JPH07104339A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH07104339A
JPH07104339A JP5245160A JP24516093A JPH07104339A JP H07104339 A JPH07104339 A JP H07104339A JP 5245160 A JP5245160 A JP 5245160A JP 24516093 A JP24516093 A JP 24516093A JP H07104339 A JPH07104339 A JP H07104339A
Authority
JP
Japan
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mode
switch
information
dial
operated
Prior art date
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Pending
Application number
JP5245160A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshino
浩士 吉野
Toshihiko Ishimura
俊彦 石村
Tatsuro Izumi
達郎 泉
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPH07104339A publication Critical patent/JPH07104339A/ja
Priority to US08/774,000 priority patent/US5682559A/en
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定部材を誤って操作することによる誤設定
を防止するとともに、設定部材の兼用を妨げない構成を
得る。 【構成】 設定部材による設定を禁止する手段を設ける
とともに、禁止状態において設定部材とともに設定する
情報を指定するための指定手段が操作されたときには、
指定された情報の設定を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラに関するものであ
り、より詳しくはダイヤルやレバーなどのような操作部
材を操作することによってモードやパラメータなどを設
定・変更することのできるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイヤルやレバー等の操作部材を
有し、その操作によって露出モード・測光モードなどの
モードやシャッター速度・絞り値などのパラメータを変
更することのできるカメラがよく知られている。また、
操作部材の数を少なくするため、一つのダイヤルやレバ
ーを異なるモードやパラメータの変更のために兼用する
ものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなダイヤル
やレバー等の操作部材は、撮影者が容易に操作すること
ができるように、カメラを持つときに自然に手の指がか
かる位置に設けられることが多い。このため、操作する
つもりではないのに誤って操作されてしまい、気づかな
いうちにモードやパラメータが変わってしまって意図通
りの撮影が行なえないことがある。
【0004】このような誤操作を防止するために、ダイ
ヤルなどの操作部材を操作してもモードやパラメータが
変化しないように操作部材による設定を禁止するための
手段を設けたカメラもある。しかし、その場合にはその
部材は操作に使用できないことになるので、もしその部
材に別のモードやパラメータの変更を行なう機能が与え
られているとそのモードやパラメータも変更もできなく
なってしまう。すなわち、禁止する意図のない機能まで
禁止されてしまうことになり、その都度禁止を解除しな
ければならなくなってしまう。
【0005】本発明は以上のような事情に鑑み、誤操作
する恐れがなくかつ異なるモードやパラメータの設定が
可能な構成を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明においては、情報の設定を行なう情
報入力手段と、上記情報入力手段によって設定される情
報の種類を指定する指定手段と、上記情報入力手段によ
る情報の設定を許可する状態と禁止する状態を選択的に
切り換えるものであって、禁止状態において上記指定手
段による指示と同時に上記情報入力手段の操作が行なわ
れたときには上記情報入力手段による情報の設定を可能
とする一方、上記情報入力手段のみが操作された場合に
は上記情報入力手段による情報の設定を禁止するよう構
成された禁止手段とを備えるよう構成した。
【0007】また、請求項2の発明においては、請求項
1の発明において、指定手段と同時に情報入力手段が操
作された場合には露出モードが設定され、情報入力手段
のみが操作された場合には設定されている露出モードに
おける露出パラメータが設定されるよう構成した。
【0008】
【作用】請求項1の発明においては、禁止手段によって
禁止状態にしたとき、情報入力手段のみが操作されたと
きにはモードやパラメータの設定・変更が禁止される
が、指定手段と同時に情報入力手段を操作したときには
禁止状態のままでも指定された情報の設定が可能であ
る。
【0009】また、請求項2の発明においては、禁止手
段によって禁止状態にしたとき、情報入力手段のみが操
作されたときにはシャッター速度や絞り値などのパラメ
ータの設定・変更が禁止されるが、指定手段と同時に情
報入力手段を操作したときには禁止状態のままでも露出
モードの設定が可能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に従って詳細に説
明する。図5は本発明を適用したカメラの外観図であ
り、カメラを斜め後方から見た状態を示している。図5
(a)において、ペンタプリズムの右側にはシャッター
レリーズボタン11が設けられておりその前方と後方に
夫々ダイヤル13、15が回転可能に設置されている。
この二つのダイヤルの機能は設定されたモードによって
種々決定されるが、本発明の要旨には関係しないので説
明を省略する。
【0011】また、シャッターレリーズボタン11と後
方のダイヤル15との間には液晶で構成された表示部L
CDが設置されている。さらに、後方のダイヤル15の
側方であって、カメラを保持した手の親指で操作可能な
位置に円形のオートフォーカス(以下、AFと略す)関
連の複数の機能を有する円形スイッチ17が設置されて
いる。このスイッチは、その中央部分が押圧されてプッ
シュスイッチとして機能することができるとともに、上
下左右の端が押されることによってカーソル機能を果た
すことができる。
【0012】一方、ペンタプリズムの左方には電源の投
入を行なうためのメインスイッチ19が設けられてい
る。メインスイッチ19の前方には、所定角度だけ回動
可能なスイッチレバー21が設けられており、このスイ
ッチレバー21を時計方向に回動させることによってカ
メラの設定状態の記憶を行なうことができる。この機能
の詳細については後述する。さらに、このスイッチレバ
ー21を反時計方向に回動させるとダイヤル13、15
の動作による設定を禁止することができる。この機能に
ついても後に詳述する。また、このスイッチレバー21
の回動軸の位置にはカスタムボタン22が設けられ、こ
のカスタムボタン22を押圧するとスイッチレバー21
によって記憶された内容が呼び出される。
【0013】さらに、上記スイッチレバー21の前方に
は露出モードを変更するためのモードボタン24が設置
されている。露出モードを変更するためにはこのモード
ボタン24を押しながらダイヤル13または15を回転
させる。該モードボタン24の前方であって交換レンズ
を取り付けるためのマウント部の側面に、フラッシュを
強制的に発光させるための強制発光ボタン23、及び露
出補正を行なうための露出補正ボタン25が設置されて
いる。
【0014】また、図5(b)に示すようにカメラのグ
リップを形成する部分(右手で把持する部分)が開閉可
能な扉27によって構成されており、該扉27の内部に
複数の押しボタンが設けられている。扉27内の押しボ
タンは上方から順にドライブモード設定ボタン28、フ
ラッシュモード設定ボタン29、測光モード設定ボタン
30、AFモード設定ボタン31である。
【0015】図1は本発明を適用したカメラの実施例の
ブロック図である。1はカメラ全体の制御を行なうマイ
クロコンピュータ(以下CPUと記述する)である。該
CPUは通常動作モードとスリープモードを持ってお
り、スリープモードではCPUは動作を停止し、消費電
流が大幅に小さくなる(例えば通常動作モードでは10
mA、スリープモードでは10μA)。スリープモード
から通常モードへの復帰は割り込みの発生によって行な
われる。この割り込みには、CPU自身が持つタイマー
によるタイマー割り込み、CPUの端子が低電位レベル
(以下、この状態をLと称する)になることで発生する
キーオンウエイクアップ割り込みとがある。
【0016】また、このCPUは電源電圧を通常動作時
の電圧より所定量下げても(例えば通常動作時に5Vで
あるところを3Vに下げても)CPU内部の状態を保持
することができる。
【0017】2は表示回路で、シャッター速度(以下T
Vと記述する)、絞り値(以下AVと記述する)、焦点
検出領域、測光エリア(多分割/中央重点/スポッ
ト)、露出モード(Pすなわちプログラムモード/Aす
なわち絞り優先モード/Sすなわちシャッター速度優先
モード/Mすなわちマニュアルモード)、露出補正値、
フラッシュのTTL調光補正値(以下調光補正値と記述
する)、フラッシュモード(赤目現象軽減用予備発光/
自動発光/強制発光/ワイヤレスフラッシュモード)、
ドライブモード(一コマ撮影/連続撮影/消音/多重露
出/ブラケット撮影)、AFモード(AF優先/レリー
ズ優先)などをボディ上の表示部LCDやファインダー
内(不図示)に表示する。3は電源回路で、PWC端子
を介してCPUに接続されており、CPUからの制御に
より各回路への給電と電圧の切り替えを行なう。
【0018】4は焦点検出回路で、複数の焦点検出領域
をもつセンサーを含みAFのための検出を行なう。焦点
検出は、複数の焦点検出領域のうちの1つで行うモード
と、複数の領域で検出を行った結果に基づいてもっとも
適切な領域を自動選択するモードとを持つ。6はフォー
カシングユニットで焦点検出結果に基づいてAFレンズ
の駆動制御を行う。
【0019】5は測光回路で、露出を決めるための測光
を行う。7はフラッシュ回路で、コンデンサの充電、及
び発光の制御を行なう。8はシャッターである。9は絞
り制御回路でレンズの絞りを制御する。10は巻き上げ
回路でフィルムの巻上げ、シャッターのチャージを行な
う。
【0020】次に、各種スイッチについて説明する。S
DACは上記円形スイッチ17の中央部を押圧したときに
作動するAFスイッチで、釦の真ん中を押せばワンショ
ットAFとなり、合焦後焦点調節が固定され、カメラが
自動選択した焦点検出領域が表示される。SAF1、SAF
2、SAF3、SAF4は同上円形スイッチ17の上下左右の
端を押したときに作動し、焦点検出領域選択の機能を持
つ。すなわち、表示された領域(自動選択された領域)
以外で合焦させることを撮影者が希望する場合は、円形
スイッチ17の合焦させたい方向を押すとその領域が表
示され、再焦点検出・再フォーカス駆動する。また、ス
イッチSDACがOFFになるとスイッチSAF1〜SAF4で
選ばれた領域が選択された状態が固定され、次回はその
領域で焦点検出が行なわれる。自動選択に戻すには円形
スイッチ17の中央部を再度押し直し、スイッチSDAC
を再度作動させる。これらの機能の詳細については後で
述べる。
【0021】S1は測光・AF開始スイッチ、S2はレリ
ーズスイッチであって、上記シャッターレリーズボタン
11を途中まで押下することによってスイッチS1が作
動し、完全に押下することによってスイッチS2が作動
する。SOVRは露出補正スイッチで、上記露出補正ボタ
ン25によって操作され、露出補正値変更を行なう。ま
た、SOVRは上記スイッチS1・S2との組み合わせでオ
ートブラケット機能を達成する。SFLは強制発光スイッ
チで上記強制発光ボタン23によって操作され、フラッ
シュ自動発光モードでの強制発光を行なうためのもので
ある。また、SFLはスイッチSOVRとの組み合わせ
により調光補正値変更機能を達成する。SMEMOは上記ス
イッチレバー21の時計方向の操作によりボディの設定
状態をメモリーするスイッチ、SMCは上記カスタムボタ
ン22の操作によってそのメモリー内容を呼び出すスイ
ッチである。SDLLは上記スイッチレバー21の反時計
方向の操作によりダイヤル13と15の操作を不可にす
るダイヤルロックスイッチ、SDL1、SDL2は上記ダイヤ
ル13、15の回転を検出するスイッチである。SMEM
O、SMC、SDLLについては後で詳しく述べる。SDRVは
上記ドライブモード設定ボタン28の操作でドライブモ
ードの設定変更をするスイッチであり、ボタン28を押
す毎に一コマ撮影や連続撮影等のモードを切り換える。
SMODEは露出モードの設定変更をするスイッチであり、
モードボタン24を押しながらダイヤル13または15
を回転させることによりこのスイッチが作動し、露出モ
ードが順次変更される。SFLMDはフラッシュモード設定
ボタン29の操作によってフラッシュモードの設定変更
をするスイッチで、ボタン29を押す毎に赤目現象軽減
用予備発光/自動発光/発光禁止/ワイヤレスフラッシ
ュモード等の設定を順に切り換える。また、SRPはAF
モード設定ボタン31の操作によってAFモードをAF
優先またはレリーズ優先に切り換えるものである。さら
に、SLMは測光モード設定ボタン30の操作によって測
光モードの設定変更をするスイッチである。これらの操
作スイッチはCPUのキーオンウエイクアップ割り込み
が発生する端子に接続されているので、どれかの操作ス
イッチが作動するとCPUが起動する。
【0022】図2はカメラの基本シーケンスを示すフロ
ーチャートである。CPUがスリープモードのとき何ら
かの割り込みが発生するとCPUが起動する(ステップ
#10)。CPUは動作モードをスリープモードから通
常モードに切り換えると共に、電源回路のPWC端子を
高電位レベル(以下、Hと称する)にする。電源回路は
PWC端子がHになると、出力電圧を3Vから5Vに切
り換え、カメラ全体に給電を行なう。
【0023】次にステップ#20で割り込みに応じた処
理を行う。処理が終われば、ステップ#30でステップ
#10での処理とは逆にCPUを通常モードからスリー
プ動作モードへ切り換えると共に電源回路のPWC端子
をLにする。電源回路はPWC端子がLになると、出力
電圧を5Vから3Vに切り換え、CPUと表示回路以外
への給電を停止する。この状態ではCPUは停止状態で
あり、不必要な回路への給電が中止されるとともにCP
Uに供給されている電圧も低電圧に切り換えられている
ため、消費電力が大幅に小さくなっている。表示回路は
低電圧でも動作可能であり消費電力も小さいため、さき
に述べた表示内容はそのまま表示可能である。
【0024】次にステップ#20で行う割り込みに応じ
た処理について述べる。図3はスイッチS1をONにし
た後の一連のシーケンスである。スイッチS1がONさ
れるとステップ#40でCPUが起動し(ステップ#1
0と同内容)、焦点検出を行う(ステップ#50)。そ
の結果に基づいてフォーカス駆動を行い(ステップ#6
0)、その後測光を行う。得られた輝度から露出演算を
行いTV、AVを算出する(ステップ#70)。その結
果を表示回路にて表示させる(ステップ#80)。
【0025】ステップ#90ではスイッチS1の状態を
判別し、スイッチS1がOFFであれば、測光値を表示
したままスリープモードにはいる。このとき測光値を所
定時間後に消すためにタイマー割り込みを設定して(ス
テップ#100)、ステップ#110でスリープモード
に切り換える(#30と同内容)。このとき測光値の表
示はそのままである。
【0026】この後何も操作されなければ所定時間後に
割り込みが発生し(#120)、CPUが起動する(ス
テップ#130)。このときには何も操作されていない
のでCPUはカメラの動作終了と判断して測光値表示を
消す(ステップ#140)。処理が終了すれば再びスリ
ープモードになる(ステップ#150)。
【0027】もし、ステップ#110のあとのスリープ
モード中にダイヤル13または15が操作されるとキー
オンウエイクアップ割り込みがかかってCPUが起動す
る(ステップ#160)。この場合にはダイヤル操作に
応じて設定を変更し(ステップ#175)、ステップ#
70へ進む。しかし、このときダイヤルロックスイッチ
SDLLがONしておりかつダイヤル13または15のみ
が操作されたのであれば、設定内容を変更しない。例え
ばS、Mモードに設定されている状態でダイヤル13・
15が操作されてCPUが起動した場合、同時にダイヤ
ルロックスイッチSDLLもONしていればダイヤルが操
作されてもTVの設定は変更せず、A、MモードではA
Vの変更はしない。またPモードではプログラム線図の
変更をさせないようにする。しかし、他のスイッチと同
時にダイヤル13・15が操作されたときには変更を受
け付ける。例えばダイヤル13・15の操作によってC
PUが起動したときに露出モードスイッチSMODEがON
であればダイヤルロックスイッチSDLLがONであって
も露出モードの変更を行う。
【0028】この点につき、図12を参照して詳述す
る。図12は上記ステップ#175の内容の一例を詳細
に現わしており、ダイヤル13または15の操作によっ
てスイッチSDL1、SDL2が作動したときにこの動作を行
なう。
【0029】まず、ステップ#1751においてダイヤ
ルロックスイッチSDLLがONであるか否かを判断す
る。もしONでなければダイヤルの回転方向に応じてパ
ラメータを変更する。すなわち、ステップ#1756に
おいてスイッチSDL1とSDL2の状態からダイヤルの回転
方向を判別し、ステップ#1757またはステップ#1
758に進んで、設定されている露出モードに応じてシ
ャッター速度あるいは絞り値、もしくはその両方を増加
または減少させる。そして、ステップ#70に移行す
る。
【0030】一方、ステップ#1751においてダイヤ
ルロックスイッチSDLLがONであると判別されると、
ステップ#1752において露出モードスイッチSMODE
がONであるか否かを判断する。そして、スイッチSMO
DEがONでなければ何も変更を行なうことなくステップ
#70へジャンプする。しかしながら、ステップ#17
52で露出モードスイッチSMODEがONであった場合に
はモードボタン24とダイヤル13・15が同時に操作
されているということであるのでステップ#1753・
#1754・#1755に進んで露出モードの変更設定
を行なう。すなわち、回転方向に応じてP→A→S→M
あるいはM→S→A→Pの順に露出モードを変更する。
その後、ステップ#70にジャンプする。
【0031】なお、本実施例ではダイヤル13、15を
露出モードを変更する際にも使用するのでステップ#1
752において露出モードスイッチSMODEの状態を判別
しているが、その他の設定にもダイヤルを使用する場合
には他のスイッチの状態も判別するようにすれば良い。
たとえば、ドライブモードを変更するときドライブモー
ド設定ボタン28を操作しながらダイヤルを回転させる
ように構成した場合には、ステップ#1752に相当す
るステップでスイッチSDRVの状態を判別し、ONであ
るときにはドライブモードを変更し、OFFであるとき
には何も変更を行なわずにステップ#70にジャンプす
るようにすれば良い。
【0032】図3に戻り、上記ステップ#90でスイッ
チS1がONであればステップ#180へ進んでスイッ
チS2をチェックし、スイッチS2がOFFであればステ
ップ#50へ戻り、スイッチS1がOFFになるかスイ
ッチS2がONになるまでステップ#50からステップ
#80の動作を繰り返す。もしスイッチS2がONであ
ればステップ#190でシャッターレリーズ及び巻き上
げを行う。そして、スイッチS2を再度チェックし(ス
テップ#200)、もしOFFならステップ#90へ進
んで次のレリーズのための測光測距を行う。もしスイッ
チS2がONで、かつ連続撮影モードが選択されている
場合は(ステップ#210)ステップ#50へ進み、次
のレリーズのための焦点検出・測光を行う。もし連続撮
影モードでなければステップ#200へ戻ってスイッチ
S2がOFFになるのを待つ。
【0033】次に、図5に示す円形スイッチ、すなわ
ち、図1に示す各スイッチSDAC、SAF1、SAF2、SAF
3、SAF4に関し、図4、図6、図7を参照して説明す
る。まず図4は図3におけるステップ#50の詳細図で
ある。図4において、まずステップ#220で焦点検出
を行ない、複数の焦点検出領域から最適な合焦目標とな
る領域を選択し、フォーカス駆動量を求める(ステップ
#230)。そして、それに応じてステップ#240で
フォーカス駆動を行う。次にステップ#250でスイッ
チSDACの状態を判別し、ONであれば後述する図7に
示すステップ#320へ進む。もしスイッチSDACがO
FFならステップ#260で上記ステップ#220・#
230と同様の動作を行い、ステップ#270へ進む。
【0034】ステップ#270では、連続して焦点検出
を行なうコンティニュアスモードかそうでないかを判別
する。そして、コンティニュアスモードならステップ#
240へ進んで再度フォーカス駆動を行う。コンティニ
ュアスモードでない場合はステップ#280に進んで被
写体が動いている(動体)か、そうでない(静体)かを
判別し、動体であればやはりステップ#240へ進んで
被写体に追随するフォーカス駆動を行なう。ステップ#
280で静体であると判別されたときにはステップ#2
50へ戻り、再度焦点検出を行う。
【0035】次に、図7を参照して、スイッチSDACが
操作されたとき、及び図4のステップ#250でスイッ
チSDACがONであると判別された場合の動作につき説
明する。スイッチSDACがONになるとステップ#29
0において焦点検出を行い、さらにステップ#290〜
#310で最適な検出領域を自動選択してフォーカス駆
動を行う(#220〜#240と同内容)。そして、ス
テップ#320で再度焦点検出を行い、その結果が合焦
なら(ステップ#330でY)カメラが自動選択した検
出領域の表示を、第6図(a)の如く行う(ステップ#
340)。次に、焦点検出すべき検出領域の変更がなさ
れているか否かを判別する。検出領域の変更は、上記ス
イッチSAF1ないしSAF4のうちのどれかが操作されてい
るか否かを検出することにより知ることができる。すな
わち、ステップ#350でスイッチSDACがONのまま
であり、かつステップ#360で領域変更操作がなされ
ていない(スイッチSAF1〜SAF4のどれも操作されてい
ない)と判別されれば、スイッチSDACがOFFになる
(ステップ#350でOFF)までフォーカス駆動はな
されない。
【0036】ステップ#360で領域変更操作がなされ
た(スイッチSAF1〜SAF4のどれかが操作された)こと
が判別されたなら、その変更操作に従って焦点検出領域
を変更し(ステップ#370)、図6の(b)〜(e)
のように変更された焦点検出領域を表示する。そして、
選択された領域で再検出を行い(ステップ#380)、
ステップ#310へ戻って再度フォーカス駆動を行う。
その後、ステップ#320以降のステップを繰り返す。
【0037】図7のルーチンはステップ#350でスイ
ッチSDACがOFFであることが検出されたときに終了
する。そして、焦点検出の領域変更が行なわれずにスイ
ッチSDACがOFFになれば領域の選択は自動選択状態
のままに維持され、もし一旦領域変更が行なわれた後で
あれば、次回の焦点検出は領域変更操作で選択された領
域を使って行なわれる。
【0038】一方、上記図4のシーケンス中のステップ
#250からこのルーチンに入る場合、すなわち、スイ
ッチS1がONの状態でスイッチSDACを操作した場合は
ステップ#320からこのルーチンに入る。
【0039】次に、図8及び図9でスイッチSOVRが操
作されたときの動作について説明する。スイッチSOVR
をONした場合はステップ#410・#420でスイッ
チSFL・スイッチS1の状態をチェックして、スイッチSOVRの
みONなら露出補正の指示が行なわれているということ
であるので、ステップ#430で露出補正値をダイヤル
操作に応じて変更する。もしスイッチSOVRと同時にス
イッチSFLがONであるなら(ステップ#410でO
N)、フラッシュ撮影における露出補正、すなわちフラ
ッシュの調光値の補正が指示されているということであ
るので、ステップ#440で自動調光量の補正値をダイ
ヤル操作に応じて変更する。なお、ここではスイッチS
FLがスイッチSOVRと同時に操作されていたときにフラ
ッシュの自動調光量を補正するモードになるように構成
されているが、スイッチSFLではなくスイッチSFLMDで
も良い。要するに、フラッシュの操作に関連するスイッ
チであれば良い。
【0040】さらに、スイッチSOVRと同時にスイッチ
S1がONなら(ステップ#410でOFF、ステップ
#420でON)、露出補正を行ないつつ撮影を行なう
という動作、すなわちオートブラケット撮影が指示され
ているということであるので、図9へ進んでブラケット
モードによる撮影を行なう。
【0041】ここでいうブラケットモードによる撮影と
は、例えば0.5Evステップで3枚撮影することが指
示されると、適正露出値から−0.5Ev、0Ev、+
0.5Evだけ露出値をずらせた撮影を順次行なうもの
である。
【0042】図9では、まずステップ#510で連続撮
影モードに切り換え、最初の撮影の露出値を得るために
露出補正値から所定量減らした露出値を設定し(ステッ
プ#520)、ブラケット枚数を数えるカウンタ(A)
を1にする(ステップ#530)。ここで必要に応じて
測光や焦点検出、フォーカス駆動を行う(ステップ#5
40)。そして、ステップ#550でスイッチS2がO
Nであるか否かを判別し、OFFであればステップ#5
40・#550を繰り返す。
【0043】そして、ステップ#550でスイッチS2
がONになればレリーズ・巻き上げを行い(ステップ#
560)、次のレリーズのために露出補正値を1ステッ
プ分増加させ(ステップ#570)、カウンタ(A)に
1加える(ステップ#580)。ステップ#590指定
された枚数の撮影が完了したかどうかを判別し、終了ま
でステップ#560から#590を繰り返す。すなわ
ち、1ステップ分ずつ露出値を増加させながら連続撮影
が行なわれる。そしてステップ#590で指定枚数の撮
影が完了すればブラケット撮影を終了する、図10はス
イッチSMEMOが操作されたときの動作を示しており、ス
イッチSMEMOが操作されたときには、カメラのさまざま
な設定状態のうち先に述べた表示回路で表示されている
ものを全てEEPROMの所定の記憶領域に記憶する。
このときに記憶された内容は、図11に示すように、ス
イッチSMCが操作されたときに呼び出され、そのときカ
メラで設定されている内容がEEPROMに記憶されて
いた内容に変更される。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明を適用したカメラに
おいては、禁止手段によって禁止状態にしたとき、情報
入力手段のみが操作されたときにはモードやパラメータ
の設定・変更が禁止されるので誤って設定してしまうこ
とがない。しかし、指定手段と同時に情報入力手段を操
作したときには禁止状態のままでも指定された情報の設
定が可能であるので、同じ情報入力手段に異なる機能を
与えることができ、専用の操作部材を設ける必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路のブロック図。
【図2】上記実施例の基本シーケンスを示すフローチャ
ート。
【図3】上記実施例においてレリーズスイッチ操作持の
動作を示すフローチャート。
【図4】上記実施例におけるAFの動作を示すフローチ
ャート。
【図5】上記実施例におけるカメラの外観図。
【図6】上記実施例におけるファインダー内の表示を示
す図。
【図7】上記実施例においてAFに関する操作時の動作
を示すフローチャート。
【図8】上記実施例において露出補正がなされたときの
動作を示すフローチャート。
【図9】上記実施例においてオートブラケット撮影の動
作を示すフローチャート。
【図10】上記実施例においてメモリー機能の動作を示
すフローチャート。
【図11】上記実施例においてメモリー内容呼出し時の
動作を示すフローチャート。
【図12】上記実施例においてダイヤルロック時の動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
13、15、SDL1、SDL2:情報入力手段 24、SMODE:指定手段 21、SDLL、#175:禁止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の設定を行なうための情報入力手段
    と、 該情報入力手段によって設定される情報の種類を指定す
    る指定手段と、 上記情報入力手段による情報の設定を許可する状態と禁
    止する状態とを選択的に切り換えるものであって、禁止
    状態において上記指定手段による指示と同時に上記情報
    入力手段の操作が行なわれたときには上記情報入力手段
    による情報の設定を可能とする一方、上記情報入力手段
    のみが操作された場合には上記情報入力手段による情報
    の設定を禁止するよう構成された禁止手段とを備えたこ
    とを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】指定手段と同時に情報入力手段が操作され
    た場合には露出モードが設定され、情報入力手段のみが
    操作された場合には設定されている露出モードにおける
    露出パラメータが設定されることを特徴とする請求項1
    に記載のカメラ。
JP5245160A 1993-09-30 1993-09-30 カメラ Pending JPH07104339A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5245160A JPH07104339A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 カメラ
US08/774,000 US5682559A (en) 1993-09-30 1996-12-26 Camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5245160A JPH07104339A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07104339A true JPH07104339A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17129511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5245160A Pending JPH07104339A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07104339A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5630185A (en) * 1995-02-14 1997-05-13 Nikon Corporation Information setting device for a camera

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5630185A (en) * 1995-02-14 1997-05-13 Nikon Corporation Information setting device for a camera

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