JPH07103396A - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置

Info

Publication number
JPH07103396A
JPH07103396A JP26807893A JP26807893A JPH07103396A JP H07103396 A JPH07103396 A JP H07103396A JP 26807893 A JP26807893 A JP 26807893A JP 26807893 A JP26807893 A JP 26807893A JP H07103396 A JPH07103396 A JP H07103396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
tube
drain discharge
discharge device
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26807893A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kushitani
谷 徹 櫛
Shinji Taoka
岡 伸 治 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
Priority to JP26807893A priority Critical patent/JPH07103396A/ja
Publication of JPH07103396A publication Critical patent/JPH07103396A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固形分や泥状の異物を含むドレンであって
も、長期間確実に作動するドレン排出装置を提供する。 【構成】 ボウル1のドレン排出口2に着脱可能に取付
けるチューブカートリッジ4を、パイロット室14を有
する中空のボディ5と、軟質材よりなるチューブ6とで
構成し、外周面がOリング15,15で液密にシールさ
れたチューブ6の両端部分を、ボディの溝13,13内
に摺動可能に挿入し、パイロット室のパイロット流体の
排出によりチューブ壁面の押圧解除して、ボウル1に貯
留したドレンを排出する。 【効果】 ドレンがチューブ内を流れるために、Oリン
グに施した潤滑剤がドレンによって流出しないので、長
期間確実に作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧機器や流体の配
管に発生するドレンの排出装置に関するものであり、特
に詳しくは、固形分や泥状等の異物を含むドレンの排出
に好適なドレン排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公知のドレン排出装置は、ドレン出口を
開閉するために、外周面をOリングやY型パッキンでシ
ールした摺動部を有する弁や、ポペット形の弁が使用さ
れている。しかしながら、OリングやY型パッキンで摺
動部をシールした弁は、これらのシール材にグリース等
の潤滑剤を施す必要があるが、シール材に施した潤滑剤
がドレンやドレン中の異物によって流されるために、長
期間使用すると摺動部の抵抗が増加したり固着したりし
て作動が不安定になり、甚だしいときは作動作不能にな
るという問題がある。一方、ポベット形の弁は、シール
部分に上記異物が付着するとシール不良となって、ドレ
ンが漏洩することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ドレンが固形分や泥状等の異物を含んでい
ても、長期間確実に作動するドレン排出装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のドレン排出装置は、ドレン貯留器のドレン
排出口に取付けられるドレン排出装置であって、上記ド
レン排出装置が、一端が上記ドレン排出口に取付け可能
で他端にドレン出口を有する中空のボディと、軟質材で
形成され、両端の外周面が該ボディの中空部に液密に、
かつ一端または両端が上記中空部に摺動可能に装着され
たチューブと、上記ボディの中空部とチューブ外壁間の
パイロット室とを備え、上記パイロット室への圧力流体
の給排により上記チューブの外壁を押圧及び復元させ
て、チューブ両端間の連通を通断させることを特徴とし
ている。また、同様の課題を解決するため、ドレン貯留
器のドレン排出口に取付けられるドレン排出装置であっ
て、上記ドレン排出装置が、一端が上記ドレン排出口に
取付け可能で他端にドレン出口を有する中空のボディ
と、軟質材で形成され、両端の外周面が該ボディの中空
部に液密に、かつ一端または両端が上記中空部に摺動可
能に装着されたチューブと、流体圧の給排により作動す
るチューブの押圧機構とを備え、上記押圧機構への圧力
流体の給排により上記チューブの外壁を押圧及び復元さ
せて、チューブ両端間の連通を通断させることを特徴と
している。
【0005】
【作用】ボディをドレン貯留器のドレン排出口に取付け
た状態で、パイロット室または押圧機構に圧力流体を供
給または排出すると、パイロット室の圧力流体または圧
力流体により駆動する押圧機構がチューブの外壁を押圧
してチューブ両端間の連通を遮断するので、ドレンの排
出が停止する。パイロット室または押圧機構の圧力流体
を排出または供給すると、圧力流体または押圧機構によ
るチューブの押圧が解除され、チューブ自体の弾性力に
よってチューブが復元するので、チューブの両端間が連
通してドレンがドレン出口から排出される。この場合、
ドレンがチューブ内を流れることにより、チューブの外
周面にはドレンが接触しないので、チューブの一端また
は両端外周面のシール部に潤滑剤を施しても、この潤滑
剤がドレンによって排出されることはない。
【0006】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示し、このドレ
ン排出装置は、ドレン貯留器1の一例であるボウルの底
面に設けたドレン排出口2に着脱可能なチューブカート
リッジ4として構成され、該チューブカートリッジ4
は、ボディ5と、弾性及び復元力が大きい軟質の素材で
形成したチューブ6とを備えている。
【0007】上記ボディ5は、軸方向の流路11を有
し、上端がドレン排出口2に気密にかつ着脱可能に取付
けられており、流路11下端開口がドレン出口12を構
成している。またボディ5は、流路11の両端近くに相
互に対向する溝13,13を、流路の中間部分に上記チ
ューブ6を囲むパイロット室14をそれぞれ有し、上記
溝13,13に、上記チューブ6の両端が摺動可能に挿
入されている。そして、チューブ6両端の外周面は、溝
13,13の外周面に嵌着したOリング15,15によ
って液密にシールされ、両端の内周面は、溝13,13
によって形成された案内壁16,16に摺動可能に当接
している。また、パイロット室14は、パイロット管路
17によって、図示を省略している圧縮空気源に連通し
ている。
【0008】上記第1実施例は、パイロット室14にパ
イロット流体が供給された図示の状態においては、チュ
ーブ6の外壁がパイロット流体圧により押圧されて、ド
レン排出口2とドレン出口12間の連通を遮断している
ので、ドレンの排出が停止している。この場合、パイロ
ット流体圧によるチューブ6の押圧によって、チューブ
の両端が溝13,13内を摺動するが、チューブ6の両
端がOリング15,15によるシール部から抜け出さな
い長さを有していることは、勿論である。パイロット室
14のパイロット流体を排出すると、チューブ6が、ド
レンに作用する空気圧で押圧されるドレンの自重とチュ
ーブ自体の弾性力とによって、ドレン排出口2とドレン
出口12とが連通する状態に復元するので、ドレンが排
出される(図の点線部分参照)。
【0009】この場合、チューブ6内を流れるドレン
は、Oリング15,15に施したグリース等の潤滑剤に
直接接触しないので、ドレンが固形物や泥状等の異物を
含む場合であっても長期間継続して使用することができ
る。また、押圧されたチューブ6の壁面間にドレン中の
異物が挟まれても、チューブ6の圧接部分の長さを適宜
の長さにすることによって、ドレンの漏洩を防止するこ
とができる。さらに、何らかの原因によってチューブ6
が破損した場合は、チューブカートリッジ4を交換すれ
ばよいので、メンテナンスが容易である。
【0010】図2は本発明の第2実施例を示し、第2実
施例は、ボウル1の下側に、チューブカートリッジ20
のボディ21に設けたチューブ6を押圧する押圧機構2
2が取付けられている。この押圧機構22は、シリンダ
と、該シリンダ内を摺動するピストン23及びそのロッ
ド24を備え、シリンダはピストン23によって、チュ
ーブカートリッジ20側のパイロット室25と反対側の
圧力室26とに区画されており、上記ボディ21に設け
た孔21aを通るロッド24の先端に、チューブ6の外
壁を押圧するためのクランプ28が取付けられている。
一方上記圧力室26は、管路29によってボウル1内に
連通し、ピストンの復帰ばね30が縮設された上記パイ
ロット室25に、パイロット管路17からパイロット空
気が給排される。
【0011】上記第2実施例は、圧力室26にボウル1
内の空気圧が作用してパイロット室25のパイロット空
気が排出された図示の状態においては、圧力室26に供
給された空気圧によりピストン23とロッド24が復帰
ばね30の付勢力に抗して図において左動し、クランプ
28がチューブ6の外壁を対向する側壁に向け押圧し
て、ドレン排出口2とドレン出口12間の連通を遮断す
るので、ドレンの排出が停止している。パイロット室2
5にパイロット空気を供給すると、ピストン23とロッ
ド24が図において右動するために、ドレンに作用する
空気圧で押圧されるドレンの自重とチューブ6の弾性復
元力とによって、チューブ6がドレン排出口2とドレン
出口12とが連通する状態に復元するので、ドレンが排
出される(図の点線部分参照)。パイロット室25のパ
イロット空気を排出すると、圧力室26の空気圧によっ
てピストン23及びロッド24が図示の状態に復帰して
クランプ28がチューブ6の外壁を押圧するので、ドレ
ンの排出が終了する。第2実施例の他の作用は第1実施
例と同じであるから、説明は省略する。
【0012】図3は本発明の第3実施例を示し、第3実
施例におけるチューブカートリッジ32のボディ33に
は、チューブの押圧機構34が組み込まれている。上記
ボディ33は、シリンダ35と上下の開口を有し、上方
の開口にシリンダ内に伸びるチューブ6の支持壁36
が、下方の開口周囲の溝13によってチューブ6の案内
壁37が形成されている。上下の開口間に挿入されたチ
ューブ6は、上方部分が該チューブ内に挿着された取付
部材38によって支持壁36に摺動可能または摺動不能
に挿着され、下方部分は溝13に摺動可能に挿入されて
いる。
【0013】上記シリンダ35は、支持壁36に沿って
シリンダ内を摺動する環状のピストン40によって、パ
イロット室25と圧力室26とに区画され、ピストン4
0のパイロット室25側に、円錐体状の押圧部41が一
体に形成されている。中間部分がピン42によって枢支
された一対の揺動部材43,43は、ピストン40側に
上記押圧部41に当接するローラ44を、チューブ6側
に該チューブを押圧するクランプローラ45を備えてい
る。第3実施例の他の構成は第2実施例と同じであるか
ら、図の主要な同一の箇所に同一の符号を付して、詳細
な説明は省略する。
【0014】上記第3実施例は、圧力室26に圧縮空気
が供給されてパイロット室25のパイロット空気が排出
された状態においては、ピストン40が下動して揺動部
材43,43に設けたクランプローラ45,45が相互
に接近する方向に揺動して、チューブ6の両側壁を押圧
するので、ドレンの排出が停止している(図3右側参
照)。パイロット室25にパイロット空気を供給する
と、パイロット空気圧の作用力と復帰ばね30の付勢力
の和によってピストン40が上動し、ドレンに作用する
空気圧で押圧されるドレンの自重とチューブ6自体の復
元力とによって、チューブ6が復元して拡径するので、
ボウル1内とドレン出口12とが連通してドレンが排出
される。第3実施例の他の作用は、第2実施例と同じで
ある。
【0015】なお、図示を省略しているが、これらの実
施例は、ドレンの液位を検出する検出機構を設け、該検
出機構によってパイロット管路17にパイロット空気を
供給及び排出するようにすると、オートドレンとするこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】本発明のドレン排出装置は、内部をドレ
ンが流れるチューブの押圧と復元とによって、ドレンを
排出したり停止したりするために、固形物や泥状の異物
を含むドレンであっても、長期間にわたって動作不良と
なることがなく、確実に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断正面図である。
【図2】第2実施例の縦断正面図である。
【図3】第3実施例の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 ボウル 2 ドレン排出口 5,21,33 ボディ 6 チューブ 12 ドレン出口 14 パイロット室 22,34 押圧機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレン貯留器のドレン排出口に取付けら
    れるドレン排出装置であって、 上記ドレン排出装置が、一端が上記ドレン排出口に取付
    け可能で他端にドレン出口を有する中空のボディと、軟
    質材で形成され、両端の外周面が該ボディの中空部に液
    密に、かつ一端または両端が上記中空部に摺動可能に装
    着されたチューブと、上記ボディの中空部とチューブ外
    壁間のパイロット室とを備え、 上記パイロット室への圧力流体の給排により上記チュー
    ブの外壁を押圧及び復元させて、チューブ両端間の連通
    を通断させる、ことを特徴とするドレン排出装置。
  2. 【請求項2】 ドレン貯留器のドレン排出口に取付けら
    れるドレン排出装置であって、 上記ドレン排出装置が、一端が上記ドレン排出口に取付
    け可能で他端にドレン出口を有する中空のボディと、軟
    質材で形成され、両端の外周面が該ボディの中空部に液
    密に、かつ一端または両端が上記中空部に摺動可能に装
    着されたチューブと、流体圧の給排により作動するチュ
    ーブの押圧機構とを備え、 上記押圧機構への圧力流体の給排により上記チューブの
    外壁を押圧及び復元させて、チューブ両端間の連通を通
    断させる、ことを特徴とするドレン排出装置。
JP26807893A 1993-09-30 1993-09-30 ドレン排出装置 Pending JPH07103396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26807893A JPH07103396A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 ドレン排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26807893A JPH07103396A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 ドレン排出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07103396A true JPH07103396A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17453585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26807893A Pending JPH07103396A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 ドレン排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07103396A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002046648A1 (fr) * 2000-12-05 2002-06-13 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. Robinet a manchon
JP2002174352A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Asahi Organic Chem Ind Co Ltd ピンチバルブ
WO2004018916A1 (ja) * 2002-08-23 2004-03-04 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. ピンチバルブ
JP2006052795A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Tlv Co Ltd 熱応動式スチームトラップ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002046648A1 (fr) * 2000-12-05 2002-06-13 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. Robinet a manchon
JP2002174352A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Asahi Organic Chem Ind Co Ltd ピンチバルブ
US6755388B2 (en) 2000-12-05 2004-06-29 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd Pinch valve
JP4557413B2 (ja) * 2000-12-05 2010-10-06 旭有機材工業株式会社 ピンチバルブ
WO2004018916A1 (ja) * 2002-08-23 2004-03-04 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. ピンチバルブ
US7255321B2 (en) 2002-08-23 2007-08-14 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. Pinch valve
CN100362273C (zh) * 2002-08-23 2008-01-16 旭有机材工业株式会社 套筒节流阀
JP2006052795A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Tlv Co Ltd 熱応動式スチームトラップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2682386A (en) Valve mechanism
US2913000A (en) Flow control valve
US4304251A (en) Double seat valve with leak control
DK165519B (da) Lukkeventil med laekagehulrum
US2725891A (en) Hydraulically operated valve
KR100194854B1 (ko) 파일럿 밸브 및 이를 포함하는 안전릴리프 장치
AR246795A1 (es) Una valvula dosificadora de camara colapsible.
US4557401A (en) Fluid container safety valve
US5573033A (en) Non-drip valve
NO159681B (no) Kuleventil.
JPH07103396A (ja) ドレン排出装置
US5365974A (en) Flow-control valve
EP0015192B1 (fr) Valve de sécurité pour circuits de commande à dépression
US5974596A (en) High pressure plunger device
JPS58200889A (ja) 流体システムでの、測定装置等を接続するための逆止弁を内蔵した弁座装置
KR870009169A (ko) 유체 제어 밸브
KR920001109A (ko) 압력 조절 밸브
US2195242A (en) High and low pressure regulator or reducing valve
KR101602715B1 (ko) 고압유체용 감압밸브장치
ID17924A (id) Alat untuk memindahkan cairan dari tabung dengan udara bertekanan dan menempatkan tabung pada vakum
JPS61192975A (ja) 締切装置とくに高圧液体用のものおよびその装置の使用
US2732167A (en) Fluid pressure actuated diaphragm valve with hush tube
JP2503920Y2 (ja) 定流量弁
JPH08243877A (ja) 回転体への加工液供給装置
GB2201488A (en) Stop tap