JPH07110944A - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
- Publication number
- JPH07110944A JPH07110944A JP5280749A JP28074993A JPH07110944A JP H07110944 A JPH07110944 A JP H07110944A JP 5280749 A JP5280749 A JP 5280749A JP 28074993 A JP28074993 A JP 28074993A JP H07110944 A JPH07110944 A JP H07110944A
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- JP
- Japan
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- data
- land
- groove
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- Prior art date
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- Pending
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 3ビーム法を用いずに、ヘッダ領域のデータ
再生時のクロストークの影響を抑制することができる光
ディスクを提供することを目的としている。 【構成】 したがって、グルーブまたはランドのヘッダ
領域を再生するとき、隣接する記録トラックからの信号
成分がないため、トラッキングしている記録トラックか
らヘッダ領域のデータを、クロストークの影響なく再生
することができる。また、共通ヘッダ領域のデータを隣
接する記録トラックからのクロストーク成分で得ること
もできる。
再生時のクロストークの影響を抑制することができる光
ディスクを提供することを目的としている。 【構成】 したがって、グルーブまたはランドのヘッダ
領域を再生するとき、隣接する記録トラックからの信号
成分がないため、トラッキングしている記録トラックか
らヘッダ領域のデータを、クロストークの影響なく再生
することができる。また、共通ヘッダ領域のデータを隣
接する記録トラックからのクロストーク成分で得ること
もできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グルーブとランドを交
互に配置するとともに、所定データ長のユーザデータを
記録可能なユーザデータ領域には、その先頭に、おのお
ののユーザデータ領域を識別するための所定データ形式
のヘッダ領域を配置する光ディスクに関する。
互に配置するとともに、所定データ長のユーザデータを
記録可能なユーザデータ領域には、その先頭に、おのお
ののユーザデータ領域を識別するための所定データ形式
のヘッダ領域を配置する光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク記録装置は、近年、データ記
録容量の大容量化の傾向にある。大容量化の方法として
は、光源として用いるレーザダイオードの短波長化、デ
ータ再生時の復調方式としてマークエッジ検出方式を適
用する、トラックピッチを小さくするなどが用いられて
いる。
録容量の大容量化の傾向にある。大容量化の方法として
は、光源として用いるレーザダイオードの短波長化、デ
ータ再生時の復調方式としてマークエッジ検出方式を適
用する、トラックピッチを小さくするなどが用いられて
いる。
【0003】一方、相変化型光ディスクは、光磁気ディ
スクに比べて熱伝導率が小さいため、より小さなピット
(記録マーク)を形成でき、その結果、原理的に、デー
タ再生時に隣接記録トラックからのクロストーク成分の
影響を小さくすることができる。
スクに比べて熱伝導率が小さいため、より小さなピット
(記録マーク)を形成でき、その結果、原理的に、デー
タ再生時に隣接記録トラックからのクロストーク成分の
影響を小さくすることができる。
【0004】このような特性を利用して、図5に示すよ
うに、レーザビームの案内に用いていたグルーブ(案内
溝)Gを、ランドLとともにデータ記録トラックとして
用いることで、データ記録容量を2倍に増大することの
できる記録方式も提案されている。
うに、レーザビームの案内に用いていたグルーブ(案内
溝)Gを、ランドLとともにデータ記録トラックとして
用いることで、データ記録容量を2倍に増大することの
できる記録方式も提案されている。
【0005】しかしながら、このように、ランドLとグ
ルーブGをともに記録トラックとして用いる場合には、
次のような不都合を生じる。
ルーブGをともに記録トラックとして用いる場合には、
次のような不都合を生じる。
【0006】すなわち、記録トラックは、所定データ長
のセクタに分割されており、このセクタのユーザデータ
領域には、各セクタのセクタアドレスなどを表示するた
めのヘッダ領域が、その先頭に形成されている。
のセクタに分割されており、このセクタのユーザデータ
領域には、各セクタのセクタアドレスなどを表示するた
めのヘッダ領域が、その先頭に形成されている。
【0007】このヘッダ領域のデータは、光ピックアッ
プ装置によって内容が変更されないように、記録媒体を
製造する段階で、エンボス加工(凹凸加工)により形成
される。したがって、ランドLでは、ヘッダ領域はプリ
ピットとして形成され、グルーブGでは、ヘッダ領域は
グルーブ溝の有無からなるプリグルーブとして形成され
る。
プ装置によって内容が変更されないように、記録媒体を
製造する段階で、エンボス加工(凹凸加工)により形成
される。したがって、ランドLでは、ヘッダ領域はプリ
ピットとして形成され、グルーブGでは、ヘッダ領域は
グルーブ溝の有無からなるプリグルーブとして形成され
る。
【0008】一方、ランドLをトラッキングしていると
き、レーザビームは隣接するグルーブGにも達してお
り、したがって、グルーブGにおけるヘッダ領域として
形成されているプリグルーブからの反射光成分が光学系
に戻り、その結果、ヘッダ領域の再生時のクロストーク
の影響が大きくなる。
き、レーザビームは隣接するグルーブGにも達してお
り、したがって、グルーブGにおけるヘッダ領域として
形成されているプリグルーブからの反射光成分が光学系
に戻り、その結果、ヘッダ領域の再生時のクロストーク
の影響が大きくなる。
【0009】このようなクロストークの影響を除去する
方法としては、例えば、図5に示したように、3本のレ
ーザビームLB1,LB2,LB3を用いて、隣接する
3つの記録トラックのデータを再生し、目的記録トラッ
クTT以外の2つの隣接記録トラックTR1,TR2か
らの再生信号を用いて、目的記録トラックTTからの再
生信号を補正する、いわゆる3ビーム法がある(「倍ト
ラック密度方式」NEC岩永氏;Optical Da
ta Strage ’90講演集参照)。
方法としては、例えば、図5に示したように、3本のレ
ーザビームLB1,LB2,LB3を用いて、隣接する
3つの記録トラックのデータを再生し、目的記録トラッ
クTT以外の2つの隣接記録トラックTR1,TR2か
らの再生信号を用いて、目的記録トラックTTからの再
生信号を補正する、いわゆる3ビーム法がある(「倍ト
ラック密度方式」NEC岩永氏;Optical Da
ta Strage ’90講演集参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この3
ビーム法を実現するためには、3ビーム光学系を備えた
特殊な光ピックアップ装置が必要であり、また、信号補
正のための回路構成も複雑になるので、装置コストが非
常に高くなるという不都合を生じる。
ビーム法を実現するためには、3ビーム光学系を備えた
特殊な光ピックアップ装置が必要であり、また、信号補
正のための回路構成も複雑になるので、装置コストが非
常に高くなるという不都合を生じる。
【0011】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、3ビーム法を用いずに、ヘッダ領域のデータ
再生時のクロストークの影響を抑制することができる光
ディスクを提供することを目的としている。
のであり、3ビーム法を用いずに、ヘッダ領域のデータ
再生時のクロストークの影響を抑制することができる光
ディスクを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、グルーブとラ
ンドを交互に配置するとともに、所定データ長のユーザ
データを記録可能なユーザデータ領域には、その先頭
に、おのおののユーザデータ領域を識別するための所定
データ形式のヘッダ領域を配置する光ディスクにおい
て、上記グルーブとランドをそれぞれデータ記録領域と
して用いるとともに、上記グルーブに形成されるヘッダ
領域と、上記ランドに形成されるヘッダ領域を、そのデ
ィスク円周方向の配置位置がずらして配置するようにし
たものである。
ンドを交互に配置するとともに、所定データ長のユーザ
データを記録可能なユーザデータ領域には、その先頭
に、おのおののユーザデータ領域を識別するための所定
データ形式のヘッダ領域を配置する光ディスクにおい
て、上記グルーブとランドをそれぞれデータ記録領域と
して用いるとともに、上記グルーブに形成されるヘッダ
領域と、上記ランドに形成されるヘッダ領域を、そのデ
ィスク円周方向の配置位置がずらして配置するようにし
たものである。
【0013】また、グルーブとランドを交互に配置する
とともに、所定データ長のユーザデータを記録可能なユ
ーザデータ領域には、その先頭に、おのおののユーザデ
ータ領域を識別するための所定データ形式のヘッダ領域
を配置する光ディスクにおいて、上記グルーブとランド
をそれぞれデータ記録領域として用いるとともに、上記
ヘッダ領域のデータのうちの共通データからなる共通ヘ
ッダ領域は、上記グルーブに形成され、上記ヘッダ領域
のデータのうち非共通データからなる非共通ヘッダ領域
のデータが上記グルーブに配置されるディスク円周方向
位置は、上記非共通ヘッダ領域のデータが上記ランドに
配置されるディスク円周方向位置と異ならせるようにし
たものである。
とともに、所定データ長のユーザデータを記録可能なユ
ーザデータ領域には、その先頭に、おのおののユーザデ
ータ領域を識別するための所定データ形式のヘッダ領域
を配置する光ディスクにおいて、上記グルーブとランド
をそれぞれデータ記録領域として用いるとともに、上記
ヘッダ領域のデータのうちの共通データからなる共通ヘ
ッダ領域は、上記グルーブに形成され、上記ヘッダ領域
のデータのうち非共通データからなる非共通ヘッダ領域
のデータが上記グルーブに配置されるディスク円周方向
位置は、上記非共通ヘッダ領域のデータが上記ランドに
配置されるディスク円周方向位置と異ならせるようにし
たものである。
【0014】また、グルーブとランドを交互に配置する
とともに、所定データ長のユーザデータを記録可能なユ
ーザデータ領域には、その先頭に、おのおののユーザデ
ータ領域を識別するための所定データ形式のヘッダ領域
を配置する光ディスクにおいて、上記グルーブとランド
をそれぞれデータ記録領域として用いるとともに、上記
ヘッダ領域のデータのうちの共通データからなる共通ヘ
ッダ領域は、上記ランドに形成され、上記ヘッダ領域の
データのうち非共通データからなる非共通ヘッダ領域の
データが上記グルーブに配置されるディスク円周方向位
置は、上記非共通ヘッダ領域のデータが上記ランドに配
置されるディスク円周方向位置と異ならせるようにした
ものである。
とともに、所定データ長のユーザデータを記録可能なユ
ーザデータ領域には、その先頭に、おのおののユーザデ
ータ領域を識別するための所定データ形式のヘッダ領域
を配置する光ディスクにおいて、上記グルーブとランド
をそれぞれデータ記録領域として用いるとともに、上記
ヘッダ領域のデータのうちの共通データからなる共通ヘ
ッダ領域は、上記ランドに形成され、上記ヘッダ領域の
データのうち非共通データからなる非共通ヘッダ領域の
データが上記グルーブに配置されるディスク円周方向位
置は、上記非共通ヘッダ領域のデータが上記ランドに配
置されるディスク円周方向位置と異ならせるようにした
ものである。
【0015】
【作用】したがって、グルーブまたはランドのヘッダ領
域を再生するとき、隣接する記録トラックからの信号成
分がないため、トラッキングしている記録トラックから
ヘッダ領域のデータを、クロストークの影響なく再生す
ることができる。また、共通ヘッダ領域のデータを隣接
する記録トラックからのクロストーク成分で得ることも
できる。
域を再生するとき、隣接する記録トラックからの信号成
分がないため、トラッキングしている記録トラックから
ヘッダ領域のデータを、クロストークの影響なく再生す
ることができる。また、共通ヘッダ領域のデータを隣接
する記録トラックからのクロストーク成分で得ることも
できる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0017】例えば、相変化型光ディスクでは、ユーザ
データを所定データ長のセクタ単位に記録再生してお
り、そのセクタのフォーマットの一例を図4(a)に示
す。
データを所定データ長のセクタ単位に記録再生してお
り、そのセクタのフォーマットの一例を図4(a)に示
す。
【0018】この場合、1つのセクタは、そのセクタの
識別情報などが記憶されるヘッダ領域と、ユーザデータ
を記憶するための記録フィールド(ユーザデータ領域)
からなる。
識別情報などが記憶されるヘッダ領域と、ユーザデータ
を記憶するための記録フィールド(ユーザデータ領域)
からなる。
【0019】ヘッダ領域には、同図(b)に示すよう
に、所定のデータパターンからなり、セクタの先頭を検
出するためのセクタマークSM、ヘッダ領域の再生系の
ビット同期を確立するための1つ目のビット同期信号V
FOa、ヘッダ領域の再生系のバイト同期を確立するた
めの1つ目のアドレスマークAM、セクタアドレスなど
の識別情報からなる1つ目の識別データID、ヘッダ領
域の再生系のビット同期を確立するための2つ目のビッ
ト同期信号VFOb、ヘッダ領域の再生系のバイト同期
を確立するための2つ目のアドレスマークAM、セクタ
アドレスなどの識別情報からなる2つ目の識別データI
D、ヘッダ領域の再生系のビット同期を確立するための
3つ目のビット同期信号VFOc、ヘッダ領域の再生系
のバイト同期を確立するための3つ目のアドレスマーク
AM、セクタアドレスなどの識別情報からなる3つ目の
識別データID、および、ヘッダ領域の終了をあらわす
プリアンブルPAが、それぞれ配置されている。
に、所定のデータパターンからなり、セクタの先頭を検
出するためのセクタマークSM、ヘッダ領域の再生系の
ビット同期を確立するための1つ目のビット同期信号V
FOa、ヘッダ領域の再生系のバイト同期を確立するた
めの1つ目のアドレスマークAM、セクタアドレスなど
の識別情報からなる1つ目の識別データID、ヘッダ領
域の再生系のビット同期を確立するための2つ目のビッ
ト同期信号VFOb、ヘッダ領域の再生系のバイト同期
を確立するための2つ目のアドレスマークAM、セクタ
アドレスなどの識別情報からなる2つ目の識別データI
D、ヘッダ領域の再生系のビット同期を確立するための
3つ目のビット同期信号VFOc、ヘッダ領域の再生系
のバイト同期を確立するための3つ目のアドレスマーク
AM、セクタアドレスなどの識別情報からなる3つ目の
識別データID、および、ヘッダ領域の終了をあらわす
プリアンブルPAが、それぞれ配置されている。
【0020】図2(a)は、本発明の一実施例にかかる
相変化型光ディスクのヘッダ領域の配置例を示してい
る。
相変化型光ディスクのヘッダ領域の配置例を示してい
る。
【0021】図において、相変化型光ディスクの記録領
域には、ランドLとグルーブGが交互に形成されてお
り、グルーブGは、溝状に形成され、ランドLは、溝と
溝の間の凸状の部分として形成される。ここで、ランド
LとグルーブGは、半径方向の寸法がほぼ同一に形成さ
れている。
域には、ランドLとグルーブGが交互に形成されてお
り、グルーブGは、溝状に形成され、ランドLは、溝と
溝の間の凸状の部分として形成される。ここで、ランド
LとグルーブGは、半径方向の寸法がほぼ同一に形成さ
れている。
【0022】そして、ランドLとグルーブGには、ラン
ドLの記録トラックのためのランドヘッダ領域HLと、
グルーブGの記録トラックのためのグルーブヘッダ領域
HGが、相変化型光ディスクの円周方向に重ならない態
様で、交互に配置されている。
ドLの記録トラックのためのランドヘッダ領域HLと、
グルーブGの記録トラックのためのグルーブヘッダ領域
HGが、相変化型光ディスクの円周方向に重ならない態
様で、交互に配置されている。
【0023】ここで、ランドヘッダ領域HLおよびグル
ーブヘッダ領域HGは、それぞれ3つに分割されて配置
され、これら3つのランドヘッダ領域HLおよびグルー
ブヘッダ領域HGにより、上述したヘッダ領域のデータ
を構成する。
ーブヘッダ領域HGは、それぞれ3つに分割されて配置
され、これら3つのランドヘッダ領域HLおよびグルー
ブヘッダ領域HGにより、上述したヘッダ領域のデータ
を構成する。
【0024】したがって、例えば、ランドLをトラッキ
ングしているとき、同図(b)に示すようなデータ再生
タイミングで、データ再生することで、ランドヘッダ領
域HLのデータを得ることができる。
ングしているとき、同図(b)に示すようなデータ再生
タイミングで、データ再生することで、ランドヘッダ領
域HLのデータを得ることができる。
【0025】同様にして、グルーブGをトラッキングし
ているとき、同図(c)に示すようなデータ再生タイミ
ングで、データ再生することで、グルーブヘッダ領域H
Gのデータを得ることができる。
ているとき、同図(c)に示すようなデータ再生タイミ
ングで、データ再生することで、グルーブヘッダ領域H
Gのデータを得ることができる。
【0026】このようにして、本実施例では、ランドヘ
ッダ領域HLと、グルーブヘッダ領域HGが、相変化型
光ディスクの円周方向に重ならない態様で、交互に配置
したので、例えば、ランドLをトラッキングしていると
き、レーザビーム(図示略)が隣接するグルーブGに達
していたとしても、ランドヘッダ領域HLからデータ再
生している状態では、レーザビームがグルーブヘッダ領
域HGを検出しない状態である。
ッダ領域HLと、グルーブヘッダ領域HGが、相変化型
光ディスクの円周方向に重ならない態様で、交互に配置
したので、例えば、ランドLをトラッキングしていると
き、レーザビーム(図示略)が隣接するグルーブGに達
していたとしても、ランドヘッダ領域HLからデータ再
生している状態では、レーザビームがグルーブヘッダ領
域HGを検出しない状態である。
【0027】これにより、ランドLをトラッキングして
いるとき、グルーブヘッダ領域HGからのクロストーク
成分の影響はなく、その結果、ランドヘッダ領域HLか
ら、適切にヘッダ領域のデータを再生することができ
る。
いるとき、グルーブヘッダ領域HGからのクロストーク
成分の影響はなく、その結果、ランドヘッダ領域HLか
ら、適切にヘッダ領域のデータを再生することができ
る。
【0028】同様にして、グルーブGをトラッキングし
ているときには、レーザビームが隣接するランドLに達
するが、グルーブヘッダ領域HGからデータ再生してい
る状態では、レーザビームは、ランドヘッダ領域HLを
検出しないので、グルーブGをトラッキングしていると
き、ランドヘッダ領域HLからのクロストーク成分の影
響がなく、その結果、グルーブヘッダ領域HGから適切
にヘッダ領域のデータを再生することができる。
ているときには、レーザビームが隣接するランドLに達
するが、グルーブヘッダ領域HGからデータ再生してい
る状態では、レーザビームは、ランドヘッダ領域HLを
検出しないので、グルーブGをトラッキングしていると
き、ランドヘッダ領域HLからのクロストーク成分の影
響がなく、その結果、グルーブヘッダ領域HGから適切
にヘッダ領域のデータを再生することができる。
【0029】したがって、本実施例では、ランドL、お
よび、グルーブGをそれぞれトラッキングしているとき
に、適切なヘッダ領域のデータを得ることができ、その
結果、適切にデータ再生動作を実行することができる。
よび、グルーブGをそれぞれトラッキングしているとき
に、適切なヘッダ領域のデータを得ることができ、その
結果、適切にデータ再生動作を実行することができる。
【0030】ところで、図1(b)のヘッダ領域のデー
タの内容のうち、識別データID以外の内容は、各セク
タで共通である。したがって、この共通なヘッダ領域の
データ(以下、共通ヘッダデータという)を、隣接する
ランドLおよびグルーブGで共用することができる。
タの内容のうち、識別データID以外の内容は、各セク
タで共通である。したがって、この共通なヘッダ領域の
データ(以下、共通ヘッダデータという)を、隣接する
ランドLおよびグルーブGで共用することができる。
【0031】すなわち、図3(a)に示したように、共
通ヘッダデータの内容を記録した共通ヘッダ領域HCを
ランドLに形成し、それ以外のヘッダ領域のデータは、
円周方向に交互に配置したランドヘッダ領域HLおよび
グルーブヘッダ領域HGに配置する。
通ヘッダデータの内容を記録した共通ヘッダ領域HCを
ランドLに形成し、それ以外のヘッダ領域のデータは、
円周方向に交互に配置したランドヘッダ領域HLおよび
グルーブヘッダ領域HGに配置する。
【0032】この場合、ランドLをトラッキングすると
きには、同図(b)に示すようなデータ再生タイミング
で、データ再生することで、共通ヘッダ領域HCおよび
ランドヘッダ領域HLのデータを得ることができる。
きには、同図(b)に示すようなデータ再生タイミング
で、データ再生することで、共通ヘッダ領域HCおよび
ランドヘッダ領域HLのデータを得ることができる。
【0033】同様にして、グルーブGをトラッキングす
るときには、同図(c)に示すようなデータ再生タイミ
ングで、データ再生することで、共通ヘッダ領域HCお
よびグルーブヘッダ領域HGのデータを得ることができ
る。ただし、この場合、共通ヘッダ領域HCからのデー
タ再生は、隣接するランドLからのクロストーク成分を
利用する。
るときには、同図(c)に示すようなデータ再生タイミ
ングで、データ再生することで、共通ヘッダ領域HCお
よびグルーブヘッダ領域HGのデータを得ることができ
る。ただし、この場合、共通ヘッダ領域HCからのデー
タ再生は、隣接するランドLからのクロストーク成分を
利用する。
【0034】図4(a)は、ヘッダ領域のさらに他の実
施例を示している。
施例を示している。
【0035】この場合には、共通ヘッダデータの内容を
記録した共通ヘッダ領域HCをグルーブGに形成し、そ
れ以外のヘッダ領域のデータは、円周方向に交互に配置
したランドヘッダ領域HLおよびグルーブヘッダ領域H
Gに配置する。
記録した共通ヘッダ領域HCをグルーブGに形成し、そ
れ以外のヘッダ領域のデータは、円周方向に交互に配置
したランドヘッダ領域HLおよびグルーブヘッダ領域H
Gに配置する。
【0036】この場合、ランドLをトラッキングすると
きには、同図(b)に示すようなデータ再生タイミング
で、データ再生することで、共通ヘッダ領域HCおよび
ランドヘッダ領域HLのデータを得ることができる。た
だし、この場合、共通ヘッダ領域HCからのデータ再生
は、隣接するグルーブGからのクロストーク成分を利用
する。
きには、同図(b)に示すようなデータ再生タイミング
で、データ再生することで、共通ヘッダ領域HCおよび
ランドヘッダ領域HLのデータを得ることができる。た
だし、この場合、共通ヘッダ領域HCからのデータ再生
は、隣接するグルーブGからのクロストーク成分を利用
する。
【0037】同様にして、グルーブGをトラッキングす
るときには、同図(c)に示すようなデータ再生タイミ
ングで、データ再生することで、共通ヘッダ領域HCお
よびグルーブヘッダ領域HGのデータを得ることができ
る。
るときには、同図(c)に示すようなデータ再生タイミ
ングで、データ再生することで、共通ヘッダ領域HCお
よびグルーブヘッダ領域HGのデータを得ることができ
る。
【0038】ところで、上述した実施例では、本発明を
相変化型光ディスクに適用した場合ついて説明したが、
本発明は、光磁気ディスクなどにも同様にして適用する
ことができる。
相変化型光ディスクに適用した場合ついて説明したが、
本発明は、光磁気ディスクなどにも同様にして適用する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グルーブまたはランドのヘッダ領域を再生するとき、隣
接する記録トラックからの信号成分がないため、トラッ
キングしている記録トラックからヘッダ領域のデータ
を、クロストークの影響なく再生することができる。ま
た、共通ヘッダ領域のデータを隣接する記録トラックか
らのクロストーク成分で得ることもできるという効果を
得る。
グルーブまたはランドのヘッダ領域を再生するとき、隣
接する記録トラックからの信号成分がないため、トラッ
キングしている記録トラックからヘッダ領域のデータ
を、クロストークの影響なく再生することができる。ま
た、共通ヘッダ領域のデータを隣接する記録トラックか
らのクロストーク成分で得ることもできるという効果を
得る。
【図1】セクタフォーマットの一例を示した概略図。
【図2】本発明の一実施例にかかるヘッダ領域のフォー
マットを示した概略図。
マットを示した概略図。
【図3】本発明の他の実施例にかかるヘッダ領域のフォ
ーマットを示した概略図。
ーマットを示した概略図。
【図4】本発明のさらに他の実施例にかかるヘッダ領域
のフォーマットを示した概略図。
のフォーマットを示した概略図。
【図5】レーザビームの案内用のグルーブをランドとと
もにデータ記録トラックとして用いる記録方式の従来例
を示した概略部分斜視図。
もにデータ記録トラックとして用いる記録方式の従来例
を示した概略部分斜視図。
L ランド G グルーブ HL ランドヘッダ領域 HG グルーブヘッダ領域 HC 共通ヘッダ領域
Claims (3)
- 【請求項1】 グルーブとランドを交互に配置するとと
もに、所定データ長のユーザデータを記録可能なユーザ
データ領域には、その先頭に、おのおののユーザデータ
領域を識別するための所定データ形式のヘッダ領域を配
置する光ディスクにおいて、 上記グルーブとランドをそれぞれデータ記録領域として
用いるとともに、上記グルーブに形成されるヘッダ領域
と、上記ランドに形成されるヘッダ領域を、そのディス
ク円周方向の配置位置がずらして配置することを特徴と
する光ディスク。 - 【請求項2】 グルーブとランドを交互に配置するとと
もに、所定データ長のユーザデータを記録可能なユーザ
データ領域には、その先頭に、おのおののユーザデータ
領域を識別するための所定データ形式のヘッダ領域を配
置する光ディスクにおいて、 上記グルーブとランドをそれぞれデータ記録領域として
用いるとともに、上記ヘッダ領域のデータのうちの共通
データからなる共通ヘッダ領域は、上記グルーブに形成
され、上記ヘッダ領域のデータのうち非共通データから
なる非共通ヘッダ領域のデータが上記グルーブに配置さ
れるディスク円周方向位置は、上記非共通ヘッダ領域の
データが上記ランドに配置されるディスク円周方向位置
と異なることを特徴とする光ディスク。 - 【請求項3】 グルーブとランドを交互に配置するとと
もに、所定データ長のユーザデータを記録可能なユーザ
データ領域には、その先頭に、おのおののユーザデータ
領域を識別するための所定データ形式のヘッダ領域を配
置する光ディスクにおいて、 上記グルーブとランドをそれぞれデータ記録領域として
用いるとともに、上記ヘッダ領域のデータのうちの共通
データからなる共通ヘッダ領域は、上記ランドに形成さ
れ、上記ヘッダ領域のデータのうち非共通データからな
る非共通ヘッダ領域のデータが上記グルーブに配置され
るディスク円周方向位置は、上記非共通ヘッダ領域のデ
ータが上記ランドに配置されるディスク円周方向位置と
異なることを特徴とする光ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280749A JPH07110944A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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