JPH0711252U - ワークの加工装置 - Google Patents

ワークの加工装置

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JPH0711252U
JPH0711252U JP4205493U JP4205493U JPH0711252U JP H0711252 U JPH0711252 U JP H0711252U JP 4205493 U JP4205493 U JP 4205493U JP 4205493 U JP4205493 U JP 4205493U JP H0711252 U JPH0711252 U JP H0711252U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
tool
work
shaft
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4205493U
Other languages
English (en)
Inventor
邦敏 松浦
正義 佐々木
孝治 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP4205493U priority Critical patent/JPH0711252U/ja
Publication of JPH0711252U publication Critical patent/JPH0711252U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削油の飛散防止効果を損なうことなく、バ
イトの交換を容易に行なうこと。 【構成】 軸部2aの切削作業中は各遮蔽板16'の上部板
材16'aを閉じると、ワーク2の加工部分の側方と上方が
覆われるので、切削油がこの遮蔽板16'にあたり、その
飛散が防止される。遮閉板16'の上部板材16'aを開く
と、バイト14、14'の上方が広く開放されるので、バイ
ト14、14'の交換が容易に行なえる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワークの加工装置に係り、特に、ワークの軸部の切削加工時におい て切削油の飛散を防止するようにした加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばエンジンバルブの軸部におけるコッタ溝を切削加工する場合には、ワー ク焼けの発生を抑えたり、仕上げ面の表面粗さを良好とするために、その加工部 分に切削油を供給しながら作業が行なわれている。
【0003】 図2〜図3中(1)は、エンジンバルブ(2)の従来の加工装置を示している。
【0004】 基台(3)上に立設された1対の支持台(4)内に設けられた各軸受(5)(5)には 、ベルト(6)により回転させられるプーリー(7)を固嵌してなる回転軸(8)が支 承されている。回転軸(8)の一端(図2において右端)には、エンジンバルブ(2) の傘部(2b)を支持する円板形の回転体(9)が一体的に形成されている。(10)は、 図示しない固定体に装着されたシリンダ本体であって、このシリンダ本体(10)か ら延出するピストンロッド(10a)の先端(図2の左方)には、軸部(2a)の端面を支 持、押圧する円板状の押圧部材(ローダヘッド)(11)が、図示しないベアリングを 介して、回転自在に装着されている。(12)は、エンジンバルブ(2)の軸部(2a)を 把持した状態で回転体(9)と押圧部材(11)との間に降下させ、この後回転体(9) と押圧部材(11)とにより、エンジンバルブ(2)を基台(3)の上面に対してほぼ平 行に挟持させるワークフィンガである。基台(3)上面には、挟持されたエンジン バルブ(2)の軸部(2a)に対してほぼ直角に進退する1対の刃物台(13)(13')が設 けられている。
【0005】 一方の刃物台(13)の先端には、軸部(2a)に対して先に切削加工を行なう荒削り 用のバイト(14)が装着され、また他方の刃物台(13')の先端には、軸部(2a)に対 して後に切削加工を行う仕上加工用のバイト(14')が装着されている。 かくして、各刃物台(13)(13')に交互に送りを与え、両バイト(14)(14')を軸部 (2a')に交互に圧接させれば、環状溝であるコッタ溝(A)が形成される。 (15)は、切削加工中の軸部(2a)に切削油を供給する供給ノズルである。
【0006】 このようなワークの加工装置においては、ワーク加工中に切削個所に供給され た切削油が、遠心力により周囲に飛散すると、作業環境を悪化させるので、刃物 台(13)(13')に切削油の飛散を防止する遮閉板を装着している。
【0007】 すなわち、(16)は、切削油の周囲への飛散を防止するための金属製の遮閉板で あって、矩形をなす板材のほぼ中央部を内向きくの字形に折曲し、刃物台(13)(1 3')の外側面にその下半分をボルト止めしてある。軸部(2a)の切削加工時に、両 刃物台(13)(13')をワークに向かって前進させると、図3における想像線で示す ように、エンジンバルブ(2)の軸部(2a)の切削加工部分の上方が両遮閉板(16)に より覆われ、切削油が周囲に飛散するのが防止される。軸部(2a)の切削加工が終 了すると、刃物台(13)(13')は基台(3)の両側方へ移動し、その後ワークフィン ガ(12)が降下してエンジンバルブ(2)の軸部(2a)で再び把持し、次工程へエンジ ンバルブ(2)を搬送する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の遮閉板(16)は、バイト(14)(14')を常時上方から覆う ような状態で刃物台(13)(13')にボルト止めしてあるため、バイト(14)(14')を交 換しようとする際に、遮蔽板(16)が邪魔となる。そのため、その都度ボルトを弛 めて両遮蔽板(16)を脱着する必要があり、バイトの交換作業が面倒でかつ生産性 が低下するという問題点を有していた。
【0009】 本考案は、上記問題点を解消すべくなされたもので、バイトの交換作業を容易 に行なうことができるとともに、切削油が飛散防止に優れるワークの加工装置を 提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案は、水平をなす軸線まわりに回転自在 に支持された棒状ワークの両側方に、その軸線と直交する方向に進退可能な刃物 台を設け、該両刃物台の先端に装着した異なる種類のバイトを、前記2種類のワ ークの軸部に交互に圧接することにより、軸部の外周面を所定形状に切削するす るようにしたワークの加工装置において、前記各刃物台に、前記軸部の加工個所 の側方と上方を覆う遮蔽位置と、外向に回動することにより、前記バイトの上方 を開放する開放位置との間を開閉可能な遮蔽板を設けたことを特徴とし、上記問 題点の解決を図ったものである。
【0011】
【作用】
軸部の切削作業中に両遮閉板を遮蔽位置まで閉じると、ワークの加工部分の両 側方と上方が覆われるので、切削油が周囲に飛散するのを防止することができる 。
【0012】 遮閉板を開放位置まで開くと、バイトの上方が広く開放されるので、その脱着 の邪魔とならずバイトを容易に交換することができる。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図1を参照して説明する。 なお、従来例において説明した部材と同一の部材には同一符号を付し、その詳 細な説明は省略する。
【0014】 図1中(16')は、刃物台(13)(13')に装着された遮蔽板を示している。 遮閉板(16')は刃物台(13)(13')の外側面に固着された下部板材(16'b)とその上 端に丁番(17)をもって枢着された上部板材(16a)との上下2枚の矩形の板材から なっている。各上部板材(16'a)は、実線で示すように、両刃物台(13)(13')が、 ワークに向かって前進した際、内向くの字形をなして加工部の上方を覆う遮蔽位 置と、想像線で示すように、下部板材(16'b)の外面と近接する開放位置との間を 、丁番(17)を中心として、相対的に回動することができる。
【0015】 なお、上部板材(16'a)の内向角度は、下部板材(16'b)の内面に固着した制限金 具(ストッパ片)(18)により規制されている。
【0016】 上記のような構成としたことにより、エンジンバルブ(2)の軸部(2a)を切削加 工するときには遮蔽板(16')の上部板材(16'a)を実線示の遮蔽位置まで内向きに 傾倒させれば、切削加工部の側方と上方が覆われるので、ワークに付着した切削 油が周囲に飛散するのを防止することができ、加工装置の囲りの床面や作業者の 衣服等を汚したりするおそれがない。
【0017】 また、バイト(14)(14')を交換しようとするときは、両遮蔽板(16)における上 部板材(16'a)を、想像線に示すように、開放位置まで外向に回動すれば、バイト (14)(14')の上方が広く開放するので、バイト(14)(14')を容易に交換することが できる。
【0018】 また、バイト(14)(14')を交換しようとするときは、両遮蔽板(16')における上 部板材(16'a)を、想像線に示すように、開放位置まで外向に回動すれば、バイト (14)(14')の上方が広く開放されるので、バイト(14)(14')を容易に交換すること ができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、遮蔽板をワーク軸部の加工部を覆う遮蔽位置と、バイトの上方を開 放する開放位置とに、開閉可能としたので、切削油の飛散防止効果を損なうこと なく、バイトの交換を容易に行うことができ、切削作業全体の効率が向上して生 産性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図2】従来のワークの加工装置の側面図である。
【図3】同じく図2のIII−III線に沿った縦断正面図で
ある。
【符号の説明】 (1)ワークの加工装置 (2)エンジ
ンバルブ(ワーク) (2a)軸部 (2b)傘部 (3)基台 (4)支持台 (5)軸受 (6)ベルト (7)プーリー (8)回転軸 (9)回転体 (10)シリン
ダ本体 (10a)ピストンロッド (11)押圧部
材 (12)ワークフィンガ (13)(13')
刃物台 (14)(14')バイト (15)ノズル (16')遮閉板 (16'a)上部
板材 (16'b)下部板材 (17)丁番 (18)制限金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平をなす軸線まわりに回転自在に支持
    された棒状ワークの両側方に、その軸線と直交する方向
    に進退可能な刃物台を設け、該両刃物台の先端に装着し
    た異なる種類のバイトを、前記2種類のワークの軸部に
    交互に圧接することにより、軸部の外周面を所定形状に
    切削するするようにしたワークの加工装置において、 前記各刃物台に、前記軸部の加工個所の側方と上方を覆
    う遮蔽位置と、外向に回動することにより、前記バイト
    の上方を開放する開放位置との間を開閉可能な遮蔽板を
    設けたことを特徴とするワークの加工装置。
JP4205493U 1993-07-30 1993-07-30 ワークの加工装置 Pending JPH0711252U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4205493U JPH0711252U (ja) 1993-07-30 1993-07-30 ワークの加工装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4205493U JPH0711252U (ja) 1993-07-30 1993-07-30 ワークの加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711252U true JPH0711252U (ja) 1995-02-21

Family

ID=12625403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4205493U Pending JPH0711252U (ja) 1993-07-30 1993-07-30 ワークの加工装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011104711A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Toshiba Mach Co Ltd 可動型付帯装置を備えたロール旋盤
WO2011118593A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 本田技研工業株式会社 ワーク搬送装置およびこれを備えたバルブ研削盤ならびにワーク搬送方法およびバルブ研削方法
CN103495748A (zh) * 2013-09-26 2014-01-08 苏州经贸职业技术学院 一种c6140车床溜板箱大手轮防护框

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