JPH07113484B2 - 電気湯沸し器などの発熱体 - Google Patents

電気湯沸し器などの発熱体

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JPH07113484B2
JPH07113484B2 JP21378587A JP21378587A JPH07113484B2 JP H07113484 B2 JPH07113484 B2 JP H07113484B2 JP 21378587 A JP21378587 A JP 21378587A JP 21378587 A JP21378587 A JP 21378587A JP H07113484 B2 JPH07113484 B2 JP H07113484B2
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heating
plate
heat
hole
heating element
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正 犬塚
慶樹 浜
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は収容液体を加熱・保温する電気湯沸し器等に装
着される発熱体に関する。
従来の技術 従来、この種の発熱体としては、例えば特開昭61−1645
17号公報に示されているものが知られている。これは第
4図〜第6図に示すように容器51の底面を上方に突出さ
せ、この突出部52の裏面に主発熱線を巻線53に有する第
1の巻芯54に巻装し上下絶縁板55A、55Bで覆われた第1
の発熱盤55と熱拡散板56を介して第1の発熱盤55の巻芯
54と略同形状の第2の巻芯57に補助発熱線を巻装し、上
下を絶縁板57A、57Bで覆われ、第1の発熱盤55より電力
量の小さい第2の発熱盤58を背面部材59により圧着させ
て発熱体を構成していた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、通常、電力量の大きい方の
第1の発熱盤55の耐久性を考慮して発熱体の面積を決め
るが、電力量の小さい第2の発熱盤58の第2の巻芯57は
第1の発熱盤55の巻溝53を有する第1の巻芯54と略同形
状、即ち巻溝53を有した形状としているので、巻線ピッ
チを極力小さくしようとしても、第1の発熱盤55により
決められた面積と巻溝53の形成のため制限をうけるの
で、所定の電力量を満たすためには、抵抗値の大きい、
即ち断面積の小さい発熱線を使用することになり、人間
の手作業による巻線作業では、作業中の張力により発熱
線を伸ばしてしまい、局部的に小さい部分を発生させ耐
久性に劣るものとさせたり、巻線作業の途中で切断させ
たりして作業性に劣る問題があった。
本発明は、このような問題点を解決し、電力量の小さい
第2の発熱盤の耐久性・信頼性の高いものとすると共
に、作業面においても優れた発熱体を得るにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、底面に突出させた台形部である伝熱板を有す
る容器の底面裏側に発熱体部を装着し、前記発熱体部は
上下両面が絶縁板で覆われた第1の発熱盤と、この第1
の発熱盤より消費電力が小さく上下両面が絶縁盤で覆わ
れた第2の発熱盤と、前記第1の発熱盤の上には透孔を
有する第2の発熱拡散板と、第1と第2の発熱盤間には
透孔を有する第1の発熱拡散板とを配設し、前記第1及
び第2の発熱盤には夫々中央に透孔を連接し、前記容器
の台形部に対応した形状に中央に台形部を形成し、前記
台形部の中央に透孔を有する押え凸部を構成した背面部
材の前記押え凸部を前記第1と第2の発熱盤の透孔およ
び第1の発熱拡散板と第2の発熱拡散板の透孔に挿入
し、前記容器の台形部下面に固着して構成し、前記第2
の発熱盤は、発熱線を巻装する巻芯とこの上下を覆う絶
縁板とよりなり、前記巻芯は、略コ字状の形状をなし、
この略コ字状の中央部両辺枠部から形成される発熱線巻
装部は、内・外いずれか一方を直線状に形成され、他方
は直線又は曲線で形成し、装着時は中央部に透孔を形成
するようにロ字状に対向して配置されてなるものであ
る。
作用 本発明は、前記構成によれば、電力量の小さい第2の発
熱盤を構成する巻芯の形状が略コ字状をなし、この略コ
字状の中央部両辺枠から形成される発熱線巻装部は内・
外いずれか一方を直線状で形成され、他方は直線又は曲
線で形成されているので、発熱線巻装部の一方の直線状
の辺枠部を基準として機械によって巻くことができ、そ
の機械巻きにより、断面積の小さい発熱線を極力密の巻
線ピッチに発熱線に影響を与えない程度の一定の張力に
よって巻装可能とし、巻線作業中の断線や、局部的過小
断面部の発生を防止し、作業性及び耐久性の向上を図る
ことができる。
実施例 図において、1は中央部を上方へ略D字型に突出させて
周側部縁1Bを形成した台形部2を有し下部に環状鍔部1A
を設けた伝熱板で、台形部2の下端にその環状鍔部1Aを
液密に溶接等の手段で固着することにより金属製の液収
納用の容器3を形成している。伝熱板1の下面には発熱
体部4が設けられ、この発熱板部4は上下をそれぞれ絶
縁体12、13と絶縁体16、17で挾持した第1の発熱盤8、
第2の発熱盤9を上下に配設し、伝熱板1の下面、第1
の発熱盤8に平板状の良熱伝導性の例えばアルミとか表
面処理鋼板等による第2の熱拡散板5を配置し、第1の
発熱盤8と第2の発熱盤の中間にアルミまたは表面処理
鋼板などよりなる逆凹形で上面部中央に透孔と容器3底
面中央部台形部2の内壁と密着させる側壁面部7を有す
る略D字形の第2の熱拡散板6を配設し構成し、第1の
発熱盤8は第1の巻芯10に主発熱線11を巻装し、上下に
絶縁板12、13を有し、第2の発熱盤9は単体では略コ字
状の巻芯14に、主発熱線11より電力量の小さい補助発熱
線15を巻装し、中央に透孔を有するように略ロ字状に対
向させて上下に絶縁板16、17を有している。
この発熱体部4は中央に連接する透孔を構成する。
一方、背面部材18は表面処理鋼板などの良熱伝導性の材
料よりなる逆凹形に突出する略D型の台形部18Aと下部
に環状鍔部18Bからなり、台形部18Aは側壁面部18Cを有
し、台形部18Aの中央部には第1の熱拡散板、第1の発
熱盤8、第2拡散板6および第2の発熱盤9の透孔に挿
入され、伝熱板1の台形部2の天井部裏面に達する中央
に透孔を設けた押え凸部18Dを一体に構成する。
本発明は伝熱板1の下部に第1の熱拡散板発熱体部4の
透孔に背面部材18の押え凸部18Dを挿入すると共に台形
部18A上に載置し、第2の熱拡散板6の側壁面部7を伝
熱板1の側壁面部1Bの内面部に接触させて台形部18Aの
押え凸部18Dの上面部を伝熱板1の裏面に圧着し、伝熱
板1の側壁面部1Bの内面部に第2の熱拡散板5の側壁面
部7の外面部を接触させ、伝熱板1の環状鍔部1Aと背面
部材18の環状鍔部18Cを圧着し、伝熱板1と背面部材18
を圧着し、中央部を点溶接などで固定して発熱体を構成
する。
20は第2の発熱盤9の略コ字状の巻芯14の発熱線巻装部
であり、この発熱線巻装部20は、平行な内・外辺共に直
線で形成されている。
このような構成とすることにより、第2の発熱盤9の略
コ字状の巻芯14に補助発熱線15を巻装する際、巻芯14の
発熱線巻装部20を形成する両辺は直線を成しているの
で、機械巻きが可能となり、この機械巻きをすることに
よって巻線ピッチを極力小さくして補助発熱線15の長さ
を長くでき、その結果、補助発熱線15の断面積を大きく
できると共に、機械巻きにより巻装作業中の巻装張力は
断面積の小さい補助発熱線15に影響しない程度の一定の
ものとでき、作業中の断線や居部的過小断面部の発生を
防止して耐久性及び作業性に優れたものとできる。
又、背面部材18と発熱体部4を形成する第1、第2の熱
拡散板5、6と第1の発熱盤8は夫々中央に透孔を有し
ており、第2の発熱盤9を形成する巻芯14の形状を略コ
字状とし、装着時には中央に透孔を有するように略ロ字
状に配置しているので、この中央部に発熱体部4を制御
するセンサーを取付けることができるばかりでなく、中
央部を点溶接して発熱体を強く固着することができるの
で耐久性の確保ができるものである。
なお、発熱線巻装部20は、内・外辺のいずれか一方が直
線であれば、他方は曲線であっても同様の効果が得られ
るものである。
発明の効果 本発明によれば、電力量の小さい第2の発熱盤を形成す
る巻芯の形状を略コ字状とし、この略コ字状の中央部両
辺から形成される発熱線巻装部は内・外いずれか一方を
直線で形成し、他方は直線又は曲線で形成すると共に、
装着時は中央部に透孔を形成するようにロ字状に対向し
て配置されているので、機械による巻装が可能となり、
その結果、発熱線の長さを長くとる、すなわち、発熱線
の断面積を大きくすることができると共に、巻線作業中
の断線や局部的過小断面部の発生を防止して、作業性及
び耐久性・信頼性の高いものとできるなどの効果を生ず
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気湯沸し器などの発熱体の要部であ
る発熱盤の平面図、第2図は本発明の発熱体の部品展開
斜視図、第3図は本発明の発熱体を装着した電気湯沸し
器の断面図、第4図は同要部拡大断面図、第5図は従来
の発熱体の分解斜視図、第6図は従来の発熱体の第1の
巻芯の正面図、第7図は従来の発熱体の第2の正面図で
ある。 1:伝熱板、3:容器、4:発熱体部、 5:第2の熱拡散板、6:第1の熱拡散板、 7:側壁面部、8:第1の発熱盤、 9:第2の発熱盤、12、13:絶縁板、 14:巻芯、15:巻線、16、17:絶縁板、18:背面部材、18A:
台形部、18B:環状鍔部、18C:側壁面部、 18D:押え凸部、19:背面部材、 20:発熱線巻装部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面に突出させた台形部である伝熱板を有
    する容器の底面裏側に発熱体部を装着し、前記発熱体部
    は上下両面が絶縁板で覆われた第1の発熱盤と、この第
    1の発熱盤より消費電力が小さく上下両面が絶縁板で覆
    われた第2の発熱盤と、前記第1の発熱盤の上には透孔
    を有する第2の発熱拡散板と、第1と第2の発熱盤間に
    は透孔を有する第1の発熱拡散板とを配設し、前記第1
    及び第2の発熱盤には夫々中央に透孔を連接し、前記容
    器の台形部に対応した形状に中央に台形部を形成し、前
    記台形部の中央に透孔を有する押え凸部を構成した背面
    部材の前記押え凸部を前記第1と第2の発熱盤の透孔お
    よび第1の発熱拡散板と第2の発熱拡散板の透孔に挿入
    し、前記容器の台形部下面に固着して構成し、前記第2
    の発熱盤は、発熱線を巻装する巻芯とこの上下を覆う絶
    縁板とよりなり、前記巻芯は、略コ字状の形状をなし、
    この略コ字状の中央部両辺枠部から形成される発熱線巻
    装部は内・外いずれか一方を直線状に形成され、他方は
    直線又は曲線で形成し、装着時は中央部に透孔を形成す
    るようにロ字状に対向して配置されてなる電気湯沸し器
    などの発熱体。
JP21378587A 1987-08-27 1987-08-27 電気湯沸し器などの発熱体 Expired - Lifetime JPH07113484B2 (ja)

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DE102004017915A1 (de) 2004-04-13 2005-11-03 Basf Ag Mikroporöses Gerüstsilikat und Verfahren zu seiner Herstellung
DE102005049362A1 (de) 2005-10-12 2007-04-19 Basf Ag Verfahren zur Herstellung eines Silikates
JP4973554B2 (ja) * 2007-09-05 2012-07-11 パナソニック株式会社 電気機器の発熱体とその製造方法

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