゲームを楽しむことが
できる。
【0092】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
見る方向により異なった画像を表示する視野制御型表示
装置と、ビデオゲームコントローラーと、複数のプレー
ヤー用リモコン装置とを具備するビデオゲーム装置にお
いて、ビデオゲームコントローラーに、ゲームで表示す
る人物等のキャラクタデータを記憶するキャラクタテー
ブルを設け、各プレーヤーが、プレーヤー用リモコンか
らゲームコントローラーへキャラクタデータ変更指示信
号を入力し、それぞれの表示画面に表示中のキャラクタ
を独立に変更できるようにしたので、各プレーヤーは、
自分のキャラクタに同化することが容易になり、ゲーム
の面白さが増大する。
【0094】また、本発明によれば、見る方向により異
なった画像を表示する視野制御型表示装置と、ビデオゲ
ームコントローラーと、複数のプレーヤー用リモコン装
置と具備するビデオゲーム装置において、ビデオゲーム
コントローラーに、表示画面の視点を変換する算術処理
ユニットを設け、ゲームコントローラーから生成される
画像データを、2つの異なる視点に対応する画像データ
に変換し、各画像データを各々独立に視野制御型表示装
置に入力するようにしたので、各プレーヤーは、自分の
キャラクタに同化することが容易になり、ゲームの面白
さが増大する。
【0095】また、本発明によれば、見る方向により異
なった画像を表示する視野制御型表示装置と、ビデオゲ
ームコントローラーと、複数のプレーヤー用リモコン装
置と具備するビデオゲーム装置において、ビデオゲーム
コントローラーに、同期制御ユニットを設け、複数のゲ
ームプログラムにより生成される複数の異なるシナリオ
中のイベントの時間順序等を監視するようにしたので、
各プレーヤーは、自分のキャラクタに同化することが容
易になり、ゲームの面白さが増大するばかりでなく、ゲ
ームに変化をつけることや実在感のあるゲームを容易に
実現可能である。
【0096】さらに、本発明によれば、1つの視野制御
型表示装置を複数のゲーム参加者に共通のディスプレイ
として用いているので、参加者に一体感が生まれ、これ
がゲームをよりいっそう面白いものとする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1であるビデオゲーム装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1であるビデオゲーム装置で、
2人のプレーヤーがゲームをしているときの、各人に表
示される表示画像の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例2であるビデオゲーム装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例2であるビデオゲーム装置で、
2人のプレーヤーがゲームをしているときの、各人に表
示される表示画像の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施例3であるビデオゲーム装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例3であるビデオゲーム装置で、
2人のプレーヤーがゲームをしているときの、各人に表
示される表示画像の一例を示す図である。
【図7】従来の、複数人が異なった画面を同時に見る方
法を説明するための図であり、画面分割方式を示す図で
ある。
【図8】従来の、複数人が異なった画面を同時に見る方
法を説明するための図であり、複数装置独立配置方式を
示す図である。
【図9】従来の、複数人が異なった画面を同時に見る方
法を説明するための図であり、オーバーレイ方式を示す
図である。
【図10】従来の、複数人が異なった画面を同時に見る
方法を説明するための図であり、視野制御型表示方式を
示す図である。
【図11】図10の視野制御型表示装置の表示範囲を説
明するための図である。
【図12】図10の視野制御型表示装置の概略構成を示
す図である。
【符号の説明】
A,B…プレーヤー、1,2…表示装置、1A,1B,
2A,20A,20B…表示画面、11,11A,11
B…表示画面中の飛行機、12,12A,12B…表示
画面中の戦車、13,13A,13B,52…表示画面
中の木、14,51,55…表示画面中の人、15,5
3…表示画面中の家、20…視野制御型表示装置、21
…ゲームコントローラー、22…プレーヤーA用リモコ
ン、23プレーヤーB用リモコン、24…キャラクタテ
ーブル、25…共通のゲームプログラム、31…視野変
換処理ユニット、61…同期制御ユニット、62…プロ
グラムA、63…プログラムB、54…表示画面中のド
ア、56…表示画面中の窓201…ビデオプロジェクタ
ー、202…ダブルレンティキュラスクリーン、203
…拡散層。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見る方向により異なった画像を表示する
    視野制御型表示装置と、前記視野制御型表示装置に接続
    されるビデオゲームコントローラーと、前記ビデオゲー
    ムコントローラーに接続される複数のプレーヤー用リモ
    コン装置とを具備するビデオゲーム装置であって、 前記ビデオゲームコントローラーが、 前記複数のリモコン装置からの指示信号に基づいて、前
    記ビデオゲームコントローラーの内部に格納されたゲー
    ムプログラムを実行する手段と、 ゲームで表示する人物等のキャラクタデータを記憶する
    キャラクタテーブルと、 プレーヤー用リモコン装置か
    らのキャラクタデータ変更指示入力信号に基づいて表示
    中のキャラクタデータを変更する手段とを有することを
    特徴とするビデオゲーム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたビデオゲーム装置
    において、キャラクタテーブルが、ビデオゲームコント
    ローラーに接続される外部記憶装置に格納されているこ
    とを特徴とするビデオゲーム装置。
  3. 【請求項3】 見る方向により異なった画像を表示する
    視野制御型表示装置と、前記視野制御型表示装置に接続
    される算術処理ユニットと、前記算術処理ユニットに接
    続されるビデオゲームコントローラーと、前記ビデオゲ
    ームコントローラーに接続される複数のプレーヤー用リ
    モコン装置とを具備するビデオゲーム装置であって、 前記ビデオゲームコントローラーが、 複数のリモコン装置からの指示信号に基づいて、前記ビ
    デオゲームコントローラーの内部に格納されたゲームプ
    ログラムを実行する手段を有し、 前記算術処理ユニットが、 ゲームコントローラーから生成される画像データを、2
    つの異なる視点に対応する画像データに変換し、各画像
    データを各々独立に視野制御型表示装置に入力する手段
    を有することを特徴とするビデオゲーム装置。
  4. 【請求項4】 見る方向により異なった画像を表示する
    視野制御型表示装置と、前記視野制御型表示装置に接続
    されるビデオゲームコントローラーと、前記ビデオゲー
    ムコントローラーに接続される複数のプレーヤー用リモ
    コン装置とを具備するビデオゲーム装置であって、 前記ビデオゲームコントローラーが、 前記複数のリモコン装置からの指示信号に基づいて、前
    記ビデオゲームコントローラーの内部に格納された複数
    ゲームプログラムを実行する手段と、 複数のプログラムにより生成された複数の異なるシナリ
    オ中のイベントの時間順序等を監視する同期制御ユニッ
    トと、 前記手段により得られた結果を異なる映像信号として前
    記視野制御型表示装置に入力する手段とを有することを
    特徴とするビデオゲーム装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    に記載されたビデオゲーム装置において、 ゲームプログラムが、ビデオゲームコントローラーに接
    続される外部記憶装置に格納されていることを特徴とす
    るビデオゲーム装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136001A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Square Enix Co Ltd ネットワークゲームシステム、及びゲーム装置

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