JPH07111492B2 - 光フアイバ入りアルミ管の製造方法 - Google Patents

光フアイバ入りアルミ管の製造方法

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JPH07111492B2
JPH07111492B2 JP61104479A JP10447986A JPH07111492B2 JP H07111492 B2 JPH07111492 B2 JP H07111492B2 JP 61104479 A JP61104479 A JP 61104479A JP 10447986 A JP10447986 A JP 10447986A JP H07111492 B2 JPH07111492 B2 JP H07111492B2
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welding
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welded
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幸夫 香村
誠 家重
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
    • G02B6/4486Protective covering
    • G02B6/4488Protective covering using metallic tubes

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ファイバ入りアルミ管の製造方法に関するも
のである。
(従来技術) 近年、電力光複合ケーブルの需要が多くなり、新しい情
報通信媒体として期待されている。電力光複合ケーブル
は、光ファイバ入りアルミ管の外周にアルミ線を撚り合
せた構造になっている。この光ファイバ入りアルイミ管
の仕様は、外径4〜7mm、抗張力17kg/mm2、導電率61
%、完全気密である。アルミ管の造管は難しく、条長20
00m〜3000mの長尺体を連続して成形溶接し、完全気密に
することは、成形の完全性、溶接の完全性から難しい。
特に、溶接では電極の寿命があるため長いもの程、シー
ム部を一様な品質に維持することは難しい。
従来、光ファイバ入りアルミ管の製造は、光ファイバを
縦添えしながらアルミテープを逐次造管成形してそのシ
ーム部を電気溶接し、溶接直後に冷却した後縮径して加
工硬化させ、溶接によって下った抗張力を回復させ、仕
様の強度を出している。
ところで、このような抗ファイバ入りアルミ管の製造時
には、電極の交換、作業員の休憩等のために作業を一旦
停止し、その後作業を再開することがある。この場合、
従来のアルミ以外の金属管の場合には、起動時に金属管
を一旦逆方向に戻して、前回の作業の溶接部の末端を重
複して溶接して新たなシーム部の電気溶接を再開してい
た。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、アルミ管の電気溶接(例えば、TIG溶
接)に上記の如き再起動の方法をとると、第4図(a)
に示すようにアルミ管の受ける熱影響は、溶接停止・再
起動部では熱影響が完全に重複し、総合熱影響は第4図
(b)に示すように溶接停止・再起動部で大きなピーク
値を示し、このためアルミ管の抗張力は第4図(c)に
示すように溶接停止・再起動部で著しく低下してしまう
問題点があった。このようにアルミ管の抗張力が低下す
ると、内部の光ファイバが外力の影響を受けるようにな
り好ましくない。
本発明の目的は、溶接停止・再起動部でのアルミ管の抗
張力の低下を抑制できる光ファイバ入りアルミ管の製造
方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の手段を、実施例に
対応する第1図乃至第3図を参照して説明すると、本発
明は光ファイバ4を縦添えしつつアルミテープ2′を前
記光ファイバ4が内蔵されるように逐次造管成形し、前
記アルミテープ2′のシーム部9を逐次電気溶接して光
ファイバ入りのアルミ管12を製造する光ファイバ入りア
ルミ管の製造方法において、前記アルミテープ2′の電
気溶接を途中で停止した後再起動する際に、停止前の溶
接部9Aの末端9AEに対して長手方向に間隔をあけて前記
シーム部9に非溶接部分9Bを作り、その先から前記シー
ム部9の電気溶接を再開し、前記シーム部9の前記非溶
接部分9Bはレーザ溶接することを特徴とする。
(作用) このように電気溶接を再開する際に、シーム部9に非溶
接部分9Bを設けてその先から電気溶接をし、非溶接部分
9Bはレーザ溶接すると、アルミ管7の溶接停止・再起動
部での熱影響の重複を避け、抗張力の低下を抑制でき
る。
(実施例) 以下本発明の実施例を第1図乃至第3図を参照して詳細
に説明する。図示のように、テープサプライ1からはア
ルミテープ2′をサプライし、ファイバサプライ3から
は光ファイバ4をサプライし、光ファイバ4はアルミテ
ープ2′の上面中央に縦添えして成形工程5に供給す
る。成形工程5では光ファイバ4を内蔵するようにして
アルミテープ2′を造管成形し、電気溶接工程6に送
る。電気溶接工程6では成形されたアルミ管2を溶接ロ
ール8で両側から押え、そのシーム部9を溶接トーチ10
の電極11からアークを飛ばして電気溶接し、シーム部9
に溶接部9Aを逐次形成して密封し、光ファイバ入りアル
ミ管12を連続的に成形する。
このような光ファイバ入りアルミ管12の製造過程で作業
を一旦停止し、再起動する際には、停止前の溶接部9Aの
末端9AEに対して長手方向に間隔をあけてシーム部9に
非溶接部分9Bを作り、その先からシーム部9の電気溶接
を再開する。非溶接部分9Bは、次のレーザ溶接工程13に
送り、レーザ溶接機14から光ファイバ15を経てレーザ光
を放出させてレーザ溶接して密封する。光ファイバ15は
ホルダー16で位置決めする。
溶接が終った光ファイバ入りアルミ管12は直ちに冷却工
程17に送り、冷却水槽18中に光ファイバ入りアルミ管12
を通して冷却し、光ファイバ4が熱的損傷を受けないよ
うにする。
冷却した光ファイバ入りアルミ管12は、次に縮径工程19
に送り、アルミ管2を所要のサイズに縮径し、且つ加工
硬化させ、所要の抗張力を得るようにし、しかる後、巻
取りドラム20に巻取る。
レーザ溶接工程13は電気溶接工程6と冷却工程17との間
で行われ、この間のスペースは小さい方が溶接熱による
悪影響を避けるため好ましいが、このような小さなスペ
ースでも光ファイバ15でレーザ光を導いて来ると、容易
にレーザ溶接が行える。
レーザの能力から、非溶接部9Bのレーザ溶接時には、ラ
インピードを下げ、非溶接部9Bのレーザ溶接後にライン
スピードを上げるようにする。ラインスピードを下げた
ときには、電気溶接の電流を小さくしてシーム溶接し、
レーザ溶接が終了するとラインスピードの上昇に同期し
て電気溶接の電流値を上げ、シーム溶接を行う。
電気溶接は、例えば、交流TIG溶接、高周波TIG溶接、プ
ラズマ溶接等で行う。
レーザ溶接は、例えば、400WのYAGレーザ溶接で行う。
このように溶接を行うと、第3図(a)に示すようにア
ルミ管2が受ける電気溶接による熱影響は、非溶接部9B
で前後が完全に重複することがなく、該非溶接部9Bにレ
ーザ溶接を行ってもその熱影響は僅かであり、アルミ管
2の抗張力の変化は電気溶接だけの場合は第3図(b)
に示す通りであり、これにレーザ溶接が加わったときの
アルミ管2の抗張力の変化は第3図(c)に示す通りで
あり、溶接停止・再起動部でアルミ管2の抗張力が著し
く低下しなくなる。
実験例 外径8.5mmのアルミ管を成形し、そのシーム部をTIG溶接
した。ラインスピードは4〜5m/minとし、溶接電流は40
Aとした。ラインを一旦停止し、再起動時にはシーム部
に約10mmの非溶接部を設けた。再起動時には、この非溶
接部をYAGレーザでレーザ溶接した。レーザ溶接は、出
力400W、60ppsのパルスレーザを用いて行った。レーザ
溶接中はライン速度を落したが、レーザ溶接後は通常の
ライン速度に戻して電気溶接を続行した。溶接後、光フ
ァイバ入りアルミ管を冷却し、縮径工程で外径6mmに縮
径し、17kg/mm2の抗張力を得た。
(発明の効果) 以上説明したように本発明では、アルミ管のシーム部の
電気溶接を一旦停止した後、再起動するに際し、前回の
溶接部の末端のシーム部に非溶接部を設けて電気溶接を
再開し、非溶接部は次工程でレーザ溶接するので、アル
ミ管の溶接停止・再起動部には電気溶接による熱影響が
完全に重なり合わず、レーザ溶接による僅かな熱影響が
与えられるだけとなり、アルミ管の抗張力の低下を抑制
でき、全長にわたりほぼ一様な強度を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施状態の一例を示す斜視図、
第2図は本発明の方法の工程の一例を示す工程図、第3
図は本発明の方法によるアルミ管の熱影響と抗張力との
状態を示す線図、第4図は従来の方法によるアルミ管の
熱影響と抗張力の関係を示す線図である。 2……アルミ管、4……光ファイバ、5……成形工程、
6……電気溶接工程、9……シーム部、9A……溶接部、
9B……非溶接部分、9AE……末端、13……レーザ溶接工
程、17……冷却工程、19……縮径工程。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバを縦添えしつつアルミテープを
    前記光ファイバが内蔵されるように逐次造管成形し、前
    記アルミテープのシーム部を逐次電気溶接して光ファイ
    バ入りのアルミ管を製造する光ファイバ入りアルミ管の
    製造方法において、前記アルミテープの電気溶接を途中
    で停止した後再起動する際に、停止前の溶接部の末端に
    対して長手方向に間隔をあけて前記シーム部に非溶接部
    分を作り、その先から前記シーム部の電気溶接を再開
    し、前記シーム部の前記非溶接部分はレーザ溶接するこ
    とを特徴とする光ファイバ入りアルミ管の製造方法。
JP61104479A 1986-05-07 1986-05-07 光フアイバ入りアルミ管の製造方法 Expired - Fee Related JPH07111492B2 (ja)

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