JPH07114730B2 - 加熱装置付配膳車及び該配膳車用のトレイ並びにキャセロール - Google Patents

加熱装置付配膳車及び該配膳車用のトレイ並びにキャセロール

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JPH07114730B2
JPH07114730B2 JP1210500A JP21050089A JPH07114730B2 JP H07114730 B2 JPH07114730 B2 JP H07114730B2 JP 1210500 A JP1210500 A JP 1210500A JP 21050089 A JP21050089 A JP 21050089A JP H07114730 B2 JPH07114730 B2 JP H07114730B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、航空機内などで用いる加熱装置付の配膳車
と、この配膳車に使用するトレイ、及びトレイに載せる
キャセロールに関する。
[従来の技術] 一般に、旅客航空機内における旅客の食事は、食べ物が
トレイ上に並べられた状態で旅客に提供されるが、その
各トレイは食器を載せた状態で配膳車内に地上において
収納され、機内において配膳車を移動しつつ旅客に渡さ
れる。
この場合、通常、副食(冷菜)は調理後に地上において
トレイ上に準備され、肉や魚料理などの主食(アント
レ)は別個に食器(キャセロール)に入れてラツクに並
べ、これを機内のオーブンに収納しておき、配膳前に加
熱してトレイ上に移し替え、旅客に配膳する方法がとら
れているが、機内において配膳前に主食をオーブンで加
熱し、これを配膳車のトレイ上に移し替える作業は、最
近の大形旅客機では乗務員にとつて煩雑な作業となるた
め、最近、主食を副食とともにトレイに並べておき、配
膳車内を冷却した状態で主食を加熱したり、保温するこ
とが考えられている。
しかし、このように配膳車内で加熱または保温する場合
に、例えば特公昭56−26413号公報や特公昭58−47177号
公報にあるように、食器をその底部とトレイとの間に挿
入したヒーターによつて加熱する方式をとると、主食の
食器が加熱されるとともに、トレイおよび冷菜類も熱伝
導により温度が上つてしまう。さらに冷菜類を冷たく保
つためにドライアイスの冷気をフアンで循環させたり、
外部冷却装置から冷風を引き込んだりする必要があり、
加熱効率が悪く、所定温度にするのに時間もかかる。
また、この形式の加熱装置にあつては、ヒーターを薄く
形成する必要があるために、電気絶縁性を充分に確保で
きない場合が生ずる。配膳車は、使用後にその内部を洗
滌する必要があつて水洗い等が行われるが、ヒーター部
の絶縁性が不充分であると、この水洗いにより不具合が
生じたり、不具合を回避するために水洗いが不充分にな
る等の問題を派生した。
一方、トレイ内にヒーターを組込む装置も提案されてい
るが、トレイ自体の高さ寸法や重量が増加し、取扱いが
不便であつた。また、トレイに組込んだヒーターに対す
る給電装置の構造が複雑となり、コネクタ装置の水洗い
に対する絶縁性の確保が難しい等の問題があつた。ま
た、ヒーターがキャセロールの下面から加熱するので、
キャセロール内の温菜上部が加熱されない不都合も起こ
つた。
いずれの形式の加熱装置を備えた配膳車にあつても、配
膳車に給電するためのコネクタを必要とするが、コード
を用いて人手によりコネクタを操作するものは、作業が
繁雑である。そこで配膳車を調理室(ギヤレイ)の所定
の場所に押込むことによりコネクタを接続できる構造が
望ましいが、コネクタのセンタリングが難かしい等の問
題があつた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、加熱装置がキャセロールの上下面から加熱す
ることで、キャセロール内の温菜全体を良好に加熱する
ことができ、かつ、内部の水洗いを容易とする配膳車を
提供するとともに、この配膳車に使用するトレイ及びキ
ャセロールを提供する。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明の加熱装置付配膳車は前
後に設けるドアと、内面に多段のトレイ案内兼支持部材
を配設する側板とよりなる矩形状箱体である。そして、
トレイ案内兼支持部材により支持されて収容されるトレ
イ上のキャセロールの上面および下面に対向する位置に
は側板の内面に取付ける両面に熱線を放射する加熱板よ
りなる加熱装置を配設する構成を具備する。
また、配膳車側に固定するコネクタ装置とギヤレイ等の
固定部に移動自在に取付けた電源に連結するコネクタ装
置とを連結して加熱装置に電気を供給する。
配膳車内に収納されるトレイは、その周縁部に配膳車内
面のトレイ案内兼支持部材に係合する立上げ部と、トレ
イ上にのせるキャセロール用の載置部を上面に断熱用開
口部を設けた立上げ部で画成する構成を具備する。
トレイの載置部に載せるキャセロールは、トレイの載置
部に適応する形状の皿体と、皿体を覆う上面を熱線透過
率の高い透明プラスチツク製蓋体とで構成する。
[作用] 温菜を収納する蓋付きキャセロールをトレイの載置部上
にのせたトレイを、配膳車内のトレイ案内兼支持部材に
担持させ収納する。この時温菜を内在するキャセロール
の上・下面には加熱板が配されているので、配膳車側の
コネクタ装置を電源に連結して加熱板を加熱し温菜を加
熱する。
キャセロール載置部の立上げ部の断熱用開口部からは温
められたトレイからの加温空気がキャセロールの蓋内に
逃げるため、下面に加熱板を配していないトレイの他の
部分への熱伝導を遮断する。
[実施例] 本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の配膳車の概要を示す斜視図、第2図は
その背面図であつて、配膳車は前後の側壁を片開きドア
2とし、左右側壁3,4を有する矩型状箱体である配膳車
本体1を備え、配膳車本体(以下本体という)1は合成
樹脂製基板等で構成し、軽量化させている。
本体1の底部には、自在車軸5や、飛行中に配膳車をギ
ヤレイ(調理室)の底面に固定しておくための固定装置
20を装備する。
本体1の上部には、ハンドル25と電気のコネクタ装置30
を配設し、図示しないドライアイスの容器等もとりつけ
る。
本体1の左右側壁の一方の側壁3または4の内面には断
面コ字状をなすトレイ案内兼支持部材6を高さ方向に等
間隔で複数段配設する。他の側壁4または3は合成樹脂
製基板とプリント配線を施した基板41とにより構成し、
その内面には、加熱板7と断面コ字状支持部材8とより
なるトレイ受部10を取付ける。トレイ受部10はトレイ案
内兼支持部材6に対応する位置に支持部材6と同間隔で
同数段配設する。配設段数は第2図に示すように例えば
14段とする。
トレイ受部10の加熱板7の配置位置は側壁4のプリント
配線を施した基板41上に位置させる。
加熱装置を構成する加熱板7は内部全体に発熱体(抵抗
子)71を埋設するセラミツク製板体72の周縁を補強用ホ
ルダー73で包囲する板状体であつて、ホルダー73は耐熱
温度の高い絶縁性の硬質プラスチツク等により構成して
いる。ホルダー73に補強された加熱板7はトレイの荷重
がかかつても水平状態を保持し得る強度を有する。そし
て、ホルダー73と板体72との重合端部は完全シールす
る。抵抗子71は外気から完全に遮断され、かつ、耐摩耗
強度の高いセラミツク材で覆われているので、耐用年数
が長期化できると共に、加熱板7が汚染した場合、水洗
可能である。加熱板7の一端下面には導電ピン74(この
実施例における加熱板7の場合は2本)を取付け、この
導電ピン74をソケツト等に電気的に結合させると加熱板
7内の発熱体71が帯熱するよう構成する。そして、加熱
板7は上・下方向に熱を放散するものである。
加熱板7は導電ピン74の取付側端縁を上部支持部材75と
下部支持部材76とで挟持した状態で、上部支持部材75の
取付部77、下部支持部材76の取付部78を介してボルト等
の係合手段により本体1の側壁4のプリント基盤41の内
面に片持支持状態で取付ける。プリント基板41内面の導
電ピン74が当接する位置には後述の電源に連結している
ソケツト79を配設し、ソケツト79に導電ピン74を嵌合し
た状態で加熱板7を基盤41に対して垂直に固定する。電
気抵抗子71に通ずる導電ピン74とプリント基板41との接
続部分は完全にシールする。なお側壁4全体を配線をプ
リントしたプリント基板で構成してもよい。
このように構成する加熱装置は本体1の長手方向に一定
間隔に2個または3個配設する。例えば、14段のトレイ
を収容するものにあつては、最上部に配設する加熱板7
を加えて、1列上に15個の加熱板7が上下方向にとりつ
けられる。本体1の長手方向に対しては、トレイの寸法
に合わせて2個又は3個の加熱板7がとりつけられてい
るので、上述した仕様にあつては、本体1内に30個又は
45個の加熱版を配設する。
加熱板7と加熱板7との間および端部には断面コ字状の
支持部材8を配設する。
本体1内のトレイ案内兼支持部材6と加熱板7と支持部
材8とよりなるトレイ受部10とによりキャセロール等の
食器を載せたトレイ9を支持する。
トレイ9は耐熱性合成樹脂材(例えばポリエステルイミ
ド、ポリアクリルサルフォン等)により、射出成型法で
成形する。
四角形状トレイ9の周縁には上側に逆U字状に***した
立上げ部91を形成すると共に、一隅に同様に上側に逆U
字状に***した区画立上げ部92をトレイ9周縁部に平行
してL字状に形成して、立上げ部91と区画立上り部92と
によりトレイ9の一隅に区画された四角形のキャセロー
ル載置部93を構成する。区画立上げ部92の上部水平部分
には断熱用開口部94を多数設ける。以上の構成よりなる
トレイ9の両側の周縁立上げ部91をトレイ案内兼支持部
材6とトレイ受部10とで担持する。トレイ案内兼支持部
材6とトレイ受部10とに案内されて、トレイ9は本体1
内部に収納される。トレイ9が本体1内の正規の位置ま
で挿入されると、トレイ9のキャセロール載置部93が加
熱板7上に位置するように、加熱板7が配設されてい
る。
トレイ9のキャセロール載置部93に載置されるキャセロ
ール11は、皿体12と皿体12の上面を覆う蓋体13とよりな
る。皿体12は耐熱性を有するセラミツク、チヤイナまた
はプラスチツク等の素材で形成され、四角形のキャセロ
ール載置部93にフイツトする形状をなす。皿体12上に載
置する蓋体13は、熱線の通過の良い透明プラスチツク製
の軽量体で構成され、皿体12上面を覆うキヤツプ部14
と、キヤツプ部14周縁に垂直に連設する皿体12の側面を
完全に覆う裾部15とよりなる。蓋体13を皿体12上に覆せ
た時、キヤツプ部14周縁が皿体12の上縁に着実に重合
し、かつ、裾部15の周縁はトレイ9のキャセロール載置
部93の立上げ部91および区画立上げ部92に接合する。
このように構成するキャセロール11をトレイ9上に載せ
て加熱板7を加熱すると、キャセロール下部の加熱版7b
が皿体12の底部を温め、上段の加熱板7aが透明キヤツプ
部14を通して皿体12を上部から温める。そして、皿体12
の熱は皿体12の側面まで完全に覆うキヤツプ部14により
他への放熱を防止し、かつ、区画立上げ部92の通気孔94
により、加熱板7の熱がキャセロール載置部93以外のト
レイ9へ放熱することを防止する。
次に第7図乃至第10図により電気のコネクタ装置を説明
する。
第7図はコネクタ装置の概要を示すものであつて、配膳
車本体1側に設けるコネクタ装置30と、ギヤレイ等の固
定部40に設けるコネクタ装置50で構成する。
本実施例の場合には、固定部側に設けるコネクタは、プ
ラグ52を中心部にもつ筒状のカバー55とし、配膳車本体
1側に設けるコネクタ装置30は、中心部にレセプタクル
32をもつブラケツト35としている。レセプタクル32は本
体1内のプリント基板4に接続する。したがつて、レセ
プタクル32のブラケツト35の外周部37が、プラグ52のカ
バー55の内周部57と係合することで、第8図に示すよう
にプラグ52とレセプタクル32が接続し、通電状態とな
る。
プラグ52の中心線C1とレセプタクル32の中心線C2とは合
致するように配設するが、配膳車本体1の製作誤差や使
用による車輪5の摩耗等により常に正合するとは限らな
い。
そこで本発明では、固定側に配設するコネクタ装置50の
中心線C1が自動的にセンタリングできるように構成す
る。
配膳車本体1側のコネクタ装置30は本体1の上部に固設
する。
一方ギヤレイの壁(固定部)40に設けるコネクタ装置50
は、壁40にとりつけるチヤンネル部材60を有する。
第8図乃至第10図に示すように、チヤンネル部材60の両
側部に2本のボルト69を立設するとともに、中央部には
たて長の孔60bを形成する。そして、この孔60bを中心と
して4個のたて長の孔60aを形成する。チヤンネル部材6
0の両面にワツシヤ61、62を配して、孔60aを貫通する4
本のボルト64によつてコネクタのガイドを兼ねるカバー
55を支持する。このカバー55の内部にはプラグ52がとり
つけられる。4本のボルト64とカバー55の間には、それ
ぞれスプリング58を設けてカバー55の軸線C1方向の圧縮
力に対向する。また、チヤンネル部材60の2本のボルト
69の間には、2本のスプリング67、68を第9図に示すよ
うに配設する。この2本のスプリング67、68によつて、
2枚のワツシヤ61、62とカバー55は常時中心位置に弾性
的に保持される。すなわちスプリング68は自由状態では
2点鎖線68aで示す姿勢となり、スプリング69も同様で
ある。これらの2本のスプリング68、69を図示のように
付勢して2本のボルト69に係合することにより、カバー
55は弾性的に保持される。従つてカバー55を第9図で縦
方向及び横方向に付勢する外力に対して、カバーは復元
力を持ちつつ移動することができる。
ワツシヤ62の中心には丸孔62aを設け、同様にワツシヤ6
1にも丸孔を設ける。ワツシヤ丸孔とチヤンネル材60の
長孔60bを介してカバー55内に設けるプラグ52に配線す
る。
本発明のコネクタ装置は以上のような構成であるので、
配膳車本体1をギヤレイ等の所定の位置に押し込むこと
により、ブラケツト35が対向するカバー55内に挿入さ
れ、カバー55の中心線C1はブラケツト35の中心線C2に合
うように強制的にセンタリングされる。
したがつて、プラグ52とレセプタクル32は円滑に接続す
る。
配膳車は汎用性をもち、同一航空会社の同一機種内に共
通して使用されるので、配膳車側のコネクタと機体側の
コネクタとのセンタリングが問題となるが、本発明のコ
ネクタ装置を用いることによりこの問題を解決すること
ができる。
[発明の効果] 本発明による加熱装置付配膳車内に冷菜を入れた食器お
よび温菜を入れた食器(キャセロール)を載せたトレイ
を収納した時、温菜用のキャセロール載置部が加熱板上
に配置され、キャセロール内の温菜は下側からと上段の
加熱装置により上側からの2方向から温められるので、
確実にキャセロール全体が加熱される。また、トレイ上
にはキャセロール載置部が区画されているので、加温を
必要とするキャセロールと加熱板との位置決めが簡単・
確実に行われ、かつ、キャセロール載置部の熱は断熱用
開口部によりトレイの他部分にまで伝わることがないの
で、冷菜まで加熱してしまう不都合が解消される。
また、キャセロールは熱透過性の良好な蓋体により上側
の加熱装置からの熱を充分得ることができるので、早急
に確実に内容物を加熱でき、かつ、キャセロール内の温
度はキャセロール載置部の立上り部と蓋体の裾が合致す
るので外部に放熱することがない。
温菜を入れたキャセロールを収納する配膳車をギヤレイ
中に収納する時移動自在な給電用のコネクタ装置が配膳
車の電源プラグに対して自動的に軸線を合致するので作
業者は配膳車をギヤレイの所定の場所に押し込むことに
より確実にコネクタ装置を接続することができる。
また、加熱板の抵抗子は完全にシールされており、絶縁
性が充分なので配膳車内を水洗い等により洗浄すること
ができ、常に衛生的に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はキャセロールを載置するトレイを収納する加熱
装置付配膳車の斜視図、 第2図は加熱装置付配膳車の背面図、 第3図は加熱装置部分の断面図、 第4図はトレイの平面図、 第5図はトレイ上に載置するキャセロールの断面図、第
6図は配膳車内の一部断面図、 第7図はコネクタ装置の構造説明図、 第8図は接続状態のコネクタ装置の断面図、 第9図は固定部コネクタ装置の背面図、 第10図は第9図A−A線よりの断面図、である。 1……配膳車、2……ドア、 3、4……側壁、 41……配線をプリントしたプリント基板、 6……トレイ案内兼支持部材、 7……加熱板、 71……抵抗子、72……板体、 73……ホルダー、74……導電ピン、 79……ソケツト、 8……支持部材、 9……トレイ、 91……周縁立上げ部、 92……区画立上げ部、 93……キャセロール載置部、 94……断熱用開口部、 10……トレイ受部、 11……キャセロール、12……皿体、 13……蓋体、14……キヤツプ部、 15……裾部、 30……配膳車側のコネクタ装置、 40……ギヤレイ側の壁、 50……ギヤレイ側のコネクタ装置、 52……プラグ、55……カバー、 58……スプリング、67、68……スプリング、 C1……軸線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−296714(JP,A) 特開 昭63−288103(JP,A) 特開 昭54−126779(JP,A) 実開 平1−108240(JP,U) 実開 昭60−172534(JP,U) 実開 昭60−172535(JP,U)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温菜および冷菜を収納するキャセロールを
    載置するトレイを収容する配膳車において、 前記配膳車は、対向する側壁と前後に設けるドアとを有
    する矩形箱状体の本体と、両側壁の内面に配設する多段
    のトレイ案内兼支持部材と、一方の側壁の内面にとりつ
    けるプリント配線を施した基板と、基板に電気的に連結
    する両面に熱線を放射する加熱板を有する加熱装置とを
    備え、 前記加熱装置の取付位置は、支持部材に支持されて配膳
    車本体内に収容されるトレイ上の温菜を収納するキャセ
    ロールの上面および下面に対向するように配設してなる
    加熱装置付配膳車。
  2. 【請求項2】加熱装置は、電気抵抗子を埋設したセラミ
    ック製の加熱板と、加熱板の周辺部を覆う絶縁性硬質プ
    ラスチック製のホルダーと、配膳車本体のプリント配線
    基板に電気的に接続する接続手段とを有し、加熱装置は
    前記接続手段を介して配膳車本体の側壁内面に片持支持
    される請求項1記載の加熱装置付配膳車。
  3. 【請求項3】請求項1記載の配膳車に収納されるトレイ
    は、四辺形の平面形状を有する板状体であって、周縁部
    を上側に***させた立上げ部を形成するとともに、前記
    周縁立上げ部の内側に該立上げ部と平行した立上げ部を
    形成して、キャセロールを載置する載置部を画成し、該
    載置部の立上げ部の上面を適宜間隔で穿孔し断熱用開口
    部を形成してなる配膳車用のトレイ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のトレイに載置されるキャセ
    ロールは、トレイのキャセロール載置部の形状に適応す
    る形状を有する皿体と、皿体を覆う蓋体とを備え、蓋体
    の上面は熱線透過率の高い透明プラスチックで形成して
    なる配膳車用のキャセロール。
JP1210500A 1989-08-15 1989-08-15 加熱装置付配膳車及び該配膳車用のトレイ並びにキャセロール Expired - Fee Related JPH07114730B2 (ja)

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