JPH07109088A - ハンドレール取り外し用装置 - Google Patents
ハンドレール取り外し用装置Info
- Publication number
- JPH07109088A JPH07109088A JP5255785A JP25578593A JPH07109088A JP H07109088 A JPH07109088 A JP H07109088A JP 5255785 A JP5255785 A JP 5255785A JP 25578593 A JP25578593 A JP 25578593A JP H07109088 A JPH07109088 A JP H07109088A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- hot blast
- cover
- hot air
- generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドレールガイドからハンドレールを傷付
けることなく容易に取り外すこと。 【構成】 ハンドレール10の一部にその長手方向に沿
って取り付けられるカバー部1と、カバー部1に熱風を
送り込む熱風発生部7から構成される。
けることなく容易に取り外すこと。 【構成】 ハンドレール10の一部にその長手方向に沿
って取り付けられるカバー部1と、カバー部1に熱風を
送り込む熱風発生部7から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗客コンベアのハン
ドレール取り外し用装置に関する。
ドレール取り外し用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗客コンベアのハンドレールを取
り外す際には、特公昭58−30236号公報に記載の
ように、アームの先端に固定される湾曲部と、この湾曲
部の近傍に備えられる支点部とを有する乗客コンベアの
ハンドレール取り外し装置を利用して、作業者は、まず
湾曲部をハンドレールの側部の縁にねじ込み、支点部を
支点としてアームを操作して、てこの原理によってハン
ドレールガイドからハンドレールを取り外していた。
り外す際には、特公昭58−30236号公報に記載の
ように、アームの先端に固定される湾曲部と、この湾曲
部の近傍に備えられる支点部とを有する乗客コンベアの
ハンドレール取り外し装置を利用して、作業者は、まず
湾曲部をハンドレールの側部の縁にねじ込み、支点部を
支点としてアームを操作して、てこの原理によってハン
ドレールガイドからハンドレールを取り外していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のハン
ドレールは、(1)ハンドレールを構成する素材の進
歩、(2)ハンドレールを摺動案内するハンドレールガ
イドの進歩、(3)上記(1)および(2)の結果とし
て生じたハンドレール断面の薄形化などにより、従来の
ハンドレール取り外し具ではハンドレールに傷を付けず
に取り外すことが困難となってきた。
ドレールは、(1)ハンドレールを構成する素材の進
歩、(2)ハンドレールを摺動案内するハンドレールガ
イドの進歩、(3)上記(1)および(2)の結果とし
て生じたハンドレール断面の薄形化などにより、従来の
ハンドレール取り外し具ではハンドレールに傷を付けず
に取り外すことが困難となってきた。
【0004】この発明の目的は、上記の問題を解決する
ハンドレール取り外し用装置を提供することにある。
ハンドレール取り外し用装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、ハンドレールガイドに案内されて周動す
るハンドレールを前記ハンドレールガイドから取り外す
ときに用いる乗客コンベアのハンドレール取り外し用装
置において、この取り外し用装置の一部に、ハンドレー
ルの長手に沿って取り付けられるカバー部を設け、か
つ、このカバー部に熱風を送り込む熱風発生部を備えた
ものである。
にこの発明は、ハンドレールガイドに案内されて周動す
るハンドレールを前記ハンドレールガイドから取り外す
ときに用いる乗客コンベアのハンドレール取り外し用装
置において、この取り外し用装置の一部に、ハンドレー
ルの長手に沿って取り付けられるカバー部を設け、か
つ、このカバー部に熱風を送り込む熱風発生部を備えた
ものである。
【0006】
【作用】ハンドレール取り外し用装置に設けられた熱風
発生部からの熱風が取り外し難い薄形ハンドレールに供
給される。これにより、ハンドレールは熱風で軟化され
ハンドレールを傷付けることなく容易に取り外すことが
できる。
発生部からの熱風が取り外し難い薄形ハンドレールに供
給される。これにより、ハンドレールは熱風で軟化され
ハンドレールを傷付けることなく容易に取り外すことが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2を用い
て説明する。図1は本発明のハンドレール取り外し用装
置の正面図、図2は同使用状態における斜面図である。
図において、12は無端状に連結された踏段、11は踏
段12の両側に設けられた欄干、10は欄干11に設け
られているガイドに案内されるハンドレールである。1
はハンドレール10を長手方向に覆うカバー、2はカバ
ー1の両端を塞ぐゴム製の仕切り板、5はカバー1の外
側面に突設されてハンドレール下側の欄干11に係着す
る係着部材6を具備する固定足である。3は熱風発生器
7で発生した熱風をカバー1に送風する送風管、4は熱
風発生器7と送風管3を結合するゴム製の結合管であ
る。8はカバー1内部の熱風温度を検出するサーミス
タ、9はサーミスタ8で検出した温度がハンドレールを
構成する素材の高温劣化温度、例えば80℃に達したと
き熱風発生器の電源をOFFするコントローラ、13は
熱風発生器の電源を供給するプラグ、14は熱風発生器
7およびコントローラ9の電源を供給するプラグであ
る。
て説明する。図1は本発明のハンドレール取り外し用装
置の正面図、図2は同使用状態における斜面図である。
図において、12は無端状に連結された踏段、11は踏
段12の両側に設けられた欄干、10は欄干11に設け
られているガイドに案内されるハンドレールである。1
はハンドレール10を長手方向に覆うカバー、2はカバ
ー1の両端を塞ぐゴム製の仕切り板、5はカバー1の外
側面に突設されてハンドレール下側の欄干11に係着す
る係着部材6を具備する固定足である。3は熱風発生器
7で発生した熱風をカバー1に送風する送風管、4は熱
風発生器7と送風管3を結合するゴム製の結合管であ
る。8はカバー1内部の熱風温度を検出するサーミス
タ、9はサーミスタ8で検出した温度がハンドレールを
構成する素材の高温劣化温度、例えば80℃に達したと
き熱風発生器の電源をOFFするコントローラ、13は
熱風発生器の電源を供給するプラグ、14は熱風発生器
7およびコントローラ9の電源を供給するプラグであ
る。
【0008】次に、操作について述べる。まず、カバー
1をハンドレール10の長手方向に装着し、ハンドレー
ル下側の欄干11に係着部材6を具備する固定足5によ
り係着する。その後、熱風発生器7を結合管4に装着
し、熱風発生器7の電源を供給するプラグ13をコント
ローラ9に結合し、次に、熱風発生器7、コントローラ
9の電源をプラグ14により供給する。しかして、熱風
発生器7で発生した熱風はカバー1内部に満たされてハ
ンドレール10を温める。カバー1内部の熱風温度が例
えば80℃に達したとき、サーミスタ8の検出温度を管
理しているコントローラ9は熱風発生器7の電源をOF
Fするため、ハンドレール10を構成する素材に悪影響
を与えることなくハンドレール10を軟化し、欄干12
に設けられているガイドから容易に取り外しが可能とな
る。
1をハンドレール10の長手方向に装着し、ハンドレー
ル下側の欄干11に係着部材6を具備する固定足5によ
り係着する。その後、熱風発生器7を結合管4に装着
し、熱風発生器7の電源を供給するプラグ13をコント
ローラ9に結合し、次に、熱風発生器7、コントローラ
9の電源をプラグ14により供給する。しかして、熱風
発生器7で発生した熱風はカバー1内部に満たされてハ
ンドレール10を温める。カバー1内部の熱風温度が例
えば80℃に達したとき、サーミスタ8の検出温度を管
理しているコントローラ9は熱風発生器7の電源をOF
Fするため、ハンドレール10を構成する素材に悪影響
を与えることなくハンドレール10を軟化し、欄干12
に設けられているガイドから容易に取り外しが可能とな
る。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、従来の取り外し装置
をそのまま用いるのでは取り外し難い薄形ハンドレール
を、熱風で軟化させることにより容易でかつハンドレー
ルを傷付けることなく取り外すことができる。
をそのまま用いるのでは取り外し難い薄形ハンドレール
を、熱風で軟化させることにより容易でかつハンドレー
ルを傷付けることなく取り外すことができる。
【図1】本発明のハンドレール取り外し用装置の正面図
である。
である。
【図2】同使用状態における斜面図である。
1 カバー 2 仕切り板 3 送風管 4 結合管 5 固定足 6 係合部材 7 熱風発生器 8 サーミスタ 9 コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドレールガイドに案内されて周動す
るハンドレールを前記ハンドレールガイドから取り外す
ときに用いる乗客コンベアのハンドレール取り外し用装
置において、この取り外し用装置の一部に、ハンドレー
ルの長手に沿って取り付けられるカバー部を設け、か
つ、このカバー部に熱風を送り込む熱風発生部を備えた
ことを特徴とするハンドレール取り外し用装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255785A JPH07109088A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | ハンドレール取り外し用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255785A JPH07109088A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | ハンドレール取り外し用装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07109088A true JPH07109088A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17283604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5255785A Pending JPH07109088A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | ハンドレール取り外し用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07109088A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008174375A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及びその補修方法 |
JP2020152551A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | クリップガイド取付作業支援装置 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5255785A patent/JPH07109088A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008174375A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及びその補修方法 |
JP2020152551A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | クリップガイド取付作業支援装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |