JPH071142B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH071142B2 JPH071142B2 JP28448788A JP28448788A JPH071142B2 JP H071142 B2 JPH071142 B2 JP H071142B2 JP 28448788 A JP28448788 A JP 28448788A JP 28448788 A JP28448788 A JP 28448788A JP H071142 B2 JPH071142 B2 JP H071142B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- inner box
- duct part
- cold air
- lower layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫本体の内側に間隙を有して冷蔵室用内
箱を配設し、該冷蔵室用内箱の上部、側部及び底部の間
隙に順次、冷凍装置の循環冷気を供給してなる冷蔵庫に
関する。
箱を配設し、該冷蔵室用内箱の上部、側部及び底部の間
隙に順次、冷凍装置の循環冷気を供給してなる冷蔵庫に
関する。
（ロ） 従来の技術 本発明に先行する実開昭60−93882号公報に記載された
従来の冷蔵庫では、冷凍装置で発生した冷気を、順次、
冷蔵室用内箱の上部、側部及び底部の間隙に供給して帰
還させている。
従来の冷蔵庫では、冷凍装置で発生した冷気を、順次、
冷蔵室用内箱の上部、側部及び底部の間隙に供給して帰
還させている。
しかしながらこの種従来の冷蔵庫では、前記冷凍装置の
冷気はその供給開始流路においては多量に冷却熱を保有
しているもののその帰還流路においては冷却熱の保有量
が減少し冷却機能の低いものになり、この帰還流路に位
置する内箱部位は内箱上部との間で冷却の不均一状態を
生じ、従って、冷蔵室の温度も不均一となる欠点があ
る。
冷気はその供給開始流路においては多量に冷却熱を保有
しているもののその帰還流路においては冷却熱の保有量
が減少し冷却機能の低いものになり、この帰還流路に位
置する内箱部位は内箱上部との間で冷却の不均一状態を
生じ、従って、冷蔵室の温度も不均一となる欠点があ
る。
（ハ） 発明が解決しようとする課題 本発明は前述の欠点を解消し、冷蔵室の温度が均一で熱
効率の高い冷蔵庫を提供するものである。
効率の高い冷蔵庫を提供するものである。
（ニ） 課題を解決するための手段 本発明は、冷蔵庫本体の内側に間隙を有して冷蔵室用内
箱を配設し、該冷蔵室用内箱の上部、側部及び底部の間
隙に順次、冷凍装置の循環冷気を供給してなるものであ
って、 前記上部の間隙に上層と下層とで２重にダクト部を形成
し、前記循環冷気を上層ダクト部の通気口から下層ダク
ト部に供給すると共に、前記通気口を、その開口面積比
率について前記ダクト部の下流側部位で上流側部位より
も大きく形成したものである。
箱を配設し、該冷蔵室用内箱の上部、側部及び底部の間
隙に順次、冷凍装置の循環冷気を供給してなるものであ
って、 前記上部の間隙に上層と下層とで２重にダクト部を形成
し、前記循環冷気を上層ダクト部の通気口から下層ダク
ト部に供給すると共に、前記通気口を、その開口面積比
率について前記ダクト部の下流側部位で上流側部位より
も大きく形成したものである。
（ホ） 作用 本発明によれば、冷凍装置の循環冷気は、冷蔵室用内箱
の上部の上層ダクト部から下層ダクト部に供給されると
共に、下層ダクト部の冷気供給量は通気口の開口面積比
率に対応して下流側で増加するようになり、この下流側
の冷気増加量分だけ、その下流側更には帰還流路の冷却
熱量が補われるようになり、従って、冷蔵室用内箱更に
は冷蔵室の温度は、均一化されるようになる。
の上部の上層ダクト部から下層ダクト部に供給されると
共に、下層ダクト部の冷気供給量は通気口の開口面積比
率に対応して下流側で増加するようになり、この下流側
の冷気増加量分だけ、その下流側更には帰還流路の冷却
熱量が補われるようになり、従って、冷蔵室用内箱更に
は冷蔵室の温度は、均一化されるようになる。
（ヘ） 実施例 次に本発明の一実施例について説明する。
第１図において、（１）は冷蔵庫本体で、その外箱
（２）に断熱材（３）（後記する）を充填すると共に、
この外箱（２）の内箱に間隙（４）（後記する）を有し
て冷蔵室用内箱（５）を配設している。（６）（７）は
冷蔵室用内箱（５）の前面開口を閉塞する扉体で、それ
ぞれ把手（８）（９）を有しこの把手（８）（９）に対
する反対側の端部で冷蔵庫本体（１）に回動自在に枢支
されている。（10）は操作パネル部（11）を有する前面
板で、その裏面側の機械室（12）（後記する）に通風す
るための透孔（13）（13）…を多数、形成している。
（14）（14）は冷蔵庫本体（１）の支持脚、（15）はド
レイン排出用パイプである。
（２）に断熱材（３）（後記する）を充填すると共に、
この外箱（２）の内箱に間隙（４）（後記する）を有し
て冷蔵室用内箱（５）を配設している。（６）（７）は
冷蔵室用内箱（５）の前面開口を閉塞する扉体で、それ
ぞれ把手（８）（９）を有しこの把手（８）（９）に対
する反対側の端部で冷蔵庫本体（１）に回動自在に枢支
されている。（10）は操作パネル部（11）を有する前面
板で、その裏面側の機械室（12）（後記する）に通風す
るための透孔（13）（13）…を多数、形成している。
（14）（14）は冷蔵庫本体（１）の支持脚、（15）はド
レイン排出用パイプである。
第２図、第３図及び第４図において、（16）は前記機械
室（12）に配設した圧縮機、（17）は圧縮機（16）の下
流側に配管接続した凝縮器、（18）は凝縮器（17）及び
圧縮器（16）を冷却するための機械室設置ファンであ
る。（19）は凝縮器（17）の下流側に減圧装置（図示し
ない）を介して配管接続した冷却器、（20）は冷却器
（19）に隣接した冷気循環ファンである。前記各機器
（16）（17）（18）（19）（20）等によって冷凍装置
（21）が形成されている。冷凍装置（21）では、その循
環冷気を、ダクト部（22）から冷蔵室用内箱（５）の上
部間隙（4a）、背面部間隙（4b）、側部間隙（4c）及び
底部間隙（4d）に順次、供給しその後帰還させている。
室（12）に配設した圧縮機、（17）は圧縮機（16）の下
流側に配管接続した凝縮器、（18）は凝縮器（17）及び
圧縮器（16）を冷却するための機械室設置ファンであ
る。（19）は凝縮器（17）の下流側に減圧装置（図示し
ない）を介して配管接続した冷却器、（20）は冷却器
（19）に隣接した冷気循環ファンである。前記各機器
（16）（17）（18）（19）（20）等によって冷凍装置
（21）が形成されている。冷凍装置（21）では、その循
環冷気を、ダクト部（22）から冷蔵室用内箱（５）の上
部間隙（4a）、背面部間隙（4b）、側部間隙（4c）及び
底部間隙（4d）に順次、供給しその後帰還させている。
而して前記ダクト部（22）は、上層と下層とで２重にダ
クト部（23）（24）を形成し、冷凍装置（21）の循環冷
気を上層ダクト部（23）の通気口（25）（25）…から、
下層ダクト部（24）に供給すると共に、前記通気口（2
5）（25）…を第５図に示すように、開口面積比率につ
いてダクト部（22）の下流側部位（22d）を上流側部位
（22u）よりも大きく形成してある。前記通気口（25）
（25）……は、具体的にはダクト部（22）の下流側部位
（22d）に向かって次第に大きくなるように形成してあ
る。前記ダクト部（22）については第６図に示すよう
に、その通気口（26）（26）…を下両側部位（22d）の
通気口（26）だけを特別、大きく形成するものも、また
第７図（ａ）（ｂ）に示すように、同じ大きさの通気口
（27）（27）…を下流側部位（22d）に向かって次第に
高密度化し且つ下層ダクト部（24）を拡張方向で、テー
パー形成するものも実施される。
クト部（23）（24）を形成し、冷凍装置（21）の循環冷
気を上層ダクト部（23）の通気口（25）（25）…から、
下層ダクト部（24）に供給すると共に、前記通気口（2
5）（25）…を第５図に示すように、開口面積比率につ
いてダクト部（22）の下流側部位（22d）を上流側部位
（22u）よりも大きく形成してある。前記通気口（25）
（25）……は、具体的にはダクト部（22）の下流側部位
（22d）に向かって次第に大きくなるように形成してあ
る。前記ダクト部（22）については第６図に示すよう
に、その通気口（26）（26）…を下両側部位（22d）の
通気口（26）だけを特別、大きく形成するものも、また
第７図（ａ）（ｂ）に示すように、同じ大きさの通気口
（27）（27）…を下流側部位（22d）に向かって次第に
高密度化し且つ下層ダクト部（24）を拡張方向で、テー
パー形成するものも実施される。
前記冷蔵庫では、冷凍装置（21）の循環冷気は、冷蔵室
用内箱（５）の上部の上層ダクト部（23）から下層ダク
ト部（24）に供給されると共に、下層ダクト部（24）の
冷気供給量は通気口（25）（25）…等の開口面積比率に
対応して下流側で増加するようになり、この下流側の冷
気増加量分だけ、その下流側更には帰還流路（4d）の冷
却熱量が補なわれるようになり、従って、冷蔵室用内箱
（５）更には冷蔵室（5a）の温度は、均一化されるよう
になる。
用内箱（５）の上部の上層ダクト部（23）から下層ダク
ト部（24）に供給されると共に、下層ダクト部（24）の
冷気供給量は通気口（25）（25）…等の開口面積比率に
対応して下流側で増加するようになり、この下流側の冷
気増加量分だけ、その下流側更には帰還流路（4d）の冷
却熱量が補なわれるようになり、従って、冷蔵室用内箱
（５）更には冷蔵室（5a）の温度は、均一化されるよう
になる。
（ト） 発明の効果 本発明は以上のように構成したから、冷凍装置の循環冷
気は、冷蔵室用内箱の上部の上層ダクト部から下層ダク
ト部に供給されると共に、下層ダクト部の冷気供給量は
通気口の開口面積比率に対応して下流側で増加するよう
になり、この下流側の冷気増加量分だけ、その下流側更
には帰還流路の冷却熱量が補なわれるようになり、よっ
て冷蔵室用内箱の温度が均一化し、従って、冷蔵室の温
度が均一で熱効率の高い冷蔵庫を提供できる。
気は、冷蔵室用内箱の上部の上層ダクト部から下層ダク
ト部に供給されると共に、下層ダクト部の冷気供給量は
通気口の開口面積比率に対応して下流側で増加するよう
になり、この下流側の冷気増加量分だけ、その下流側更
には帰還流路の冷却熱量が補なわれるようになり、よっ
て冷蔵室用内箱の温度が均一化し、従って、冷蔵室の温
度が均一で熱効率の高い冷蔵庫を提供できる。
第１図乃至第５図は本発明の一実施例を示し、第１図は
正面図、第２図は正面方向からみた縦断面図、第３図は
横断面図、第４図は側面方向からみた縦断面図、第５図
は要部の構成部材の斜視図である。第６図は他の実施例
の要部の説明図、第７図（ａ）（ｂ）は更に他の実施例
の要部の説明図である。 （１）……冷蔵庫本体、（４）……間隙、（4a）……上
部間隙、（4c）……側部間隙、（4d）……底部間隙、
（５）……冷蔵室用内箱、（21）……冷凍装置、（22）
……ダクト部、（22d）……下流側部位、（22u）……上
流側部位、（23）……上層ダクト部、（24）……下層ダ
クト部、（25）（26）（27）……通気口。
正面図、第２図は正面方向からみた縦断面図、第３図は
横断面図、第４図は側面方向からみた縦断面図、第５図
は要部の構成部材の斜視図である。第６図は他の実施例
の要部の説明図、第７図（ａ）（ｂ）は更に他の実施例
の要部の説明図である。 （１）……冷蔵庫本体、（４）……間隙、（4a）……上
部間隙、（4c）……側部間隙、（4d）……底部間隙、
（５）……冷蔵室用内箱、（21）……冷凍装置、（22）
……ダクト部、（22d）……下流側部位、（22u）……上
流側部位、（23）……上層ダクト部、（24）……下層ダ
クト部、（25）（26）（27）……通気口。
Claims (1)
- 【請求項１】冷蔵庫本体の内側に間隙を有して冷蔵室用
内箱を配設し、該冷蔵室用内箱の上部、側部及び底部の
間隙に順次、冷凍装置の循環冷気を供給してなるもので
あって、 前記上部の間隙に上層と下層とで２重にダクト部を形成
し、前記循環冷気を上層ダクト部の通気口から下層ダク
ト部に供給すると共に、前記通気口を、その開口面積比
率について前記ダクト部の下流側部位で上流側部位より
も大きく形成したことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28448788A JPH071142B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28448788A JPH071142B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02130379A JPH02130379A (ja) | 1990-05-18 |
| JPH071142B2 true JPH071142B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17679153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28448788A Expired - Lifetime JPH071142B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071142B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2542979B2 (ja) * | 1991-07-05 | 1996-10-09 | オリオン機械株式会社 | 高湿度型冷蔵庫 |
| JP2519057Y2 (ja) * | 1991-08-22 | 1996-12-04 | ホシザキ電機株式会社 | 冷蔵庫の冷気循環装置 |
| KR20030092637A (ko) * | 2002-05-30 | 2003-12-06 | 캐리어엘지 유한회사 | 쇼케이스 냉기 순환 구조 |
| JP4823320B2 (ja) * | 2009-01-16 | 2011-11-24 | 株式会社東洋製作所 | 冷却システム |
-
1988
- 1988-11-10 JP JP28448788A patent/JPH071142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02130379A (ja) | 1990-05-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |