JPH07106115B2 - タコ用シェルターと蓄養コンテナ - Google Patents

タコ用シェルターと蓄養コンテナ

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JPH07106115B2
JPH07106115B2 JP3092689A JP9268991A JPH07106115B2 JP H07106115 B2 JPH07106115 B2 JP H07106115B2 JP 3092689 A JP3092689 A JP 3092689A JP 9268991 A JP9268991 A JP 9268991A JP H07106115 B2 JPH07106115 B2 JP H07106115B2
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JP
Japan
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container
octopus
pair
cylinder
shelter
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JP3092689A
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JPH05244850A (ja
Inventor
立川満
富山由美
井上敏彦
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三基興業株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタコ用シェルターとそ
の蓄養コンテナに関する。さらに詳細に述べると、捕か
くしたタコを1匹づつ収容する容器と、その複数のシェ
ルターを一括して収容する蓄養コンテナとに関する。
【0002】
【従来の技術】タコは穴居性の動物で、すこぶる仲が悪
く、互に放置しておくと「けんか」して相互に傷つくた
め、従来、捕かくしたタコを海中に貯えておくには、い
わゆる「タコつぼ」に1匹づつ入れて、別々に水中に係
留していた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、「タコつ
ぼ」は素焼の容器であるために、その取扱いに当って破
損しやすく、また、重量その他の点で多くの不都合があ
る。
【0004】さらに、これらの「タコつぼ」に入れたタ
コを一括して海中に蓄養することは頗る困難である。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を考慮し
て、この発明はタコを1一匹づつ収容して海中に懸吊す
るのに適当であって、軽量で堅牢であって、相互に近接
して配設することのできるタコ用シェルターを提供す
る。
【0006】さらに、この発明によれば、多数のタコ用
シェルターを一括して収容し、必要に応じて適宣選択的
に取り出すための蓄養コンテナを提供する。
【0007】
【実施例】この発明のタコ用シェルターを添付図面につ
いて詳述する。
【0008】図1に示すように、1匹づつのタコを収容
するタコ用シェルター10は両端が開放する中空の円筒
12と、円筒12の開放する両端の各々をそれぞれ閉塞
する蓋としての円板14,16とからなる。
【0009】以上に述べた各構成部分は、合成樹脂製、
たとえば塩化ビニール製とする。
【0010】円板14と16とには、それぞれ、これを
貫通する中央開口20と、中央開口20を囲繞する複数
個の開口22とが設けてある。また、両円板14と16
とを円筒12の両端を閉塞するように固定するために、
円板14,16の中央開口20に合成樹脂製のパイプ2
4,26が固定してある。パイプ24と26とは円筒1
2の長手中心線上の中央部位で相互にねじ込んで接続す
るもので、そのためにそれぞれの自由端に雄ねじ付カッ
プリング部材28と雌ねじ付カップリング部材30とが
取付けてある。
【0011】このタコ用シェルター10を海中に懸吊す
るために、吊金具32を使用する。吊金具32は中央部
にロープ(図面に示してない)等を取付けるリング34
を有し、両端が円筒12の両端に固定した円板14,1
6の中央開口20に装入するカギ部36を備えている。
【0012】吊金具としては、図3に示すように、ボル
ト式吊金具40を使用することができる。この吊金具4
0は円板14の中央開口20からパイプ24,26を貫
通する棒部材42で、その一方の端部にロープ等を取付
けるリング34が取付けてあり、他方の端部はナット4
4で円板16に固定するようにしてある。
【0013】図4について、1匹づつのタコを入れた多
数のシェルター10の多数個を海中に一括して蓄養し、
必要に応じて接近して、シェルター10を取り出す蓄養
コンテナ50を説明する。
【0014】蓄養コンテナ50は鉄格子または金網製の
側壁と周壁とで平坦で多角形または円筒形に構成した
器で、隔壁52で複数個の区室54に分割してある。こ
のコンテナ50は海面下にシェルター10を入れた区室
54を配設し、必要に応じて、海面下の区室54を海面
上に回動して取り出すものである。
【0015】そのために、コンテナ50の中心に軸56
が取付けてあり、この軸56を中心としてコンテナ50
を回動することができるように、海面に配した浮体構造
物58に周知の適当な手段で取付けてある。浮体構造物
58としては、平成1年特許願第199992号に開示
してある「合成樹脂などの発泡体を芯材として外装被覆
をセメント混合材で被覆形成して、外装の剛性と合成樹
脂などの発泡体による芯材で比重を1以下にすることを
特徴とする浮体構造物」を使用することが好ましい。な
お、図6に示すように、複数個のコンテナ50は軸56
に並列して取付けることができる。
【0016】コンテナ50の区室54にシェルター10
を入れたり、またはこれを取出したりするために、各区
室54の周壁60はその一方の端部が隔壁52の外端部
に蝶番(図面に示してない)などの適当な手段で開開可
能に取り付けてあり、周壁60の他端はまた、隔壁52
の外端部に、それ自体公知の適当な留め金具(図面に示
してない)で着脱可能に固定してある。
【0017】
【発明の作用と効果】この発明のタコ用シェルター10
は、前述したところから自明であるように、各別にタコ
を1匹づつ入れて、吊金具32または40を利用して1
個づつ海中に懸吊する。
【0018】この発明によれば、シェルター10は合成
樹脂製のため従来のタコつぼにくらべて極めて軽量であ
り、またこれをたとえ放り出したとしても、破損する恐
れがなく、取扱が簡単で堅牢である。
【0019】次に、蓄養コンテナ50は、多数のシェル
ター10を区室54内に入れて、シェルター10を収容
した部分を海中に配設することができる。このコンテナ
50は軸56を中心として回動することが出来るように
装架されているために、必要に応じて接近して、コンテ
ナ50のタコ用シェルター10を入れた区室54を海面
上に露出するように回動して、周壁60を問いてシェル
ター10を取り出すことによって、所望のタコを手に入
れることができる。
【0020】したがって、タコを一括して蓄養するのに
すこぶる有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のタコ用シェルターの図2の線I−I
についての略断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】この発明のタコ用シェルターの吊金具の別の実
施例を示す図1に該当する略断面図である。
【図4】この発明のタコ用シェルターを収容する蓄養コ
ンテナを説明する略図である。
【図5】蓄養コンテナの略斜視図である。
【図6】複数個の蓄養コンテナを並列に配したことを説
明する略図である。
【符号の説明】
10 タコ用シェルター 12 円筒 14 円板 16 円板 20 中央開口 22 開口 24 パイプ 26 パイプ 28 カップリング部材 30 カップリング部材 32 吊金具 34 リング 40 ボルト式吊金具 42 棒部材 50 蓄養コンテナ 52 隔壁 54 区室 56 軸 58 浮体構造物60 周壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開放する合成樹脂製の円筒と、前
    記円筒の開放端にそれぞれ取付ける1対の円板と、前記
    円板の各々に中央開口と複数個の開口とを設けたこと
    と、前記各円板の中央開口に前記円筒の長手軸線に沿っ
    て伸長する1対のパイプの各々の一端を固定したこと
    と、前記1対のパイプの近接する端部に前記1対のパイ
    プを相互にねじ結合するカップリング部材を設けて成る
    タコ用シェルター。
  2. 【請求項2】 前記円板の中央開口に前記円筒を懸吊す
    るための吊金具を取付けるようにした請求項1に記載の
    タコ用シェルター。
  3. 【請求項3】 両端が開放する合成樹脂製の円筒と、前
    記円筒の開放端にそれぞれ取付ける1対の円板と、前記
    円板の各々に中央開口と複数個の開口とを設けたこと
    と、前記各円板の中央開口に前記円筒の長手軸線に沿っ
    て伸長する1対のパイプの各々の一端を固定したこと
    と、前記1対のパイプの近接する端部に前記1対のパイ
    プを相互にねじ結合するカップリング部材を設けて成る
    タコ用シェルターを収容する蓄養コンテナであって、前
    記コンテナを鉄格子製の周壁と側壁とから成る多角形の
    容器としたことと、前記容器を隔壁によってそれぞれ複
    数個の前記シェルターを収容する複数個の区室に分割し
    たことと、前記容器の中心に装架軸を設け、前記装架軸
    によって前記容器の中心から下部が海面下にあるように
    浮体構造物に回転可能に取り付けたことと、前記各区室
    の周壁を開閉可能に前記隔壁の端部に取り付けたことと
    から成る蓄養コンテナ。
JP3092689A 1991-04-01 1991-04-01 タコ用シェルターと蓄養コンテナ Expired - Lifetime JPH07106115B2 (ja)

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JPH05244850A JPH05244850A (ja) 1993-09-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2121700B1 (es) * 1997-01-09 1999-05-16 Claudio Hebberecht Sistema para el cultivo de pulpos.
ES2364717B1 (es) * 2009-06-01 2012-08-03 Unda Desarrollos Tecnológicos Marinos, S.L. Estructura de jaula modular para engorde de pulpos
EP3745852B1 (en) * 2018-02-02 2024-05-22 Marlborough Oysters Limited Shellfish growing apparatus, system and method of using same

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