JPH07103515B2 - 繊維ブランケットのつづら折り込み方法 - Google Patents

繊維ブランケットのつづら折り込み方法

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JPH07103515B2
JPH07103515B2 JP18358387A JP18358387A JPH07103515B2 JP H07103515 B2 JPH07103515 B2 JP H07103515B2 JP 18358387 A JP18358387 A JP 18358387A JP 18358387 A JP18358387 A JP 18358387A JP H07103515 B2 JPH07103515 B2 JP H07103515B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯状繊維ブランケットを連続したm型又は波型
につづら折りする方法に関するものであり、特に折れ山
を希望する任意の高さに、自由に変更することができ、
巾方向の端部も揃った折り込みブランケットを短時間に
製造できるつづら折り込み方法に関するものである。
〔従来技術〕
帯状繊維のブランケットを、暖冷房室や管炉壁などの断
熱材、あるいはその他の材料として使用する際、断熱厚
さを大きくするため、ブランケットを連続するS字形状
に折り込み圧縮成型した絶縁ブロック(これをモジュー
ルと称する)を利用することは知られている。このモジ
ュールの具体的な折り込み方法としては、一般には該帯
状の繊維ブランケットの一端から順次折り込んでゆく方
法が考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
折れ山を1個づつ折る方法では、ブランケット原反の厚
さや密度の変化に影響されて山の高さが不揃いになり易
く、巾方向の端部も不揃いになり易い。厚さを変更する
など需要に応じた任意の高さに折れ山を変更するには、
段どり変更が複雑で面倒である等の問題点があった。
巾方向の端部が揃わないと、折り込み後、端部をトリミ
ングしなければならず歩留が悪くなる。
また折れ山を1個づつ折る方法では折り速度が遅く、時
間がかかるという問題点もあった。
本発明の目的は、需要に応じた折れ山の高さの変更が容
易にでき、また山の高さや巾方向端部の揃ったモジュー
ルを製作できて歩留がよく、しかも複数の折れ山を同時
に効率よく折り込むことのできる帯状繊維ブランケット
のつづら折り込み方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は前記のような問題点を解決するために研究
を行い、予め1つのモジュール製作に必要な長さに切断
した帯状の繊維ブランケットの長さ方向の所定間隔毎の
複数個所で該ブラケットを上下よりはさみ、このはさみ
装置の間隔を縮めて一挙に折り込めば山の高さ、巾を均
等にしかも効率よく折り込める事を見出し、本発明を完
成した。
すなわち本発明はベルトコンベア上に所要長さに切断さ
れた帯状繊維ブランケットを位置させ、該ブランケット
をベルトコンベアの面よりひきはなし、該ブランケット
長さ方向の予め決められた所定間隔毎の複数個所で該ブ
ラケットを上下二本の横杆にてはさみつけ、ついで各は
さみつけ部の隣接間隔を縮小することではさみつけ部が
山になるように折り込み圧縮させることを特徴とする繊
維ブランケットのつづら折り込み方法である。
帯状繊維ブランケットとは、ガラスウール、ロックウー
ル、セラミックファイバー等の無機繊維の他に動植物等
の繊維ブランケットであってもよい。また編織した布で
あってもよい。通常はモジュールの所要厚さに対応した
折れ山の高さとブランケットの厚さとモジュールの所要
長さから計算したブランケット所要長さに予め切断し
て、ベルトコンベアで所定位置に運ぶ。
ついでブランケットをベルトコンベアの面よりひきはな
すが、この手段としては間隔をあけた条帯コンベアの間
から原反リフターでブランケットを上方へ持ち上げる方
法と、この原反リフターでブランケットをそのままの位
置に保持して、コンベア自体を下方へ沈降させる方法な
どが考えられる。持ち上げる方法ではコンベア自体をリ
フティングコンベアとし、コンベア本体の上昇と本体に
抱合せているブランケット原反リフターの上昇の共働動
作で行うと好ましいが、間隔をあけた条帯ベルトコンベ
アの条帯の間からブランケット原反を持ち上げる原反リ
フター等の作用によりブランケットをコンベアの面より
上方へ持ち上げる。ブランケットをそのままの位置に保
持する方法としては、原反リフターでコンベア上のブラ
ンケットをそのままの位置で支持し、コンベアを下方へ
沈降させ、ブランケットをコンベアから引きはなし、こ
の間に下記の原反受けロッドをブランケット下面に突き
出し、ブランケットを保持させるものである。このひき
はなした位置即ち持ち上げた位置又は保持した位置は、
ベルトコンベアの側方に長さ方向に配置したパンタグラ
フ式の平行リンク機構の交叉部の軸の内部を貫通した原
反受け用ロッド(下側横杆)がブランケット下面に突き
出した時ブランケットを下面から支持する位置とする。
従って原反受け用の複数本のロッドはリンク機構により
一様に間隔を変更し得る。一方、該パンタグラフ式の平
行リンク機構を内部に保持する門型枠体にもコンベア側
の位置に流体シリンダー等で同時に上下動し得て、原反
受け用ロッドと上下方向で対となるように、しかも隣接
間隔を原反受け用ロッドと同時に一様に変更し得るよう
に複数個の原反押さえ用ロッド(上側横杆)を配置す
る。門型枠体をリンク機構の交叉部の軸部に設ける事に
より受け用ロッドと押え用ロッドは上下対となる。
このような装置が好適と考えられるが、必ずしも、この
装置に限られることなく、要するにリフターでコンベア
からひきはなした位置で該ブランケット長さ方向の予め
決められた所定間隔ごとの複数個所で該ブランケットを
上下二本の横杆ではさみつけ得ればよい。即ち原反受け
用ロッドと原反押え用ロッドとでブランケットを折り山
の位置ではさみつけ、パンタグラフ式の平行リンク機構
で、各ロッドの間隔を同時に一様に縮小し、一挙にブラ
ンケットを折込む装置を説明したが、例えば特定のロッ
ドと隣接のロッドとの間隔を変更すれば、この間隔を検
知して他の間隔も、この間隔にならわせる制御機構等を
採用してもよい。また、このようにはさみつけ部を一様
に同時に縮小すれば、ブランケットを一挙に折り込めて
効率的であるが、それ程の迅速さを要しない時にはある
特定のはさみつけ部を固定して、端部のはさみつけ部か
ら順次間隔を圧縮してゆき折り込んでもよい。
この方法でもブランケットをフリーにして一方から折り
込んでゆく従来の方法にくらべると、各折り山を一定間
隔ではさみつけており、このはさみつけロッドと直角方
向に間隔を縮小してゆくので山の高さや巾方向の端部が
不揃いとなるおそれはない。
原反受用ロッドは丸棒でもよく、又上面をくさび型にし
たロッドも好ましい。一方の原反押え用ロッドはロッド
の長さ方向にのびた中溝を下面に設けた構造とすること
が好ましい。
コンベア上でブランケットをひきはなし、所定間隔毎の
複数箇所で上下二本の横杆ではさむ事を説明したが、ブ
ランケットをコンベアからひきはなす前にブランケット
の所定間隔毎に予め折り目をつけておくことが好まし
い。この方法を説明する。
ベルトコンベアの側方に位置して、コンベア方向にのび
ており、その本体からコンベアの巾方向に、所要折れ山
の高さに応じてその間隔を一様に変更できる折目付棒を
櫛型に電動機とギヤ機構により突出させ、本体は流体シ
リンダーにより折目付棒を上下させられる。このような
折目付機のような装置を使用すると便宜であるが、この
ような装置を使用しなくても、要はコンベア上のブラン
ケット上に所定間隔をおいて巾方向にのびた折目付棒を
下方に押圧することによって、ブランケットに折れ目を
つけ得ればよい。折目付棒は丸棒でもよいが、下面をく
さび型にしたものが好ましい。
折れ目がつけば折目付棒は上方へ退避又は側方へ引込め
る等、退避させる。
つぎに折り込み方法について述べる。折り込みは3段階
で行う、第1段は原反折り込み時に谷部が逆に盛り上る
ことがあるので、各はさみつけ部の中間部に原反盛り上
り防止ガイドを設ける。このガイドは先端は各はさみつ
け部より下方まで下ろすことができ、ブランケットの巾
方向にのびている。このガイドひ必要に応じて谷部に打
込む、突出片を有するモジュール支持梁の突出片打込ガ
イドを兼ねさせることができる。この支持梁は谷部に巾
方向にのびており、その中点附近から突出片が出て、ブ
ランケットを貫通し、モジュールの外側へ突き出させ
る。この突出片はモジュールを管炉壁等に取付ける時の
取付部材となる。各はさみつけ部の間隔を端部又は中央
部のはさみつけ部を固定して横方向に縮小させた時、谷
部が盛り上ろうとした時この盛り上り防止ガイドが下方
へ方向づけ、原反の波を整える役目をする。前記の各は
さみつけ部の中間点に予め折れ目をつけておくと、この
下方への方向づけがより容易になる。
第2段として、盛り上り防止ガイドによる方向づけが終
ると原反を取出機で掴みができる範囲まで間隔を縮小し
て折り込む。取出機で掴んだ状態で原反受け用ロッド
(下側横杆)を引抜き原反押さえ用ロッド(上側横杆)
を上方へ退避させる。
第3段として取出機で規定の圧縮率まで原反を圧縮し、
折れ山の揃った折り形状とする。圧縮する際、折れ山の
上下に押さえ板又は棒で受けるようにすると折れ山の揃
いを良くする事ができる。
〔実施例〕 以下に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこの実施例によって何等限定されるものではな
い。
(実施例−1) 本発明の方法を実施するのに好適な装置を示した添付図
面に従って本発明の実施方法を説明する。
帯状繊維のブランケット例えば無機繊維からなる原反ブ
ランケットは通常ロール状に巻かれているが、このロー
ルを巻きほどいて予め目的とする製品モジュールに必要
な長さに正確に切断した後、第2図に示す如く帯状ブラ
ンケット1として、ベルトコンベア2上に載せて運ばれ
て来て所定位置にセットされる。
このベルトコンベア2の上には、第3図に示す如くベル
トコンベアの側方から電動ギヤの駆動装置4にて、ベル
トコンベア上へ押し出させ、ついでピストンシリンダー
5にて下方へ押圧させることのできる折れ目付棒3が必
要なモジュールの高さに応じた所定の間隔でブランケッ
ト1の巾方向に折れ目を付けられるように複数個設けら
れ、これでブランケットを押圧して折れ目をつける。こ
れらの折れ目付棒3の隣接間隔は折れ山の高さに応じて
自由に変更できるようになっている。ブランケット1に
同時に折れ目6をつけるためには、各折れ目付棒3の一
端を相互に連結し、この連結棒を横移動させたり、上下
動させるのが望ましい。
この折れ目6は第2図の部分詳細図に示すように、折れ
目付棒3の押圧面をくさび形状にすることによってブラ
ンケット1の巾方向に一部くさび形状の折れ目を付与す
る。
ついで、この折れ目付棒3の一団は適宜ベルトコンベア
2の上から側方又は上方へ退避させる。
第4図においてこの位置で原反ブランケット1自体を原
反リフター7又はコンベア自体のリフティング装置と原
反リフター7の共同作動でベルトコンベア2上から垂直
上方向に向け、ベルトコンベア上方に予め配置させた複
数の上側横杆9(第5図、第6図)に近接する高さ位置
まで持ち上げると同時に、該ブランケットの下方には下
側横杆8が押し出される。第5図、第6図において上側
横杆を下方に押圧し上下の横杆を一組とする複数のはさ
みつけ装置が、各隣接する折れ目の各中間位置とブラン
ケットの両端位置とでそれぞれ同時に作動してブランケ
ットをはさみつける。次にブランケットのリフター7は
下方のベルトコンベア2の架台方向へ下げられる。
上下二本の横杆によるはさみつけ方法は特に限定するも
のではないが、上側横杆は常に下側横杆と対応する位置
に移動できるようにすると共に、エア又は油圧等の流体
駆動ピストンシリンダー10の作用で下方へ押し下げ、下
方の横杆8に押し付けることによって原反ブランケット
の所定部分を巾方向に均一にはさみつけるようにする。
各組の下側横杆8は、ベルトコンベア側方に配置したパ
ンタグラフの平行リンク機構11、11′の中央部リンク軸
12内をそれぞれ貫通させてベルトコンベア側へ突き出す
ようにする。
かかる上下二本の横杆からなるはさみつけ装置によれ
ば、パンタグラフの平行リンク機構の一端を電動機のギ
ヤ駆動装置(第9図22)等にて圧縮又は拡開作用を付与
することによって全てのはさみつけ部が一様にその隣接
間隔を縮小したり、或いは拡大することができる。
従って第7図に示すごとく上下二本の横杆ではさみつけ
られた原反ブランケット1はパンタグラフの平行リク機
構の縮小作動で各はさみつけ部が一様に縮小することで
ブランケットのはさみつけ部が山に、折れ目が谷になる
ように同時に折り込みがなされる。
なお、折れ目の谷が盛り上がるのを防ぐ目的で第1図13
に示すように折り込みの初期又は適宜の段階で各折れ目
に前記した折れ目付棒又はその他の原反盛り上がり防止
ガイド13を押し下げるのが望ましい。
第7図にてパンタグラフの平行リンク機構を最終位置ま
で圧縮させると、原反ブランケットは完全にはさみつけ
部8、9が山に、折れ目部が谷になって同時につづら折
り込み状に圧縮させられる。
この圧縮された原反ブランケットは把持機(図示せず)
の圧着板で左右から圧縮保持させた段階で突出させてい
た下側横杆をベルトコンベア上方より側方へ一様にひっ
込めて、モジュールより引き抜き、かつ上側横杆も上方
へ引き上げることによって連続するS字状のつづら折り
込みされたモジュールは両側から圧縮されたまま適宜把
持機にて次のベルトコンベア上へ又はベルトコンベア側
方へ移動させる。適宜カード紙を添えて結束バンドで梱
包することができる。
原反をはさみつけ、間隔を均等に縮小拡大できる装置と
して好ましいパンタグラフ方式の平行リンク機構を第8
図により説明する。
パンタグラフ式平行リンク機構は2種類の平行棒11と1
1′とが多数リンクしそれらの中央部の交叉軸12が軌条2
1に沿って水平に摺動するようになっている。この軸12
の内部は下側横杆8が貫通する。この軸には門型枠体18
が取付けられ、この枠体のベルトコンベア側には上側横
杆9の摺動機構と押圧シリンダー10が取付けられてい
る。中央部の交叉軸12が軌条21に沿って水平に摺動し、
この軸の内部を下側横杆が貫通しこの軸に門型枠体18が
取付けられた装置を説明したが、平行棒11、11′の下側
交叉軸16又は上側交叉軸17を軌条に沿って水平に摺動さ
せこの軸の内部を下側横杆が貫通しこの軸に門型枠体を
取付けてもよく、動作は全く同様である。
このパンタグラフの平行リンク機構により下側横杆と上
側横杆は上下に一対になって対応し、しかも横杆の間隔
圧縮時にも常に間隔を均等に保ち得る。この平行リンク
機構の端部20を固定するか、又は中央部19を固定点と
て、他の端部を電動機のギヤ駆動装置22で左方に押圧す
ると、上下横杆で原反をはさみつけた状態で均等の間隔
を保ちながら、一挙に間隔を縮小させることができる。
(実施例−2) 無機繊維からなる帯状ブランケット(厚み25mm、巾605m
mのロール巻き)を正確に長さ4,800mmに切断した後、ベ
ルトコンベア2上に移動させて所定の位置にセットし
た。
隣接間隔を600mmに配列させた折れ目付棒7本を一端の
油圧シリンダーで同時に押し下げて、くさび状凹みの折
れ目7本を形成させた。
ついで、このブランケットをそのままの位置にて原反リ
フターで上方へ持ち上げた後で、各折れ目のブランケッ
ト長さ方向中点部分とブランケット両端部分とを平行リ
ンク機構の中央リンク軸の平行移動でスパンが自由にか
えられる下側横杆と上側横杆からなるはさみつけ部8基
にてはさみつけた。
平行リンク機構の一端から電動ギヤにて他端側へ押し込
むことで、8期のはさみつけ部のスパンを徐々に圧縮さ
せた。
圧縮の初期、はさみつけ部の各中央部の折れ目部分を盛
り上り防止ガイドにて押し下げた。
各はさみつけ部のスパンを最小位置まで近接することに
より、高さ300mmの8個の山と7個の谷からなる厚さ600
mmのつづら折りした無機繊維ブロックに圧縮できた。把
持機で両端面を把持した状態で下側横杆を引き抜き、上
側横杆を上方へ退避させ、モジュールを移動させる。
〔発明の効果〕
従来の折れ山を1山づつ折る方法では、厚さを変更する
など需要に応じた任意の高さに折れ山を変更するのに段
どり変更が複雑であったが、本発明によれば、はさみつ
け部の間隔を調整すればよく、それも1ヶ所の間隔を調
整すると、全部の間隔の調整が自動的に行われるので、
折れ山の高さ変更の段どり変更が極めて簡単である。
従来法ではブランケットの厚さや密度の変化に影響され
て山の高さが不揃いになり易かったが、ブランケット全
長の裁断、はさみつけ部の間隔決定の際に、これらのデ
ータをおり込んでおけば、各山と谷を均等の間隔ではさ
みつけて形成されるので揃った山の高さとなる。
ブランケットの長さ方向に対して正確に直角方向に横杆
によりはさみつけるので巾方向の端部も不揃いになるこ
とはなく、従ってトリミングの必要がなく、歩留の低下
を来すこともない。
各はさみつけ部の間隔を平行リンク機構のような装置で
一挙に縮小するようにすると、折り込みを一挙にでき
て、折り速度が迅速である。
従って本発明の方法によれば、折れ山の高さや巾方向端
部の揃ったモジュールを歩留よく、しかも効率的に折り
込む事ができ、寸法変更にも簡易に対処できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主要工程である原反ブランケットのは
さみつけ部の間隔を縮小して折り込む工程を示した側面
立面図である。 第2図は本発明の第1工程である、コンベア上に位置さ
せたブランケットに所定間隔をおいて折れ目付棒を押圧
して折れ目をつける工程を示した側面立面図である。 第3図は第2図の工程をコンベア長さ方向より見た折れ
目付棒位置での断面立面図である。 第4図は原反リフターでコンベア面より持ち上げたブラ
ンケットの下面に下側横杆を押出した工程を示した側面
立面図である。 第5図は下側横杆で支持した原反ブランケットに上側横
杆を押圧してはさみつける工程を示した側面立面図であ
る。 第6図は第5図の工程をコンベア長さ方向より見た下側
横杆位置での断面立面図である。 第7図ははさみつけ部の間隔を縮小してブランケットを
折り込んだ工程の側面立面図である。 第8図はパンタグラフの平行リンク機構を示した側面立
面図である。 1……原反ブランケット、2……ベルトコンベア、3…
…折れ目付棒、6……折れ目、7……原反リフター、8
……下側横杆、9……上側横杆、10……上側横杆押圧流
体シリンダー、11、11′……パンタグラフの平行リンク
機構、12……パンタグラフの平行リンクの中央リンク
軸、13……原反盛り上り防止ガイド、16……リンク機構
の下側交叉軸、17……リンク機構の上側交叉軸、18……
門型枠体、19……中央固定の場合のスライド溝、20……
端部固定の場合の固定点、21……リンク軸摺動軸、22…
…リンク間隔縮小拡大の電動ギヤ機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルトコンベア上に所要長さに切断された
    帯状繊維ブランケットを位置させ、ついで該ブランケッ
    トをベルトコンベアの面よりひきはなし、該ブランケッ
    トに長さ方向の予め決められた所定間隔毎の複数個所で
    該ブラケットを上下二本の横杆にてはさみつけ、ついで
    各はさみつけ部の隣接間隔を縮小することで、はさみつ
    け部が山になるように折り込み圧縮させることを特徴と
    する繊維ブランケットのつづら折り込み方法。
  2. 【請求項2】ベルトコンベア上のブランケットに長さ方
    向の予め決められた所定間隔毎に巾方向の折れ目を複数
    個付け、ついで該ブラケットをベルトコンベアの面より
    ひきはなし、各隣接する折れ目の長さ方向中間位置と該
    ブラケット長さ方向両端位置とを上下二本の横杆にては
    さみつけ、ついで各はさみつけ部の隣接間隔を縮小する
    ことで折れ目が谷に、はさみつけ部が山になるように折
    り込む特許請求の範囲第1項記載の繊維ブランケットの
    つづら折り込み方法。
  3. 【請求項3】各はさみつけ部の隣接間隔を平行リンク機
    構にて、一様に一挙に縮小させる特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の繊維ブランケットのつづら折り込み方
    法。
  4. 【請求項4】折り込みの初期段階で折れ目を折れ目付棒
    で押し下げる特許請求の範囲第2項記載の繊維ブランケ
    ットのつづら折り込み方法。
JP18358387A 1987-07-24 1987-07-24 繊維ブランケットのつづら折り込み方法 Expired - Lifetime JPH07103515B2 (ja)

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