JPH07111508A - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JPH07111508A
JPH07111508A JP5254171A JP25417193A JPH07111508A JP H07111508 A JPH07111508 A JP H07111508A JP 5254171 A JP5254171 A JP 5254171A JP 25417193 A JP25417193 A JP 25417193A JP H07111508 A JPH07111508 A JP H07111508A
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JP
Japan
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logical address
transmitting
physical address
packet
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Application number
JP5254171A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Shigesato
達郎 重里
Yasunori Kawakami
靖程 川上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送受信装置の接続状況等で各送受信装置の物
理アドレスが変化するネットワークにおいて、論理アド
レスのみを意識した通信を実現し、ネットワークの利用
を簡単にする。 【構成】 論理アドレス選択部305でユーザによって
選択された第1論理アドレスはアドレスレジスタ306
に記憶される。物理アドレス検索部304によって物理
アドレス検索データを生成し、パケット化してネットワ
ーク出力部303から出力する。物理アドレス検索パケ
ットには、第1の物理アドレス及び論理アドレス、及び
第2論理アドレスを配置する。他の送受信装置から物理
アドレス検索パケットを受信した場合には、そのパケッ
ト内に配置されている第2論理アドレスが受信した送受
信装置の論理アドレスと一致するかを検出し、一致する
場合には物理アドレス返答部308で物理アドレス返答
データを生成し、パケット化してネットワーク出力部3
03から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークを用いて
データを伝送する送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI技術の向上に伴って、映像情報や
音声情報をディジタル化して伝送するネットワークが開
発されつつある。映像信号や音声信号はリアルタイムで
再生される必要があるため、リアルタイム伝送が可能な
ネットワークが必要となる。
【0003】このようなリアルタイム伝送に適したネッ
トワークとしてP1394というネットワークが提案さ
れている("High Performance Serial Bus", P1394/Dra
ft 6.2v0, June 1,1993, IEEE)。P1394はシリア
ルの高速バスシステムで、データを同期伝送できるた
め、リアルタイム伝送が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、P1394を用
いて映像信号等のネットワークを構成する際に、以下の
ような課題が発生する。 (1)P1394に接続される送受信装置の物理アドレ
スは、その接続状況や電源を投入するタイミング等によ
って自動的に決定される。したがって送受信装置を追加
すると、それまで接続されていた送受信装置の物理アド
レスが変更されてしまう。また、電源投入の度に物理ア
ドレスが変化する可能性も有る。
【0005】このため、各送受信装置とその物理アドレ
スとの対応が送受信装置を利用するユーザーにわかりに
くい。つまり、その送受信装置の外観からユーザが検知
できる論理アドレスと実際の物理アドレスが一致しない
ことになる。また、他の送受信装置と通信を行う場合に
も、相手の送受信装置の物理アドレスがわからないた
め、通信を実行することが困難である。 (2)映像信号や音声信号をアナログ信号の状態で制御
するD2B規格が存在するが、D2B規格では物理アド
レスとその機器固有の論理アドレスが等しい。このた
め、P1394を用いてディジタル信号の状態でD2B
を用いる場合に、物理アドレスと論理アドレスの不一致
が問題となる。
【0006】本発明は、このような論理アドレスと物理
アドレスが一致しないネットワークにおける送受信装置
の課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の送受信装置
は、ネットワーク内の各送受信装置の物理アドレスが電
源投入時または前記送受信装置の接続変更時に自動的に
決定されるネットワークに対して、各送受信装置の論理
アドレスを選択する論理アドレス選択手段を有し、各送
受信装置の物理アドレスが決定された後、ある論理アド
レスを有する送受信装置と通信を行う場合に、パケット
を送信する送受信装置の物理アドレスおよび論理アドレ
スをそれぞれ第1物理アドレスおよび第1論理アドレス
とし、そのパケットを受信すべき送受信装置の物理アド
レスおよび論理アドレスをそれぞれ第2物理アドレスお
よび第2論理アドレスとし、ネットワーク内の全ての送
受信装置に第1物理アドレスおよび第1論理アドレスと
通信したい相手の送受信装置の論理アドレスを第2論理
アドレスとして物理アドレス検索パケットに配置して伝
送する物理アドレス検索パケット送信手段と、他の送受
信装置から物理アドレス検索パケットを受信した場合
に、前記物理アドレス検索パケット内に配置されている
第2論理アドレスが受信した送受信装置の論理アドレス
と等しい場合に、前記受信した送受信装置の物理アドレ
スを物理アドレス返答パケットとして所定の期間内に返
送する物理アドレス返答パケット送信手段と、前記物理
アドレス検索パケットを送信した後の所定の期間内に物
理アドレス返答パケットが他の送受信装置から伝送され
てこない場合に第2論理アドレスを有する送受信装置が
ネットワーク上に存在しないと判断する論理アドレス消
失検出手段とを有し、前記物理アドレス検索パケットま
たは物理アドレス返答パケットによって明らかになった
相互の送受信装置の物理アドレスを用いて通信を行うこ
とを特徴とする。
【0008】第2の発明の送受信装置は、ネットワーク
内の各送受信装置の物理アドレスが電源投入時または前
記送受信装置の接続変更時に自動的に決定されるネット
ワークに対して、各送受信装置の論理アドレスを選択す
る論理アドレス選択手段を有し、各送受信装置の物理ア
ドレスが決定された後、ある論理アドレスを有する送受
信装置と通信を行う場合に、パケットを送信する送受信
装置の物理アドレスおよび論理アドレスをそれぞれ第1
物理アドレスおよび第1論理アドレスとし、そのパケッ
トを受信すべき送受信装置の物理アドレスおよび論理ア
ドレスをそれぞれ第2物理アドレスおよび第2論理アド
レスとし、ネットワーク内の全ての送受信装置に第1物
理アドレスおよび第1論理アドレスと通信したい相手の
送受信装置の論理アドレスを第2論理アドレスとして物
理アドレス検索パケットに配置して伝送する物理アドレ
ス検索パケット送信手段と、他の送受信装置から物理ア
ドレス検索パケットを受信した場合に、前記物理アドレ
ス検索パケット内に配置されている第2論理アドレスが
受信した送受信装置の論理アドレスと等しい場合に、前
記受信した送受信装置の物理アドレスを物理アドレス返
答パケットとして所定の期間内に返送する物理アドレス
返答パケット送信手段と、ネットワークに接続された送
受信装置の論理アドレスの選択誤りを検出する論理アド
レス選択誤り検出手段とを有し、前記物理アドレス検索
パケットまたは物理アドレス返答パケットによって明ら
かになった相互の送受信装置の物理アドレスを用いて通
信を行うことを特徴とする。
【0009】第3の発明の送受信装置は、ネットワーク
内の各送受信装置の物理アドレスが電源投入時または前
記送受信装置の接続変更時に自動的に決定されるネット
ワークに対して、各送受信装置の論理アドレスをスイッ
チ等によって選択する論理アドレス選択手段と、前記送
受信装置間で送信側の送受信装置のアドレスまたは受信
側の送受信装置のアドレスを伝送する際に、前記物理ア
ドレスと前記論理アドレスの両方を同時に伝送するアド
レス伝送手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成により、本発明では、ある論理アド
レスを持つ送受信装置と通信を実行したい場合には、ま
ず相手の送受信装置の論理アドレス(第2論理アドレ
ス)と自分の送受信装置の物理アドレス(第1物理アド
レス)および論理アドレス(第1論理アドレス)を物理
アドレス検索パケットを用いて全ての送受信装置に伝送
する。これに対して、物理アドレス検索パケットに示さ
れた第2論理アドレスと同じ論理アドレスを持つ送受信
装置は、その送受信装置の物理アドレスを物理アドレス
返答パケットとして返送する。これによって、両方の送
受信装置は互いの物理アドレスと論理アドレスの関係を
知ることができるため、以後の通信を物理アドレスを用
いて直接実行することが可能になる。
【0011】また、物理アドレス検索パケットおよび物
理アドレス返答パケットによる物理アドレス伝送を自動
的に実行することによって、ユーザーは物理アドレスを
意識することなく、論理アドレスのみを意識した通信が
可能になる。
【0012】さて第1の発明では、上記の物理アドレス
検索パケットを伝送してから一定期間内に物理アドレス
返答パケットが返送されない場合には、そのネットワー
ク上に通信したい論理アドレスを持つ送受信装置が存在
しないと判断する。これによって、ユーザーがネットワ
ークの接続間違い等を検出することが可能になる。
【0013】また第2の発明では、上記の物理アドレス
検索パケットを伝送した後に他の送受信装置から受信す
る物理アドレス返答パケット等によって、論理アドレス
の設定誤りを検出する。
【0014】具体的には、物理アドレス検索パケットで
伝送する第2論理アドレスが2つ以上の異なる送受信装
置で定義されている場合や、第1論理アドレスが2つ以
上の異なる送受信装置で定義されている場合が検出でき
る。
【0015】第3の発明では、通信を実行する際に常に
物理アドレスと論理アドレスの両方のアドレスをパケッ
トに配置して伝送する。これによって、D2Bのように
論理アドレスのみを用いる機器との接続では、伝送され
た論理アドレスをそのままD2Bのアドレスとして利用
することが可能になる。これによって、論理アドレスと
物理アドレスが一致しているネットワークとの接続が容
易になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0017】図1は本発明の送受信装置を用いたネット
ワークの例である。図1において、101は第1のビデ
オモニタに接続された送受信装置、102は第1のオー
ディオアンプに接続された送受信装置、103は第1の
オーディオディスクプレーヤに接続された送受信装置、
104は第1のビデオカセットレコーダ、105は第1
のビデオディスクプレーヤ、106は第2のビデオカセ
ットレコーダである。
【0018】図1のように、本実施例で説明するネット
ワーク上では、各送受信装置がツリー状に接続される。
また、各送受信装置はその送受信装置に接続されている
機器の機能によって論理アドレスが決定される。
【0019】図2に本発明で用いる論理アドレスの一例
を示す。論理アドレスは、接続されている機器の機能を
表すデバイスタイプと、デバイス番号とで構成される。
デバイスタイプは図2に示すように、ビデオモニタ、オ
ーディオアンプ等のようにユーザにとって機器の外観か
ら理解し易い名前に分類される。このようなデバイスタ
イプは各機器の製造段階で決定できるため、ユーザが変
更する必要が無い。
【0020】次に、デバイス番号は、ネットワーク上に
同じデバイス番号の送受信装置が複数個存在する場合
に、それぞれの送受信装置が異なるデバイス番号を選択
する。また、デバイスタイプが異なる場合には、同じデ
バイス番号の送受信装置が存在してもかまわない。デバ
イス番号は、ユーザがネットワークを構成する際にユー
ザが分かり易いようにスイッチ等で選択できるようにす
る。
【0021】以上のように、デバイスタイプとデバイス
番号の組み合わせで、各送受信装置の論理アドレスが重
複することなく決定される。しかも、各論理アドレスは
ネットワークを利用するユーザにとって、外観から判断
が容易となる。
【0022】また、デバイスタイプの種類の数はデバイ
スタイプに割り当てられるビット数で決定されるが、デ
バイスタイプを拡張するためにサービスコードを定義す
ることも可能である。サービスコードはデバイスタイプ
の更に上の概念で、サービスコードを切り替えることに
よって、新に別のデバイスタイプの集合を定義すること
が可能になる。
【0023】さて、以上のような論理アドレスを持つ送
受信装置の第1の実施例のブロック図を図3に示す。図
3において、301はコマンド入力部、302はパケッ
ト生成部、303はネットワーク出力部、304は物理
アドレス検索部、305は論理アドレス選択部、306
はアドレスレジスタ、307は論理アドレス消失検出
部、308は物理アドレス返答部、309はコマンド出
力部、310はパケット復号部、311はネットワーク
入力部である。
【0024】次に、図3の実施例の動作を以下に説明す
る。ユーザが送受信装置を用いてコマンドやデータを伝
送する際には、コマンド入力部301からコマンドまた
はデータを入力し、パケット生成部302でパケット化
し、ネットワーク出力部303からネットワークに出力
される。また、ネットワーク入力部311から入力され
たパケットはパケット復号部310でデータまたはコマ
ンドに復号されてコマンド出力部309から出力され
る。
【0025】次に、パケット生成時やパケット復号時に
用いる送受信装置のアドレスの扱いについて説明する。
まず、自分の送受信装置の論理アドレス(第1論理アド
レス)は論理アドレス選択部305で上記のようにスイ
ッチ等を用いてユーザによって選択される。選択された
第1論理アドレスはアドレスレジスタ306に記憶され
る。また、自分の送受信装置の物理アドレス(第1物理
アドレス)はネットワーク上で自動的に決定され、その
アドレスもアドレスレジスタ306に記憶される。
【0026】さて、ネットワークを介してデータまたは
コマンドを伝送する際には、伝送する相手の送受信装置
の物理アドレス(第2物理アドレス)が必要である。こ
の第2物理アドレスを得る方法を以下に説明する。 (1)物理アドレス検索部304によって物理アドレス
検索データを生成し、パケット生成部302でパケット
化(物理アドレス検索パケット化)してネットワーク出
力部303から出力する。物理アドレス検索パケットに
は、第1物理アドレスと第1論理アドレスおよび第2論
理アドレスを配置する。また、物理アドレス検索パケッ
トは同報通信等で他の全ての送受信装置に伝送する。 (2)ネットワーク入力部311から入力されたパケッ
トはパケット復号部310で復号される。このときに、
他の送受信装置から物理アドレス検索パケットを受信し
た場合には、そのパケット内に配置されている第2論理
アドレスが受信した送受信装置の論理アドレスと一致す
るかどうかを検出する。ここで一致する場合には、物理
アドレス返答部308で物理アドレス返答データを生成
し、パケット生成部302でパケット化(物理アドレス
返答パケット化)してネットワーク出力部303から出
力する。物理アドレス返答パケットには第1物理アドレ
ス(物理アドレス検索パケットを送信した送受信装置に
とっては第2物理アドレス)を配置する。また物理アド
レス返答パケット内に第1論理アドレス、第2論理アド
レス等を配置することも可能である。
【0027】(1)、(2)のようにして物理アドレス
検索パケットを伝送した送受信装置は、通信したい論理
アドレスを有する送受信装置の物理アドレス(第2物理
アドレス)を返送される物理アドレス返答パケットによ
って知ることが可能になる。ここで得られた第2物理ア
ドレスはアドレスレジスタ306に記憶され、以後通信
ではアドレスレジスタ306を検索することによって物
理アドレスを知ることが可能になる。
【0028】またアドレスレジスタ306内の物理アド
レスは、ネットワークがリセットされて各送受信装置の
物理アドレスが変更された場合や、これまで通信してい
た送受信装置と異なる送受信装置と通信する場合には上
記の方法で更新される。ただしアドレスレジスタ306
の容量が大きい場合には、複数の他の送受信装置の物理
アドレスを記憶することも可能になる。この場合には、
通信する送受信装置を切り替えても、アドレスレジスタ
306に以前の物理アドレスを更に保存しておくことが
可能になる。
【0029】次に、図3の論理アドレス消失検出部30
7の動作を説明する。論理アドレス消失検出部307で
は、物理アドレス検索パケットを伝送後一定期間内に物
理アドレス返答パケットが返送されるかどうかを検出す
る。ここで、一定期間内に物理アドレス返答パケットが
返送されなかった場合には、第2論理アドレスを有する
送受信装置がネットワーク上に存在しないことが明らか
になる。したがって、論理アドレスの設定誤りやネット
ワークの接続誤りが検出できる。
【0030】次に、図4を用いて本発明の第2の実施例
のブロック図を説明する。図4において、301〜31
1は図3の第1の実施例と同じ構成要素で、その動作も
第1の実施例とほぼ同等である。また、図4の407は
論理アドレス選択誤り検出部である。
【0031】ここでは第1の実施例と異なる点について
説明する。本実施例では論理アドレス選択誤り検出部4
07において、ネットワークに接続されている送受信装
置の論理アドレスの選択誤りを検出する。図5を用い
て、論理アドレス選択誤り検出部407の第1の例を説
明する。
【0032】図5において、501は物理アドレス返答
パケット入力部、502は多重論理アドレス検出部であ
る。物理アドレス検索パケットを伝送した後、一定期間
内に受信される他の送受信装置からの物理アドレス返答
パケットは、物理アドレス返答パケット入力部501を
介して多重論理アドレス検出部502に入力される。多
重論理アドレス検出部502では、上記の一定期間内に
異なる複数の送受信装置から物理アドレス返答パケット
を受信したかどうかを検出する。もし複数の送受信装置
から物理アドレス返答パケットを受信した場合には、複
数の送受信装置が同一の論理アドレス(論理アドレス
2)を有することになる。このようにして論理アドレス
の設定誤りを検出し、ユーザに知らせることが可能にな
る。
【0033】次に、図6を用いて論理アドレス選択誤り
検出部407の第2の例を説明する。図6において、6
01は物理アドレス検索パケット入力部、602は送り
手論理アドレス検出部である。他の送受信装置から物理
アドレス検索パケットを物理アドレス検索パケット入力
部601から入力した場合に、そのパケット内の第1論
理アドレス(物理アドレス検索パケットを伝送した送り
手の論理アドレス)を送り手論理アドレス検出部602
に入力する。
【0034】送り手論理アドレス検出部602では、入
力された送り手の論理アドレスと、自分の送受信装置の
論理アドレスを比較する。ここで両者の論理アドレスが
同一である場合には、これら2つの送受信装置の論理ア
ドレスが同じであることが検出できる。このようにし
て、図6の例によっても論理アドレスの設定誤りを検出
し、ユーザに知らせることが可能になる。
【0035】次に、図7を用いて本発明の第3の実施例
を説明する。図7において、701は論理アドレス入力
部、702は物理アドレス出力部、703はパケット生
成部、704はネットワーク出力部である。
【0036】第3の実施例はパケットに配置されるアド
レスに関するものである。論理アドレス入力部701か
ら、パケットを伝送する相手の論理アドレス(論理アド
レス2)が入力される。入力された論理アドレス2は物
理アドレス出力部702に入力されて、そこで論理アド
レス2に対応する物理アドレス2が出力される。このよ
うにして得られた物理アドレス2と論理アドレス2は、
共にパケット生成部703に入力されてパケット内に配
置され、ネットワーク出力部704から出力される。ま
た、パケット内に物理アドレス1と論理アドレス1をさ
らに配置することも可能である。
【0037】図7のような構成によって、パケット内に
は論理アドレスと物理アドレスが共に配置される。従っ
て、本ネットワークを論理アドレスと物理アドレスが一
致するような第2のネットワークに接続する際には、パ
ケット内の論理アドレスをそのまま第2のネットワーク
の物理アドレスとして利用することが可能になる。
【0038】従って、D2Bのように論理アドレスと物
理アドレスが一致するネットワークと、本発明の送受信
装置を利用するネットワークとを同時に利用する場合に
は、本発明の送受信装置に用いる論理アドレスをD2B
に用いる論理アドレスと一致させることによって、両方
のネットワークの接続が非常に簡単になる。
【0039】以上3つの実施例を用いて本発明を説明し
たが、実際の回路構成は実施例以外の構成も可能であ
り、ソフトウエアによる実現も可能である。また上記の
実施例の技術の一部または全部を適用した構成も可能で
ある。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の送受信装置は、
通信を行う両方の送受信装置で互いの物理アドレスと論
理アドレスの関係を知ることができるため、以後の通信
を物理アドレスを用いて直接実行することが可能にな
る。
【0041】また、物理アドレス検索パケットおよび物
理アドレス返答パケットによる物理アドレス伝送を自動
的に実行することによって、ユーザーは物理アドレスを
意識することなく、論理アドレスのみを意識した通信が
可能になる。
【0042】また第1の発明では、ネットワークの接続
間違いや断線等を検出することが可能になる。
【0043】第2の発明では、異なる複数の送受信装置
が同一の論理アドレスを有することを検出することが可
能になる。
【0044】第3の発明では、本発明の送受信装置で用
いるネットワークと他のネットワークを容易に接続する
ことが可能になる。
【0045】以上のように、本発明の送受信装置では、
簡単な方法で論理アドレスと物理アドレスを対応させる
ことができるため、その実用的効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受信装置が接続されるネットワーク
の例のブロック図
【図2】本発明の送受信装置の論理アドレスの例
【図3】第1の発明の送受信装置の一実施例のブロック
【図4】第2の発明の送受信装置の一実施例のブロック
【図5】論理アドレス選択誤り検出部の第1の例のブロ
ック図
【図6】論理アドレス選択誤り検出部の第2の例のブロ
ック図
【図7】第3の発明の送受信装置の一実施例のブロック
【符号の説明】
304 物理アドレス検索部 305 論理アドレス選択部 306 アドレスレジスタ 307 論理アドレス消失検出部 308 物理アドレス返答部 407 論理アドレス選択誤り検出部 502 多重論理アドレス検出部 602 送り手論理アドレス検出部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク内の各送受信装置の物理アド
    レスが電源投入時または前記送受信装置の接続変更時に
    自動的に決定されるネットワークに対して、各送受信装
    置の論理アドレスを選択する論理アドレス選択手段を有
    し、各送受信装置の物理アドレスが決定された後、ある
    論理アドレスを有する送受信装置と通信を行う場合に、
    パケットを送信する送受信装置の物理アドレスおよび論
    理アドレスをそれぞれ第1物理アドレスおよび第1論理
    アドレスとし、そのパケットを受信すべき送受信装置の
    物理アドレスおよび論理アドレスをそれぞれ第2物理ア
    ドレスおよび第2論理アドレスとし、 ネットワーク内の全ての送受信装置に前記第1物理アド
    レスおよび前記第1論理アドレスと通信したい相手の送
    受信装置の論理アドレスを前記第2論理アドレスとして
    物理アドレス検索パケットに配置して伝送する物理アド
    レス検索パケット送信手段と、 他の送受信装置から前記物理アドレス検索パケットを受
    信した場合に、前記物理アドレス検索パケット内に配置
    されている前記第2論理アドレスが受信した送受信装置
    の論理アドレスと等しい場合に、前記受信した送受信装
    置の物理アドレスを物理アドレス返答パケットとして所
    定の期間内に返送する物理アドレス返答パケット送信手
    段と、 前記物理アドレス検索パケットを送信した後の所定の期
    間内に前記物理アドレス返答パケットが他の送受信装置
    から伝送されてこない場合に前記第2論理アドレスを有
    する送受信装置がネットワーク上に存在しないと判断す
    る論理アドレス消失検出手段とを有し、 前記物理アドレス検索パケットまたは物理アドレス返答
    パケットによって明らかになった相互の送受信装置の物
    理アドレスを用いて通信を行うことを特徴とする送受信
    装置。
  2. 【請求項2】ネットワーク内の各送受信装置の物理アド
    レスが電源投入時または前記送受信装置の接続変更時に
    自動的に決定されるネットワークに対して、各送受信装
    置の論理アドレスを選択する論理アドレス選択手段を有
    し、各送受信装置の物理アドレスが決定された後、ある
    論理アドレスを有する送受信装置と通信を行う場合に、
    パケットを送信する送受信装置の物理アドレスおよび論
    理アドレスをそれぞれ第1物理アドレスおよび第1論理
    アドレスとし、そのパケットを受信すべき送受信装置の
    物理アドレスおよび論理アドレスをそれぞれ第2物理ア
    ドレスおよび第2論理アドレスとし、 ネットワーク内の全ての送受信装置に前記第1物理アド
    レスおよび前記第1論理アドレスと通信したい相手の送
    受信装置の論理アドレスを前記第2論理アドレスとして
    物理アドレス検索パケットに配置して伝送する物理アド
    レス検索パケット送信手段と、 他の送受信装置から前記物理アドレス検索パケットを受
    信した場合に、前記物理アドレス検索パケット内に配置
    されている前記第2論理アドレスが受信した送受信装置
    の論理アドレスと等しい場合に、前記受信した送受信装
    置の物理アドレスを物理アドレス返答パケットとして所
    定の期間内に返送する物理アドレス返答パケット送信手
    段と、 ネットワークに接続された送受信装置の論理アドレスの
    選択誤りを検出する論理アドレス選択誤り検出手段とを
    有し、 前記物理アドレス検索パケットまたは前記物理アドレス
    返答パケットによって明らかになった相互の送受信装置
    の物理アドレスを用いて通信を行うことを特徴とする送
    受信装置。
  3. 【請求項3】ネットワーク内の各送受信装置の物理アド
    レスが電源投入時または前記送受信装置の接続変更時に
    自動的に決定されるネットワークに対して、各送受信装
    置の論理アドレスを選択する論理アドレス選択手段と、
    前記送受信装置間で送信側の送受信装置のアドレスまた
    は受信側の送受信装置のアドレスを伝送する際に、前記
    物理アドレスと前記論理アドレスの両方を同時に伝送す
    るアドレス伝送手段とを有することを特徴とする送受信
    装置。
  4. 【請求項4】論理アドレス選択手段は、論理アドレスを
    デバイスタイプとデバイス番号の組み合わせで表現し、
    前記デバイスタイプをその送受信装置の機能によって決
    定するデバイスタイプ決定手段と、前記デバイス番号を
    スイッチによって選択するデバイス番号選択手段とで構
    成することを特徴とする請求項1、請求項2または請求
    項3記載の送受信装置。
  5. 【請求項5】論理アドレス選択手段は、D2Bの通信に
    用いる論理アドレスをそのまま利用することを特徴とす
    る請求項4記載の送受信装置。
  6. 【請求項6】論理アドレス選択誤り検出手段は、論理ア
    ドレス検索パケットを送信した後の所定の期間内に複数
    の異なる送受信装置から物理アドレス返答パケットを受
    信したことを検出する多重論理アドレス検出手段を有す
    ることを特徴とする請求項2記載の送受信装置。
  7. 【請求項7】論理アドレス選択誤り検出手段は、受信し
    た論理アドレス検索パケットに配置されている第1論理
    アドレスが受信した送受信装置の論理アドレスと一致す
    るかどうかを検出する送り手論理アドレス検出手段を有
    することを特徴とする請求項2記載の送受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006534A (ja) * 1995-12-23 2007-01-11 Deutsche Thomson Brandt Gmbh 電子装置の遠隔制御方法及び装置並びに電子装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007006534A (ja) * 1995-12-23 2007-01-11 Deutsche Thomson Brandt Gmbh 電子装置の遠隔制御方法及び装置並びに電子装置

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