JPH07111548A - 音声とデータとの伝送モードの切替えによる簡易な通信方法 - Google Patents

音声とデータとの伝送モードの切替えによる簡易な通信方法

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JPH07111548A
JPH07111548A JP27883593A JP27883593A JPH07111548A JP H07111548 A JPH07111548 A JP H07111548A JP 27883593 A JP27883593 A JP 27883593A JP 27883593 A JP27883593 A JP 27883593A JP H07111548 A JPH07111548 A JP H07111548A
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JP27883593A
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Tetsuya Hayashi
林  哲也
Tadao Udagawa
忠男 宇田川
Yukihiro Asayama
行博 浅山
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INF ANARISHISU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般公衆回線などの電気信号通信回線の単一
回線のみを使用して、音声などのアナログ信号による通
信状態と、ディジタルデータの送受信を行う状態とを、
回線接続をし直さずに任意の時点で切り替えて通信す
る。 【構成】 公衆通信回線1に伝送モード切り替え装置
2、13を内臓する変復調装置3、14を接続し、この
変復調装置3、14に電話機4、15とコンピュータ
5、16とを接続し、制御プログラム22、25による
制御を行い伝送モードを切り替えて、音声による通信状
態からファイルの送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般公衆回線などの電
気信号通信回線を用いて、音声などのアナログ信号によ
る通信状態と、ディジタルデータの送受信を行う状態と
を、任意の時点で切り替えて通信する場合の通信手段に
関する。
【従来の技術】
【0002】従来からの代表的な技術として、一般公衆
回線などの電気信号通信回線を用いた通信手段には、電
話器、FAX、パーソナルコンピュータなどを使用した
通信(パソコン通信)、テレビ電話(またはTV会議シ
ステム)や、ワークステーションなどを使用した通信手
段、などがある。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】従来の技術のうち、電話器は音声のみを対
象としており、単独ではディジタルデータを送受信する
機能を持っていない。
【0004】FAXは図面情報の送受信を行うが、数値
データを送受信する機能や、任意の時点で音声による会
話を行う機能を持っていない。
【0005】パソコン通信ではデジタルデータを送受信
する他に音声をディジタルデータとして送受信する機能
を持っているが、アナログ信号による即時的な(リアル
タイムな)会話機能ではない。
【0006】TV電話は音声と画像を送受信する機能を
有するが、他の数値データなどのディジタル情報を送受
信するためのものではない。
【0007】一方、ワークステーションなどを使用した
通信手段では、複数の通信回線を利用するなどの手段に
より、音声やディジタルデータを同時に送受信する機能
を持たせたシステムなどがあるが、一般に高価なシステ
ムである。
【0008】上記の従来技術では、単一回の回線接続時
間内の任意の時点で、音声などのアナログ信号を送受信
するモードと、画像や数値データなどを送受信するモー
ドとを切り替える機能がないか、もしくは高価な機器を
要するシステムであって、簡易に伝送モードを切り替え
られるシステムではないという問題があった。
【0009】本発明は、一般公衆回線などの電気信号通
信回線の単一回線のみを使用して、音声などのアナログ
信号による通信状態と、ディジタルデータの送受信を行
う状態とを、回線接続をし直すことなく、任意の時点で
切り替えて通信する場合の簡易な通信手段を提供するこ
とを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】上記目的を達成するために、本発明のシス
テムにおいては、操作性が容易であるように考慮された
制御プログラムと、通信回線に接続する伝送モード切り
替え制御装置と、ディジタルデータを送受信可能な変復
調装置(MODEM)とを有する。
【0011】制御プログラムは、操作性が容易になるよ
うに、マウスなどの各種入力手段を利用できるような機
能を具備してもよい。
【0012】制御プログラムは、伝送モード切り替え制
御装置に対して、伝送モードの選択切り替えを行うため
の指令を出力する機能を有する。
【0013】制御プログラムは、使用者が通信したい相
手先を呼び出す場合の呼び出し方法に関して、通常電話
の方法と同様に手動で行っても良いが、あらかじめ登録
済みである電話番号のデータを選択するだけで制御プロ
グラムが自動的に相手を呼び出す機能を有してもよい。
【0014】制御プログラムはデータを送信する際に、
データの種類に基づく属性情報を付加する。
【0015】制御プログラムは、データを受信する際
に、データの属性情報を判定することによって、その属
性情報に基づいた適切な処理を自動選択して実行するこ
とができる。
【作用】
【0016】本発明においては、操作性が容易であるよ
うに考慮された制御プログラムを用いて、通信回線に接
続する伝送モード切り替え制御装置に対して必要な指令
を出力する。
【0017】制御プログラムの初期状態では、音声によ
る会話を行う機能のモードにする指令を、伝送モード切
り替え制御装置に対して出力する。
【0018】使用者が通信したい相手先を呼び出す場合
の呼び出し方法は、通常電話の方法と同様に手動で行っ
ても良いし、あらかじめ登録済みである電話番号のデー
タを選択するだけで制御プログラムが自動的に相手を呼
び出す機能を利用してもよい。
【0019】通信する相手を呼び出し後に、必要に応じ
て音声による会話を行い、使用者がデータの伝送機能を
選択すると、制御プログラムは、通信回線をデータの伝
送モードにする指令を伝送モード切り替え制御装置に対
して出力する。
【0020】制御プログラムは、画像のデータであるの
か、あるいはプリンタに印字するための文字データであ
るのかなどの、データの種類に基づく属性情報をデータ
の伝送時に伝送データに付加して送信を開始する。
【0021】受信側では、データを受信する際に受信デ
ータの属性を判定することによって、画像であれば直後
に表示装置に表示したり、プリンタに出力したりするな
どの動作を、データに付加された属性情報に基づいた適
切な処理を自動選択して実行する。
【0022】制御プログラムはデータの伝送を終了後、
再び音声による会話を行う機能のモードにする指令を伝
送モード切り替え制御装置に対して出力して、使用者の
必要に応じて、音声による会話を行ったり、データの伝
送機能を選択したりすることができるような状態に復帰
させる。
【実施例】
【0023】実施例について図面を参照して説明する
と、図1は機器の構成図であり、図1における公衆通信
回線1は伝送媒体の一例である。公衆通信回線1の端末
に、例えば伝送モード切り替え装置2を内臓する変復調
装置3を接続し、この変復調装置3には電話機4とコン
ピュータ5とを接続する。コンピュータ5には、出力装
置の一例としての表示装置6や印刷装置7などを接続す
ると共に、記憶装置8を有し、例えば入力装置であるキ
ーボード9やマウス10などと共に、画像情報の入力機
器であるところの例えばVTR11やカメラ12などを
接続する。公衆通信回線1のもう一方の端末には、上記
端末側と同様の構成機器を接続してもよいが、例えば図
1に示したように、伝送モード切り替え装置13を内臓
する変復調装置14を接続し、この変復調装置14には
電話機15とコンピュータ16とを接続し、かつ、コン
ピュータ16には、出力装置の一例としての表示装置1
7や印刷装置18などを接続すると共に、記憶装置19
を有し、入力装置であるキーボード20やマウス21な
どを接続するだけで、画像情報の入力機器は接続しない
ような構成などにしてもよい。
【0024】図1の記憶装置8、19には制御プログラ
ム22、25を記憶保持しており、また必要に応じて送
信データ23、26や受信データ24、27などを格納
する。
【0025】図1において、公衆通信回線1はたとえば
単純な撚り対線を用いるなどの他の伝送媒体であっても
よいし、送受する情報を印刷する必要の無い場合はコン
ピュータ5、16に印刷装置7、18が接続されていな
くてもよく、また、画像情報があらかじめ記憶装置8、
19などにディジタル情報として記憶保持されているな
どの場合のように、あらたな画像情報を入力する必要の
無い場合にあっては、VTR11やカメラ12なども接
続する必要はない。
【0026】図1における実施例では接続していない
が、音響情報をディジタルデータなどの符号情報として
送受信する必要がある場合は、音響情報を符号化してコ
ンピュータ5、16に入力することが可能なA/D変換
装置などを接続して、記録保持の可能なデータ形式によ
る音響情報をも送受信可能な構成とすることができる。
【0027】図2は、図1の制御プログラム22、25
の実施例における動作のフローチャートである。
【0028】図2において、制御プログラムは動作を開
始後にステップ28でシステムの初期化を行ったのち、
ステップ29において、システムを終了させるべきか否
かを示すためのソフトウエアフラグであるループフラグ
(F)をONにしてから、本システムの利用者からの指
示をステップ30で待つ。
【0029】本システムの利用者は図1に示した入力機
器であるキーボード9、20やマウス10、21を用い
て所望の動作指示をシステムに与える。
【0030】本実施例において説明する制御プログラム
は、システムの利用者が所望の動作指示をシステムに与
える場合の操作が容易になるように、機能をメニューに
よって選択する方式を採用したり、あるいは、システム
が有する機能を簡単な図形にて表すアイコン機能を用い
て実施することもできる。
【0031】利用者からの指示を受けた制御プログラム
はステップ31において、その指示内容を解釈して所望
の動作を開始する。
【0032】利用者からの指示により制御プログラムが
制御する機能の種類は、本実施例における機能の説明に
おいて省略しているが、例えば、あらかじめ登録してあ
る通信相手の電話番号に対して制御プログラムが自動的
に呼び出しを実行する機能なども付与できる。
【0033】利用者からの指示が、例えば図1に示した
画像情報の入力機器であるところのVTR11やカメラ
12などからの画像情報を送信データ23として記憶装
置8に格納せよという指示であるならば、ステップ32
において画像情報のファイル化を行う。画像情報のファ
イル化を実行した後は、ステップ33においてループフ
ラグ(F)がONであることを確認して、ステップ30
の入力指示待ちの動作へ戻る。
【0034】利用者からの指示が、例えば送信データ2
3を通信相手へ送信せよという指示であれば、ステップ
34において利用者が送信したいファイルを選択した
後、動作の詳細を後述するところのステップ35でファ
イルを送信する。ファイルの送信を完了した後は、ステ
ップ33においてループフラグ(F)がONであること
を確認して、ステップ30の入力指示待ちの動作へ戻
る。
【0035】利用者からの指示が、例えば通信相手から
のデータを受信せよという指示であれば、ステップ36
においてファイルを受信する。ファイルの受信を完了し
た後にステップ37において受信したデータの属性を判
断して、それぞれの属性に適合する処理の実行を開始す
る。例えば、受信データの属性情報が画像データである
場合はステップ38において画像を表示装置で表示す
る。受信データの属性情報が印刷データである場合はス
テップ39において印刷装置で印刷する。あるいは受信
データの属性情報が表計算データである場合はステップ
40において表計算データを表示装置の画面上に表示す
る。受信データの属性情報に基づく処理を完了した後
は、ステップ33においてループフラグ(F)がONで
あることを確認して、ステップ30の入力指示待ちの動
作へ戻る。
【0036】利用者からの指示が通信の終了という指示
であった場合は、ステップ41においてループフラッグ
(F)をOFFにした後、ステップ33においてループ
フラグ(F)がOFFであることを確認することによっ
て通信を終了する。
【0037】図3は、図2におけるステップ35のファ
イル送信処理の内容を説明するためのフローチャートで
ある。
【0038】図2におけるステップ35のファイル送信
処理が開始すると、制御プログラムは、使用者が音声に
より通信している状態から、ディジタルデータを送受信
可能な伝送モードへ切り替える。すなわち、図3に示し
たステップ42において、公衆通信回線1へ接続してい
る変復調装置3の伝送モードがデータ伝送モードになる
よう、伝送モード切り替え装置に対してデータ伝送モー
ドへの切り替え指示を出力する。
【0039】伝送モード切り替え装置に対してデータ伝
送モードへの切り替え指示を出力した後、制御プログラ
ムはステップ43において、伝送モード切り替え装置か
らの応答を待つ。
【0040】制御プログラムは、伝送モード切り替え装
置からの応答があればステップ44に進み、その応答内
容を検査する。検査の結果、伝送モード切り替え装置か
らの応答が伝送モードの切り替えに失敗した旨の内容で
あれば、ステップ45において伝送モード切り替え装置
に対し音声伝送モードへの切り替え指示を出力してファ
イル送信を失敗させる。あるいは検査の結果、伝送モー
ド切り替え装置からの応答が伝送モードの切り替えに成
功した旨の内容であれば、ステップ46において通信相
手側からの動作手順に関する要求コマンドを待つ。
【0041】通信相手側からの動作手順に関する要求コ
マンドを受信した後はステップ47においてこの要求コ
マンドの種類を解析する。
【0042】受信した要求コマンドの解析を行った結果
が正規のコマンドで無い場合はステップ48においてエ
ラーが発生した事を相手側に通知する目的のコマンド種
類であるコマンドNo.7を送信して、再びステップ4
6に戻り、通信相手側からの動作手順に関する要求コマ
ンドを待つ。
【0043】受信した要求コマンドの解析を行った結果
が、送信側の準備を要求する意味を付与されたコマンド
No.0であった場合は、ステップ49において送信側
の状態が送信準備の完了状態である事を意味するコマン
ドNo.1を送信する。
【0044】受信した要求コマンドの解析を行った結果
が、送信されるべきファイルのサイズと属性に関する情
報を要求するという意味を付与されたコマンドNo.2
であった場合は、ステップ50においてファイルサイズ
と属性情報を付加した送信内容であるという意味を付与
されたコマンドNo.3と共に、ファイルサイズと属性
情報を送信する。
【0045】受信した要求コマンドの解析を行った結果
が、ファイルのデータを要求するという意味のコマンド
No.4であった場合は、ステップ51において、ファ
イルデータであることを示すコマンドNo.5と共にフ
ァイルのデータを送信する。
【0046】受信した要求コマンドの解析を行った結果
が、ファイルの受信を完了したという意味のコマンドN
o.6であった場合は、ファイル送信を終了したのでス
テップ45に進み、伝送モード切り替え装置に対し音声
伝送モードへの切り替え指示を出力してファイル送信を
完了させる。
【0047】図4は、図2におけるステップ36のファ
イル受信処理の内容を説明するためのフローチャートで
ある。
【0048】図2におけるステップ36のファイル受信
処理が開始すると、制御プログラムは、使用者が音声に
より通信している状態から、ディジタルデータを送受信
可能な伝送モードへ切り替える。すなわち、前記のファ
イル送信時と同様に、図4に示したステップ52におい
て公衆通信回線1へ接続している変復調装置3の伝送モ
ードがデータ伝送モードになるよう伝送モード切り替え
装置に対してデータ伝送モードへの切り替え指示を出力
する。
【0049】伝送モード切り替え装置に対してデータ伝
送モードへの切り替え指示を出力した後、制御プログラ
ムはステップ53において、前記のファイル送信時と同
様に伝送モード切り替え装置からの応答を待つ。
【0050】制御プログラムは、伝送モード切り替え装
置からの応答があればステップ44に進み、その応答内
容を検査する。検査の結果、伝送モード切り替え装置か
らの応答が伝送モードの切り替えに失敗した旨の内容で
あればステップ55に進み、ファイル転送状態の終了を
意味するコマンドNo.6を送信した後、ステップ56
において伝送モード切り替え装置に対し音声伝送モード
への切り替え指示を出力してファイル受信を完了する。
あるいは検査の結果、伝送モード切り替え装置からの応
答が伝送モードの切り替えに成功した旨の内容であれ
ば、ステップ57において、ファイルを送出しようとす
る通信相手側の送信準備状態を確認せよという意味を付
与された命令であるところのコマンドNo.0を送信す
る。
【0051】ステップ58においては、前記のコマンド
No.0に対する応答を待ち、応答を得たならばステッ
プ59においてその応答内容を確認する。その応答内容
を確認した結果、ファイルを送出しようとする通信相手
側の送信準備状態が完了状態である事を意味するコマン
ドNo.1という応答でない場合は、エラーが発生した
ものとしてステップ55およびステップ56に進みファ
イルの受信動作を終了する。
【0052】ステップ59においてその応答内容を確認
した結果、ファイルを送出しようとする通信相手側の送
信準備状態が完了状態である事を意味するコマンドN
o.1という応答であった場合は、ステップ60に進
み、ファイルサイズと属性の情報を要求するという意味
を付与されたコマンドNo.2を送信し、このコマンド
No.2に対する応答を待つところの次のステップ61
に進む。
【0053】ステップ61において前記のコマンドN
o.2に対する応答を得たならば、ステップ62におい
てその応答内容を確認する。その応答内容を確認した結
果、ファイルサイズと属性の情報と共に付与されたコマ
ンドNo.2という応答でない場合は、エラーが発生し
たものとしてステップ55およびステップ56に進みフ
ァイルの受信動作を終了する。
【0054】ステップ62においてその応答内容を確認
した結果、ファイルサイズと属性の情報と共に付与され
たコマンドNo.2という応答であった場合は、ステッ
プ63に進み、ファイルデータの転送を要求するという
意味を付与されたコマンドNo.4を送信し、このコマ
ンドNo.4に対する応答を待つところの次のステップ
64に進む。
【0055】ステップ64において前記のコマンドN
o.2に対する応答を得たならば、ステップ65におい
てその応答内容を確認する。その応答内容を確認した結
果、ファイルデータであるという意味を付与されたコマ
ンドNo.5によって送信されたファイルのデータでな
い場合は、エラーが発生したものとしてステップ55お
よびステップ56に進みファイルの受信動作を終了す
る。
【0056】ステップ65においてその応答内容を確認
した結果、前記のコマンドNo.5によって送信された
ファイルのデータであった場合は、受信すべきファイル
の全サイズを受信したかどうかを確認するステップ66
に進む。
【0057】ステップ66において確認した結果、ファ
イルデータの未転送の部分がある場合は前記のステップ
63に戻り、ファイルデータの転送を要求する命令であ
るコマンドNo.4を送信して再度データの転送を要求
する。
【0058】ステップ66において確認した結果、ファ
イルデータの未転送の部分が無く、全サイズのデータを
転送終了した場合であったならば、ステップ55および
ステップ56に進みファイルの受信動作を終了する。
【発明の効果】
【0059】本発明は、以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0060】音声による通信のみならず、ディジタルデ
ータをも送受信することができ、かつ、その送受信する
データは、図面、あるいは画像などの情報だけでなく数
値データをも送受信する機能を実現できる。
【0061】ファイルのデータを受信する際に、ファイ
ルの属性情報に基づいた機能を自動的に実行させること
もできるので、受信側の利用者がデータの種類を意識せ
ずに、例えば画像や帳票などを簡単な操作で受け取れる
ようなシステムにすることができる。
【0062】単一回の回線接続時間内の任意の時点で、
音声による会話を行う状態から、通信回線を切断するこ
となく伝送モードに切り替えることによって、ディジタ
ルデータを送受信する状態とすることができる。また、
ディジタルデータの送受信を完了後は、通信回線を切断
することなく音声による会話を行う状態とすることがで
きる。
【0063】利用者が上記の状態を切り替える場合にあ
っては、パソコン通信やワークステーションを使用した
システムに見られるような特殊な命令を使用する必要性
がなく、容易に操作が可能であるようなシステムとする
ことができる。
【0064】音声による通信を行う状態においては、わ
ざわざ音声をディジタルデータに変換することなく、ア
ナログ信号による即時的な(リアルタイムな)会話を行
うことができる。
【0065】複数の通信回線を利用せずとも単一の通信
回線を使用するだけで、音声やディジタルデータによる
通信ができる。
【0066】ワークステーションなどを使用する必要性
がなく、かつ単一通信回線を利用するのみでよいことか
ら、安価なシステムを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるシステムの機器構成図である。
【図2】制御プログラムのフローチャートである。
【図3】ファイルを送信する場合のフローチャートであ
る。
【図4】ファイルを受信する場合のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 公衆通信回線 2、13 伝送モード切り替え装置 3、14 変復調装置 4、15 電話機 5、16 コンピュータ 6、17 表示装置 8、19 記憶装置 9、20 キーボード 10、21 マウス 12 カメラ 22、25 制御プログラム 23、26 送信データ 24、27 受信データ 35 ファイル送信 36 ファイル受信
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅山 行博 東京都新宿区西新宿8−2−20 第2守徳 ビル601 株式会社インフォメーションア ナリシス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般公衆回線などの電気信号による通信
    回線を用いた通信の方法であって、通信回線の伝送モー
    ドを切り替え、音声による通信をするための伝送モード
    と、ディジタルデータを送受信する伝送モードとを、メ
    ニューもしくはアイコンなどによって利用者が容易に操
    作可能としたシステムの制御プログラムにより、通信回
    線の接続状態の任意の時点で切り替え可能にしたことを
    特徴とし、かつ、送受信するファイルデータに属性情報
    を付加することによって、ファイルデータの受信をする
    際に、ファイルを送信する側において付与した属性に基
    づく所定の機能を自動的に実行することもできるように
    したことを特徴とする、音声とデータとの伝送モードの
    切替えによる簡易な通信方法。
  2. 【請求項2】 一般公衆回線などの電気信号による通信
    回線を用いた通信のシステムであって、通信回線の伝送
    モードを切り替える装置と、ディジタルデータを送受信
    可能にするための変復調装置と、音声による通信をする
    ための電話機と、システムを制御するための制御プログ
    ラムとを具備し、制御プログラムの制御によって、音声
    に基づく通信状態から通信回線を切断することなく、通
    信回線の接続状態の任意の時点で、ディジタルデータを
    送受信する伝送モードに切り替えたり、ディジタルデー
    タの送受信を完了した場合は音声による通信を行う状態
    の伝送モードに復帰せしめる機能を持たせることを目的
    とした安価な機器構成を特徴とするシステム。
JP27883593A 1993-10-13 1993-10-13 音声とデータとの伝送モードの切替えによる簡易な通信方法 Pending JPH07111548A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19734775A1 (de) * 1997-04-03 1998-10-08 Teles Ag Verfahren und Schaltervorrichtung für eine Signalübertragung
US6147973A (en) * 1996-03-19 2000-11-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Signal discrimination apparatus, a method for discriminating a signal, and a signal transmitting apparatus for voiceband signals

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