JPH0711488Y2 - 電子機器のハンドル回動装置 - Google Patents

電子機器のハンドル回動装置

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JPH0711488Y2
JPH0711488Y2 JP1989084263U JP8426389U JPH0711488Y2 JP H0711488 Y2 JPH0711488 Y2 JP H0711488Y2 JP 1989084263 U JP1989084263 U JP 1989084263U JP 8426389 U JP8426389 U JP 8426389U JP H0711488 Y2 JPH0711488 Y2 JP H0711488Y2
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JP
Japan
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handle
drive lever
push button
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electronic device
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道雄 篠原
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Alpine Electronics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、インストルメントパネルなどに取り出し自在
に取付けられる車載用音響機器などの電子機器に係り、
特に機器を引き出しそして持ち運ぶためのハンドルが機
器本体に対して回動自在に支持されるハンドル回動装置
に関する。
〔従来の技術〕
第5図〜第7図は、従来の車載用音響機器を動作別側面
図によって示している。この車載用音響機器は自動車の
インストルメントパネルなどに取り出し自在に装着され
るものであり、自動車から降りるときに取り外しでき、
その後に持ち運ぶことができるようにしたものである。
符号1はシャーシであり、2はその前方に設けられたノ
ーズである。
符号12はハンドルである。このハンドル12はノーズ2の
側部に設けられた支持ピン10により回動自在に支持され
ている。ハンドル12にはピン13によってロックレバー14
が連結されている。ロックレバー14には円弧状の溝14a
が設けられており、この溝14aが本体シャーシ1の側部
に設けられたガイドピン15によりガイドされている。ロ
ックレバー14の基部先端にはロック片14bが一体に設け
られており、第5図に示すようにハンドル12がノーズ2
の下縁の沿う姿勢のときに、ロック片14bが被取付けベ
ース20のロック穴20a内に挿入され、シャーシ本体が抜
け出ないようにロックされる。
前記支持ピン10には駆動レバー16が回動自在に支持され
ている。この駆動レバー16の一方の端部は操作面Aの前
方へ突出してその先端が折曲げられて操作片16aが形成
されている。また駆動レバー16の他方の端部には押出し
片16bが折曲げられており、これがハンドル12の後縁部1
2aに係止されている。ハンドル12を保持できる状態にす
るときには、第5図に示す状態から駆動レバー16の操作
片16aを押圧する。操作片16aが押圧されると駆動レバー
16が支持ピン10を中心として回動し、押出し片16bがハ
ンドル12を押出し、ハンドル12が第6図に示す姿勢まで
回動する。このときハンドル12と共にロックレバー14が
回動し、その後部先端のロック片14bがロック穴20aから
抜け出て機器のロックが解除される。第6図の姿勢から
ハンドル12を保持し手前に回動して第7図に示すように
ハンドル12を立て、ハンドル12を引くことにより、機器
を被取付けベース20から引き出すことができ、ハンドル
12により保持運搬できるようになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来例では、操作片16aが、駆動レバー16の端部に
一体に形成されている。したがって、操作片16aが押さ
れて駆動レバー16が回動する際、第6図に示すように操
作片16aが回動軌跡にて移動することになる。
一方、指で操作片16aを押圧する際、第6図に示すよう
に、操作片16aに対し操作面Aと垂直な向きにて直線的
な押圧力Fが与えられるのが一般的である。この直線的
な押圧力Fの作用線に対し操作片16aが回動軌跡にて移
動することになると、指で押したときの操作感触が非常
に悪くなる。また操作片16aが押されたときに、駆動レ
バー16の回動負荷とハンドル12の回動負荷が、指に対し
て抵抗力として作用するが、操作片16aが回動する構造
であると、直線的な押圧力Fを与えている指に対して作
用する前記抵抗力が大きくなり、ハンドル12を回動させ
るために大きな操作力が必要となって、操作性の悪いも
のとなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、指によ
る押圧操作によりハンドルを所定角度前方へ回動させる
際に、操作感触が良好となり、且つ指への抵抗力も小さ
くできる電子機器のハンドル回動装置を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるハンドル回動装置は、操作面の側部を支点
として、操作面の縁部に沿う第1の姿勢から操作面の前
方へ立つ第2の姿勢へ回動するハンドルが設けられてい
る電子機器において、操作面に垂直な方向へ直線的に動
作する押し釦と、押し釦が押圧操作されたときにその押
圧力により回動させられる駆動レバーとが設けられ、こ
の駆動レバーの前記押し釦の押圧力を受ける端部と逆側
の端部には、駆動レバーが回動するときに前記第1の姿
勢にあるハンドルを第2の姿勢方向へ所定角度回動させ
る押出し部が設けられていることを特徴とするものであ
る。
また上記において、駆動レバーは、ハンドルと共通の支
点に対して回動自在に支持され、駆動レバーは前記支点
を挟む一方の端部にて押し釦からの押し力を受け、他方
の端部に押出し部が形成されているものとすることが好
ましい。
〔作用〕
上記手段では、操作面に垂直な方向へ直線的に動作する
押し釦が設けられており、指による押圧力が操作面に垂
直な方向へ与えられると、押し釦はこの指の操作線に沿
って直線的に押圧されて後退する。押し釦が押されて直
線的に後退すると、この押圧力が駆動レバーの一端に作
用し駆動レバーが回動させられる。駆動レバーの回動力
はその他端に設けられた押出し部によりハンドルに与え
られ、ハンドルが所定角度前方へ回動して、手で掴みや
すい位置となる。操作面と垂直な方向への指の押圧力に
対し、押し釦が同じ方向へ直線的に動作するものである
ため、押圧操作感触が良好になる。また押し釦から指へ
作用する回動抵抗力も小さくなり、操作性が非常によく
なる。
また、駆動レバーの回動支点と、ハンドルの回動支点と
を共通のものにすれば、ハンドルと駆動レバーの支持構
造を簡単にでき、狭いスペースにハンドルと駆動レバー
の双方を配置することが可能になる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第1図〜第4図の図面によって説
明する。
第1図〜第3図はハンドル回動装置を動作別に示す側面
図、第4図は車載用音響機器の全体の構造を示す斜視図
である。
第4図において、符号1は本体シャーシであり、その前
方にノーズ2が設けられている。本体シャーシ1の後部
には、車内の電源部やスピーカなどに接続するためのコ
ネクタ6が設けられている。ノーズ2の前面が操作面A
である。この操作面Aにはカセット挿入口3や表示部4
および各種操作部材5a,5b,5c,5dが設けられている。第
4図に示すものは、自動車だけでなく、ヨットなどにも
搭載できるように配慮されているものであり、カセット
挿入口3をカバー3aにより覆うことができるようになっ
ている。また他の各種操作部材5a〜5dにも防水対策が施
されている。
符号21はハンドルである。このハンドル21の基部はノー
ズ2の側面に対し支持ピン30によって回動自在に支持さ
れている。第1図〜第3図に示すように、ハンドル21の
基端には2つの凹部21a,21bとその中間に位置する突部2
1cとが一体に形成されている。ノーズ21の内部側方位置
には板ばね22が収納されており、この板ばね22に前記凹
部21a,21bに嵌着される弾性突起22aが形成されている。
ハンドル21にはピン23によってロックレバー24が連結さ
れている。ロックレバー24には円弧状の溝24aが形成さ
れており、この溝24aが本体シャーシ1の側部に設けら
れたガイドピン25によりガイドされている。ロックレバ
ー24の基部先端にはロック片24bが一体に設けられてお
り、第1図に示すようにハンドル21がノーズ2の下縁の
沿う第1の姿勢のときに、ロック片24bが被取付けベー
ス20のロック穴20a内に挿入され、シャーシ本体が抜け
出ないようにロックされる。
前記支持ピン30には駆動レバー26が回動自在に支持され
ている。この駆動レバー26の一方の端部には長穴26aが
形成されている。ノーズ2の側部には押し釦27が直線的
に摺動できるように挿入されており、この押し釦27に設
けられたピン28が前記長穴26aに挿入され、押し釦27の
直線的な押圧力により駆動レバー26に回動力が与えられ
るようになっている。また駆動レバー26の他方の端部に
は押出し部としての押出し片26bが折曲げられており、
これがハンドル21の後縁部21dに係止されている。
次に動作について説明する。
第1図は、車載用音響機器が被取付けベース20内に収納
された状態を示している。このときハンドル21はノーズ
2の下縁に沿う第1の姿勢に回動している。この姿勢で
は、ハンドル21の基部の一方の凹部21aに板ばね22の弾
性突起22aが嵌着しており、ハンドル21はこの姿勢に維
持されている。またロックレバー24の後部先端のロック
片24bはロック穴20aに嵌着されており、車載用音響機器
が被取付けベース20内にてロックされている。
車載用音響機器を被取付けベース20から抜き取る場合に
は、第2図に示すように押し釦27を押す。この押し釦27
はノーズ2内を直線的に摺動する。よって直線的な力F
によって押し釦27を押すことができる。押し釦27が押さ
れると、これに連結されている駆動レバー26が反時計方
向へ回動し、その下端の押出し片26bによりハンドル21
が押される。このときハンドル21の基部の凹部21aが板
ばね22の弾性突起22aからはずれる。押し釦27が最も押
された位置では、ハンドル21が第2図に示す角度まで回
動し、板ばね22の弾性突起22aがハンドル21の基部の突
部21cに弾接し、ハンドル21は第2図の姿勢に維持され
る。ハンドル21が回動する際に、ロックレバー24が一緒
に回動し、その基部先端のロック片24bがロック穴20aか
ら抜け出て、ロックが解除される。図の状態から手でハ
ンドル21を引いて起こすと、ハンドル21は回動し、第3
図に示すようにハンドル21が操作面Aに対してほぼ直角
に立った第2の姿勢のときに、ハンドル21の基部の凹部
21bが板ばね22の弾性突起22aに嵌合し、ハンドル21がそ
の姿勢にて維持される。そのままハンドル21を引けば、
車載用音響機器は被取付けベース20から抜き出される。
上記実施例では、ハンドル21が板ばね22によりそれぞれ
の姿勢に維持されるので、第2図または第3図の姿勢か
らハンドルが自重により第1図に示す姿勢に戻るような
ことはなくなる。よってハンドル21の回動支持部におけ
る負荷を軽くでき、押し釦27を押してハンドル21を回動
させるときの操作抵抗が軽くなる。特に上記実施例で
は、押し釦27が直線的に摺動する構造であるため、指で
押し釦27をF方向へ直線的に押す操作でよくなり、第5
図以下に示す従来例のように、操作片16aが回動動作す
るものに比べて操作しやすくなり、操作負荷も軽くな
る。
〔効果〕
以上のように、本考案によれば、押し釦が直線的に動作
するものであるため、押し釦の操作が楽であり、また操
作負荷も軽くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案による電子機器のハンドル回動
支持機構を動作別に示す側面図、第4図は車載用音響機
器の斜視図、第5図〜第7図は従来の電子機器のハンド
ル回動支持機構を動作別に示す側面図である。 1…本体シャーシ、2…ノーズ、A…操作面、20…被取
付けベース、20a…ロック穴、21…ハンドル、21a,21b…
凹部、22…板ばね、22a…弾性突起、24…ロックレバ
ー、27…押し釦、28…駆動レバー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作面の側部を支点として、操作面の縁部
    に沿う第1の姿勢から操作面の前方へ立つ第2の姿勢へ
    回動するハンドルが設けられている電子機器において、
    操作面に垂直な方向へ直線的に動作する押し釦と、押し
    釦が押圧操作されたときにその押圧力により回動させら
    れる駆動レバーとが設けられ、この駆動レバーの前記押
    し釦の押圧力を受ける端部と逆側の端部には、駆動レバ
    ーが回動するときに前記第1の姿勢にあるハンドルを第
    2の姿勢方向へ所定角度回動させる押出し部が設けられ
    ていることを特徴とする電子機器のハンドル回動装置。
  2. 【請求項2】駆動レバーは、ハンドルと共通の支点に対
    して回動自在に支持され、駆動レバーは前記支点を挟む
    一方の端部にて押し釦からの押し力を受け、他方の端部
    に押出し部が形成されている請求項1記載の電子機器の
    ハンドル回動装置。
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JPS57197666U (ja) * 1981-06-10 1982-12-15
JPH0525263Y2 (ja) * 1986-11-25 1993-06-25
JPS64377U (ja) * 1987-06-19 1989-01-05
JPH0636614Y2 (ja) * 1987-08-08 1994-09-21 アルパイン株式会社 車載用音響機器のハンドル装置

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