JPH07107444A - 高品位テレビ信号デコード回路 - Google Patents

高品位テレビ信号デコード回路

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JPH07107444A
JPH07107444A JP5244868A JP24486893A JPH07107444A JP H07107444 A JPH07107444 A JP H07107444A JP 5244868 A JP5244868 A JP 5244868A JP 24486893 A JP24486893 A JP 24486893A JP H07107444 A JPH07107444 A JP H07107444A
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signal
circuit
sampling frequency
color
luminance
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JP5244868A
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Kazuhiko Yamauchi
和彦 山内
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】輝度、色系の動き適応混合器を共有化し時間伸
張回路を簡素化する。 【構成】静画処理系:波数変換回路62で並列化した輝度
信号がサブサンプル回路104 でクロックレート低減さ
れ、この信号と入力端子100 の色信号がセレクタ108 で
時分割多重される。この多重信号はフィールドメモリ 1
12、1Hメモリ 114、加算器 120でフィールド間内挿さ
れ、セレクタ 116で色信号のフィールド間内挿用信号が
作成され、セレクタ 126で、輝度期間と色期間とでフィ
ールド間内挿した各信号を取り出す。動画処理系:周波
数変換回路63で並列化した輝度信号と補間回路 130で補
間された色信号とがセレクタ 132で時分割多重される。
動き検出信号処理系:周波数変換回路61で並列化した輝
度動き検出信号と補間回路 136で補間した色動き検出信
号とがセレクタ 137で時分割多重される。混合器 141で
は各信号を動き情報に応じて混合して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は帯域圧縮された高品位
テレビ信号をもとの広帯域な高品位テレビ信号に復調す
るための高品位テレビ信号デコード回路に関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域な高品位テレビ信号を、伝送上実
用的なレベルに帯域圧縮する方法として、元の高品位テ
レビ信号に4フィールドで一巡するサブサンプリングを
施すMUSE(Multiple Sub-Nyquist Sampling Encodi
ng)方式がある。
【0003】この方式により帯域圧縮された高品位テレ
ビ信号(以下MUSE信号という)を、元の広帯域な高
品位テレビ信号に復調するためのデコーダの例を図4に
示す。図4において、1はMUSE信号入力端子であ
り、ここから入力されたサンプリング周波数が16.2
MHzであるMUSE信号は、動き検出回路3、静画処
理部のフレーム間内挿回路4、動画処理部のフィールド
内内挿回路6へ供給される。動き検出回路3は各画素毎
の動き量を求め、輝度(Y)動き検出信号、色(C)動
き検出信号を出力し、Y動き検出信号(YM)を標本化
周波数変換回路10に供給し、C動き検出信号(CM)
を色伸張回路12に供給する。
【0004】静画処理部であるフレーム間内挿回路4
は、フレーム遅延メモリ5を用いて、この入力されたM
USE信号と1フレーム前のMUSE信号とを、フレー
ム間内挿する。フレーム間内挿された信号は、サンプリ
ング周波数32.4MHzの信号となり、標本化周波数
変換回路11、色伸張回路13へ供給される。一方、動
画処理部であるフィールド内内挿回6に入力されたMU
SE信号は、フィールド内内挿処理が施され、その出力
信号はサンプリング周波数32.4MHzの信号とな
り、標本化周波数変換回路14、色伸張回路15に供給
される。
【0005】標本化周波数変換回路10、11、14
は、32.4MHzの信号をそれぞれ48.6MHzの
信号に変換する。標本化周波数変換回路11の出力信号
は、フィールド間内挿回路17とフィールド遅延メモリ
18によってフィールド間内挿を行われる。この時のフ
ィールド遅延メモリ18の出力(輝度 色混在)は、色
の静画系のフィールド間内挿処理回路でも使えるため
に、色伸張回路18に導かれている。
【0006】このようにしてフィールド間内挿を行われ
た信号は、Y静画信号として混合器20に供給される。
この信号のサンプリング周波数は48.6MHzであ
る。フィールド内内挿回路6、標本化周波数変換回路1
4を通り動画処理を行われた信号もY動画信号として混
合器20に供給される。
【0007】上記のように混合器20に入力されたY静
画信号とY動画信号は、標本化周波数変換回路10から
得られた各画素毎に求められた動き検出信号によって重
み付けが行われ混合される。このようにして混合された
信号は11:12時間伸張回路24へ入力され、12/
11倍に時間軸が伸張され、サンプリング周波数が4
4.55MHzの信号となる。12/11倍に時間軸が
伸張された信号は、D/A変換器26でアナログ信号に
変換され、Y信号としてマトリックス回路27へ供給さ
れる。
【0008】一方、色信号処理は、TCI方式により時
間軸方向に圧縮されて伝送されているため、色の動き検
出信号、現在のフィールドを示す色の静画信号、色の動
画信号、色フィールド間内挿用のフィールド遅延信号
は、色伸張回路12、13、15、18で時間軸の伸張
が行われる。この時、各々の出力信号のサンプリング周
波数は8.1MHzとなる。
【0009】色静画処理は、色伸張回路13の出力信号
と色伸張回路18の出力信号を用いて色フィールド間内
挿回路31でフィールド間内挿処理を行うことにより実
現されている。この時、出力信号のサンプリング周波数
は16.2MHzとなる。一方、色動画処理は、色伸張
回路15で伸張された信号を色フィールド内内挿回路3
4でフィールド内内挿処理を行う。この時の出力信号の
サンプリング周波数も16.2MHzである。
【0010】混合器36は、色フィールド間内挿回路3
1の出力信号(色の静画系の信号)と、色フィールド内
内挿回路34の出力信号(色の動画系の信号)とを入力
とし、色伸張回路12から得られる色の動き検出信号に
基づいて両入力の重み付けを行いその混合出力を得る。
色信号は、色差信号であるB−Y信号、R−Y信号が1
ライン置きに送られて来るため、混合回路36で混合さ
れた色信号は、線順次デコード回路38で、B−Y信号
とR−Y信号にデコードされる。B−Y信号と、R−Y
信号とは、それぞれ11:12時間伸張回路41、42
に供給され、12/11倍に時間軸が伸張され、サンプ
リング周波数が14.85MHzの信号となる。これら
のB−Y信号、R−Y信号は、それぞれD/A変換器4
5、46においてアナログ信号に変換され、マトリック
ス回路27に入力される。
【0011】マトリックス回路27は、輝度信号、B−
Y信号、R−Y信号を入力として、R信号、B信号、G
信号を出力する。ここで輝度信号処理、色信号処理の過
程においてクロック周波数の変移を示すと図5(A)、
(B)のようになる。
【0012】図5からもわかるように、輝度信号処理系
では、32.4MHz、48.6MHzというクロック
が存在することになる。したがって、LSI化を考えた
場合、クロック管理(別な表現で言うとクロックマージ
ンとなるが)及び動作周波数の高さが非常に重要な問題
となる。
【0013】高速の動作周波数が要求される標本化周波
数変換回路の具体的構成は図5のようになっている。図
6(A)において、入力端子201にサンプリング周波
数32.4MHzの信号が入力される。シフトレジスタ
202は、隣接する複数個のデータを加算回路203、
204、205へ供給する。各々の加算回路203〜2
05は、標本化時刻の関係から求まる隣接データ間の演
算が行われ、演算結果が得られる。この演算結果の出力
段までは、32.4MHzのクロックが基準となってい
る。スイッチ206は、32.4MHzの2サイクル
(48.6MHzにすると3サイクル)で一巡するよう
な切り換え動作を行う。レジスタ207は、この切り換
えられたデータを48.6MHzのクロックで再標本化
する。2つのクロック及び各データの関係を図6(B)
に示す。
【0014】この標本化周波数変換回路では、32.4
MHzの2サイクルの時間にデータ周波数48.6MH
zの3データが出力されることになる。このようにして
標本化周波数の変換を行うことができる。
【0015】このようにして標本間周波数変換におい
て、図6(B)の入力データ(32.4MHzのクロッ
クレート)X1→X2→X3→X4…は、出力データ
(48.6MHzのクロックレート)a1→a2→a3
→b1→b2→b3…に変換される。ここで、加算回路
203、204、205の出力が、スイッチ206を介
してレジスタ207に入力される系路を見てみる。例え
ば破線で示す位相上の加重加算回路203の出力データ
a1について見ると、データa1がレジスタ207に入
力されるまでに位相は、48.6MHzの半分の時間し
か余裕がなく、非常にクリティカルとなる。このような
高速動作に対応するためには、32.4MHzと48.
6MHzとの最小公倍数である96.4MHz程度で動
作する高精度のデバイスが必要である。この高速デバイ
スは現在実現されているものの、高価であり経済性に問
題がある。
【0016】そこで本件出願人は、標本化周波数変換回
路及びフィールド間内挿回路部において並列化処理を行
い、信号を処理を32.4MHzのクロック周波数のみ
で行うことができるシステムを提案した(特願平3−9
0802号)。
【0017】このシステムによると、既約な関係にある
標本化周波数を変換する際、信号を並列化して動作周波
数を同一にすることにより信号系路にクリティカルなパ
スがなくなり、回路動作の低速化、無調整化及び安定化
が可能となり集積化が容易となる。また動作周波数が同
一となるので、輝度及び色信号用のフィールドメモリを
共有できることになる。
【0018】しかしながら、さらにシステム全体として
みると、多数の信号処理ブロックを備えており高価なも
のとなっている。特に、クロックレートの違いがあるた
めに、輝度信号の混合部、色信号の混合部は独立したブ
ロック構成である。また色信号に関しては、2段階の時
間軸伸張処理を行っている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記したデコード回路
によると、輝度信号に関する動画、静画に応じた動き適
応処理による混合回路部、色信号に関する動画、静画に
応じた動き適応処理による混合回路部とが独立しており
回路構成が複雑になっている。また、色信号に関しては
2段階の時間軸伸張処理が必要であり回路が複雑になっ
ている。
【0020】そこでこの発明は、輝度信号系と色信号系
の動き適応処理のための混合器を共有化することがで
き、また色信号系における時間伸張処理も少数回路で実
現することができる高品位テレビ信号デコード回路を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明は、4フィール
ドで一巡するサブサンプルにより帯域圧縮され、かつ輝
度信号及び色信号が時分割多重され、さらに色信号に関
しては線順次された高品位テレビ信号に対し、静画処理
部で第1の標本化周波数Aによりフレーム間内挿を行っ
た信号が供給され、この信号に含まれる輝度信号と色信
号とをそれぞれサブサンプル処理を行うことにより並列
化した信号を得る第1の周波数変換及び選択手段と、前
記並列化した信号が供給され、1フィールド遅延素子を
用いて、輝度信号及び色信号のフィールド間内挿を行う
フィールド間内挿手段と、動画処理部で前記第1の標本
化周波数Aによりフィールド内内挿を行った信号が供給
され、この信号に含まれる輝度信号と、色信号の補間処
理を行った信号とをそれぞれサブサンプル処理を行うこ
とにより並列化した信号を得る第2の周波数変換及び並
列化手段と、動き検出部で前記第1の標本化周波数Aで
動き検出された輝度動き検出信号、色動き検出信号が供
給され、前記色動き検出信号については補間処理を行い
補間色動き信号を得て、前記輝度動き検出信号及び補間
色動き検出信号をサブサンプルすることによりそれぞれ
並列化した信号を得る第3の周波数変換及び並列化手段
と、前記フィールド間内挿手段、前記第2及び第3の周
波数変換及び並列化手段の出力信号が供給され、前記フ
ィールド間内挿手段と前記2の周波数変換及び並列化手
段の出力信号とを、前記第3の周波数変換手段及び並列
化手段の出力信号に基づいて、静画及び動画の線形混合
を行う混合手段と、前記混合手段から得られた輝度成分
の時間伸張を行う輝度時間伸張手段と、 前記混合手段
から得られた色成分の時間伸張を行うとともに線順次配
列を色差信号にデコードする線順次デコード手段とを備
えるものである。
【0022】
【作用】上記の手段により、扱う周波数が低くなり、輝
度信号系と色信号系の動き適応処理のための混合器を共
有化することができ、また色信号系における時間伸張処
理も少数回路で済む。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例である。入力端子1
00には、フレーム間内挿回路でフレーム間内挿された
MUSE信号が供給され、標本化周波数変換回路62及
びセレクタ108に導入される。標本化周波数変換回路
62は、図5(B)に示した入力データ列(32.4M
Hzのクロックレート)X1→X2→X3→X4…に対
して、出力データ列a2→a2→b2→b2→…と、a
1→a3→b1→b3→…と、の2系統の出力A、B
(それぞれ32.4MHzのクロックレート)を得る。
この標本化周波数変換回路は、本件出願人が開発した特
願平3−90802号に記載した回路である。次に、こ
の出力A、Bは、信号抜き取り回路104(以下サブサ
ンプル回路と言う)に入力され、端子105から供給さ
れる抜き取り信号の制御のもとに、図2(A)のタイム
チャートの如くサブサンプルされる。
【0024】サブサンプル回路104の出力は、セレク
タ108に入力される。セレクタ108は、サブサンプ
ル回路104の出力信号と、入力端子100の信号の一
方を端子109に与えられる制御信号に基づいて選択す
る。
【0025】図2(B)は上記セレクタ108の出力を
示している。セレクタ108は、Y信号期間は、サブサ
ンプル回路104の出力を選択し、C信号期間は、入力
端子100の信号を選択して導出している。
【0026】上記セレクタ108の出力は、フィールド
メモリ112、セレクタ126に供給される。フィール
ドメモリ112は、入力信号を1フィールド遅延させ
て、その出力を1水平期間(1H)メモリ114に供給
するとともに加算器120に供給する。1Hメモリ11
4の出力は、加算器120に供給されている。またフィ
ールドメモリ112の出力と、1Hメモリ114の出力
は、セレクタ116に供給される。そして、加算器12
0の出力と、セレクタ116の出力がセレクタ122に
供給され、このセレクタ122の出力はセレクタ126
に供給されている。加算器120は、Y信号のフィール
ド間内挿信号を生成するための回路であり、両入力信号
のライン平均を演算している。セレクタ116は、C信
号のフィールド間内挿用の信号を生成するための回路で
あり、端子117に与えられるフィールドインデックス
信号(第1フィールドか第2フィールドかを示す)によ
り、前フィールドの信号と1Hメモリ114からの出力
信号とを切り替え選択する。セレクタ122は、端子1
23に与えられるY信号期間とC信号期間を示す制御信
号により制御され、Y信号期間は加算器120の出力を
選択し、C信号期間はセレクタ116の出力信号を選択
して導出する。セレクタ126は、入力端子127から
入力される制御信号に基づき、輝度信号期間について
は、図3(A)に示す信号A1、B1を導出する。また
色信号期間については、図3(B)に示す信号A2、B
2を導出する。
【0027】セレクタ126から出力される信号は、混
合器141に入力される。入力端子101には、フィー
ルド内挿回路でフィールド内挿された信号が供給され、
標本化周波数変換回路63及びC信号補間回路130に
導入される。標本化周波数変換回路63は、先の標本化
周波数変換回路62と同様な動作を行う。C信号補間回
路130は、送られてきた前後2点データからその間の
データを補間する回路である。送られて来るデータはC
−HIT系の信号として送られてくる。補間された補間
系データ(C−POL系の信号)は、セレクタ132に
供給される。セレクタ132は、入力端子133から与
えられるY信号期間とC信号期間を識別した制御信号に
基づき入力を選択する。つまり、Y信号期間は、標本化
周波数変換回路63の出力信号A3、B3を出力信号A
5,B5として導出する。またC信号期間は、C信号補
間回路130の出力信号A4、B4を出力信号A5、B
5として導出する。この信号A5、B5は混合器141
に入力される。
【0028】入力端子102、103には、Y動き検出
信号、C動き検出信号がそれぞれ入力され、それぞれ標
本化周波数変換回路61、C信号動き検出補間回路13
6に入力される。この標本化周波数変換回路61は、上
記した標本化周波数変換回路62と同様な動作を得る。
またC信号動き検出補間回路136では、2次元の補間
フィルタリングが行われ、並列化した動き検出信号A
7、B7を得る。標本化周波数変換回路61の出力信号
A6、B6、C信号動き検出補間回路136の出力信号
A7、B7は、セレクタ137に入力される。このセレ
クタ137も入力端子138から与えられるY信号期間
とC信号期間を識別した制御信号に基づき入力を選択す
る。つまり、Y信号期間は、標本化周波数変換回路61
の出力信号A6、B6を出力信号A8,B8として導出
する。またC信号期間は、C信号動き検出補間回路13
6の出力信号A7、B7を出力信号A8、B8として導
出する。この信号A8、B8は混合器141に入力され
る。
【0029】混合器141では、Y信号期間では、信号
A8、B8によるY動き検出信号に基づき、信号A5、
B5と信号A1、B1との混合割合が制御され、C信号
期間では、信号A8、B8によるC動き検出信号に基づ
き、信号A5、B5と信号A1、B1との混合割合が制
御されることになる。
【0030】混合器141で得られた信号A9、B9
は、輝度信号系の時間軸伸張回路143に入力されて1
2/11倍に時間軸が伸張され、クロックレートが変換
されて、並列からシリアルに変換され、出力端子145
に導出される。時間軸伸張回路143には、メモリが設
けられており、32.4MHzのクロックで書き込みが
行われ、29.7MHzのクロックで読み出しが行われ
る。その後、44.55MHzのクロックで正規化さ
れ、高品位Y信号として導出される。また信号A9、B
9は、色信号系の時間軸伸張回路146、147に入力
され時間軸伸張される。この伸張処理では、メモリに3
2.4MHzのクロックで書き込みを行い、7.425
MHzのクロックで読み出しを行うという処理である。
時間軸伸張回路146、147の出力はセレクタ150
に入力され、パラレルシリアル変換が行われシリアル変
換された信号が、線順次デコード回路152に入力され
(B−Y)信号と(R−Y)信号にデコードされる。得
られた(B−Y)信号と(R−Y)信号とは、それぞれ
出力端子155、156に導出される。
【0031】上述したシステムによると、標本化周波数
変換出力を並列化し、これ以降では輝度信号データと色
信号データとを時分割多重されたまま処理している。こ
のために、輝度信号系、色信号系で必須な信号処理であ
るフィールド間内挿、混合処理を同一の回路で行うこと
ができる。よって、従来色信号処理系に存在したフィー
ルド間内挿、混合処理回路を削減でき、LSI化に有効
となる。またこの回路構成をとることにより、輝度信号
の11:12の時間伸張と色伸張とを同時に行うことが
できる。つまり色信号処理系に必要であった4個の色伸
張用メモリが不要となり、コスト低減に有効である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によると、
輝度信号系と色信号系の動き適応処理のための混合器を
共有化することができ、また色信号系における時間伸張
処理も少数回路で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図。
【図2】図1の装置の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
【図3】図1の装置の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
【図4】従来の高品位テレビジョン信号デコード回路を
示す図。
【図5】図4のデコード回路の標本化周波数の説明図。
【図6】図4の標本化周波数変換回路の説明図。
【符号の説明】
61、62、63…標本化周波数変換回路、104…サ
ブサンプル回路、108…セレクタ、112…フィール
ドメモリ、114…1Hメモリ、116、122、12
6…セレクタ、130…色信号補間回路、132…セレ
クタ、136…C信号動き検出補間回路、137…セレ
クタ、141…混合器、143、146、147…時間
軸伸張回路、152…線順次デコード回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4フィールドで一巡するサブサンプルによ
    り帯域圧縮され、かつ輝度信号及び色信号が時分割多重
    され、さらに色信号に関しては線順次された高品位テレ
    ビ信号に対し、 静画処理部で第1の標本化周波数Aによりフレーム間内
    挿を行った信号が供給され、この信号に含まれる輝度信
    号と色信号とをそれぞれサブサンプル処理を行うことに
    より並列化した信号を得る第1の周波数変換及び選択手
    段と、 前記並列化した信号が供給され、1フィールド遅延素子
    を用いて、輝度信号及び色信号のフィールド間内挿を行
    うフィールド間内挿手段と、 動画処理部で前記第1の標本化周波数Aによりフィール
    ド内内挿を行った信号が供給され、この信号に含まれる
    輝度信号と、色信号の補間処理を行った信号とをそれぞ
    れサブサンプル処理を行うことにより並列化した信号を
    得る第2の周波数変換及び並列化手段と、 動き検出部で前記第1の標本化周波数Aで動き検出され
    た輝度動き検出信号、色動き検出信号が供給され、前記
    色動き検出信号については補間処理を行い補間色動き信
    号を得て、前記輝度動き検出信号及び補間色動き検出信
    号をサブサンプルすることによりそれぞれ並列化した信
    号を得る第3の周波数変換及び並列化手段と、 前記フィールド間内挿手段、前記第2及び第3の周波数
    変換及び並列化手段の出力信号が供給され、前記フィー
    ルド間内挿手段と前記2の周波数変換及び並列化手段の
    出力信号とを、前記第3の周波数変換手段及び並列化手
    段の出力信号に基づいて、静画及び動画の線形混合を行
    う混合手段と、 前記混合手段から得られた輝度成分の時間伸張を行う輝
    度時間伸張手段と、 前記混合手段から得られた色成分の時間伸張を行うとと
    もに線順次配列を色差信号にデコードする線順次デコー
    ド手段とを具備したことを特徴とする高品位テレビ信号
    デコード回路。
  2. 【請求項2】4フィールドで一巡するサブサンプルによ
    り帯域圧縮され、かつ輝度信号及び色信号が時分割多重
    され、さらに色信号に関しては線順次された高品位テレ
    ビ信号に対し、 静画処理部においては第1の標本化周波数Aによりフレ
    ーム間内挿を行い、次に第1の標本化周波数変換回路に
    おいて前記第1の標本化周波数Aとは既約な関係にある
    第2の標本化周波数Bに変換し、 動画処理部においては前記入力された高品位テレビ信号
    を前記第1の標本化周波数Aによりフィールド内内挿
    し、次に第2の標本化周波数変換回路において前記第2
    の標本化周波数Bに変換し、 動き検出部においては、前記高品位テレビ信号から動き
    量を検出する動き検出回路の動き検出信号を、第3の標
    本化周波数変換回路で前記第2の標本化周波数Bに標本
    化周波数の変換を行う高品位テレビ信号のデコード回路
    において、、 前記第1、第2、第3の標本化周波数変換回路を、それ
    ぞれ複数個の標本化周波数変換フィルタで構成して並列
    化した出力を得るようにし、 動画処理系の輝度信号のデコードについては前記第1の
    標本化周波数変換回路の出力信号を、静画処理系の色信
    号のデコードに関しては前記フレーム間内挿された信号
    とを入力とし、両者を時分割に同期して選択する第1の
    選択回路と、 動画処理系の輝度信号のデコードに関しては、前記第2
    の標本化周波数変換回路の出力信号を、動画処理系の色
    信号のデコードに関しては前記フィールド内内挿された
    信号をさらに色信号補間回路により補間した信号とを入
    力とし、両者を時分割に同期して選択する第2の選択回
    路と、 輝度信号の動き検出信号に関しては、前記第3の標本化
    周波数変換回路の出力信号を、色信号の動き検出信号に
    関しては、色信号動き検出信号補間回路により補間され
    た信号とを入力とし、両者を時分割に同期して選択する
    第3の選択回路と、 前記第1の選択回路の出力信号を入力とし、1フィール
    ド遅延素子を用いて輝度信号及び色信号のフィールド間
    内挿を同時に行うフィールド間内挿回路と、 前記フィールド間内挿回路の出力信号と、前記第2の選
    択回路の出力信号とを入力とし、前記第3の選択回路の
    出力信号により、輝度信号と色信号の静画及び動画の線
    形混合を同時に行う線形混合回路と、 前記線形混合回路の出力信号のうち輝度信号の時間軸伸
    張を行う第1の時間軸伸張手段と、 前記線形混合回路の出力信号のうち線順次の各色信号の
    時間軸伸張を行う第2、第3の時間軸伸張回路及びこの
    第2、第3の時間軸伸張回路の出力信号を色差信号に変
    換するデコード回路とを設けたことを特徴とする高品位
    テレビ信号デコード回路。
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